JP2005167287A - プリント基板 - Google Patents

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JP2005167287A
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Masami Nakane
正見 中根
Shiro Okamoto
志郎 岡本
Kuniaki Azuma
邦秋 東
Toshio Kagawa
敏男 香川
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Horiba Ltd
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Abstract

【課題】 チップ立ちを防止して充分なセルフアライメント効果が得られ、かつ高い実装密度が得られるプリント基板を提供すること。
【解決手段】 パッド部分1,1の形状をパターン部分2,2側に向けて先細り状に形成している。
【選択図】 図1

Description

本発明はプリント基板のパッド部分の形状に関する。
プリント基板に配列されたパッド上に、実装部品をリフロー半田により取り付ける場合に、左右の表面張力の差によって、チップ立ち(マンハッタン現象)が生じることがあり、その対策として、例えば、図4に示すように、パッド1の幅aを実装部品3よりも小さく形成する方法が提案されている。なお、図4中、符号2はレジスト処理されたパターン部分である。
しかし、パッド1の形状を小さくした場合には、半田による表面張力が小さくなるため、セルフアライメント効果を充分に得ることができず、実装部品のアライメントが低下するという難点があった。セルフアライメント効果を得るために、パッドを大きく形成すると、前述のように、チップ立ちを防ぐことができなくなるだけでなく、部品の実装密度が低下してしまう。
本発明はこのような実情に鑑みてなされ、チップ立ちを防止して充分なセルフアライメント効果が得られ、かつ高い実装密度が得られるプリント基板を提供することを目的としている。
本発明は、上述の課題を解決するための手段を以下のように構成している。
すなわち、請求項1に記載の発明では、パッド部分の形状をパターン部分側に向けて先細り状に形成するとともに、パターン部分におけるパッド近傍部分をレジスト抜きしてなることを特徴としている。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明における前記先細り状に形成されるパッド部分の周縁部の形状を角のないらかな曲率に形成し、かつ、前記周縁部をパッド部分内側に湾曲させていることを特徴としている。
請求項3に記載の発明では、請求項1に記載の発明における前記先細り状に形成されるパッド部分の周縁部の形状を、直線状に形成してることを特徴としている。
請求項4に記載の発明では、パッド部分の形状を、矩形状に形成するとともに、パターン部分におけるパッド近傍部分をレジスト抜きしてなることを特徴としている。
請求項1に記載の発明では、パッド部分の形状がパターン部分側に向けて先細り状に形成されていることにより、パッド部分の幅a(図1参照)を大きくすることなく、溶融半田を載せる金属部分の面積をより大きく確保することができ、実装部品に対して大きな表面張力を作用させることができ、強力なセルフアライメント効果が得られる。これにより、チップ立ちを防ぐこともできる。また、その強力なセルフアライメント効果によって、パッド部分の幅aを小さくすることも可能となり、高い実装密度を得ることができる。
さらに、請求項1に記載の発明では、パターン部分におけるパッド近傍部分をレジスト抜きしている。すなわち、請求項1に記載の発明では、パターン部分の一部をレジスト抜きすることによって、パッド部分の大きさ(幅)を変化させずに、溶融半田を載せる金属部分の面積を広くとれ、セルフアライメント効果を向上させることができ、かつチップ立ちを効果的に防ぐことができる。
請求項2に記載の発明では、前記先細り状に形成されるパッド部分の周縁部の形状を角のないらかな曲率に形成し、かつ、前記周縁部をパッド部分内側に湾曲させたことにより、溶融半田の占める面積を最大限確保することができ、より一層良好なセルフアライメント効果が得られる。
請求項3に記載の発明では、前記先細り状に形成されるパッド部分の周縁部の形状を、直線状に形成したことにより、請求項2に記載の発明とほぼ同様の作用効果を得ることができる。
また、請求項4に記載の発明では、パッド部分の形状を、矩形状に形成するとともに、パターン部分におけるパッド近傍部分をレジスト抜きしている。すなわち、請求項4に記載の発明では、パターン部分の一部をレジスト抜きすることによって、パッド部分の大きさ(幅)を変化させずに、溶融半田を載せる金属部分の面積を広くとれ、セルフアライメント効果を向上させることができ、かつチップ立ちを効果的に防ぐことができる。
以下に、本発明のプリント基板の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1はパッド部分1,1の一例を示す平面図で、ッド部分1,1はパターン部分2,2に向けて先細り状に形成され、パッド部分1,1の周縁部1a,1aが角のないらかな曲率 1 ,R 2 に形成され、かつ、前記周縁部1a,1aをパッド部分内側に湾曲させている。一点鎖線で示す符号3はパッド部分1,1に半田付けされる例えばチップセラミックコンデンサ等よりなる実装部品である。
前記パッド部分1,1の幅aは、実装部品3の幅xよりも若干広く設定されており、そのパッド部分1,1の相対向する端縁から0.05mm程度内側に示す破線dと、パターン部分2との境界線との間のパッド部分1が金属部分で、半田で接合可能な部分である。hはパターン部分2,2の幅である。なお、図示の各符号の寸法については、例えば、a=1.0、b=1.1、c=0.8、t=0.05、h=0.3、R1 =0.25、R2 =0.625で最適となる。なお、単位はmmである。
さらに、この実施例では、パターン部分2,2におけるパッド近傍部分2a,2aをレジスト抜きしている。すなわち、パッド部分1,1の近傍のパターン部分2,2の一部(幅e)2a,2aをレジスト抜きしている。前記幅eは0.2〜1.0mm程度が好ましい。
このように、両パッド部分1,1の外側部分をなだらかな先細り状に形成するとともに、パターン部分2,2におけるパッド近傍部分2aをレジスト抜きすることによって、パッド部分1の幅aを大きくすることなく、金属部分の面積を大にすることができ、良好なセルフアライメント効果を得ることができる。
より詳しくは、金属部分に塗着されたクリーム半田が、その上に実装部品3を載せて加熱される際(リフロー時)には、属部分のらかな曲線に囲まれた面上に溶融半田の占める面積を最大限確保することができ、かつ、融半田の重心点Gは実装部品3のパッド部分1に対する接合部分の中心点Pよりも外方寄りに位置している。従って、融半田の表面張力は重心点Gに向かうために、実装部品3を両方から引っ張るように作用する。しかも、金属部分の面積が従来よりも大きくなっていることから、その表面張力は大きく、強力なセルフアライメント効果が得られるのである。また、その強力なセルフアライメント効果によってチップ立ち現象の発生を防ぐことができ、従来、チップ立ちにより歩留が80%程度であったものが、ほぼ100%に近い歩留を確保できるようになった。
なお、従来よりも金属部分の面積を大きくとれることから、両パッド部分1,1の幅aを小さく設定して実装密度の向上を図ることができるのはいうまでもない。
図2は、本発明のプリント基板の別の実施例を示す。図2に示すように、両パッド部分1,1の周縁部1b,1bの形状を直線状の先細り形状にするとともに、パターン部分2,2におけるパッド近傍部分2b,2bをレジスト抜きしており、上記実施例とほぼ同様の作用効果を得ることができる
図3は、本発明のプリント基板の異なる実施例を示す。図3の場合、パッド部分1,1の近傍のパターン部分2,2の一部(幅e)2c,2cをレジスト抜きすることによっ、パッド部分1,1に横突部分を設けている。これにより、パッド部分1,1の幅はそのままで金属部分の表面積をより大きく確保することができる。その幅eは0.2〜1.0mm程度が好ましい
本発明のプリント基板の一実施例を示す平面図である。 本発明の別の実施例を示す平面図である。 本発明の異なる実施例を示す平面図である。 従来のプリント基板の一例を示す平面図である。
符号の説明
1 パッド部分
2 パターン部分
2a〜2c パッド近傍部分

Claims (4)

  1. パッド部分の形状をパターン部分側に向けて先細り状に形成してなることを特徴とするプリント基板。
  2. 前記パターン部分側に向けて先細り状に形成されるパッド部分の周縁部の形状を角のないなめらかな曲率に形成してなることを特徴とする請求項1に記載のプリント基板。
  3. パッド部分の形状をパターン部分側に向けて一部分突出させた横突部分を有する矩形状に形成してなることを特徴とするプリント基板。
  4. パターン部分におけるパッド近傍部分をレジスト抜きしてなることを特徴とするプリント基板。
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