JP2001238482A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001238482A
JP2001238482A JP2000047368A JP2000047368A JP2001238482A JP 2001238482 A JP2001238482 A JP 2001238482A JP 2000047368 A JP2000047368 A JP 2000047368A JP 2000047368 A JP2000047368 A JP 2000047368A JP 2001238482 A JP2001238482 A JP 2001238482A
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Japan
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motor
image forming
forming apparatus
control
loop control
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JP2000047368A
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English (en)
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Shigeru Kameyama
滋 亀山
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電流リミッタを装備しなくてもモータ起動時
の電流を抑制でき、モータの加速による無駄な電力の消
費が無くし、電源の電流容量も必要以上に大きくしなく
て済み、電力消費量の軽減と同時に装置のコストダウン
を図ることが出来る画像形成装置の提供。 【解決手段】 DCモータ40と、該DCモータ40に
より駆動される感光ドラム等の回転体46と、前記DC
モータ40をソフトウェアサーボにより制御するモータ
制御部14とを備える画像形成装置において、前記モー
タ制御部14は、モータ回転速度検出手段、モータ操作
量演算手段を有し、停止状態にあるモータを開ループ制
御で起動し、所定の期間、開ループ制御でモータを駆動
した後、閉ループ制御に切り替えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、電子写真
方式等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図9を参照して、従来の技術について以
下に説明する。
【0003】図9は、4色、即ち、イエローY、マゼン
タM、シアンC、ブラックKの画像形成手段を備えたカ
ラー画像形成装置を示すもので、同図において、1は静
電潜像を形成する感光ドラム(a、b、c、dは夫々
K、C、M、Y用を示す)で、6a〜6dは各感光ドラ
ムを駆動するモータである。
【0004】2は画像信号に応じて露光を行い、感光ド
ラム1上に静電潜像を形成するレーザスキャナー、3は
用紙を各色の画像形成部に順次搬送するエンドレスの搬
送ベルト、4は、モータ及びギア等から成る駆動手段と
接続され搬送ベルト3を駆動する駆動ローラ、6eは駆
動ローラ4を駆動するモータ、5は用紙に転写されたト
ナーを溶融、固着する定着器である。
【0005】PCからプリントすべきデータがプリンタ
に送られ、プリンタエンジンの方式に応じた画像形成が
終了し、プリント可能状態となると、用紙カセットから
用紙が供給され搬送ベルト3に到達し、搬送ベルト3に
より用紙が各色の画像形成部に順次搬送される。搬送ベ
ルト3による用紙搬送とタイミングを合わせて、各色の
画像信号が各レーザスキャナー2に送られ、感光ドラム
3上に静電潜像が形成され、図示しない現像器により、
静電潜像がでトナーで現像され、図示しない転写部で用
紙上に転写される。図1では、Y、M、C、Kの順に順
次画像形成される。その後用紙は搬送ベルトから分離さ
れ、定着器で熱によってトナー像が用紙上に定着され、
外部へ排出される。
【0006】モータにはDCブラシレスモータが使用さ
れる。制御系を含むDCブラシレスモータの従来の構成
例を図10に示す。
【0007】図10において、DCブラシレスモータ5
0は、U、V、Wの3相スター結線されたコイル51と
ロータ52を有する。ロータ52の位置検出手段とし
て、前記ロータ52の磁極を検知する3個のホール素子
53を備え、その出力はアンプ54で増幅される。ま
た、ロータ52の外周上に設けられた磁気的パターン5
5と磁気センサ56から成る回転速度検出手段を持ち、
その出力はアンプ57で増幅され、速度制御部60に入
力される。
【0008】70は、DCブラシレスモータ50を駆動
するドライバであり、ハイ側トランジスタ71とロー側
トランジスタ72を各3個備え、夫々コイル51のU、
V、Wに接続されている。58は通電を制御する通電ロ
ジック回路であり、80は電流リミッタである。
【0009】通電ロジック回路58は、ホール素子53
が発信するロータ位置信号HU〜HWにより、ロータの
位置を特定し、相切り替え信号を生成する。相切り替え
信号UU〜UW、LU〜LWは、ドライバ70の各トラ
ンジスタをオン/オフ制御し、励磁する相を順次切り替
えてロータ52を回転させる。
【0010】速度制御部60は、F/Vコンバータ61
でモータ回転数に比例した電圧を生成した後、比較器6
2で基準電圧と比較し、その差動出力電圧を得る。ま
た、PLL63によりモータ回転周波数信号と基準周波
数信号を位相比較し、位相のずれに応じた出力を得る。
更にこの二つの出力を混合器64で混合し、PWM信号
生成器65でPWM信号を生成する。PWM信号は通電
ロジック回路58に入力されモータの回転速度を制御す
る。
【0011】電流リミッタ80は、電流検出抵抗81に
より、駆動電流を電圧に変換し、比較器82で基準電圧
と比較する。比較した結果、基準電圧より大きかった場
合、駆動を停止するように通電ロジック回路58に信号
を出力する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】然しながら上述の従来
例では、以下のような欠点があった。
【0013】モータの速度制御部60が、ハードウェア
で構成されているため、制御ループの各パラメータは一
定である。即ち、通常の回転動作時にモータの回転むら
が小さくなるように、安定して回転動作させるためゲイ
ンを最大限に設定してある。従って、モータ起動時に
は、目標速度との偏差が大きいため、操作量が大きくな
り大電流が流れる。このため、電流検出部分と、基準電
流との比較部分で基準電流より大きな電流が流れた場
合、電流を抑制する電流リミッタ80が必要となり、装
置全体のコストアップや、電流検出抵抗81等による無
駄な電力消費を招いていた。
【0014】また、電流リミッタ80のリミット値とし
ては、モータに接続された負荷を回転動作させ得る電流
値にマージンを考慮して設定する必要がある。例えば、
定常時1Aに対してリミット値2Aのように設定する。
起動時のモータ速度と電流波形の一例を図11に示す。
起動時にはリミット値までの電流が流れ必要以上のモー
タの加速が生じる。従って無駄な電力消費や、それに伴
う電源の大容量化を招いていた。特に各色ごとにモータ
を備えたカラー画像形成装置では、その無駄な電力消費
や電源の大容量化によるコストアップが大きくなってし
まっていたという問題があった。
【0015】本発明は、上述の事情に鑑みて成されたも
ので、電流リミッタを装備しなくてもモータ起動時の電
流を抑制でき、更に、モータの加速による無駄な電力の
消費が無くなり、電源の電流容量も必要以上に大きくし
なくて良いため、電力消費量の軽減と同時に装置のコス
トダウンを図ることが出来る画像形成装置を提供するこ
とを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記構成を備
えることにより上記課題を解決できるものである。
【0017】(1)モータと、該モータにより駆動され
る感光ドラム等の回転体と、前記モータをソフトウェア
サーボにより制御するモータ制御手段とを備える画像形
成装置において、前記モータ制御手段は、モータ回転速
度検出手段、モータ操作量演算手段を有し、停止状態に
あるモータを開ループ制御で起動し、所定の期間、開ル
ープ制御でモータを駆動した後、閉ループ制御に切り替
えることを特徴とする画像形成装置。
【0018】(2)モータと、該モータにより駆動され
る感光ドラム等の回転体と、前記モータをソフトウェア
サーボにより制御するモータ制御手段とを備える画像形
成装置において、前記モータ制御手段は、モータ回転速
度検出手段、モータ操作量演算手段を有し、停止状態に
あるモータを開ループ制御で起動し、モータの速度が或
る値に達した場合、閉ループ制御に切り替えることを特
徴とする画像形成装置。
【0019】(3)前記モータ制御手段は、開ループ制
御時に、操作量の値を、少なくとも二段階以上に変化さ
せることを特徴とする前項(1)または(2)の何れか
に記載の画像形成装置。
【0020】(4)前記モータ制御手段は、開ループ制
御時に、操作量の初期値及び変化幅を最終目標速度に応
じて変化させることを特徴とする前項(1)または
(2)の何れかに記載の画像形成装置。
【0021】(5)前記モータ制御手段は、閉ループ制
御時に、制御ループの各パラメータを最終目標速度に応
じて変化させることを特徴とする前項(1)または
(2)の何れかに記載の画像形成装置。
【0022】(6)前記モータ制御手段は、閉ループ制
御時に、制御ループの各パラメータを現在の回転速度に
応じて変化させることを特徴とする前項(1)または
(2)の何れかに記載の画像形成装置。
【0023】(7)前記モータ制御手段は、電流ループ
を持たず、操作量としてPWM(パルス幅変調)信号を
出力し、モータへの供給電力をスイッチングすることを
特徴とする前項(1)または(2)の何れかに記載の画
像形成装置。
【0024】(8)前記モータは、DCモータであるこ
とを特徴とする前項(1)または(2)の何れかに記載
の画像形成装置。
【0025】(9)前記DCモータの駆動制御を、デジ
タル信号処理にて行うことを特徴とする前項(8)記載
の画像形成装置。
【0026】(10)前記デジタル信号処理にDSP、
またはマイコンを用いることを特徴とする前項(9)記
載の画像形成装置。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
する。
【0028】図1は、第1の実施例における動作説明用
フローチャート、図2は、本発明に係る画像形成装置と
してのプリンタ制御システムの要部構成ブロック図、図
3は第1の実施例における主要部構成ブロック図、図4
は、第1の実施例における主要部構成ブロック図、図5
は、第1の実施例におけるDSPの要部構成ブロック
図、図6は、第2の実施例における動作説明用フローチ
ャート、図7は、第3の実施例における動作説明用フロ
ーチャート、図8は、第4の実施例における動作説明用
フローチャート、図9は、画像形成装置の全体構成模式
図、図10は、制御系を含むDCブラシレスモータの従
来の構成例ブロック図、図11は、DCブラシレスモー
タの起動時の速度及び電流波形説明図である。
【0029】(第1の実施例)本発明の実施例に係る画
像形成装置の構成は図9と同様である。
【0030】同図において、感光ドラム1a〜1dを駆
動するモータ6a〜6dについて、本発明に係る画像形
成装置の制御システムを適用して制御操作を行う。
【0031】他の構成及び動作は、前述の従来例と同様
なので説明を省略する。
【0032】図2は、本装置の制御システムの要部構成
を示す。
【0033】10は画像形成装置としてのプリンタであ
る。11はプリンタ内の各装置を制御するプリンタ制御
部である。12はプリンタ内の各装置へ電力を供給する
電源である。13はプリンタ内の各部の状況を検知する
センサ類である。14はプリンタ制御部11の指示によ
りモータ類を制御するモータ制御部である。15はプリ
ンタ内の各装置の動力源となるモータ類である。16は
プリンタの動作状況をユーザに報知する表示部である。
17はプリンタ制御部11とホストコンピュータとの通
信を行う通信コントローラであり、18は印刷するデー
タをプリンタに転送するホストコンピュータである。
【0034】図3、図4において、20はDSP(デジ
タル・シグナル・プロセッサ)、40はDCブラシレス
モータ、30はモータへの供給電力を制御するドライ
バ、46はモータにより駆動される感光ドラム等の回転
体である。前記DSP20は、DCブラシレスモータ4
0からのロータ位置信号により相切り替え制御、プリン
タ制御部11からの制御信号によるモータの始動・停止
制御、及びプリンタ制御部11からの速度信号と速度検
知手段の出力とを比較し、ドライバ30を介して速度制
御を行う。
【0035】DSPの要部構成ブロック図を図5に示
す。図において、21はプログラムコントローラ、22
aは加減算や論理演算を行うALU、22bは積和演算
を行うMAC、23はデータ用メモリ、24はプログラ
ム用メモリ、25はデータメモリバス、26はプログラ
ムメモリバス、27はシリアルポート、28はタイマ、
29はI/Oポートである。このようにメモリをデータ
用とプログラム用に独立させ、バスもデータバスとプロ
グラムバスに分離し、乗算と加算を1マシンサイクルで
実行するMACを持つことで高速な演算を可能としてい
る。
【0036】DCブラシレスモータ40はU、V、Wの
3相スター結線されたコイル43とロータ44を持つ。
更にロータ44の位置検出手段としてロータ44の磁極
を検知する3個のホール素子42を備え、その出口はD
SP20に接続されている。また、ロータ44の外周上
に設けられた磁気的パターン45とMRセンサ41から
成る回転速度検知手段を持ち、その出力はDSP20に
接続されている。
【0037】30はDCブラシレスモータ40を駆動す
るドライバであり、ハイ側トランジスタ31とロー側ト
ランジスタ32を各3個備え、夫々コイル43のU、
V、Wに接続されている。
【0038】DSP20はホール素子42が発生するロ
ータ位置信号HU〜HWにより、ロータの位置を特定
し、相切り替え信号を生成する。相切り替え信号UU〜
UW、LU〜LWは、ドライバ30の各トランジスタを
オン・オフ制御し、励磁する相を順次切り替えてロータ
44を回転させる。
【0039】更に、DSP20は回転速度目標値と回転
速度情報を比較し、PWM(PulseWidth Modulation)
信号を生成、出力する。PWM信号は0でduty0、25
5でduty100となる。PWM信号は相切り替え信号U
U〜UWとナンドゲート33により論理積否定され駆動
電流のチョッピングを行いDCブラシレスモータ40の
回転速度を制御する。なお、ナンドゲート33を使わず
にDSP20で全て処理しても良い。
【0040】図9における駆動ローラ4、及びモータ6
eの構成も上記構成と同様なので説明を省略する。
【0041】次に本回路のモータ起動シーケンスの動作
を図1に基づいて説明する。
【0042】開ループ制御により、一定時間モータを駆
動した後、閉ループ制御によりモータを制御する。
【0043】プリンタ制御部11からモータ回転と最終
目標速度を指示されると(ステップS1、ステップS
2)、モータ制御部14は、最終目標速度に応じて、開
ループ制御時のPWM値とその駆動時間を決定する。例
えば、最終目標速度が2000rpmの場合、PWM値
=100、駆動時間=100ms、最終目標速度が10
00rpmの場合、PWM値=50、駆動時間=50m
sと設定する。
【0044】なお、閉ループ制御時の制御ループの各パ
ラメータを最終目標速度に応じて設定しても良く、また
現在の回転速度に応じて切り替えても良い。
【0045】次に、駆動時間計測用カウンタをセットす
る(ステップS3)。
【0046】更に、前記PWM値により、モータの駆動
を開始し(ステップS4)、カウンタを一定周期毎に減
算する(ステップS5)。
【0047】カウンタ値が0になるまで、開ループ制御
を続け、その後、閉ループ制御に切り替える(ステップ
S6)。
【0048】閉ループ制御では、モータの回転速度を検
出し(ステップS7)、回転目標値と検出した回転速度
とによりモータ操作量を演算の上(ステップS8)、演
算した操作量に基づいてPWM信号を出力する。PWM
信号は相切り替え信号UU〜UWとナンドゲート33に
より論理積否定され駆動電流のチョッピングを行う(ス
テップS9)。
【0049】以上の動作を各モータについて、最終目標
速度に達するまで継続し、目標速度に達した時点で起動
シーケンスを終了する(ステップS10)。
【0050】(第2の実施例)第2の実施例の形態を以
下に説明する。
【0051】本実施例における画像形成装置、及び制御
システムの要部構成は、第1の実施例と同様なので説明
を省略する。
【0052】開ループでの駆動を、所定の回転速度に達
するまで継続する点が第1の実施例と異なり、その他は
第1の実施例と同様である。
【0053】次に、第2の実施例における本回路の動作
を図6に基づいて説明する。
【0054】プリンタ制御部11からモータ回転と最終
目標速度を指示されると(ステップS601、ステップ
S602)、モータ制御部14は、最終目標速度に応じ
て、開ループ制御時のPWM値を決定する(ステップS
603)。このPMW値は閉ループ制御に切り替える速
度に十分達する値とする。例えば、最終目標速度が20
00rpmの場合、PWM値=100、最終目標速度が
1000rpmの場合、PWM値=50と設定する。
【0055】なお、閉ループ制御時の制御ループの各パ
ラメータを最終目標速度に応じて設定しても良く、また
現在の回転速度に応じて切り替えても良い。
【0056】次に、前記PMW値によりモータを起動す
る(ステップS604)。更に、モータの回転速度を検
出する(ステップS605)。
【0057】モータの回転速度が最終目標速度の、例え
ば、80%に達した時点で閉ループ制御に切り替える
(ステップS606)。
【0058】閉ループ制御では、モータの回転速度を検
出し(ステップS607)、検出した回転速度と目標速
度とを比較し、その結果からモータ操作量を演算の上
(ステップS608)、演算した操作量に基づいてPW
M信号を出力する(ステップS609)。
【0059】以上の動作を各モータについて、最終目標
速度に達するまで継続し、目標速度に達した時点で起動
シーケンスを終了する(ステップS610)。
【0060】(第3の実施例)第3の実施例の形態を以
下に説明する。
【0061】本実施例における画像形成装置、及び制御
システムの要部構成は、第1の実施例と同様なので説明
を省略する。
【0062】開ループ時にPWM値を徐々に増加させる
点が第1の実施例と異なり、その他の点は第1の実施例
と同様である。
【0063】本回路の動作を図7に基づいて説明する。
【0064】プリンタ制御部11からモータ回転と最終
目標速度を指示されると(ステップS701、ステップ
S702)、モータ制御部14は、最終目標速度に応じ
て、開ループ制御時のPWMの初期値と増分を決定する
(ステップS703)。例えば、最終目標速度が200
0rpmの場合、PWM初期値=100、増分=10、
最終目標速度が1000rpmの場合、PWM初期値=
50、増分=5と設定する。
【0065】なお、閉ループ制御時の制御ループの各パ
ラメータを最終目標速度に応じて設定しても良く、また
現在の回転速度に応じて切り替えても良い。
【0066】次に、決定したPWM初期値を出力し、モ
ータを起動する(ステップS704)。そしてPWM値
に増分を加算し(ステップS705)、モータの回転速
度を検出する(ステップS706)。
【0067】モータの回転速度が最終目標速度の、例え
ば、80%に達した時点で閉ループ制御に切り替える
(ステップS707)。
【0068】閉ループ制御では、モータの回転速度を検
出し(ステップS708)、検出した回転速度と目標速
度とを比較し、その結果からモータ操作量を演算の上
(ステップS709)、演算した操作量に基づいてPW
M信号を出力する(ステップS710)。
【0069】以上の動作を各モータについて、最終目標
速度に達するまで継続し、目標速度に達した時点で起動
シーケンスを終了する(ステップS711)。
【0070】(第4の実施例)第4の実施例の形態を以
下に説明する。
【0071】本実施例における画像形成装置、及び制御
システムの要部構成は、第1の実施例と同様なので説明
を省略する。
【0072】開ループ時にPWM値を段階的に増加させ
る点が第1の実施例と異なり、その他の点は第1の実施
例と同様である。
【0073】本回路の動作を図8に基づいて説明する。
【0074】プリンタ制御部11からモータ回転と最終
目標速度を指示されると(ステップS801、ステップ
S802)、モータ制御部14は、最終目標速度に応じ
て、開ループ制御時のPWM値を決定する(ステップS
803)。例えば、第一のPWM値で所定時間駆動し、
第二のPWM値で所定の速度に達するまで駆動するに際
し、最終目標速度が2000rpmの場合、第一のPW
M値=50、駆動時間10ms、第二のPWM値=10
0、最終目標速度が1000rpmの場合、第一のPW
M値=25、駆動時間10ms、第二のPWM値=50
と設定する。
【0075】第二のPWM値は閉ループ制御に切り替え
得る速度に十分達する値とする。
【0076】なお、閉ループ制御時の制御ループの各パ
ラメータを最終目標速度に応じて設定しても良く、また
現在の回転速度に応じて切り替えても良い。
【0077】次に、前記第一のPWM値により、モータ
の駆動を開始し(ステップS804)、カウンタを一定
周期毎に減算する(ステップS805)。
【0078】カウンタ値が0になるまで、開ループ制御
を続け、その後、第二のPWM値に切り替える(ステッ
プS806)。
【0079】第二のPWM値によりモータを駆動し(ス
テップS807)、更にモータの回転速度を検出する
(ステップS808)。
【0080】モータの回転速度が最終目標速度の、例え
ば、80%に達した時点で閉ループ制御に切り替える
(ステップS809)。
【0081】閉ループ制御では、モータの回転速度を検
出し(ステップS810)、検出した回転速度と目標速
度とを比較し、その結果からモータ操作量を演算の上
(ステップS811)、演算した操作量に基づいてPW
M信号を出力する(ステップS812)。
【0082】以上の動作を各モータについて、最終目標
速度に達するまで継続し、目標速度に達した時点で起動
シーケンスを終了する(ステップS813)。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、本出願に係る発明
によれば、電流リミッタを装備しなくてもモータ起動時
の電流を抑制でき、更に、モータの加速による無駄な電
力の消費が無くなり、電源の電流容量も必要以上に大き
くしなくて良いため、電力消費量の軽減と同時に装置の
コストダウンを図ることが出来るという効果を呈す
る。。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施例における動作説明用フローチャ
ート
【図2】 本発明に係る画像形成装置としてのプリンタ
制御システムの要部構成ブロック図
【図3】 第1の実施例における主要部構成ブロック図
【図4】 第1の実施例における主要部構成ブロック図
【図5】 第1の実施例におけるDSPの要部構成ブロ
ック図
【図6】 第2の実施例における動作説明用フローチャ
ート
【図7】 第3の実施例における動作説明用フローチャ
ート
【図8】 第4の実施例における動作説明用フローチャ
ート
【図9】 画像形成装置の全体構成模式図
【図10】 制御系を含むDCブラシレスモータの従来
の構成例ブロック図
【図11】 DCブラシレスモータの起動時の速度及び
電流波形説明図
【符号の説明】
1、1a〜1d 感光ドラム 2a〜2d レーザスキャナー 3 搬送ベルト 4 駆動ローラ 5 定着器 6a〜6e モータ 10 プリンタ 11 プリンタ制御部 12 電源 13 センサ類 14 モータ制御部 15 モータ類 16 表示部 17 通信コントローラ 18 ホストコンピュータ 20 DSP 21 プログラムコントローラ 22a ALU 22b MAC 23 データ用メモリ 24 プログラム用メモリ 25 データメモリバス 26 プログラムメモリバス 27 シリアルポート 28 タイマ 29 I/Oポート 30 ドライバ 31、71 ハイ側トランジスタ 32、72 ロー側トランジスタ 33 ナンドゲート 40、50 DCブラシレスモータ 41、56 磁気センサ 42、53 ホール素子 43、51 コイル 44、52 ロータ 45、55 磁気的パターン 46 回転体 47 駆動伝達部 54、57 アンプ 58 通電ロジック回路 60 速度制御部 61 F/Vコンバータ 62、82 比較器 63 PLL 64 混合器 65 PWM信号生成器 70 ドライバ 80 電流リミッタ 81 電流検出抵抗
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02P 5/00 H02P 6/02 341K 9A001 Fターム(参考) 2H027 DA17 DE01 DE07 EA15 ED02 EE03 EE04 EE06 2H035 CA05 CA07 CG01 5H001 AA03 AB12 AD01 AD02 5H550 AA15 BB03 DD06 DD08 FF01 FF02 GG03 GG08 HB16 JJ02 JJ03 JJ18 LL09 LL35 MM02 5H560 AA03 BB04 BB07 BB12 DA02 DA19 DB01 DC01 DC12 EB01 GG04 TT05 TT07 UA02 XA12 9A001 JJ35 KK32 KK42

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータと、該モータにより駆動される感
    光ドラム等の回転体と、前記モータをソフトウェアサー
    ボにより制御するモータ制御手段とを備える画像形成装
    置において、前記モータ制御手段は、モータ回転速度検
    出手段、モータ操作量演算手段を有し、停止状態にある
    モータを開ループ制御で起動し、所定の期間、開ループ
    制御でモータを駆動した後、閉ループ制御に切り替える
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 モータと、該モータにより駆動される感
    光ドラム等の回転体と、前記モータをソフトウェアサー
    ボにより制御するモータ制御手段とを備える画像形成装
    置において、前記モータ制御手段は、モータ回転速度検
    出手段、モータ操作量演算手段を有し、停止状態にある
    モータを開ループ制御で起動し、モータの速度が或る値
    に達した場合、閉ループ制御に切り替えることを特徴と
    する画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記モータ制御手段は、開ループ制御時
    に、操作量の値を、少なくとも二段階以上に変化させる
    ことを特徴とする請求項1または2の何れかに記載の画
    像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記モータ制御手段は、開ループ制御時
    に、操作量の初期値及び変化幅を最終目標速度に応じて
    変化させることを特徴とする請求項1または2の何れか
    に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記モータ制御手段は、閉ループ制御時
    に、制御ループの各パラメータを最終目標速度に応じて
    変化させることを特徴とする請求項1または2の何れか
    に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記モータ制御手段は、閉ループ制御時
    に、制御ループの各パラメータを現在の回転速度に応じ
    て変化させることを特徴とする請求項1または2の何れ
    かに記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記モータ制御手段は、電流ループを持
    たず、操作量としてPWM(パルス幅変調)信号を出力
    し、モータへの供給電力をスイッチングすることを特徴
    とする請求項1または2の何れかに記載の画像形成装
    置。
  8. 【請求項8】 前記モータは、DCモータであることを
    特徴とする請求項1または2の何れかに記載の画像形成
    装置。
  9. 【請求項9】 前記DCモータの駆動制御を、デジタル
    信号処理にて行うことを特徴とする請求項8記載の画像
    形成装置。
  10. 【請求項10】 前記デジタル信号処理にDSP、また
    はマイコンを用いることを特徴とする請求項9記載の画
    像形成装置。
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