JP2005172312A - 空調設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】高い精度で温度を制御することのできる空調設備を提供する。
【解決手段】空調設備10は、環境チャンバ12に供給するエアの温度を、空調機18、第1温度制御ユニット30、及び第2温度制御ユニット40によって制御する。第1温度制御ユニット30は、第1温度センサ34の測定値に基づいて第1ヒータ32を制御し、第2温度制御ユニット40は、第2温度センサ44の測定値に基づいて第2ヒータ42を制御する。第1温度センサ34と第2温度センサ44は異なる種類のものが使用される。例えば、第1温度センサ34としてサーミスタが使用され、第2温度センサ44として水晶温度計が使用される。
【選択図】 図1

Description

本発明は空調設備に係り、特に、レーザ干渉計等の精密計測機器が設置される環境チャンバの温度を制御する空調設備に関する。
近年の半導体製造用クリーンルームの精密環境チャンバ室は、半導体の大規模集積化に伴い、室内の温度管理が厳しく要求されている。特に、実際に検査解析作業を行なう空間では、検査解析精度を上げるために室温の変動を±1/1000度以下に抑えることが要求されている。このため、精密環境チャンバ室用の空調設備においては、高精度な温度管理が実施されている。
特許文献1には、エアが通過するコイルの下流側に温度センサが設けられた空調機が記載されている。この空調機によれば、温度センサの測定値に応じてコイルに供給する熱媒体の流量を調節することによって、給気エアの温度を所定の温度に制御することができる。
特開平11−173631号公報
しかしながら、特許文献1は、選択される温度センサの種類によって温度制御の特性が変化するという問題があり、即答性と確度の両面で高い精度の温度制御を行うことができないという不具合があった。例えば、温度センサとして、サーミスタのように応答性の良いものを用いた場合には、応答性の高い温度制御を行うことができるが、長時間では温度が変動し、確度の高い温度制御を行うことができないという問題があった。また、温度センサとして、水晶温度計のように確度の良いものを用いた場合には、高い確度の温度制御を行うことができるが、迅速な温度変動に対応することができず、即答性の高い温度制御を行うことができないという問題があった。したがって、特許文献1は、±1/1000度以下という非常に厳しい精度では温度を制御することができないという問題があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、高い精度で温度を制御することのできる空調設備を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は前記目的を達成するために、エアの温度を可変する温度可変装置と、該温度可変装置で可変されたエアの温度を測定する温度センサとを備え、前記温度センサの測定値に応じて前記温度可変装置を制御する温度制御ユニットを用いた空調設備において、前記温度制御ユニットはエアの流れ方向に沿って複数設けられ、該複数の温度制御ユニットには、異なる種類の温度センサが用いられることを特徴としている。
請求項1に記載の空調設備によれば、温度センサの種類が異なる複数の温度制御ユニットがエアの流れ方向に沿って配設されるので、各温度制御ユニットにおいて異なる特性の温度制御が行われる。すなわち、温度制御ユニットの制御特性は、温度センサの特性に大きく依存するので、各温度制御ユニットで異なる種類の温度センサを用いることによって、異なる特性の温度制御を行うことができる。したがって、例えば、応答性の良い温度センサを用いた温度制御ユニットと、確度の高い温度センサを用いた温度制御ユニットとを組み合わせると、応答性と確度の両面で高い精度の温度制御を行うことができる。
請求項2に記載の発明は請求項1の発明において、前記エアの流れ方向に対して上流側に設けられた前記温度センサは、下流側の前記温度センサよりも応答性が高く、前記下流側の温度センサは前記上流側の温度センサよりも確度が高いことを特徴としている。
請求項3に記載の発明は請求項2の発明において、前記上流側の温度センサとしてサーミスタが使用され、前記下流側の温度センサとして水晶温度計が使用されることを特徴としている。
本発明に係る空調設備によれば、温度センサの種類が異なる複数の温度制御ユニットがエアの流れ方向に沿って配設されるので、各温度制御ユニットにおいて異なる制御特性が得られ、温度制御の精度を向上させることができる。
以下、添付図面に従って本発明に係る空調設備の好ましい実施の形態について詳説する。
図1は、第1の実施形態の空調設備10の構成を示す模式図である。
図1に示すように、空調設備10は環境チャンバ12を有し、この環境チャンバ12の内部にレーザ干渉計等の精密計測機器(不図示)が配設される。環境チャンバ12は、排気ダクト14を介して外気に連通され、この排気ダクト14を介して環境チャンバ12内のエアの一部が排気される。
また、環境チャンバ12は、吸込ダクト16を介して空調機18の吸込口18Aに連通される。空調機18の内部にはファン20が設けられ、このファン20を駆動することによって、環境チャンバ12内のエアが吸込ダクト16を介して空調機18に吸い込まれる。また、空調機18の吸込口18Aには、外気取り入れダクト22が接続され、この外気取り入れダクト22を介して、外気が空調機18の内部に取り入れられる。なお、空調機18に取り入れられる外気の風量は、排気ダクト14から排気されるエアの風量に応じて調節される。
空調機18の内部には冷却コイル24が設けられる。この冷却コイル24には、不図示の冷水供給源から供給された冷水が循環するようになっている。したがって、空調機18に吸い込まれたエアは、冷却コイル24によって所定の温度(具体的には、目標とする温度よりも若干低い温度)まで冷却される。
空調機18の吹出口18Bには、吹出ダクト26が接続される。この吹出ダクト26には、第1温度制御ユニット30、第2温度制御ユニット40が順に配設されており、吹出ダクト26の先端は環境チャンバ12に接続されている。
第1温度制御ユニット30は、第1ヒータ32、第1温度センサ34、指示調節器36、及びサイリスタ38で構成される。第1ヒータ32は、吹出ダクト26を通過するエアを加熱する構成であればよく、例えば、電熱ワイヤに通電することによってエアを加熱する電気ヒータが用いられる。第1温度センサ34は、第1ヒータ32のすぐ下流側の吹出ダクト26内に配設され、この第1温度センサ34によって第1ヒータ32を通過したエアの温度が測定される。第1温度センサ34は、指示調節器36を介してサイリスタ38に接続され、このサイリスタ38によって第1ヒータ32に供給される電源の電圧が制御される。これにより、第1温度センサ34の測定値に基づいて第1ヒータ32がフィードバック制御され、第1ヒータ32を通過するエアの温度が制御される。
第2温度制御ユニット40は、第1温度制御ユニット30の下流側に配置され、第2ヒータ42、第2温度センサ44、指示調節器46、及びサイリスタ48で構成される。第2ヒータ42は、吹出ダクト26を通過するエアを加熱する構成であればよく、例えば、第1ヒータ32と同じ構成、規格のものが使用される。第2温度センサ44は、第2ヒータ42のすぐ下流側の吹出ダクト26内に配設され、この第2温度センサ44によって第2ヒータ42を通過したエアの温度が測定される。第2温度センサ44は、指示調節器46を介してサイリスタ48に接続され、このサイリスタ48によって第2ヒータ42に供給される電源の電圧が制御される。これにより、第2温度センサ44の測定値に基づいて第2ヒータ42がフィードバック制御され、第2ヒータ42を通過するエアの温度が制御される。
このように空調機18から吹き出されたエアは、まず第1温度制御ユニット30によって第1段目の温度制御が施され、次いで第2温度制御ユニット40によって第2段目の温度制御が施される。こうして二段階の温度制御が施された空調エアは、吹出ダクト26を介して環境チャンバ12に供給される。環境チャンバ12内のエアは、前述したように吸込ダクト16を介して空調機18に吸い込まれ、そして、空調器18、第1温度制御ユニット30、及び第2温度制御ユニット40で温度制御された後、環境チャンバ12内に吹き出される。これにより、環境チャンバ12内を空調エアが循環し、環境チャンバ12内の温度が制御される。
ところで、上述した第1温度センサ34と第2温度センサ44とでは、種類の異なるセンサ(換言すると、特性の異なるセンサ)が使用される。第1温度センサ34としては応答性のよいものが好ましく、第2温度センサ44としては、確度のよいものが好ましい。例えば、第1温度センサ34としてはサーミスタが使用され、第2温度センサ44としては水晶温度計が使用される。
次に上記の如く構成された空調設備10の作用について比較例1、2をあげて説明する。
図5は比較例1の空調設備100の構成を示す模式図である。
同図に示す空調設備100は、図1に示す空調設備10と比較して、第2温度制御ユニット40がなく、第1温度制御ユニット30のみが設けられた構成になっている。すなわち、比較例1の空調設備100は、第1温度センサ34の測定値に基づいて温度制御を行った空調エアを環境チャンバ12に供給している。以下、空調設備100で温度制御した場合を「センサ1制御」と称す。
図6は比較例2の空調設備200の構成を示す模式図である。
同図に示す空調設備200は、図5に示す空調設備100と比較して、第1温度制御ユニット30の代わりに第2温度制御ユニット40が設けられている。すなわち、比較例2の空調設備200は、第2温度センサ44の測定値に基づいて温度制御を行った空調エアを環境チャンバ12に供給している。以下、空調設備200で温度制御した場合を「センサ2制御」と称す。
図7は、センサ1制御とセンサ2制御の制御例を示している。同図において「制御前」は温度制御を行う前のエアの温度変動を示している。
図7に示すように、センサ1制御では、制御前の温度変動のうち、細かな変動分(すなわち、高い周波数の変動分)を取り除くことができる。これは、応答性の良い第1温度センサ34を用いているためであり、高い周波数の変動分を検出して除去することができるからである。しかし、センサ1制御では、長時間での温度変動が発生しており、非常に低い周波数の変動分が除去されずに残っている。
一方、センサ2制御では、制御前の温度変動のうち、緩やかな変動分(すなわち、低い周波数の変動分)を取り除くことができる。これは、確度の高い第2温度センサ44を用いているためであり、長時間での温度変動を検出して除去することができるからである。しかし、センサ2制御は、第2温度センサ44の応答性が低いため、高い周波数の変動分を取り除くことができない。
図8は、温度変動の周波数解析を行った結果であり、温度変動の周波数に対して温度変動の強度(大きさ)を示している。同図において、点線は、制御前の温度変動の一般的な例を示したものであり、周波数が低いものほど強度が大きく、周波数が高いものほど強度が小さくなっている。
図8からも分かるように、センサ1制御は、高い周波数域αにおいて温度変動を取り除くことができ、温度変動の強度を小さくできることが分かる。また、センサ1制御では、低い周波数域βにおいて温度変動を十分に取り除くことができず、温度変動の強度が大きいままである。
一方、センサ2制御は、低い周波数域βにおいて温度変動を取り除くことができ、温度変動の強度を小さくできる。また、センサ2制御では、高い周波数域αにおいて、温度変動を十分に取り除くことができず、温度変動の強度が大きいまま残っている。
以上の結果により、センサ1制御では、第1温度センサ34の特性の影響を受けるため、低い周波数の温度変動を取り除くことができず、センサ2制御では、第2温度センサ44の特性の影響を受けるため、高い周波数の温度変動を取り除くことができない。したがって、どちらの場合も、温度変動を十分に取り除くことができず、応答性と確度の両面で高い精度の温度制御を行うことはできない。
これに対し、図1に示した本実施の形態の空調設備10では、低い周波数の温度変動も、高い周波数の温度変動も取り除くことができ、精度の良い温度制御を行うことができる。
図2は、空調設備10を用いて温度制御を行った場合の制御例を示している。同図において「1段目制御」は第1温度制御ユニット30で温度制御した後のエアの温度変動を示しており、「2段目制御」は第2温度制御ユニット40で温度制御した後のエアの温度変動を示している。なお、図2において「2段目制御目標値」は最終の制御目標値であり、「1段目制御目標値」はそれよりも僅かに低い温度である。
図2に示すように、1段目制御では、比較例1のセンサ1制御と同様に、制御前の温度変動のうち、高い周波数の変動分は除去することができるが、低い周波数の変動分は除去することができない。
一方、2段目制御では、高い周波数の変動分だけでなく、低い周波数の変動分も除去されている。これは、2段目制御で確度の高い第2温度センサ44を用いているためであり、1段目制御で除去されずに残った低い周波数の変動分を第2温度センサ44で検出して取り除くことができるからである。なお、2段目制御の際、高い周波数の変動分は、1段目制御で既に取り除かれている。したがって、2段目制御後は、高い周波数の変動分、及び低い周波数の変動分の両方が取り除かれる。これにより、2段目制御目標値に対して非常に精度の良い温度制御を行うことができる。
図3は、温度変動の周波数解析を行った結果であり、温度変動の周波数に対して温度変動の強度を示している。
図3からも分かるように、1段目制御は、高い周波数の温度変動を取り除くことができ、高い周波数において温度変動の強度を十分小さくすることができる。そして、1段目制御で残った低い周波数の温度変動を、2段目制御によって十分に取り除くことができ、全周波数域において温度変動の強度を十分に小さくすることができる。
このように本実施の形態の空調設備10によれば、第1温度制御ユニット30と第2温度制御ユニット40を設けて2段階の温度制御を行うとともに、第1温度センサ34と第2温度センサ44とで種類の異なる温度センサを用いたので、両方のセンサによって検出された温度変動を除去することができ、精度の高い温度制御を行うことができる。特に本実施の形態では、応答性の良い第1温度センサ34と、確度の高い第2温度センサ44を併用したので、応答性と確度の両面で高い精度の温度制御を行うことができる。
なお、上述した実施の形態では、第1温度センサ34としてサーミスタを用い、第2温度センサ44として水晶温度計を用いたが、第1温度センサ34、第2温度センサ44の組み合わせは、特性の異なる温度センサの組み合わせであればよく、例えば第1温度センサ34として白金の測温抵抗体を用いてもよい。また、各種の熱電対や測温抵抗体、サーモバイル、IC温度センサ、磁性温度センサ、NQR(核四重極共鳴)温度センサ、超音波温度センサ等、その他の温度センサをを組み合わせて使用してもよい。
図4は第2の実施形態の空調設備の構成を示す模式図である。
同図に示す空調設備は、図1に示した空調設備10と比較して、第3温度制御ユニット50が設けられている点で異なっている。第3温度制御ユニット50は、第2温度制御ユニット40の下流側に配設されている。また、第3の温度制御ユニット50は、第1温度制御ユニット30や第2温度制御ユニット40と同様に構成されており、第3ヒータ52、第3温度センサ54、指示調節器56、及びサイリスタ58で構成される。第3ヒータ52は、吹出ダクト26を通過するエアを加熱する構成であればよく、例えば、第1ヒータ32や第2ヒータ42と同じ構成、同じ規格のものが使用される。第3温度センサ54は、第3ヒータ52のすぐ下流側の吹出ダクト26内に配設され、この第3温度センサ54によって第3ヒータ52を通過したエアの温度が測定される。第3温度センサ54としては、第1温度センサ34や第2温度センサ44と異なる種類のもの、例えば白金の測温抵抗体が使用される。また、第3温度センサ54は、指示調節器56を介してサイリスタ58に接続され、このサイリスタ58によって第3ヒータ52に供給される電源の電圧が制御される。これにより、第3温度センサ54の測定値に基づいて第3ヒータ52がフィードバック制御され、第3ヒータ52を通過するエアの温度が制御される。
上記の如く構成された第2の実施形態の空調設備によれば、第1温度制御ユニット30及び第2温度制御ユニット40で温度制御されたエアを、第3温度制御ユニット50によって、第1温度センサ34や第2温度センサ44と異なる特性の第3温度センサ54の測定値に基づいて温度を制御したので、第1温度制御ユニット30や第2温度制御ユニット40では除去できない温度変動を除去することができ、温度制御の精度をさらに向上させることができる。
なお、上述した第2の実施形態において、第1温度制御ユニット30、第2温度制御ユニット40、第3温度制御ユニット50を配置する順序は特に限定するものではないが、温度センサの応答性の良いものから順に、エアの流れる方向に配置することが好ましい。
また、上述した第2の実施形態は、第1温度センサ34、第2温度センサ44、及び第3温度センサ54を全て異なる種類の温度センサとしたが、二種類以上の温度センサを用いていれば本発明の効果を得ることができる。ただし、二つの温度制御ユニットで同じ種類の温度センサを用いた場合には、温度可変装置(ヒータ等)の種類を変えるとよい。例えば、一方の温度制御ユニットにおいて電気ヒータを用い、他方の温度制御ユニットにおいてハロゲンランプ等を点滅させて加熱を行う電球ヒータを用いてもよい。この場合には、温度可変装置の差によって温度制御の特性が異なる複数の温度制御ユニットを組み合わせることになるので、温度制御の精度をさらに向上させることができる。
なお、上述した第2の実施形態は、温度制御ユニットの数を三個としたが、四個以上の温度制御ユニットを設けてもよい。この場合にも、二種類以上の温度センサを用いることによって温度精度を向上させることができる。そして、全ての温度センサで異なる種類のものを使用することによって、精度をより向上させることができる。
なお、上述した第1、第2の実施形態では、温度可変装置によってエアを加熱する例で説明したが、本発明はこれに限定するものではなく、エアを多段階で冷却する空調設備にも適用することができる。
第1の実施形態の空調設備の構成を示す模式図 本実施例における制御結果を示す説明図 図2の温度変動の周波数解析結果を示す説明図 第2の実施形態の空調設備の構成を示す模式図 比較例1の空調設備の構成を示す模式図 比較例2の空調設備の構成を示す模式図 比較例1及び2における制御結果を示す説明図 図7の温度変動の周波数解析結果を示す説明図
符号の説明
10…空調設備、12…環境チャンバ、14…排気ダクト、16…吸込ダクト、18…空調機、20…ファン、22…外気取り入れダクト、24…冷却コイル、26…吹出ダクト、30…第1温度制御ユニット、32…第1ヒータ、34…第1温度センサ、36…指示調節器、38…サイリスタ、40…第2温度制御ユニット、42…第2ヒータ、44…第2温度センサ、46…指示調節器、48…サイリスタ、50…第3温度制御ユニット、52…第3ヒータ、54…第3温度センサ、56…指示調節器、58…サイリスタ

Claims (3)

  1. エアの温度を可変する温度可変装置と、該温度可変装置で可変されたエアの温度を測定する温度センサとを備え、前記温度センサの測定値に応じて前記温度可変装置を制御する温度制御ユニットを用いた空調設備において、
    前記温度制御ユニットはエアの流れ方向に沿って複数設けられ、
    該複数の温度制御ユニットには、異なる種類の温度センサが用いられることを特徴とする空調設備。
  2. 前記エアの流れ方向に対して上流側に設けられた前記温度センサは、下流側の前記温度センサよりも応答性が高く、前記下流側の温度センサは前記上流側の温度センサよりも確度が高いことを特徴とする請求項1に記載の空調設備。
  3. 前記上流側の温度センサとしてサーミスタが使用され、前記下流側の温度センサとして水晶温度計が使用されることを特徴とする請求項2に記載の空調設備。
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