JP2005165029A - 楽譜表示装置及び楽譜表示制御プログラム - Google Patents

楽譜表示装置及び楽譜表示制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2005165029A
JP2005165029A JP2003404746A JP2003404746A JP2005165029A JP 2005165029 A JP2005165029 A JP 2005165029A JP 2003404746 A JP2003404746 A JP 2003404746A JP 2003404746 A JP2003404746 A JP 2003404746A JP 2005165029 A JP2005165029 A JP 2005165029A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
data
additional
score
note
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003404746A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4613488B2 (ja
Inventor
Takashi Ikeda
隆志 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP2003404746A priority Critical patent/JP4613488B2/ja
Publication of JP2005165029A publication Critical patent/JP2005165029A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4613488B2 publication Critical patent/JP4613488B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Auxiliary Devices For Music (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

【課題】 音符表示に運指などの付加的表示物を付加表示する場合、楽譜表示の割付けを自動的に調整することで、見栄えよく、読みやすい表示を行う。
【解決手段】 供給された楽譜表示データを基にして楽譜を表示する場合、供給された楽譜表示データの中に、音符表示の横に隣接して表示すべき付加的表示データ(例えば運指表示や音名表示など)が含まれているかどうかを判断する。付加的表示データが含まれていると判定した場合、当該付加的表示データに基づく表示物と他の表示物とが重ならないように、楽譜表示の配置を調整する。
【選択図】 図4

Description

この発明は、楽譜表示装置及び楽譜表示制御プログラムに関し、特に、音符の横に隣接して表示する付加的表示物(例えば運指情報)の有無に応じた楽譜表示割付け制御を行うことに関する。
自動演奏データあるいはその他楽譜表示データに基づいて見栄えのよい楽譜表示を自動的に行うようにした技術としては、下記の特許文献1,2に示されたものがある。特許文献1には、各小節内でタイミングの異なる音符同士が重なって表示されないように、各小節の表示幅及び各音符の表示位置等の割付けを工夫することが示されている。特許文献2には、音名や運指などの音符に関連する付加的情報を該音符に隣接配置して楽譜表示することが示されている。
特開平11−327427号 特開2002−323890号
特許文献1においては、楽譜表示における音符同士の配置を調整して見栄えよくすることが示されているが、隣接して表示される音符同士の配置を調整することが配慮されているだけであり、個々の音符に音名や運指などの付加的情報を付加して表示する場合にその表示位置を調整することは考慮されていない。特許文献2においては、個々の音符に音名や運指などの付加的情報を付加して表示することが示されているだけであり、付加的情報の有無に応じて楽譜表示の割付けを調整することは考慮されていない。
この発明は上述の点に鑑みてなされたもので、個々の音符に音名や運指などの付加的表示物を付加して表示する場合に、付加的表示物の有無に応じて楽譜表示の割付けを自動的に調整することで、見栄えよく、また、読みやすい楽譜表示を行う楽譜表示装置及び楽譜表示制御プログラムを提供しようとするものである。
この発明に係る楽譜表示装置は、供給された楽譜表示データを基にして楽譜を表示する表示手段と、前記供給された楽譜表示データの中に、音符の横に隣接して表示すべき付加的表示データが含まれているかどうかを判断する判断手段と、前記付加的表示データが含まれている場合、当該付加的表示データに基づく表示物と他の表示物とが重ならないように、前記表示手段における楽譜表示の配置を調整する調整手段とを備える。
この発明に係る楽譜表示装置は、音符の横に隣接して表示すべき付加的表示物を表示するか否かを選択する表示オン/オフ指示情報を検出する手段を更に備え、前記調整手段は、前記検出された表示オン/オフ指示情報が表示オンを選択している場合、前記付加的表示データに基づく表示物と他の表示物とが重ならないように前記表示手段における楽譜表示の配置を調整し、前記検出された表示オン/オフ指示情報が表示オフを選択している場合は、前記付加的表示データが存在しないものとして前記表示手段における楽譜表示の配置を調整する共に該付加的表示データに基づく表示物を表示しないようにするものであることを特徴とする。
この発明によれば、楽譜表示データの中に、音符の横に隣接して表示すべき付加的表示データが含まれているかどうかを判断し、含まれているならば、当該付加的表示データに基づく表示物と他の表示物とが重ならないように楽譜表示の配置(割付け)を自動的に調整するので、見栄えよく、また、読みやすい楽譜表示を提供することができる。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に従って詳細に説明する。
図1は、この発明に係る楽譜表示装置を適用した電子楽器(あるいはパーソナルコンピュータなどであってもよい)の全体構成の一実施例を示したハード構成ブロック図である。本実施例に示す電子楽器は自動伴奏機能を具えた電子楽器であって、CPU(中央処理ユニット)1、ROM(リードオンリメモリ)2、RAM(ランダムアクセスメモリ)3を含むマイクロコンピュータによって制御される。CPU1は、この電子楽器全体の動作を制御する。このCPU1に対して、データ及びアドレスバス4を介してROM2、RAM3、入力操作部5、表示部6、音源7、外部記憶装置8、通信インタフェース(I/F)9、がそれぞれ接続されている。
ROM2は、CPU1により実行あるいは参照される各種制御プログラムや各種データを格納するもので、例えば本実施例に係る楽譜表示制御プログラムを予め記憶させておくようにしてよい。RAM3は、CPU1が所定のプログラムを実行する際に発生する各種データなどを一時的に記憶するワーキングメモリとして、あるいは現在実行中のプログラムやそれに関連するデータを一時的に記憶するメモリ等として使用される。RAM3の所定のアドレス領域がそれぞれの機能に割り当てられ、レジスタやフラグ、テーブル、メモリなどとして利用される。
入力操作部5は、鍵盤等の演奏操作子や、各種設定・指示を行うためのスイッチ類(操作子)などを含み、これら以外にも数値データ入力用のテンキーや文字データ入力用のキーボード、あるいはディスプレイ6Aに表示される所定のポインティングデバイスを操作するために用いるマウスなどの各種操作子、あるいは鍵盤などの演奏や入力操作のための演奏操作子を含んでいてもよい。表示部6は、CPU1を介した制御により、例えば液晶表示パネル(LCD)やCRT等から構成されるディスプレイ6Aにおいて、後述する「楽譜表示画面」(後述する図3参照)などの画面やCPU1の制御状態など、各種情報を表示させる。ユーザは該ディスプレイ6Aに表示されるこれらの各種情報を参照しながら、各種情報の選択、入力、設定を行うことができる。
音源7は複数のチャンネルで楽音信号の同時発生が可能であり、バス4を経由して与えられた、ユーザによる演奏操作子の操作に応じて発生される演奏データや自動生成される自動伴奏データ等の各種演奏情報を入力し、これらの演奏情報に基づいて楽音信号を発生する。音源7から発生された楽音信号は、アンプやスピーカなどを含むサウンドシステム7Aから発音される。この音源7から発生された楽音信号に対して、効果回路など(図示せず)を用いて適宜の効果を付与するようにしてもよい。PCM、DPCM、ADPCMのような波形サンプルデータ方式からなるものであってもよい。この音源7とサウンドシステム7Aの構成には、従来のいかなる構成を用いてもよい。例えば、音源7は、PCM、DPCM、ADPCMのような任意の符号化形式の波形サンプルデータを記憶した波形メモリを使用する方式や、FM、AM、物理モデル、フォルマント合成等の各種楽音合成方式など、どのような方式を採用してもよく、また専用のハードウェア装置で所望の音高等を持つ楽音信号を生成する構成であってもよいし、CPU1によるソフトウェア処理を主体にして所望の音高等を持つ楽音信号を生成する構成であってもよい。
外部記憶装置8は、制御プログラムや各種データなどを不揮発的に記憶するもので、例えばハードディスクからなる。本実施例においては、1又は複数の楽曲に関する楽譜表示データが外部記憶装置8に記憶されている。また、楽譜表示データに限らず、1又は複数の楽曲に関する自動演奏データや、音色データや伴奏スタイルデータなどの伴奏を演奏するのに必要とされる各種演奏設定データなどが、外部記憶装置8に記憶されていてもよい。なお、前記ROM2に本実施例に係る楽譜表示制御プログラムが記憶されていない場合、該外部記憶装置8に該楽譜表示制御プログラムを記憶させておき、それを前記RAM3に読み込むことにより、ROM2に該楽譜表示制御プログラムを記憶している場合と同様の楽譜表示制御動作をCPU1にさせることができる。このようにすると、本実施例に係る楽譜表示制御プログラムの追加やバージョンアップ等が容易に行える。なお、外部記憶装置8はハードディスク(HD)に限られず、フレキシブルディスク(FD)、コンパクトディスク(CD−ROM・CD−RAM)、光磁気ディスク(MO)、あるいはDVD(Digital Versatile Disk)等の着脱自在な様々な形態の外部記録媒体を利用する記憶装置であってもよい。あるいは、フラッシュメモリなどの半導体メモリなどであってもよい。
通信インタフェース(I/F)9は、例えばLANやインターネット、電話回線等の有線あるいは無線の通信ネットワーク(図示せず)に接続されており、該通信ネットワークを介して外部機器9A等と接続され、当該外部機器9Aから各種の制御プログラム(楽譜表示制御プログラムを含む)や各種データを電子楽器(又はパソコン)側に取り込むためのインタフェースである。通信I/F9は、有線あるいは無線のいずれかであってもよいし、その双方を具えていてもよい。外部機器9Aは、遠隔地のサーバコンピュータであってもよいし、ユーザが所持する他の機器(例えば別のコンピュータやMIDI楽器)であってもよい。外部機器9AとしてMIDI楽器を接続した場合は、該MIDI楽器での演奏に応じて発生したMIDI形式の演奏データを通信I/F9を介して取り込むことができる。また、1又は複数の楽曲に関する楽譜表示データ及び/又は自動演奏データが、通信I/F9を介して外部機器9Aから電子楽器内に取り込まれ、RAM3に一時保存されるか、外部記憶装置8に不揮発的に保存されるようになっていてもよい。
なお、上述した電子楽器は入力操作部5やディスプレイ6Aあるいは音源7などを1つの装置本体に内蔵したものに限らず、それぞれが別々に構成され、図示しないMIDIインタフェースや各種ネットワーク等の通信手段(その場合、バス4が通信バスに相当する)を用いて各装置を接続するように構成されたものであってもよいことは言うまでもない。さらに、本発明に係る楽譜表示装置を適用する装置は電子楽器やパーソナルコンピュータに限らず、PDAや携帯電話等の携帯型通信端末、あるいはカラオケ装置やゲーム装置など、どのような形態の装置・機器に適用してもよい。携帯型通信端末に適用した場合、端末のみで所定の機能が完結している場合に限らず、機能の一部を外部接続されるサーバコンピュータ側に持たせ、端末とサーバコンピュータとからなるシステム全体として所定の機能を実現するように構成してもよい。
次に、外部記憶装置8あるいは外部機器9Aなどから供給される楽譜表示データの一例について図2により説明する。図2(a)は、楽譜表示データの基本要素である音符表示データのデータ構成例を示す。音符表示データは、表示すべき1つの音符の楽譜上のタイミングを指示するタイミングデータと、該音符の音高を指示する音高データと、該音符の種類(2分音符、4分音符、8分音符等の音符長若しくは休符長)を指示する音符種類データと、該音符を楽譜上に表示するときのフォントサイズを指示するフォントサイズデータと、該音符の楽譜上の表示位置(時間位置又は横方向位置と音高位置又はたて方向位置)を指示する表示位置データと、該音符に付属して表示すべき種々の付加的表示データなどで構成される。図示例では、この付加的表示データの一例として、当該音符の運指情報(演奏操作の指使いを指示する情報)を表示するための運指表示データが、音符表示データ中に含まれる例を示している。このように特定の音符表示データ中に含まれる付加的表示データ(運指表示データ)は、当該音符の表示物の横に隣接して当該付加的表示データ(運指表示データ)に基づく付加的表示物(運指表示)が表示されるべきものである。このような付加的表示物を音符表示の横に隣接して表示することにより、当該音符に係る運指等の付加的情報を判り易くユーザに知らせることができる。
図2(b)は、個々の音符表示データに付属する運指表示データの具体例を示す。運指表示データは、運指情報の表示を制御するデータであり、例えば、それに対応する音符がどれであるかを示す対応音符情報と、指使いを指示する運指番号と、該運指番号を表示するフォント種類を指定するフォント種類情報と、該運指番号を表示するフォントサイズを指定するフォントサイズ情報と、該運指番号を表示すべき横方向位置(時間位置)とたて方向位置(高さ位置)とを示す表示位置情報などを含んでいる。
本実施例において行われる楽譜表示制御例の概略を図3により説明する。図3(a)は、運指表示データのような付加的表示データを表示するときの楽譜表示例を示す。この場合は、音符の横に隣接して表示すべき運指表示データに基づく表示物(運指番号)が音符表示に重ならないように、隣接する音符同士の間隔を適切な間隔に広げて表示し、そこに運指番号を見易く表示する。図3(b)は、運指表示データのような付加的表示データを表示しないときの楽譜表示例を示す。この場合は、音符の横に付加的表示物を表示しないので、隣接する音符同士の間隔を適切な間隔に狭めて、効率的に表示する。なお、本実施例においては、付加表示ON/OFFモードの選択が可能であり、付加表示ONモードでは、音符の横に隣接して表示すべき付加的表示データ(例えば運指表示データ)が存在する場合、その付加的表示データに基づく表示物(例えば運指番号)を、図3(a)に示すように、音符の横に隣接して表示する。付加表示OFFモードでは、音符の横に隣接して表示すべき付加的表示データが存在していたとしても、その付加的表示データに基づく表示物を表示せず、図3(b)に示すように、音符同士の間隔を適切な間隔に狭めて表示する。
図4は、CPU1によって実行される本実施例に係る楽譜表示制御プログラムの一例を示す。
初期設定(ステップS1)においては、楽譜表示に関する種々の初期設定処理、例えば、楽譜表示しようとする所望の楽曲の楽譜表示データの選択や、表示する楽譜の大きさの設定や、前述の付加表示ON/OFFモードの初期設定など、を行う。選択された楽譜表示データは、該楽譜表示データを記憶している場所(外部記憶装置8など)から供給され、必要に応じてRAM3にバッファされて、以下の処理に際して利用される。なお、各種の初期設定の内容は、ユーザによって手動設定されるようになっていてもよいし、あるいはデフォルトとして予め決められていてもよい。例えば、付加表示ON/OFFモードは、当該装置のデフォルト値として又は当該選択された楽曲のデフォルト値として、ON又はOFFのどちらかに初期設定されるようになっていてもよいし、あるいは、図示しない付加表示ON/OFFモード選択操作子をユーザが操作することでON又はOFFのどちらかに初期設定されるようになっていてもよい。なお、図示及び説明の簡単化のために、以下の処理ステップS2〜S8では、1曲分の楽譜を一括して表示するような場合を想定して説明を行うが、勿論、これに限らず、曲の一部分につき楽譜表示する場合においてもこれらの処理を適用できる。
ステップS2では、表示を行うべき楽譜表示データの中に、音符の横に隣接して表示すべき付加的表示データ(例えば運指表示データ)が存在しているかどうかを判断する。存在しているならば、付加表示ON/OFFモードを切り替える指示がユーザによってなされたかどうかをチェックし(ステップS3)、切り替え指示がなされたならば付加表示ON/OFFモードを切り替える(ステップS4)。ユーザは、付加表示ON/OFFモードを、上記初期設定された(又は現在の)ON又はOFFモードから、その反対のモードに、図示しない付加表示ON/OFFモード選択操作子を操作することで、任意に変更することができる。ステップS5では、現在の付加表示ON/OFFモードがONモードであるかどうかを判定する。例えば、現在の付加表示ON/OFFモードを示す情報がフラグ等の形式でRAM3内に記憶されているので、その内容をチェックする。
現在、付加表示ONモードに設定されている場合は、音符の横に隣接して表示すべき付加表示データに基づく表示物が音符表示に重ならないように、隣接する音符同士の間隔を適切な間隔に広げて表示し、その間に付加的表示物(例えば運指番号)を表示するよう、音符及び付加的表示物の表示配置の調整を行う(ステップS6)。これにより、例えば図3(a)に示すような楽譜表示がなされる。この場合、隣接音符間の1つの間隔に複数の付加的表示物を表示する場合は、すべての付加的表示物が重ならないように、それらの表示配置を楽譜の縦及び/又は横方向に関して適宜調整するものとする。
一方、現在、付加表示OFFモードであれば、付加表示データが存在していたとしてもその表示を行わないので、付加表示データが存在しないものとして隣接する音符同士の間隔を適切な間隔に狭めて表示するよう、音符表示配置の調整を行う(ステップS7)。これにより、例えば図3(b)に示すような楽譜表示がなされる。
一方、前記ステップS2において、表示を行うべき楽譜表示データの中に、音符の横に隣接して表示すべき付加的表示データが存在していないことが判定された場合は、ステップS8において、楽譜表示データに従い楽譜表示を行う。例えば、付加表示OFFモード(図3(b))と同様に、隣接する音符同士の間隔を適切な間隔に狭めて表示するよう、音符表示配置の調整を行う。
なお、上記各ステップS6,S7,S8の制御に基づいて行われる楽譜表示は、ディスプレイ6Aの画面で行われるのみならず、ユーザの付加的操作に応じて図示しないプリンタにより紙にプリントアウトされるようにしてもよいのは勿論である。また、上記各ステップS6,S7,S8の制御に基づいて行われた楽譜表示結果を、ビットマップデータあるいはその他の圧縮化されたグラフィックデータあるいは表示制御データ等の形態で、メモリに記憶したり、通信I/F9を介して外部に伝送したりしてもよい。
次に、上記実施例に対するいくつかの変更例について説明する。
上記実施例では、既に1曲分の楽譜表示データが用意されているものとしているが、これに限らず、例えばMIDI形式の自動演奏データから楽譜表示データを生成して表示する場合にも本発明を適用できるのは勿論である。
音符表示の横に隣接表示する付加的情報(付加的表示物)は主に運指情報であるが、これに限らず、例えば音名情報やキーナンバーなどを付加的情報(付加的表示物)を表示するようにしてもよい。
音符の横に表示する運指などの付加的情報(付加的表示物)の値/内容若しくは種類などは、ユーザが選択設定できてもよいし、デフォルトで決まっていてもよい。また表示する付加的情報(付加的表示物)の文字の大きさもユーザ設定可能でもよいし、デフォルト固定でもよい。
付加的情報(付加的表示物)は、音符の左右の隣接するエリアに表示するものとするが、その表示位置は符頭の真横とは限らないのは勿論である。
上記実施例において、音符情報の楽譜(小節、拍など)への位置割り付け手法については敢えて詳しく述べていないが、これは従来より知られた手法を適宜用いればよい。
前述の付加表示ON/OFFモードを切替えるための操作子は、ディスプレイ6Aの画面上に表示されてマウスクリックで切替え操作できるようなものであってもよいし、あるいはタッチパネルのような形態で実装されていてもよいし、あるいは入力操作部5のパネル上に実際のモード切替ボタンが配置されていてもよい。
上記実施例では表示対象の曲データ全体の楽譜表示割付を行う例について代表的に説明したが、これに限らず、楽曲の一部分、例えば、運指などの情報のある特定の小節又は区間に対してのみ選択的に本発明に従う楽譜表示割付調整を行ってもよい。
楽譜表示割付は、上記実施例では、音符のみの場合に必要な表示幅と、付加的表示情報(運指表示情報)付きの音符に必要な表示幅とを考慮して、付加表示ON及びOFFのいずれのモードの場合も最小限の必要な表示幅が確保されるように(表示物同士が重ならないように)、調整を行うものとしている。しかし、これに限らず、表示物同士が重ならないような見栄えのよい割付スタイルであれば他のどのような割付スタイルであってもよい。例えば、各音符の拍を考慮して、拍の長さに応じた適宜の表示幅が確保されるようにしてもよい。
運指表示データなどの付加的表示データは、曲データ(MIDI形式の演奏データ又は楽譜表示用のデータ)内に音符と対応付けた形で予め含まれていてもよいし、曲データに基づき必要な運指表示データなどの付加的表示データを自動的に検出(生成)して付与するようにしたものであってもよい。
運指表示データなどの付加的表示データは、曲データ(MIDI形式の演奏データ又は楽譜表示用のデータ)中の各音符表示データにそのまま含まれていてもよいし、別のデータ群とされていて、各音符表示データ中のリンク情報等の何らかの対応付け情報を介して必要に応じて適宜引き出されるようになっていてもよい。
前述の付加表示ON/OFFモードの初期設定の別の仕方として、表示しようとする楽譜表示データ中に運指表示データなどの付加的表示データが含まれているか否かを判定し、含まれている場合は、付加表示ONモードに初期設定するようにしてもよい。
本発明に係る楽譜表示装置を適用した電子楽器の全体構成の一実施例を示したハード構成ブロック図。 楽譜表示データの基本要素である音符表示データのデータ構成例と、個々の音符表示データに付属する運指表示データの具体例を示す図。 本実施例に従う楽譜表示制御例を示す図。 本実施例に係る楽譜表示制御プログラムの一例を示すフロー図。
符号の説明
1 CPU(中央処理ユニット)
2 ROM(リードオンリメモリ)
3 RAM(ランダムアクセスメモリ)
5 入力操作部
6 表示部
6A ディスプレイ
7 音源
8 外部記憶装置
9 通信インタフェース

Claims (4)

  1. 供給された楽譜表示データを基にして楽譜を表示する表示手段と、
    前記供給された楽譜表示データの中に、音符の横に隣接して表示すべき付加的表示データが含まれているかどうかを判断する判断手段と、
    前記付加的表示データが含まれている場合、当該付加的表示データに基づく表示物と他の表示物とが重ならないように、前記表示手段における楽譜表示の配置を調整する調整手段と
    を備えた楽譜表示装置。
  2. 音符の横に隣接して表示すべき付加的表示物を表示するか否かを選択する表示オン/オフ指示情報を検出する手段を更に備え、
    前記調整手段は、前記検出された表示オン/オフ指示情報が表示オンを選択している場合、前記付加的表示データに基づく表示物と他の表示物とが重ならないように前記表示手段における楽譜表示の配置を調整し、前記検出された表示オン/オフ指示情報が表示オフを選択している場合は、前記付加的表示データが存在しないものとして前記表示手段における楽譜表示の配置を調整する共に該付加的表示データに基づく表示物を表示しないようにするものであることを特徴とする請求項1に記載の楽譜表示装置。
  3. 供給された楽譜表示データを基にして表示手段にて楽譜を表示させるための楽譜表示制御プログラムであって、コンピュータに、
    前記供給された楽譜表示データの中に、音符の横に隣接して表示すべき付加的表示データが含まれているかどうかを判断する判断ステップと、
    前記付加的表示データが含まれている場合、当該付加的表示データに基づく表示物と他の表示物とが重ならないように、前記表示手段における楽譜表示の配置を調整する調整ステップと
    を実行させることを特徴とする楽譜表示制御プログラム。
  4. 音符の横に隣接して表示すべき付加的表示物を表示するか否かを選択する表示オン/オフ指示情報を検出する検出ステップを更に備え、
    前記調整ステップは、前記検出された表示オン/オフ指示情報が表示オンを選択している場合、前記付加的表示データに基づく表示物と他の表示物とが重ならないように前記表示手段における楽譜表示の配置を調整し、前記検出された表示オン/オフ指示情報が表示オフを選択している場合は、前記付加的表示データが存在しないものとして前記表示手段における楽譜表示の配置を調整する共に該付加的表示データに基づく表示物を表示しないようにするものであることを特徴とする請求項3に記載の楽譜表示制御プログラム。
JP2003404746A 2003-12-03 2003-12-03 楽譜表示装置及び楽譜表示制御プログラム Expired - Fee Related JP4613488B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003404746A JP4613488B2 (ja) 2003-12-03 2003-12-03 楽譜表示装置及び楽譜表示制御プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003404746A JP4613488B2 (ja) 2003-12-03 2003-12-03 楽譜表示装置及び楽譜表示制御プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005165029A true JP2005165029A (ja) 2005-06-23
JP4613488B2 JP4613488B2 (ja) 2011-01-19

Family

ID=34727659

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003404746A Expired - Fee Related JP4613488B2 (ja) 2003-12-03 2003-12-03 楽譜表示装置及び楽譜表示制御プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4613488B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007178695A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Casio Comput Co Ltd 運指表示装置、及びプログラム

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11327427A (ja) * 1998-05-20 1999-11-26 Yamaha Corp 楽譜割付け装置及び楽譜割付けプログラムを記録した媒体
JP2001318669A (ja) * 2000-05-10 2001-11-16 Casio Comput Co Ltd 楽譜表示装置、及び記録媒体
JP2002258837A (ja) * 2001-02-28 2002-09-11 Yamaha Corp 楽譜表示制御装置及び方法並びに記憶媒体
JP2002323890A (ja) * 2001-04-24 2002-11-08 Yamaha Corp 楽譜表示装置及び楽譜表示プログラム
JP2002366142A (ja) * 2001-06-08 2002-12-20 Yamaha Corp 演奏支援装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11327427A (ja) * 1998-05-20 1999-11-26 Yamaha Corp 楽譜割付け装置及び楽譜割付けプログラムを記録した媒体
JP2001318669A (ja) * 2000-05-10 2001-11-16 Casio Comput Co Ltd 楽譜表示装置、及び記録媒体
JP2002258837A (ja) * 2001-02-28 2002-09-11 Yamaha Corp 楽譜表示制御装置及び方法並びに記憶媒体
JP2002323890A (ja) * 2001-04-24 2002-11-08 Yamaha Corp 楽譜表示装置及び楽譜表示プログラム
JP2002366142A (ja) * 2001-06-08 2002-12-20 Yamaha Corp 演奏支援装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007178695A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Casio Comput Co Ltd 運指表示装置、及びプログラム
JP4613817B2 (ja) * 2005-12-27 2011-01-19 カシオ計算機株式会社 運指表示装置、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4613488B2 (ja) 2011-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2405421A2 (en) Editing of drum tone color in drum kit
US7504574B2 (en) Electronic musical instrument and waveform assignment program
JPH11102187A (ja) 電子楽器及び記憶媒体
JP2004212582A (ja) 音楽ゲーム装置、電子音楽装置、及びプログラム
US20060185500A1 (en) Electronic musical apparatus for displaying character
JP3815249B2 (ja) 楽譜表示装置及び楽譜表示プログラム
JP4613488B2 (ja) 楽譜表示装置及び楽譜表示制御プログラム
JP2005202204A (ja) 楽譜表示プログラム及び楽譜表示装置
JP4530001B2 (ja) 楽音制御装置のパラメータ設定装置
US7368653B2 (en) Electronic musical apparatus and program for controlling the same
CN111009231B (zh) 共鸣音信号产生装置及方法、介质以及电子音乐装置
JP4735969B2 (ja) 伴奏表示装置及びプログラム
JP4821505B2 (ja) 電子鍵盤楽器、及びそれに用いるプログラム
JP2006267667A (ja) 音符情報表示装置及びプログラム
JP2007240558A (ja) コード検出領域設定装置、該装置を具えたコード表示装置、及びこれらのプログラム
JP4360338B2 (ja) カラオケ装置
JP4396454B2 (ja) 音楽情報表示装置及びプログラム
JP5135922B2 (ja) 電子音楽装置及びプログラム
JP2003177766A (ja) 作詞支援装置及びそれに用いる作詞支援プログラム
JP2007240776A (ja) 演奏データ編集装置及びプログラム
JP4144488B2 (ja) 伴奏データ生成装置及びプログラム
JP3896916B2 (ja) 表示位置操作装置及びプログラム
JP2900750B2 (ja) 楽音合成装置
JP2004101707A (ja) 楽譜表示データを記憶した記憶媒体、その楽譜表示データを用いた楽譜表示装置及びプログラム
JP2005301049A (ja) 楽譜表示装置及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060623

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090210

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090413

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091222

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100323

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20100402

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100921

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101004

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4613488

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131029

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees