JP2005173029A - 反射防止膜を有する光学素子及び反射防止膜の設計方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 レンズ1の表面に反射防止膜2を有する光学素子であって、前記レンズ1の有効径E内の前記反射防止膜2を領域aに分割する場合の各領域aにおける入射光量比pと、各領域aにおける光の反射率rとの積p×rの総和が最小となるように前記反射防止膜2の膜厚が設定されている光学素子及びその反射防止膜の設計方法。
【選択図】 図1
Description
D(θ)= D0・(cosθ)x ・・・(1)
(ただしθはレンズの基板傾斜角度を示し、D0は前記レンズの中心における前記反射防止膜の光学膜厚を示し、Xは0以上1以下の定数を示す。)により表されるのが好ましい。
D(θ)= D0・(cosθ)x ・・・(1)
(ただしθはレンズの基板傾斜角度を示し、D0は前記レンズの中心における前記反射防止膜の光学膜厚を示し、Xは0以上1以下の定数を示す。)により表されるとして、前記入射光量比・反射率P(Δθm)×R(Δθm)を求めるのが好ましい。
レンズ表面に形成する反射防止膜のうち、レンズの有効径E内に該当する部分を微小な領域aに分割し、領域a毎に反射光量及び/又は膜透過光量を求める。反射光量は光線の反射率rと入射光量比pとの積により表すことができ、膜透過光量は光線の膜透過率tと入射光量比pとの積により表すことができる。入射光量比pは、光学素子の有効径E内に入射する光のうち、各領域aに入射する光の割合を示す。
(a) 基板傾斜角度範囲Δθ
図4は、反射防止膜2の設計方法の一例を示す。まずレンズ1の有効径E内に該当する部分の反射防止膜を分割する。具体的には、第一の面11に複数の基板傾斜角度範囲Δθを設定する。本明細書中、基板傾斜角度範囲Δθは、基板傾斜角度θによって分割した第一の面上の領域を示す。基板傾斜角度θは、図2に示すように、第一の面11の中心110に接する面Foと、第一の面11上の点tに接する面Fとのなす角度を示す。
光学素子上の点における光線入射角度は、光学素子の形状及び入射光の性質(平行光、拡散光又は収束光のいずれであるか等)により、幾何学的に求めることができる。入射光が平行光の場合、光学素子の光線入射角度は反射防止膜2の基板傾斜角度θに等しい。
反射防止膜2の光学膜厚D(θ)を基板傾斜角度範囲Δθ毎に求める。光学膜厚は基板傾斜角度θに依存し、基板傾斜角度範囲Δθにおける反射防止膜2の光学膜厚D(θ)は、下記式(1)
D(θ)= D0・(cosθ)x ・・・(1)
(ただし、θは基板傾斜角度を示し、D0はレンズの中心における反射防止膜2の光学膜厚を示し、Xは0以上1以下の定数を示し、0°<θ<90°である。)により表すことができる。光学膜厚D(θ)はθの増加に伴って小さくなる。Xは反射防止膜2の成膜条件(成膜方法、成膜材料、成膜装置等)に依存する定数である。
D0 = n・d0 ・・・(2)
(ただし、nは波長λにおける反射防止膜2の屈折率を示し、d0はレンズの中心における反射防止膜の物理膜厚を示す。)により表される。上記式(2)及び下記式(1)からレンズ1の基板傾斜角度範囲Δθmに成膜した反射防止膜2の物理膜厚dmを求めることができる。
各基板傾斜角度範囲Δθmの光学特性値は、その角度範囲における
(i) 入射光の波長、
(ii) 入射媒質(通常は空気)の屈折率、
(iii) 出射媒質(レンズ等の基板)の屈折率、
(iv) 光線入射角度、
(v) 膜層数、
(vi) 各層の屈折率及び
(vii) 各層の膜厚
から計算できる。(i)〜(vii) により光学特性値を求められるのは、反射防止膜2の光学特性値が反射率及び透過率に依存し、吸収率は無視できるためである。
反射率 + 透過率 + 吸収率 = 1(100%) ・・・(3)
が成立することが知られている。よって光学特性値を正確に計算するためには、反射率や透過率の他に吸収率も考慮する必要がある。しかし、光学素子の反射防止膜の材料としては、光の吸収が無い物質又は非常に少ない物質を用いるのが一般的であるので、光学特性値の計算において吸収を考慮する必要は非常に小さい。反射防止膜材料の吸収率を無視できるとすると、下記式(4):
反射率 + 透過率 = 1(100%) ・・・(4)
が成り立つ。なお光学特性値に有意な影響を与えるほど反射防止膜による吸収率が大きい場合は、吸収率を考慮して光学特性値を求める必要がある。
入射光量比P(Δθm)は、(各基板傾斜角度範囲Δθに入射する光量)/(レンズ1の有効径E内部に入射する全入射光量)の比率を示す。レンズ1への入射光h1は平行光であるので、入射光量比P(Δθm)は有効径E内のレンズ1の断面積に対する各基板傾斜角度範囲Δθの投影面積の比率に相当する。基板傾斜角度範囲Δθの投影面積は、レンズ1の形状及び光線入射角度から幾何学的に計算することができる。
入射光量比と反射率R(Δθm)の積、入射光量比・反射率P(Δθm)×R(Δθm)を計算する。各基板傾斜角度範囲Δθmの面積を比較すると、図1(b) に示すようにΔθ1が最小である。このためΔθ1においては光がほぼ垂直に入射し、反射率R(Δθ1)は小さいものの、基板傾斜角度範囲Δθ1を透過する光量は他のΔθmと比較して大きいとは限らない。このように各Δθmの透過光量は、光線入射角等によって決まる反射率R(Δθm)と、入射光量比P(Δθm)とに依存する。
入射光量比・反射率の総和Sm(R)は下記式(5)
光学特性値として反射防止膜2の膜透過率T(Δθm)を用いる方法を以下に説明する。この方法は、入射光量比・膜透過率P(Δθm)×T(Δθm)の総和Sm(T)を求め、それが最大になるように屈折率n及び物理膜厚d0を決定する以外、反射率R(Δθm)を用いる場合と同じであるので相違点のみ以下に説明する。
反射防止膜2の作製方法は特に限定されず、一般的な方法によって作製することができる。例えば蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティング法等の物理蒸着法、熱CVD、プラズマCVD、光CVD等の化学蒸着法、ゾル−ゲルコート液を使ったディッピング法、スピン法、スプレー法等が挙げられる。
本発明の光学素子は、レンズ1と反射防止膜2を有している。図1に示す例では第一の面11にのみ反射防止膜2が成膜されているが、反射防止膜2はレンズ1の第一の面11と第二の面12とに成膜されているのが好ましい。反射防止膜2の膜厚はレンズ1の有効径E内の透過光量が最大になるように設計されている。このため曲率の大きなレンズ1の周辺部においても、比較的多くの透過光量を得ることができる。このような膜厚を有する反射防止膜2は、本発明の光学素子の製造方法により作製することができる。
(1) 反射防止膜の膜厚の設計
LAK14ガラスからなる対物レンズ1(両面非球面レンズ、屈折率n=1.72)の第一の面11にフッ化マグネシウム(屈折率n= 1.38)からなる反射防止膜2を成膜する場合のR(Δθm)を基板傾斜角度範囲Δθ毎に計算した。また反射防止膜2の入射光量比P(Δθm)を基板傾斜角度範囲Δθ毎に計算した。このレンズの有効径E内の基板傾斜角度θは0〜70°であった。基板傾斜角度範囲Δθは10°とし、各基板傾斜角度範囲Δθの中央値をθとした。各基板傾斜角度範囲Δθにおける入射光量比P(Δθm)を表1に示す。
フッ化マグネシウムを蒸発源とし、約10-5 Torrに減圧した真空チャンバ内で真空蒸着を行うことにより対物レンズ1の表面1aにフッ化マグネシウムからなる反射防止膜2を形成させた。真空蒸着時間は約4分であった。
(2) で得られた光学素子に波長405 nmの単色光を照射して、光学素子表面1aの光透過率を測定した。結果を表4に示す。また光線入射角度10°毎に求めた反射防止膜2の反射率R(Δθm)のグラフを図6に示す。
酸化ジルコニウム(屈折率n= 2.04)からなる薄膜と、フッ化マグネシウム(屈折率n= 1.38)からなる薄膜がレンズ表面に交互に形成された8層構成の反射防止膜を想定した以外実施例1と同様にして、各薄膜のレンズの中心における光学膜厚D0を求めた。各薄膜の光学膜厚を表2に示す。また反射防止膜の光学膜厚を表2のとおりとした以外実施例1と同様にして対物レンズ表面に反射防止膜を成膜し、得られた光学素子の表面1aの光透過率を測定した。結果を表4に示す。また実施例1と同様に求めた反射率R(Δθm)のグラフを図6に示す。
レンズの中心で反射率が最小となるように光学膜厚を設定した以外実施例1と同様にして、フッ化マグネシウムからなる膜を成膜した。このフッ化マグネシウム膜の光学膜厚D0は0.25λであった。得られた光学素子の表面1aの光透過率を測定した。結果を表4に示す。また実施例1と同様にして求めた反射率R(Δθm)のグラフを図6に示す。
レンズの中心で最小の反射率を有するように光学膜厚を設定し、酸化ジルコニウムからなる薄膜と、フッ化マグネシウムからなる薄膜とをレンズ表面にこの順で形成した以外実施例1と同様にして、二層膜を成膜した。各薄膜の光学膜厚を表3に示す。また得られた光学素子の表面1aの光透過率を測定した。結果を表4に示す。また実施例1と同様にして反射率R(Δθm)を測定した。結果を表4に示す。また実施例1と同様にして求めた反射率R(Δθm)のグラフを図6に示す。
反射防止膜を有しない光学素子の表面1aの光透過率を測定した。結果を表4に示す。また実施例1と同様に求めた反射率R(Δθm)のグラフを図6に示す。
11・・・第一の面
12・・・第二の面
1a・・・表面
1b・・・裏面
2・・・反射防止膜
Claims (18)
- レンズ表面に反射防止膜を有する光学素子であって、前記反射防止膜は、前記レンズの有効径内の前記反射防止膜を複数の領域に分割し、前記領域毎に反射光量を求め、前記反射光量の総和が最小となるように設計されていることを特徴とする光学素子。
- 請求項1に記載の光学素子において、各領域における前記反射光量が、各領域内における反射率を一定と近似して求められていることを特徴とする光学素子。
- 請求項1又は2に記載の光学素子において、各領域における前記反射光量が、各領域における入射光量比pと、各領域における反射率rとの積p×rであることを特徴とする光学素子。
- レンズ表面に反射防止膜を有する光学素子であって、前記反射防止膜は、前記レンズの有効径内の前記反射防止膜を複数の領域に分割し、前記領域毎に膜透過光量を求め、前記膜透過光量の総和が最大となるように設計されていることを特徴とする光学素子。
- 請求項4に記載の光学素子において、各領域における前記膜透過光量が、各領域内における膜透過率を一定と近似して求められていることを特徴とする光学素子。
- 請求項4又は5に記載の光学素子において、各領域における前記膜透過光量が、各領域における入射光量比pと、各領域における膜透過率tとの積p×tであることを特徴とする光学素子。
- 請求項1〜6のいずれかに記載の光学素子において、前記レンズの基板傾斜角度θにより前記反射防止膜が分割されて前記領域が設定されていることを特徴とする光学素子。
- 請求項1〜3、7のいずれかに記載の光学素子において、前記レンズの基板傾斜角度範囲Δθ毎に求めた前記反射防止膜の反射率R(Δθm)と、前記基板傾斜角度範囲Δθ毎に求めた前記レンズの入射光量比P(Δθm)とから計算される入射光量比・反射率P(Δθm)×R(Δθm)の総和が最小となるように前記反射防止膜の膜厚が設定されていることを特徴とする光学素子。
- 請求項4〜7のいずれかに記載の光学素子において、前記レンズの基板傾斜角度範囲Δθ毎に求めた前記反射防止膜の膜透過率T(Δθm)と、前記基板傾斜角度範囲Δθ毎に求めた前記レンズの入射光量比P(Δθm)とから計算される入射光量比・膜透過率P(Δθm)×T(Δθm)の総和が最大となるように前記反射防止膜の膜厚が設定されていることを特徴とする光学素子。
- 請求項7〜9のいずれかに記載の光学素子において、前記基板傾斜角度θにおける前記反射防止膜の光学膜厚D(θ)が下記式(1)
D(θ)= D0・(cosθ)x ・・・(1)
(ただしθはレンズの基板傾斜角度を示し、D0は前記レンズの中心における前記反射防止膜の光学膜厚を示し、Xは0以上1以下の定数を示す。)により表されることを特徴とする光学素子。 - 請求項1〜10のいずれかに記載の光学素子において、前記レンズの屈折率は1.55〜1.85であり、前記反射防止膜は1.35〜1.5の屈折率を有する単層であり、前記有効径内における前記基板傾斜角度θは0〜70°であり、前記レンズの中心における前記反射防止膜の光学膜厚は0.3λ〜0.5λ(ただしλは前記光学素子に照射される光の波長を示す。)であることを特徴とする光学素子。
- 請求項1〜10のいずれかに記載の光学素子において、前記レンズの屈折率は1.55〜1.85であり、前記反射防止膜は1.95〜2.25の屈折率を有する少なくとも1つの高屈折率層と、1.35〜1.5の屈折率を有する少なくとも1つの低屈折率層を交互に有し、前記有効径内における前記反射防止膜表面の基板傾斜角度は0〜70°であることを特徴とする光学素子。
- 請求項12に記載の光学素子において、前記反射防止膜が、前記レンズ側から順に光学膜厚0.062λ〜0.084λの高屈折率層、光学膜厚0.079λ〜0.107λの低屈折率層、光学膜厚0.156λ〜0.212λの高屈折率層、光学膜厚0.046λ〜0.062λの低屈折率層、光学膜厚0.583λ〜0.789λの高屈折率層、光学膜厚0.054λ〜0.074λの低屈折率層、光学膜厚0.106λ〜0.144λの高屈折率層、及び光学膜厚0.339λ〜0.459λの低屈折率層(ただし光学膜厚は前記レンズの中心におけるものを示し、λは前記光学素子に照射される光の波長を示す。)からなることを特徴とする光学素子。
- 光学素子のレンズ表面に設ける反射防止膜を設計する方法において、前記レンズの有効径内を基板傾斜角度範囲Δθ毎に分割し、前記基板傾斜角度範囲Δθ毎に前記レンズの入射光量比P(Δθm)及び前記反射防止膜の反射率R(Δθm)を求め、前記入射光量比P(Δθm)と前記反射率R(Δθm)の積の総和が最小となるように前記反射防止膜を設計することを特徴とする方法。
- 請求項14に記載の設計方法において、前記基板傾斜角度範囲Δθにおける前記反射防止膜の膜厚を一定として前記反射率R(Δθm)を求めることを特徴とする方法。
- 光学素子のレンズ表面に設けられた反射防止膜を設計する方法において、前記レンズの有効径内を基板傾斜角度範囲Δθに分割し、前記基板傾斜角度範囲Δθ毎に前記レンズの入射光量比P(Δθm)及び前記反射防止膜の膜透過率T(Δθm)を求め、前記入射光量比P(Δθm)と前記膜透過率T(Δθm)の積の総和が最大となるように前記反射防止膜を設計することを特徴とする方法。
- 請求項16に記載の設計方法において、前記基板傾斜角度範囲Δθにおける前記反射防止膜の膜厚を一定として前記膜透過率T(Δθm)を求めることを特徴とする方法。
- 請求項14〜17のいずれかに記載の設計方法において、前記基板傾斜角度θにおける前記反射防止膜の光学膜厚D(θ)が下記式(1)
D(θ)= D0・(cosθ)x ・・・(1)
(ただしθは基板傾斜角度を示し、D0は前記レンズの中心における前記反射防止膜の光学膜厚を示し、Xは0以上1以下の定数を示す。)により表されるとすることを特徴とする方法。
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