JP2013151091A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】脱調予防、省電力、コスト低減を図りつつ、給紙・搬送系の制御を簡略化する。
【解決手段】n(nは1以上の自然数)枚目の用紙Pの搬送にかかるモータM4の負荷角を検出する。そして、検出した負荷角に応じて、n枚目の用紙Pの搬送にかかるモータM5、M6の電流値およびn枚目より後の用紙Pの供給にかかるモータM1、搬送にかかるM2の電流値を設定する。このような制御を電源ON等の際に行う。
【選択図】図1
【解決手段】n(nは1以上の自然数)枚目の用紙Pの搬送にかかるモータM4の負荷角を検出する。そして、検出した負荷角に応じて、n枚目の用紙Pの搬送にかかるモータM5、M6の電流値およびn枚目より後の用紙Pの供給にかかるモータM1、搬送にかかるM2の電流値を設定する。このような制御を電源ON等の際に行う。
【選択図】図1
Description
本発明は、複写機や複合機のような画像形成装置に係り、特に、画像形成装置において使用される用紙等のシート材を搬送するための駆動源の制御技術に関する。
画像形成装置における用紙の給紙・搬送系の駆動源には、小型で安価なステッピングモータが用いられる場合が多い。また、そのステッピングモータは、1パルスの入力に対して、基本角度だけ回転する。そのため、オープンループ制御ができることから、制御機構を含むシステムの簡素化が図れる。ステッピングモータは、小型かつ安価に構成できる反面、パルス信号の入力に対して回転子の回転が同期できなくなる脱調現象がしばしば発生する。脱調現象は、例えば、駆動回路からステッピングモータに出力されるパルスのパルスレートに対して過負荷状態のときに発生する。
一方、多種多様な画像形成を行う画像形成装置では、普通紙、厚紙等のように様々な紙種の用紙に対応する必要がある。そのため、紙種によっては、ステッピングモータに要求されるトルクが大きく変動する。用紙搬送路に沿って配置されたスポンジ材の搬送ローラに用紙が突入するときのトルクを例に挙げると、厚紙(200g/cm)と普通紙(80g/cm)ではその差が2倍にも及ぶことがある。ステッピングモータのトルクは、駆動電流の値によって決まる。そのため、ステッピングモータの選定及びトルクを決定づける駆動電流の選定は、より条件の厳しい厚紙の使用を想定して決定される。
しかし、一般のオフィス等では、圧倒的に普通紙の使用頻度が高い。そのため、常に厚紙に対応した設定の駆動電流では、必要以上に電力を消費したり、音が発生したりしてしまう。そこで、この問題を解消する技術が提案されている(特許文献1)。特許文献1は、ステッピングモータ内部にロータ位置を検出するセンサを備えたフィードバックステッピングモータを上流側(給紙系)の駆動源としている。フィードバックステッピングモータは、回転中に回転速度及び回転量の情報をセンサを介して監視し、脱調しそうになると、即座にクローズドモードで制御を行う点が特徴である。そして、センサの検出結果に基づいて、下流側(搬送系)のステッピングモータの電流値を決定している。
また、最近は、ステッピングモータの最大出力トルクと駆動電流の大きさとの関係を利用して駆動電流を最適化する技術も提案されている(特許文献2)。特許文献2に開示された技術では、1枚目の用紙搬送の際に推定負荷トルクを算出する。そして、この推定負荷トルクを利用して、2枚目以降の用紙搬送の際に目標とする負荷トルクの大きさに対応する電流値を決定する。
特許文献1に開示された技術は、脱調の防止には効果的である。しかし、紙種別に複数の用紙カセットが装着されている場合、それぞれ用紙カセット毎にフィードバックステッピングモータが必要となる。そのため、その制御処理が複雑化する。また、フィードバックステッピングモータは非常に高価であり、画像形成装置の価格上昇につながるという課題も残る。
特許文献2に開示された技術は、複数のステッピングモータの各々について独立に制御しているので、複数のステッピングモータを使用する場合は制御回路が複雑になる。
特許文献2に開示された技術は、複数のステッピングモータの各々について独立に制御しているので、複数のステッピングモータを使用する場合は制御回路が複雑になる。
本発明は、このような事情に鑑み、脱調の予防、必要以上の電力消費の予防を図りつつ、画像形成装置の構成コストの低減をも図り、駆動源の制御を簡略化する装置を提供することを、その課題とする。
本発明は、シート材に画像を形成する画像形成装置であって、複数の搬送経路を有するシート材を搬送する搬送手段と、前記複数の搬送経路のそれぞれに配置されたローラを駆動するための複数の第1モータおよび、前記複数の搬送経路が合流した後に配置されたローラを駆動するための第2モータと、前記第2モータの負荷角を検出する検出手段と、前記検出された第2モータの負荷角に応じて前記第1モータおよび前記第2モータを駆動するための電流値を設定する設定手段とを有し、n(nは1以上の自然数)枚目のシート材を搬送する際に前記検出手段が検出した前記第2モータの負荷角に応じて、前記n枚目より後のシート材を搬送する際の前記複数の第1のモータおよび前記第2のモータの電流値を設定することを特徴とする。
本発明によれば、脱調の予防、必要以上の電力消費の予防を図りつつ、画像形成装置の構成コストの低減をも図り、駆動源の制御を簡略化することができる。
以下、本発明を適用した画像形成装置の実施の形態例を説明する。ここでは、電子写真方式のプロセスを含む画像形成装置の例を示す。すなわち、シート材は、印刷用の用紙であり、一例として2つの用紙カセットを装着している場合の例を示す。また、定電流制御式の複数のモータが、すべてステッピングモータである場合の例を示す。
[実施形態例]
図1は、本実施形態例に係る画像形成装置の概要断面図である。
本実施形態例の画像形成装置1は、矢印方向に回転する4色(Y、M、C、K)の感光ドラム1a〜1dを有している。外部より画像信号と共に印刷指示を受けると、画像形成装置1は、感光体(感光ドラム)1a〜1dを1次帯電部2a〜2dで一様に帯電させる。また、露光部3a〜3dで画像信号に応じた露光を行うことにより感光体1a〜1dに静電潜像を形成する。静電潜像は、現像部4a〜4dで現像され、トナー像が形成される。
図1は、本実施形態例に係る画像形成装置の概要断面図である。
本実施形態例の画像形成装置1は、矢印方向に回転する4色(Y、M、C、K)の感光ドラム1a〜1dを有している。外部より画像信号と共に印刷指示を受けると、画像形成装置1は、感光体(感光ドラム)1a〜1dを1次帯電部2a〜2dで一様に帯電させる。また、露光部3a〜3dで画像信号に応じた露光を行うことにより感光体1a〜1dに静電潜像を形成する。静電潜像は、現像部4a〜4dで現像され、トナー像が形成される。
また、本実施形態例の画像形成装置1は、用紙カセット91、92を装着しており、用紙の種別、例えば、普通紙と厚紙、A4サイズ用紙とA3サイズ用紙をそれぞれの任意に切り替えることができる。使用する紙種を特定することで、その用紙を収容している用紙カセット91又は92いずれかが一意に選択されるようにもできる。
用紙カセット91が選択されている場合は、上記画像形成過程の適度のタイミングで、用紙P1が給紙ローラ81へ供給される。さらに、搬送ローラ82、84、85、86を介して2次転写部56、57へ供給される。給紙ローラ81、搬送ローラ82、84、85、86のそれぞれは、ステッピングモータM1、M2、M4、M5、M6により駆動される。感光体1a〜1d上で現像された各色のトナー像は、1次転写部53a〜53dで中間転写ベルト51に多重転写される。さらに2次転写部56、57で用紙Pに転写される。
また、用紙カセット92が選択されている場合は、上記画像形成過程の適度のタイミングで、用紙P2が給紙ローラ83へ供給される。さらに、搬送ローラ84、85、86を介して2次転写部56、57へ供給される。
給紙ローラ83、搬送ローラ84、85、86のそれぞれは、ステッピングモータM3、M4、M5、M6により駆動される。感光体1a〜1d上で現像された各色のトナー像は、1次転写部53a〜53dで中間転写ベルト51に多重転写される。さらに2次転写部56、57で用紙Pに転写される。
給紙ローラ83、搬送ローラ84、85、86のそれぞれは、ステッピングモータM3、M4、M5、M6により駆動される。感光体1a〜1d上で現像された各色のトナー像は、1次転写部53a〜53dで中間転写ベルト51に多重転写される。さらに2次転写部56、57で用紙Pに転写される。
このように、用紙カセット91又は92それぞれから供給された用紙P1、P2は、共通してステッピングモータM4、M5、M6のそれぞれにより駆動される搬送ローラ84、85、86により搬送される。
このように画像形成装置1は、複数の用紙カセット91、92から給紙されたシート材を搬送するために、複数の用紙カセットに対応させて複数の搬送経路を有している。ステッピングモータM3は、用紙カセット92から給紙されたシート材に対応した搬送経路に配置された給紙ローラ83を駆動する。そして、ステッピングモータM1およびM2は、用紙カセット91から給紙されたシート材に対応した搬送経路に配置された給紙ローラ81および搬送ローラ82を駆動する。そして、ステッピングモータM4、M5、M6は、複数の搬送経路が合流した後の搬送経路に配置されている搬送ローラ84、85、86を駆動する。
このように画像形成装置1は、複数の用紙カセット91、92から給紙されたシート材を搬送するために、複数の用紙カセットに対応させて複数の搬送経路を有している。ステッピングモータM3は、用紙カセット92から給紙されたシート材に対応した搬送経路に配置された給紙ローラ83を駆動する。そして、ステッピングモータM1およびM2は、用紙カセット91から給紙されたシート材に対応した搬送経路に配置された給紙ローラ81および搬送ローラ82を駆動する。そして、ステッピングモータM4、M5、M6は、複数の搬送経路が合流した後の搬送経路に配置されている搬送ローラ84、85、86を駆動する。
感光体1a〜1d上に残った転写残トナーは、クリーナ6a〜6dで回収される。また、中間転写ベルト51に残った転写残トナーは、中間転写ベルトクリーナ55で回収される。用紙Pに転写されたトナー像は、定着部7によって定着されることにより、カラー画像が得られる。
図2は、画像形成装置1の給紙系及び搬送系の駆動制御の系統を示す図である。画像形成装置1における全体の動作制御は、CPU(Central Processing Unit)101において行う。CPU101は、画像形成のための制御プログラムを読み込んで実行することにより、画像形成装置全体の動作を制御する。CPU101には、駆動制御部102、105、メモリ106が接続されている。
用紙カセット91又は92それぞれから供給された用紙P1又はP2が、共通して搬送される最初の搬送系の駆動は、駆動制御部102の制御のもとで、搬送ステッピングモータM4が担当する。その他の搬送系の駆動は、駆動制御部105の制御のもとで、搬送ステッピングモータM2、M5、M6それぞれが担当する。また、給紙系の駆動は、駆動制御部105の制御のもとで、給紙ステッピングモータM1、M3が担当する。すなわち、CPU101と各駆動制御部102、105とで駆動制御手段を構成する。
給紙ステッピングモータM1、M3は最上流のステッピングモータである。用紙カセット91から用紙P1を供給する場合、例えば搬送ステッピングモータM6は、給紙ステッピングモータM1よりもやや遅れたタイミングで駆動されても良い。給紙時には駆動する必要がないためである。
以下、用紙カセット91から用紙P1が供給される場合を例にあげて説明する。但し、給紙ステッピングモータM1と搬送ステッピングモータM2、M5、M6とは同じ構成及び動作なので、これらについての説明を省略する。
駆動制御部102は、CPU101からの位置指令信号a1と電流設定値a2とをもとに、搬送ステッピングモータM4に駆動電流a3を供給している。搬送ステッピングモータM4にはエンコーダ104が取り付けられている。エンコーダ104は、脱調マージン(負荷角)検出部103に搬送ステッピングモータM4の回転信号a4を出力する。脱調マージン(負荷角)検出部103は、CPU101からの位置指令信号a1とエンコーダ104からの回転信号a4とをもとに、搬送ステッピングモータM4の負荷角を算出し、その負荷角の情報a5をCPU101に出力する。
駆動制御部105は、CPU101からの位置指令信号b1と電流設定値b2とをもとに、給紙ステッピングモータM1、並びに、搬送ステッピングモータM2、M5、M6それぞれに駆動電流b3を供給する。
メモリ106は、搬送ステッピングモータM4及び給紙ステッピングモータM1の電流設定値、搬送ステッピングモータM4で検知した負荷角の情報a5、CPU101の各種演算結果を格納する。
搬送ステッピングモータM4及び給紙ステッピングモータM1の駆動制御の内容は、次のとおりである。CPU101は、脱調マージン(負荷角)検出部103からの負荷角の情報a5をもとに、搬送ステッピングモータM4、給紙ステッピングモータM1の駆動電流の値を表す電流設定値a2,b2を決定する。つまり、電流設定値決定手段として機能する。駆動制御部102は、電流設定値a2に応じて、搬送ステッピングモータM4に流れる電流が一定電流となるように定電流制御を行う。具体的には、チョッピング制御を行い、搬送ステッピングモータM4に定電流を供給する。
同様に、駆動制御部105は、電流設定値b2に応じて、給紙ステッピングモータM1に流れる電流が一定電流となるように定電流制御を行う。すなわち、チョッピング制御を行い、給紙ステッピングモータM1に定電流を供給する。
次に、ステッピングモータの負荷角について、図3を参照して説明する。
図3は、Step角1.8度のステッピングモータを、A相とB相の2相励磁で駆動した場合の例を表す状態説明図である。横軸はB相磁極位置、縦軸はA相磁極位置である。1Stepが物理角で1.8度なので、2相励磁の場合、7.2度の物理角で360度の電気角となる。
図3は、Step角1.8度のステッピングモータを、A相とB相の2相励磁で駆動した場合の例を表す状態説明図である。横軸はB相磁極位置、縦軸はA相磁極位置である。1Stepが物理角で1.8度なので、2相励磁の場合、7.2度の物理角で360度の電気角となる。
図3の例では、ロータが中央右周りの方向に回転制御される。エンコーダ104の回転信号a4によれば、搬送ステッピングモータM4のロータが検出位置202であったとする。駆動制御部102は、位置指令信号a1に基づいて、搬送ステッピングモータM4のロータを目標位置201に向けて駆動制御するものとする。この目標位置201に対する検出位置202の遅れ角θkが、負荷角となる。
この負荷角とモータ発生トルクの関係を、図4を参照して説明する。図4は、Step角1.8度のステッピングモータを2相励磁で、ある設定電流で駆動した場合の例を表している。縦軸がモータ発生トルク、横軸が負荷角である。図4の中央左方向が、目標位置201まで駆動制御するときに出力されるロータ位置指令に対する、ロータの遅れ方向を示している。
図4において、負荷角0度、つまりロータ位置指令に対してロータの遅れ量がゼロの場合は、ステッピングモータの発生トルクもゼロとなる。そして、そこから負荷角が増すにつれて、ロータの回転方向へのトルクが増す。ステッピングモータは、負荷角90度のときに、最大トルクTmを発生する。さらに負荷角が増して90度を超えると、180度までは正回転方向へのトルクが減少し、負荷角180度で脱調となる。
つまり、ある設定電流で駆動した場合、その設定電流でモータが発生可能な最大トルクTmが決まる。これと共に、負荷角と発生トルクとの関係も決まる。そのため、ステッピングモータを駆動したときの負荷角の情報から、ステッピングモータにおいて発生しているトルクの大きさを知ることができる。また、モータ負荷の状況も知ることができる。
この原理を、用紙P1を搬送するステッピングモータM4に適用すれば、供給されている用紙P1の情報、例えば、薄紙、普通紙、厚紙等、用紙の厚み情報等を知ることが可能となる。例えば負荷角θa(電気角で−30度〜0〜+30度)の領域ではトルクが小さいので薄紙である。負荷角θb(電気角で+30度〜+60度の領域)ではトルクが安定的に上昇するが最大値ではないので普通紙である。負荷角θc(電気角で+60度〜+180度)では最大トルクTmを出力するので厚紙である。
図5は、負荷角検知のタイミングの説明図である。位置指令信号a1は、1パルスで1Stepだけロータを進めるための信号である。図5中、位置指令信号a1の立ち上がりがロータの目標位置201が切り替わるタイミングであり、このタイミングで、負荷角を検知することになる。
次に、搬送ステッピングモータM4及び給紙ステッピングモータM1を駆動するための電流設定処理の手順を説明する。
電流設定処理は、紙種の変更、つまり用紙カセットの選択が変更された場合、画像形成装置1への電源供給が遮断された場合、待機時の省エネモード等によってCPU101への電源供給が遮断された場合に開始される。これら場合には、紙種の変更、つまり用紙カセットの選択が変更された可能性があるためである。そこで、本実施形態例では、用紙カセット91又は92のいずれかを選択した時、電源供給の時に電流設定処理を行う。
本実施形態例では、電流設定処理のための回路を、複数の搬送経路それぞれに対して備えないようにする。そのために、複数の搬送経路が合流した後の搬送経路に配置された搬送ローラを駆動するための搬送ステッピングモータM4に対して電流設定処理のための回路を設ける。
電流設定処理は、紙種の変更、つまり用紙カセットの選択が変更された場合、画像形成装置1への電源供給が遮断された場合、待機時の省エネモード等によってCPU101への電源供給が遮断された場合に開始される。これら場合には、紙種の変更、つまり用紙カセットの選択が変更された可能性があるためである。そこで、本実施形態例では、用紙カセット91又は92のいずれかを選択した時、電源供給の時に電流設定処理を行う。
本実施形態例では、電流設定処理のための回路を、複数の搬送経路それぞれに対して備えないようにする。そのために、複数の搬送経路が合流した後の搬送経路に配置された搬送ローラを駆動するための搬送ステッピングモータM4に対して電流設定処理のための回路を設ける。
そして、搬送ステッピングモータM4の負荷角により紙種を確認し、確認した紙種に応じた各種ステッピングモータM1等の電流設定値を決定することとした。電流設定処理の手順例を図6に示す。
電流設定処理は、電源ON、用紙カセットの選択が変更されたことの検知を契機に開始される。電源ONとは、画像形成装置1への電源供給の開始、あるいは、待機モードからの復帰によりCPU101へ電源が供給されることをいう。
まず、用紙カセット91が選択されているかを判断する(S101)。
用紙カセット91が選択されていれば(S101:YES)、給紙の初段モータである給紙ステッピングモータM1、搬送ステッピングモータM2、M4のプリントジョブ時の駆動電流を、設定トルクを生じさせる電流値に設定する。
用紙カセット91が選択されていれば(S101:YES)、給紙の初段モータである給紙ステッピングモータM1、搬送ステッピングモータM2、M4のプリントジョブ時の駆動電流を、設定トルクを生じさせる電流値に設定する。
設定トルクは、給紙・搬送可能な用紙のうちで最大厚みのものを給紙・搬送させるのに必要となるトルクである。ここでは便宜上、当該給紙ステッピングモータM1、搬送ステッピングモータM2、M4を駆動可能な電流の最大値に設定する(S102)。このときの設定値を「電流設定最大値」(Imax)と呼ぶ。給紙ステッピングモータM1および搬送ステッピングモータM2は、搬送ステッピングモータM4より搬送経路の上流に配置されているので、ステップS102において、所定の電流値を設定する。
なお、本実施形態では駆動可能な電流の最大値を設定しているが、給紙・搬送可能な用紙Pのうちで最大厚みのものを給紙・搬送させるのに必要となるトルクを得ることができる電流値であればよく、最大値にしなくてもかまわない。
プリントジョブがあるかどうかを判断し(S103)、無い場合は待機する(S103:NO)。
なお、本実施形態では駆動可能な電流の最大値を設定しているが、給紙・搬送可能な用紙Pのうちで最大厚みのものを給紙・搬送させるのに必要となるトルクを得ることができる電流値であればよく、最大値にしなくてもかまわない。
プリントジョブがあるかどうかを判断し(S103)、無い場合は待機する(S103:NO)。
プリントジョブが有る場合は(S103:YES)、S102で設定した電流設定最大値(Imax)で給紙ステッピングモータM1を回転させ、用紙カセット91の最上位紙の給紙ローラ81への給紙を開始する(S104)。さらに、S102で設定した電流設定最大値(Imax)で搬送ステッピングモータM2、M4を回転させ、給紙された最上位紙の搬送ローラ82、84への搬送を開始する(S104)。そして、搬送ローラ84が1枚目を搬送する際に、搬送ステッピングモータM4において負荷角を検出する(S105)。
次に、検出された負荷角に基づき、搬送ステッピングモータM4の下流側に配置された各搬送ステッピングモータM5、M6の電流設定値と、給紙ステッピングモータM1及び搬送ステッピングモータM2、M4の2枚目以降の設定電流値とを決定する(S106)。負荷角θkと電流設定値との関係は、例えば図7に示されるものとなる。すなわち、電流設定最大値(Imax)で搬送ステッピングモータM4を駆動し、用紙Pを搬送した際に検出した負荷角θkが、例えば図4に示したθa(−30度〜+30度)であったとする。この場合、給紙した用紙Pが薄紙であったと判定し、次給紙より電流設定値を200[mA]とする。これにより、次給紙からは、最小コストで用紙Pを給紙することができる。また、θb(+30度〜+60度)であった場合は、給紙した用紙が普通紙であったと判定し、電流設定値を400[mA]とする。θc(+60度〜+180度)であった場合は、給紙した用紙が厚紙であったと判定し、電流設定値を800[mA]とする。
また、搬送ステッピングモータM4で検知した負荷角θkと、給紙ステッピングモータM1、M3及び搬送ステッピングモータM2の電流設定値の例を図8に示す。
図8は、搬送ステッピングモータM4と各搬送ステッピングモータとがそれぞれ独立に異なるタイミングで動作し、かつ、同じスペックであることを前提とした電流設定値の例を示している。
図8は、搬送ステッピングモータM4と各搬送ステッピングモータとがそれぞれ独立に異なるタイミングで動作し、かつ、同じスペックであることを前提とした電流設定値の例を示している。
但し、常にそのような電流設定値となるものではない。例えば図1において、給紙ローラ81、搬送ローラ82を同一シーケンス動作させれば良い場合がある。この場合は、搬送ステッピングモータM2を削除することができる。つまり、給紙ステッピングモータM1で給紙ローラ81、搬送ローラ82の両方のローラを駆動させる。そうすると、給紙ステッピングモータM1は、給紙ステッピングモータM3と搬送ステッピングモータM4に対して、より大きなトルクが出力可能なモータが必要となる。そのため、給紙ステッピングモータM1のみ異なるモータを配置することなる。このような場合は、給紙ステッピングモータM1のみ用紙Pを給紙可能な独自の電流設定値を設定するようにすれば良い。
図6に戻り、上記のようにして決定された各ステッピングモータM1、M2、M4、M5、M6それぞれの電流設定値を、それまでのものから変更する(S107)。また、変更後の電流設定値をメモリ106に記憶する(S108)。その後、電流設定処理を終了させる。
また、用紙カセット92が選択されていれば(S101:NO)、給紙の初段モータである給紙ステッピングモータM3、搬送ステッピングモータM4のプリントジョブ時の駆動電流を、設定トルクを生じさせる電流値に設定する(S109)。給紙ステッピングモータM3は、搬送ステッピングモータM4より搬送経路の上流に配置されているので、ステップS102において、所定の電流値を設定する。
なお、本実施形態では駆動可能な電流の最大値を設定しているが、給紙・搬送可能な用紙Pのうちで最大厚みのものを給紙・搬送させるのに必要となるトルクを得ることができる電流値であればよく、最大値にしなくてもかまわない。
プリントジョブがあるかどうかを判断し(S110)、無い場合は待機する(S110:NO)。
なお、本実施形態では駆動可能な電流の最大値を設定しているが、給紙・搬送可能な用紙Pのうちで最大厚みのものを給紙・搬送させるのに必要となるトルクを得ることができる電流値であればよく、最大値にしなくてもかまわない。
プリントジョブがあるかどうかを判断し(S110)、無い場合は待機する(S110:NO)。
プリントジョブが有る場合は(S110:YES)、S102で設定した電流設定最大値(Imax)で給紙ステッピングモータM3を回転させ、用紙カセット92の最上位紙の給紙ローラ83への給紙を開始する(S111)。さらに、S109で設定した電流設定最大値(Imax)で搬送ステッピングモータM4を回転させ、給紙された最上位紙の搬送ローラ84への搬送を開始する(S111)。そして、搬送ローラ84が1枚目を搬送する際に、搬送ステッピングモータM4において負荷角を検出する(S112)。
次に、検出された負荷角に基づき、搬送ステッピングモータM4の下流側に配置された各搬送ステッピングモータM5、M6の電流設定値と、給紙ステッピングモータM3及び搬送ステッピングモータM4の2枚目以降の設定電流値とを決定する(S113)。このようにして決定された各ステッピングモータM3、M4、M5、M6それぞれの電流設定値を、それまでのものから変更する(S114)。また、変更後の電流設定値をメモリ106に記憶する(S115)。その後、電流設定処理を終了させる。
なお、ステップ103、110のプリントジョブが複数枚の場合は、それぞれ設定された電流で継続させる。そして、電流設定処理の終了後のプリントジョブにおいて選択された用紙カセットに応じて、対応する給紙ステッピングモータを特定する。そして、メモリ106が記憶している負荷角を読み出し、その負荷角に基づいて、各ステッピングモータの電流設定値を設定ないし変更することもできる。
このように、本実施形態例によれば、搬送ステッピングモータM4で検知した負荷角θkにより、いずれの用紙カセットから用紙が供給されたかにかかわらず、用紙を給紙し、搬送するのに最適な電流設定値にすることができる。つまり、脱調しない範囲で消費電流を低減させることが可能となる。
さらに、搬送ステッピングモータM4の電流設定値の駆動電流で用紙が移動する経路の残部のモータが駆動されるので、複数のモータを連携させる際の制御系統が簡素化される。また、本実施形態では、複数の搬送経路が合流した後の搬送経路に配置されたステッピングモータの負荷角を検出するので、各搬送経路ごとに配置されたステッピングモータの負荷角度を検出する必要がなくなり、負荷角を検出するための構成の数を減らすことができる。つまり、用紙カセット毎(給紙系毎)に負荷角を検出するため構成が不要となるため、画像形成装置1の価格低減が図れる。
また、搬送ステッピングモータM5、M6は、搬送ステッピングモータM4よりも遅れたタイミングで駆動される。そのため、直ちに変更後の電流設定値で搬送ステッピングモータM5、M6を駆動することにより、1枚目の用紙を変更後の電流設定値の駆動電流で搬送することができる。つまり、少ない消費電力で給紙搬送を行うことが可能となる。
さらに、負荷角θkを検知させるステッピングモータは、搬送ステッピングモータM5又はM6であっても良い。これにより、画像形成装置1に採用する構成の自由度が増すことになる。
上記実施形態例では、例えば1枚目搬送時の搬送ステッピングモータM4の負荷角に応じて、1枚目の搬送時の搬送ステッピングモータM5、M6の電流値および、2枚目以降の給紙時の給紙ステッピングモータM1などの電流値を設定している。1枚目だけでなく、m(m>1)毎目の搬送時の搬送ステッピングモータM4の負荷角に応じて設定するようにしてもかまわない。この場合、搬送ステッピングモータM4はm枚目まで所定の電流値で駆動され、搬送ステッピングモータM5、M6はm−1枚目まで所定の電流値で駆動される。そして、m枚目までの搬送ステッピングモータM4の負荷角の統計値(たとえば平均値)に応じて、m+1枚目以降の給紙ステッピングモータM1、M2、並びに、搬送ステッピングモータM4の電流値を設定する。また、この統計値に応じて、m枚以降の搬送ステッピングモータM5、M6の電流値を設定する。
[第1変形例]
次に、図2と異なる構成で負荷角を検知する場合の例を説明する。図9はこの場合の給紙系及び搬送系の駆動制御の系統を示す図である。図2との比較では、エンコーダ104が存在せず、代わりに、駆動制御部102と給紙ステッピングモータM4との間に、電流検出回路109が存在する。また、CPU101から駆動制御部102、105に電流設定値a2、b2が供給されない。他の構成部品は図2のものと同じなので、図2で使用した同機能の構成部品については、同じ符号を用いる。
次に、図2と異なる構成で負荷角を検知する場合の例を説明する。図9はこの場合の給紙系及び搬送系の駆動制御の系統を示す図である。図2との比較では、エンコーダ104が存在せず、代わりに、駆動制御部102と給紙ステッピングモータM4との間に、電流検出回路109が存在する。また、CPU101から駆動制御部102、105に電流設定値a2、b2が供給されない。他の構成部品は図2のものと同じなので、図2で使用した同機能の構成部品については、同じ符号を用いる。
図9の例では、駆動制御部102から給紙ステッピングモータM4へ駆動電流a3を供給する経路に、電流検出回路109を介在させる。そして、給紙ステッピングモータM4に流れる電流波形a41を電流検出回路109から脱調マージン(負荷角)検出部103に伝達する。脱調マージン(負荷角)検出部103は、電流波形a41のゼロクロスポイントの遅れ時間から給紙時の給紙ステッピングモータM4の負荷角を検知する。
[第2変形例]
給紙ローラ81の近傍に、給紙不良を検知するための図示しない用紙センサを備えることもできる。上記のようにして設定した電流設定値の駆動電流を各ステッピングモータM1〜M6に供給して用紙の給紙及び搬送を行っている際に、用紙センサにおいて、用紙の通過が一定時間以上検知されなかったとする。これは、予定されている用紙よりも厚い異用紙が混載している等、給紙ステッピングモータM1又はM3において給紙不良が発生した場合の症状である。これにより、給紙不良対応処理、具体的には電流設定値を変更する処理が必要となることを判別することができるようになる。給紙ローラ83についても、同様の構成を採用することができる。
給紙ローラ81の近傍に、給紙不良を検知するための図示しない用紙センサを備えることもできる。上記のようにして設定した電流設定値の駆動電流を各ステッピングモータM1〜M6に供給して用紙の給紙及び搬送を行っている際に、用紙センサにおいて、用紙の通過が一定時間以上検知されなかったとする。これは、予定されている用紙よりも厚い異用紙が混載している等、給紙ステッピングモータM1又はM3において給紙不良が発生した場合の症状である。これにより、給紙不良対応処理、具体的には電流設定値を変更する処理が必要となることを判別することができるようになる。給紙ローラ83についても、同様の構成を採用することができる。
また、用紙カセットの離脱後の再装着を検知する図示しないカセット開閉検知センサを採用することでも、電流設定値を変更する処理が必要となることを判別することができる。
[第3変形例]
図1に示した画像形成装置1のうち、給紙系及び搬送系の部分だけを独立に実施することができる。すなわち、制御系統を、感光ドラム1a〜1d等の画像形成機能の部分と切り離して、独立した装置、例えば給紙装置として実施することができる。
本発明は、また、紙以外のシート材、例えば薄膜樹脂を複数のモータを駆動源として移動させる際のシート材の移動制御装置としても実施することができる。
図1に示した画像形成装置1のうち、給紙系及び搬送系の部分だけを独立に実施することができる。すなわち、制御系統を、感光ドラム1a〜1d等の画像形成機能の部分と切り離して、独立した装置、例えば給紙装置として実施することができる。
本発明は、また、紙以外のシート材、例えば薄膜樹脂を複数のモータを駆動源として移動させる際のシート材の移動制御装置としても実施することができる。
本発明は、プリンタ、スキャナ、複写機、あるいはこれらの機能を統合した複合機その他の画像形成装置、あるいはその給紙装置として利用することができる。
M1、M3・・・給紙ステッピングモータ、M2、M4〜M6・・・搬送ステッピングモータ、P1、P2・・・用紙、81、83・・・給紙ローラ、82、84、85、86・・・搬送ローラ、91、92・・・用紙カセット。101・・・CPU、102、105・・・駆動制御部、103・・・脱調マージン(負荷角)検出部、104・・・エンコーダ、106・・・メモリ。201・・・ロータの目標位置、202・・・ロータの検出位置。a1、b1・・・位置指令信号、a2、b2・・・電流設定値、a3、b3・・・駆動電流。a4・・・回転信号、a5・・・負荷角の情報、a41・・・電流波形。
Claims (9)
- シート材に画像を形成する画像形成装置であって、
複数の搬送経路を有するシート材を搬送する搬送手段と、
前記複数の搬送経路のそれぞれに配置されたローラを駆動するための複数の第1モータおよび、前記複数の搬送経路が合流した後に配置されたローラを駆動するための第2モータと、
前記第2モータの負荷角を検出する検出手段と、
前記検出された第2モータの負荷角に応じて前記第1モータおよび前記第2モータを駆動するための電流値を設定する設定手段とを有し、
n(nは1以上の自然数)枚目のシート材を搬送する際に前記検出手段が検出した前記第2モータの負荷角に応じて、前記n枚目より後のシート材を搬送する際の前記複数の第1のモータおよび前記第2のモータの電流値を設定することを特徴とする画像形成装置。 - さらに、前記搬送経路において前記第2モータより下流に配置されたローラを駆動するための第3モータがあり、
前記設定手段は、定電流値により駆動されたn枚目のシート材を搬送する際に前記検出手段が検出した前記第2モータの負荷角に応じて、前記n枚目のシート材を搬送する際の前記第3モータの電流値を設定することを特徴とする、
請求項1記載の画像形成装置。 - 前記n枚目のシート材を搬送する際は、前記第1モータおよび前記第2モータはあらかじめ設定された電流値によって駆動されることを特徴とする、
請求項1記載の画像形成装置。 - 前記検出手段は、検出指令の入力を契機に、事前に判明している設定トルクを発生させる駆動電流を前記第2モータに供給して前記シート材を移動させたときの負荷角を検出するものであり、
前記検出指令は、抽出される前記シート材の種類の変更、装置電源の遮断又は休止後の復帰のいずれかを検知するセンサの検知結果に基づいて出力する、
請求項1、2又は3記載の画像形成装置。 - 前記シート材を収容可能なカセットが離脱自在に複数装着されており、
前記第1モータは、装着された前記カセットから前記シート材を抽出する第1経路の
駆動源として配備されるステッピングモータであり、
前記第2モータは、前記第1経路を経て移動してきた前記シート材を下流側へ搬送する第2経路の駆動源として配備されるステッピングモータである、
請求項4記載の画像形成装置。 - 前記設定トルクは、前記第1経路又は第2経路において最も大きなトルクを要する種類のシート材を移動させる上で必要なトルクである、
請求項5記載の画像形成装置。 - 前記設定手段は、検出された負荷角により特定される発生トルクと前記設定トルクとの比較結果により、前記経路を移動したシート材の種類を特定し、特定したシート材の種類に応じて前記電流値を決定する、
請求項6記載の画像形成装置。 - 前記第2モータのロータ位置を検出するエンコーダを備えており、
前記検出手段は、前記エンコーダで検出されたロータの検出位置と前記設定トルクを発生させる上で目標となる当該ロータの目標位置との比較により前記負荷角を検出する、
請求項7記載の画像形成装置。 - 前記第2モータを駆動する際の電流波形を検出する電流検出回路を備えており、
前記検出手段は、前記電流波形から当該第2モータのロータ遅れ角を算出し、算出したロータ遅れ角をもとに前記負荷角を検出する、
請求項7記載の画像形成装置。
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