JPH08104129A - 自動車用空調装置 - Google Patents

自動車用空調装置

Info

Publication number
JPH08104129A
JPH08104129A JP24036294A JP24036294A JPH08104129A JP H08104129 A JPH08104129 A JP H08104129A JP 24036294 A JP24036294 A JP 24036294A JP 24036294 A JP24036294 A JP 24036294A JP H08104129 A JPH08104129 A JP H08104129A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
air conditioner
heat exchanger
blown
cooling heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP24036294A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3232913B2 (ja
Inventor
Koji Nonoyama
浩司 野々山
Takashi Tanaka
尚 田中
Yuichi Shirota
雄一 城田
Hikari Sugi
光 杉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP24036294A priority Critical patent/JP3232913B2/ja
Priority to DE19549695A priority patent/DE19549695B4/de
Priority to DE19534738A priority patent/DE19534738B4/de
Publication of JPH08104129A publication Critical patent/JPH08104129A/ja
Priority to US08/731,792 priority patent/US5755107A/en
Priority to US09/038,902 priority patent/US6044656A/en
Priority to US09/816,384 priority patent/US6834709B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3232913B2 publication Critical patent/JP3232913B2/ja
Priority to US11/714,286 priority patent/US20070144724A1/en
Priority to US11/714,294 priority patent/US20070144725A1/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱交換器部の配置スペースの低減を図るとと
もに、凝縮水の排水性を改善する。 【構成】 車室内のインストルメントパネルの中央部に
おいて、エバポレータ21を略水平に配置して、その下
方から上方へ向けて、オフセット配置した送風機により
空気を送風し、エバポレータ21の上方にヒータコアを
略水平に配置し、エバポレータ21を送風方向前方に向
かって微少角度傾斜させ、その傾斜前進端の下方部位に
排水案内プレート21kを配置し、このプレート21k
の表面上を伝わって、凝縮水がスムーズに排出パイプ2
1cに流れるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車用空調装置に関す
るもので、特に送風機からの送風空気を下部より導入
し、その後流側に空調用熱交換器を略水平に近い角度で
設置したエアコンユニットの配置レイアウトに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より一般的に供されている自動車用
エアコンユニットは、一般に横置きタイプと称されてい
るものが多く採用されている。このタイプのものは図1
4に見られるごとく送風機ユニット1、クーラユニット
2a、ヒータユニット2bの各ユニットを車両横方向
(幅方向)に一直線に配置されている。
【0003】その自動車への搭載状態は図15のごとく
であって、自動車のインストルメントパネルP内空間の
車両幅方向のほぼ半分(助手席側前方部分)にわたって
前記各ユニット1、2a、2bが配置されており、その
結果前記各ユニット1、2a、2bはインストルメント
パネルP内空間の非常に大きな部分を占有することにな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近年は、車両
のエレクトロニクス化に伴う車載コンピュータの増加・
大型化、CDチェンジャーの車室内設置、助手席エアバ
ックの装着率アップ等により、インストルメントパネル
P内のエアコンユニット(1、2a、2b)搭載スペー
スが縮小されてきているので、上記横置きタイプのエア
コンユニットは車両への搭載が次第に困難となってきて
いる。
【0005】また、図16のように、クーラ用エバポレ
ータ21とヒータコア22を車両前後方向に配置して一
体化したエアコンユニット2を車両中央部に設置し、送
風機1のみを車両中央部から幅方向にオフセットして配
置したセンタ置きタイプの構造も考えられている。この
センタ置きタイプのレイアウトによれば、クーラ用エバ
ポレータ21とヒータコア22を車両中央部に集中して
設置しているので、インストルメントパネルP内でのス
ペース確保が容易となるが、その反面、車両前後方向の
狭いスペース内に空調用熱交換器(エバポレータ21、
ヒータコア22)をほぼ垂直に立てて配置しているた
め、エバポレータ21の車両前方側に送風機1からの送
風空気を導入する送風ダクト部を設置する必要が生じ
る。同様に、ヒータコア22の車両後方側にも、ヒータ
コア22を通過した送風空気が流れる送風ダクト部が必
要となる。
【0006】このように、エバポレータ21とヒータコ
ア22の前後に送風ダクト部が必要となるため、車両前
後方向の寸法が大きくなってしまうという問題がある。
また、車両前後方向の寸法が大きくなってしまうため、
ヒータコア22の車両後方側に、吹出モードを切り換え
る吹出モード切替部を設置することが困難となることが
多い。そのため、吹出モード切替部をヒータコア22の
上方部に設置するという配置を採用する場合があるが、
この場合には、ヒータコア22の上方部への吹出モード
切替部設置により高さ方向の寸法が大になってしまうと
いう問題も生じる。
【0007】以上のことから、センタ置きタイプのレイ
アウトにおいても車両への搭載が困難となり、汎用性に
欠けるという問題がある。そこで、本発明は上記点に鑑
み、スペース効率を追求した熱交換器レイアウトとする
ことにより、狭隘な車室内スペースに対しても搭載が容
易となる自動車用空調装置を提供することを目的とする
ものである。
【0008】また、本発明の他の目的は、冷却用熱交換
器における凝縮水の排水性を改善した自動車用空調装置
を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、以下の技術的手段を採用する。請求項1記載
の発明では、空調空気を送風する送風機(14)と、エ
アコンユニットのケース(29a、29b、29c)内
に略水平に配置され、前記送風機(14)により送風さ
れる送風空気が下側から導入され、この送風空気を冷却
して上方へ導出する冷却用熱交換器(21)とを備え、
この冷却用熱交換器(21)は、前記送風空気の送風方
向前方側に向かって下方へ傾斜しており、この冷却用熱
交換器(21)の傾斜前進端の下方部位に、この冷却用
熱交換器(21)とほぼ接するように排水案内部材(2
1k、21k′)が配置されている自動車用空調装置を
特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明では、空調空気を送風
する送風機(14)と、エアコンユニットのケース(2
9a、29b、29c)内に略水平に配置され、前記送
風機(14)により送風される送風空気が下側から導入
され、この送風空気を冷却して上方へ導出する冷却用熱
交換器(21)と、この冷却用熱交換器(21)の上方
において、略水平に配置され、前記送風空気を加熱する
加熱用熱交換器(22)とを備え、前記冷却用熱交換器
(21)は、前記送風空気の送風方向前方側に向かって
下方へ傾斜しており、この冷却用熱交換器(21)の傾
斜前進端の下方部位に、この冷却用熱交換器(21)と
ほぼ接するように排水案内部材(21k、21k′)が
配置されている自動車用空調装置を特徴とする。
【0011】請求項3記載の発明では、請求項1または
2に記載の自動車用空調装置において、前記冷却用熱交
換器(21)における熱交換媒体流通用チューブ(21
f)が前記送風機(14)により送風される送風空気の
送風方向と同一方向に延びるように配置されていること
を特徴とする。請求項4記載の発明では、請求項1ない
し3のいずれか1つに記載の自動車用空調装置におい
て、前記冷却用熱交換器(21)の傾斜角が10°〜3
0°の微少角度であることを特徴とする。
【0012】請求項5記載の発明では、請求項1ないし
4のいずれか1つに記載の自動車用空調装置において、
前記排水案内部材(21k、21k′)は、前記エアコ
ンユニットのケース(29a、29b、29c)の側壁
面(29a′)との間に空隙(21m)を確保するよう
に、この側壁面(29a′)から離れて配置されてお
り、この空隙(21m)部分の下方部位に凝縮水排出口
(21c)が開口していることを特徴とする。
【0013】請求項6記載の発明では、請求項1ないし
5のいずれか1つに記載の自動車用空調装置において、
前記排水案内部材は、前記エアコンユニットの樹脂製ケ
ース(29a、29b、29c)に一体成形された多数
の排水案内プレート(21k)であることを特徴とす
る。請求項7記載の発明においては、請求項1ないし5
のいずれか1つに記載の自動車用空調装置において、前
記排水案内部材は、前記エアコンユニットの樹脂製ケー
ス(29a、29b、29c)に一体成形された多数の
排水案内用波形部(21k′)であることを特徴とす
る。
【0014】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施例記載の具体的手段との対応関係を示すもので
ある。
【0015】
【発明の作用効果】請求項1〜7記載の発明によれば、
上記技術的手段を有しているため、冷却用熱交換器(2
1)を略水平方向に配置(請求項2では加熱用熱交換器
(22)も水平方向配置))して、その下方から送風空
気を導入し、上方側へ導出できるから、エアコンユニッ
トの車両前後方向寸法をほぼ冷却用熱交換器(21)の
寸法と同等に設定でき、従来のセンタ置きユニットより
大幅に縮小できる。
【0016】また、熱交換器(21)を略水平方向に配
置しているから、上下方向の熱交換器部スペースを非常
に小さくでき、その結果熱交換器部の上方に吹出モード
切替部を設置しても、エアコンユニットの車両上下方向
寸法を従来のセンタ置きユニットより充分小さくするこ
とができる。従って、狭隘な車室内スペースに対して
も、エアコンユニットの搭載が容易となり、その実用上
の効果は大である。
【0017】さらに、冷却用熱交換器(21)を、前記
送風空気の送風方向前方側に向かって下方へ傾斜させる
とともに、この冷却用熱交換器(21)の傾斜前進端の
下方部位に、この冷却用熱交換器(21)とほぼ接する
ように排水案内部材(21k、21k′)を配置してい
るから、冷却用熱交換器(21)の傾斜前進端に集まっ
た凝縮水が排水案内部材(21k、21k′)との間で
ブリッジを作り、排水案内部材(21k、21k′)の
表面上を伝わってほぼ連続的に下方へ落下していく。
【0018】従って、冷却用熱交換器(21)が略水平
配置で、その下方から送風されるレイアウトであって
も、凝縮水を冷却用熱交換器(21)で大きな塊に成長
することなく、スムーズに下方へ落下させることがで
き、凝縮水の排水性を大幅に改善できる。上記作用効果
に加えて、請求項3記載の発明では、冷却用熱交換器
(21)における熱交換媒体流通用チューブ(21f)
を前記送風方向に配列してあるので、このチューブ(2
1f)の表面上を凝縮水が送風空気に押圧されて、スム
ーズに冷却用熱交換器(21)の傾斜前進端(図3、5
の右側端)に集まるので、凝縮水の排水性をより一層改
善できる。
【0019】請求項4記載の発明では、前記冷却用熱交
換器(21)の傾斜角を10°〜30°の微少角度にし
ているから、冷却用熱交換器(21)における保水量を
少なくして、凝縮水の排水性を改善できる。請求項5記
載の発明では、前記排水案内部材(21k、21k′)
を、前記エアコンユニットのケース(29a、29b、
29c)の側壁面(29a′)との間に空隙(21m)
を確保するように、この側壁面(29a′)から離して
配置し、この空隙(21m)部分の下方部位に凝縮水排
出口(21c)を開口しているから、排水案内部材(2
1k、21k′)の表面上を伝わってほぼ連続的に下方
へ落下してくる凝縮水を何ら障害なく、スムーズに凝縮
水排出口(21c)へ排出できる。
【0020】しかも、冷却用熱交換器(21)がその下
方部に凝縮水排出口(21c)を有し、この凝縮水排出
口(21c)が前記冷却用熱交換器(21)の上流側空
気流路内に配置されているから、冷却用熱交換器(2
1)の凝縮水が下方の空気上流側へ流れ落ち、その落下
凝縮水は冷却前の温度の高い送風空気で温められる。従
って、エアコンユニットのケース(29a、29b、2
9c)の外表面温度はさほど低下しないので、このケー
スへの露付きが大幅に減少するか、あるいは露付きがな
くなるので、通常はケース内側へ装着されるべきインシ
ュレータ(断熱材)を廃止することができ、コストダウ
ンを図ることができる。
【0021】請求項6記載の発明では、前記排水案内部
材を、前記エアコンユニットの樹脂製ケース(29a、
29b、29c)に一体成形された多数の排水案内プレ
ート(21k)で構成しており、また請求項7記載の発
明では、排水案内部材を、前記エアコンユニットの樹脂
製ケース(29a、29b、29c)に一体成形された
多数の排水案内用波形部(21k′)で構成しているか
ら、排水案内部材を樹脂製ケースの一体成形で極めて簡
単に、低コストで製作できる。
【0022】
【実施例】以下、本発明を図に示す実施例について説明
する。 (第1実施例)図1〜図9は第1実施例を示すもので、
図1、2において、自動車のエンジンルームAと車室B
は、仕切り板C(一般にファイヤウォールと称され、鉄
板製である)にて区画されている。そして、空調装置の
送風機ユニット1は車室B内のインストルメントパネル
Pの中央部から車両幅方向にオフセット(右ハンドル車
では車両幅方向の左側にオフセット)して配置されてい
る。
【0023】上記送風機ユニット1は、その上方部に車
室内空気と車室外空気とを切替導入する内外気切替箱1
1を有し、この内外気切替箱11には外気導入口12と
内気導入口13が開口しており、その内部にはこれら両
導入口12、13を開閉する内外気切替ドア(図示せ
ず)が設置されている。内外気切替箱11の下方には、
図3に示すように、送風機14が配置されており、この
送風機14は遠心式多翼ファン(シロッコファン)1
5、ファン駆動用モータ16、およびスクロールケーシ
ング17から構成されている。
【0024】ファン15の回転軸は略上下方向に向くよ
うに配置され、このファン15の回転により内外気切替
箱11からスクロールケーシング17上部のベルマウス
状吸入口18(図3参照)を通して吸入された空気はス
クロールケーシング17の出口に向かって略水平方向に
(図1から理解されるように車室Bの左側から右側へ向
かって)送風されるようになっている。
【0025】一方、後述の空調用熱交換器を内蔵するエ
アコンユニット2は車室B内のインストルメントパネル
Pの略中央部に配置されている。このエアコンユニット
2において、冷凍サイクルのエバポレータ(冷却用熱交
換器)21は略水平状態に設置して、その下側より前記
送風機ユニット1からの送風空気が流入するようにして
ある。
【0026】そして、エバポレータ21の空気下流側
(車室内上側)へ略水平状態にしてヒータコア(加熱用
熱交換器)22が設置してあり、このヒータコア22
は、エンジン冷却水(温水)を熱源とするもので、ヒー
タコア22の車室内上方部(空気下流側)には、図4、
5、6に示すように、吹出モード切替部23が配置して
ある。
【0027】ここで、本例では、空調の温度制御手段と
して、ヒータコア22への温水流量を制御する温水制御
弁24(図3、4参照)を有しており、この温水制御弁
24によりヒータコア22への温水流量を制御して、ヒ
ータコア22による空気加熱量を調整して車室内への吹
出空気温度を制御するようにしてある。前記吹出モード
切替部23は車室内への吹出モードを切り替えるための
もので、図4、5、6に示すように車室内の乗員頭部に
向けて空気を吹き出すセンターフェイス(上方)吹出口
(図示せず)に連通するセンターフェイス吹出空気通路
25およびサイドフェイス吹出口(図示せず)に連通す
るサイドフェイス吹出空気通路26と、車室内の乗員足
元に向けて空気を吹き出すフット(足元)吹出口(図示
せず)に連通するフット吹出空気通路27と、窓ガラス
に向けて空気を吹き出すデフロスタ吹出口(図示せず)
に連通するデフロスタ吹出空気通路28とを有し、これ
らの複数の吹出空気通路25、26、27、28をドア
手段(板状ドア、円弧状外周面を持つロータリドア、フ
ィルム状ドア)により切替開閉するものである。
【0028】この吹出モード切替部23は公知の構成で
よいので、詳細な説明は省略するが、本例では、図6に
示すように、吹出モード切替部23を円筒状に形成し
て、その内部に、円筒状外周面に空気通路開口を開けた
ロータリドア23aを回転可能に設置し、このロータリ
ドア23aの回転位置の選択により前記複数の吹出空気
通路25、26、27、28を切替開閉して、周知のフ
ェイス吹出モード、バイレベル吹出モード、フット吹出
モード、デフロスタ吹出モード、フット・デフロスタ併
用吹出モード等の複数の吹出モードを選択できるように
してある。
【0029】上記エバポレータ21とヒータコア22は
図6に示すように仕切り板Cに隣接して配置され、そし
てヒータコア22に温水を入出させる温水配管22a
と、エバポレータ21に冷媒を入出させる冷媒配管21
aは、ともにエンジンルームA側に配置され、この温水
配管22aと冷媒配管21aは、車両への組付け時に前
記仕切り板C(ファイヤウォール)を貫通してエンジン
ルームAの方向へ突出するように設けられている。
【0030】従って、自動車用空調装置を車両に搭載す
る際に、温水配管22aおよび冷媒配管21aへの配管
結合作業は、ともにエンジンルームAで行うだけでよ
く、車室B側では一切行う必要がない。インストルメン
トパネルP部分の特に狭隘なスペースで配管結合作業を
行う必要がなくなるため、配管結合の作業性を向上でき
る。
【0031】図6において、仕切り板Cの配管通し穴
(図示せず)はゴム等の弾性材で形成されたシール部材
(グロメット)Gにてシールするようになっている。ま
た、エバポレータ21と、前記冷媒配管21aとの間に
は、冷媒を減圧し膨張させる減圧手段としての温度作動
式膨張弁21bが配設されている。図7は、エバポレー
タ21の概略構成を示すもので、アルミニュウム等の熱
伝導性、耐食性に優れた金属の薄板を図示上下方向に積
層してチューブ21fを構成するとともに、このチュー
ブ21fの間にコルゲートフィン21gを介在して、コ
ア部21hを構成する積層型のものである。
【0032】そして、このコア部21hの一端側に、多
数のチューブ21fへの冷媒の分配、および多数のチュ
ーブ21fからの冷媒の集合を行うタンク部21eを配
置し、コア部21hの他端側でチューブ21f内の冷媒
の流れをUターン(矢印イ参照)させるようになってい
る。タンク部21eには、膨張弁21bで減圧された気
液2相冷媒が流入する冷媒入口21i、およびコア部2
1hで蒸発したガス冷媒が流出する冷媒出口21jが設
けられている。
【0033】図3は本実施例装置の組付構造を示すもの
で、送風機14のファン15はモータ16の回転軸16
aに一体に結合された後、樹脂製の下ケース29aに一
体成形されたスクロールケーシング17内に配置され、
そしてモータ16はそのフランジ部16bにてスクロー
ルケーシング17に取り付けられ固定されている。エバ
ポレータ21は下ケース29aの取付面の上に載置さ
れ、その上方から樹脂製の中ケース29bで挟み込むこ
とによりこの両ケース29a、29bの間に固定される
ようになっている。
【0034】中ケース29bに一体成形されたスクロー
ルケーシング17の上蓋部17aには前述したベルマウ
ス状吸入口18が開口しており、そしてこのベルマウス
状吸入口18の上方に内外気切替箱11が配置され、一
体に取り付けられる。ヒータコア22と温水制御弁24
は、中ケース29bの取付面の上に載置され、その上方
から樹脂製の上ケース29cで挟み込むことによりこの
両ケース29b、29cの間に固定されるようになって
いる。
【0035】上ケース29cには、前述した吹出モード
切替部23、センターフェイス吹出空気通路25および
サイドフェイス吹出空気通路26と、フット吹出空気通
路27と、デフロスタ吹出空気通路28が設けられ、さ
らにロータリドア23aが内蔵されている。前記各ケー
ス29a、29b、29c、および内外気切替箱11の
結合は、周知の弾力性を持った金属クリップ、あるいは
ねじ等を使用して、脱着可能になっている。
【0036】ところで、上述した空調ユニットレイアウ
トでは、エバポレータ21を略水平方向に配置し、かつ
その下方から上方へ向かって、送風空気を送風するの
で、凝縮水の落下方向と送風方向とが対向するようにな
り、そのためエバポレータ21で発生する凝縮水の排水
性改善が課題となる。そこで、本実施例では、凝縮水の
排水性を良好にするため、以下のごとき種々の工夫を講
じている。すなわち、第1に、エバポレータ21は、水
平面より若干傾斜して配置してある。より具体的に述べ
ると、図3、5に示すように、エバポレータ21の下側
に前記送風機14により送風される送風空気の送風前方
側(図3、5の右方向)に向かって、エバポレータ21
が下方へ若干の角度だけ、傾斜するように配置されてい
る。ここで、エバポレータ21の傾斜角度θは、後述す
るように10〜30°の範囲としてエバポレータ21自
身の保水量が少なくなるようにするのが好ましい。
【0037】第2に、エバポレータ21のチューブ21
fは、上記送風空気の送風方向(図5の左側から右側に
向かう方向)と同一方向に延びるように配置され、これ
により凝縮水がチューブ21fの表面上を送風空気に押
圧されてスムーズに傾斜前進端(図3、5の右側端部)
へ移行するようにしてある。ここで、エバポレータ21
で発生した凝縮水はエバポレータ21の下側(空気上流
側)において、エバポレータ21の傾斜前進端の部位へ
設けた凝縮水排出パイプ21cから抜き出すようにして
あり、このパイプ21cは樹脂製の下ケース29aの最
底部に一体成形されている。
【0038】さらに、本発明者は、上記空調ユニットレ
イアウトにおける凝縮水の排出時の挙動について、詳細
に、実験観察したところ、以下の排水挙動が生じること
が判明した。すなわち、図8に示すように、凝縮水は重
力および送風空気の圧力によりエバポレータ21の傾斜
前進端に集まり、凝縮水の塊Wがある程度の大きさまで
成長すると、下方に落下するという、断続的な排水落下
運動を繰り返すことが判明した。
【0039】そこで、本発明者は、上記排水挙動に鑑
み、凝縮水のスムーズな排水のために、上記凝縮水の塊
Wが大きくならないうちに、凝縮水をケース29aの凝
縮水排出パイプ21c側へ連続的に排水し得る構造を案
出するに至った。このために、図9に示すように、凝縮
水の塊Wが集中しやすいエバポレータ21の傾斜前進端
の下方部位に、エバポレータ21のチューブ21fにほ
ぼ接する(微小隙間を設けてもよい)ように、上下方向
の排水案内プレート21kが配置してある。この排水案
内プレート21kは、本例では、樹脂製の下ケース29
aに一体成形で形成されており、また排水案内プレート
21kは図9(b)に示すようにエバポレータ21の傾
斜前進端の下方部位において、その奥行き方向の全領域
にわたって、所定間隔で多数個配置されている。
【0040】さらに、排水案内プレート21kは下ケー
ス29aの側壁面29a′との間に空隙21m(図9
(a))を確保するように側壁面29a′から離して形
成されており、この空隙21mの下方に前記凝縮水排出
パイプ21cが配置されている。次に、上記構成におい
て本実施例の作動を説明する。図5において内外気切替
箱11から流入した空気は送風機ファン15によってス
クロールケーシング17内を略水平方向に流れ、エバポ
レータ21の下部へ流入する。そして、送風空気はエバ
ポレータ21で除湿・冷却された後、さらに上方へ流
れ、ヒータコア22へ導入され、ここで加熱される。
【0041】本例の場合には、空調温度制御手段とし
て、ヒータコア22への温水量を制御する温水制御弁2
4を用いており、この温水制御弁24にて温水流量を調
節することによって所望の吹出空気温度を得るいわゆる
流調リヒート方式を採用している。そして、ヒータコア
22で所望温度まで再加熱された空調空気は上ケース部
の吹出モード切替部23のロータリドア23aによって
所定の吹出口へ分配される。
【0042】本実施例では、前述した構成とすることに
より、次のような効果が得られる。 エバポレータ21およびヒータコア22をともに略水
平方向に配置して、上下方向に重ねるレイアウトにし
て、下側から送風空気を導入し、上側へ空気を導出する
ようにしているため、エアコンユニットの車両前後方向
に送風ダクト部を必要とせず、エアコンユニットの車両
前後方向寸法を大幅に縮小できる。
【0043】また、上下方向の熱交換器部スペースも同
時に小さくできるので、エアコンユニットの車両への搭
載が容易となる。 熱交換器配管21a、22aを直接エンジンルームA
へ突出させる構成であるから、車室B内でのサブ配管が
不要となり、大幅なコストダウン、配管結合作業の簡略
化を実現できる。
【0044】図3に示すように、空調装置のほとんど
の部品が上下方向組付けの形状となっているので、量産
時には下から上へ積み上げる、一方向組付によって空調
装置の組付けが可能となり、組付けの工数が低減でき
る。 エバポレータ21をその下方へ送風されてくる送風空
気の送風方向の前方側へ向かって下方に傾斜しており、
またエバポレータ21のチューブ21fも前記送風方向
に配列してあるので、このチューブ21fの表面上を凝
縮水が送風空気に押圧されて、スムーズにエバポレータ
21の傾斜前進端(図5の右側端)に集まる。
【0045】しかも、エバポレータ21の傾斜前進端の
下方部位には、エバポレータ21とほぼ接するようにし
て、上下方向の排水案内プレート21kを配置している
ので、図9(c)に示すように、前記傾斜前進端に集ま
った凝縮水が排水案内プレート21kとの間でブリッジ
を作り、排水案内プレート21kの表面上を伝わってほ
ぼ連続的に下方へ落下していく。
【0046】従って、エバポレータ21が略水平配置
で、その下方から送風されるレイアウトであっても、凝
縮水はエバポレータ21で大きな塊に成長することな
く、スムーズに下方へ落下していく。このとき、排水案
内プレート21kは下ケース29aの側壁面29a′と
の間に空隙21mを確保するように側壁面29a′から
離して形成されており、この空隙21mの下方に凝縮水
排出パイプ21cを配置しているので、多数の排水案内
プレート21kに沿って落下した凝縮水はスムーズに前
記パイプ21cへ流入し、排出される。 なお、凝縮水
が排水案内プレート21kとの間でブリッジを作り、排
水案内プレート21kの表面上を伝わってほぼ連続的に
下方へ落下していく様子は実験により確認できた。
【0047】エバポレータ21の凝縮水が下方の空気
上流側へ流れ落ちるので、その落下凝縮水は冷却前の温
度の高い送風空気で温められる。従って、下ケース29
aの外表面温度はさほど低下しないので、この下ケース
29aへの露付きが大幅に減少するか、あるいは露付き
がなくなるので、通常はケース内側へ装着されるべきイ
ンシュレータ(断熱材)を廃止することができ、一層の
コストダウンを図ることができる。 (第2実施例)図10は排水案内プレート21kの形状
を十字形状に形成して、排水性をより向上させたもので
ある。すなわち、十字形状の排水案内プレート21kに
よれば、その鍔部210kにより空気流を遮断して、鍔
部210kの裏側に空気流の上昇流が形成されない部分
を形成できる。
【0048】そのため、凝縮水は鍔部210kの裏側で
は一層落下し易くなり、排水性を向上できる。なお、第
2実施例の変形例として、排水案内プレート21kをT
字形状に形成し、T字形状の鍔部裏側を利用して凝縮水
の排水性を向上させるようにしてもよい。図11は、第
2実施例による数値的効果を示すもので、縦軸は送風機
モータ16(図3参照)への印加電圧が12V時の風量
をとり、横軸にエバポレータ21の水平面に対する傾斜
角度をとったものである。
【0049】図中、実線は第2実施例の十字形状の排水
案内プレート21kを配置した場合であり、破線はこの
排水案内プレート21kを配置しない場合であり、十字
形状の排水案内プレート21kを配置した場合は、凝縮
水の排水性を向上できるので、エバポレータ21に保持
されている凝縮水の量が減少して、通風抵抗が減少す
る。その結果、風量を向上でき、空調性能の向上に貢献
できる。
【0050】なお、エバポレータ21の傾斜角度は、図
11の実験結果からエバポレータ21での保水量を少な
くするために10°〜30°の範囲にすることが好まし
い。 (第3実施例)図12は平板状の排水案内プレート21
kを空気流に対して斜め配置し、その裏面211k側に
空気流の上昇流の少ない部分を形成し、これにより排水
案内プレート21kの裏面側で凝縮水が落下し易いよう
にしたものである。 (第4実施例)図13は下ケース29aのうち、エバポ
レータ21の傾斜前進端の下方部分に、排水案内用波形
部21k′を形成して、上記排水案内プレート21kに
相当する排水案内作用を発揮できるようにしたものであ
る。
【0051】なお、上述の実施例では、排水性向上のた
めの排水案内プレート21kおよび排水案内用波形部2
1k′を樹脂製の下ケース29aに一体成形しているの
で、この部材(21k、21k′)を極めて低コストで
製造できる利点を有しているが、これらの部材(21
k、21k′)は排水性向上の観点からは一体成形の必
要はない。それ故、これらの部材(21k、21k′)
を別物の部品で単独に形成して、下ケース29aまたは
エバポレータ21に適宜の手段で取り付けるようにして
もよい。
【0052】また、エバポレータ21は前述した積層型
のものに限らず、多穴偏平チューブを蛇行状に曲げ形成
し、この蛇行状チューブにコルゲートフィンを組み合わ
せた、いわゆるサーペインタイプのものなど、他の形式
であってもよい。また、上述の実施例では、空調温度制
御手段として、ヒータコア22への温水量を制御する温
水制御弁24を使用する、流調リヒート方式のものにつ
いて説明したが、ヒータコア22を通過する温風とヒー
タコア22を通過しない冷風との風量割合を制御するエ
アミックスダンパを使用するエアミックス方式のものに
も本発明は適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例装置を車両に搭載した状態を示す概
略平面図である。
【図2】第1実施例装置を車両に搭載した状態を示す概
略斜視図である。
【図3】第1実施例装置の組付方法を示す分解図であ
る。
【図4】本発明の第1実施例の平面図である。
【図5】図1の正面図である。
【図6】第1実施例装置と車両エンジンルームの仕切り
板との配置関係を示す側面図である。
【図7】第1実施例装置におけるエバポレータの概略構
成を示す斜視図である。
【図8】(a)は第1実施例装置に排水案内プレートを
配置してない状態におけるエバポレータからの凝縮水排
出挙動を示す断面図、(b)は(a)の右方向から見た
断面図である。
【図9】(a)は第1実施例装置に排水案内プレートを
配置した状態を示す断面図、(b)は(a)の右方向か
ら見た断面図、(c)は(b)の一部拡大図である。
【図10】(a)、(b)は本発明の第2実施例の排水
案内プレートを示す断面図、平面図である。
【図11】本発明の第2実施例の排水案内プレートによ
る排水性改善効果を示すグラフである。
【図12】本発明の第3実施例の排水案内プレートの説
明図である。
【図13】(a)、(b)は本発明の第4実施例の排水
案内プレートの断面図、平面図である。
【図14】従来の横置きタイプの自動車用空調装置の概
略斜視図である。
【図15】従来の横置きタイプの自動車用空調装置を車
両に搭載した状態を示す概略斜視図である。
【図16】従来のセンター置きタイプの自動車用空調装
置を車両に搭載した状態を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
11……内外気切替箱、14……送風機、15……ファ
ン、17……スクロールケーシング、18……空気吸入
口、21……エバポレータ 21k……排水案内プレート、21k′……排水案内用
波形部、21m……空隙、22……ヒータコア、23…
…吹出モード切替部、29a……下ケース、29a′…
…側壁面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉 光 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空調空気を送風する送風機と、 エアコンユニットのケース内に略水平に配置され、前記
    送風機により送風される送風空気が下側から導入され、
    この送風空気を冷却して上方へ導出する冷却用熱交換器
    とを備え、 この冷却用熱交換器は、前記送風空気の送風方向前方側
    に向かって下方へ傾斜しており、 この冷却用熱交換器の傾斜前進端の下方部位に、この冷
    却用熱交換器とほぼ接するように排水案内部材が配置さ
    れていることを特徴とする自動車用空調装置。
  2. 【請求項2】 空調空気を送風する送風機と、 エアコンユニットのケース内に略水平に配置され、前記
    送風機により送風される送風空気が下側から導入され、
    この送風空気を冷却して上方へ導出する冷却用熱交換器
    と、 この冷却用熱交換器の上方において、略水平に配置さ
    れ、前記送風空気を加熱する加熱用熱交換器とを備え、 前記冷却用熱交換器は、前記送風空気の送風方向前方側
    に向かって下方へ傾斜しており、 この冷却用熱交換器の傾斜前進端の下方部位に、この冷
    却用熱交換器とほぼ接するように排水案内部材が配置さ
    れていることを特徴とする自動車用空調装置。
  3. 【請求項3】 前記冷却用熱交換器における熱交換媒体
    流通用チューブが前記送風機により送風される送風空気
    の送風方向と同一方向に延びるように配置されているこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の自動車用空調
    装置。
  4. 【請求項4】 前記冷却用熱交換器の傾斜角が10°〜
    30°の微少角度であることを特徴とする請求項1ない
    し3のいずれか1つに記載の自動車用空調装置。
  5. 【請求項5】 前記排水案内部材は、前記エアコンユニ
    ットのケースの側壁面との間に空隙を確保するように、
    この側壁面から離れて配置されており、 この空隙部分の下方部位に凝縮水排出口が開口している
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記
    載の自動車用空調装置。
  6. 【請求項6】 前記排水案内部材は、前記エアコンユニ
    ットの樹脂製ケースに一体成形された多数の排水案内プ
    レートであることを特徴とする請求項1ないし5のいず
    れか1つに記載の自動車用空調装置。
  7. 【請求項7】 前記排水案内部材は、前記エアコンユニ
    ットの樹脂製ケースに一体成形された多数の排水案内波
    形部であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれ
    か1つに記載の自動車用空調装置。
JP24036294A 1994-09-22 1994-10-04 自動車用空調装置 Expired - Lifetime JP3232913B2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24036294A JP3232913B2 (ja) 1994-10-04 1994-10-04 自動車用空調装置
DE19549695A DE19549695B4 (de) 1994-09-22 1995-09-19 Kraftfahrzeug-Klimaanlage
DE19534738A DE19534738B4 (de) 1994-09-22 1995-09-19 Kraftfahrzeug-Klimaanlage
US08/731,792 US5755107A (en) 1994-09-22 1996-10-18 Automotive air conditioner
US09/038,902 US6044656A (en) 1994-09-22 1998-03-12 Automotive air conditioner
US09/816,384 US6834709B2 (en) 1994-09-22 2001-03-26 Automotive air conditioner
US11/714,286 US20070144724A1 (en) 1994-09-22 2007-03-05 Automotive air conditioner
US11/714,294 US20070144725A1 (en) 1994-09-22 2007-03-05 Automotive air conditioner

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24036294A JP3232913B2 (ja) 1994-10-04 1994-10-04 自動車用空調装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08104129A true JPH08104129A (ja) 1996-04-23
JP3232913B2 JP3232913B2 (ja) 2001-11-26

Family

ID=17058369

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24036294A Expired - Lifetime JP3232913B2 (ja) 1994-09-22 1994-10-04 自動車用空調装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3232913B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10297271A (ja) * 1997-04-23 1998-11-10 Calsonic Corp 自動車用空気調和装置のドレン排水構造
WO1999007568A1 (fr) * 1997-08-11 1999-02-18 Denso Corporation Climatiseur pour vehicules
US6029739A (en) * 1996-08-21 2000-02-29 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Vehicular air conditioner
JP2002127737A (ja) * 2000-10-24 2002-05-08 Japan Climate Systems Corp 車輌用熱交換器
US6877550B2 (en) 2000-07-21 2005-04-12 Denso Corporation Vehicle air conditioner
US7100675B2 (en) 2001-09-03 2006-09-05 Japan Climate Systems Corporation Air conditioner for vehicle
CN100376417C (zh) * 2004-09-16 2008-03-26 株式会社电装 车用空调
US20110005720A1 (en) * 2009-07-10 2011-01-13 Keihin Corporation Vehicular air conditioning apparatus
JP2011016524A (ja) * 2009-07-10 2011-01-27 Keihin Corp 車両用空調装置
WO2020021706A1 (ja) * 2018-07-27 2020-01-30 三菱電機株式会社 熱交換器、熱交換器ユニット、及び冷凍サイクル装置

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6029739A (en) * 1996-08-21 2000-02-29 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Vehicular air conditioner
JPH10297271A (ja) * 1997-04-23 1998-11-10 Calsonic Corp 自動車用空気調和装置のドレン排水構造
WO1999007568A1 (fr) * 1997-08-11 1999-02-18 Denso Corporation Climatiseur pour vehicules
US6796368B1 (en) * 1997-08-11 2004-09-28 Denso Corporation Air conditioning apparatus for vehicle
US6877550B2 (en) 2000-07-21 2005-04-12 Denso Corporation Vehicle air conditioner
JP2002127737A (ja) * 2000-10-24 2002-05-08 Japan Climate Systems Corp 車輌用熱交換器
US7100675B2 (en) 2001-09-03 2006-09-05 Japan Climate Systems Corporation Air conditioner for vehicle
US7886814B2 (en) 2001-09-03 2011-02-15 Japan Climate Systems Corporation Vehicle air conditioner
US7942192B2 (en) 2001-09-03 2011-05-17 Japan Climate Systems Corporation Vehicle air conditioner
CN100376417C (zh) * 2004-09-16 2008-03-26 株式会社电装 车用空调
US20110005720A1 (en) * 2009-07-10 2011-01-13 Keihin Corporation Vehicular air conditioning apparatus
JP2011016521A (ja) * 2009-07-10 2011-01-27 Keihin Corp 車両用空調装置
JP2011016524A (ja) * 2009-07-10 2011-01-27 Keihin Corp 車両用空調装置
US9174511B2 (en) * 2009-07-10 2015-11-03 Keihin Corporation Vehicular air conditioning apparatus
WO2020021706A1 (ja) * 2018-07-27 2020-01-30 三菱電機株式会社 熱交換器、熱交換器ユニット、及び冷凍サイクル装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3232913B2 (ja) 2001-11-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3422136B2 (ja) 自動車用空調装置
US6044656A (en) Automotive air conditioner
JP2970490B2 (ja) 自動車用空調装置
JPH11157322A (ja) 自動車用空調装置
US6070425A (en) Air-conditioning apparatus
US6796368B1 (en) Air conditioning apparatus for vehicle
JPH08104129A (ja) 自動車用空調装置
JP2002096619A (ja) 車両用空調装置
JP3799647B2 (ja) 自動車用空調装置
JP3289705B2 (ja) 自動車用空調装置
JP4147692B2 (ja) 車両用空調装置
JP3518102B2 (ja) 自動車用空調装置
JP3785980B2 (ja) 車両用空調装置
JP3277772B2 (ja) 空調用熱交換装置および自動車用空調装置
JP3137189B2 (ja) 自動車用空調装置
JP4329523B2 (ja) 車両用空調装置
JP2001039144A (ja) 車両用空調装置
JP3700395B2 (ja) 自動車用空調装置
JP2001277841A (ja) 車両用空調装置
JP2001171332A (ja) 車両用空調装置
JPH09216511A (ja) 自動車用空調装置
JP2002274153A (ja) 車両用空調装置
JP3169060B2 (ja) 車両用空調装置の送風ユニット
JP2006248392A (ja) 自動車用空調装置
JP2000233634A (ja) 車両用空調装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100921

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150921

Year of fee payment: 14

EXPY Cancellation because of completion of term