JP2005164711A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 前記特定方向排出用紙に片面記録または両面記録する際に用紙の表裏・前後を入れ替える面倒な作業を防止しつつ、画像形成装置の生産性を向上させること。
【解決手段】 特定の側端を用紙搬送方向前端にして前記排紙トレイに排出される特定方向排出用紙の片面にのみ画像を記録する場合に、給紙された特定方向排出用紙を両面搬送形式で搬送するように用紙搬送装置(3)を制御する用紙搬送制御手段(C3A)と、前記特定方向排出用紙の片面にのみ画像を記録する場合に、用紙反転路を経て前記画像記録領域に再送された特定方向排出用紙に画像を記録するように画像記録装置(2)を制御する画像記録制御手段(C3C)と、を備えたことを特徴とする画像形成装置(PR)。
【選択図】 図2

Description

本発明は、プリンタ、複写機、FAXや複合機等の用紙を搬送して画像を記録する画像形成装置に関し、特に、前もってパンチ孔が形成されたプレパンチ紙や、罫線や項目記載欄等の画像が予め形成されたプレプリント紙、レターヘッド紙等の用紙の特定の側端を用紙搬送方向前端として搬送、画像記録、排紙を行う特定方向排出用紙に画像を記録可能な画像形成装置に関する。
本発明の画像形成装置は、電子写真方式またはインクジェット方式のプリンタ、複写機、複合機に好適に適用可能である。
従来のプリンタ、複写機等の画像形成装置において、画像記録面が下面となる状態で排出される排紙トレイ(所謂、フェイスダウントレイ)を備えた画像形成装置が知られている。前記フェイスダウントレイに、用紙を両面記録して排出する場合、一面目に表面画像(1ページ目の画像)を記録して、表裏反転した用紙の二面目に裏面画像(2ページ目の画像)を記録すると、1ページ目の画像が上面側、2ページ目の画像が下面側になる状態で排出される。続けて3ページ目と4ページ目の画像を記録すると、排紙トレイに排出された用紙は、4ページ目が下面、3ページ目が上面となり、排紙された用紙束のページ順が下面側から、2ページ、1ページ、4ページ、3ページとなり、ページ順が揃わない。
したがって、従来フェイスダウントレイを備えた画像形成装置では、両面記録時には、先ず、一面目に裏面画像(2ページ目の画像)を記録した後、二面目に表面画像(1ページ目の画像)を記録していた(特許文献1の段落番号「0022」参照)。この場合、排紙された用紙は、下面側が1ページ目の画像となるので、用紙束のページ順が、下面側から1ページ、2ページ、3ページ、4ページ、…となり、ページ順が揃う。
一方、前記従来のフェイスダウントレイを備えた画像形成装置では、片面画像を印刷する際には、前記ページ順がずれる心配がないので、画像記録速度(生産性)を向上させるために、一面目に表面画像を記録している。
前記従来のフェイスダウントレイを備えた画像形成装置では、両面記録時に画像の記録順序が変更されると共に、用紙の表裏を反転させる際に、用紙搬送方向の前端・後端が入れ替わってしまう。ところで、前記画像形成装置では、前もってパンチ孔が形成された用紙(プレパンチ紙)や、既に画像が記録された用紙(プレプリント紙)、宛名欄等が設けられたレターヘッド紙、項目欄等が設けられたラベル紙等の表裏や上下左右の方向が予め決まっている用紙(本明細書及び特許請求の範囲では、このような用紙のことを、特定の側端が前端として排出される特定方向排出用紙と記載する)に画像を記録する場合がある。
前記特定方向排出用紙に片面記録する場合には、一面目に表面画像が記録されるので、特に問題は発生しない。しかし、両面記録時には裏面画像から印刷されるため、片面記録時に表面画像(片面画像)が記録される面に裏面画像を記録すると、プレパンチ紙の場合にパンチ孔の位置が左右逆になるという問題が発生する。また、プレプリント紙の場合には、プレプリント紙の表面に裏面画像が記録される問題が発生し、ユーザが期待した出力結果が得られないという問題が発生する。
したがって、両面記録時に裏面画像が先に印刷される場合には、従来、ユーザが用紙トレイに収容された用紙の表裏や用紙搬送方向に対する前後の向きを入れ替える作業が必要となり、作業が面倒であった。
また、片面記録時には用紙搬送方向が入れ替わらず、両面記録時には用紙搬送方向が入れ替わるので、両面記録のページと、片面記録のページが混在する場合には、排紙トレイに積載された用紙束のパンチ孔の位置や用紙の表裏が揃わない。したがって、片面・両面記録混在時には、排紙トレイに積載された用紙束のパンチ孔の位置や表裏をユーザが揃え直す必要があり、面倒であるという問題もあった。
これらの問題を解決するために、両面記録時に裏面の画像から記録する画像形成装置において、下記の特許文献1記載の技術が従来公知である。
(特許文献1(特開2003−50482号公報)記載の技術)
特許文献1には、片面記録時に特定方向排出用紙の表面に表面画像を記録する画像形成装置において、両面記録時に前記特定方向排出用紙を使用する場合には、給紙直後に用紙の表面が画像記録領域を通過する際に画像記録を禁止し、表裏反転後の用紙の裏面に裏面画像を記録し、さらに表裏反転させて、用紙の表面に表面画像を記録する技術が記載されている。
特開2003−50482号公報(段落番号「0022」「0051」〜「0060」、第1図、第9図)
しかしながら、前記特許文献1記載の技術では、両面記録時に特定方向排出用紙が2回用紙反転路を通過し、画像が記録される画像記録領域を3回通過する。したがって、用紙反転路を1回、画像記録領域を2回通過して両面記録を行う従来技術よりも用紙反転路及び画像記録領域を1回多く通過する。この結果、両面記録に時間がかかり、生産性が低下するという問題がある。また、定着装置を3回通過するので、定着装置の熱による用紙の伸縮が、従来に比べ大きくなるという問題もある。
次に、図10を用いて、両面記録と片面記録とが混在する画像記録作業(ジョブ)を実行する場合における特許文献1記載の技術の問題点を説明する。理解を容易にするために、1枚目に両面記録、2枚目に片面記録、3枚目に両面記録を行う場合を例に挙げて説明する。
図10は特許文献1記載の技術で両面記録及び片面記録が混在する場合に用紙搬送路を搬送される用紙の状態の説明図であり、図10Aは両面記録される1枚目の用紙が給紙された状態の説明図、図10Bは1枚目の用紙が排紙ロールにより搬送される状態の説明図、図10Cは1枚目の用紙が用紙反転路に搬送される状態の説明図、図10Dは1枚目の用紙が用紙反転路を通過してレジロールに搬送される状態の説明図、図10Eは1枚目の用紙の一面目に裏面画像が記録された状態の説明図、図10Fは一面目に画像が記録された1枚目の用紙が用紙反転路に搬送される状態の説明図、図10Gは一面目に画像が記録された1枚目の用紙がレジロールに搬送される状態の説明図、図10Hは1枚目の用紙の二面目に表面画像が記録され且つ片面記録される2枚目の用紙が給紙された状態の説明図、図10Iは2枚目の用紙に表面画像が記録され且つ両面記録される3枚目の用紙が給紙された状態の説明図である。
図11は図10の続きの説明図であり、図11Aは3枚目の用紙が排紙ロールにより搬送される状態の説明図、図11Bは3枚目の用紙が用紙反転路に搬送される状態の説明図、図11Cは3枚目の用紙がレジロールに搬送される状態の説明図、図11Dは3枚目の用紙の一面目に裏面画像が記録された状態の説明図、図11Eは一面目に画像が記録された3枚目の用紙が用紙反転路に搬送される状態の説明図、図11Fは一面目に画像が記録された3枚目の用紙がレジロールに搬送される状態の説明図、図11Gは3枚目の用紙の二面目に表面画像が記録された状態の説明図である。
図10において、ジョブが開始されると、両面に画像が記録される1枚目の用紙S1が給紙ロール01により給紙され(図10Aの状態)、レジロール02でタイミングが調節されて画像記録領域(転写領域)03に搬送される。特許文献1記載の技術では、両面記録が実行される場合には最初に画像記録領域を通過する際には用紙S1に画像が記録されない。そして、画像が記録されなかった用紙は定着装置04を通過して、排紙ロール06に搬送される(図10Bの状態)。そして、用紙S1の搬送方向後端部が排紙ロール06に差し掛かると、排紙ロール06が逆回転駆動して、用紙S1がスイッチバックして用紙反転路に搬送される(図10Cの状態)。
反転路搬送ロール07により用紙反転路を搬送された用紙S1はレジロール02により画像記録領域(転写領域)03に搬送するタイミングが調節される(図10Dの状態)。帯電ロール08により表面が一様に帯電される感光体ドラム09の表面には、潜像形成装置011により静電潜像が形成され、現像器012により静電潜像がトナー像に現像される。そして、感光体ドラム09の表面に形成されたトナー像は、転写ロール013との間の画像記録領域03で用紙S1に転写される。特許文献1記載の技術では、このとき用紙S1に裏面画像が転写される。そして、用紙S1に転写されたトナー像(裏面画像)は、定着装置04で加熱定着され、排紙ロール06に搬送される(図10Eの状態)。なお、図10E〜図11Gにおいて、理解の容易のために、用紙S1〜S3に記録されたトナー像を黒点で表している。一面目に裏面画像が記録された1枚目の用紙S1は用紙反転路を通過した後(図10F、図10Gの状態)、二面目に表面画像が記録され、排出される(図10H参照)。1枚目の用紙S1に表面画像が記録されるときに、片面記録される2枚目の用紙S2が給紙される。
給紙された2枚目の用紙S2の片面には、表面画像が記録され、排出される(図10I参照)。このとき、両面記録がされる3枚目の用紙S3が給紙される(図10I参照)。この後、3枚の用紙S3は、前記図10B〜図10Hと同様にして、画像記録が行われない状態で画像記録領域03を通過し(図11Aの状態)、用紙反転路を搬送され(図11B,図11Cの状態)、1面目に裏面画像が記録された後(図11D参照)、用紙反転路をもう一度搬送され(図11E、図11F参照)、二面目に表面画像が記録されて排出される(図11G参照)。
図10、図11に示すように、両面記録される用紙S1,S3の間に、片面記録される用紙S2が存在する場合、図10Bや図10Eに示す状態で2枚目の用紙S2を給紙すると、2枚目の用紙S2が排出された後に1枚目の用紙S1が排出され、用紙の順序が揃わない。したがって、排出される用紙S1〜S3の順序を揃えるためには、1枚目の用紙S1の画像記録が終わってから2枚目の用紙S2の給紙を開始する必要がある(図10H参照)。即ち、特許文献1記載の技術では、片面記録と両面記録が混在するジョブを実行する場合には、用紙搬送経路内に同時に複数枚(2枚以上)の用紙を搬送することができない。その上、特許文献1記載の技術では、前述のように、両面記録時に用紙反転路及び画像記録領域を1回多く通過するため生産性が低下する(図10A〜図10D及び図11A〜図11C参照)。この結果、特許文献1記載の技術では、片面・両面記録混在時には、生産性が大きく低下するという問題がある。
本発明は、前述の事情に鑑み、前記特定方向排出用紙に片面記録または両面記録する際に用紙の表裏・前後を入れ替える面倒な作業を防止しつつ、両面記録時または片面・両面記録混在時の画像形成装置の生産性を向上させることを第1の技術的課題とする。
次に、前記課題を解決した本発明を説明するが、本発明の要素には、後述の実施の形態の具体例(実施例)の要素との対応を容易にするため、実施例の要素の符号をカッコで囲んだものを付記する。また、本発明を後述の実施例の符号と対応させて説明する理由は、本発明の理解を容易にするためであり、本発明の範囲を実施例に限定するためではない。
(本発明)
前記技術的課題を解決するために本発明の画像形成装置(PR)は、
画像記録用の用紙を収容する用紙トレイ(YT1,YT2)を有し、前記用紙を用紙搬送装置(3)に給紙する給紙装置(1)と、
前記給紙装置(1)から給紙された前記用紙を、画像記録領域(Q)および排紙トレイ(Ht)に順次搬送する標準用紙搬送路と、前記画像記録領域(Q)を通過した用紙を反転させて前記画像記録領域(Q)に再送する用紙反転路(H3)と、前記標準用紙搬送路および用紙反転路(H3)において前記用紙を搬送する用紙搬送部材(R1,R2,R3,R4)とを有する前記用紙搬送装置(3)と、
前記画像記録領域(Q)を通過する前記用紙に、画像を記録する画像記録装置(2)と、
給紙された用紙を搬送して前記画像記録領域(Q)を通過させ、前記画像記録領域(Q)を通過した用紙を前記用紙反転路(H3)を経て前記画像記録領域(Q)に再送して前記画像記録領域(Q)を再度通過させ、前記排紙トレイ(Ht)に排出する両面搬送形式と、給紙された用紙を搬送して前記画像記録領域(Q)を通過させ、直接前記排紙トレイ(Ht)に排出する片面搬送形式とを有し、前記いずれかの搬送形式で前記用紙を搬送するように前記用紙搬送装置(3)の動作を制御する用紙搬送制御手段(C3A)と、
前記用紙の両面に画像の記録を行う両面記録を実行する際に、前記用紙の一面目に裏面の画像を記録し、前記用紙反転路(H3)に搬送されて表裏が反転した前記用紙の二面目に表面の画像を記録するように前記画像記録装置(2)を制御する画像記録制御手段(C3C)と、
特定の側端が用紙搬送方向前端となる状態で前記排紙トレイ(Ht)に排出される特定方向排出用紙を収容する前記用紙トレイ(YT1,YT2)と、
前記特定方向排出用紙の片面にのみ画像を記録する場合に、給紙された前記特定方向排出用紙を前記両面搬送形式で搬送するように前記用紙搬送装置(3)を制御する前記用紙搬送制御手段(C3A)と、
前記特定方向排出用紙の片面にのみ画像を記録する場合に、前記用紙反転路(H3)を経て前記画像記録領域(Q)に再送された前記特定方向排出用紙に画像を記録するように前記画像記録装置(2)を制御する前記画像記録制御手段(C3C)と、
を備えたことを特徴とする。
(本発明の作用)
前記構成要件を備えた本発明の画像形成装置(PR)では、画像記録制御手段(C3C)は、前記用紙の両面に画像の記録を行う両面記録を実行する際に、前記用紙の一面目に裏面の画像を記録し、前記用紙反転路(H3)に搬送されて表裏が反転した前記用紙の二面目に表面の画像を記録するように前記画像記録装置(2)を制御する。画像記録用の用紙を収容する用紙トレイ(YT1,YT2)には、特定の側端を用紙搬送方向前端にして前記排紙トレイ(Ht)に排出される特定方向排出用紙が収容されている。用紙搬送制御手段(C3A)は、前記特定方向排出用紙の片面にのみ画像を記録する場合に、給紙された前記特定方向排出用紙を前記両面搬送形式で搬送するように前記用紙搬送装置(3)を制御する。そして、画像記録制御手段(C3C)は、前記特定方向排出用紙の片面にのみ画像を記録する場合に、前記用紙反転路(H3)を経て前記画像記録領域(Q)に再送された前記特定方向排出用紙に画像を記録するように画像記録装置(2)を制御する。
したがって、本発明の画像形成装置(PR)では、特定方向排出用紙に両面記録する場合、画像記録領域(Q)に搬送される一面目に裏面の画像が記録され、用紙反転路(H3)で表裏が反転した二面目に表面の画像が記録される。そして、特定方向排出用紙に片面のみ画像を記録する場合には、用紙反転路(H3)で表裏反転され、表面の画像が記録されるべき二面目が画像記録領域(Q)に搬送された時に、片面記録用の画像(表面の画像)が記録される。したがって、片面記録時に特定方向排出用紙の裏面の画像を記録すべき面に、表面の画像を記録することが防止される。
この結果、本発明の画像形成装置(PR)は、特定方向排出用紙に片面記録する場合及び両面記録する場合に、ユーザが用紙の表裏・前後を入れ替える必要がない。したがって、ユーザにとって面倒な作業である用紙の入れ替え作業を省略できる。
そして、本発明の画像形成装置(PR)では、特定方向排出用紙に両面記録をする場合に、通常の両面記録と同様の画像記録速度で記録できるので、両面記録時の生産性の低下することを防止できる。また、特定方向排出用紙が指定され且つ片面・両面記録混在時には、全ての用紙が両面搬送形式で搬送されるので、用紙が搬送される搬送経路内に複数の特定方向排出用紙を搬送するように構成した場合、従来技術と比較して生産性を向上させることができる。なお、特定方向排出用紙の片面にのみ画像記録を行う際に、画像記録領域(Q)に再送されるまでの間の用紙搬送速度を通常より速くした場合、特定方向排出用紙の生産性の低下も少なくすることができる。
(本発明の形態1)
本発明の形態1の画像形成装置(PR)は、前記本発明の画像形成装置(PR)において、
前記画像記録装置(2)によって画像が記録された画像記録面が下面になる状態で前記用紙が排出される前記排紙トレイ(Ht)、
を備えたことを特徴とする。
(本発明の形態1の作用)
前記構成要件を備えた本発明の形態1の画像形成装置(PR)では、前記排紙トレイ(Ht)には、前記画像記録装置(2)によって画像が記録された画像記録面が下面になる状態で前記用紙が排出される。したがって、所謂フェイスダウントレイとしての排紙トレイ(Ht)には、両面記録時には裏面、表面の順に画像が記録され表面が下面になる状態で順次積載されるため、ページ順序が揃う。また、片面記録時には、表面が下面になる状態で順次積載されるため、ページ順が揃う。特定方向排出用紙に関しても同様であり、片面記録・両面記録が混在する場合でもページ順が揃う。この結果、ユーザは、排紙トレイ(Ht)に積載された用紙束のページ順を揃える必要が無くなるので、ページ順を揃える面倒な作業を無くし、作業効率を高めることができる。
(本発明の形態2)
本発明の形態2の画像形成装置(PR)は、前記本発明または本発明の形態1の画像形成装置(PR)において、
前記用紙トレイ(YT1,YT2)に収容されている用紙種類を記憶するトレイ収容用紙種類記憶手段(C2D)と、
給紙を行う前記用紙トレイ(YT1,YT2)が指定されているか否かを判別するトレイ指定判別手段(C2C)と、
給紙を行う前記用紙トレイ(YT1,YT2)が指定されると共に、前記特定方向排出用紙の片面にのみ画像を記録する場合に、前記用紙トレイ(YT1,YT2)に収容されている用紙種類に関わらず、指定された前記用紙トレイ(YT1,YT2)から給紙を行う前記給紙装置(1)と、
を備えたことを特徴とする。
(本発明の形態2の作用)
前記構成要件を備えた本発明の形態2の画像形成装置(PR)では、トレイ収容用紙種類記憶手段(C2D)には、前記用紙トレイ(YT1,YT2)に収容されている用紙種類が記憶されている。トレイ指定判別手段(C2C)は、給紙を行う前記用紙トレイ(YT1,YT2)が指定されているか否かを判別する。そして、前記給紙装置(1)は、給紙を行う前記用紙トレイ(YT1,YT2)が指定されると共に、前記特定方向排出用紙の片面にのみ画像を記録する場合に、前記用紙トレイ(YT1,YT2)に収容されている用紙種類に関わらず、指定された前記用紙トレイ(YT1,YT2)から給紙を行う。
したがって、用紙トレイ(YT1,YT2)の指定がある場合には、指定された用紙トレイ(YT1,YT2)に収容されている用紙種類が特定方向排出用紙でなくても、ユーザの指定を優先して、強制的に指定された用紙トレイ(YT1,YT2)から給紙を行うことができる。
(本発明の形態3)
本発明の形態3の画像形成装置(PR)は、前記本発明及び本発明の形態1、2のいずれかの画像形成装置(PR)において、
前記排紙トレイ(Ht)の近傍に配置され、前記標準用紙搬送路から前記排紙トレイ(Ht)に排出される前記用紙を検出する排出用紙センサ(SN)と、
前記特定方向排出用紙の片面にのみ画像を記録する場合に、給紙された用紙を搬送して前記画像記録領域(Q)を通過する際には画像記録を実行せず、前記画像記録領域(Q)を通過した用紙を前記用紙反転路(H3)を経て前記画像記録領域(Q)に再送して前記画像記録領域(Q)を再度通過する際に前記特定方向排出用紙に画像を記録するように前記画像記録装置(2)を制御する前記画像記録制御手段(C3C)と、
前記用紙の用紙搬送方向前部を前記排紙トレイ(Ht)内に搬送した後で、前記用紙を前記用紙反転路(H3)に搬送する前記用紙搬送装置(3)と、
前記排出用紙センサ(SN)の用紙検出信号に応じて、画像記録枚数をカウントする記録枚数カウンタ(C4)であって、前記特定方向排出用紙の片面にのみ画像を記録する場合に、前記特定方向排出用紙が前記用紙反転路(H3)に搬送される際に前記排出用紙センサ(SN)に検出されても、画像記録枚数のカウントを実行しない前記記録枚数カウンタ(C4)と、
を備えたことを特徴とする。
(本発明の形態3の作用)
前記構成要件を備えた本発明の形態3の画像形成装置(PR)では、排出用紙センサ(SN)は、前記排紙トレイ(Ht)の近傍に配置され、前記標準用紙搬送路から前記排紙トレイ(Ht)に排出される前記用紙を検出する。記録枚数カウンタ(C4)は、前記排出用紙センサ(SN)の用紙検出信号に応じて、画像記録枚数をカウントする。前記用紙搬送装置(3)は、前記用紙の用紙搬送方向前部を前記排紙トレイ(Ht)内に搬送した後で、前記用紙を前記用紙反転路(H3)に搬送する。そして、前記特定方向排出用紙の片面にのみ画像を記録する場合には、前記特定方向排出用紙が前記用紙反転路(H3)に搬送される際に前記排出用紙センサ(SN)に検出されても、前記記録枚数カウンタ(C4)は、画像記録枚数のカウントを実行しない。
したがって、前記画像記録枚数カウンタ(C4)によって、画像が記録された枚数をカウントできると共に、特定方向排出用紙に画像記録を実行しない場合にカウントすることを防止できる。この結果、正確な画像記録枚数をカウントでき、正確な画像記録枚数に応じた課金や画像記録枚数の管理を行うことができる。
前述の本発明は、前記特定方向排出用紙に片面記録または両面記録する際に用紙の表裏・前後を入れ替える面倒な作業を防止しつつ、両面記録時または片面・両面記録混在時の画像形成装置の生産性を向上させることができる。
次に図面を参照しながら、本発明の実施の形態の具体例(実施例)を説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左側、上側、下側とする。
また、図中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢印を意味するものとする。
図1は本発明の実施例1を備えた画像形成装置の説明図である。
図1において、画像形成装置としてのプリンタPRは、UI(ユーザインタフェース)を有しており、コンピュータPCからプリンタPRのコントローラCに入力された画像データは、コントローラの一時記憶メモリに記憶される。前記コントローラCに入力された画像データは、ビットマップ画像データに変換されて、レーザ駆動データとしてレーザ駆動回路DLに出力される。前記レーザ駆動回路DLは、入力されたレーザ駆動データに応じたレーザ駆動信号をROS(静電潜像書込装置)のレーザダイオードに出力する。
画像形成装置PRの像担持体(感光体ドラム)Pの表面は帯電ロール(チャージロール)CRにより一様に帯電され、ROS(潜像書込装置)から出射するレーザビームLにより静電潜像が書き込まれる。静電潜像は現像器Dでトナー像に現像される。前記トナー像は像担持体Pの回転に伴い転写ロールTと対向する転写領域(画像記録領域)Qに移動する。
前記コントローラCにより制御される電源回路Eは、現像用のトナーの帯電極性と逆極性の転写電圧を転写ロールTに印加する。
前記現像器Dの下方には、画像が記録される用紙を収容する用紙トレイYT1,YT2が配置されている。前記用紙トレイYT1,YT2と前記転写領域(画像記録領域)Qとの間には給紙搬送路(用紙搬送路)H1が配置されている。前記給紙搬送路H1は、前記用紙トレイYT1,YT2から取り出された用紙Sを複数の搬送ロール(用紙搬送部材)R1により前記転写領域Qに搬送するシート搬送路である。前記用紙トレイYT1,YT2に隣接して給紙ロールRkが配置されている。用紙トレイYT1,YT2に収容された用紙Sは、所定のタイミングで給紙ロールRkにより取り出され、給紙搬送路H1に給紙される。
前記用紙トレイYT1,YT2、給紙ロールRk等により給紙装置1が構成されている。
前記転写領域Qの用紙搬送方向上流側には、レジストレーションロール(レジロール、用紙搬送部材)R2が配置されている。前記給紙搬送路H1を搬送された用紙Sは、レジロールRrで一旦停止してから所定のタイミングで転写領域Qに搬送される。用紙Sが転写領域Qを通過する際、転写ロールTにより像担持体P上のトナー像が用紙Sに転写される。前記転写後の像担持体PR表面に残った転写残トナーはクリーナCLにより除去される。
前記転写領域Qでトナー像が転写された用紙Sは、共通用紙搬送路H2上に配置された定着装置(フューザ)Fに搬送され、前記定着装置Fを通過する時にトナー像が加熱定着される。
前記像担持体PR、帯電ロールCR、潜像書込装置ROS、転写ロールT、クリーナCL等により、用紙Sに画像を記録する画像記録装置2が構成されている。また、給紙搬送路H1及び共通搬送路H2により標準搬送路が構成されている。
トナー像が定着された用紙Sは、正逆回転可能な排紙ロール(用紙搬送部材)R3に搬送され、プリンタPRの上部に配置された排紙トレイHtに排出される。図1からわかるように実施例1の排紙トレイHtは、フェイスダウントレイであり、片面記録時に画像が記録された画像記録面が下面になる状態で排出される。
前記排紙ロールR3の近傍には、排出される用紙を検出する排出センサSNが配置されている。前記排紙ロールR3の左方には、用紙反転路H3が形成されている。前記用紙反転路H3は、前記レジロールR2の上流まで延びており、用紙反転路H3上には反転路搬送ロール(用紙搬送部材)R4が配置されている。
前記排紙ロールR3は正逆回転可能なロール状部材であり、両面記録時の一面目の記録が終わった用紙(片面記録済用紙)が排紙ロールR3に搬送された場合、先ず、正回転駆動により排紙トレイHt側に用紙Sを途中まで排出する。そして、片面記録済用紙の後端が排紙ロールR3を通過する前に逆回転駆動し、片面記録済用紙をスイッチバックさせて用紙反転路H3に搬送する。そして、用紙Sは、反転路搬送部材R4によりレジロールR2に搬送され、転写領域Qに再送される。前記用紙反転路H3を通過した前記片面記録済用紙Sは、表裏及び用紙搬送方向が逆転している。
前記搬送ロールR1、レジロールR2、排紙ロールR3、反転路搬送ロールR4、給紙搬送路H1、共通搬送路H2、用紙反転路H3等により用紙搬送装置3が構成されている。
(プリンタの制御部の説明)
図2は実施例1のプリンタの機能をブロック図(機能ブロック図)で示した図である。
図2において、プリンタPRのコントローラCは、外部との信号の入出力および入出力信号レベルの調節等を行うI/O(入出力インターフェース)、必要な処理を行うためのプログラムおよびデータ等が記憶されたROM(リードオンリーメモリ、記録媒体)、必要なデータを一時的に記憶するためのRAM(ランダムアクセスメモリ、記録媒体)、ROM等に記憶されたプログラムに応じた処理を行うCPU(中央演算処理装置)、ならびにクロック発振器等を有するマイクロコンピュータにより構成されており、前記ROM等に記憶されたプログラムを実行することにより種々の機能を実現することができる。
前記コントローラCには、ユーザインタフェースUIや排出センサSN、その他の信号入力要素からの信号が入力されている。前記ユーザインタフェースUIは、表示器や各種設定キー等を有しており、ユーザがプリンタPRの各種設定を行うことができる。前記排出センサSNは、排紙トレイHtに排出された用紙Sの検出信号をコントローラCに入力する。
前記コントローラCは、コンピュータPCから送信された画像データを受信し、記憶する画像データ受信記憶手段C1を有している。なお、実施例1の受信画像データには、画像の記録を片面記録で行うか両面記録で行うかの指定データ、画像記録を行う用紙種類の指定データ、給紙を行う用紙トレイの指定データ等が付加されて、コンピュータPCから送信される。また、コントローラCは、受信した画像データに含まれる両面記録の指定や、給紙を行う用紙トレイの指定等の各種設定データを判別するデータ判別手段C2を有している。前記データ判別手段C2は、片面記録判別手段C2Aと、用紙種類判別手段C2Bと、トレイ指定判別手段C2Cと、トレイ収容用紙種類記憶手段C2Dと、指定用紙収容トレイ判別手段C2Eと、搬送形式設定手段C2Fと、白紙画像設定手段C2Gと、エラーフラグFL1とを有している。
前記データ判別手段C2の片面記録判別手段C2Aは、画像データを片面で記録(印刷)するのか否かを判別する。また、データ判別手段C2の用紙種類判別手段C2Bは、画像データを記録する用紙の種類を判別する。即ち、用紙種類判別手段C2Bは、前もってパンチ孔が形成されたプレパンチ紙や既に画像が記録されているプレプリント紙等の、予め用紙Sの表裏や用紙搬送方向の前後が決まっており、特定の側端を用紙排出方向前端として排出される特定方向排出用紙が指定されているか否かを判別する。
前記データ判別手段C2のトレイ指定判別手段C2Cは、給紙を行う用紙トレイYT1,YT2が指定されているか否かを判別する。トレイ収容用紙種類記憶手段C2Dは、各用紙トレイYT1,YT2に収容されている用紙の種類を記憶する。実施例1のトレイ収容用紙種類記憶手段C2Dは、ユーザインタフェースUIからユーザにより選択入力された用紙種類(「普通紙」や「厚紙」、「プレパンチ紙」等)を記憶する。
指定用紙収容トレイ判別手段C2Eは、前記用紙種類判別手段C2Bで判別された画像記録を行う用紙種類が収容されている用紙トレイYT1、YT2が、あるか否かを前記トレイ収容用紙種類記憶手段C2Dの記憶データに基づいて判別する。搬送形式設定手段C2Fは、片面記録が指定されているか否か及び特定方向排出用紙が指定されているか否かに基づいて搬送形式を片面搬送形式または両面搬送形式のいずれかに設定する。実施例1の搬送形式設定手段C2Fは、両面記録または特定方向排出用紙に片面記録を行う場合は搬送形式を両面搬送形式に設定し、特定方向排出用紙以外の用紙に片面記録を行う場合は片面搬送形式に設定する。
白紙画像設定手段C2Gは、片面記録が指定され且つ特定方向排出用紙が指定されている場合に、裏面画像に白紙画像を設定する。エラーフラグFL1は、初期値は「0」であり、前記トレイ指定判別手段C2Cでトレイも指定されていないと判別され且つ、前記指定用紙収容トレイ判別手段C2Eで指定された種類の用紙が収容されているトレイがないと判別された場合に、「1」となり、画像記録が禁止される。そして、エラーが解消される(例えば、画像データの記録がキャンセルされた場合や、指定された種類の用紙がセットされた場合等)と、「0」となる。
また、前記コントローラCは、前記画像データや、データ判別手段C2で判別された結果に応じて、各装置1〜3の動作の制御を行う装置制御手段C3を有している。前記装置制御手段C3は、用紙搬送装置駆動回路DC1を介して用紙搬送装置3の各搬送ロールR1〜R4の駆動を制御する用紙搬送制御手段C3Aを有している。前記用紙搬送制御手段C3Aは、両面搬送形式制御手段C3A1と、片面搬送形式制御手段C3A2とを有しており、両面記録または特定方向排出用紙に片面記録を行う場合は両面搬送モード(後述)で搬送し、特定方向排出用紙以外の用紙に片面記録を行う場合は片面搬送モード(後述)で搬送するように用紙搬送装置3の動作の制御を行う。
両面搬送形式制御手段C3A1は、給紙された用紙を搬送して前記転写領域(画像記録領域)Qを通過させ、前記転写領域Qを通過して用紙を用紙反転路H3を経て転写領域Qに再送して転写領域Qを再度通過させ、排紙トレイHtに搬送する両面搬送モード(両面搬送形式)が設定された場合に、前記両面搬送モードで用紙Sを搬送するように用紙搬送装置3の制御を行う。
また、片面搬送形式制御手段C3A2は、給紙された用紙を搬送して前記転写領域Qを通過させ、直接排紙トレイHtに排出する片面搬送モード(片面搬送形式)が設定された場合に、前記片面搬送モードで用紙Sを搬送するように用紙搬送装置3の制御を行う。
前記装置制御手段C3の給紙装置制御手段C3Bは、給紙装置駆動回路DC2を介して給紙装置の給紙ロールRkの駆動を制御する。前記装置制御手段C3の画像記録制御手段C3Cは、画像記録装置駆動回路DC3を介して画像記録装置2の像担持体Pの駆動や、定着装置Fの回転部材の駆動等を制御して、用紙Sに画像を記録する。
前記画像記録制御手段C3Cは、両面記録時記録装置制御手段C3C1と、片面記録時記録装置制御手段C3C2と、特定用紙時記録装置制御手段C3C3とを有している。前記両面記録時記録装置制御手段C3C1は、両面記録が指定されている場合に、給紙された用紙Sの一面目が転写領域Qを通過する際に両面記録する画像の裏面側の画像を用紙Sに記録し、用紙反転路H3を経て表裏が反転して転写領域Qに再送された用紙の二面目に表面側の画像を記録するように画像記録装置2を制御する。
また、片面記録時記録装置制御手段C3C2は、前記特定方向排出用紙以外の用紙Sに片面にのみ画像を記録する片面記録を実行する際に、給紙された用紙Sの一面目が転写領域Qを通過する際に画像を記録するように画像記録装置2を制御する。
さらに、特定用紙時記録装置制御手段C3C3は、前記特定方向排出用紙Sに片面記録を実行する場合に、用紙反転路H3を経て表裏反転した状態で転写領域Qに再送された特定方向排出用紙Sに画像を記録するように画像記録装置2を制御する。
前記装置制御手段C3は電源回路制御手段C3Dを有し、電源回路Eを介して、画像記録装置2の帯電ロールCRの帯電電圧や、現像器Dの現像電圧、転写ロールの転写電圧、定着装置Fのヒータの電流等の供給電圧・供給電流を制御する。
また、前記コントローラCは、記録枚数カウンタC4を有し、排出センサSNから出力される検出信号に基づいて、画像記録枚数をカウントする。そして、実施例1の記録枚数カウンタC4は、前記特定方向排出用紙Sの片面にのみ画像を記録する場合に、特定方向排出用紙Sが用紙反転路H3に搬送される際に排出用紙センサに検出されても、画像記録枚数のカウントを実行しない。即ち、前記特定方向排出用紙Sの片面にのみ画像を記録する場合には、排出センサSNから検出信号が2回入力されるが、1回しかカウントしない。
(フローチャートの説明)
図3は実施例1の印刷処理のフローチャートである。
図3のフローチャートの各ST(ステップ)の処理は、プリンタPRのコントローラCのROM等に記憶されたプログラムに従って行われる。また、この処理はプリンタPRの他の各種処理と並行して実行される。
図3に示すフローチャートはプリンタPRの電源オンにより開始される。
図3のST1において、画像データを受信し、ジョブが開始されたか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST2に移り、ノー(N)の場合はST1を繰り返す。
ST2において、印刷対象(画像記録対象)のページ、即ち、画像データ中の未印刷ページの最初のページを片面記録する指定がされているか否かを判別する。ノー(N)の場合はST3に移り、イエス(Y)の場合はST4に移る。
ST3において、通常の両面記録(両面印刷)を実行する。即ち、用紙を両面搬送モードで搬送し、一面目に裏面の画像を記録し、表裏反転した二面目に表面の画像を記録する。このとき、前記記録枚数カウンタは、カウント値(画像記録枚数)を2加算する。なお、この場合、特定方向排出用紙が指定されている場合でも、それ以外の用紙が指定されている場合でも、給紙する用紙トレイYT1,YT2が異なるだけで、同様の画像記録動作及び用紙の搬送を実行する。そして、ST11に移る。
ST4において、特定方向排出用紙で画像記録を行う指定がされているか否かを判別する。ノー(N)の場合はST5に移り、イエス(Y)の場合はST6に移る。
ST5において、通常の片面記録(片面印刷)を実行する。即ち、特定方向排出用紙以外の用紙Sを片面搬送モードで搬送し、一面目に表面の画像を記録し、排紙トレイHtに排出する。このとき、前記記録枚数カウンタは、カウント値(画像記録枚数)を1加算する。そして、ST11に移る。
ST6において、用紙Sを給紙する用紙トレイYT1,YT2の指定がされているか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST7に移り、ノー(N)の場合はST8に移る。
ST7において、指定された用紙トレイを給紙トレイに設定する。即ち、指定された用紙トレイの用紙Sを給紙するように設定する。そして、ST10に移る。
ST8において、前記トレイ収容用紙種類記憶手段C2Dに記憶された(登録された)データに基づいて、特定方向排出用紙Sが収容された用紙トレイYT1,YT2があるか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST9に移り、ノー(N)の場合はST12に移る。
ST9において、特定方向排出用紙Sが収容された用紙トレイが登録されているので、特定方向排出用紙Sが収容された用紙トレイを給紙トレイに設定する。そして、ST10に移る。
ST10において、次の処理(1)〜(4)を実行し、ST11に移る。
(1)用紙搬送モード(用紙搬送形式)を両面搬送モードに設定する。
(2)一面目に記録する画像として白紙画像(ダミー画像)を作成し、記録する。
(3)二面目に記録する画像として、印刷対象ページの画像データを作成し、記録する。
(4)枚数カウンタC4のカウント値(画像記録枚数)を1加算する。
ST11において、ジョブが終了したか否か、即ち、画像記録対象の残りページが残っているか否かを判別する。ノー(N)の場合(残りページ有りの場合)はST2に戻り、イエス(Y)の場合(残りページ無しの場合)はST1に戻る。
ST12において、特定方向用紙Sへの記録が指定されたが、特定方向用紙Sが収容された用紙トレイがないので、エラーフラグFL1を「1」とし、画像記録を中断する。そして、ユーザインタフェースUIの表示器に特定方向用紙Sをセットするように促す表示を行う。そして、ST13に移る。
ST13において、エラーが解除されたか否かを判別する。実施例1のプリンタPRでは、(1)ユーザが特定方向排出用紙Sをいずれかの用紙トレイYT1,YT2にセットし、ユーザインタフェースUIから特定方向排出用紙Sが収容されたことを入力した場合や、(2)用紙トレイに収容された用紙種類の設定を特定方向排出用紙に変更する入力をユーザが行った場合、(3)画像データを削除して画像記録を止めた場合に、エラーが解除される。
なお、エラーが解除される場合は前記(1)〜(3)に限定されず、例えば、(4)いずれかの用紙トレイYT1,YT2の用紙Sを使用して強制的に画像記録を実行する入力をユーザインタフェースUIから行った場合に、エラーを解除して、そのジョブの間のみ入力された用紙トレイの用紙Sの種類を特定方向排出用紙としてジョブを実行するように構成することも可能である。また、例えば、(5)いずれかの用紙トレイYT1,YT2の用紙Sを使用して画像記録を実行する入力をユーザインタフェースUIから行った場合に、エラーを解除して、そのジョブの間のみ入力された用紙トレイの用紙Sの種類(特定方向排出用紙以外の種類)に基づいてジョブを実行するように構成することも可能である。イエス(Y)の場合はST14に移り、ノー(N)の場合はST13を繰り返す。
ST14において、エラーフラグFL1を「0」とし、ST11に移る。
(実施例1の作用)
前記構成を備えた実施例1のプリンタ(画像形成装置)PRでは、コンピュータPCから送信された画像データに付加された各種指定データに応じて、片面記録または両面記録が実行される。両面記録が指定されている場合は、指定された種類の用紙Sが給紙され、一面目には裏面の画像が記録され、二面目に表面の画像が記録される。そして、フェイスダウントレイ(排紙トレイ)Htに、ページ順が揃った状態で順次排紙される(図3のST3参照)。
特定方向排出用紙以外の用紙Sが指定され、前記用紙Sに片面記録する場合、一面目に片面記録画像が記録されてフェイスダウントレイHtにページ順が揃った状態で順次排紙される(図3のST5参照)。
特定方向排出用紙Sに片面記録をする場合、用紙トレイには、両面記録時に裏面の画像が記録される面が一面目になるようにセットされているので、一面目に白紙画像を記録して(即ち、実質的な画像記録を行わず)、用紙反転路を通過後、表面画像が記録されるべき二面目に片面記録画像を記録する(図3のST10参照)。そして、二面目が下面になる状態で前記フェイスダウントレイHtに排紙される。したがって、この場合も、排紙トレイHtに積載された用紙束のページ順は揃う。
さらに、特定方向排出用紙Sが指定され且つ、両面記録・片面記録が混在している場合、例えば、1ページ目と2ページ目を両面記録して、3ページ目を片面記録する場合、両面記録された1枚目の特定方向排出用紙Sが、排紙トレイHtに1ページ目が下面の状態で排紙される。そして、3ページ目が片面記録された2枚目の特定方向排出用紙Sは、3ページ目が下面の状態で排紙される。したがって、片面記録・両面記録混在の場合でもページ順が揃う。なお、実施例1のプリンタPRは、特定方向排出用紙S以外の用紙(特定の側端が揃った状態で排紙する必要のない用紙)に対して両面記録・片面記録混在で画像記録した場合もページ順が揃った状態で排紙トレイHtに排紙される。
また、実施例1のプリンタPRでは、片面記録された特定方向排出用紙Sは両面搬送モードで搬送されているので、両面記録された特定方向排出用紙Sと同じ搬送経路(給紙搬送路H1→共通用紙搬送路H2→用紙反転路H3→共通用紙搬送路H2→排紙トレイHt)を通過する。したがって、特定方向排出用紙Sに画像記録を行う場合、排紙トレイHtには、特定方向排出用紙Sの特定の側端が揃った状態で排紙される。したがって、例えば、特定方向排出用紙Sがプレパンチ紙である場合、パンチ孔が形成された側端が揃った状態で排紙トレイに積載される。また、例えば、プレプリント用紙やレターヘッド紙、ラベル紙の用紙のような表裏が予め設定されている特定方向排出用紙の場合でも、裏面画像が記録されるべき一面目に表面側の画像である片面記録画像が記録されることを防止できる。
この結果、実施例1のプリンタ(画像形成装置)PRは、特定方向排出用紙Sに片面記録する場合及び両面記録する場合、あるいは片面記録・両面記録が混在する場合に、用紙トレイYTに収容された特定方向排出用紙Sの表裏・前後を、ユーザが入れ替える必要がない。したがって、ユーザにとって面倒な作業である用紙の入れ替え作業を省略できる。
そして、実施例1のプリンタPRでは、特定方向排出用紙Sに両面記録をする場合に、通常の両面記録と同様の画像記録速度で記録できるので、生産性の低下することを防止できる。
また、実施例1のプリンタPRの排紙トレイHtは、フェイスダウントレイであるので、両面記録時には裏面、表面の順に画像が記録され表面が下面になる状態で用紙Sが順次積載され、ページ順序が揃う。また、特定方向排出用紙以外の用紙に片面記録する場合、表面が下面になる状態で順次積載されるため、ページ順が揃う。さらに、特定方向排出用紙Sに片面記録する場合も、片面記録画像が記録された面が下面になる状態で順次積載されるので、ページ順が揃う。そして、片面記録・両面記録が混在する場合でもページ順は揃う。この結果、ユーザが排紙トレイHtに積載された用紙束のページ順を揃える必要が無くなり、作業効率を高めることができる。
さらに、実施例1のプリンタPRでは、特定方向排出用紙が指定され且つ、用紙トレイの指定がある場合には、指定された用紙トレイに収容されている用紙種類に関わらず(特定方向排出用紙Sでなくても)、ユーザの指定を優先して、強制的に指定された用紙トレイから給紙を行うことができる(ST6、ST7参照)。
また、実施例1のプリンタPRは、前記画像記録枚数カウンタC4によって、画像が記録された枚数をカウントできると共に、特定方向排出用紙Sに実質的な画像記録を実行しない場合にカウントすることを防止できる。この結果、正確な画像記録枚数をカウントでき、正確な画像記録枚数に応じた課金や画像記録枚数の管理を行うことができる。
次に本発明の画像形成装置の実施例2の説明を行うが、この実施例2の説明において、前記実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
この実施例2は、下記の点で前記実施例1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に構成されている。
(プリンタの制御部の説明)
図4は実施例2のプリンタの機能をブロック図(機能ブロック図)で示した図であり、実施例1の図2に対応する図である。
図4において、実施例2のプリンタのコントローラCは、実施例1の各手段に加え、裏面画像無し判別フラグFL2を有している。裏面画像無し判別フラグFL2は、初期値は「0」であり、画像記録が実行された結果、裏面画像が全て記録された場合に「1」となる。
(フローチャートの説明)
図5は実施例2のデータ判別手段により実行される画像記録設定処理のフローチャートである。
図5のフローチャートの各ST(ステップ)の処理は、プリンタPRのコントローラCのROM等に記憶されたプログラムに従って行われる。また、この処理はプリンタPRの他の各種処理(後述の図6〜図8の処理等)と並行して実行される。なお、前記図3に示す実施例1の印刷処理と同様の処理については、同一のST番号を付し、詳細な説明を省略する。
図5に示すフローチャートはプリンタPRの電源オンにより開始される。
図5のST1において、画像データを受信し、ジョブが開始されたか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST4′に移り、ノー(N)の場合はST1を繰り返す。
ST4′において、特定方向排出用紙で画像記録を行う指定がされているか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST21に移り、ノー(N)の場合はST26に移る。
ST21において、用紙Sの搬送形式を両面搬送形式に設定する。そしてST6に移る。
ST6〜ST9及びST12〜ST14において、前記実施例1と同様の処理を実行する。実施例2の画像記録設定処理では、実施例1のST10、ST11に替えてST22〜ST25が実行される。
図5のST22において、図3のST2と同様に、印刷対象ページ(画像記録対象ページ)を片面記録する指定がされているか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST23に移り、ノー(N)の場合はST24に移る。
ST23において、次の処理(1),(2)を実行し、ST25に移る。
(1)表面画像に印刷対象ページである片面画像を設定する。
(2)裏面画像に白紙画像を設定する。
ST24において、ページ順に基づいて、印刷対象ページを表面画像に設定し、次のページを裏面画像に設定して、ST25に移る。
ST25において、設定がされていない残りページがあるか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST22に戻り、ノー(N)の場合はST1に戻る。
特定方向排出用紙が指定されていない場合、ST26において、図3のST2と同様に、印刷対象ページ(画像記録対象ページ)を片面記録する指定がされているか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST27に移り、ノー(N)の場合はST28に移る。
ST27において、次の処理(1)、(2)を実行し、ST29に移る。
(1)搬送形式を片面搬送形式に設定する。
(2)印刷対象ページの片面画像を表面画像に設定する。
ST28において、次の処理(1)、(2)を実行し、ST29に移る。
(1)搬送形式を両面搬送形式に設定する。
(2)ページ順に基づいて、印刷対象ページを表面画像に設定し、次のページを裏面画像に設定する。
ST29において、設定がされていない残りページがあるか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST26に戻り、ノー(N)の場合はST1に戻る。
(画像記録装置2の制御処理のフローチャートの説明)
図6は実施例2の画像記録制御手段により実行される画像記録装置制御処理のフローチャートである。
図6のフローチャートの各ST(ステップ)の処理は、プリンタPRのコントローラCのROM等に記憶されたプログラムに従って行われ、プリンタPRの他の各種処理(前記図5、後述の図7、図8の処理等)と並行して実行される。
図6に示すフローチャートはプリンタPRの電源オンにより開始される。
図6のST31において、画像データを受信し、ジョブが開始されたか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST32に移り、ノー(N)の場合はST31を繰り返す。
ST32において、両面搬送形式が設定されているか否かを判別する。即ち、前記図5の画像記録設定処理のST21、ST27、ST28により、両面搬送形式が設定されたか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST33に移り、ノー(N)の場合はST43に移る。
ST33において、次の初期化処理(1)、(2)を実行する。
(1)裏面画像無し判別フラグFL2を「0」に初期化する。
(2)画像記録対象用紙枚数nを1に初期化する。
そして、ST34に移る。
ST34において、2nページが存在するか否かを判別する。即ち、実施例2のプリンタPRは、両面記録または特定方向排出用紙が指定された場合、裏面画像→表面画像の順で印刷が実行されるので、印刷が実行されるn枚目の用紙の裏面画像(2nページの画像)が存在するか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST35に移り、ノー(N)の場合はST37に移る。
ST35において、画像記録タイミングになったか否かを判別する。即ち、給紙または用紙反転路を搬送された用紙の位置に応じて予め設定されている画像記録動作(レーザLの書き込み開始等)を開始するタイミングになったか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST36に移り、ノー(N)の場合はST35を繰り返す。
ST36において、印刷対象の2nページの画像(裏面画像)の記録(レーザLによる静電潜像の書き込み等)を実行する。そして、ST38に移る。
一方、2nページがない場合(ST34でノー(N)の場合)には、ST37において、裏面画像無し判別フラグFL2=「1」として、ST38に移る。
ST38において、(2n−3)ページが存在するか否かを判別する。即ち、印刷が実行される表面画像が存在するか否かを判別する。実施例2のプリンタPRでは、生産性を高めるために用紙搬送経路内に最大3枚の用紙を搬送する。この場合、n枚目の用紙の裏面画像(2nページの画像)を記録した後、n枚目の表面画像((2n−1)={2(n+1)−3}ページの画像)が記録される前に、(n−1)枚目の表面画像((2n−3)ページの画像)及び(n+1)枚目の裏面画像(2(n+1)ページの画像)が記録される。したがって、ST36で記録された2nページの画像の次には、(2n−3)ページの画像が記録される。よって、ST38において、(2n−3)ページが存在するか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST39に移り、ノー(N)の場合はST42に移る。なお、n=1の場合、(2n−3)=−1となるが、マイナスのページは存在しないので、この場合はノー(N)となる。
ST39において、ST35と同様に、画像記録タイミングになったか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST40に移り、ノー(N)の場合はST39を繰り返す。
ST40において、印刷対象の(2n−3)ページの画像(裏面画像)の記録を実行する。そして、ST41に移る。
ST41において、画像記録対象用紙枚数nの値を1加算する。即ちn=n+1とする。そしてST34に戻る。
一方、(2n−3)ページの画像が無い場合(ST38でノーの場合)、ST42において、裏面画像無し判別フラグFL2=「1」か否かを判別する。即ち、2nページの画像と、(2n−3)ページの画像の両方の画像が無くなったか否かを判別する。ノー(N)の場合はST41に移り、イエス(Y)の場合(即ち、ジョブ終了の場合)はST31に戻る。
従って、前記ST33〜ST42によって、両面搬送形式が指定されている場合には、最初に2×1=2ページが記録される(ST36においてn=1の場合参照)。次に、2×1−3=−1ページが存在しないので(ST38参照)、n=2となり(ST41参照)、2×2=4ページが記録される(ST36においてn=2の場合参照)。そして、2×2−3=1ページが記録された後(ST40においてn=2の場合参照)、n=3となり、2×3=6ページ、2×3―3=3ページが記録される(ST36及びST40においてn=3の場合参照)。したがって、2ページ(1枚目裏)→4ページ(2枚目裏)→1ページ(1枚目表)→6ページ(3枚目裏)→3ページ(2枚目表)→8ページ(4枚目裏)→5ページ(3枚目表)→…の順に記録される。
また、図6において、両面搬送形式が指定されていない場合(ST32においてノーの場合)には、ST43において、画像記録対象用紙枚数nの値を1に初期化する。そして、ST44に移る。
ST44において、nページの画像(即ち、n枚目の片面画像)が存在するか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST45に移り、ノー(N)の場合(即ち、ジョブ終了の場合)はST31に戻る。
ST45において、ST35、ST39と同様に、画像記録タイミングになったか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST46に移り、ノー(N)の場合はST45を繰り返す。
ST46において、nページの片面画像を記録する。そして、ST47に移る。
ST47において、画像記録対象用紙枚数nの値を1加算する。即ちn=n+1とする。そしてST44に戻る。
(給紙装置1の制御処理のフローチャートの説明)
図7は実施例2の給紙装置制御手段により実行される給紙装置制御処理のフローチャートである。
図7のフローチャートの各ST(ステップ)の処理は、プリンタPRのコントローラCのROM等に記憶されたプログラムに従って行われ、プリンタPRの他の各種処理(前記図5、図6や後述の図8の処理等)と並行して実行される。
図7に示すフローチャートはプリンタPRの電源オンにより開始される。
図7のST51において、画像データを受信し、ジョブが開始されたか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST52に移り、ノー(N)の場合はST51を繰り返す。
ST52において、給紙タイミングになったか否かを判別する。即ち、画像記録された用紙の位置や用紙反転路を搬送された用紙の位置に応じて予め設定されていた給紙を実行するタイミングになったか否かを判別する。前記給紙タイミングは、給紙トレイ(上段の用紙トレイYT1または下段の用紙トレイYT2)の設定に応じて異なる。イエス(Y)の場合はST53に移り、ノー(N)の場合はST52を繰り返す。
ST53において、給紙装置1を駆動して、図5のST7、ST9で設定された給紙トレイから給紙を実行する。そして、ST54に移る。
ST54において、ジョブが終了したか否かを判別する。ノー(N)の場合はST52に戻り、イエス(Y)の場合はST51に戻る。
(画像記録枚数カウンタC4のカウント処理のフローチャートの説明)
図8は実施例2の画像記録枚数カウンタにより実行される画像記録枚数カウント処理のフローチャートである。
図8のフローチャートの各ST(ステップ)の処理は、プリンタPRのコントローラCのROM等に記憶されたプログラムに従って行われ、プリンタPRの他の各種処理(前記図5〜図7の処理等)と並行して実行される。
図8に示すフローチャートはプリンタPRの電源オンにより開始される。
図8のST61において、画像データを受信し、ジョブが開始されたか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST62に移り、ノー(N)の場合はST61を繰り返す。
ST62において、排出センサSNがオンになったか否か、即ち、排出センサSNが排紙トレイHtに排出される用紙または用紙反転路H3に搬送される用紙を検出したか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST63に移り、ノー(N)の場合はST62を繰り返す。
ST63において、検出した用紙に記録された画像が、ST23で設定された白紙画像であるか否かを判別する。ノー(N)の場合はST64に移り、イエス(Y)の場合はST65に移る。
ST64において、画像記録枚数のカウント値を1加算する。そして、ST65に移る。
ST65において、ジョブが終了したか否かを判別する。ノー(N)の場合はST62に戻り、イエス(Y)の場合はST61に戻る。
(実施例2の作用)
前記構成を備えた実施例2のプリンタ(画像形成装置)PRでは、実施例1と同様に、両面記録または特定方向排出用紙が指定された場合、両面搬送形式で搬送され(ST21、ST28参照)、片面記録が指定された場合、片面搬送形式で搬送される(ST27参照)。また、実施例1では、印刷対象の用紙1枚毎に画像記録を実施したが、実施例2では、用紙搬送経路H1〜H3内に複数の用紙(最大3枚の用紙)を搬送して、生産性を高めている。次に、図9を使用して複数枚の用紙が用紙搬送経路H1〜H3内を搬送される状態を説明する。なお、理解の容易のために、特定方向排出用紙が指定され且つ、1枚目の用紙は両面記録が指定され、2枚目は片面記録が指定され、3枚目は両面記録が指定されている片面・両面混在時の場合について説明する。
図9は実施例1の画像形成装置において両面記録及び片面記録が混在する場合に用紙搬送路を搬送される用紙の状態の説明図であり、図9Aは両面記録される1枚目の用紙が給紙された状態の説明図、図9Bは1枚目の用紙の一面目に裏面画像が記録された状態の説明図、図9Cは1枚目の用紙が用紙反転路に搬送され且つ片面記録される2枚目の用紙が給紙された状態の説明図、図9Dは1枚目の用紙が用紙反転路を通過してレジロールに搬送され且つ2枚目の用紙が排紙ロールにより搬送される状態の説明図、図9Eは1枚目の用紙の二面目に表面画像が記録され且つ3枚目の用紙が給紙された状態の説明図、図9Fは3枚目の用紙に裏面画像が記録され且つ2枚目の用紙が用紙反転路を通過してレジロールに搬送される状態の説明図、図9Gは2枚目の用紙に片面画像が記録され且つ3枚目の用紙が用紙反転路に搬送される状態の説明図、図9Hは3枚目の用紙が用紙反転路を通過してレジロールに搬送される状態の説明図、図9Iは3枚目の用紙の二面目に表面画像が記録される状態の説明図である。
ジョブが開始されると、特定方向排出用紙が指定されているので、図5のST21において、搬送形式が両面搬送形式に設定される。そして、1ページ目は両面記録が指定されているので、ST24において1ページ目を表面画像、2ページ目を裏面画像に設定する。そして、3ページ目は片面記録が指定されているので、ST23において、3ページ目を表面画像に設定し、4ページ目に白紙の裏面画像を挿入する。さらに、5ページ目(受信データの4ページ目)は両面記録が指定されているので、ST24において、5ページ目を表面画像、6ページ目を裏面画像に設定する。
図9Aにおいて、搬送形式等の設定がされ、給紙タイミングになると1枚目の特定方向排出用紙S1が給紙される(図7のST53参照)。
図9Bにおいて、1枚目の用紙S1の第1面に裏面画像(2ページ目の画像)が記録される(図6のST36参照)。
図9Cにおいて、1枚目の用紙S1が用紙反転路H3の所定の位置まで搬送されると、2枚目の特定方向排出用紙S2が給紙される(図7のST53参照)。
図9Dにおいて、2枚目の用紙S2の裏面画像(4ページ目の画像)は白紙画像なので、2枚目の第1面には、画像が記録されずに(白紙画像が記録されて)、排紙ロールR3に搬送される(図6のST36参照)。このとき、白紙画像が用紙S2に記録されたので、画像記録枚数がカウントされない(図8のST63参照)。
図9Eにおいて、1枚目の用紙S1の第2面に表面画像(1ページ目の画像)が記録されて排紙トレイHtに排紙される(図6のST40参照)。このとき、1枚目の用紙S1が所定の位置まで搬送されると、3枚目の特定方向排出用紙S3が給紙される(図7のST53参照)。
図9Fにおいて、給紙された3枚目の用紙S3の第1面に裏面画像(6ページ目の画像)が記録される(図6のST36参照)。
図9Gにおいて、2枚目の用紙S2の第2面に表面画像(3ページ目の画像)が記録され(図6のST40参照)、排紙トレイHtに排紙される。なお、このとき、7ページ以降の画像が無いので、4枚目の用紙は給紙されない。
図9H、図9Iにおいて、用紙反転路H3を搬送されて、画像記録領域Qに再送された3枚目の用紙S3の第二面に、表面画像(5ページ目の画像)が記録され(図6のST40参照)、排紙トレイHtに排出される。
前記図9A〜図9Iにおいて、実施例2のプリンタPRでは、排紙トレイHtに対して、用紙S1〜S3は給紙された順に排出される。したがって、排紙トレイHtに積載された用紙束は、下面側から順に1ページ、2ページ、3ページ、4ページ(白紙)、5ページ、6ページとなり、用紙順が揃っている。従って、実施例2のプリンタPRでは、前記特許文献1記載の技術とは異なり、片面記録・両面記録混在時の場合に、用紙搬送経路H1〜H3内に複数の用紙を搬送して画像記録を行っても、ページ順が揃った状態で排紙トレイHtに積載できる。
この結果、実施例2のプリンタPRは、片面・両面記録混在時に、用紙搬送経路内に複数の用紙を搬送するとページ順が揃わなくなる特許文献1記載の技術(前記図10、図11参照)と比較して、生産性を高めることができる。また、その他に、実施例2のプリンタPRは、前記実施例1のプリンタPRと同様の作用効果を奏する。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。
例えば、本発明は、プリンタPRに限定されず、複写機、FAX、複合機(プリンタ、スキャナ、複写機、FAX等のいずれか複数の機能を備えた装置)等の画像形成装置に適用可能である。
また、前記実施例1、2では、特定方向排出用紙Sに片面記録を行う場合に、一面目に白紙画像を記録したが、一面目には画像記録自体を行わずに、単に転写領域(画像記録領域)Qを通過させて、用紙反転路H3に搬送するよう構成することも可能である。この場合、一面目が転写領域Qを通過する際の速度を通常の片面記録時の搬送速度よりも速くすることにより、特定方向排出用紙Sに片面記録する場合の画像記録スピード(生産性)の低下も少なくすることができる。
さらに、本発明は、電子写真方式の画像記録装置に限定されず、インクジェット記録方式の画像記録装置や、ドットインパクト方式、熱転写方式、その他の画像記録方式の画像記録装置にも適用可能である。
また、実施例1、2では、フェイスダウントレイが使用されているが、フェイスアップトレイを使用することも可能である。また、フェイスダウントレイ及びフェイスアップトレイの両方を備えることも可能であり、ユーザの指定に応じて、いずれかのトレイに排出可能に構成することも可能である。なお、前記フェイスアップトレイに用紙を排紙する場合には、ページ順が揃うように排出するために、両面記録時には、一面目に表面画像を記録し、二面目に裏面画像を記録することが可能である。そして、片面記録時には、一面目に印刷画像(表面画像)を記録し、用紙反転路を通過させて、二面目に白紙画像(ダミー画像)を形成することにより、片面・両面記録時に用紙トレイに用紙をセットする方向を変える作業を省略すると共に、特定の側端が用紙搬送方向前端となり且つページ順が揃った状態で排出できる。
さらに、前記実施例1、2において、画像記録後の用紙Sに対して後処理(ステイプル処理やパンチ処理)を行うフィニッシャー(後処理装置)に、画像記録後の用紙Sを排出するように構成することも可能である。
また、前記実施例1、2において、用紙搬送路H1〜H3内に最大3枚の用紙S1〜S3が搬送される場合について説明したが、用紙搬送路H1〜H3の長さ及び使用される用紙のサイズ(A4,B5等)に応じて、用紙搬送路H1〜H3内で搬送される用紙の数を多くすることも可能である。
図1は本発明の実施例1を備えた画像形成装置の説明図である。 図2は実施例1のプリンタの機能をブロック図(機能ブロック図)で示した図である。 図3は実施例1の印刷処理のフローチャートである。 図4は実施例2のプリンタの機能をブロック図(機能ブロック図)で示した図であり、実施例1の図2に対応する図である。 図5は実施例2のデータ判別手段により実行される画像記録設定処理のフローチャートである。 図6は実施例2の画像記録制御手段により実行される画像記録装置制御処理のフローチャートである。 図7は実施例2の給紙装置制御手段により実行される給紙装置制御処理のフローチャートである。 図8は実施例2の画像記録枚数カウンタにより実行される画像記録枚数カウント処理のフローチャートである。 図9は実施例1の画像形成装置において両面記録及び片面記録が混在する場合に用紙搬送路を搬送される用紙の状態の説明図であり、図9Aは両面記録される1枚目の用紙が給紙された状態の説明図、図9Bは1枚目の用紙の一面目に裏面画像が記録された状態の説明図、図9Cは1枚目の用紙が用紙反転路に搬送され且つ片面記録される2枚目の用紙が給紙された状態の説明図、図9Dは1枚目の用紙が用紙反転路を通過してレジロールに搬送され且つ2枚目の用紙が排紙ロールのにより搬送される状態の説明図、図9Eは1枚目の用紙の二面目に表面画像が記録され且つ3枚目の用紙が給紙された状態の説明図、図9Fは3枚目の用紙に裏面画像が記録され且つ2枚目の用紙が用紙反転路を通過してレジロールに搬送される状態の説明図、図9Gは2枚目の用紙に片面画像が記録され且つ3枚目の用紙が用紙反転路に搬送される状態の説明図、図9Hは3枚目の用紙が用紙反転路を通過してレジロールに搬送される状態の説明図、図9Iは3枚目の用紙の二面目に表面画像が記録される状態の説明図である。 図10は特許文献1記載の技術で両面記録及び片面記録が混在する場合に用紙搬送路を搬送される用紙の状態の説明図であり、図10Aは両面記録される1枚目の用紙が給紙された状態の説明図、図10Bは1枚目の用紙が排紙ロールにより搬送される状態の説明図、図10Cは1枚目の用紙が用紙反転路に搬送される状態の説明図、図10Dは1枚目の用紙が用紙反転路を通過してレジロールに搬送される状態の説明図、図10Eは1枚目の用紙の一面目に裏面画像が記録された状態の説明図、図10Fは一面目に画像が記録された1枚目の用紙が用紙反転路に搬送される状態の説明図、図10Gは一面目に画像が記録された1枚目の用紙がレジロールに搬送される状態の説明図、図10Hは1枚目の用紙の二面目に表面画像が記録され且つ片面記録される2枚目の用紙が給紙された状態の説明図、図10Iは2枚目の用紙に表面画像が記録され且つ両面記録される3枚目の用紙が給紙された状態の説明図である。 図11は図10の続きの説明図であり、図11Aは3枚目の用紙が排紙ロールにより搬送される状態の説明図、図11Bは3枚目の用紙が用紙反転路に搬送される状態の説明図、図11Cは3枚目の用紙がレジロールに搬送される状態の説明図、図11Dは3枚目の用紙の一面目に裏面画像が記録された状態の説明図、図11Eは一面目に画像が記録された3枚目の用紙が用紙反転路に搬送される状態の説明図、図11Fは一面目に画像が記録された3枚目の用紙がレジロールに搬送される状態の説明図、図11Gは3枚目の用紙の二面目に表面画像が記録された状態の説明図である。
符号の説明
1…給紙装置、
2…画像記録装置、
3…用紙搬送装置、
C2C…トレイ指定判別手段、
C2D…トレイ収容用紙種類記憶手段、
C3A…用紙搬送制御手段、
C3C…画像記録制御手段、
C4…記録枚数カウンタ、
H3…用紙反転路、
Ht…排紙トレイ、
PR…画像形成装置、
Q…画像記録領域、
R1,R2,R3,R4…用紙搬送部材、
SN…排出用紙センサ、
YT1,YT2…用紙トレイ。

Claims (4)

  1. 画像記録用の用紙を収容する用紙トレイを有し、前記用紙を用紙搬送装置に給紙する給紙装置と、
    前記給紙装置から給紙された前記用紙を、画像記録領域および排紙トレイに順次搬送する標準用紙搬送路と、前記画像記録領域を通過した用紙を反転させて前記画像記録領域に再送する用紙反転路と、前記標準用紙搬送路および用紙反転路において前記用紙を搬送する用紙搬送部材とを有する前記用紙搬送装置と、
    前記画像記録領域を通過する前記用紙に、画像を記録する画像記録装置と、
    給紙された用紙を搬送して前記画像記録領域を通過させ、前記画像記録領域を通過した用紙を前記用紙反転路を経て前記画像記録領域に再送して前記画像記録領域を再度通過させ、前記排紙トレイに排出する両面搬送形式と、給紙された用紙を搬送して前記画像記録領域を通過させ、直接前記排紙トレイに排出する片面搬送形式とを有し、前記いずれかの搬送形式で前記用紙を搬送するように前記用紙搬送装置の動作を制御する用紙搬送制御手段と、
    前記用紙の両面に画像の記録を行う両面記録を実行する際に、前記用紙の一面目に裏面の画像を記録し、前記用紙反転路に搬送されて表裏が反転した前記用紙の二面目に表面の画像を記録するように前記画像記録装置を制御する画像記録制御手段と、
    特定の側端が用紙搬送方向前端となる状態で前記排紙トレイに排出される特定方向排出用紙を収容する前記用紙トレイと、
    前記特定方向排出用紙の片面にのみ画像を記録する場合に、給紙された前記特定方向排出用紙を前記両面搬送形式で搬送するように前記用紙搬送装置を制御する前記用紙搬送制御手段と、
    前記特定方向排出用紙の片面にのみ画像を記録する場合に、前記用紙反転路を経て前記画像記録領域に再送された前記特定方向排出用紙に画像を記録するように前記画像記録装置を制御する前記画像記録制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像記録装置によって画像が記録された画像記録面が下面になる状態で前記用紙が排出される前記排紙トレイ、
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 給紙を行う前記用紙トレイが指定されているか否かを判別するトレイ指定判別手段と、
    前記用紙トレイに収容されている用紙種類を記憶するトレイ収容用紙種類記憶手段と、
    給紙を行う前記用紙トレイが指定されると共に、前記特定方向排出用紙の片面にのみ画像を記録する場合に、前記用紙トレイに収容されている用紙種類に関わらず、指定された前記用紙トレイから給紙を行う前記給紙装置と、
    を備えたことを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 前記排紙トレイの近傍に配置され、前記標準用紙搬送路から前記排紙トレイに排出される前記用紙を検出する排出用紙センサと、
    前記特定方向排出用紙の片面にのみ画像を記録する場合に、給紙された用紙を搬送して前記画像記録領域を通過する際には画像記録を実行せず、前記画像記録領域を通過した用紙を前記用紙反転路を経て前記画像記録領域に再送して前記画像記録領域を再度通過する際に前記特定方向排出用紙に画像を記録するように前記画像記録装置を制御する前記画像記録制御手段と、
    前記用紙の用紙搬送方向前部を前記排紙トレイ内に搬送した後で、前記用紙を前記用紙反転路に搬送する前記用紙搬送装置と、
    前記排出用紙センサの用紙検出信号に応じて、画像記録枚数をカウントする記録枚数カウンタであって、前記特定方向排出用紙の片面にのみ画像を記録する場合に、前記特定方向排出用紙が前記用紙反転路に搬送される際に前記排出用紙センサに検出されても、画像記録枚数のカウントを実行しない前記記録枚数カウンタと、
    を備えたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか記載の画像形成装置。
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