JP2005172827A - 着脱自在なホルダ又は遠心機を備えた分析器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 こじんまりとしたスペース内に列状に配備された互いに異なる分析を行うことができるデスクトップ型分析器を提供することにある。
【解決手段】 デスクトップ型分析器は、コンポーネント搬送システム、液体小出し又は吸引ステーション及び搬送システムに着脱自在に設けられたホルダ(23)を有する。ホルダは、プローブ先端部ディスペンサ、サンプルを保持する流体供給部、及び1以上の試験要素又は試験要素ホルダを保持する試験要素凹部(7 )を有し、着脱自在なホルダは、試験要素が凹部内に位置している間に液体小出し又は吸引ステーションにより試験要素に作用を及ぼすことができるよう試験要素凹部を収容するよう構成される。サンプルを分析する測定装置が更に設けられる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、診断分析器、好ましくはデスクトップ型分析器に関する。特に、本発明は、同一の走行ライン内にプローブ先端部ディスペンサ、流体供給部及び試験要素凹部を有する着脱自在なホルダを備えた診断分析器に関する。本発明は又、遠心機が設置された分析器に関する。
当該技術分野においては、獣医学的用途及び治療時点(POC)式人間用途のデスクトップ型分析器が知られている。例えば、Abaxis Vetscan(商標)及びHemagen Analyst (商標)は共に獣医学的用途のデスクトップ型分析器である。Vitros(登録商標)DT−60は、オーソ−クリニカル・ダイアグノスティックス・コーポレイションによって製造されているデスクトップ型分析器である。他の公知の分析器としては、米国特許第5,968,329号明細書、同第5,747,666号明細書、同第5,980,830号明細書及び同第5,787,015号明細書に記載されたPOC分析器が挙げられ、これら米国特許明細書の記載内容全体を本明細書の一部を形成するものとしてここに引用する。米国特許第4,965,049号明細書は又、モジュール式分析器システムを開示している。米国特許第5,983,734号明細書は、モジュール式自動化診断システムを開示している。米国特許出願公開第2002/0098116号明細書(以下、「第´116号公開明細書」という場合がある)は、円形のサンプルトレイ及び着脱自在なサンプルカートリッジを有する生化学分析システムを記載している。欧州特許出願公開第458138号明細書は、メモリ付きマイクロカップ及びピペット先端部開口部を備えたスライドガラスコンパートメントを有する診断システムを開示している。米国特許第4,797,257号明細書は、分析器及び試験要素としてスライドガラスを用いるこれらのコンポーネントを記載している。米国特許第5,741,708号明細書、同第5,244,633号明細書及び同第5,736,403号明細書は全て、同心ロータを備えた分析器を開示している。これら米国特許明細書の記載内容も又、本明細書の一部を形成するものとしてここに引用する。
公知の診断システム、例えば、上述した診断システムは、一般にサイズに関する問題を適切に解決しているが、機能性、試験メニュ及び生産性を犠牲にしている場合が多く、或いはその逆の関係がある。大抵の公知のシステムは、単一の患者サンプルについて連続的に試験を行い、ユーザが他の作業を行うための歩き回る時間を著しく制限する。これら分析器は通常、分析器内に設けられ、別々の機能、とりわけ、例えばサンプル貯蔵及び位置決め、試薬貯蔵及び廃棄物収集を行う多数の専用サブシステムを採用している。場合によっては、実験室で必要な種々の試験メニュを実施するのに多数の分析器システム、例えば、免疫レイトアッセイ又は電解質検定を行う別々のシステムが必要である。
多くの公知のシステムでは、試験前に全血サンプルを前処理(例えば、希釈し又は遠心分離する)必要があり、これによりユーザの生産性が一段と制限される。試薬フォーマットは、もっとも費用効果のよい解決策を提供すると共に試験の融通性をもたらす個々の試験ストリップ(例えば、乾式スライドガラス技術)であり又は選択的な検定試験を制限し、その結果試験に要する費用を増大させる多数の試験フォーマット(例えば、Abaxis Vetscan(商標)ロータ)である。液体システムは、乾式スライドガラスフォーマットを利用する分析器と比較して、患者のサンプルのバックグラウンド干渉を扱う際、分析性能を損なう場合がある。しかしながら、乾式フォーマットと不適合であり、従って湿式又は液体フォーマットを用いなければならない幾つかの試験が存在する。
試験に先立って分離を必要とするシステムでは、サンプルをその成分、例えば血液を血清又は血漿に分離することは通常、実験室技術者により前処理段階として行われる。遠心分離は、用いられるより一般的な方法である。サンプル管内に入れられたサンプル、例えば全血を高速遠心機内に配置して分離を行い、かかる分離は、遠心機の速度に応じて様々な長さの時間がかかる場合がある。公知の分析器は、例えば米国特許第4,933,291号明細書に記載された微小遠心機を更に含む場合があり、この米国特許明細書は、全血サンプルを遠心分離可能なピペット先端部内へ分取できる装置を記載している。次に、ピペット先端部を高速駆動装置に係合させ、この駆動装置は、先端部をその中心軸線に沿って回転させる。先端部が回転すると、血漿からの血液細胞が先端部の傾斜面に沿って上方に押し上げられて先端部の頂部の近くでトラップ又はキャビティ内に押し込められる。スピン後、分離された血漿を次に先端部の底部から小出しする。米国特許出願公開第2001/0019842号明細書は、全血を分離する微小遠心機を開示している。
好ましくはヒトの健康管理提供者と動物の健康管理提供者の両方について広範な分析を自動的に実施することができ、単純さの度合いを高くすると共に費用効果を高くして患者のサンプルに対する種々の作業を実行する融通性をもたらす小形で携帯可能な生体外診断システムが要望されている。改良型製品の必要性を促進する多くの要因があり、かかる要因としては以下が挙げられる。
費用面の上でのプレッシャ−システム試薬及び操作を一層有効に利用する安価な試験解決策。
使いやすさ−POC及び獣医学的実験室でのユーザは、大規模な実験室作業に従事している大抵の技術者よりも熟練度が低い場合が多く、広範な実験室及びオフィス機能を実行する場合が多い。これら実験室で利用されるシステムは、使い方が簡単であるが、高度な機能性を提供しなければならない。サンプルと機器の両方についての保守又は準備が少ない状態で使いやすいシステムが有利である。
試験メニュ可能性の増大−試験フォーマットの制約に起因して分析性能を損なうことなく広範な試験を実施できるシステムが必要である。現行のシステムは、あらかじめ設定された試験フォーマット(例えば、Abaxis Vetscan(商標)ロータ又はHemagen Analyst (商標)パネル+試験ロータ)と関連した追加の試薬の無駄を生じさせないで個人及びパネル試験に対応する上でこれらの融通性の無さに起因してユーザを不利にしている。
サイズ−実験室スペースは、非常に狭い場合が多く、可搬性が分析器を患者のいるところで用いることができるようにする要因である場合が多い。
上記要因を達成するかかるシステムを開発する際、可動部品の数を最小限に抑えてコストを節減し、スペースに関する要件を最小限に抑える必要性がある。例えばスライドガラス、プローブ先端部及びサンプル源のようなコンポーネントを含む着脱自在なホルダ(例えば、欧州特許出願公開第458138号明細書)を有する公知の分析器は、コンポーネントが同一の走行ライン内に配置されておらず、その結果各サブシステムについて運動方向が別途生じている。他の公知の分析器(例えば、第´116号公開明細書)も又、コンポーネントが同一の走行ライン内には配置されておらず、かくして、サブシステムがコンポーネントに接近するのに運動方向が別途生じている。加うるに、必ずしも必要なコンポーネント(例えば、プローブ先端部)の全てが同一の着脱自在なホルダ上に配置されているわけではない。分析前にサンプルの分離を必要とする分析器に関し、公知の分析器は、分離装置、例えば遠心機を分析器がスペースに関する要件を最小限に抑えると共に使いやすくすることができるような態様で分析器内へ組み込むことができなかった。
その結果、分析器全体を通じて種々のコンポーネントを移動させるのに用いられる搬送システムは、高価でしかもスペースを取るものとなっている。
米国特許第5,968,329号明細書 米国特許第5,747,666号明細書 米国特許第5,980,830号明細書 米国特許第5,787,015号明細書 米国特許第4,965,049号明細書 米国特許第5,983,734号明細書 米国特許出願公開第2002/0098116号明細書 欧州特許出願公開第458138号明細書 米国特許第4,797,257号明細書 米国特許第5,741,708号明細書 米国特許第5,244,633号明細書 米国特許第5,736,403号明細書 米国特許第4,933,291号明細書 米国特許出願公開第2001/0019842号明細書
本発明の一目的は、上述した公知技術の欠点を解決することにある。本発明の別の目的は、列状に配された互いに異なる分析をこじんまりとしたスペース内で実施できるデスクトップ型分析器を提供することにある。本発明の別の目的は、共通の走行ライン又は半径上に配置された全ての試験要素又はサンプルを同一の走行ライン上に配置された分析器サブシステムに対して位置決めでき、かくしてサブシステムの必要とする運動度数を最小限に抑える診断分析器を提供することにある。別の目的は、互いに異なる試験及び試験フォーマットを同一の分析器で用いることができ、しかも他の進行中の分析を中断させないで分析器に容易に出し入れできる診断分析器を提供することにある。本発明の更に別の目的は、種々のコンポーネントを同一の走行ライン内にもたらす着脱自在なホルダを利用してコンポーネントを搬送する方法を提供することにある。本発明の更に別の目的は、サブシステム、例えば遠心機を他の分析器サブシステムに至る共通の走行ライン又は半径上に配置させた診断分析器を提供することにある。本発明の更に別の目的は、サンプルを分析する方法を提供することにある。
本発明の上記目的及び他の目的は、本発明の一特徴によって達成され、本発明は一特徴として、搬送システムと、液体小出し又は吸引ステーションと、搬送システム上に着脱自在に設置されたホルダとを有する分析器を提供する。着脱自在なホルダは、プローブ先端部ディスペンサ及びサンプルを保持する流体供給部を有し、前記分析器は、1以上の試験要素又は試験要素ホルダを保持する試験要素凹部を更に有し、着脱自在なホルダは、試験要素が凹部内に位置している間に液体小出し又は吸引ステーションにより試験要素に作用を及ぼすことができるよう試験要素凹部を収容するよう構成され、分析器は更に、サンプルを分析する測定装置を有する。好ましい実施形態では、分析器は、デスクトップ型分析器である。
本発明は別の特徴として、搬送システムと、液体小出し又は吸引ステーションと、搬送システム上に着脱自在に設置された着脱自在な遠心機モジュールとを有し、遠心機は、液体小出し又は吸引ステーションからサンプルを受け取るようになっており、分析器は、サンプルを分析する測定装置を更に有することを特徴とする分析器を提供する。好ましくは、本発明のこの特徴は、遠心機カップに係合してこれに回転運動を与える駆動装置を備えた遠心分離ステーションを更に有する。
本発明の別の特徴によれば、プローブ先端部、分析されるべきサンプルを収容した液体供給システム及び試験要素を分析器内のサブシステムに搬送する方法が提供される。この方法は、プローブ先端部、液体供給システム及び試験要素を用意する段階と、プローブ先端部、サンプルリザーバ及び試験要素を搬送システムの同一走行ライン上で搬送システム上に配置する段階と、サブシステムを越えてプローブ先端部、サンプルリザーバ及び試験要素を移動させる段階とを有する。本発明は更に別の特徴として、サンプルを分析する方法であって、サンプルリザーバ内のサンプル、少なくとも1つの試験要素及び第1のロータ上のプローブ先端部を搬送システムの同一の走行ライン上に配置する段階と、搬送システムを移動させてプローブ先端部が液体小出し及び吸引ステーションの口先に整列させる段階と、プローブ先端部を口先に係合させる段階と、搬送システムを移動させてサンプルリザーバを液体小出し及び吸引ステーションに整列させる段階と、サンプルをサンプルリザーバから吸引する段階と、搬送システムを移動させて試験要素を液体小出し及び吸引ステーションに整列させる段階と、サンプルを試験要素上に小出しする段階とを有し、液体小出し及び吸引ステーションは、実質的に側方運動を行わないことを特徴とする方法を提供する。
本発明は更に別の特徴として、サンプルを分析する方法であって、サンプルリザーバ内のサンプル、少なくとも1つの試験要素及び第1のロータ上のプローブ先端部を第1のロータの同一の走行ライン上に配置する段階と、第1のロータを回転させてプローブ先端部を液体小出し及び吸引ステーションの口先に整列させる段階と、プローブ先端部を口先に係合させる段階と、第1のロータを回転させてサンプルリザーバを液体小出し及び吸引ステーションに整列させる段階と、サンプルをサンプルリザーバから吸引する段階と、第1のロータを回転させて試験要素を液体小出し及び吸引ステーションに整列させる段階と、サンプルを試験要素上に小出しする段階とを有し、液体小出し及び吸引ステーションは、側方運動を実質的に行わず、前記方法は、第1のロータを回転させて試験要素を試験要素移送ステーションに整列させる段階と、試験要素を第2のロータに移送する段階と、試験要素を培養する段階と、第2のロータを回転させて試験要素を測定装置と協働状態にする段階と、サンプルを測定装置で測定する段階とを更に有していることを特徴とする方法を提供する。好ましくは、上述の方法は、コンピュータとインタフェースをとるコンピュータプログラムによって実行される。本発明は又、上述の方法を実施するよう構成されたコンピュータにより読み取り可能なプログラムコードを有するコンピュータにより使用可能な媒体を有する製造物品である。
本発明の構成によれば、分析器全体を通じて種々のコンポーネントを移動させるのに用いられる搬送システムは、安価であり、しかもそれほどスペースを取らないものとなり、かくして、本発明のデスクトップ型分析器は、列状に配された互いに異なる分析をこじんまりとしたスペース内で実施できるようになっている。さらに、共通の走行ライン又は半径上に配置された全ての試験要素又はサンプルを同一の走行ライン上に配置された分析器サブシステムに対して位置決めでき、かくしてサブシステムの必要とする運動度又は方向の数を最小限に抑えることができる。また、本発明の分析器を用いると、互いに異なる試験及び試験フォーマットを同一の分析器で用いることができ、しかも他の進行中の分析を中断させないで分析器に容易に出し入れできる。
本発明の別の目的、特徴及び利点は、以下の好ましい実施形態についての詳細な説明から当業者には明らかになろう。
本発明は、ヒト及び動物の診断に用いられる生体外分析器、好ましくはデスクトップ型分析器に関する。本発明の分析器は、単純化されたパネル試験、例えば“chem 7”又は“chem 20 ”パネルを考慮に入れており、選択肢として、不必要な試薬の無駄を生じさせず又は望ましくない試験を行わないでユーザにより必要とされる個々の試験が追加される。この分析器は、使い方が簡単であり、この分析器により、ユーザは、ユーザによるそれ以上の介入無しに試験を自動的に行う分析器に多数の患者のサンプルを配置する機会を得ることができる。
本明細書で用いる「コンポーネント」(一又は複数)は、サンプル、消耗品その他を操作し、収容し又は改変するのに用いられる任意の物品として定義される。「コンポーネント」としては、試験要素(以下に定義する)、プローブ先端部、プローブ先端部ホルダ又はディスペンサ及び流体供給部(サンプル及び他の流体リザーバを含む)が挙げられる。また、コンポーネントとしては、サンプル及び洗浄剤や希釈剤を含む全ての試薬も挙げられる。
かかるコンパクトな設計を可能にするために、本発明の一特徴は、搬送システム(これはコンベヤシステムとも呼ぶ)上に着脱自在に設置されたホルダを有する診断分析器を提供し、ホルダは、同一の走行ライン内でホルダ上に配置されていて、ホルダをサブシステムを越えて搬送すると、サブシステム(例えば、液体小出し又は吸引ステーション)と交差するコンポーネントを有する。これにより、サブシステムが関節運動し又は移動しなければならない運動度が減少し、それにより、サブシステムに必要な複雑な搬送及び制御システムの必要性が減少する。本発明の着脱自在なホルダでは、2003年3月31日に出願番号第10/403,266号として出願された同時係属出願(発明の名称:Analyzer Having a Stationary Multifunction Probe)に記載された静止プローブを用いると有利であり、かかる米国特許出願明細書の記載内容全体を本明細書の一部を形成するものとしてここに引用する。
サイズを最小限に抑えるために、他のサブシステム、例えば遠心機モジュール又は廃棄物収集容器も又同一ラインに沿って搬送システム上に配置するのがよい。その目的は、サブシステムを越えて上記他のサブシステムを搬送するときにこれら他のサブシステム(例えば、液体小出し又は吸引ステーション又は遠心分離ステーション)と交差させることにある。
上述したように、着脱自在に搬送又はコンベヤシステムに取り付けられるホルダは、分析器と関連して設けられる。プローブの先端部ディスペンサ、流体供給部(例えば、サンプルリザーバ)及び試験要素凹部を含む3つのコンポーネントが、ホルダの一部として含まれている。これらコンポーネントをホルダ上で整列させてこれらが互いに同一の走行ライン(又は、同一のセンターライン)内に位置するようにする。すなわち、各コンポーネントは、他のコンポーネントと同一のx、y座標と交差する。垂直の“z”方向においてコンポーネントの高さに応じて幾分かのばらつきがある場合がある。好ましい実施形態では、コンポーネントコンベヤがロータである場合、着脱自在なホルダは、ロータ上に扇形(上から見て)の形状をしている。側壁のうちの2つは、形状が弧状であり(ロータの中心に向いた内側の側壁は、短い)、他の2つの側壁(又は端壁)は真っ直ぐである。当然のことながら、搬送システムが直線状である場合、着脱自在のホルダは、矩形の形状をしているのがよい。
着脱自在なホルダは好ましくは、一体構造のものである。着脱自在なホルダ中の一コンポーネントは、プローブ先端部ホルダ又はディスペンサであり、これは、流体供給部内の流体を吸引するために用いられる先端部を保持している。着脱自在なホルダの別の部分は、吸引されて試験要素上に小出しされるべき流体、例えば全血、血清、血漿、試薬、洗浄流体又は希釈剤を収容する流体供給部である。すなわち、流体供給部は、サンプル又は試薬リザーバであるのがよい。ホルダに含まれる他のコンポーネントは、以下に詳細に説明する試験要素又は試験要素ホルダを保持する試験要素凹部である。試験要素凹部は好ましくは、プローブ先端部ホルダと流体供給部との間に位置決めされる。かくして、サブシステム、例えば吸引又は小出しステーションと位置合わせ状態に動かされることが必要な分析器の全てのコンポーネントは、一ユニットとして、第1のロータ上の流体供給部内に含まれるのがよい。
上述した本発明の利点は、多数の着脱自在なホルダを用いて種々のタイプのアッセイ及びフォーマットを取り扱うことができるということにある。例えば、一方の着脱自在なホルダを湿式フォーマットアッセイに用い、他方のホルダを用いて乾式スライドガラスフォーマットアッセイを保持することができる。変形例として、一方のホルダを乾式スライドガラスアッセイ(例えば、chem.-7 パネル)の一形式に用い、他方のホルダを別の形式の乾式スライドガラスアッセイ(例えば、免疫診断試験用の選択されたスライドガラス)に用いてもよい。
本発明では、搬送システムは好ましくは、同心ロータシステムである。第1のロータ、好ましくは外側ロータは、全てのコンポーネント又は他の部品若しくはサブシステム、例えば廃棄物収集コンテナ又は遠心機モジュールを互いに正しい位置合わせ状態に搬送して分析に必要な試験要素に対する作業を実施し、例えば、これへのサンプル小出し作業を実施するために用いられる。搬送システムは又、コンポーネントとサブシステム又はサブシステムとサブシステム等の正しい位置合わせ状態が得られるようサブシステム、例えば流体供給システムにより通常行われる運動を提供することができる。作業の全てではなくてもその大部分について本発明の着脱自在なホルダ又は着脱自在なサブシステムと共に単一の搬送システムを用いることにより、可動部品の数及びシステムのサイズを著しく減少させることができると共に完全なシステム機能性を維持することができ、これは、小形の分析器、例えばデスクトップ型分析器において重要である。
上述したように、本発明において用いられる搬送システムは好ましくは、上述の公開明細書に記載されているように当該技術分野で公知の同心ロータである。本発明では、第1のロータ、好ましくは外側ロータは、コンポーネント及び(又は)サブシステムを搬送するために用いられる。第2のロータ、好ましくは内側ロータは、分析対象のサンプルを培養し、サンプルを収容した試験要素を測定装置、例えば分光計に整列させるために用いられる。
搬送システムを例えば米国特許第4,287,155号明細書及び2001年7月13日に出願された米国特許出願第09/904,692号明細書(発明の名称:Tandem Incubator for Clinical Analyzer)に記載されている当該技術分野において周知の駆動装置及び制御システムによって作動させるのがよい。なお、これら特許文献の両方の記載内容全体を本明細書の一部を形成するものとしてここに引用する。コンポーネントを搬送する第1のロータは、コンポーネントの適正な位置合わせを保証する特徴部を更に有するのがよく、着脱自在なホルダは、コンポーネント、例えば、以下に説明する可動流体供給部又は第1のロータ上に設けられたサブシステムを保持する。例えば、位置合わせ特徴部は、ペグと穴、ばね押しラッチなどの形態をしているのがよい。
培養器と関連して用いられる第2のロータ、好ましくは内側ロータは一般に、既にサンプルが塗布され又は追加された試験要素、例えばスライドガラスだけを保持する。試験要素を第1のロータから第2のロータ内へ移動させるため、好ましくはサブシステム、例えば試験要素移送ステーション又は機構が設けられる。しかしながら、場合によっては、試験要素をオペレータが手でロータ相互間に移送してもよいことが考えられる。移送機構は又、試験要素を分光計で測定した後、試験要素を突き出すために使用できる。一実施形態では、移送機構は、当該技術分野において知られた1以上の装置、例えばスライドガラスを或る箇所から別の箇所に移動するスライドガラスインサート機構を有する。これらは通常、スライドガラスを定位置に押すモータによって駆動される金属又はプラスチック製のブレードである。これと同様な移送機構は、オーソ−クリニカル・ダイアグノスティックス・インコーポレイテッドによって製造された分析器のVITROS(登録商標)シリーズに用いられており、異なる点は、本発明では、サイズに関する制約に起因して短いバージョンが用いられていることである。加うるに、好ましい実施形態では、本発明は、互いに向かい合った固定位置に2つのスライドガラスシャットル機構を有する。これらスライドガラスシャットル機構は、スライドガラスを処理のために外側又は内側ロータ上の任意の位置に移動させるよう別個独立に又は一緒に働くことができる。これに類似した移送機構を開示した特許文献としては、米国特許第5,059,393号明細書及び同第4,269,803号明細書が挙げられ、これら米国特許明細書の両方の開示内容全体を本明細書の一部を形成するものとしてここに引用する。
本発明において使用できる小出し又は吸引ステーション(即ち、プローブ)は、流体を所望のやり方で操作することができる任意適当な構造のものであってよく、例えば、米国特許第4,965,049号に記載されている構造が挙げられる。プローブは好ましくは、プローブ先端部を保持する口先を備えたノズルである。プローブは又、流体の吸引と小出しの両方を行う。分析器に用いられる公知のプローブとは異なり、本発明の同心ロータは、複雑な動きをするプローブを必要としない。すなわち、本発明の一実施形態は又、静止流体プローブを備える。本明細書で用いる「静止」という用語は、プローブがxyz座標系の少なくとも1つの軸線に沿って静止していると定義される。好ましくは、プローブは、単一の軸線、例えば垂直の“z”軸線に沿ってのみ動くことができる。垂直方向の運動により、プローブが、互いに異なる高さ位置にあるプローブ先端部、サンプル、廃棄物等に接近することができる。かくして、プローブの垂直運動を除き、全ての運動は、可動ロータによって搬送される着脱自在なホルダに制限される。換言すると、プローブは、吸引及び小出しステーションを経て実質的に側方運動を行わない。この場合も又、これは1つには、コンポーネントの各々を同一場所に提供する着脱自在なホルダの本発明の構成によって可能になり、サブシステムにより必要な追加の運動又は走行がなくなる。これは、プローブ搬送システムに起因して生じる追加の費用及び複雑さが回避されるので典型的な公知の分析器と比べて顕著な利点を有している。すなわち、一寸法方向(この場合、垂直方向)における単一の制御システムが、これよりも大きな自由度を得るのに必要な一層複雑な制御システムとは対照的に、静止プローブにとって必要な全てである。かくして、公知の分析器プローブ搬送装置で用いられている複雑な搬送及び制御システム(即ち、多数のサーボモータ及びコントローラが設けられる)に代えて、非常に簡単な搬送及び制御システムが、必要とされる全てである。静止流体プローブのこれ以上の詳細は、上述の同時係属米国特許出願(発明の名称:Analyzer Having a Stationary Multifunction Probe)明細書に見ることができる。
また、例えば上述した或る実施形態では、追加の流体プローブ、例えば基準流体小出しノズルも又設けられる。スペースの制約に起因して、追加のプローブが或る程度運動を行うこと、例えば、流体源、例えば基準流体源を試験要素上の小出し位置に移動させることが望ましい場合がある。かかる場合、追加のプローブの運動は、以下に説明するプローブガイドの一開口部の位置に起因して直線又は単一の平面内での運動に制限され、プローブガイドは、追加のプローブを受け入れるよう配置される。これは、3次元運動を得るための運動及び制御システムを提供する必要性をなくすことにより構造を単純化する。追加の流体固定プローブのそれ以上の詳細は、以下に見られると共に上述した同時係属米国特許出願(発明の名称:Analyzer Having a Stationary Multifunction Probe)明細書に見られる。
試験要素を着脱自在なホルダの試験要素凹部内に配置することができる。試験要素は、分析に必要な試薬入りのスライドガラス、即ち、米国特許第4,797,257号明細書に記載されているようないわゆる乾式スライドガラス技術又は米国特許第5,441,895号明細書に記載されているようなカップ状ウェル又は試験反応容器であるのがよく、これら特許文献の記載内容全体を本明細書の一部を形成するものとしてここに引用する。試験要素は、いわゆる試験ストリップ化学的手段であってもよい。
これ又試験要素凹部内に配置できる試験要素ホルダは、小出しされるべき試験要素を収容する。代表的には、これは、多数の試験要素を含むが、或る実施形態では、例えば湿式分析のためのウェルを含み、単一の試験要素を使用できることが考えられる。ホルダは、カセットと呼ばれる場合もある。ホルダは、少なくとも1つの試験要素を保持する本体部分及びプローブを受け入れてプローブを試験要素との所望の位置合わせ状態に位置決めするようになったガイドを有する。好ましくは、試験要素ホルダは、試験要素を保持する凹部及びプローブによって作用を受ける試験要素又は他の流体源のカバーを有する。適当なカセットは、米国特許第4,142,863号明細書及び同第4,512,952号明細書に記載されており、これら両方の米国特許明細書の記載内容全体を本明細書の一部を形成するものとしてここに引用する。
プローブ先端部を受け入れるようになった少なくとも1つの開口部、好ましくは2以上、より好ましくは3つの開口部がカバー内に設けられている。開口部は、開口部から遠ざかって延びて開口部を少なくとも部分的に包囲する表面を有するのがよい。好ましくは、開口部は、丸く、表面は、少なくとも一部が円筒形の形をしている。表面は、プローブを案内してこれを試験要素に位置合わせするのを助けるよう穴からプローブ先端部に向かって遠ざかる方向に漸増する仕方で開口するのがよい。例えば、表面は、切頭円錐形の形をしているのがよい。
一実施形態では、複数の開口部が設けられ、開口部のうちの1つは、他の開口部とは異なる方向に開口している。これは、種々の理由で行われる場合がある。例えば、或る実施形態では、例えばサンプルについて1つ、上述したような電位差分析のための基準流体について別の1つのように多数のプローブが設けられる場合があり、これらプローブは、試験要素又は他の流体源に対して互いに異なる角度で配置される。この実施形態では、他方の開口部は、試験要素の被覆材に垂直な開口部と同様な態様でプローブを受け入れることができる。上述の複数の穴についての説明は、穴が互いに共通の扇形を共有し、穴相互間には不連続部が無いような設計を含むことは理解されるべきである。すなわち、穴は、或る程度オーバーラップしている。これは、図2に示されている。これにより、プローブ先端部をプローブ案内穴が完全に別々である場合よりも互いに一層近づけて位置させることができる。例示のプローブガイドは、上述の米国特許第4,797,257号明細書に見られる。
プローブガイドは、試験要素ホルダと一体構造のものであってもよく、或いは別個の取り付け構造体であってもよい。好ましい実施形態では、ガイドそれ自体又は一体形のガイドと試験要素ホルダは、射出成形プラスチックで作られる。或る実施形態では、試験要素は、使い捨て試験要素ホルダであらかじめ包装された状態で売られる。これら実施形態では、プローブガイドも同様に使い捨てであり、好ましくはリサイクル可能であるのがよい。当然のことながら、プローブガイドが試験要素ホルダに別個に取り付け可能である場合、これは、別個独立に使い捨てであるのがよい。少なくとも定期的な処分が特に有利である。というのは、これによりクリーニングが不要になり、サンプル相互間でのキャリオーバの恐れが減少し、摩耗に起因する公差の増大が減少するからである。試験要素カートリッジ及び案内についてのそれ以上の詳細は、出願番号第10/403,153号として2003年3月31日に出願された同時係属米国特許出願(発明の名称:Test Element Holder with a Probe Guide for an Analyzer)に見られ、この米国特許出願明細書の記載内容全体を本明細書の一部を形成するものとしてここに引用する。
本発明の別の好ましい実施形態では、プローブガイド付きの複数の試験要素ホルダが提供される。それぞれプローブガイドを備えた試験要素ホルダを提供することにより、単一の分析器で種々の試験要素、例えば電位差及び比色試験要素又は湿式及び乾式試験要素を一緒に用いることができ、サイズの減少及び分析における最適な融通性をもたらす上で顕著な利点が得られる。多数の試験要素ホルダについてのそれ以上の詳細は、上述の同時係属米国特許出願(発明の名称:Test Element Holder with a Probe Guide for an Analyzer)明細書に記載されている。同心ロータを含む分析器の構成材料としては、当該技術分野において公知の全ての適当な材料、例えばプラスチック又は金属が挙げられる。分析器の使い捨て品、例えば試験要素、試験要素ホルダ及び計量先端部は好ましくは、環境に優しいリサイクル可能な材料で作られる。
本発明の別の特徴によれば、上述したように搬送システム上に着脱自在に設置される遠心機モジュールを有する分析器が提供される。本発明のこの特徴では、遠心機モジュールは、着脱自在なホルダとは別個に使用できるが、好ましくは、コンパクトであるという利点を一層よく達成するために着脱自在なホルダと一緒に用いられる。遠心機モジュールは、遠心機カップを収納したハウジングを有する。遠心機カップは、分離されるべきサンプルを受け入れる。好ましい実施形態では、カップは、円錐形の形をしており、このカップは、米国特許第4,933,291号明細書に記載されているように、そして以下に詳細に説明する好ましい実施形態に示すように頂部のところでカップ回りに同心状に設けられた環状キャビティを有する。カップは、ハウジングに対するカップの回転を可能にするよう軸受によりハウジング内に支持される。遠心機カップを回転させるため、遠心分離ステーションは、小出し及び吸引ステーションと同様な態様で搬送システムと直列に分析器上に装備される。遠心分離ステーションは、遠心機カップの頂部に係合し、カップをモータでスピンさせ、モータとしては、カップを米国特許第4,933,291号明細書に記載されているように30,000〜100,000RPMの速度で回転させることができる電気又は空気圧モータが挙げられ、この米国特許明細書の記載内容全体を本明細書の一部を形成するものとしてここに引用する。
本発明の別の特徴は、プローブ先端部、流体供給部及び試験要素又はサブシステム、例えば分析器、好ましくはデスクトップ型分析器内の遠心機モジュールを含むコンポーネントを別のサブシステム、例えば上述したように小出し又は吸引ステーションを越えて同一の走行ラインに沿って搬送する方法である。好ましくは、本発明のこの方法では、コンポーネントを着脱自在なホルダ上の搬送システム上に配置する。
別の好ましい実施形態では、第1のロータは、種々のコンポーネント、例えば試験要素、試験要素ホルダ、サンプル、試薬等又は他の部品、例えば廃棄物収集容器又は遠心機モジュールを互いに位置合わせ状態になるよう搬送するために用いられる。第2のロータは好ましくは、試験要素を培養してこれを測定装置(例えば、分光計又は電位計)に搬送するためにだけ用いられる。別の重要な特徴は、種々のサブシステム、例えば流体液体プローブの運動が場所及び出費を節約するよう制限されていることにある。これとは異なり、第1のロータは、着脱自在なホルダ上へのコンポーネントの配置により得られる同一の走行ライン又は中心線と組み合わさって、サブシステムが行う必要な運動をもたらす。例えば、好ましい実施形態における静止流体プローブは、垂直方向に運動可能であるにすぎない。流体プローブを試験要素等と必要な位置合わせ状態にするのに必要な他の全ての運動は、第1のロータによって提供される。
本発明は又、サンプルを分析する方法を提供する。好ましい一実施形態では、サンプルに対して実施される分析又は試験の形式を選択する。実施される試験に基づいて、実施される試験に対応した1以上の可動試験要素を好ましくは着脱自在なホルダ内の分析器上に装填する。試験要素は好ましくは、実施される試験及び試験要素の物理的寸法形状を確認するために分析器によって読み取り可能な識別標識又はマーク、例えばバーコードを有する。或る場合、実施される分析の形式も又好ましくは分析器を制御するコンピュータのキーボードにより分析器の制御システムに入力する。
サンプルリザーバ内のサンプルは、好ましくは着脱自在なホルダ上にプローブ先端部と一緒に設けられる。サンプル及び試験要素の入った着脱自在なホルダを分析器上に装填する。実施される分析の回数及び形式に応じて、2以上の着脱自在なホルダが必要な場合がある。分析器の作動時、可動流体供給部を移動させてこれを液体小出し及び吸引ステーション、例えば静止流体プローブに位置合わせする。或る実施形態では、流体プローブの口先がまず最初に使い捨てプローブ先端部を受け入れる。口先は、これを下降させて先端部に係合させることにより又は先端部を持ち上げて口先に係合させることにより先端部を受け入れることができる。次に、サンプルを流体プローブに位置合わせし、プローブは、サンプルを先端部内へ吸い込む。サンプルの吸引後、試験要素を第1のロータの回転により動かしてこれを流体プローブに位置合わせする。あらかじめ選択された量のサンプルをプローブ先端部から試験要素上又は試験要素内に小出しする。必要ならば、1回分の液体試薬、例えばホースラディッシュペルオキシドオキシダーゼ(“HPO”)を静止流体プローブに位置合わせするのがよい。プローブは、試薬を吸引し、サンプルが戻ってプローブと位置合わせするまで試薬を保持し、その時点で、試薬をサンプルの入った試験要素上に小出しする。上述の説明から明らかなように、本発明の顕著な利点は、試験要素、サンプルリザーバ及び使い捨てプローブ先端部を同一の走行ラインに設けることにより、サブシステム、例えば小出し及び吸引プローブによる垂直(“z”軸線)運動以外の追加の運動が不要であるということにある。
この時点で、培養が必要ならば、サンプルの入った試験要素を培養するのがよい。これを達成するため、試験要素を試験要素移送機構によって内側ロータに移送してこれを培養し、その間、外側試薬ロータは、サンプル及び試験要素を静止プローブに位置合わせするよう搬送する機能を続行している。培養後、1回分の液体洗浄剤を静止プローブに位置合わせすることによりサンプルをもう一度洗浄するのがよいが、このようにするかどうかは任意である。洗浄後、サンプルを分光計又は他の分析器に移送してその信号を測定するのがよい。信号試薬が必要な化学発光用途では、再度1回分の信号試薬をプローブに位置合わせさせて吸引し、次に洗浄済みサンプル上に小出しする。分析の完了後、試験要素を処分するのがよい。これを達成するため、第2のリングを第1のリング上の廃棄物収集容器に位置合わせし、そして試験要素小出し機構を備えた廃棄物収集容器内へ放出する。これと同様に、外側試薬ロータは、廃棄物容器を回転させてこれを静止プローブに位置合わせし、使用済みプローブ先端部を受け入れることができる。
サンプルの分離が必要な実施形態では、採取のサンプルの吸引後、ロータは、分離装置、好ましくは上述の遠心機モジュールを回転させてこれを液体小出し及び吸引ステーションに位置合わせし、ここで吸引されたサンプルを遠心機内へ小出しする。次に、遠心機モジュールを遠心分離ステーションまで回転させ、ここで遠心機カップに係合してこれをスピンさせてサンプルをその成分、例えば血液を血漿及び赤血球に分離する。次に、遠心機カップを遠心分離ステーションから外し、遠心機モジュールを液体小出し及び吸引ステーションまで逆回転させ、ここでサンプルの次の分析を続行する。
次に、本発明を以下の詳細な好ましい実施形態と関連して説明する。当然のことながら、この実施形態は、例示の目的にすぎず、本発明の範囲を限定するものではない。
分析器は、プローブ先端部ディスペンサ、試験要素凹部及び流体供給部を含むコンポーネントを収容した着脱自在なホルダを有し、これらコンポーネントは全て上述した。分析器は、上述した同心ロータを更に有する。サンプルは、全血であるのがよく、これは、計量に先立って自動的に遠心分離され又はより好ましくは、遠心機モジュールを用いて分析器上で遠心分離され、種々の他のサンプルの種類としては、とりわけ血清、血漿及び尿が挙げられる。同心ロータは、協働して多種多様な分析試験を行い、この場合ユーザによる介入はほとんど無い。
第1の、例えば外側の試薬ロータは、着脱自在なホルダを運び、多数のシステムモジュール及び関連の複雑さを不要にする。というのは、これは、サンプル、試験要素、液体試薬、使い捨て用品及び廃棄物を単一のプラットフォーム上で貯蔵して処理できるからである。多機能の第1の外側試薬ロータにより、ユーザは、試験カートリッジ内の個々の検定用の特定の試験スライドガラスに加えて、多数の患者サンプルをロータ上に配置できる。着脱自在なホルダは又、分析器上で自動的に遠心分離できる全血サンプル又は前処理されたサンプルを受け取ることができる。第1の外側試薬ロータは又、免疫レイトアッセイのための洗浄流体の追加によりサンプルの自動希釈及び拡張された試験メニュ性能を可能にする種々のフォーマットで種々の着脱自在なホルダを位置決めすることができる。試薬ロータは又、廃棄物収集容器を受け取って種々の試験スライドガラス及び計量プローブ先端部並びに計量プローブ先端部及び他のサブシステム、例えば遠心機モジュールを収集することができる。外側の試薬ロータは、種々の流体を吸引して小出しするために用いられる流体プローブを含む固定計量システムと交差するよう自動的に位置決めされる。
第2の内側培養器ロータを用いて試験スライドガラスを培養し、次に測定装置、例えば分光計又は電位計のところに位置決めする。次に、試験スライドガラスを培養器ロータから外側試薬ロータ上に配置された廃棄物収集容器内へ放出する。廃棄物収集容器は又、試薬ロータのランダムアクセス位置決め性能により他の試験消費物品、例えば使い捨てプローブ先端部を収集することができる。
全ての試験処理及び廃棄物収集は、ロータ内で行われる。図示していない追加のシステム特徴部としては、一体形プリンタ、ユーザインタフェースキーパッド/ディスプレイ、エレクトロニクス及びキャビネットが挙げられるが、これら全て当該技術分野において知られている。
図1に示す実施形態では、第1の試薬ロータ(1 )は、着脱自在なホルダ(2 )を試薬ロータ(1 )の回転軸線と同心状に差し向ける。試薬ロータを、正確な位置決めを判定するためのセンサ付きのモータによってその中心軸線回りに回転させる。着脱自在なホルダ(2 )は、再使用可能であり、位置決め又は位置合わせ特徴部(3 )及び回転防止特徴部(4 )を用いて試薬ロータ上に正確に位置決めされ、位置決め又は位置合わせ特徴部は、この実施形態では、着脱自在なホルダ(2 )の下面に設けられた穴(図示せず)に挿入されるペグであり、回転防止特徴部は、この実施形態では、ばね押しラッチ(5 )の端部に取り付けられたピンを受け入れる凹部である。着脱自在なホルダ(2 )は、ユーザによる着脱自在なホルダ(2 )の容易な出し入れを可能にするばね押しラッチ(5 )又は他の手段により試薬ロータ上の定位置に保持される。単一の使い捨て計量先端部(6 )は、計量システム(16)(即ち、プローブ)による接近が可能であるよう着脱自在なホルダ(2 )の頂部上の凹部(プローブ先端部ディスペンサ)内に配置されている。患者のサンプルは、計量システムによる接近が可能であるよう同一の中心線に沿って対応関係をなす凹部(7 )(サンプルリザーバ)内に配置される。計量位置合わせのためのプローブガイド(8 )が、ホルダ又はカートリッジ(23)(この場合、試験スライドガラス用)の頂部上に配置され、この場合、これと一体であり、カートリッジ又はホルダ内のスライドガラス上へのサンプルの小出し中、計量プローブ先端部(24、図5に示されている)の正確な位置決めを可能にする。プローブガイドは、カバー(9 )及び1以上の穴(22、図2)を有する。試薬ロータは又、ユーザの判断でシステムの機能性を拡張する多種多様なカートリッジ(23)を受け取る。これらカートリッジとしては、可能なカートリッジフォーマットの中でも、サンプル希釈を行う希釈剤カートリッジ、免疫レイト化学的特性の最終読み取り前に洗浄段階を実施するための免疫レイト洗浄剤カートリッジが挙げられる。廃棄物収集容器(10)も又、試薬ロータ上に位置決めされ、試験の完了後、使用済み計量先端部及びスライドガラスを自動的に収集するよう位置決めされる。
図2に示すように、試験スライドガラス(11)を分析器での処理前にカートリッジ(23、図1)内に装填する。カートリッジは、試験スライドガラスの所定のパネル及び個々の試験スライドガラスを受け入れることができる。試験スライドガラス(11)を試薬ロータに取り付けられたばね押しプランジャ(12、図1)により計量位置合わせ特徴部の真下で試験カートリッジの内側頂面に位置合わせする。カートリッジを着脱自在なホルダ(2 )内に装填し、この着脱自在なホルダは、図2では分析器コンベヤから外れた状態で示されている。
図3に示すように、試薬ロータ(1 、図1)は、静止プローブシステムの位置が固定された状態でスライドガラスカートリッジ上の種々のコンポーネントと交差するよう自動的に位置決めされる。試薬ロータは、時計回り及び(又は)反時計回りに動いてカートリッジをサンプル小出し及びスライドガラス位置決めのために計量ステーションのところに位置決めすることができる。試薬ロータはまず最初に、試験スライドガラスを収容したカートリッジ(23)をスライドガラス小出し機構(13)の前に位置決めし、このスライドガラス小出し機構は、スライドガラスを試薬ロータと第2の培養器ロータ(17)との間に位置決めされた(14)固定バーコード読み取り装置まで移動させる。バーコード読み取り装置は、固有のスライドガラスバーコードを読み取って試験されるべき化学的性質の種類を識別する。スライドガラスインサート機構(15)は、スライドガラスを処理のために試験カートリッジ内に再び挿入する。次に、試薬ロータは、着脱自在なホルダを介して試験カートリッジを位置決めして先端部(24)を含む静止プローブシステム(16)が、使い捨て計量先端部に接近し、次に、サンプルリザーバ(7 )からのサンプル吸引を行い、次にサンプルを試験カートリッジ内の最上部に位置するスライドガラス上に小出しする。サンプル小出し後、最上部のスライドガラスを培養のためにスライドガラス小出し機構により第2の培養器ロータ(17)内へ移送する。第2の培養器ロータ(17)は、試薬ロータと同心であり、正確な位置決めを判定するためのセンサ付きのモータによってこのロータ(17)をその中心軸線回りに回転させる。分光計(図示せず)が、培養器ロータの下に設けられており、この分光計を用いて各アッセイに特有のスライドガラスの色の変化を測定する。免疫レイト(IR)化学的特性には、最終の測定に先立って洗浄段階が必要である。これらスライドガラスをIR洗浄剤カートリッジ内へ挿入し、このIR洗浄カートリッジは、再使用可能なプラスチック洗浄先端部及び洗浄流体供給部を収容している。試薬ロータは、IR洗浄カートリッジを固定された静止プローブシステム(16)のところに位置決めして必要な洗浄作業を行う。IRスライドガラスを最終の測定のために洗浄後スライドガラス培養器内へ再び挿入する。電解質試験スライドガラスも又、測定が行われるとき、電位計のところに位置決めされたスライドガラス培養器上に位置した状態で測定される。
図4及び図5は、追加のプローブを用いる実施形態を詳細に示している。この場合、基準計量プローブシステム(18)は、電解質の化学的性質又は電位差スライドガラス(PMスライドガラス)のための電解質基準流体を小出しする小出しノズルである。図4に示すように、PMスライドガラスを比色(CM)及び免疫レイトスライドガラスと同様なやり方で処理する。患者のサンプル及び電解質基準流体を試験カートリッジ内に位置した状態でPMスライドガラス(19)上に同時に小出しする。PMスライドガラスサンプルスポットと交差するための追加のポンプ運動を不要にするため、スライドガラスインサート機構は、PMスライドガラスを僅かにオフセットさせる。すなわち、バーコード読み取り後、スライドガラスインサート機構(15)は、スライドガラスを計量のためにプローブガイド(22)の下に位置合わせする程度までスライドガラスをカートリッジ内に押し戻す。中央プローブガイドは、CM及び免疫レイトスライドガラスのためのサンプル小出しに用いられる。左側及び右側プローブガイドは、PMスライドガラスへのサンプル及び基準流体小出しに用いられる。これにより、CM及びPMスライドガラスは、共通の試薬ロータ中心線(20)と交差することができ、この中心線は、上述の「同一走行ライン」とも呼ばれる。共通試薬ロータ中心線(20)により、静止プローブシステム(16)及びかくして計量プローブ先端部(24)は、固定位置に位置することができ、この間、試薬ロータを固定位置で自動的に位置決めしているとき、試薬ロータ(1 )との全ての別々の機能的相互作用が行われる。図5に示すように、追加の計量システム(18)は、基準流体のリザーバ(図示せず)への接近を可能にするようピボット(25)回りの追加の運動の自由度を有するのがよい。
図6は、好ましい実施形態の遠心機モジュール(30)の対称線に沿って取った断面図である。遠心機モジュールは、環状キャビティ(32)及びベース(33)を備えた遠心機カップ(31)を有する。軸受(34)が、ベース(33)を支持した状態でカップ(31)の回転を可能にしている。遠心機モジュール(30)は、好ましくは着脱自在なホルダ(2 )と同一形状のハウジング(35)を有している。これにより、遠心機モジュール(30)を所望ならば外側試薬ロータ(1 )上の着脱自在なホルダ(2 )と交換することができる。隙間(36)が、ハウジングに対するカップの回転を可能にするようハウジング(35)とカップ(31)との間に設けられている。
遠心機カップは、図3及び図7に概略的に符号(40)として示された遠心分離ステーションのところで回転する。遠心分離ステーションは、遠心機カップ(31)を回転させるようモータ(41)を支持する垂直方向に動くことができるブラケット又はスピンドル(43)を有している。上述したように、モータは、空気圧又は電気式のものであってよく、分離を行うのに十分な速度で、好ましくは30,000〜100,000RPMでカップを回転させることができることが必要である。カップをモータに係合させるため、係合機構(42)、例えば継手、チャック又はキャプスタンがモータのシャフトに設けられている。係合機構は、摩擦又はロック係合のいずれかによりカップに係合する。小出し及び吸引ステーションと同様なやり方で、遠心分離ステーションを昇降させて遠心機カップをモータに係合させたりこれから外すことができる。遠心分離の完了時、分離されたサンプルを収容した遠心機モジュールを小出し/吸引ステーションに搬送するのがよく、ここで、分離されたサンプルを計量先端部(6 )内に吸引する。
好ましい実施形態では、コンピュータとインタフェースをとるコンピュータプログラムにより分析順序を実行し、コンピュータは、分析を行うよう設定されたコンピュータにより読み取り可能なプログラムコードを有するコンピュータにより使用可能な媒体を有するのがよい。
別の好ましい実施形態では、分析器は、T4アッセイを含む獣医学的分析器である。
当業者であれば、本発明の化合物、組成及びプロセスの種々の改造及び変形を想到できることは明らかである。かくして、本発明は、かかる改造例及び変形例が特許請求の範囲に記載された本発明の範囲及びその均等範囲に属する限り、これらを包含するものである。
上述の刊行物の全ての開示内容全体を、各々の開示内容が個々に本明細書の一部を形成するものとして引用された場合と同程度に本発明の一部を形成するものとしてここに引用する。
本発明の具体的な実施形態は、次の通りである。
(1)分析器であって、搬送システムと、液体小出し又は吸引ステーションと、搬送システム上に着脱自在に設置されたホルダとを有し、前記着脱自在なホルダは、プローブ先端部ディスペンサ及びサンプルを保持する流体供給部を有し、前記分析器は、1以上の試験要素又は試験要素ホルダを保持する試験要素凹部を更に有し、着脱自在なホルダは、試験要素が凹部内に位置している間に液体小出し又は吸引ステーションにより試験要素に作用を及ぼすことができるよう試験要素凹部を収容するよう構成され、分析器は更に、サンプルを分析する測定装置を有していることを特徴とする分析器。
(2)着脱自在なホルダは、着脱自在なホルダを搬送システムにより液体小出し又は吸引ステーションに搬送するとき、液体小出し又は吸引ステーションと交差するようプローブ先端部ディスペンサ、サンプルリザーバ及び試験要素凹部を同一の走行ライン上に配置することを特徴とする上記実施形態(1)記載の分析器。
(3)搬送システムは、着脱自在なホルダを保持する第1のロータと、第1のロータと同心状に配置され、第1のロータ上の着脱自在なホルダから試験要素を受け取るようになっている第2のロータとを有していることを特徴とする上記実施形態(1)記載の分析器。
(4)着脱自在なホルダは、着脱自在なホルダを第1のロータにより液体小出し又は吸引ステーションに搬送するとき、液体小出し又は吸引ステーションと交差するようプローブ先端部ディスペンサ、サンプルリザーバ及び試験要素凹部を同一の走行ライン上に配置することを特徴とする上記実施形態(3)記載の分析器。
(5)測定装置は、第2のロータ内に位置するサンプルを分析するよう構成され、前記分析器は、第2のロータと協働状態に配置されていて、第2のロータ内に位置したサンプルを培養する培養器を更に有していることを特徴とする上記実施形態(4)記載の分析器。
(6)2のロータは、第1のロータ内に設けられていることを特徴とする上記実施形態(3)記載の分析器。
(7)搬送システム上に設置されていて、使用済みプローブ先端部及び試験要素を収集する廃棄物収集容器を更に有していることを特徴とする上記実施形態(1)記載の分析器。
(8)搬送システム上に設置されていて、使用済みプローブ先端部及び試験要素を収集する廃棄物収集容器を更に有し、廃棄物収集容器は、走行ライン上に配置されていることを特徴とする上記実施形態(2)記載の分析器。
(9)搬送システム上に着脱自在に設置されていて、サンプルを分離する遠心機モジュールを更に有し、遠心機モジュールは、走行ライン上に配置されていることを特徴とする上記実施形態(1)記載の分析器。
(10)着脱自在なホルダは、少なくとも2つの着脱自在なホルダから成ることを特徴とする上記実施形態(1)記載の分析器。
(11)少なくとも2つの着脱自在なホルダは、互いに異なる試験要素を有する第1の着脱自在なホルダ及び第2の着脱自在なホルダを含むことを特徴とする上記実施形態(10)記載の分析器。
(12)第1の着脱自在なホルダは、乾式スライドガラス試験要素から成り、第2の着脱自在なホルダは、免疫学的検定試験反応容器から成ることを特徴とする上記実施形態(11)記載の分析器。
(13)試験要素を保持する試験要素ホルダを更に有していることを特徴とする上記実施形態(1)記載の分析器。
(14)試験要素ホルダは、カップ状ウェル及び試験ストリップのうち1以上を収容していることを特徴とする上記実施形態(13)記載の分析器。
(15)分析器であって、搬送システムと、液体小出し又は吸引ステーションと、搬送システム上に着脱自在に設置された着脱自在な遠心機モジュールとを有し、遠心機は、液体小出し又は吸引ステーションからサンプルを受け取るようになっており、前記分析器は、サンプルを分析する測定装置を更に有していることを特徴とする分析器。
(16)着脱自在な遠心機モジュールは、遠心機カップ及び遠心機カップを回転自在に支持するベースを有していることを特徴とする上記実施形態(15)記載の分析器。
(17)遠心機カップに係合してこれに回転運動を与える駆動装置を備えた遠心分離ステーションを更に有していることを特徴とする上記実施形態(16)記載の分析器。
(18)プローブ先端部、分析されるべきサンプルを収容した液体供給システム及び試験要素を分析器内のサブシステムに搬送する方法であって、プローブ先端部、液体供給システム及び試験要素を用意する段階と、プローブ先端部、サンプルリザーバ及び試験要素を搬送システムの同一走行ライン上で搬送システム上に配置する段階と、サブシステムを越えてプローブ先端部、サンプルリザーバ及び試験要素を移動させる段階とを有していることを特徴とする方法。
(19)サブシステムによって必要とされる側方運動は実質的に無いことを特徴とする上記実施形態(18)記載の方法。
(20)分析器の搬送システム上に着脱自在に設置される着脱自在なホルダを更に有し、着脱自在なホルダは、プローブ先端部、液体供給システム及び試験要素を収容することを特徴とする上記実施形態(18)記載の方法。
(21)搬送システムは、着脱自在なホルダを保持する第1のロータ及び第1のロータと同心状に配置されていて、第1のロータから試験要素を受け取るようになった第2のロータを有していることを特徴とする上記実施形態(20)記載の方法。
(22)サンプルを分析する方法であって、サンプルリザーバ内のサンプル、少なくとも1つの試験要素及び第1のロータ上のプローブ先端部を搬送システムの同一の走行ライン上に配置する段階と、搬送システムを移動させてプローブ先端部が液体小出し及び吸引ステーションの口先に整列させる段階と、プローブ先端部を口先に係合させる段階と、搬送システムを移動させてサンプルリザーバを液体小出し及び吸引ステーションに整列させる段階と、サンプルをサンプルリザーバから吸引する段階と、搬送システムを移動させて試験要素を液体小出し及び吸引ステーションに整列させる段階と、サンプルを試験要素上に小出しする段階とを有し、液体小出し及び吸引ステーションは、実質的に側方運動を行わないことを特徴とする方法。
(23)試験要素を培養する段階と、搬送システムを移動させて試験要素を測定システムと協働状態にする段階と、サンプルを測定装置で測定する段階とを更に有していることを特徴とする上記実施形態(22)記載の方法。
(24)分析器の搬送システム上に着脱自在に設置される着脱自在なホルダを更に有し、着脱自在なホルダは、プローブ先端部、サンプルリザーバ及び試験要素を収容することを特徴とする上記実施形態(22)記載の方法。
(25)サンプルを分析する方法であって、サンプルリザーバ内のサンプル、少なくとも1つの試験要素及び第1のロータ上のプローブ先端部を第1のロータの同一の走行ライン上に配置する段階と、第1のロータを回転させてプローブ先端部を液体小出し及び吸引ステーションの口先に整列させる段階と、プローブ先端部を口先に係合させる段階と、第1のロータを回転させてサンプルリザーバを液体小出し及び吸引ステーションに整列させる段階と、サンプルをサンプルリザーバから吸引する段階と、第1のロータを回転させて試験要素を液体小出し及び吸引ステーションに整列させる段階と、サンプルを試験要素上に小出しする段階とを有し、液体小出し及び吸引ステーションは、側方運動を実質的に行わず、前記方法は、第1のロータを回転させて試験要素を試験要素移送ステーションに整列させる段階と、試験要素を第2のロータに移送する段階と、試験要素を培養する段階と、第2のロータを回転させて試験要素を測定装置と協働状態にする段階と、サンプルを測定装置で測定する段階とを更に有していることを特徴とする方法。
(26)分析器の搬送システム上に着脱自在に設置された着脱自在なホルダを更に有し、着脱自在なホルダは、プローブ先端部、サンプルリザーバ及び試験要素を収容することを特徴とする上記実施形態(25)記載の方法。
(27)サンプルをサンプルリザーバから吸引する段階と第1のロータを回転させて試験要素を液体小出し及び吸引ステーションに整列させる段階との間に、前記方法は、第1のロータを回転させて遠心機モジュールを液体小出し及び吸引ステーションに整列させる段階と、サンプルを遠心機モジュール内に小出しする段階とを更に有し、液体小出し及び吸引ステーションは、側方運動を実質的に行わず、前記方法は、第1のロータを回転させて遠心機モジュールを遠心分離ステーションに整列させる段階と、遠心機モジュール内の遠心機カップに係合してこれを回転させてサンプルを分離する段階と、第1のロータを回転させて遠心機モジュールを液体小出し及び吸引ステーションに整列させる段階と、分離したサンプルを遠心機モジュールから吸引する段階とを更に有していることを特徴とする上記実施形態(25)記載の方法。
(28)コンピュータとインタフェースをとるコンピュータプログラムによって実施される上記実施形態(18)記載の方法。
(29)上記実施形態(18)記載の方法を実施するよう構成されたコンピュータにより読み取り可能なプログラムコードを有するコンピュータにより使用可能な媒体を有する製造物品。
(30)上記実施形態(1)記載の分析器及びT4アッセイを有する獣医学的分析器。
(31)分析器は、デスクトップ型分析器であることを特徴とする上記実施形態(1)記載の分析器。
産業上の利用分野
本発明のサンプル分析方法は、遠心機を含むデスクトップ型分析器を用いて、例えば患者のサンプル、例えば全血を分析することにより診断する分野に利用できる。
本発明の一実施形態としてのデスクトップ型分析器の斜視図である。 本発明の一実施形態としてのプローブガイドを備えた試験要素ホルダを有する着脱自在なホルダの斜視図である。 本発明の一実施形態に従って同心ロータ、遠心機モジュール及び着脱自在なホルダを備えたデスクトップ型分析器の平面図である。 静止流体プローブと本発明の一実施形態としての外側ロータにより案内されるプローブの位置合わせ状態及び着脱自在なホルダ上のコンポーネントの各々が共有する同一の走行ラインの拡大図である。 本発明の一実施形態の外側及び内側同心ロータを備えた分析器の斜視図である。 本発明の一実施形態に従って遠心機モジュールの対称軸線に沿って取った断面図である。 本発明の一実施形態に従って遠心分離ステーションのところでの遠心機モジュールの対称軸線に沿って見た断面図である。
符号の説明
1 第1の試薬ロータ
2 着脱自在なホルダ
3 位置決め又は位置合わせ特徴部
4 回転防止特徴部
5 ばね押しラッチ
6 計量先端部
7 凹部
8,22 プローブガイド
9 カバー
10 廃棄物収集容器
11 試験スライドガラス
12 ばね押しプランジャ
18 基準計量プローブシステム
19 PMスライドガラス
30 遠心機モジュール
31 遠心機カップ
32 環状キャビティ
33 支持ベース
34 軸受
35 ハウジング
36 隙間
40 遠心分離ステーション
41 モータ
42 係合機構
43 ブラケット

Claims (22)

  1. 分析器であって、搬送システムと、液体小出し又は吸引ステーションと、搬送システム上に着脱自在に設置されたホルダとを有し、前記着脱自在なホルダは、プローブ先端部ディスペンサ及びサンプルを保持する流体供給部を有し、前記分析器は、1以上の試験要素又は試験要素ホルダを保持する試験要素凹部を更に有し、着脱自在なホルダは、試験要素が凹部内に位置している間に液体小出し又は吸引ステーションにより試験要素に作用を及ぼすことができるよう試験要素凹部を収容するよう構成され、分析器は更に、サンプルを分析する測定装置を有していることを特徴とする分析器。
  2. 着脱自在なホルダは、着脱自在なホルダを搬送システムにより液体小出し又は吸引ステーションに搬送するとき、液体小出し又は吸引ステーションと交差するようプローブ先端部ディスペンサ、サンプルリザーバ及び試験要素凹部を同一の走行ライン上に配置することを特徴とする請求項1記載の分析器。
  3. 搬送システムは、着脱自在なホルダを保持する第1のロータと、第1のロータと同心状に配置され、第1のロータ上の着脱自在なホルダから試験要素を受け取るようになっている第2のロータとを有していることを特徴とする請求項1記載の分析器。
  4. 着脱自在なホルダは、着脱自在なホルダを第1のロータにより液体小出し又は吸引ステーションに搬送するとき、液体小出し又は吸引ステーションと交差するようプローブ先端部ディスペンサ、サンプルリザーバ及び試験要素凹部を同一の走行ライン上に配置することを特徴とする請求項3記載の分析器。
  5. 測定装置は、第2のロータ内に位置するサンプルを分析するよう構成され、前記分析器は、第2のロータと協働状態に配置されていて、第2のロータ内に位置したサンプルを培養する培養器を更に有していることを特徴とする請求項4記載の分析器。
  6. 第2のロータは、第1のロータ内に設けられていることを特徴とする請求項3記載の分析器。
  7. 搬送システム上に設置されていて、使用済みプローブ先端部及び試験要素を収集する廃棄物収集容器を更に有していることを特徴とする請求項1記載の分析器。
  8. 搬送システム上に設置されていて、使用済みプローブ先端部及び試験要素を収集する廃棄物収集容器を更に有し、廃棄物収集容器は、走行ライン上に配置されていることを特徴とする請求項2記載の分析器。
  9. 搬送システム上に着脱自在に設置されていて、サンプルを分離する遠心機モジュールを更に有し、遠心機モジュールは、走行ライン上に配置されていることを特徴とする請求項1記載の分析器。
  10. 着脱自在なホルダは、少なくとも2つの着脱自在なホルダから成ることを特徴とする請求項1記載の分析器。
  11. 少なくとも2つの着脱自在なホルダは、互いに異なる試験要素を有する第1の着脱自在なホルダ及び第2の着脱自在なホルダを含むことを特徴とする請求項10記載の分析器。
  12. 第1の着脱自在なホルダは、乾式スライドガラス試験要素から成り、第2の着脱自在なホルダは、免疫学的検定試験反応容器から成ることを特徴とする請求項11記載の分析器。
  13. 試験要素を保持する試験要素ホルダを更に有していることを特徴とする請求項1記載の分析器。
  14. 試験要素ホルダは、カップ状ウェル及び試験ストリップのうち1以上を収容していることを特徴とする請求項13記載の分析器。
  15. 分析器であって、搬送システムと、液体小出し又は吸引ステーションと、搬送システム上に着脱自在に設置された着脱自在な遠心機モジュールとを有し、遠心機は、液体小出し又は吸引ステーションからサンプルを受け取るようになっており、前記分析器は、サンプルを分析する測定装置を更に有していることを特徴とする分析器。
  16. 着脱自在な遠心機モジュールは、遠心機カップ及び遠心機カップを回転自在に支持するベースを有していることを特徴とする請求項15記載の分析器。
  17. 遠心機カップに係合してこれに回転運動を与える駆動装置を備えた遠心分離ステーションを更に有していることを特徴とする請求項16記載の分析器。
  18. プローブ先端部、分析されるべきサンプルを収容した液体供給システム及び試験要素を分析器内のサブシステムに搬送する方法であって、プローブ先端部、液体供給システム及び試験要素を用意する段階と、プローブ先端部、サンプルリザーバ及び試験要素を搬送システムの同一走行ライン上で搬送システム上に配置する段階と、サブシステムを越えてプローブ先端部、サンプルリザーバ及び試験要素を移動させる段階とを有していることを特徴とする方法。
  19. サンプルを分析する方法であって、サンプルリザーバ内のサンプル、少なくとも1つの試験要素及び第1のロータ上のプローブ先端部を搬送システムの同一の走行ライン上に配置する段階と、搬送システムを移動させてプローブ先端部が液体小出し及び吸引ステーションの口先に整列させる段階と、プローブ先端部を口先に係合させる段階と、搬送システムを移動させてサンプルリザーバを液体小出し及び吸引ステーションに整列させる段階と、サンプルをサンプルリザーバから吸引する段階と、搬送システムを移動させて試験要素を液体小出し及び吸引ステーションに整列させる段階と、サンプルを試験要素上に小出しする段階とを有し、液体小出し及び吸引ステーションは、実質的に側方運動を行わないことを特徴とする方法。
  20. サンプルを分析する方法であって、サンプルリザーバ内のサンプル、少なくとも1つの試験要素及び第1のロータ上のプローブ先端部を第1のロータの同一の走行ライン上に配置する段階と、第1のロータを回転させてプローブ先端部を液体小出し及び吸引ステーションの口先に整列させる段階と、プローブ先端部を口先に係合させる段階と、第1のロータを回転させてサンプルリザーバを液体小出し及び吸引ステーションに整列させる段階と、サンプルをサンプルリザーバから吸引する段階と、第1のロータを回転させて試験要素を液体小出し及び吸引ステーションに整列させる段階と、サンプルを試験要素上に小出しする段階とを有し、液体小出し及び吸引ステーションは、側方運動を実質的に行わず、前記方法は、第1のロータを回転させて試験要素を試験要素移送ステーションに整列させる段階と、試験要素を第2のロータに移送する段階と、試験要素を培養する段階と、第2のロータを回転させて試験要素を測定装置と協働状態にする段階と、サンプルを測定装置で測定する段階とを更に有していることを特徴とする方法。
  21. 請求項18記載の方法を実施するよう構成されたコンピュータにより読み取り可能なプログラムコードを有するコンピュータにより使用可能な媒体を有する製造物品。
  22. 請求項1記載の分析器及びT4アッセイを有する獣医学的分析器。
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