JP2005173004A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 用紙に定着されたトナー画像のグロス等の画質均一性を損なうことなく、定着ローラから排紙ローラまでの距離を短くする。
【解決手段】 定着器5の上流側に位置する感光ドラムを含むユニットと定着器5間に用紙を検知するセンサを持ち、センサの検知結果により、駆動制御部14は、搬送ローラ7等の各駆動手段を制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は画像形成装置および方法に関し、たとえば電子写真方式の画像形成装置および制御装置に関するものである。
従来から、電子写真方式を用いて用紙に画像を形成する画像形成装置が知られている。電子写真方式の画像形成装置においては、感光ドラムの表面を帯電器により所定電位に帯電するとともに、帯電された感光ドラムの表面を画像信号に応じたレーザにより露光して静電潜像を形成し、さらに静電潜像をトナーで現像する。そして、感光ドラム上のトナー像を用紙へ転写した後に定着器にて用紙にトナー像を熱定着させることで用紙に画像を形成するものである。
このような、電子写真方式の画像形成装置において、用紙の両面に画像形成する方法として、定着器を通過して片面に画像形成された用紙を一旦停止させた後に両面搬送ユニットにスイッチバックさせ、その後に用紙を再び画像形成部に搬送させて用紙の両面に画像形成を行う方法が知られている(例えば、特許文献1参照。)
特開平4−214373号公報
しかしながら、上記のような従来例では、以下のような欠点が生じ得る。
両面印字の場合は、定着器のローラを抜けてから、搬送手段を駆動するモータの回転速度を定常回転速度から減速させ、一旦停止の後、逆転させて、用紙をスイッチバックさせていた。このため、定着器から搬送手段の搬送ローラまでの距離を、モータの定常回転速度から停止までの減速期間中に用紙を搬送してしまう距離より短くすることができない。高速な画像形成装置では、モータの回転数が高いため、定常回転速度から停止までの時間が長く、減速期間中に用紙を搬送してしまう距離がより長くなるため、定着ローラから排紙ローラまでの距離を長くする必要があり、画像形成装置の小型化が困難であった。
また、定着器で用紙が定着されてから、排出部に排紙されるまで、待ち時間が生じる。この待ち時間を短縮するために、定着器を完全に抜けてから、搬送速度を上昇させる技術が知られているものの、定着器を完全に抜けるまでは、搬送速度を上げられないため、待ち時間の短縮に限界があった。
本発明は上述した課題を解決するためになされたものであり、以下の構成を備える。
(1)像担持体を備えた画像形成手段を有し、前記画像形成手段により前記像担持体に潜像を形成し前記潜像を現像して得られるトナー像を記録媒体上に転写し、前記記録媒体上のトナー像を熱あるいは圧力等により、前記記録媒体上に定着させる定着器と、定着器の下流側に、排出部あるいは両面印字ユニット内へ記録媒体を導く搬送部および、前記定着器を駆動する手段、前記搬送手段を駆動する手段、前記各駆動手段を制御する駆動制御手段、定着器の温度を制御する手段を備える画像形成装置であって、定着器の上流側に位置するユニットと定着器間に記録媒体を検知する検知手段を持ち、前記検知手段の検知結果により、前記、駆動制御手段は、各駆動手段を制御することを特徴とする。
(2)上記(1)の構成において、前記、駆動制御手段は、前記検知手段の検知結果に応じて、定着器駆動手段、搬送部駆動手段を制御し、定着器および搬送手段の搬送速度を制御することを特徴とする。
(3)上記(1)〜(2)のいずれかの構成において、前記、駆動制御手段は、前記検知手段が定着器の上流側に位置するユニットを記録媒体の後端が抜けたことを検知した場合、定着器駆動手段、搬送手段駆動手段を制御し、定着器および搬送手段の搬送速度を、片面印字モード等で用紙を外部に排出する場合は、通常状態より加速することを特徴とする。
(4)上記(1)〜(3)のいずれかの構成において、前記、駆動制御手段は、前記検知手段が定着器の上流側に位置するユニットを記録媒体の後端が抜けたことを検知した場合、定着器駆動手段、搬送手段駆動手段を制御し、定着器および搬送手段の搬送速度を、両面印字モード等で用紙を両面ユニットにスイッチバックさせる場合は、通常状態より減速することを特徴とする。
(5)上記(1)〜(4)のいずれかの構成において、前記、駆動制御手段は、前記検知手段が定着器の上流側に位置するユニットを記録媒体の先端が抜けてきたことを検知した場合、定着器駆動手段、搬送手段駆動手段を制御し、定着器および搬送手段の搬送速度を、通常速度にすることを特徴とする。
(6)上記(1)〜(5)のいずれかの構成において、前記駆動制御手段は前記駆動手段を通常回転から停止させる場合に、少なくとも2段階以上に速度を変化させることを特徴とする。
(7)上記(1)〜(6)のいずれかの構成において、前記、定着器温度制御部は、定着器の搬送速度に応じて、定着器の温度を制御することを特徴とする。
(8)上記(1)〜(7)のいずれかの構成において、前記、定着器温度制御部は、定着器の搬送速度が通常より速い場合、その速度に応じて、定着器の温度を通常より上昇させ、定着器の搬送速度が通常より遅い場合に、その速度に応じて定着器の温度を通常より下降させることを特徴とする。
(9)上記(1)〜(8)のいずれかの構成において、前記駆動手段はDCモータであることを特徴とする。
(10)上記(1)〜(9)のいずれかの構成において、前記駆動制御部は、デジタル信号処理によりDCモータの駆動制御を行うことを特徴とする。
(11)上記(1)〜(10)のいずれかの構成において、デジタル信号処理にDSPまたはマイコンを用いることを特徴とする。
上記構成において、用紙に定着されたトナー画像のグロス等の画質均一性を損なうことなく、定着ローラから排紙ローラまでの距離を短くすることができ、画像形成装置の小型化を容易にする。また、印字終了した用紙の排出までの時間を短縮できる。
以上説明したように、本出願に係る発明によれば、用紙に定着されたトナー画像のグロス等の画質均一性を損なうことなく、定着ローラから排紙ローラまでの距離を短くすることができ、画像形成装置の小型化を容易にする。また、印字終了した用紙の排出までの時間を短縮できる。
以下、本発明を図示の実施例に基いて詳細に説明する。
(第1の実施例)
図3は本装置の制御システムの概略構成を示す。10は画像形成装置としてのプリンタである。11はプリンタ内の各装置を制御するプリンタ制御部である。12はプリンタ内の各装置へ電力を供給する電源である。13はプリンタ内の各部の状況を検知するセンサ類である。14はプリンタ制御部の指示によりモータ類および定着器を制御する駆動制御部である。5は用紙に転写されたトナー像を定着する定着器である。15はプリンタ内の各装置の動力源であるモータ類である。16はプリンタの動作状況をユーザに報知する表示部である。17はプリンタとホストコンピュータとの通信を行う通信コントローラである。18はプリンタに印刷するデータを転送するホストコンピュータである。
図4、5、6は本発明に係る主要部の構成を示す。
まず、駆動制御部の構成を説明する。
20はDSP、40はDCブラシレスモータ、30はモータへの電力を制御するドライバ、5はモータにより駆動される定着器、7はモータにより駆動される搬送ローラ、47は、モータから定着器や搬送ローラへ駆動を伝えるギアユニット、48は、搬送ベルトと定着器間の用紙を検出する紙センサ、51は定着器の温度を検出する温度センサ、52は定着器のヒーターへの電力を制御するドライバである。DSPは、プリンタ制御部からのコマンドによりモータの始動、停止を行う。DSPは、モータからのロータ位置信号によって、励磁する相の切り替えを行うとともに、モータの速度検知手段の出力と速度目標値とを比較し、モータに投入する電力を調整して、モータを所望の速度で回転させる。速度目標値は、プリンタ制御部からの速度設定コマンドに従い、設定する。
また、プリンタ制御部からの定着温度調整開始、停止コマンドに従い、定着器の温度調整を行う。
定着器の温度制御は、定着器の温度検知センサと温度目標値とを比較し、ドライバにPWM信号を出力することで行う。温度目標値は、プリンタ制御部からの温度設定コマンドに従い、設定する。
DSPのブロック図を図6に示す。21はプログラムコントローラ、22aは加減算や論理演算を行うALU、22bは積和演算をおこなうMAC、23はデータ用メモリ、24はプログラム用メモリ、25aはデータメモリバス、25bはプログラムメモリバス、26はA/Dポート、27はシリアルポート、28はタイマ、29はI/Oポートである。このように、メモリをデータ用とプログラム用に独立させ、バスもデータバスとプログラムバスに分離し、乗算と加算を1マシンサイクルで実行するMACを持つことで高速な演算を可能としている。
DCブラシレスモータ40はU、V、Wの3相スター結線されたコイル43とロータ44をもつ。さらにロータの位置検出手段としてロータの磁極を検知する3個のホール素子42を備え、その出力はドライバに接続されている。また、ロータの外周上に設けられた磁気的パターン45と磁気センサ41からなる回転速度検知手段を持ち、その出力はDSPに接続されている。
30はDCブラシレスモータを駆動するドライバであり、ハイ側トランジスタ31とロー側トランジスタ32を各3個備え、それぞれコイル43のU、V、Wに接続されている。
34は電流検出抵抗で、モータ駆動電流を電圧に変換する。発生した電圧はDSPのD/Aポートに取り込まれる。
DSPはホール素子が発生するロータ位置信号HU〜Wにより、ロータの位置を特定し、相切り替え信号を生成する。相切り替え信号は、ドライバの各トランジスタをオンオフ制御し励磁する相を順次切り替えロータを回転させる。さらに、DSPは回転速度目標値と回転速度情報を比較し、PWM信号を生成し、出力する。PWM信号は0でduty0、255でduty100となる。PWM信号は相切り替え信号UU〜UWとナンドゲート33により論理積否定され、駆動電流のチョッピングを行い、モータの回転速度を制御する。なお、ナンドゲートを使わずに、DSPですべて処理しても良い。
次に、図1によりプリンタ制御部の動作シーケンスを説明する。
プリンタ制御部は、駆動制御部に、定着器および搬送部の駆動を指示する(図1ステップ1)とともに、印字モードを指示する。この場合は両面印字モードを指示する。次にタイマー値をセットする。(図1ステップ2)。次に駆動制御部報知してくる、モータレディ情報を受信し(図1ステップ3)、モータが正常に起動したかどうか判断する(図1ステップ4)。レディ信号がFalseの場合、タイマ値が0になったか確認し(図1ステップ5)、タイマ値が0でない場合は、一定周期でタイマ値から-1する(図1ステップ6)。レディ信号がTrueにならず、タイマ値が0になった場合は、定着器故障として、プリンタの動作を停止する(図1ステップ7)。
タイマ値が0でなく、かつ、レディ信号がTrueになった場合、駆動制御部に定着器の温度制御を指示するとともにタイマー値をセットする(図1ステップ8)。
次に駆動制御部報知してくる、定着器温度調整タレディ情報を受信し(図1ステップ9)、定着器の温度制御が正常かどうか判断する(図1ステップ10)。レディ信号がFalseの場合、タイマ値が0になったか確認し(図1ステップ11)、タイマ値が0でない場合は、一定周期でタイマ値から-1する(図1ステップ12)。
タイマ値が0でなく、かつ、レディ信号がTrueになった場合、印字シーケンスを実行する(図1ステップ13)。印字シーケンスは従来例と同様なので説明を省略する。レディ信号がTrueにならず、タイマ値が0になった場合は、定着器故障として、プリンタの動作を停止する(図1ステップ7)。
つぎに図2により、駆動制御部の動作シーケンスを説明する。
駆動制御部は、プリンタ制御部から定着器および搬送部の駆動を指示されると(図2ステップ1)、定着および搬送部駆動モータを、プリンタ制御部から指示された所定の回転数で回転させる(図2ステップ2)。なお、モータ駆動中は、レディ信号を、ある周期でプリンタ制御部に通知する。あるいはプリンタ制御部から、モータレディ信号の送信要求を受けたら、報知してもよい。
つぎに、プリンタ制御部から定着器の温度制御を指示されると(図2ステップ3)、プリンタ制御部から指示された所定の温度となるように温度制御を行う(図2ステップ4)。なお、定着器の温度制御中は、レディ信号を、ある周期でプリンタ制御部に通知する。あるいはプリンタ制御部から、定着器温度制御レディ信号の送信要求を受けたら、報知してもよい。
つぎに、用紙検出センサの出力を監視し、用紙の通過を検出する。用紙の後端を検知したら、すなわち、定着器の上流にあるユニットを用紙が抜けきったことを検知したら(図2ステップ5)、両面印字モードか否かを判断し(図2ステップ6)、両面印字モードでない場合は、そのまま定着器および搬送部の駆動を継続し、用紙を排出する。プリンタ制御部が、駆動制御部にモータ停止コマンドおよび定着器温度制御停止コマンドを送信してきたら(図2ステップ7)、モータ駆動および定着器温度制御を停止させる(図2ステップ8)。
両面印字モードの場合、定着器および搬送部を駆動しているモータを減速させ停止に至らせる(図2ステップ9)。
なお、定着ローラから、両面ユニットへの搬送に用いる搬送ローラまでの距離は、モータを定常回転から停止させた場合の減速期間中に用紙が移動する最大距離以上に設定する。すなわち、モータにかかる負荷が軽く、停止までの時間が長くなってしまうような場合でも、定着器は完全に抜けきり、かつ両面ユニットへの搬送に用いる搬送ローラを抜けきってしまうことのない距離とする。
モータの減速にあたっては、モータにブレーキをかけても良い。
モータの減速を開始したら、モータの速度を検知し(図2ステップ10)、定着器の目標温度を、モータ速度に応じて下げる(図2ステップ11)。定着器の目標温度Ttgtは、モータの速度検知結果Vから、次の式を用いて演算する。
Ttgt=T0/V0×V
ここで、T0=通常時の定着器目標温度、V0=通常時のモータ速度である。
あるいは、モータ速度に応じた、定着器目標温度テーブルを持ち、テーブルを参照して逐次切り替えても良い。また、モータ速度がある値以下になったら、温度切り替えをしない、または定着器への電力投入を切っても良い。
用紙が定着ローラを抜けきり、両面ユニット内への搬送可能な位置に達したかどうかを判断する(図2ステップ12)。この検知には、例えば紙検知センサを用いることができる。また、用紙が両面ユニット内への搬送可能な位置に達するまで、モータをある速度まで減速させた後に、その速度で回転させて搬送してもよい。このときの速度は、駆動を切れば即停止するような低速とするのが望ましい。
用紙が両面ユニット内への搬送可能な位置に達したら、モータを逆転させ(図2ステップ13)、用紙をスイッチバックさせる。このとき、定着器の温度制御を停止しても良い。
プリンタ制御部が、駆動制御部にモータ停止コマンドおよび定着器温度制御停止コマンドを送信してきたら(図2ステップ14)、モータ駆動および定着器温度制御を停止させる(図2ステップ15)。
(第2の実施例)
本発明の第2の実施の形態を説明する。
本装置の画像形成装置構成、制御システムの概略構成は第一実施例と同様なので説明を省略する。
本実施例では、片面印字モードの場合、定着器および搬送部駆動モータの速度を、用紙が定着器の上流側ユニットを抜けた後、加速する点が第一実施例と異なる。
プリンタ制御部のシーケンスは第一実施例と同様なので説明を省略する。
つぎに図7により、駆動制御部のシーケンスを説明する。
駆動制御部は、プリンタ制御部から定着器および搬送部の駆動を指示されると(図7ステップ1)、定着および搬送部駆動モータを、あらかじめ設定してある所定の回転数で回転させる(図7ステップ2)。なお、モータ駆動中は、レディ信号を、ある周期でプリンタ制御部に通知する。あるいはプリンタ制御部から、モータレディ信号の送信要求を受けたら、報知してもよい。
つぎに、プリンタ制御部から定着器の温度制御を指示されると(図7ステップ3)、プリンタ制御部から支持された所定の温度となるように温度制御を行う(図7ステップ4)。なお、定着器の温度制御中は、レディ信号を、ある周期でプリンタ制御部に通知する。あるいはプリンタ制御部から、定着器温度制御レディ信号の送信要求を受けたら、報知してもよい。
つぎに、用紙検出センサの出力を監視し、用紙の通過を検出する。用紙の後端を検知したら、すなわち、定着器の上流にあるユニットを用紙が抜けきったことを検知したら(図7ステップ5)、両面印字モードか否かを判断し(図7ステップ6)、両面印字モードでない場合は、定着器および搬送部の駆動モータを加速させる(図7ステップ7)。次にモータ速度を検出し(図7ステップ8)、定着器の目標温度をモータ速度に応じて切り替える(図7ステップ9)。定着器の目標温度Ttgtは、モータの速度検知結果Vから、次の式を用いて演算する。
Ttgt=T0/V0×V
ここで、T0=通常時の定着器目標温度、V0=通常時のモータ速度である。
あるいは、モータ速度に応じた、定着器目標温度テーブルを持ち、テーブルを参照して逐次切り替えても良い。また、定着器の目標温度が設定できる上限に達した場合には、モータ速度の加速を止めることが望ましい。
用紙の排出が完了し、プリンタ制御部からモータ停止および定着器の温度制御停止を指示されたら(図7ステップ10)、モータの駆動および定着器の温度制御を停止する(図7ステップ11)。
両面印字モードの場合、定着器および搬送部を駆動しているモータを減速させ停止に至らせる(図7ステップ12)。モータの減速を開始したら、モータの速度を検知し(図7ステップ13)、定着器の目標温度を、モータ速度に応じて下げる(図7ステップ14)。定着器の目標温度Ttgtは、モータの速度検知結果Vから、次の式を用いて演算する。
Ttgt=T0/V0×V
ここで、T0=通常時の定着器目標温度、V0=通常時のモータ速度である。
あるいは、モータ速度に応じた、定着器目標温度テーブルを持ち、テーブルを参照して逐次切り替えても良い。また、モータ速度がある値以下になったら、温度切り替えをしない、または定着器への電力投入を切っても良い。
用紙が両面ユニット内への搬送可能な位置に達したら(図7ステップ15)、モータを逆転させ(図7ステップ16)、用紙をスイッチバックさせる。このとき、定着器の温度制御を停止しても良い。
プリンタ制御部が、駆動制御部にモータ停止コマンドおよび定着器温度制御停止コマンドを送信してきたら(図7ステップ17)、モータ駆動および定着器温度制御を停止させる(図7ステップ18)。
(第3の実施例)
本発明の第3の実施の形態を説明する。
本装置の画像形成装置構成、制御システムの概略構成は第一実施例と同様なので説明を省略する。
本実施例では、定着器の温度制御結果に応じて、モータ速度を制御する点が、第一実施例と異なる。熱容量の大きな定着器を用いる場合には、本実施例が好適である。
プリンタ制御部のシーケンスは第一実施例と同様なので説明を省略する。
図8により、駆動制御部のシーケンスを説明する。
駆動制御部は、プリンタ制御部から定着器および搬送部の駆動を指示されると(図8ステップ1)、定着および搬送部駆動モータを、プリンタ制御部から支持された所定の回転数で回転させる(図8ステップ2)。なお、モータ駆動中は、レディ信号を、ある周期でプリンタ制御部に通知する。あるいはプリンタ制御部から、モータレディ信号の送信要求を受けたら、報知してもよい。
つぎに、プリンタ制御部から定着器の温度制御を指示されると(図8ステップ3)、プリンタ制御部から支持された所定の温度となるように温度制御を行う(図8ステップ4)。なお、定着器の温度制御中は、レディ信号を、ある周期でプリンタ制御部に通知する。あるいはプリンタ制御部から、定着器温度制御レディ信号の送信要求を受けたら、報知してもよい。
つぎに、用紙検出センサの出力を監視し、用紙の通過を検出する(図8ステップ5)。用紙の後端を検知したら、すなわち、定着器の上流にあるユニットを用紙が抜けきったことを検知したら、両面印字モードか否かを判断し(図8ステップ6)、両面印字モードでない場合は、そのまま定着器および搬送部の駆動を継続し、用紙を排出する。
プリンタ制御部が、駆動制御部にモータ停止コマンドおよび定着器温度制御停止コマンドを送信してきたら(図8ステップ7)、モータ駆動および定着器温度制御を停止させる(図8ステップ9)。
両面印字モードの場合、定着器の目標温度を下げる(図8ステップ9)。この場合の目標温度は、モータを通常より低速にに設定したときに、十分定着できる温度とする。そして、定着器の温度を検知し(図8ステップ10)、定着器の温度に応じて、モータの目標速度を上昇させる(図8ステップ11)。モータの目標速度Vtgtは、定着器の温度検知結果Tから、次の式を用いて演算する。
Vtgt=V0/T0×T
ここで、T0=通常時の定着器目標温度、V0=通常時のモータ速度である。
あるいは、定着器温度に応じた、モータ目標速度テーブルを持ち、テーブルを参照して逐次切り替えても良い。また、モータ速度がある値以下になったら、そのときの定着器の温度を温度目標値として温度制御を行うとともに、モータ速度を固定しても良い。また、用紙が定着ローラを抜けきったら、モータを、定着器の温度によらず、減速させてもよい。
用紙が定着ローラを抜けきり、両面ユニット内への搬送が可能になったら(図8ステップ12)、モータを逆転させ(図8ステップ13)、用紙をスイッチバックさせる。このとき、定着器の温度制御を停止しても良い。なお、定着ローラから、両面ユニットへの搬送に用いる搬送ローラまでの距離は、上記のようにモータを定常回転から停止させた場合の減速期間中に用紙が移動する最大距離以上に設定する。
プリンタ制御部が、駆動制御部にモータ停止コマンドおよび定着器温度制御停止コマンドを送信してきたら(図8ステップ14)、モータ駆動および定着器温度制御を停止させる(図8ステップ15)。
(第4の実施例)
本発明の第4の実施の形態を説明する。
本装置の画像形成装置構成、制御システムの概略構成は第一実施例と同様なので説明を省略する。
本実施例では、定着器の温度制御結果に応じて、モータ速度を制御する点が、第二実施例と異なる。熱容量の大きな定着器を用いる場合には、本実施例が好適である。
プリンタ制御部の動作は、第二の実施例と同様なので説明を省略する。
つぎに、図9により、プリンタ制御部の印字シーケンスの説明をする。
駆動制御部は、プリンタ制御部から定着器および搬送部の駆動を指示されると(図9ステップ1)、定着および搬送部駆動モータを、あらかじめ設定してある所定の回転数で回転させる(図9ステップ2)。なお、モータ駆動中は、レディ信号を、ある周期でプリンタ制御部に通知する。あるいはプリンタ制御部から、モータレディ信号の送信要求を受けたら、報知してもよい。
つぎに、プリンタ制御部から定着器の温度制御を指示されると(図9ステップ3)、プリンタ制御部から指示された所定の温度となるように温度制御を行う(図9ステップ4)。なお、定着器の温度制御中は、レディ信号を、ある周期でプリンタ制御部に通知する。あるいはプリンタ制御部から、定着器温度制御レディ信号の送信要求を受けたら、報知してもよい。
つぎに、用紙検出センサの出力を監視し、用紙の通過を検出する。用紙の後端を検知したら、すなわち、定着器の上流にあるユニットを用紙が抜けきったことを検知したら(図9ステップ5)、両面印字モードか否かを判断し(図9ステップ6)、両面印字モードでない場合は、定着器の目標温度を上昇させる(図9ステップ7)。この場合の温度は、定着器で設定できる最大温度以下であることはもちろんのこと、モータの最大速度時においても、用紙に与える熱量が多すぎない温度とすることが望ましい。
次に定着器の温度を検出し(図9ステップ8)、モータ速度を定着器の温度に応じて切り替える(図9ステップ9)。モータの目標速度Vtgtは、定着器の温度検知結果Tから、次の式を用いて演算する。
Vtgt=V0/T0×T
ここで、T0=通常時の定着器目標温度、V0=通常時のモータ速度である。
あるいは、定着器温度に応じた、モータ目標速度度テーブルを持ち、テーブルを参照して逐次切り替えても良い。また、定着器の目標温度が設定できる上限に達した場合には、モータ速度の加速を止めることが望ましい。また、用紙が定着ローラを抜けきったら、モータを、定着器の温度によらず、加速させてもよい。
用紙の排出が完了し、プリンタ制御部からモータ停止および定着器の温度制御停止を指示されたら(図9ステップ10)、モータの駆動および定着器の温度制御を停止する。(図9ステップ11)
両面印字モードの場合、定着器の目標温度を下降させる(図9ステップ12)。この場合の温度は、定着器で設定できる最低温度以上であることはもちろんのこと、モータを低速回転させた場合において、用紙に与える熱量が十分な温度とすることが望ましい。
次に定着器の温度を検出し(図9ステップ13)、モータ目標速度を定着器の温度に応じて切り替える(図9ステップ14)。モータの目標速度Vtgtは、定着器の温度検知結果Tから、次の式を用いて演算する。
Vtgt=V0/T0×T
ここで、T0=通常時の定着器目標温度、V0=通常時のモータ速度である。
あるいは、定着器温度に応じた、モータ目標速度テーブルを持ち、テーブルを参照して逐次切り替えても良い。また、モータ速度がある値以下になったら、温度切り替えをしない、または定着器への電力投入を切っても良い。さらには、用紙が定着ローラを抜けきったら、モータを、定着器の温度によらず、減速させてもよい。
用紙が両面ユニット内への搬送可能な位置に達したら(図9ステップ15)、モータを逆転させ(図9ステップ16)、用紙をスイッチバックさせる。このとき、定着器の温度制御を停止しても良い。
プリンタ制御部が、駆動制御部にモータ停止コマンドおよび定着器温度制御停止コマンドを送信してきたら(図7ステップ17)、モータ駆動および定着器温度制御を停止させる(図9ステップ18)。
第一実施例の動作を説明する図。 第一実施例の動作を説明する図。 本発明の実施例に係る画像形成装置の制御システムの概略構成を説明する図。 第一実施例の主要部の構成を説明する図。 第一実施例の主要部の構成を説明する図。 第一実施例の主要部の構成を説明する図。 第二実施例の動作を説明する図。 第三実施例の動作を説明する図。 第四実施例の動作を説明する図。 画像形成装置の全体を説明する図。
符号の説明
1 現像ユニット
2 レーザスキャナー
3 搬送ベルト
4 駆動ローラ
5 定着器
6 モータ
7 搬送ローラ
10 プリンタ
11 プリンタ制御部
12 電源
13 センサ類
14 駆動制御部
15 モータ類
16 表示部
17 通信コントローラ
18 ホストコンピュータ
19 通信部
20 DSP
21 プラグラムコントローラ
22a ALU
22b MAC
23 データメモリ
24 プログラムメモリ
25a データメモリバス
25b プログラムメモリバス
26 A/Dポート
27 シリアルポート
28 タイマ
29 I/Oポート
30 ドライバ
31 ハイ側トランジスタ
32 ロー側トランジスタ
33 ナンドゲート
34 電流検出抵抗
40 DCブラシレスモータ
41 磁気センサ
42 ホール素子
43 コイル
44 ロータ
45 磁気的パターン
47 ギアユニット
48 紙センサ
51 温度センサ
52 ドライバ

Claims (11)

  1. 像担持体を備えた画像形成手段を有し、前記画像形成手段により前記像担持体に潜像を形成し前記潜像を現像して得られるトナー像を記録媒体上に転写し、前記記録媒体上のトナー像を熱あるいは圧力等により、前記記録媒体上に定着させる定着器と、定着器の下流側に、排出部あるいは両面印字ユニット内へ記録媒体を導く搬送部および、前記定着器を駆動する手段、前記搬送手段を駆動する手段、前記各駆動手段を制御する駆動制御手段、定着器の温度を制御する手段を備える画像形成装置であって、
    定着器の上流側に位置するユニットと定着器間に記録媒体を検知する検知手段を持ち、前記検知手段の検知結果により、前記、駆動制御手段は、各駆動手段を制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記、駆動制御手段は、前記検知手段の検知結果に応じて、定着器駆動手段、搬送部駆動手段を制御し、定着器および搬送手段の搬送速度を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記、駆動制御手段は、前記検知手段が定着器の上流側に位置するユニットを記録媒体の後端が抜けたことを検知した場合、定着器駆動手段、搬送手段駆動手段を制御し、定着器および搬送手段の搬送速度を、片面印字モード等で用紙を外部に排出する場合は、通常状態より加速することを特徴とする請求項1あるいは2に記載の画像形成装置。
  4. 前記、駆動制御手段は、前記検知手段が定着器の上流側に位置するユニットを記録媒体の後端が抜けたことを検知した場合、定着器駆動手段、搬送手段駆動手段を制御し、定着器および搬送手段の搬送速度を、両面印字モード等で用紙を両面ユニットにスイッチバックする場合は、通常状態より減速することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記、駆動制御手段は、前記検知手段が定着器の上流側に位置するユニットを記録媒体の先端が抜けてきたことを検知した場合、定着器駆動手段、搬送手段駆動手段を制御し、定着器および搬送手段の搬送速度を、通常速度にすることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記駆動制御手段は前記駆動手段を通常回転から停止させる場合に、少なくとも2段階以上に速度を変化させることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記、定着器温度制御部は、定着器の搬送速度に応じて、定着器の温度を制御することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記、定着器温度制御部は、定着器の搬送速度が通常より速い場合、その速度に応じて、定着器の温度を通常より上昇させ、定着器の搬送速度が通常より遅い場合に、その速度に応じて定着器の温度を通常より下降させることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 前記駆動手段はDCモータであることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の画像形成装置。
  10. 前記駆動制御部は、デジタル信号処理によりDCモータの駆動制御を行うことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の画像形成装置。
  11. デジタル信号処理にDSPまたはマイコンを用いることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の画像形成装置。
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