JP2005175148A - ダイシング方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】表面の汚染を極度に嫌う製品や、研削水そのものをかけてはいけない製品のウェーハであっても、通常のダイシング装置を用いて容易に個々のチップに切断することのできるダイシング方法を提供すること。
【解決手段】ウェーハWの表面側に保護シートPを貼付してウェーハWの表面を保護し、ウェーハWの表面側からダイシングブレード10で保護シートPごとウェーハWを切断して、ウェーハWの表面に研削屑等のコンタミネーションの付着や研削水の回り込みを防止した。また、ダイシング後に保護シートPを自己剥離させるて、個々の小片に切断された保護シートPをウェーハWの表面から容易に取り除くことができるようにした。
【選択図】 図5

Description

本発明はダイシング方法に関し、特に半導体装置や電子部品等のウェーハを個々のチップに分割するダイシング方法に関する。
半導体製造工程等において、表面に半導体装置や電子部品等が形成されたウェーハは、プロービング工程で電気試験が行われた後、ダイシング工程で個々のチップ(ダイ、又はペレットとも言われる)に分割され、次に個々のチップはダイボンディング工程で部品基台にダイボンディングされる。ダイボンディングされた後はワイヤボンディングされ、ワイヤボンディングされた後は、樹脂モールドされて、半導体装置や電子部品等の完成品となる。
プロービング工程の後ウェーハは、図2に示すように、片面に粘着層が形成された厚さ100μm程度の粘着シート(ダイシングシート又はダイシングテープとも呼ばれる)Sに裏面を貼り付けられ、剛性のあるリング状のフレームFにマウントされる。ウェーハWはこの状態でダイシング工程内、ダイシング工程ダイボンディング工程間、及びダイボンディング工程内を搬送される。
ダイシング工程では、ダイシングブレードと呼ばれる薄型砥石でウェーハWに研削溝を入れてウェーハをカットするダイシング装置が用いられている。ダイシングブレードは、微細なダイヤモンド砥粒をNiで電着したもので、厚さ30μm程度の極薄のものが用いられる。
このダイシングブレードを30,000〜60,000rpmで高速回転させてウェーハWに切込み、ウェーハWを完全切断(フルカット)する。このときウェーハWの裏面に貼られた粘着シートSは、表面から10μm程度しか切り込まれていないので、ウェーハWは個々のチップTに切断されてはいるものの、個々のチップTがバラバラにはならず、チップT同士の配列が崩れていないので全体としてウェーハ状態が保たれている。
しかし、このダイシングブレードによる研削加工の場合、研削水を供給しながら研削溝を形成するため、ウェーハ表面に微細な研削屑等(コンタミネーションと称する)が付着する。このコンタミネーションは、ダイシング後の洗浄工程でも完全には取り除くことができない。
ところが最近、このウェーハ表面の汚染を極度に嫌う製品や、ウェーハ表面に研削水そのものをかけてはいけない製品が出現してきた。このようなウェーハでは、従来通りのダイシングを行うことができないという問題が生じてきた。
一方、ウェーハWの表面にダイシングシートを貼付して、ウェーハ表面を保護した状態でウェーハWの裏面を研削し、次いでダイシングブレードでウェーハWの裏面側から研削溝を形成してウェーハWをダイシングする方法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
この方法によれば、ダイシング時にウェーハWの表面はダイシングシートで保護されているので、ウェーハWの表面にはコンタミネーションが付着しない。
特開平10−284449号公報
しかし、前述の特許文献1に記載のダイシング方法では、ウェーハWの裏面側から研削溝を形成するので、ウェーハWのアライメントを行う場合はウェーハWの表面側に形成されている回路パターン又はアライメントマークをウェーハWの裏面側から認識して行わなければならない。
そのため前述の特許文献1では、ウェーハWのアライメントを行うにあたり、ウェーハWの材質であるSiを透過する赤外線照明を用い、透過光を赤外線カメラで撮像し、パターン認識を行っている。そのため通常のダイシング装置では対応することができず、専用の高価なダイシング装置を用いなければならないと言う問題があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、表面の汚染を極度に嫌う製品や、研削水そのものをかけてはいけない製品のウェーハであっても、通常のダイシング装置を用いて容易に個々のチップに切断することのできるダイシング方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明に係るウェーハのダイシング方法は、ウェーハの表面側に保護シートを貼付する工程と、前記ウェーハの裏面にダイシングシートを貼付し、該ダイシングシートを介して前記ウェーハを環状のフレームにマウントする工程と、前記ウェーハの表面側から前記保護シートごと前記ウェーハをダイシングする工程と、切断された前記保護シートを自己剥離させる工程と、を有することを特徴としている。
本発明によれば、ウェーハの表面側に保護シートを貼付してウェーハの表面を保護し、ウェーハの表面側から保護シートごとウェーハをダイシングするので、ウェーハの表面汚染が防止される。また、ダイシング後に保護シートを自己剥離させるので、個々の小片に切断された保護シートをウェーハの表面から容易に取り除くことができる。
また、本発明は、前記保護シートごとウェーハをダイシングする工程は、ダイシングブレードを用いて行うことを付加的要件としている。
これによれば、ウェーハの表面側に保護シートを貼付してウェーハの表面を保護し、ウェーハの表面側からダイシングブレードで保護シートごとウェーハを切断するので、ウェーハの表面には研削屑等のコンタミネーションの付着や研削水の回り込みが防止される。また、ダイシング後に保護シートを自己剥離させるので、個々の小片に切断された保護シートをウェーハの表面から容易に取り除くことができる。
また本発明は、前記保護シートが熱収縮性のシートであることを付加的要件としている。また本発明は、前記保護シートの一方側の面には、紫外線硬化型の粘着剤層又は熱硬化型の粘着剤層が形成されていることを付加的要件とし、更に切断された前記保護シートを加熱することによって、又は切断された前記保護シートに紫外線を照射し次いで前記保護シートを加熱することによって、前記保護シートを自己剥離させることを付加的要件としている。
これらの付加的要件によれば、熱硬化型の粘着剤層を有する熱収縮性の保護シートの場合は、切断された保護シートを加熱することによって粘着剤の粘着力を軽減するとともに保護シートを収縮させて自己剥離させることができる。また、紫外線硬化型の粘着剤層を有する熱収縮性の保護シートの場合は、切断された保護シートに紫外線を照射して粘着剤の粘着力を軽減し、次いで保護シートを加熱して収縮させることによって自己剥離させることができる。
また、前記保護シートの材質が光を透過する材質であることを付加的要件としている。これによれば、保護シートが光を透過するので、ウェーハの表面側から回路パターンやアライメントマークを認識することができ、通常のダイシング装置でウェーハのアライメントを行うことができる。
また、前記保護シートごとウェーハを切断する工程では、刃先部に複数の切り欠きが形成されたダイシングブレードを用いることを付加的要件とし、更に、前記保護シートごとウェーハを切断する工程では、刃先部に複数の切り欠きが形成された第1のダイシングブレードを用いて前記保護シートごと前記ウェーハの厚さの途中まで切り込むハーフカット(第1の加工)を行い、前記第1の加工で切り残された部分を第1のダイシングブレードよりも厚さの薄い第2のダイシングブレードを用いてフルカット(第2の加工)することを付加的要件としている。
これによれば、刃先部に複数の切り欠きが形成された第1のダイシングブレードを用いて、保護シートごとウェーハをハーフカットするので、ダイシングブレードの刃先部への保護シート材の付着が軽減されるとともに、ウェーハ表面のチッピングが抑制される。更に、第1のダイシングブレードよりも薄い第2のダイシングブレードを用いて最初の研削溝内をフルカットするので、第2のダイシングブレードが最初の研削溝の側面と干渉することがなく刃先の振れが抑えられ、ウェーハ裏面のチッピングが抑制される。
また、前記第1のダイシングブレードを取り付けるスピンドルと、前記第2のダイシングブレードを取り付けるスピンドルとの2本のスピンドルを有するダイシング装置を用い、前記第2の加工を前記第1の加工に対して僅かな時間差で、又は1ライン或いは複数ライン遅れで、同時に行うことを付加的要件としている。
この付加的要件によれば、ダイシング加工時間の増大を抑えることができる。
また、前記保護シートごとウェーハを切断する工程では、研削水を室温以下の低温にして供給することを付加的要件としている。
これによれば、切断加工時に供給される研削水が低温であるため、保護シート材が硬化され、ダイシングブレードの目詰まり対策と切れ味持続効果が図られる。
更に本発明は、ダイシング装置の加工部で前記保護シートごとウェーハをダイシングする工程を行った後、ダイシング装置のスピンナー洗浄部で切断された前記保護シートに熱風を照射して加熱し、前記保護シートを自己剥離させることを付加的要件としている。
この付加的要件によれば、ウェーハの切断工程の後、保護シートの自己剥離を誘発させる保護シートの加熱をダイシング装置が元々有しているスピンナー洗浄部で行うので、専用の高価なダイシング装置を必要とせず、容易にウェーハを保護シートごとダイシングし、個々の小片に切断された保護シートを剥離させることができる。
また本発明は、前記スピンナー洗浄部では、前記自己剥離した保護シートを減圧ダクトで吸引して外部に排出することを付加的要件としている。
これによれば、個々の小片に切断され自己剥離した保護シートが、減圧ダクト内に吸引捕獲されるので、不要の保護シートを容易にスピンナー洗浄部の外部に排出することができる。
以上説明したように本発明のダイシング方法によれば、表面の汚染を極度に嫌う製品や、研削水そのものをかけてはいけない製品のウェーハであっても、通常のダイシング装置を用いて容易に個々のチップに切断することができるとともに、ウェーハの表面保護に用いた保護シートを容易に剥離させることができる。
以下添付図面に従って本発明に係るダイシング方法の好ましい実施の形態について詳説する。尚、各図において同一部材には同一の番号または記号を付している。
先ず最初に、本発明に係るダイシング方法の実施の形態において使用するダイシング装置について説明する。図1は、ダイシング装置の外観を示す斜視図である。ダイシング装置100は、複数のウェーハWが収納されたカセットを外部装置との間で受渡すロードポート60と、吸着部51を有しウェーハWを装置各部に搬送する搬送手段50と、ウェーハWの表面を撮像する撮像手段81と、加工部20と、加工後のウェーハWを洗浄し、乾燥させるスピンナー洗浄部40、及び装置各部の動作を制御するコントローラ90等とから構成されている。
加工部20には、2本対向して配置され、先端に第1のダイシングブレード10が取付けられる高周波モータ内臓型のエアーベアリング式スピンドル22Aと、第2のダイシングブレード11が取付けられる高周波モータ内臓型のエアーベアリング式スピンドル22Bとが設けられており、どちらも30,000rpm〜60,000rpmで高速回転されるとともに、互いに独立して図のY方向のインデックス送りとZ方向の切込み送りとがなされる。また、ウェーハWを吸着載置するワークテーブル23がXテーブル30の移動によって図のX方向に研削送りされるように構成されている。
ウェーハWは、図2に示すように、ダイシングシートSを介してフレームFにマウントされ、ダイシング装置100に供給される。
図3は、加工部20の部分拡大図である。エアーベアリング式スピンドル22Aの先端に取付けられた第1のダイシングブレード10は、前方及び下方が開口したフランジカバー24で覆われている。
フランジカバー24に設けられたノズル36、及び平行ノズル37、37からは夫々チューブ38、39を介して研削水が第1のダイシングブレード10に噴射される。この研削水は、切削水供給装置70から供給された研削水を切削水冷却装置75で室温以下に冷却したものである。冷却温度は切削水冷却装置75で任意に設定できる。
図4は、スピンナー洗浄部40を説明する断面図である。スピンナー洗浄部40は、吸着テーブル42、吸着テーブル42を保持して高速回転する回転テーブル43、吸着テーブル42に取り付けられたフレームホルダ44、洗浄水を噴射してウェーハWを洗浄するとともに熱風噴射に切換えて洗浄後のウェーハWを乾燥させる洗浄・乾燥ノズル47、上部に開口部を有したカバー48、カバー48の開口部を覆う開閉式カバー49、カバー48の側面上部に設けられ、ミスト等を吸引排出する減圧ダクト48A等からなっている。
フレームホルダ44には、4個のフレームクランパ46が円周上等間隔に設けられている。フレームクランパ46は、一端がクランプ部46Bで他端が錘部46Cになっていて、ピン46Aを介してフレームホルダ44に回動自在に取り付けられている。このフレームクランパ46は、回転テーブル43が回転していない時は錘部46Cの重量により重力方向に垂下している。
また、洗浄・乾燥ノズル47は所定角度往復回転する回転軸47Aに取り付けられ、ウェーハWの上面と平行に一定角度の揺動運動を行う。
ウェーハWを洗浄する時は、開閉式カバー49が開状態でフレームFにマウントされたウェーハWが搬入され、フレームFがフレームホルダ44に載置されると共にウェーハWが吸着テーブル42に吸着される。次いで開閉式カバー49が閉状態になり、回転テーブル43が高速回転を開始する。回転テーブル43が高速回転するとフレームクランパ46が遠心力で回動し、クランプ部46BでフレームFをクランプする。
次に、洗浄・乾燥ノズル47が所定角度往復回転しながらウェーハWに洗浄水を噴射する。この間、減圧ダクト48Aはスピンナー洗浄部40の内部に発生するミスト等を真空吸引して外部に排出する。所定時間の洗浄が終わると洗浄水から熱風に切り替えられてウェーハWを完全に乾燥させる。
ダイシング装置100は通常広く用いられている形式のものであるため、その他の構成部分についての説明は省略する。
次に、本発明に係るダイシング方法の実施の形態について説明する。図5はその作業手順を説明するフローチャートである。本発明に係るダイシング方法でダイシングされるウェーハWは、表面の汚染を極度に嫌う製品や、研削水そのものをかけてはいけない製品のウェーハである。
先ず最初に、ウェーハWの表面側に保護シートを貼付する。保護シート材としては、光を透過しやすいように透明の熱収縮性シート(例えば、ポリオレフィン等)で、厚さ55μmのものを用いている。また、保護シートの片方の面には紫外線硬化型粘着剤層が形成されている。なお、粘着剤層は紫外線硬化型に限らず、例えば熱硬化型粘着剤であってもよい。貼付は通常のシート貼り機を用い気泡や皺が生じないようにおこなう(ステップS11)。
次に、ウェーハWの裏面及び環状のフレームFの裏面にダイシングシートSを貼付し、ダイシングシートSを介してウェーハWをフレームFにマウントする(ステップS13)。このマウント工程も通常のフレームマウンタを用いて行う。
なお、ステップS11とステップS13とはどちらを先に行ってもよい。しかし、ウェーハWの表面をいち早く保護するという意味では、ステップS11を先に行うほうが好ましい。
次に、フレームFにマウントされたウェーハWをワークテーブル23上に搬送し、撮像手段81でウェーハ表面の回路パターン又はアライメントマークを撮像してウェーハWのアライメントを行う。アライメントは通常の画像認識手段を用いたアライメント装置が用いられる。この時、保護シートが透明シートであるため、特殊な照明や特殊な撮像カメラ等は必要なく、通常のダイシング装置がそのまま適用できる。
次に、第1のダイシングブレード(ダイシングブレード)10で保護シートごとウェーハWをダイシングする(ステップS15)。
図6は、ステップS15のダイシングに用いられる第1のダイシングブレードを表わす平面図で、図7は側断面図である。第1のダイシングブレード10は、図6及び図7に示すように、アルミニューム(Al )製のフランジ10Cと切断刃10Aとから成っている。
切断刃10Aは、フランジ10Cの一方の端面にダイヤモンド砥粒を、ニッケル(Ni )と銅(Cu)等のニッケルよりも軟質の金属との合金を結合材として、電気メッキ技術を用いた電鋳法で固着させたもので、ダイヤモンド砥粒を固着させた後フランジ10Cの鍔部10D(図2の2点鎖線で示す部分)をエッチングで取り除くことにより刃部が形成される。
結合材に通常のニッケルよりも軟質の金属を用いることにより、砥粒の自生作用が活発化し切れ味が持続する効果がある。
ダイヤモンド砥粒は粒度#4000〜#6000の細かい砥粒が用いられ、ウェーハ切断時のチッピングを減少させるようになっている。また、切断刃10A中に占める砥粒の割合を表わす集中度は、ダイヤモンドの重量単位を基準としており、4.4ct/cm3 を100とすることから、体積%の4倍の値となっているが、本実施の形態では60〜90とした。
集中度が60よりも小さいと、砥粒の数が不足して切れ味が低下し、90よりも大きいと砥粒間に形成されるポケットが小さすぎて切削水の供給と切り粉の排除が悪くなり、同じく切れ味が低下する。本実施の形態では、集中度が60〜90が好ましいが、70〜80が更に好適である。
切断刃10Aの外径は約50mmで、厚さは30μm〜40μm程度のものがウェーハWのストリートKの幅に対応して用いられる。切断刃10Aの先端部(外周部)には、図6に示すように、複数のV字型切欠き10B、10B、…が円周上等間隔に形成されている。V字型切欠き10Bの底部、及びV字型切欠き10Bの肩部と外周円との接続部は夫々円弧で緩やかに連結されている。
V字型切欠き10Bの底部の角度即ちV字角度θは80°〜100°が好ましく、更に好ましいのは85°〜95°である。V字角度θが80°よりも小さいと、V字型切欠き10Bと外周部との接続部の角度がきつくなり、切断時にチッピングが生じやすい。また、100°よりも大きいと、切削水の搬送効果と切削屑排出効果が低下する。
V字型切欠き10Bの開口幅Lは300μm程度、深さHは150μm程度である。また、V字型切欠き10Bの形成数は多過ぎてもまた少な過ぎても良好な切断結果が得られず、6個〜16個が好ましい。
V字型切欠き10Bの形成方法は、切断刃10Aの刃部形成後、外周部にエッチングでV字型切欠き10Bを形成してもよいが、第1のダイシングブレード10のフランジ10Cの鍔部10D(図2の2点鎖線で示す部分)の外周部に予めV字型の切欠きを形成しておき、このフランジ10Cの端面にダイヤモンド砥粒を電着することによりV字型切欠き10Bを有する切断刃10Aが形成される。この後切断刃10Aの突出し量だけフランジ10Cの鍔部10Dをエッチングで取り除けばよい。
この第1のダイシングブレード10を50,000〜55,000rpmで回転させ、ノズル38、平行ノズル37、37から研削液を供給しながら、保護シートごとウェーハWをフルカットしてダイシングする。図8は、この状態を表わしたものである。このとき供給する研削液の温度は、切削水冷却装置75で10℃以下の低温にした。これによりウェーハWの表面に貼付された保護シートPが硬化し、ブレード刃先の目詰まりが軽減される。
ダイシング時のワークテーブル23及びエアーベアリング式スピンドル22Aの動作については、通常のダイシング装置の動作と同じであるため説明は省略する。
なお、ステップS15の保護シートPごとウェーハWをダイシングする工程は、ダイシングブレードを用いて行う方法で説明したが、ダイシングブレードに限らず、例えばレーザー光等を用いるダイシングであってもよい。
次に、ワークテーブル23は紫外線照射装置の下へ移動し、保護シートPに紫外線を照射する。これにより、紫外線硬化型粘着剤層を有する保護シートPの粘着剤が硬化し、粘着力が減少する(ステップS17)。なお、熱硬化型粘着剤層を有する保護シートPを用いた場合は、紫外線照射は行わず、次のステップの自己剥離工程時に同時に行う。
次に、ウェーハWをスピンナー洗浄部40内に搬送し、洗浄・乾燥ノズル47から洗浄水を噴射しながらスピン洗浄を行って保護シートPの表面、ウェーハWの研削溝の内部、ダイシングシートS、フレームFを清浄化する。
洗浄が終わると、洗浄・乾燥ノズル47から噴射していた洗浄水を熱風に切換える。このときの熱風の温度は80℃の高温とした。この熱風噴射によりスピン回転していたウェーハW、保護シートP、ダイシングシートS、及びフレームFは完全に乾燥する。
また、この熱風噴射により熱収縮性の保護シートPが加熱されるので、個々の小片に切断された保護シートPは収縮してウェーハW(チップT)の表面からめくれ上がり、自己剥離する。また、完全に剥離しきれない場合でも、スピン回転の遠心力と噴射される熱風の風力により各チップの表面から剥離され、スピン回転の外方向に吹き飛ばされる(ステップS19)。
また、スピンナー洗浄部40内での洗浄、乾燥、保護シートPの自己剥離の最中、カバー48の側面上部に設けられた減圧ダクト48Aを真空源に連結し、洗浄中は発生するミストを吸引して外部に排出し、保護シートPの自己剥離中は、剥離してスピン回転の外方向に吹き飛ばされた保護シートPの各小片を吸引捕獲して外部に排出する。
このようにして、ウェーハWとともに個々の小片に切断された保護シートPは、容易に各チップの表面から剥離され、外部に排出される。
なお、熱硬化型粘着剤層を有する保護シートPを用いた場合は、この熱風加熱により粘着剤が硬化して粘着力が減少し、更に熱収縮でめくれ上がり自己剥離する。即ち、ステップS17とステップS19とが同時進行することになる。
このように、本発明のダイシング方法では、ウェーハWの表面側を紫外線硬化型粘着剤層又は熱硬化型粘着剤層を有する透明な熱収縮性シートからなる保護シートPで保護した状態で、外周部に複数の切欠きを有するブレードを用い、保護シートPごとウェーハWをダイシングし、個々に小片化された保護シートPを熱風加熱で自己剥離させる。また、剥離した保護シートPを真空吸引して外部に排出する。
このため、表面の汚染を極度に嫌うウェーハや、研削水そのものをかけてはいけないウェーハであっても、通常用いられるダイシング装置を用いてコンタミネーションフリーのダイシングができ、小片化された個々の保護シートPも容易に剥離して廃棄することができる。
次に、本発明に係るダイシング方法の別の実施形態について説明する。前述の実施の形態では、ステップS15において、第1のダイシングブレード10でウェーハWを保護シートごと完全切断したが、この別の実施形態では、ステップS15において第1のダイシングブレード10でウェーハWを保護シートごとハーフカット(第1の加工)し、ウェーハWの切り残し部分を第2のダイシングブレード11を用いてフルカット(第2の加工)する方法である。
第2のダイシングブレード11も、その構造は図7に示した第1のダイシングブレード10と同じで、アルミニューム(Al )製のフランジと切断刃とから成っている。
第2のダイシングブレード11の切断刃も、フランジの一方の端面にダイヤモンド砥粒を、ニッケル(Ni )を結合材として、電気メッキ技術を用いた電鋳法で固着させたもので、第1のダイシングブレード10同様、ダイヤモンド砥粒を固着させた後フランジ鍔部をエッチングで取り除くことにより刃部が形成される。なお、外周部の切欠きは無くてもよい。
また、結合材に通常のニッケルよりも軟質の金属を用い、砥粒の自生作用を活発化させ切れ味を持続させる効果を持たせてもよい。
ダイヤモンド砥粒は粒度#3000の比較的細かい砥粒が用いられ、ウェーハ切断時の裏面のチッピングを考慮している。また、切断刃中に占める砥粒の割合を表わす集中度は、60〜90とした。
第2のダイシングブレード11の切断刃の外径は約50mmで、厚さは第1のダイシングブレードより若干薄い20μm〜25μm程度である。
図9は、本発明の別の実施形態を説明する概念図である。ダイシング装置100の対向配置された2本のスピンドル22A、22Bの内、手前側(図9では左側)のスピンドル22Aには第1のダイシングブレード10が取り付けられ、奥側(図9では右側)のスピンドル22Bには第2のダイシングブレード11が取り付けられている。
第1のダイシングブレード10は、50,000〜55,000rpmで回転される。また、第2のダイシングブレード11も50,000rpm〜55,000rpmで回転される。
本発明のダイシング方法では、先ず図9(a)に示すように、ウェーハWの表面に保護シートPを貼付するとともにウェーハWの裏面をダイシングシートSに貼付した状態で、第1のダイシングブレード10を用いて保護シートPごとウェーハWに切込み、研削溝G1を形成する(第1の加工)。
研削溝G1の研削にあたっては、第1のダイシングブレード10を挟んで設けられたノズル37、37から研削液を供給しながら、ウェーハWの表面側から保護シートPごと切り込み、不完全切断を行う。研削液としては10℃以下に冷却した純水にCО2 をバブリングしたものを使用している。
この研削溝G1形成を数ライン行った後、図9(b)に示すように、最初の研削溝G1の底を第2のダイシングブレード11を用いて、粘着シートSに10μm程度切り込む形で研削溝G2を形成し、フルカットダイシング(完全切断)を行う(第2の加工)。
研削溝G1の底を第2のダイシングブレード11を用いてフルカットダイシングを行う時は、研削溝G1に研削水が回り込み易いので研削ポイントへの研削水の供給が良好になり、ウェーハWの裏面チッピング低減、及び第2のダイシングブレード11の先端部へのダイシングシートSの付着による目詰まり低減等の効果がもたらされる。
形成された研削溝G1、及び研削溝G2は、図4(c)のA部に示すようになっている。図10はこのA部の拡大図である。同図に示すように、ウェーハWの表面に貼付された保護シートPが第1のダイシングブレード10によってウェーハWのハーフカット時に同時切断され、次にウェーハWの切り残し部分が第2のダイシングブレード11によってフルカットされている。このハーフカット及びフルカット時には、ウェーハWの表面が保護シートPでしっかりと保護され、研削屑による汚染や研削水の回り込みを完全に防いでいる。
このように図9(c)に示すように、順次研削溝G1形成によるハーフカットダイシングと研削溝G2形成によるフルカットダイシングとが同時進行し、全てのストリートKの加工が終了すると、ウェーハWを90°回転させ、先程のストリートKと直行するストリートKの研削溝G1形成と研削溝G2形成によるフルカットダイシングとを行う。このようにしてウェーハWから多数のチップT、T、…が分割される。
この後ウェーハWには前述のステップS17、及びステップS19が施され、小片化された個々の保護シートPも容易に剥離することができる。
この別の実施形態では、第1の加工でウェーハWに浅い研削溝を形成するので、保護シートPに対しての研削性を重視したダイシングブレードを使用することができ、また切り残し部分はウェーハWに対して研削性のよい通常のブレードで加工することができる。また、フルカットダイシングを所定時間遅れでハーフカットダイシングと同時に行うので、ダイシング時間の増加を抑制することができる。
なお、前述の実施の形態では、第1のダイシングブレード10及び第2のダイシングブレード11はフランジ付タイプで説明したが、本発明はこれに限らず、フランジと一体になっていないワッシャタイプのブレードであってもよい。また、使用砥粒もダイヤモンド砥粒に限らず、CBN(キュービック・ ボロン・ナイトライド)砥粒等を用いてもよく、更に電鋳ブレードに限らず、通常のメタルボンドブレードやレジンボンドブレードを適用してもよい。
更に、保護シートPの加熱手段として熱風を用いたが、本発明はこれに限らず、従来から既知の他の加熱手段を用いてもよい。
ダイシング装置を表わす斜視図 フレームにマウントされたウェーハを表わす斜視図 加工部の部分拡大図 スピンナー洗浄部の断面図 本発明の実施の形態に係るダイシング方法を説明するフローチャート 第1のダイシングブレードを表わす平面図 第1のダイシングブレードを表わす側断面図 ダイシング状態を表わす側断面図 本発明の別の実施形態を説明する概念図 加工された研削溝を示す拡大断面図
符号の説明
10…第1のダイシングブレード、11…第2のダイシングブレード、10A…切断刃、10B…切り欠き、22A、22B…エアーベアリング式スピンドル、40…スピンナー洗浄部、48A…減圧ダクト、100…ダイシング装置、F…フレーム、G1、G2…研削溝、P…保護シート、S…ダイシングシート、T…チップ、W…ウェーハ

Claims (12)

  1. ウェーハのダイシング方法において、
    前記ウェーハの表面側に保護シートを貼付する工程と、
    前記ウェーハの裏面にダイシングシートを貼付し、該ダイシングシートを介して前記ウェーハを環状のフレームにマウントする工程と、
    前記ウェーハの表面側から前記保護シートごと前記ウェーハをダイシングする工程と、
    切断された前記保護シートを自己剥離させる工程と、を有することを特徴とするダイシング方法。
  2. 前記保護シートごとウェーハをダイシングする工程は、ダイシングブレードを用いて行うことを特徴とする請求項1に記載のダイシング方法。
  3. 前記保護シートが熱収縮性のシートであることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のダイシング方法。
  4. 前記保護シートの一方側の面には、紫外線硬化型の粘着剤層又は熱硬化型の粘着剤層が形成されていることを特徴とする、請求項1、2、又は3のうちいずれか1項に記載のダイシング方法。
  5. 前記保護シートの材質が光を透過する材質であることを特徴とする、請求項1、2、3、又は4のうちいずれか1項に記載のダイシング方法。
  6. 切断された前記保護シートを加熱することによって、又は切断された前記保護シートに紫外線を照射し次いで前記保護シートを加熱することによって、前記保護シートを自己剥離させることを特徴とする、請求項4、又は請求項5に記載のダイシング方法。
  7. 前記保護シートごとウェーハを切断する工程では、刃先部に複数の切り欠きが形成されたダイシングブレードを用いることを特徴とする、請求項2、3、4、5、又は6のうちいずれか1項に記載のダイシング方法。
  8. 前記保護シートごとウェーハを切断する工程では、
    刃先部に複数の切り欠きが形成された第1のダイシングブレードを用いて前記保護シートごと前記ウェーハの厚さの途中まで切り込むハーフカット(第1の加工)を行い、
    前記第1の加工で切り残された部分を第1のダイシングブレードよりも厚さの薄い第2のダイシングブレードを用いてフルカット(第2の加工)することを特徴とする、請求項2、3、4、5、6、又は7のうちいずれか1項に記載のダイシング方法。
  9. 前記第1のダイシングブレードを取り付けるスピンドルと、前記第2のダイシングブレードを取り付けるスピンドルとの2本のスピンドルを有するダイシング装置を用い、
    前記第2の加工を前記第1の加工に対して僅かな時間差で、又は1ライン或いは複数ライン遅れで、同時に行うことを特徴とする、請求項8に記載のダイシング方法。
  10. 前記保護シートごとウェーハを切断する工程では、研削水を室温以下の低温にして供給することを特徴とする、請求項2、3、4、5、6、7、8、又は9のうちいずれか1項に記載のダイシング方法。
  11. ダイシング装置の加工部で前記保護シートごとウェーハをダイシングする工程を行った後、ダイシング装置のスピンナー洗浄部で切断された前記保護シートに熱風を照射して加熱し、前記保護シートを自己剥離させることを特徴とする、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、又は10のうちいずれか1項に記載のダイシング方法。
  12. 前記スピンナー洗浄部では、前記自己剥離した保護シートを減圧ダクトで吸引して外部に排出することを特徴とする、請求項11に記載のダイシング方法。
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