JP2005170322A - 車両用空調装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 冷却用熱交換器の空気入口空間部の底面部に、送風機ユニットの送風出口部側から空気入口空間部側へ向かって上方へ傾斜する傾斜面24を形成する車両用空調装置において、凝縮水や外気中の混入水を車室外へ良好に排水できる排水構造を提供する。
【解決手段】 空気入口空間部22の底面部に、送風出口部14aから吹き出される水および傾斜面24の傾斜に沿って送風出口部14a側へ流下してくる水をケース21の底面部の排水口29に導く排水溝25を形成した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両用空調装置における凝縮水等の排水構造に関する。
に関する。
従来の車両用空調装置においては、送風機ユニットの送風空気を冷却用熱交換器に送り込み、この送風空気を冷却用熱交換器にて冷却、除湿した後、その冷却空気を車室内へ吹き出すようになっている。
そして、冷却用熱交換器を内蔵する空調ユニットのケース底面部の最低部位に排水口を開口し、冷却用熱交換器で発生する凝縮水をこの排水口を通して車室外へ排出するようにしている。
ところで、送風機ユニットの送風空気を冷却用熱交換器の熱交換コア部にスムースに送るために、冷却用熱交換器の空気入口空間部の底面部に、送風機ユニットの送風出口部側から空気入口空間部側へ向かって上方へ傾斜する傾斜面を形成する場合がある。
この傾斜面が形成されていると、送風機ユニットの低速作動時には送風空気の風圧が小さいので、凝縮水が傾斜面上に落下すると、この凝縮水が傾斜面の傾斜に沿って空気流れと逆方向へ逆流し、送風機ユニットと空調ユニットとのダクト接続部の底面部から凝縮水が車室内へしみ出すという問題が生じる。
また、送風機ユニットの外気導入口から外気中に混入した水(雨、雪等の水)が上記排水口に向かって流れることを上記傾斜面が妨げるので、この外気中の混入水も上記ダクト接続部の底面部から車室内へしみ出すという問題が生じる。
本発明は、上記点に鑑み、冷却用熱交換器の空気入口空間部の底面部に、送風機ユニットの送風出口部側から空気入口空間部側へ向かって上方へ傾斜する傾斜面を形成する車両用空調装置において、凝縮水や外気中に混入する水を車室外へ良好に排水できる排水構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、外気を導入する外気導入口(18)と、
前記外気導入口(18)から導入される外気を少なくとも送風する送風ファン(13)と、
前記送風ファン(13)により送風される空気が流入するケース(21)と、
前記ケース(21)内に配置され、空気を冷却する冷却用熱交換器(23)と、
前記ケース(21)の底面部に設けられ、前記冷却用熱交換器(23)で発生する凝縮水を車室外へ排水する排水口(29)とを備え、
更に、前記ケース(21)において、前記冷却用熱交換器(23)の空気入口空間部(22)の底面部に、前記送風ファン(13)の送風出口部(14a)から前記空気入口空間部(22)側へ向かって上方へ傾斜する傾斜面(24)を形成する車両用空調装置において、
前記空気入口空間部(22)の底面部に前記傾斜面(24)および前記送風出口部(14a)の底面部よりも所定量(h2)低い排水溝(25)を形成し、
前記外気導入口(18)から前記送風出口部(14a)側へ吹き出される水および前記傾斜面(24)の傾斜に沿って前記送風出口部(14a)側へ流下してくる水を前記排水溝(25)により前記排水口(29)側に導くようにしたことを特徴とする。
これによると、空気入口空間部(22)の底面部に傾斜面(24)が存在しても、傾斜面(24)とは別に、排水のための専用の排水溝(25)を形成しているから、外気導入口(18)から導入される外気中に混入する水および傾斜面(24)を空気流れと逆方向へ逆流する凝縮水の両方を排水溝(25)によって排水口(29)側へスムースに導いて車室外へ良好に排水できる。
従って、外気中に混入する水や傾斜面(24)を逆流する凝縮水がダクト接続部から車室内へしみ出すという不具合を確実に防止できる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の車両用空調装置において、排水溝(25)を、空気入口空間部(22)の底面部における傾斜面(24)の形成範囲のうち、送風出口部(14a)側の所定範囲のみに部分的に形成したことを特徴とする。
これによると、送風出口部(14a)から吹き出される外気中の水および傾斜面(24)を送風出口部(14a)側へ逆流する凝縮水を排水溝(25)内に導く排水機能を確保しつつ、傾斜面(24)の形成領域をなるべく多く残存して、傾斜面(24)による空気ガイド作用も維持できる。
請求項3に記載の発明では、請求項1または2に記載の車両用空調装置において、排水溝(25)を、冷却用熱交換器(23)の空気入口側の面に隣接して形成したことを特徴とする。
これによると、冷却用熱交換器(23)の下方側に配置される排水口(29)に対して排水溝(25)を短い距離で近接配置でき、排水溝(25)の水を排水口(29)にスムースに排水できる。
請求項4に記載の発明では、請求項3に記載の車両用空調装置において、冷却用熱交換器(23)は、空気と冷却媒体との間で熱交換を行う熱交換コア部(23c)を有し、この熱交換コア部(23c)において冷却媒体が流れる複数のチューブ(23a)が上下方向に延びるように縦置きの形態で冷却用熱交換器(23)がケース(21)内に配置され、
熱交換コア部(23c)の下側には複数のチューブ(23a)に対する冷却媒体の分配あるいは集合機能を果たす下側タンク部(23e)が配置され、
この下側タンク部(23e)の空気上流側部位に隣接して仕切り壁(26)が配置され、
この仕切り壁(26)により排水溝(25)の溝壁面が形成されるようになっており、
仕切り壁(26)に上下方向のスリット(28)が形成され、このスリット(28)により排水溝(25)が排水口(29)側に連通することを特徴とする。
これによると、冷却用熱交換器(23)の下側タンク部(23e)の空気上流側に位置する仕切り壁(26)のスリット(28)を通して排水溝(25)内の水を排水口(29)側に排水できる。
請求項5に記載の発明では、請求項4に記載の車両用空調装置において、ケース(21)の底面部において、下側タンク部(23e)の下方部位に熱交換コア部(23c)を通過する空気の流れ方向(C)と直交する方向に延びるシールリブ(32、33)を形成するとともに、
このシールリブ(32、33)を所定の間隙(L)を隔てて複数に分割形成し、複数のシールリブ(32、33)の上端面にシール材(34)を介在して下側タンク部(23e)を載置し、
更に、複数のシールリブ(32、33)間の間隙(L)とずれた位置にスリット(28)を配置したことを特徴とする。
これによると、複数のシールリブ(32、33)の上端面と下側タンク部(23e)の底面部との間はシール材(34)によりシールできる。しかも、複数のシールリブ(32、33)間の間隙(L)とずれた位置にスリット(28)を配置しているから、スリット(28)と間隙(L)を空気が通過しようとしても、空気の通過流路が曲折した抵抗の大きい流路となる。
このため、下側タンク部(23e)の下方側を通過する空気(熱交換コア部(23c)を通過するバイパス空気流れ)を最小限に抑えて、冷却用熱交換器(23)の冷却性能を確保できる。
請求項5において、シールリブ(32、33)が空気の流れ方向(C)と直交する方向に延びるとは、厳密に直交方向に延びるだけのものに限定されずに、直交方向から若干の角度だけ傾斜する方向に延びるものを包含してもよいことはもちろんである。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明の一実施形態を図1〜図3に基づいて説明する。図1は第1実施形態による車両用空調装置の室内空調ユニットの概略平面断面図で、図2は概略正面断面図であり、図3は図1のA−A断面図である。
なお、図1、図3では冷却用熱交換器23を仮想線で示し、ケース壁面形状を実線で図示している。また、図1〜図3は本実施形態を右ハンドル車に適用した場合を示しており、そして、図1〜図3の前後、左右、上下の各矢印は車両搭載状態における方向を示す。
本実施形態では、車両用空調装置の室内空調ユニットを大別して、送風機ユニット10と、この送風機ユニット10から空気が送風される空調本体ユニット11とにより構成している。
送風機ユニット10は、車室内前部の計器盤(図示せず)内側において助手席前方側に配置される。これに対し、空調本体ユニット11は計器盤内側において車両左右方向(車両幅方向)の中央部付近に配置される。従って、送風機ユニット10は空調本体ユニット11に対して助手席側の側方にオフセット配置される。
送風機ユニット10は、モータ12により駆動される遠心式の送風ファン13を有し、この送風ファン13を渦巻き状のクロールケーシング14内に収納している。このスクロールケーシング14のうち、送風ファン13の上方側に吸入口15が形成され、この吸入口15の更に上方側に内外気切替箱16が配置されている。
この内外気切替箱16は、周知のごとく内気(車室内空気)を導入する内気導入口17と、外気(車室外空気)を導入する外気導入口18を有し、この内気導入口17と外気導入口18を回転可能な内外気切替ドア19により開閉するようになっている。
なお、図2の例では、内気導入口17を左右2個設け、2枚の内外気切替ドア19を連動して回転操作する構成になっている。以上により内気と外気を内外気切替箱16の内部に切替導入する。図2に示す2枚の内外気切替ドア19の実線位置は、内気導入口17を全閉し、外気導入口18を全開する外気モード状態を示している。
スクロールケーシング14の吹出ダクト部14a部は送風ファン13の送風出口部をなすもので、線Bの位置にて空調本体ユニット11の入口ダクト部20に気密に接続される。この入口ダクト部20は、空調本体ユニット11の樹脂製のケース21のうち、助手席側の側面部に一体成形されている。
空調本体ユニット11のケース21は、矢印Cのように車両前方側から車両後方側へ向かって空気が流れる空気通路を形成する。従って、ケース21内の最前部に空気入口空間22(図1、図3参照)が形成される。
そして、ケース21内においてこの空気入口空間22直後の部位に冷却用熱交換器23が配置される。この冷却用熱交換器23は周知の冷凍サイクルの蒸発器から構成され、サイクル低圧側の低温冷媒の蒸発潜熱を送風空気から吸熱して送風空気を冷却するものである。
なお、ケース21は樹脂製であり、具体的には、樹脂成形上の理由、ケース内部への空調機器の組付上の理由等から複数の分割ケース、例えば、上側分割ケースと下側分割ケースとに分割して樹脂成形される。冷却用熱交換器23等の空調機器を複数の分割ケース内部に組み付けた後に、複数の分割ケースをねじ等の適宜の締結手段にて一体に締結して、ケース21を構成するようになっている。
冷却用熱交換器23は、図2に示すように上下方向に延びる多数の偏平状チューブ23aを車両左右方向に並列配置し、この偏平状チューブ23a相互間にコルゲートフィン23bを一体に接合して熱交換コア部23cを構成している。この熱交換コア部23cの空隙部を空気が矢印Cのごとく車両前方側から車両後方側へ向かって通過するようになっている。
そして、熱交換コア部23cの上下両側には、多数の偏平状チューブ23aに対する冷媒の分配、あるいは冷媒の集合を行う上側タンク部23dおよび下側タンク部23eを配置している。冷却用熱交換器23の上記各部23a、23b、23d、23e等はアルミニュウムのような熱伝導性に優れた金属薄板部材を用いて構成され、一体ろう付けにより接合される。
以上の説明から理解されるように、冷却用熱交換器23は、熱交換コア部23cのチューブ23aが上下方向に延びる縦置きの形態にてケース21内に配置される。
なお、ケース21内において冷却用熱交換器23の空気流れ下流側(車両後方側)には温水(エンジン冷却水)を熱源として空気を加熱する加熱用熱交換器(図示せず)等が配置される。そして、この加熱用熱交換器部で温度調整された空気が周知の吹出モード切替機構により開閉される複数の吹出開口部(図示せず)を通して車室内へ吹き出すようになっている。
次に、送風ファン13の送風出口部をなす吹出ダクト部14aからケース21内の冷却用熱交換器23の配置部位に至る送風通路形態および排水通路形態を具体的に説明する。吹出ダクト部14aおよび入口ダクト部20の底面部は本実施形態では図2に示すように、接続部Bの位置にて、同一高さにて略水平に接続される。
これに反し、冷却用熱交換器23の熱交換コア部23cの下端位置、換言すると、下側タンク部23eの上端位置は、吹出ダクト部14aおよび入口ダクト部20の底面部に対して所定量H(図2)だけ高い位置に位置している。
そこで、ケース21内の空気入口空間22の底面部に、吹出ダクト部14aおよび入口ダクト部20の底面部側の空気流れを熱交換コア部23cの下側領域にスムースに導くための傾斜面24を形成している。
この傾斜面24は、具体的には、空気入口空間22の底面部において、入口ダクト部20側の部位(図1、2の左側(車両助手席側)部位)から反対側の部位(図1、2の右側(車両運転席側)部位)に向かって上方へ傾斜するように形成してある。そして、この傾斜面24のうち、入口ダクト部20側の端部からケース21(冷却用熱交換器23)の車両左右方向の中央部位までの範囲では図2に示すように、傾斜面24が比較的大きな傾斜角度にて上方へ傾斜している。なお、図1の符号24aは傾斜面24の傾斜開始位置を示している。
一方、傾斜面24のうち、車両左右方向の中央部位から車両運転席側端部までの範囲では、傾斜面24が水平面に近い微小角度にて僅かに上方へ傾斜している。傾斜面24の最上端高さは、熱交換コア部23cの下端位置よりも微小寸法h1(図2)だけ低い高さにしてある。
次に、空気入口空間22の底面部に形成される排水溝25について詳述する。この排水溝25は、図1に示すように、空気入口空間22の底面部に形成される傾斜面24のうち、入口ダクト部20側の部位、換言すると、傾斜下方側の部位で、かつ、冷却用熱交換器23に隣接する側の部位に形成してある。
本実施形態では、排水溝25は2つの傾斜底面25a、25bを有している。この2つの傾斜底面25a、25bは、傾斜面24における空気流れ方向の中間部位、より具体的には後述のスリット28の形成部位に溝最低部を持つように形成されている。
入口ダクト部20側(空気流れ上流側)に位置する一方の傾斜底面25aは、溝最低部(スリット28の形成部位)に向かって徐々に低下しているので、空気流れ方向に沿って下向きに傾斜している。
これに対し、空気流れ下流側の他方の傾斜底面25bは、傾斜面25aと逆方向に傾斜している。すなわち、他方の傾斜底面25bでは溝最低部(スリット28の形成部位)が空気流れの上流側に位置するので、他方の傾斜底面25bは空気流れの下流側から上流側に向かって下向きに傾斜している。
そして、排水溝25の底面高さ、すなわち、溝最低部の高さは、図2に示すように、吹出ダクト部14aおよび入口ダクト部20の底面高さよりも微小寸法h2(図2)だけ低い高さにしてある。従って、排水溝25の溝最低部の高さは傾斜面24の最低部高さに対しても微小寸法h2(図2)だけ低い高さになっている。この微小寸法h2は具体的には2mm程度である。
排水溝25の2つの傾斜底面25a、25bは、溝最低部に向かって水の流れをガイドする役割を果たすが、この傾斜底面25a、25bは、空気流れ方向に沿って徐々に底面高さを変化させているから、排水溝25上を通過する空気流れの乱れを抑制する役割も果たす。
ケース21内の底面部には、冷却用熱交換器23の下側タンク部23eの空気上流側(車両前方側)の面および空気下流側(車両後方側)の面に沿って車両左右方向に延びる仕切り壁26、27が形成してある。この仕切り壁26、27はケース21の底面部に一体成形される。
この仕切り壁26、27は下側タンク部23eの組付位置の位置決めを行って下側タンク部23eを支持固定するとともに、下側タンク部23eの前後の面を覆って下側タンク部23eの凝縮水が冷却用熱交換器23の前後両側に飛散することを防止するものである。下側タンク部23eの空気上流側の仕切り壁26は図3に示すように排水溝25の車両後方側壁面を形成する役割を兼ねている。
図1、図2に示すように、空気上流側の仕切り壁26のうち、排水溝25の形成範囲に対応する、入口ダクト部20側の部位に上下方向のスリット28が形成してある。このスリット28は、排水溝25を冷却用熱交換器23下方の排水口29側に連通するための連通手段を構成する。
そのため、スリット28は仕切り壁26の上端部から排水溝25の最低部に至る範囲に渡って形成され、排水溝25の最低部を仕切り壁26の空気下流側空間、すなわち、下側タンク部23eの収容空間に連通している。
次に、この下側タンク部23eの収容空間部分につい具体的にて説明すると、ケース21の底面部において、冷却用熱交換器23の下方部には、図2に示すように、排水溝25の最低部高さよりも十分低い底面高さにて車両左右方向の中央部に向かって下方へ傾斜する排水用傾斜面30、31が形成してある。そして、この排水用傾斜面30、31の最低高さ部位(車両左右方向の中央部)に排水口29を配置している。この排水口29には水を車室外へ排水するための排水パイプ(図示せず)が接続される。
ケース21の底面部には空気流れ方向Cと直交する方向に延びるシールリブ32、33が一体成形されている。このシールリブ32、33は、排水口29の形成部位の左右両側部位に所定間隙Lを隔てて分割形成される。また、このシールリブ32、33の上端面は水平に形成され、この上端面にシール材34を介在して下側タンク部23eが載置される。
シール材34は下側タンク部23eの底面部を覆う薄板状の弾性を有する部材であり、例えば、ウレタン系の樹脂弾性材により構成され、下側タンク部23eの底面部とシールリブ32、33の上端面との間をシールする。なお、シール材34はケース21の結露防止のための断熱作用も果たす。
排水溝25の最低部はスリット28によりシールリブ32、33の空気上流側の空間35(図1、図3)に連通し、この空間35は、左右のシールリブ32、33相互間の間隙Lにより排水口29の上方部に連通するようになっている。
一方、排水溝25は上述したように、傾斜面24のうち、入口ダクト部20側の部位、換言すると、傾斜下方側の部位だけに形成してあるので、傾斜面24のうち、傾斜上方側の部位を空間35側に連通するための連通手段として、スリット36、37が空気上流側の仕切り壁26に形成してある。
一方のスリット36は、仕切り壁26のうち、車両左右方向の中央部(排水口29の空気流れ上流位置)に配置され、他方のスリット37は仕切り壁26のうち、車両左右方向の右端部(運転席側端部)近傍の位置に配置されている。
この両スリット36、37は、傾斜面24の傾斜上方側部位の水を空間35側に導くためのものであるから、この両スリット36、37の底面部を傾斜面24の表面と同一高さもしくはこれより若干低めの高さに形成してある。
冷却用熱交換器23の熱交換コア部23cの空気流れ下流側には、温度センサ38が配置され、冷却用熱交換器23の吹出空気温度を検出するようになっている。この温度センサ38は、具体的には熱交換コア部23cの空気流れ下流側の車両左右方向においてシールリブ32、33相互間の間隙Lとずれた位置、すなわち、間隙Lよりも右側部位に配置されている。また、温度センサ38は熱交換コア部23cの上下方向の中間高さに配置されている。この温度センサ38の検出信号は周知のように冷凍サイクルの圧縮機(図示せず)の作動制御等のために用いられる。
次に、上記構成において本実施形態の作動を説明する。図示しない空調制御装置により送風機ユニット10のモータ12に通電すると、遠心式の送風ファン13が図1のD方向に回転駆動され、空気の送風作用を行う。ここで、内外気切替ドア19が図2に示す実線位置に操作されると、内気導入口17を全閉し、外気導入口18を全開する外気モード状態が設定されるので、送風ファン13が外気導入口18から外気を吸入して空調本体ユニット11のケース21に向かって送風する。この送風空気は、冷却用熱交換器23では熱交換コア部23cの空隙部を矢印Cのように通過して流れる。
そして、送風ファン13の送風空気を冷却する必要のある冷房・除湿時には、図示しない空調制御装置により冷凍サイクルの圧縮機(図示せず)を作動状態にして、冷却用熱交換器23に冷凍サイクルの低圧冷媒を循環させる。これにより、冷却用熱交換器23では熱交換コア部23cのチューブ23a内の低圧冷媒が送風空気から吸熱して蒸発することにより、送風空気の冷却除湿作用を果たす。この冷却除湿作用に伴って熱交換コア部23cの表面に凝縮水が発生する。
ところで、吹出ダクト部14aおよび入口ダクト部20の底面部に比較して冷却用熱交換器23の熱交換コア部23cの下端部が所定量Hだけ高い位置にあっても、ケース21内の空気入口空間22の底面部に傾斜面24を形成しているので、吹出ダクト部14aから空気入口空間22に向かって送風される空気流れのうち、吹出ダクト部14aおよび入口ダクト部20の底面部寄りの空気流れをスムースに冷却用熱交換器23の熱交換コア部23cの下側領域に導くことができる。
これにより、熱交換コア部23cを通過する空気流れの均一化を図って、冷却用熱交換器23の冷却(冷房)性能を確保できる。しかし、その反面、送風ファン13の低速作動時には、送風空気の風圧(動圧)が小さいので、熱交換コア部23cの凝縮水が傾斜面24上に落下すると、この凝縮水が傾斜面24の傾斜に沿って入口ダクト部20側へ逆流するという現象が起きる。
ここで、もし、本実施形態による排水溝25を形成していない場合(従来構造)には、この凝縮水が入口ダクト部20と吹出ダクト部14aとの接続位置Bまで到達し、この接続位置Bの底面部から凝縮水が外部へしみ出る。また、外気導入口18から外気中に混入した水が内外気切替箱16、スクロールケーシング14を通過して接続位置Bに至り、凝縮水とともに外部へしみ出る。これらのことから、車室内への水洩れが発生する。
これに対し、本実施形態によると、ケース21内の空気入口空間22の底面部に、吹出ダクト部14aおよび入口ダクト部20の底面部よりも所定量h2だけ高さが低い排水溝25を傾斜面24に隣接して形成しているから、傾斜面24に落下した凝縮水が傾斜面24の傾斜に沿って入口ダクト部20側へ逆流しても、この逆流凝縮水は送風空気の風圧に押されて排水溝25内に導くことができる。
また、外気導入口18の外気中に水が混入している場合は、この水が吹出ダクト部14aまで送り込まれると、この水は送風空気の風圧に押されて排水溝25内に導かれる。そして、排水溝25内の水は、傾斜底面25a、25bによりガイドされてスリット28を通過して空間35に流れ、更に、この空間35から水はシールリブ32、33相互間の間隙Lを通過して排水口29へと流れて、車室外へ排出できる。
なお、傾斜面24のうち車両左右方向の中央部から運転席側端部(図1、2の右側端部)に至る部位には、排水溝25が形成されていないが、傾斜面24のこの部位に凝縮水が落下し、そして、凝縮水が傾斜面24上を仕切り壁26側に移動した場合には、凝縮水が仕切り壁26のスリット37、37を通過して空間35側へ移動する。よって、この凝縮水も排水溝25内の水と同様に排水口29から車室外へ排出できる。以上により、車室内への水洩れを確実に防止できる。
更に、本実施形態によると、冷却用熱交換器23の下側タンク部23eの下方を通過するバイパス空気の発生も良好に抑制できる。
すなわち、シールリブ32、33相互間の間隙Lを車両左右方向の中央部に配置し、一方、排水溝25の排水のためのスリット28を、車両左右方向において間隙Lとずれた位置、具体的には、間隙Lよりも助手席側(左側)部位に配置しているため、スリット28と間隙Lを空気が直線的に容易に通り抜けることを防止できる。同様に、スリット36を、車両上下方向において間隙Lよりも十分上方の位置に配置し、また、スリット37は、車両上下方向および車両左右方向の双方において間隙Lとずれた位置に配置している。これにより、スリット36、37を通り抜ける空気量も良好に抑制できる。
以上の結果、冷却用熱交換器23の下側タンク部23eの下方をバイパス空気が通り抜けることを良好に抑制できる。このバイパス空気は、熱交換コア部23cをバイパスする空気流れであるため、十分冷却されないまま、冷却用熱交換器23の下流側へ流れる。従って、このバイパス空気を抑制することにより、熱交換コア部23cの通過風量を増加して冷却用熱交換器23の冷却性能を向上できる。
また、温度センサ38を熱交換コア部23cの空気流れ下流側の車両左右方向においてシールリブ32、33相互間の間隙Lとずれた位置に配置している。従って、空気が間隙Lを通過して十分冷却されないまま、熱交換コア部23cの下流側に流れ出る場合であっても、温度センサ38がこの十分冷却されない空気の温度を検出することがなく、温度センサ38は熱交換コア部23cを通過して十分冷却された低温空気の温度を確実に検出できる。よって、温度センサ38の検出温度に基づいて冷却用熱交換器23のフロスト防止制御等を的確に実施できる。
(他の実施形態)
なお、本発明は上述の一実施形態に限定されることなく、種々変形可能である。
例えば、上述の一実施形態では吹出ダクト部14aおよび入口ダクト部20の底面部を略水平の同一高さに設定する場合について説明したが、吹出ダクト部14aおよび入口ダクト部20の底面部を排水溝25に向かって下方側へ微少量傾斜させるようにしてもよい。これによると、外気中に混入した水をより一層スムースに排水溝25に導くことができる。
また、上述の一実施形態では、排水溝25の底面部全体に傾斜底面25a、25bを形成しているが、排水溝25の底面部のうち、空気流れ方向の前後両側のみに傾斜底面を設け、溝最低部(スリット28の形成部位)付近を水平面としてもよい。また、排水溝25の底面部全体を水平面としてもよい。
本発明の一実施形態を示す概略平面断面図である。 本発明の一実施形態を示す概略正面断面図である。 図1のA−A断面図である。
符号の説明
13…送風ファン、14a…吹出ダクト部(送風出口部)、18…外気導入口、
21…ケース、22…空気入口空間部、23…冷却用熱交換器、24…傾斜面、
25…排水溝、29…排水口。

Claims (5)

  1. 外気を導入する外気導入口(18)と、
    前記外気導入口(18)から導入される外気を少なくとも送風する送風ファン(13)と、
    前記送風ファン(13)により送風される空気が流入するケース(21)と、
    前記ケース(21)内に配置され、空気を冷却する冷却用熱交換器(23)と、
    前記ケース(21)の底面部に設けられ、前記冷却用熱交換器(23)で発生する凝縮水を車室外へ排水する排水口(29)とを備え、
    更に、前記ケース(21)において、前記冷却用熱交換器(23)の空気入口空間部(22)の底面部に、前記送風ファン(13)の送風出口部(14a)から前記空気入口空間部(22)側へ向かって上方へ傾斜する傾斜面(24)を形成する車両用空調装置において、
    前記空気入口空間部(22)の底面部に前記傾斜面(24)および前記送風出口部(14a)の底面部よりも所定量(h2)低い排水溝(25)を形成し、
    前記外気導入口(18)から前記送風出口部(14a)側へ吹き出される水および前記傾斜面(24)の傾斜に沿って前記送風出口部(14a)側へ流下してくる水を前記排水溝(25)により前記排水口(29)側に導くようにしたことを特徴とする車両用空調装置。
  2. 前記排水溝(25)は、前記空気入口空間部(22)の底面部における前記傾斜面(24)の形成範囲のうち、前記送風出口部(14a)側の所定範囲のみに部分的に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。
  3. 前記排水溝(25)は、前記冷却用熱交換器(23)の空気入口側の面に隣接して形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の車両用空調装置。
  4. 前記冷却用熱交換器(23)は、空気と冷却媒体との間で熱交換を行う熱交換コア部(23c)を有し、
    前記熱交換コア部(23c)において前記冷却媒体が流れる複数のチューブ(23a)が上下方向に延びるように縦置きの形態で前記冷却用熱交換器(23)が前記ケース(21)内に配置され、
    前記熱交換コア部(23c)の下側には前記複数のチューブ(23a)に対する前記冷却媒体の分配あるいは集合機能を果たす下側タンク部(23e)が配置され、
    前記下側タンク部(23e)の空気上流側部位に隣接して仕切り壁(26)が配置され、
    前記仕切り壁(26)により前記排水溝(25)の溝壁面が形成されるようになっており、
    前記仕切り壁(26)に上下方向のスリット(28)が形成され、前記スリット(28)により前記排水溝(25)が前記排水口(29)側に連通することを特徴とする請求項3に記載の車両用空調装置。
  5. 前記ケース(21)の底面部において、前記下側タンク部(23e)の下方部位に前記熱交換コア部(23c)を通過する空気の流れ方向(C)と直交する方向に延びるシールリブ(32、33)を形成するとともに、
    前記シールリブ(32、33)を所定の間隙(L)を隔てて複数に分割形成し、前記複数のシールリブ(32、33)の上端面にシール材(34)を介在して前記下側タンク部(23e)を載置し、
    更に、前記複数のシールリブ(32、33)間の間隙(L)とずれた位置に前記スリット(28)を配置したことを特徴とする請求項4に記載の車両用空調装置。
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