JP5262858B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
すなわち、特許文献5には、秘密文書の場合に、でこぼこローラを離間したり圧接したりして、折って綴じこむことが開示されているが、折り方法の詳細についての開示はない。
特許文献6には、自動的に所定の記録紙を二つ折りし、その中に二つ折りしない記録紙を挿入して積層し、簡単な封筒を作成できるようにする目的の下に、複数のソート用記録紙収容手段としてのビン(3)と、非ソート用の記録紙収容手段としてのプルーフトレイ(5)と、画像形成装置側から排紙された記録紙をビン(3)に案内する第1の案内路としてのソータ経路(7b)と、画像形成装置側から排紙された記録紙をプルーフトレイ(5)に案内する第2の案内路としてのプルーフ経路(7a)と、プルーフ経路(7a)およびソータ経路(7b)を選択的に切り換えるとともに記録紙を二つに折る記録紙折り手段としての第1、第3の折りローラ(13a,13c)およびターンガイド(15)とを備え、ターンガイド(15)によって記録紙の搬送方向を選択するとともに、記録紙を反転させるときに第1および第3の折りローラ(13a,13c)によって記録紙の略中央部で二つに折る技術が開示されている。
大量シートへのプリント(以下、「印刷」ともいう)および複写においては、後処理装置として独立させ、後処理排紙容量を維持した装置であることが望ましい。また、後処理として独立した中折り機構は、中折り専用機構として具備配置されているため、中折りしない場合は全く使われることがなく、中折り機能に対する対価は高額なものとなっている。
請求項1記載の発明は、シートを給送するシート給送手段と、前記シート給送手段から給送されたシートに画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段を通過したシートを排出するシート排出手段と、前記画像形成手段を通過したシートを導入し、シートの搬送方向を変えて搬送するスイッチバック手段と、シートの搬送方向を前記シート排出手段と前記スイッチバック手段とに選択的に切り換える切換手段と、前記スイッチバック手段により搬送方向が変更されたシートを中折りし、この中折りされたシートの中折り部を前記シート排出手段より排出させる中折り排出手段とを有することを特徴とする画像形成装置である。
請求項1記載の発明によれば、上記構成により、両面印刷が可能な画像形成装置における既存の排出反転部を積極的に利用(例えば中折りする/しないに関わらず既存の排紙ローラ等を活用)して、ここに中折り排出手段に必要な構成のみを付加するようにしたので、装置が大きくならず、さらにデスクトップ型マルチファンクションプリンタにおいては、スキャナなど上部に配置した上部ユニット等のデスクトップ機でも省スペースを維持し、簡単な構成で、かつ、軽量コンパクトで使い易く安価な中折り装置を内蔵した画像形成装置を実現し提供できる。
図1および図2に示した画像形成装置は、装置本体1のほぼ中央に配置され、シートに画像を形成する画像形成手段を備えた画像形成部2と、この画像形成部2の下方に配置され、画像形成部2にシートSを給送するシート給送手段を備えたシート給送部としての給紙部20と、給送されたシートを画像形成部2と接するように導く第1のシート搬送路としての片面搬送路67(図4に太い一点鎖線で示す)と、画像形成部2の上方に空間を隔てて配置された画像読取部(以下、「スキャナ」ともいう)30と、片面搬送路67を通り画像形成部2で画像形成されたシート(以下、「画像形成済みのシート」ともいう)を排出し、かつ、その画像形成済みのシートをスイッチバックするスイッチバック手段を備え、その画像形成済みのシートを装置本体1の手前(両図の右側)から奥側(両図の左側)に排出するシート排出手段を備えたシート排出部としてのシート排紙部25と、画像形成部2の上部に配置され、シート排紙部25によってシート排出方向(排紙方向)Xaに排出されるシートを積載するシート積載手段としてのシート積載部40と、片面搬送路67と異なる搬送路であって、スイッチバック手段および後述する駆動回転部材としての正逆転可能な排紙ローラ56によりスイッチバックされた画像形成済みのシートを反転した後、給紙部20の一部を通ることで、再度、片面搬送路67に至り、画像形成部2と接することによりシートの他方の面であるシート裏面に画像を形成する第2のシート搬送路としての両面搬送路71(図4に太い二点鎖線で示す)および再搬送路24とを有する。
図1等において、Yは、シート排出方向Xaと直交するシート幅方向を示している。
上述したように、給紙部20、レジストローラ13、2次転写ローラ12を設けた2次転写部、定着部(定着装置)14、シート排紙部25としての排紙ローラ56に至るシート搬送経路が、適宜配設されるガイド部材(図示せず)と共に、図4等に示す片面搬送路(片面搬送パス)67を形成している。
両面搬送路(両面搬送パス)71も、適宜配設されるガイド部材(図示せず)によって形成されており、ほぼ中間位置に一対の駆動ローラおよび従動ローラからなる両面ローラ75が配設されている。
両面画像形成(両面印刷)時の動作は、シート排紙部25と両面搬送路(両面搬送パス)71入口との配置部近傍領域を表す排出反転部55の構成を説明した後に、後述する。
図3において、符号26は、スキャナ30とシート積載部40と上カバー18とで構成された上部ユニットとしての上部構造体26である。上部構造体26は、装置後方の回転軸であるヒンジ17を中心にして前方が開口するように揺動・開放し、トナーカートリッジなどの消耗品や転写ベルトなどの定期交換部品が交換できるようになっている。
排出反転部55は、図4〜図7に示すように、画像形成済みのシートをシート排出方向Xaおよび両面搬送路71に搬送する方向にそれぞれ対応して正逆転可能な駆動回転部材としての排紙ローラ56と、該排紙ローラ56と共に画像形成済みのシートをシート排出方向Xaに排出する排出手段として機能する、排紙ローラ56に圧接して従動回転可能な排出従動回転部材としての排紙側排紙従動ローラ57と、排紙ローラ56と共にスイッチバック手段として機能する、排紙ローラ56に圧接して従動回転可能な反転従動回転部材としての反転側排紙従動ローラ58と、排紙ローラ56と所定の隙間gをもって配設され、画像形成済みのシートを片面搬送路67から排紙ローラ56と従動ローラ57との圧接部(ニップ部)へ案内する方向(図5に実線で示した位置の分岐爪80)、片面搬送路67から排紙ローラ56と従動ローラ58との圧接部(ニップ部)へ案内する方向(図5に破線で示した位置の分岐爪80)、排紙ローラ56および従動ローラ58によりスイッチバックされた後に両面搬送路71へ導く方向(図5に実線で示した位置の分岐爪80)の何れかに選択的に切り換える揺動可能な切換手段・切換部材としての分岐爪80と、片面搬送路67における排紙側排紙従動ローラ57近傍に配置された第1のシート検知手段としての片面シート検知センサ81と、両面搬送路71における反転側排紙従動ローラ58近傍に配置された第2のシート検知手段としての両面シート検知センサ82とを有する。
反転側排紙従動ローラ58(以下、単に「従動ローラ58」ともいう)は、軸58aを持って排紙側板対54に回転可能に支持されていて、排紙ローラ56と同様に串刺しコロ状の構成となっている。従動ローラ58は、図示しないバネ等の付勢手段を介して排紙ローラ56に圧接されていて、圧接部(ニップ部ないしは挟持部)を形成している。
スイッチバック搬送路73は、適宜図に示されているガイド板等によって形成され、定着装置14から排紙ローラ56と従動ローラ55とのニップ部まで連通している。両面搬送路71は、上述したとおりである。
両面印刷動作におけるシートの第1面印刷は、上述した片面印刷動作と同様の手順で印刷を行う。シートの第2面印刷では、第1面印刷を終えたシートが定着部(定着装置)14で定着された後、この定着済みのシートは図5に破線で示す位置を占めた分岐爪80によりスイッチバック搬送路73に導かれ、排紙ローラ56の反時計回りの回転によって、排紙ローラ56と従動ローラ58とのニップ部からシート積載面41に向けてシート排出方向Xaに排出され、その定着済みのシートがほぼ排紙された状態を両面シート検知センサ82が検知すると、図6の排紙ソレノイド84が作動する。これにより、分岐爪80が揺動して再び図5に実線で示す位置を占め、シート搬送路が両面搬送路71へ切り換えられると、排紙ローラ56を時計回りに逆転させてシートをスイッチバックさせて両面搬送路71へ搬送する。
次いで、シートの先端がレジストセンサ77に検知される位置に到達するまで、両面ローラ75がシートを搬送すると、再びレジストローラ13にシートの先端を突き当ててたわみを形成し、両面ローラ75の回転を停止する。
第1面印刷と同様に、中間転写ベルト4上に形成されていたトナー画像が2次転写ローラ12の位置に到達するタイミングに合わせて、両面ローラ75とレジストローラ13の回転を開始させ、シートにトナー画像を転写し、定着部14でトナー画像がシートに定着されることとなる。
このようにして両面にフルカラートナー画像が転写されたシートは再度、片面搬送路67を介して定着部14による定着処理を経て、排紙ローラ56によりシート積載面(排紙トレイ)41上に排紙される。両面作像の効率を上げるため、用紙の表、裏に形成すべき画像の形成タイミングは制御手段(図示せず)により実行される。
ノンインタリーフ動作で両面印刷を行うと、シート面の印刷順序が1枚目第1面、1枚目第2面、2枚目第1面、2枚目第2面、3枚目第1面、3枚目第2面、となる。この動作は第1面に画像形成されたシートが排紙ローラ56と従動ローラ58でスイッチバックして両面搬送路71を通過し、2次転写ローラ12に到達するまでに時間がかかるため、効率が悪く、生産性が低い。
他方、インタリーフ動作で両面印刷を行うと、シート面の印刷順序が、1枚目第1面、2枚目第1面、1枚目第2面、3枚目第1面、2枚目第2面、4枚目第1面、となる。
1枚目のシートは第2面が印刷されるとそのまま排紙され、3枚目のシートは第2面を印刷するため両面搬送路71を通過する。印刷予定枚数が3枚であれば(S306、YES)、2枚目の第2面、3枚目の第2面を続いて印刷後、排紙して終了となる。印刷予定枚数が4枚以上ならば(S306、NO)、i=2として(S308)S304にループし、2枚目の第2面を印刷する。すなわち、3枚目第1面印刷以降はiを1ずつ増やして繰り返すアルゴリズムで印刷する。これにより、シート搬送路内には常に複数枚のシートが存在することとなり、生産性が向上する。
図7および図9において、中折り排出機構89は、排出反転部55の領域に配設、すなわちインターリーフ行き違いができる両面搬送路71と通常排紙用の片面搬送路67(インターリーフ反転させない)との経路間であるスイッチバック搬送路73(図5参照)の下流域に配設されている。
押込板85は、断面ほぼL字状をなし、図12(a)、(b)に示すように、シート幅方向Yに延在した薄板状の部材、例えば板金や硬質の樹脂で形成されている。押込板85の図において下部形状は、排紙ローラ56および従動ローラ59のコロ外周を避けるように櫛歯状かつ段違いに切り欠かれている。押込板85は、図7に示すように、スイッチバック反転の際に両面搬送路71側に位置するシート(図示せず)を上記隙間gから通常排紙側にシートを押し込むように配置されている。
図6に示す排紙側板対54には、押込板85を中折り位置と非中折り位置との間にスムーズに案内するための案内部材(図示せず)と、押込板85が非中折り位置を占めているとき、引張りバネ88の付勢力によって非中折り位置よりもさらに離間した方向に変位するのを規制するための、押込板85に当接・衝止するストッパ部材(図示せず)が設けられている。
上記中折り部材駆動機構に限らず、ソレノイドとバネとの組み合わせ、ラックアンドピニオン機構等種々の運動変換機構とモータやソレノイドとの駆動手段との組み合わせでもよいことは無論である。
従動ローラ59は、軸59aを持って排紙側板対54(図6参照)に回転可能に支持されていて、排紙ローラ56と同様に串刺しコロ状の構成となっている。従動ローラ59は、図示しないバネ等の付勢手段を介して排紙ローラ56に圧接されていて、圧接部(ニップ部ないしは挟持部)を形成している。なお、図12において、従動ローラ59の外径は、排紙ローラ56のそれと比べて大きく誇張して示す。
なお、誘導部80bは、これに限らず、上記発明の効果をそれ程望まなくても良いのであれば、分岐爪80の揺動動作と干渉しないように分岐爪80と別体的に誘導部材として、排紙ローラ56と従動ローラ57とのニップ部に向けて中折りされたシートの中折り部を誘導する機能を果たすよう、図7に示した隙間gに設けても良い。
上記CPUは、コントロールパネル16からの各種信号および装置本体1に設けられた各種センサ81、82や上記ホームポジションセンサからの検知信号および上記ROMから呼び出された動作プログラムに基づいて、中折り排出機構89の排紙モータ83、排紙ソレノイド84、カム駆動モータ87の作動等を制御し、主として中折り排出機構89の動作を制御する。上記ROMには中折り排出機構89の動作プログラムが記憶されており、この動作プログラムは上記CPUによって適宜呼び出される。上記RAMは、上記CPUの計算結果を一時的に記憶する機能、コントロールパネル16上の各種キーおよび各種センサから設定および入力されたデータ信号およびオン・オフ信号を随時記憶する機能等を有している。
上記中折りキー、上記中折り位置指示キーおよび上記シートサイズ入力キー等のキー方式に限らず、タッチパネル方式によるタッチキーや、あるいはダイヤル等による設定・入力方式によるものであっても良いことは無論である。
他の方法としては、両面搬送路(反転搬送路)71上に各種サイズのシートごとの中折り位置に対応したセンサを配置して対応する方法が考えられる。
まず、ユーザはコントロールパネル16の上記中折りキーの押下によって、中折り排出機構89の動作を起動させるための操作を行うと共に、適宜、上記シートサイズ入力キーによって使用するシートサイズを設定・入力し、上記中折り位置指示キーによって使用するシートに対する中折り位置の設定を行う。
中折りされ、排紙されるシートが、シート積載部40に排紙されたことを検知する手段として、中折り動作開始後、両面シート検知センサ82がシート後端(中折りされているシートの両面搬送路側に配しているシート一端)を検知しなくなってから、前述したようにシートサイズデータとシート中折り位置指示データに基づき、中折りシートが排紙されるのに十分な駆動パルスを付与し、排紙を完了する。
この時の押込板85の動作方向、各ローラ56,57、58,59、カム86等の回転方向などについては、図10(b)、図11(a)、(b)に矢印で示すとおりである。
また、本発明は、上部ユニットとしてのスキャナ等が無いプリンタ等の画像形成装置にも適用できることは無論である(請求項1)。
2 画像形成部(画像形成手段)
10 転写装置
12 2次転写ローラ
16 コントロールパネル
18 上カバー
20 給紙部(シート給送部)
24 再搬送路(第2のシート搬送路を構成)
25 シート排紙部(シート排出部)
26 上部構造体(上部ユニット)
30 画像読取部、スキャナ
40 シート積載部(シート積載手段)
41 シート積載面
50 支持部
54 排紙側板対
55 排出反転部
56 排紙ローラ(駆動回転部材、シート排出手段、スイッチバック手段)
57 排紙側排紙従動ローラ(排出従動回転部材、シート排出手段)
58 反転側排紙従動ローラ(反転従動回転部材、スイッチバック手段)
59 押込側排紙従動ローラ(従動回転部材)
67 片面搬送路(第1のシート搬送路)
71 両面搬送路(第2のシート搬送路)
73 スイッチバック搬送路
75 両面ローラ対
80 分岐爪(切換部材、切換手段)
80a 揺動軸
80b 誘導部
81 片面シート検知センサ
82 両面シート検知センサ
83 排紙モータ(駆動回転部材駆動手段)
84 排紙ソレノイド(切換部材駆動手段)
85 押込板(中折り部材)
86 カム
87 カム駆動モータ
89 中折り排出機構(中折り排出手段)
90 制御手段
g 隙間
S シート(シート状記録媒体)
Xa シート排出方向(排紙方向)、スライド方向
Y シート幅方向
Claims (7)
- シートを給送するシート給送手段と、
前記シート給送手段から給送されたシートに画像を形成する画像形成手段と、
前記画像形成手段を通過したシートを排出するシート排出手段と、
前記画像形成手段を通過したシートを導入し、シートの搬送方向を変えて搬送するスイッチバック手段と、
シートの搬送方向を前記シート排出手段と前記スイッチバック手段とに選択的に切り換える切換手段と、
前記スイッチバック手段により搬送方向が変更されたシートを中折りし、この中折りされたシートの中折り部を前記シート排出手段より排出させる中折り排出手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1記載の画像形成装置において、
前記中折り排出手段は、前記スイッチバック手段および前記シート排出手段の機能を備えた正逆転可能な駆動回転部材と、該駆動回転部材と共に前記スイッチバック手段として機能する、前記駆動回転部材に圧接して従動回転可能な反転従動回転部材と、前記駆動回転部材と所定の隙間をもって配設され、前記切換手段として機能する、揺動自在な揺動軸を備えた切換部材と、前記駆動回転部材と前記切換部材との間の前記隙間に向かって変位してシートを中折りする中折り位置と、該中折り位置から離間した非中折り位置との間で変位自在な中折り部材とを具備することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1記載の画像形成装置において、
前記中折り排出手段は、前記スイッチバック手段および前記シート排出手段の機能を備えた正逆転可能な駆動回転部材、該駆動回転部材と共に前記スイッチバック手段として機能する、前記駆動回転部材に圧接して従動回転可能な反転従動回転部材、前記シート排出手段として機能する、前記駆動回転部材に圧接して従動回転可能な排出従動回転部材からなる3連の回転部材群と、前記駆動回転部材と所定の隙間をもって配設され、前記切換手段として機能する、揺動自在な揺動軸を備えた切換部材と、前記駆動回転部材と前記切換部材との間の前記隙間に向かって変位してシートを中折りする中折り位置と、該中折り位置から離間した非中折り位置との間で変位自在な中折り部材とを具備することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項2記載の画像形成装置において、
前記中折り排出手段は、前記揺動軸と同軸的に設けられ、前記駆動回転部材に圧接して従動回転可能な従動回転部材と、前記シート排出手段として機能する、前記駆動回転部材に圧接して従動回転可能な排出従動回転部材と、前記切換部材に一体的に設けられ、前記駆動回転部材と前記排出従動回転部材との圧接部に向けて中折りされたシートの前記中折り部を誘導する誘導部とを具備し、
前記中折り部材が前記中折り位置を占めたとき、シートが前記隙間に押し込まれつつ前記駆動回転部材と前記従動回転部材との圧接部で加圧され、かつ、前記誘導部に沿って前記駆動回転部材と前記排出従動回転部材との圧接部に誘導されることにより、さらに加圧されながら折り込まれて排出されることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項3記載の画像形成装置において、
前記中折り排出手段は、前記揺動軸と同軸的に設けられ、前記駆動回転部材に圧接して従動回転可能な従動回転部材と、前記排出従動回転部材と、前記切換部材に一体的に設けられ、前記駆動回転部材と前記排出従動回転部材との圧接部に向けて中折りされたシートの前記中折り部を誘導する誘導部とを具備し、
前記中折り部材が前記中折り位置を占めたとき、シートが前記隙間に押し込まれつつ前記駆動回転部材と前記従動回転部材との圧接部で加圧され、かつ、前記誘導部に沿って前記駆動回転部材と前記排出従動回転部材との圧接部に誘導されることにより、さらに加圧されながら折り込まれて排出されることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1ないし5の何れか一つに記載の画像形成装置において、
前記中折り排出手段の動作を制御する制御手段を有することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1ないし6の何れか一つに記載の画像形成装置において、
前記画像形成装置は、前記シート排出手段より排出されたシートを積載するシート積載手段を具備し、該シート積載手段が前記画像形成手段の上方にシート排出用の空間を形成するように画像形成装置本体に配置され、かつ、前記シート排出用の空間を介して前記画像形成装置本体における前記シート積載手段の上方に配置された上部ユニットを有する胴内排出型であることを特徴とする画像形成装置。
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