JP3755331B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のモータで駆動される複数のローラからなる用紙搬送路に沿って搬送される用紙上に画像を形成する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、モータの起動時に流れる電流が定常時に流れる電流より大きいモータを複数用いた装置において、複数のモータを同時に起動するためには、複数のモータの起動時の大電流に耐えられるだけの許容量の大きな電源が必要であり、そのために電源装置は大型で高価なものとならざるを得ないという問題がある。
【0003】
そこで、例えば、特開平10−92096号公報には、起動時の電流が大きいHDD(ハードディスクドライブ)を複数備えた磁気記憶装置の電源装置において、HDDの起動時の消費電流が電源の許容量に比べて余裕があるか否かを判断する判断手段と、余裕があると判断された場合はHDDに電流を供給し、余裕がないと判断された場合は所定の待機時間後に電流を供給するように制御する制御手段とを備えることにより、複数のモータの起動タイミングをずらして起動時の大電流を減少させることにより小型の電源装置で済むようにした起動方式が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この起動方式では電源の余裕を判断する判断手段および供給電流を制御する制御手段を構成するためのCPU、電流計、A/D変換器その他のハードウエアが必要でありコストアップを招きやすく、また、HDDの起動中における他の事象による消費電流の増加を考慮していないため、そのような事象が発生した場合には一時的に電源の許容量を越えてしまう危険性がある。
【0005】
複数のモータで駆動される複数のローラからなる用紙搬送路に沿って搬送される用紙上に画像を形成する画像形成装置においても、多数のモータを備えた大型の画像形成装置の場合はモータの起動時の大電流に対する対策が重要な問題となる。また、多数のモータの起動中における他の突発的事象による電流の増加にも対応できるよう考慮しておくことが必要である。
【0006】
本発明は、上記の事情に鑑み、複数のモータを起動する際の消費電流の増加が抑制された画像形成装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成する本発明の画像形成装置は、
用紙がセットされ、セットされた用紙を供給する、用紙がセットされた時点で用紙セットの初期動作を行うモータが配備された給紙部と、その給紙部から供給された用紙を所定の用紙搬送路を経由して排紙位置まで搬送する複数のローラと、これら複数のローラを駆動する複数の搬送モータと、上記複数のローラにより搬送される途中の用紙上に画像を形成する画像形成部と、上記複数の搬送モータを起動する際に、上記複数の搬送モータを順次に起動するモータ起動手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
ここで、上記モータ起動手段が、上記複数の搬送モータのうち、モータ起動後にモータへ供給される電流が安定するまでの時間が最大なモータに関する上記時間に対応した一定時間ごとに上記複数の搬送モータを順次起動するものであることが好ましい。
【0009】
また、上記モータ起動手段は、互いに異なる電源から電流の供給を受ける搬送モータを続けて起動する場合には、これらの搬送モータの起動タイミングどうしの時間間隔をゼロとして同時に起動するものであることも好ましく、上記モータ起動手段が、起動時の立上がり特性が安定している搬送モータについては該搬送モータの直前に起動される搬送モータとの間の起動タイミングどうしの時間間隔をゼロとして同時に起動するものであることも好ましい態様である。
【0010】
さらに、上記モータ起動手段は、上記複数の搬送モータが順次起動している途中において、上記給紙部に用紙を新たにセットする用紙セットが発生した場合は、全ての搬送モータの起動が完了し最後に起動した搬送モータの起動タイミングから所定の待ち時間が経過した後に上記給紙部における用紙セットの初期動作のためのモータを起動するものであることが好ましい。
【0011】
また、この画像形成装置が上記給紙部を複数備えてなるものであり、
上記モータ起動手段は、上記複数の給紙部のうちの一つの給紙部における用紙セットの初期動作開始後所定の保護時間の経過前に初期動作中の給紙部以外の別の給紙部に用紙セットが発生した場合は、上記保護時間が経過するのを待って上記別の給紙部における用紙セットの初期動作のためのモータを起動するものであることも好ましい。
【0012】
さらに、この画像形成装置が、上記給紙部である第1の給紙部の他に、該給紙部における用紙セットの初期動作のためのモータが電流の供給を受ける電源とは異なる電源から電流の供給を受けて用紙セットの初期動作を行うモータが配備された第2の給紙部を備えたものであって、
上記モータ起動手段は、上記第1の給紙部の用紙セットの初期動作中に上記第2の給紙部の用紙セットが発生した場合には、上記第1の給紙部の用紙セットの初期動作中にも拘わらず上記第2の給紙部の用紙セットの初期動作のためのモータを起動するものであることが好ましい態様の一つであり、
また、この画像形成装置が、上記給紙部である第1の給紙部の他に、用紙セットの初期動作のためのモータとして起動時の立上がり特性が安定しているモータが配備された第2の給紙部を備えたものであって、
上記モータ起動手段は、上記第1の給紙部の用紙セットの初期動作中に上記第2の給紙部の用紙セットが発生した場合には、上記第1の給紙部の用紙セットの初期動作中にも拘わらず上記第2の給紙部の用紙セットの初期動作のためのモータを起動するものであることも好ましい態様の一つである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について説明する。
【0014】
図1は、本発明の各実施形態に共通する画像形成装置の基本構成図である。
【0015】
図1に示すように、この画像形成装置は、スキャナ、ホストコンピュータなどの上位装置100、上位装置I/F部200、制御部(CPU)300、ドロワ開閉検知部400、画像メモリ500、画像形成部600、搬送系I/O部700などがバス800により相互に接続されて構成されている。
【0016】
上位装置100から送られてきた画像データは上位装置I/F部200を通じて画像メモリ500に蓄えられる。上位装置100からの画像出力指示を受けた制御部300は画像形成部600および搬送系I/O部700を制御して画像メモリ500に蓄えられた画像データに基づき用紙上に画像を形成し出力する。
【0017】
ドロワ開閉検知部400は、オペレータが用紙交換のためにドロワを開閉したことを検知するためのものであり、ドロワ開閉検知部400からドロワ閉通知を受けた制御部300が搬送系I/O部700を制御することにより指定されたドロワの用紙セットの初期動作が行われる。
【0018】
図2は、本発明の各実施形態に共通する画像形成装置における用紙搬送路を構成する複数のローラおよびモータを示す図である。
【0019】
図2に示すように、この画像形成装置では、用紙としてロール紙およびカット紙を用いることができる。ロール紙がセットされる給紙部としては第1ロール紙給紙部11と第2ロール紙給紙部12の2つがあり、それぞれRFC(RollFeed and Cutter)1ドロワおよびRFC2ドロワ内に設けられている。また、カット紙がセットされる給紙部としてはカット紙給紙部13がトレイドロワ内に設けられている。
【0020】
上記の各給紙部11,12,13はいずれもドロワ(引出し)内に設けられており、これらのドロワに用紙をセット(補給)するには、操作者はこれらのドロワを一旦矢印方向に引き出し、第1ロール紙給紙部11または第2ロール紙給紙部12の場合は、ロール紙をリール11b,12bにセットした後にドロワを閉じる。カット紙給紙部13の場合は、カット紙を用紙トレイ13bにセットした後にドロワを閉じる。
【0021】
このようにドロワが閉じられると、各ドロワに設置されたドロワ開閉検知部400が、ドロワが閉じられたことを検知し制御部300にその旨を通知する。制御部300は、これを受けて当該給紙部に初期動作の開始を指示する。
【0022】
各給紙部には、用紙がセットされた時点で用紙セットの初期動作を行うモータがそれぞれ配備されている。すなわち、ロール紙用の第1ロール紙給紙部11にはロール紙フィード用兼カッタ11d用のRFC駆動モータ11c、第2ロール紙給紙部12にはロール紙フィード用兼カッタ12d用のRFC駆動モータ12c、カット紙給紙部13にはトレイエレベータモータ13cがそれぞれ配備されている。
【0023】
制御部300から初期動作の開始を指示された給紙部は、次のように初期動作を行う。
【0024】
ロール紙給紙部の場合は、オペレータがロール紙をリール11b(12b)にセットしドロワを閉じると、ドロワ開閉検知部400からの開閉通知を受けた制御部300は、搬送系I/O部700を通じてRFClドロワまたはRFC2ドロワの搬送モータ11m,12mを駆動させて、指定されたサイズのロール紙がセットされたリールからロール紙の先端をホームポジションを越えた位置まで前進させ次いで巻き戻すことによりロール紙のたるみを取り除き、ロール紙の先端位置合わせを行う。また、これらの一連の初期動作中にリールの回転速度からロール紙残量が測定され、さらに、搬送系I/O部700を通じてサイズ、紙質などの用紙情報も併せて入手する。
【0025】
カット紙給紙部の場合は、オペレータがカット紙をトレイにセットしドロワを閉じると、ドロワ開閉検知部400からの開閉通知を受けた制御部300は、搬送系I/O部700を通じてトレイエレベータモータ13cを駆動させて、トレイにセットされたカット紙を給紙可能位置まで上昇させる。このときカット紙残量、サイズ、紙質などの用紙情報も併せて入手する。
【0026】
なお、第1ロール紙給紙部11および第2ロール紙給紙部12にはそれぞれ2つずつ合計4つのリール11b,11b,12b,12bが配備されているが、これらのリールに、例えばA0用ロール紙、A1用ロール紙、A2用ロール紙、およびA3用ロール紙をセットし、カット紙給紙部13にはA4カット紙をセットすることにより一通りのサイズの用紙に画像形成することができる。
【0027】
なお、上記の3つの給紙部以外に、用紙を手差しで給紙する手差し挿入口10aが設けられている。
【0028】
また、第1の排紙位置10bに設けられている排出口は通常使用される排出口であり、第2の排紙位置10cに設けられている排出口は、オプションの用紙折畳み装置用の排出口である。
【0029】
これらの各給紙部から供給された用紙は、A搬送部14、B搬送部15、定着搬送部16、およびE搬送部17からなる用紙搬送路10を経由して第1の排紙位置10bおよび第2の排紙位置10cにそれぞれ設けられた排出口まで搬送される。
【0030】
上記各給紙部および各搬送部には、それぞれ複数のローラ11a,12a,13a,14a,15a,16a,17aが配備されており、これらのローラは、各給紙部と各搬送部にそれぞれ一つずつ配備された搬送モータ11m,12m,13m,14m,15m,16m,17mにより駆動される。
【0031】
B搬送部15には画像形成部18が形成されている。画像形成部18は、上記の複数のローラにより用紙搬送路10上を搬送される途中の用紙上に画像を形成するものであり、例えば周知の電子写真方式の画像形成手段を構成する像担持体ドラム18aその他の部材が用紙搬送路10上に配備されて構成されている。
【0032】
B搬送部15に続く定着搬送部16には、定着ロール16bが備えられており像担持体ドラム18aにより用紙上に転写されたトナー像を定着する。
【0033】
上記の各搬送部の搬送モータおよび各給紙部の用紙セットの初期動作用モータとしては、ブラシレスモータまたはパルスモータが用いられており、これらの各モータを起動する際に、これらの各モータを順次に起動するモータ起動部20が備えられている。
【0034】
なお、本実施形態におけるモータ起動部20は、本発明にいうモータ起動手段に相当するものである。
【0035】
以上説明したように、この画像形成装置には、第1ロール紙給紙部11、第2ロール紙給紙部12にそれぞれ一つずつ配備された搬送モータ11m,12m、カット紙給紙部13に配備された搬送モータ13mおよびトレイエレベータモータ13c、各搬送部に一つずつ配備された搬送モータ14m,15m,16m,17mの合計8つの搬送モータが使用されている。
【0036】
以上のように構成されたこの画像形成装置では、カット紙給紙部13のトレイドロワからカット紙を給紙し排紙位置まで搬送するためには、トレイエレベータモータ13cを除く全ての搬送モータを起動する必要がある。また、第2ロール紙給紙部12のRFC2ドロワからロール紙を給紙し排紙位置まで搬送するためには、搬送モータ13mおよびトレイエレベータモータ13cを除く全ての搬送モータを起動する必要があり、第1ロール紙給紙部11のRFC1ドロワからロール紙を給紙し排紙位置まで搬送するためには、搬送モータ12m,13m、およびトレイエレベータモータ13cを除く全ての搬送モータを起動する必要がある。
【0037】
ここで、図1および図2を参照しながら本発明の各実施形態に共通の画像形成装置における画像形成時の立上げ動作について説明する。
【0038】
例としてトレイドロワからカット紙を給紙してこれに画像形成を行う場合について説明すると、上位装置100から上位装置I/F部200に対しカット紙への画像出力指示が出されると、制御部300は画像形成部600に露光準備を指示し、これと同時に制御部300は搬送系I/O部700を通じてRFC2ドロワの搬送モータ12m、RFC1ドロワの搬送モータ11m、A搬送部の搬送モータ14m、B搬送部の搬送モータ15m、定着搬送部の搬送モータ16m、E搬送部の搬送モータ17mを所定の順序で起動させて用紙搬送のための準備を行う。
【0039】
制御部300は、搬送モータの起動が完了し、かつ露光準備の完了通知を受取った後に搬送系I/O部700を通じてトレイドロワの搬送モータ13mを駆動させてカット紙の給紙および搬送を開始させる。
【0040】
このように、大型でかつ幅広のサイズ、例えばA0サイズの用紙を扱う画像形成装置では、用紙を搬送させるために多数のローラが使用されており、これら多数のローラは複数のブラシレスモータあるいはパルスモータにより駆動されているが、ブラシレスモータはパルスモータと異なり、起動時に大電流を消費するので、大電流が重複することによるLVPS(低圧電源供給装置)の電圧降下および過電流保護回路の動作を防止するために複数のブラシレスモータを同時に起動させないようにする必要がある。
【0041】
次に、本発明の第1の実施形態として、立上げ時の搬送モータ同時起動防止のための制御方法について説明する。
【0042】
先ず、画像形成時の立上げ動作において各搬送モータを同時に起動させないようにするために制御部300で行っている制御動作について説明する。制御部300では、画像形成時の立上げ動作における各搬送モータの起動順序および起動間隔を次のように制御している。
【0043】
表1は、第1の実施形態における画像形成時の立上げ時の搬送モータ起動順序および起動間隔を示すモータ立上げ表の例である。
【0044】
【表1】
Figure 0003755331
【0045】
ここで、起動間隔とは、その搬送モータに起動指示が出た場合、その搬送モータを即座に起動すると他の搬送モータの立上げと重複する恐れがあるので、モータ起動部20は、その搬送モータを起動するに先立ち所定の時間間隔が経過するのを待ってから搬送モータを起動させるようにしている。すなわち、その搬送モータが起動される前に起動された搬送モータとの間の起動タイミングどうしの時間間隔をいう。
【0046】
この起動間隔は、各搬送モータについて、モータ起動後にモータに供給される電流が安定するまでの時間を予め測定しておき、その測定値を基に上記モータ立上げ表における各搬送モータの起動間隔を設定するようにしてもよいが、表1に示すように複数の搬送モータのうち、モータ起動後にモータに供給される電流が安定するまでの時間が最大なモータに関する時間(この例では800msec)に対応した一定の起動間隔で複数の搬送モータを順次起動するようにモータ起動部20を構成してもよい。
【0047】
上記のように、全ての搬送モータの起動間隔を一律に設定した場合は、全ての搬送モータが起動を完了するまでに要する時間が必要以上に長くなる可能性がある。そこで、起動時の立上がり特性が安定している搬送モータについてはその搬送モータの直前に起動される搬送モータとの間の起動タイミングどうしの時間間隔をゼロとして同時に起動するようにモータ起動部20を構成してもよい。
【0048】
また、互いに異なるLVPSから電流の供給を受ける搬送モータどうしを続けて起動する場合には、これらの搬送モータの起動タイミングどうしの時間間隔をゼロとして同時に起動するようにモータ起動部20を構成してもよい。
【0049】
これらの起動時間短縮のための考慮を加えて作成したモータ立上げ表の例を次に示す。
【0050】
表2は、第1の実施形態における起動時の立上がり特性および電流供給源を考慮した場合のモータ立上げ表の例である。
【0051】
【表2】
Figure 0003755331
【0052】
表2に示すように、起動順序3の搬送モータの電流供給源はLPVS2であり、起動順序2の搬送モータの電流供給源LPVS1とは互いに異なる電源であるので、起動順序3の搬送モータの起動間隔はゼロでよい。すなわち、起動順序3の搬送モータは起動順序2の搬送モータと実質的に同時に起動させてもよい。同様の理由から、起動順序5の搬送モータは起動順序4の搬送モータと実質的に同時に起動させてもよい。さらに、起動順序6の搬送モータは起動時の立上がり特性が安定しているパルス搬送モータであるため、起動順序6の搬送モータの起動間隔はゼロでよい。すなわち、起動順序6の搬送モータは起動順序5の搬送モータと実質的に同時に起動させてもよい。このようにして、表2の例では、6台の搬送モータ全体の起動時間は表1の場合に比べて800msec×3=2400msec短縮することができる。
【0053】
図3は、第1の実施形態における起動制御の流れを示すフローチャートである。
【0054】
制御部300(図1参照)は、上位装置100から画像出力指示を受けると、図3に示すように、画像形成部600に露光準備を指示する(ステップS1)。次に、表1、表2に示したようなモータ立上げ表に定められた起動順序および起動間隔を参照し(ステップS2)、指定された起動順序(起動順序の初期値は1に設定されている)の搬送モータの起動間隔を所定のタイマに設定する(ステップS3)。次にこのタイマがタイムアウトとなるまで待って(ステップS4)から、その搬送モータを起動する(ステップS5)。次にモータ立上げ表を参照して最後の搬送モータまで起動を完了したか否かを判定し(ステップS6)、判定の結果、完了していなければステップS2に戻り次の起動順序の搬送モータの処理を続ける。ステップS6の判定の結果、最後の搬送モータまで起動を完了していればステップS7に移り、画像形成部600から露光準備完了通知を受信したか否かを判定し(ステップS7)、露光準備完了通知の受信を待って給紙を開始し(ステップS8)、指示された枚数分の画像形成と用紙排出を繰り返し実行する(ステップS9)。
【0055】
なお、上記の第1の実施形態においては、全ての搬送モータの起動が完了し露光準備が完了してから給紙を開始するように制御しているが、対象となる画像形成装置における用紙搬送路の搬送速度は既知であるので、給紙部に近いローラを駆動する搬送モータから順次起動を開始し、全ての搬送モータが起動を完了するのを待たずに、露光準備が完了した時点で給紙および用紙搬送を開始するようにしてもよい。
【0056】
次に、本発明の画像形成装置の第2の実施形態について説明する。
【0057】
第2の実施形態は、複数の搬送モータが順次起動している途中で、給紙部において用紙を新たにセットする用紙セットが発生した場合に対応するものである。このような場合は、モータ起動部20は、全ての搬送モータの起動が完了し最後に起動した搬送モータの起動タイミングから所定の時間が経過した後に給紙部における用紙セットの初期動作のためのモータを起動するように制御を行う。
【0058】
さらに、この画像形成装置のように複数の給紙部を備えている場合に、これら複数の給紙部のうちの一つの給紙部における用紙セットの初期動作開始後所定の保護時間の経過前に初期動作中の給紙部以外の別の給紙部に用紙セットが発生した場合は、モータ起動部20は、上記の保護時間が経過するのを待って上記の別の給紙部における用紙セットの初期動作のためのモータを起動するように制御を行う。
【0059】
また、この画像形成装置が、複数の給紙部を備え、第1の給紙部における用紙セットの初期動作のためのモータが電流の供給を受ける電源とは異なる電源から電流の供給を受けて用紙セットの初期動作のためのモータが配備された第2の給紙部を備えたものであって、第1の給紙部の用紙セットの初期動作中に第2の給紙部の用紙セットが発生した場合に、モータ起動部20は、第1の給紙部の用紙セットの初期動作中にも拘わらず第2の給紙部の用紙セットの初期動作のためのモータを起動するように制御を行う。
【0060】
さらに、この画像形成装置が、複数の給紙部を備え、第1の給紙部の他に、用紙セットの初期動作のためのモータとして起動時の立上がり特性が安定しているモータが配備された第2の給紙部を備えたものであって、第1の給紙部の用紙セットの初期動作中に第2の給紙部の用紙セットが発生した場合に、モータ起動部20は、第1の給紙部の用紙セットの初期動作中にも拘わらず第2の給紙部の用紙セットの初期動作のためのモータを起動するように動作するように制御を行う。
【0061】
次に、第2の実施形態における用紙セット時の初期動作において各ドロワ内のモータ起動を同時に行わせないようにするために制御部300が行う制御動作について説明する。
【0062】
表3は、第2の実施形態において用いられる初期動作管理表である。
【0063】
【表3】
Figure 0003755331
【0064】
表3には、制御部300が用紙セット後のドロワ押し込みを検知した際の、そのドロワの初期動作のためのモータを起動するにあたり他のモータについての考慮が必要であるか否かが定められている。
【0065】
表3に示す例では、RFC1ドロワの第1ロール紙給紙部11の搬送モータ11mと、RFC2ドロワの第2ロール紙給紙部12の搬送モータ12mには、ともにブラシレスモータが使用されており、かつ同一のLVPS1を電流供給源としているため、初期動作の際には、所定の起動間隔を設けるように考慮する必要がある旨が定められている。なお、ここで搬送モータ11mと搬送モータ12mが、供給源として互いに異なるLVPSから電源の供給を受けている場合は起動間隔を空ける必要はない。
【0066】
また、A搬送路モータ14mは、パルスモータが使用されているので起動間隔を考慮する必要はない旨が定められている。また、A搬送路モータ14mは、他のドロワとは異なる供給源から電流の供給を受けているのでこの点からも起動間隔を考慮する必要はない。
【0067】
図4は、第2の実施形態における起動制御の流れを示すフローチャートである。
【0068】
制御部300(図1参照)は、図4に示すように、ドロワ開閉検知部400からのドロワ閉通知を受ける(ステップS11)と、初期動作管理表(表3参照)を参照し(ステップS12)、そのドロワが初期動作を無条件に行えるか否か、すなわち立上げ時の考慮が不要か否かを判定し(ステップS13)、判定の結果、初期動作を無条件に行える場合はステップS17に移り直ちに初期動作、すなわち、そのドロワのモータ起動を開始する。判定の結果、初期動作を無条件に行えない場合はステップS14に移り、保護タイマが起動中であるか否かが判定される。
【0069】
この保護タイマは、複数のドロワが存在する場合に、あるドロワのモータを起動するにあたり、その時点でほかのドロワのモータの起動が行われている場合に同時起動となるのを防止するためのものである。保護タイマには、複数のドロワのモータのうち、モータ起動後にモータへ供給される電流が安定するまでの所要時間が最大なモータの所要時間が設定され、あるモータが起動するとともにこの保護タイマが起動され複数モータの同時起動を防止する。
【0070】
ステップS14の判定の結果、保護タイマが起動中でなければステップS16に移り、保護タイマを起動し、次に搬送系I/O部700へ指示を出して初期動作を開始する(ステップS17)。ここで保護タイマを起動するのは、このモータが起動中にほかのドロワのモータが同時に起動を開始しないように保護するためである。ステップS14の判定の結果、保護タイマが起動中であれば、ステップS15で保護タイマがタイムアウトとなるのを待ってからステップS16に移り、保護タイマを起動し、次に搬送系I/O部700へ指示を出して初期動作を開始する(ステップS17)。
【0071】
次に、本発明の画像形成装置の第3の実施形態について説明する。
【0072】
この第3の実施形態は、画像形成時の立上げ動作において各搬送モータを同時に起動させないように制御するとともにドロワのモータをも同時に起動させないように制御するものである。
【0073】
図5は、第3の実施形態における起動制御の流れを示すフローチャートである。
【0074】
制御部300(図1参照)は、図5に示すように、ドロワ開閉検知部400からのドロワ閉通知を受ける(ステップS21)と、初期動作管理表(表3参照)を参照し(ステップS22)、そのドロワが初期動作を無条件に行えるか否か、すなわち立上げ時の考慮が不要か否かを判定し(ステップS23)、判定の結果、初期動作を無条件に行える場合はステップS27に移り直ちに初期動作、すなわち、そのドロワのモータ起動を開始する。判定の結果、初期動作を無条件に行えない場合はステップS24に移り、内部状態を参照する。すなわち、画像形成時の搬送モータの立上げ動作が行われているか否かが判定される(ステップS25)。判定の結果、搬送モータの立上げが行われていなければステップS26に移り、保護タイマを起動し、次に搬送系I/O部700へ指示を出して初期動作を開始する(ステップS27)。ここで保護タイマを起動するのは、搬送モータが起動中にドロワのモータが同時に起動を開始しないように保護するためである。ステップS25の判定の結果、搬送モータの立上げが行われている場合はステップS28に移り、最後の搬送モータまで起動が完了したか否かが判定され(ステップS28)、最後の搬送モータまで起動が完了するのを待ってステップS29に移って保護タイマを起動し、その保護タイマがタイムアップとなるのを待って(ステップS30)ステップS26に移り、保護タイマを起動し、次に搬送系I/O部700へ指示を出して初期動作を開始する(ステップS27)。
【0075】
ステップS29およびステップS30において保護タイマがタイムアップとなるのを待つのは、搬送モータの立上がりが安定する前にドロワのモータを起動させないためである。
【0076】
なお、図5に示したフローチャートのように制御する代わりに、搬送モータを順次起動して立上げている途中にドロワ閉が発生した場合に、搬送モータの立上げを一時中断し、中断前の最後の搬送モータ起動から所定の起動間隔が経過するのを待ってドロワの初期動作を実行し、ドロワの初期動作が完了した後に、中断した残りの搬送モータ起動を再開するように制御してもよい。
【0077】
また、上記のように搬送モータの立上げを一時中断する制御方式と、図5に示したフローチャートのように制御する方式とのいずれの方式を採用するかを、予めオペレータが選択できるように構成してもよい。
【0078】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の画像形成装置によれば、複数の搬送モータを起動する際に、これら複数の搬送モータを順次に起動するモータ起動手段を備えたことにより、多数のモータの同時起動による消費電流の増加が効果的に抑制された低コストの画像形成装置を実現することができる。しかも、本発明による消費電流増加の抑制はハードウエアに依存するものではないため汎用性が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の各実施形態に共通する画像形成装置の基本構成図である。
【図2】本発明の各実施形態に共通する画像形成装置の用紙搬送路を構成する複数のローラおよびモータを示す図である。
【図3】第1の実施形態における起動制御の流れを示すフローチャートである。
【図4】第2の実施形態における起動制御の流れを示すフローチャートである。
【図5】第3の実施形態における起動制御の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 用紙搬送路
10a 手差し挿入口
10b,10c 排紙位置
11 第1ロール紙給紙部
11a,12a,13a,14a,15a,16a,17a ローラ
11b,12b リール
11c,12c RFC駆動モータ(用紙セット初期動作用モータ)
11d カッタ
11m,12m,13m,14m,15m,16m,17m 搬送モータ
12 第2ロール紙給紙部
13 カット紙給紙部
13b トレイ
13c トレイエレベータモータ(用紙セット初期動作用モータ)
14 A搬送部
15 B搬送部
16 定着搬送部
16b 定着ロール
17 E搬送部
18 画像形成部
18a 像担持体ドラム
20 モータ起動部
100 上位装置
200 上位装置I/F部
300 制御部
400 ドロワ開閉検知部
500 画像メモリ
600 画像形成部
700 搬送系I/O部
800 バス

Claims (7)

  1. 用紙がセットされ、セットされた用紙を供給する、用紙がセットされた時点で用紙セットの初期動作を行うモータが配備された給紙部と、該給紙部から供給された用紙を所定の用紙搬送路を経由して排紙位置まで搬送する複数のローラと、該複数のローラを駆動する複数の搬送モータと、前記複数のローラにより搬送される途中の用紙上に画像を形成する画像形成部と、前記複数の搬送モータを起動する際に、前記複数の搬送モータを順次に起動するモータ起動手段とを備え
    前記モータ起動手段は、前記複数の搬送モータが順次起動している途中において、前記給紙部に用紙を新たにセットする用紙セットが発生した場合は、全ての搬送モータの起動が完了し最後に起動した搬送モータの起動タイミングから所定の待ち時間が経過した後に前記給紙部における用紙セットの初期動作のためのモータを起動するものであることを特徴とする画像形成装置。
  2. 用紙がセットされセットされた紙を供給する用紙がセットされた時点で用紙セットの初期動作を行うモータが配備された給紙部と、該給紙部から供給された用紙を所定の用紙搬送路を経由して排紙位置まで搬送する複数のローラと、該複数のローラを駆動する複数の搬送モータと、前記複数のローラにより搬送される途中の用紙上に画像を形成する画像形成部と、前記複数の搬送モータを起動する際に、前記複数の搬送モータを順次に起動するモータ起動手段とを備え、前記モータ起動手段は、前記複数の搬送モータが順次起動している途中において、前記給紙部に用紙を新たにセットする用紙セットが発生した場合は、搬送モータの立上げを一時中断し、中断前の最後に起動した搬送モータの起動タイミングから所定の待ち時間が経過した後に前記給紙部における用紙セットの初期動作のためのモータを起動し、初期動作が完了した後に、中断した残りの搬送モータの起動を再開するものであることを特徴とする画像形成装置。
  3. この画像形成装置が前記給紙部を複数備えてなるものであり、前記モータ起動手段は、前記複数の給紙部のうちの一つの給紙部における用紙セットの初期動作開始後所定の保護時間の経過前に初期動作中の給紙部以外の別の給紙部に用紙セットが発生した場合は、前記保護時間が経過するのを待って該別の給紙部における用紙セットの初期動作のためのモータを起動するものであることを特徴とする請求項1または請求項2記載の画像形成装置。
  4. この画像形成装置が、前記給紙部である第1の給紙部の他に、該給紙部における用紙セットの初期動作のためのモータが電流の供給を受ける電源とは異なる電源から電流の供給を受けて用紙セットの初期動作を行うモータが配備された第2の給紙部を備えたものであって、前記モータ起動手段は、前記第1の給紙部の用紙セットの初期動作中に前記第2の給紙部の用紙セットが発生した場合には、前記第1の給紙部の用紙セットの初期動作中にも拘わらず前記第2の給紙部の用紙セットの初期動作のためのモータを起動するものであることを特徴とする請求項1または請求項2記載の画像形成装置。
  5. この画像形成装置が、前記給紙部である第1の給紙部の他に、用紙セットの初期動作のためのモータとして起動時の立上がり特性が安定しているモータが配備された第2の給紙部を備えたものであって、前記モータ起動手段は、前記第1の給紙部の用紙セットの初期動作中に前記第2の給紙部の用紙セットが発生した場合には、前記第1の給紙部の用紙セットの初期動作中にも拘わらず前記第2の給紙部の用紙セットの初期動作のためのモータを起動するものであることを特徴とする請求項1または請求項2記載の画像形成装置。
  6. 前記搬送モータのモータ起動手段は、互いに異なる電源から電流の供給を受ける搬送モータを続けて起動する場合には、これらの搬送モータの起動タイミングどうしの時間間隔を略同時に起動するものであることを特徴とする請求項1乃至請求項5記載の画像形成装置。
  7. 前記搬送モータのモータ起動手段は、起動時の立上がり特性が安定している搬送モータについては該搬送モータの直前に起動される搬送モータとの間の起動タイミングどうしの時間間隔を略同時に起動するものであることを特徴とする請求項1乃至 請求項5記載の画像形成装置。
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