JP2005167699A - 受信装置及び閾値変更装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 衛星放送システム、衛星通信システム、地上放送システムあるいは地上通信システム等で用いられる受信装置において、受信回線の品質に拘わらず高い符号化利得を得る。
【解決手段】 本発明は、CDM(符号分割多重)復調後の受信信号に基づき軟判定ビタビ復号を含む所定の復号処理を行うFEC装置を備えた受信装置であって、前記所定の復号処理前のデータと、前記所定の復号処理後のデータとを比較して、比較の結果が所定の基準を満たさない場合は、軟判定ビタビ復号に用いられる軟判定データを算出するための閾値の間隔を変更可能に構成された閾値変更部と、算出された軟判定データに基づいて軟判定ビタビ復号を行うビタビ復号部と、を備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、衛星放送システム、衛星通信システム、地上放送システムあるいは地上通信システム等で用いられる受信装置及び閾値変更装置に関する。
CDMA(Code Division Multiplex Access)方式を用いた衛星放送システム、衛星通信システム、地上放送システム及び地上通信システムにおける受信装置は、送信局側から受信した回線周波数の信号をダウンコンバートした後、ダウンコンバート後の受信信号をCDM復調する。そして、受信装置は、CDM復調後における受信信号の振幅レベルから、ビタビ復号に用いられる軟判定データ(多値入力レベル)を算出する。具体的には、受信信号の振幅レベルと軟判定データとを対応付けた軟判定テーブルに基づき、軟判定データを算出する。受信装置は、算出された軟判定データを用いてビタビアルゴリズムに基づきビタビ復号を行う。
特開平7−93914号公報 特開2001−273719号公報 特開平5−244017号公報 特開平7−57394号公報 特開平8−32632号公報 特開2003−134082号公報
しかし、従来においては、上述の軟判定テーブルにおける閾値の間隔(スライスレベルの幅)は一定に設定されていたので、品質の悪い回線(例えばフェージングの影響が大きい場合やマルチパスが多い場合)では必ずしも最適な符号化利得を得られていなかった。
本発明は、上記事情を考慮してなされたものであり、その目的は、受信回線の品質に拘わらず高い符号化利得を得ることのできる受信装置及び閾値変更装置を提供することにある。
本発明の受信装置は、CDM(符号分割多重)復調後の受信信号に基づき所定の復号処理を行うFEC装置を備えた受信装置であって、前記所定の復号処理前のデータと、前記所定の復号処理後のデータとを比較して、比較の結果が所定の基準を満たさない場合は、軟判定ビタビ復号に用いられる軟判定データを算出するための閾値の間隔を変更可能に構成された閾値変更部と、算出された軟判定データに基づいて軟判定ビタビ復号を行うビタビ復号部と、を備えたことを特徴とする。
本発明の閾値変更装置は、CDM復調後の受信信号に基づき所定の復号処理を行うFEC装置から前記所定の復号処理前のデータと前記所定の復号処理後のデータとを取得する取得手段と、前記所定の復号処理前のデータと前記所定の復号処理後のデータとを比較し、比較の結果が所定の基準を満たさない場合は、軟判定ビタビ復号に用いられる軟判定データを算出するための閾値の間隔を変更可能に構成された閾値変更手段と、を備えたものとして構成される。
本発明によれば、ビタビ復号に用いられる軟判定データを算出するための閾値の間隔を変更可能にしたので回線状況に関わらず高い符号化利得を得ることが可能となる。
図1は、本発明の実施の形態に従った受信装置10の構成を示す概略ブロック図を示す。
図2は、この受信装置10におけるCDM/FEC13の構成を詳細に示すブロック図である。
図3は、図1の受信装置10に対応する送信装置41の構成を示すブロック図である。
まず、送信装置41について説明し、次いで、受信装置10について説明する。
図3に示すように、送信装置41は、入力パケットに対して誤り訂正符号化処理を実行するFEC(Forward Error Correction:前方誤り訂正)部42と、FEC部42による出力データ(誤り訂正符号化データ)をCDM(Code Division Multiplex:符号分割多重)変調するCDM変調部43と、CDM変調部43による出力信号を回線周波数帯に変換してアンテナ50から出力する周波数変換部49とを備える。
FEC部42におけるRS(Reed Solomon:リードソロモン)符号化部44は、入力パケットに対して誤り訂正用の冗長ビットを付加したRS符号を生成する。
バイトI/ L(Inter Leave:インタリーブ)部45は、リードソロモンアルゴリズムによる誤り検出の精度を高めるため、RS符号化部44によるRS符号を所定のアルゴリズムに従ってバイト単位で並び替える。
畳込み符号化部46は、バイトインタリーブ後の信号を周知の方法で畳込み符号化処理して出力する。
ビットI/L部48は、ビタビアルゴリズムによる誤り検出の精度を高めるため、畳込み符号化部46による出力信号を所定のアルゴリズムに従ってビット単位で並び替えるビットインタリーブ処理を行う。
CDM変調部43は、ビットI/L部48による出力信号を、所定の拡散符号を用いて、広帯域のベースバンド信号に変換する。
周波数変換部49は、CDM変調部43によるベースバンド信号を回線周波数に変換してアンテナ50から出力する。
アンテナ50から出力された回線周波数の電波信号は、例えば衛星経由で受信装置10に送信される。電波は、ギャップフィラー(GF)を介して、あるいは地上送信局から受信装置10に直接、送出されるようにしてもよい。
次に、受信装置10について説明する。
図1に示すように、受信装置10は、上述の送信装置41側から送られてきた所定の回線周波数の電波信号を受信するアンテナ11を備える。
チューナ12は、アンテナ11によって受信された無線電波信号を、発振器(図示せず)により供給される発振信号と合成して、ベースバンドの受信信号に変換する。この発振器は、周知のAFC(Automatic Frequency Control)回路(図示せず)によって発信周波数を制御される。AFC回路は、送信装置41からの受信信号を用いて発振器を制御するため、例えばフェージングによる影響が大きい場合等、制御の精度が低下する。チューナ12は、ベースバンドの受信信号を得た後、このベースバンドの受信信号の電力レベルを、周知のAGC(Automatic Gain Control)回路(図示せず)を用いて所定の基準に調整(利得制御)して出力する。
CDM/FEC部13は、チューナ12による出力信号を、CDM復調、ビタビ復号及びRS復号等する。
デコーダ部14は、CDM/FEC部13による復号データをデコードする。即ち、デコーダ部14は、復号データが音声情報である場合は音声情報をスピーカ(図示せず)を介して再生し、映像情報である場合は表示部(図示せず)にその映像情報を再生し、文字等のデータ情報である場合はそのデータ情報を表示部(図示せず)に表示する。
以下、図2を用いて、CDM/FEC部13についてさらに詳しく説明する。
図2に示すように、CDM復調部21は、チューナ12から受け取ったベースバンドの受信信号をCDM復調して次段のビットI/L部23に出力する。
CDM復調部21におけるフィンガー数検出部21aは、複数の経路から受信した同一の電波の数を表すフィンガー数を検出する。一般に、フィンガー数が高い程マルチパスが多いと推定される。
AGC増幅利得値検出部21bは、上述したAGC回路(図示せず)により電圧レベルが調整された受信信号の増幅利得値を検出する。
AFC周波数値検出部21cは、上述のAFC回路(図示せず)によって制御される発振器の発振周波数(AFC周波数)を検出する。
硬判定BER算出部21dは、CDM復調後の受信信号を硬判定し、硬判定データを既知のデータと比較してビットエラーレート(BER)を算出する。より詳しくは以下の通りである。
一般にCDM伝送方式等で使用するチャネルには、ユーザ情報を伝送する情報チャネルや、制御情報を伝送する制御情報チャネル(パイロットチャネル)がある。このうち制御情報チャネルによって伝送される制御情報中には、同期ビット(CW: Continuous Wave)や、コンテンツデータの先頭を識別するユニークワード(UW: Unique Word)等が含まれ、これら同期ビット及びユニークワードは固定のビットパターンを有する。硬判定BER算出部21dは、予め記憶したこれらの固定ビットパターンと、上記硬判定データとを比較してビットエラーレートを求める。
以上に述べたフィンガー数検出部21a、AGC増幅利得値検出部21b、AFC周波数値検出部21c及び硬判定BER算出部21dは、図2に示すように、検出あるいは算出したフィンガー数、AGC増幅利得値、AFC周波数値及び硬判定BERをそれぞれ後述するスライスレベル制御部24に送出する。
ビットI/L部23は、CDM復調部21による出力信号のビット配列を、前述のビットI/L部48による処理と逆方向のアルゴリズムに従って並び替える。
スライスレベル制御部24は、ビットI/L部23による出力信号(1シンボル)を用いて、図4に示す軟判定テーブルに基づき、ビタビ復号部25への入力となる軟判定データ(多値入力レベル)を算出する。
図4に示すように、この軟判定テーブルは、中間値0を含む9個の値(−4〜4)のいずれかの軟判定データ(4ビット)(縦軸)を、入力された受信信号(8ビット)(横軸)から求めるものである。即ち、図中において、符号形式は2の補数で、負の最小値(1100)から正の最大値(0100)までの0(0000)を含んだ9個の値のいずれかを入力された受信信号から求める。
具体的には、入力された受信信号を対応するスライスレベル(d0〜d4参照)に対応付けることにより軟判定データを求める。
ここで、スライスレベルは、座標の横軸を複数の閾値によって区切った場合の各区間と、各区間に対応する軟判定データとを対応づけたもの(例えば関数)である。各スライスレベルは、スライスレベル制御部24内のレジスタ(図示せず)に記憶されている。図4において各スライスレベルの幅(閾値の間隔)d0〜d4はそれぞれ同一である。但し、後述するように、各スライスレベルの幅(閾値の間隔)d0〜d4は変更可能である。なお、軟判定データ(4ビット)の最上位ビットは推定されるデータ値の符号ビット(0あるいは1)であり、残りの下位3ビットはそのデータ値の尤度を表す。
図2に戻って、ビタビ復号部25は、スライスレベル制御部24により算出された軟判定データを用いて周知のビタビアルゴリズムに基づき軟判定ビタビ復号を行う。
バイトI/L部26は、ビタビ復号部25から受け取ったビタビ復号後の信号を、前述のバイトI/L部45による処理と逆のアルゴリズムに従って並び替える。
RS復号部27は、RS符号中の冗長ビットに基づいて誤り訂正を行う。RS復号部27は、誤り訂正後のデータをデコーダ部14(図1参照)に出力する。
畳込み符号化部29は、ビタビ復号部25から出力されたビタビ復号後のデータを受信し、受信したビタビ復号後のデータを、畳込み符号化して比較回路30に出力する。畳込み符号化のアルゴリズムは、前述した畳込み符号化部46によるものと同じものを用いる。
遅延回路28は、スライスレベル制御部24から出力された軟判定データを受信し、受信した軟判定データを、畳込み符号化部29による出力と同期して比較回路30に出力する。つまり、遅延回路28は、ビタビ復号部25及び畳込み符号化部29によるビタビ復号及び畳込み符号化処理の間、受信した軟判定データを一時的に保持する。
比較回路30は、畳込み符号化部29及び遅延回路28からそれぞれ受け取ったデータの内容を比較してビットエラーレートを算出する。つまり、比較回路30は、ビタビ復号前のデータと、ビタビ復号後のデータとを比較してエラーレートを算出する。より詳しくは、ビタビ復号前のデータとビタビ復号後のデータとが異なればビタビ復号前のデータに誤りがあったことが少なくとも推定されるので、これに基づきビットエラーレート(例えば1秒間当たりの誤りビット数)を算出する。比較回路30は、算出したビットエラーレート(ビタビ前疑似BER)を、図2に示すように、スライスレベル制御部24に送出する。
遅延回路31は、バイトI/L部26から出力されたデータを、RS復号部27による比較回路32への出力データと同期して、比較回路32に出力する。つまり、遅延回路31は、RS復号部27による復号処理の間、バイトI/L部26からの出力データを一時的に保持する。
比較回路32は、遅延回路31による出力データと、RS復号部27によるRS復号後のデータとを比較してビットエラーレートを算出する。つまり、比較回路32は、ビタビ復号後のデータ(RS復号前のデータ)とRS復号後のデータとを比較してエラーレートを算出する。より詳しくは、RS復号前のデータとRS復号後のデータとが異なれば少なくともRS復号前のデータに誤りがあったことが推定されるので、これに基づきビットエラーレート(例えば1秒間当たりの誤りビット数)を算出する。比較回路32は、算出したビットエラーレート(ビタビ後疑似BER)を、図2に示すように、スライスレベル制御部24に送出する。
ここで、上述したように、スライスレベル制御部24は、上述のフィンガー数、AGC増幅利得値、AFC周波数値、硬判定値BER、ビタビ前疑似BER及びビタビ後疑似BERに基づいてスライスレベルの幅(閾値の間隔)を適応的に変更可能である。
このスライスレベルの幅の変更処理は、スライスレベル制御部24が行うことの他、例えば、図2に示すように、CPU(閾値変更装置)33がこれらのデータを、スライスレベル制御部24を介して受け取り、適正なスライスレベルの幅を算出した後、スライスレベル制御部24内のレジスタ(図示せず)に書き込むようにしてもよい。あるいは、マンマシンインターフェース(MMI:Man Machine Interface)34を介してこれらのデータを外部機器(図示せず)(閾値変更装置)で受け取り、適正なスライスレベルの幅を求めた後、外部機器からMMI34を介してスライスレベル制御部24内のレジスタ(図示せず)に書き込むようにしてもよい。
以下では、スライスレベル制御部24による処理を例にして説明する。
図5は、スライスレベル制御部24によるスライスレベルの幅の変更処理の流れを示すフローチャートである。
まず、ステップS1に示すように、スライスレベル制御部24は、各スライスレベルの幅d0〜d4を初期値に設定する。例えば、各スライスレベルの幅d0〜d4を最強レベルから最低レベルまでの全レベルにわたって均等に設定する(図4参照)。即ち、閾値の間隔を均等に設定する。
次に、スライスレベル制御部24は、比較回路30、32によるビタビ前疑似BER及びビタビ後疑似BERに基づいて受信信号がエラーフリーとみなせるか、つまりビタビ前疑似BER及びビタビ後疑似BERが一定レベルα1以下であるかどうかを判断する(ステップS2)。また、スライスレベル制御部24は、硬判定BER算出部21dによる硬判定BERが一定レベルα2以下であるかどうかを判断する(ステップS2)。
スライスレベル制御部24は、ビタビ前疑似BER及びビタビ後疑似BERの両方とも一定レベルα1以下であり、且つ、硬判定BERが一定レベルα2以下である場合は(ステップS2のNO)、受信品質は適正であると判断し、スライスレベルの変更は行わない。
一方、スライスレベル制御部24は、ビタビ前疑似BERあるいはビタビ後疑似BERが一定レベルα1より大きい場合あるいは硬判定BERが一定レベルα2より大きい場合は(ステップS2のYES)、次に、AFC周波数値検出部21cによるAFC周波数値が所定の基準(所定の誤差範囲)内に収まるかどうかを判断する(ステップS3)。
スライスレベル制御部24は、AFC周波数値が所定の基準内に収まる場合は(ステップS3のYES)、次のステップS4に進み、所定の基準内に収まらない場合は、現時点はCDM復調が困難な状態にあると判断し、AFC周波数値が所定の基準内に収まるまで待機する(ステップS3のNO)。
ステップS4では、スライスレベル制御部24は、AGC増幅利得値検出部21bによるAGC増幅利得値が所定の基準内に収まるか否か、即ち、受信電力値が一定レベルβより大きいか否かを判断する(ステップS4)。
スライスレベル制御部24は、受信電力値が一定レベルβ以下である場合、即ち、受信電力の低下によりC/N(搬送波電力対雑音電力比)の劣化が推定される場合は(ステップS4のNO)、各スライスレベルの幅d0〜d4に一定の重み付けをして設定する。例えば、各スライスレベルの幅d0〜d4を、最高レベルの側の幅が狭く、中間レベル付近の幅が広くなるように重み付けする。このように最高レベルの側の幅を狭く、中間レベル付近の幅を広く各スライスレベルの幅d0〜d4を設定した状態を図6に示す。
一方、スライスレベル制御部24は、受信電力値が一定レベルβより大きい場合、即ち、受信電力の低下以外の要因により各BER(ビタビ前疑似BER、ビタビ後疑似BER、硬判定BER)の低下が推定される場合は(ステップS4のYES)、あるいはステップS5の後は、フィンガー数検出部21aによるフィンガー数が一定値γより大きいか否かを判断する(ステップS6)。
スライスレベル制御部24は、フィンガー数が一定値γよりも大きい場合(反射波であるマルチパスが多いと推定される場合)は(ステップS6のYES)、例えばスライスレベルの幅d0〜d4を非リニアに分布、即ち、幅に一定の重み付けをして分布する(ステップS7)(図6参照)。重み付けは、例えば、予め複数のスライスレベルの幅の設定パターンを用意しておき、ビタビ前疑似BER、ビタビ後疑似BER及び硬判定BERが好適になるパターンを採択したり、所定のアルゴリズムを用いて動的にスライスレベルの幅を変更してビタビ前疑似BER及びビタビ後疑似BERが好適になる各スライスレベルの幅を採用したりする。スライスレベルの幅の変更に当たって上述のAFC周波数値を参照してもよい。
一方、スライスレベル制御部24は、フィンガー数が一定値γ以下である場合(マルチパスは少ないがフェージングやノイズ等により伝送路の品質が悪いと推定される場合等)は(ステップS6のNO)、例えば上と異なるアルゴリズムを用いて、各スライスレベルの幅d0〜d4に一定の重み付けをする(ステップS8)。
上述した本発明の実施の形態では、ビットI/L23においてビットインタリーブ処理をした後、スライスレベル制御部24において軟判定データを算出したが、スライスレベル制御部24において軟判定データを算出した後で、ビットI/L23においてビットインタリーブ処理を行ってもよい。
以上のように、本実施の形態によれば、疑似ビタビ前BER、疑似ビタビ後BER及び硬判定BERが所定の基準を満たさない場合は閾値の間隔(スライスレベルの幅)を変更できるようにしたので、回線品質に拘わらずビットエラーを低減でき、よって高い符号化利得を得ることができる。
また、本実施の形態によれば、AGC増幅利得値、AFC周波数値及びフィンガー数を参照して閾値の間隔を変更するようにしたので、閾値の間隔をより適正な方向に変更できる。
本発明の実施の形態に従った受信装置の構成を示す概略ブロック図を示す。 受信装置におけるCDM/FECの構成を詳細に示すブロック図である。 送信装置の構成を示す概略ブロック図である。 軟判定テーブルの一例を示す図である。 スライスレベルの幅の変更処理の流れを示すフローチャートである。 スライスレベルの幅(閾値の間隔)に重み付けをした軟判定テーブルの一例を示す図である。
符号の説明
10 受信装置
11、50 アンテナ
12 チューナ
13 CDM/FEC部
14 デコーダ部
21 CDM復調部
43 CDM変調部
21a フィンガー数検出部
21b AGC増幅利得値検出部
21c AFC周波数値検出部
21d 硬判定BER算出部
22 FEC部
23、48 ビットI/L部
24 スライスレベル制御部
25 ビタビ復号部
26、45 バイトI/L部
27 RS復号部
44 RS符号化部
28、31 遅延回路
29 畳込み符号化部
30、32 比較回路
46 畳込み符号化部
49 周波数変換部

Claims (5)

  1. CDM(符号分割多重)復調後の受信信号に基づき所定の復号処理を行うFEC装置を備えた受信装置であって、
    前記所定の復号処理前のデータと、前記所定の復号処理後のデータとを比較して、比較の結果が所定の基準を満たさない場合は、軟判定ビタビ復号に用いられる軟判定データを算出するための閾値の間隔を変更可能に構成された閾値変更部と、
    算出された軟判定データに基づいて軟判定ビタビ復号を行うビタビ復号部と、
    を備えたことを特徴とする受信装置。
  2. 前記所定の復号処理は、軟判定ビタビ復号処理あるいはブロック符号復号処理であることを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  3. CDM復調後の受信信号を硬判定する硬判定部をさらに備え、
    前記閾値変更部は、硬判定データを所定のデータと比較し、比較結果が所定の基準を満たさない場合は、前記閾値の間隔を変更可能に構成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の受信装置。
  4. 前記閾値変更部は、複数の経路から受信された同一の電波の数を表すフィンガー数と、AGC回路により電力レベルが調整されたCDM復調の入力となる受信信号の電力増幅利得と、受信信号を回線周波数からダウンコンバートするのに用いられAFC回路により生成され受信信号に基づき制御される発振信号の周波数値と、の少なくとも1つを用いて閾値の間隔を変更することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の受信装置。
  5. CDM復調後の受信信号に基づき所定の復号処理を行うFEC装置から前記所定の復号処理前のデータと前記所定の復号処理後のデータとを取得する取得手段と、
    前記所定の復号処理前のデータと前記所定の復号処理後のデータとを比較し、比較の結果が所定の基準を満たさない場合は、軟判定ビタビ復号に用いられる軟判定データを算出するための閾値の間隔を変更可能に構成された閾値変更手段と、
    を備えた閾値変更装置。
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