JP2005164215A - 天井吊型空気調和装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 フィルタチャンバの有無に関わらず、吸込グリルのフィルタ清掃を簡単に行うことができる空気調和装置を提供する。
【解決手段】 空気調和機本体と吸込グリルとの間に、高性能フィルタを備えるフィルタチャンバを備え、空気調和機本体の両側に設けられるサイドカバーの内側に、吸込グリルを昇降させる昇降装置を配置し、この昇降装置が、吸込グリルを吊紐で支持するようにした。
【選択図】 図9

Description

本発明は、空気調和機本体と吸込グリルとの間に、高性能フィルタを備えるフィルタチャンバを備える空気調和装置に関する。
従来より、懸吊ボルトを用いて室内の天井から吊り下げられて設置される構成の天井吊型空気調和装置が知られている(例えば特許文献1)。この種の空気調和装置にあっては、空気調和機本体底面(建物の床面と対向する面)に吸込グリルが設けられ、この吸込グリルにフィルタが設けられている。この吸込グリルに設けられたフィルタは、定期的に作業員などの手により外され、掃除されることにより空気調和装置としての性能が十分に発揮される。また、この種の空気調和装置には、吸込グリルに設けられるフィルタ以外のフィルタ(例えばロングライフフィルタ)を収容したフィルタチャンバが設けられる場合がる(例えば特許文献2)。
特開平9−275251号公報 特開平11−101497号公報
しかしながら、作業員などは、フィルタ清掃を行うために、空気調和機本体から吸込グリルに配置されたフィルタを取り外すといった作業を天井面近くで、その都度行わなくてはならず、非常に煩雑であるばかりか、吸込グリルを取り外す際には、台などの上に乗って作業する必要があり、好ましくなかった。また、この種の作業性がフィルタチャンバの有無に応じてさらに煩雑になってしまうのは好ましくない。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、フィルタチャンバの有無に関わらず、吸込グリルのフィルタ清掃を簡単に行うことができる空気調和装置を提供することを目的とする。
上述課題を解決するため、本発明は、空気調和機本体と吸込グリルとの間に、高性能フィルタを備えるフィルタチャンバを備え、前記空気調和機本体の両側に設けられるサイドカバーの内側に、前記吸込グリルを昇降させる昇降装置を配置し、この昇降装置が、前記吸込グリルを吊紐で支持することを特徴とする。
上記構成において、前記フィルタチャンバには、前記吊紐を通す間隙が設けられていることが好ましい。この場合、前記フィルタチャンバは、前記空気調和機本体の吸込口に配置される四方枠と、前記高性能フィルタを配置するためのフィルタ枠とを有し、この四方枠とフィルタ枠との間に、前記吊紐を通す間隙が設けられていることが好ましい。また、前記吸込グリルは、前記空気調和機本体側に突出して、前記吊紐が連結される吊紐連結部を有し、前記フィルタチャンバには、前記吊紐連結部が通る間隙が設けられていることが好ましい。
また、上記構成において、前記昇降装置は、前記空気調和機本体のうち、前記サイドカバーにより覆われる箇所に取り付け固定されるいてもよく、また、前記空気調和機本体のうち、前記サイドカバーにより覆われる箇所に取り付け固定されていてもよい。
本発明は、空気調和機本体と吸込グリルとの間に、高性能フィルタを備えるフィルタチャンバを備え、前記空気調和機本体の両側に設けられるサイドカバーの内側に、前記吸込グリルを昇降させる昇降装置を配置し、この昇降装置が、前記吸込グリルを吊紐で支持することにより、フィルタチャンバを装着しても吸込グリルを昇降させることができる。
以下図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は、本実施形態にかかる天井吊型空気調和装置1の外観構成を示す斜視図である。また、図2は、空気調和機本体1aの内部構造を示す断面図であり、図3は、同じく内部構造を示す平面図である。
図1及び図2に示すように、天井吊型空気調和装置1は、空気調和機本体1aの前面(側面)に吹出口41が設けられ、吹出口41が設けられた前面から順に、熱交換器15、送風機13が配置される。熱交換器15の下方には、発泡スチロール等の断熱材で形成されたドレンパン31が設置され、送風機13の下方の吸込口42には、吸込グリル37が設けられる。空気調和機本体1aには、この他にも、電装箱11、冷媒配管29等の各種機器類や、当該空気調和機本体1aをコントロールするためのリモートコントローラ(図示せず)からの指示信号を受信する受信ユニット(図示せず)が設けられる。この空気調和機本体1aは、図2に示すように、天井から吊り下げられた吊りボルト3に連結されるボルト連結部(図示せず)を有し、これによって、室内天井板5の下方に設置されて室内空調を行う。
図3に示すように、送風機13は、四台の送風機ユニット21〜24からなり、これらは一台のモータ25で駆動される回転軸27上に固定・配置されている。熱交換器15は、図2に示すようにフィン・チューブ型の熱交換器であり、空気調和機本体1a内に斜めに設置される。この熱交換器15には冷媒配管29が接続され、この冷媒配管29は空気調和機本体1aの外に導出され、室外機(図示せず)の圧縮機、減圧装置、室外熱交換器等に接続される。
この空気調和機本体1aは外側には化粧パネルが装着され、より具体的には、両側にサイドカバー45が設けられ、ドレンパン31の下方に板金製の底パネル14(図1、図2参照)が設けられる。ドレンパン31の上方には、ドレンポンプユニット35が配置され、このドレンポンプユニット35は、フレキシブルチューブ32を介してドレンパン31に溜まったドレンを吸い上げて空気調和機本体1aの外に排出する。
吸込グリル37には、空気清浄用のフィルタ39が取り付けられる。そして、送風機13が駆動されると吸込グリル37及びフィルタ39を通じて室内の空気が空気調和機本体1a内に吸い込まれ、この空気は熱交換器15で熱交換された後に、吹出口41を通じて室内に吹き出される。中仕切板43は、空気調和機本体1aの略中央を横断的に仕切る仕切板である。
本実施形態においては、吸込グリル37には、図4に示すように、上方に突出する複数の吊紐連結部38a〜38dが設けられ、これら吊紐連結部38a〜38dに連結された複数の吊紐50a〜50dを介して空気調和機本体1aに支持される。そして、これらの吊紐50a〜50dが繰り出され、或いは巻き戻されることで、所定の範囲で昇降し、吸込グリル37を下げた位置で、この吸込グリル37に載せられたフィルタ39を取り外し可能に構成される。なお、以下の説明において、吊紐50a〜50dの各々及び吊紐連結部38a〜38dの各々を特に区別する必要がない場合には、「吊紐50」、「吊紐連結部38」と表記する。
図3に示すように、4本の吊紐50a〜50dを繰り出し、或いは巻き戻す昇降機構は、空気調和機本体1aの両端に取り付け固定された2つのユニット(昇降装置)60、すなわち、第1及び第2ユニット60a、60b内に収容されている。第1ユニット60a及び第2ユニット60bの各々は、図5に示すように、空気調和機本体1aの側面に取り付けられた後、ホルダー62により保持されて固定される。第1ユニット60aは、空気調和機本体1aの右端面に取り付け固定され、これには吸込グリル37の一辺37A(図4参照)を支持する2本の吊紐50a、50bが連結される。一方、第2ユニット60bは、空気調和機本体1aの左端面に取り付け固定され、これには吸込グリル37の他辺37B(図4参照)を支持する残りの2本の吊紐50c、50dが連結される。
図6は、第1ユニット60aの構成を模式的に示す図である。この図に示すように、第1ユニット60aは、1本の吊紐50が巻き回された2つのボビン70と、ボビン70を回転駆動する駆動モータ71をボビン70ごとに1つずつ備え、駆動モータ71がギア列(図示せず)を介してボビン70を駆動することで、2本の吊紐50を繰り出し、或いは巻き戻し可能に構成される。また、第1ユニット60aは、駆動モータ71による回転駆動を制御する制御回路(例えばMPU)72が設けられている。また、各ボビン70には、ボビン70の回転量を検出するロータリーエンコーダなどの回転検出器75が設けられ、ボビン70の回転量が制御回路72に出力される。
また、制御回路72から複数の信号線73が引き出され、第1ユニット60aの筐体面外側に形成されたユニット側コネクタ74に接続されている。このユニット側コネクタ74は、第1ユニット60の筐体のうち、空気調和機本体1aに取り付けられた際に、この空気調和機本体1aの側面と対向する面内に形成されており、空気調和機本体1aの側面に設けられた本体側コネクタ(図示せず)と係合することで、第1ユニット60aと空気調和機本体1aとが信号通信可能に接続される。すなわち、第1ユニット60aが空気調和機本体1aに取り付けられることで、空気調和機本体1a側の制御回路(図示せず)と第1ユニット60a側の制御回路72が互いに通信可能となる。なお、第2ユニット60bの構成は、上記第1ユニット60aの構成と同様であるため、その説明を省略する。
作業員が吸込グリル37(フィルタ39)を昇降させる際には、先ず、リモートコントローラなどにより空気調和機本体1aに吸込グリル37の昇降指示を与える。空気調和機本体1aの制御回路がこの指示を受信すると、第1ユニット60a及び第2ユニット60bの各制御回路72に伝送し、これを受信した制御回路72が駆動モータ71を回転駆動(正回転あるいは逆回転)させることで、4本の吊紐50a〜50dが繰り出され、あるいは、巻き取られて吸込グリル37が昇降することとなる。
第1ユニット60a及び第2ユニット60bの制御回路72は、吸込グリル37を降下させる際に、吸込グリル37が作業位置に停止するように、回転検出器75からの検出信号に基づいて吊紐50の繰り出し量を制御する。ここで、上記作業位置は、作業員が吸込グリル37に配置されたフィルタ39を容易に取り外せる位置であり、床面から例えば1メートル程度の高さである。本実施形態では、空気調和機本体1aの底面(すなわち、吸込グリル37の取付位置)から作業位置までの距離が予め制御回路72に設定されており、制御回路72は、この距離だけ吊紐50が繰り出されるように、ボビン70を回転させている。
一方、吸込グリル37の上昇時には、制御回路72は、吸込グリル37を降下させたときに吊紐50を繰り出した分だけ巻き戻すように、回転検出器75からの検出信号に基づいて駆動モータ71を制御することで、吸込グリル37を空気調和機本体1aの底面に収納することができる。
ところで、吸込グリル37の収納時においては、振動により吸込グリル37が揺動し、吸込グリル37が空気調和機本体1aの底面に全閉する状態で嵌らずに、吸込グリル37の角などが空気調和機本体1aの底パネル14に引っ掛かった状態となってしまうことがある。そこで、本実施形態では、吸込グリル37を収納する際に、吸込グリル37が空気調和機本体1aの底面に到達した後に、一旦、この吸込グリル37を降下させ、再び吸込グリル37が空気調和機本体1aに到達するまで上昇させるといった降下・上昇制御を繰り返すことにより、吸込グリル37の揺動を抑えることを可能とし、吸込グリル37が空気調和機本体1aに全閉する状態で確実に収納されるようにしている。
より具体的には、制御回路72は、吸込グリル37の上昇時(すなわち収納時)において、回転検出器75からの検出信号に基づいて、ボビン70の回転停止を検知すると、吸込グリル37が空気調和機本体1aの底面(つまり収容位置)に到達したことを意味するため、再び吸込グリル37を所定距離L(例えば1メートル)だけ降下させるべく、駆動モータ71を制御する。ここで、吸込グリル37と空気調和機本体1aとの先の当接により、吸込グリル37の上昇時の揺動が抑制されており、なおかつ、再度吸込グリル37を降下させる際の下げ幅を小さくすることで、吸込グリル37の揺動が生じ難くなっている。
そして、制御回路72は、吊紐50を巻き取って吸込グリル37を所定距離Lだけ上昇させるべく駆動モータ71を制御する。これにより、吸込グリル37は、揺動が抑制された状態で上昇するため、空気調和機本体1aの底面に全閉状態できちんと収納されることとなる。
なお、吸込グリル37の収納時に、吸込グリル37の下降・上昇を繰り返し回数は1回に限らず、この繰り返し回数を多くすることで、より確実に吸込グリル37を空気調和機本体1aの底面に全閉状態で収納することができる。
また、この天井吊型空気調和装置1は、フィルタチャンバ90を装着可能に構成されている。図7及び図8は、フィルタチャンバ90装着時の天井吊型空気調和装置1の外観構成を示す斜視図であり、図9及び図10は、天井吊型空気調和装置1のフィルタチャンバ90をその周辺構成と共に示す断面図及び斜視図である。フィルタチャンバ90は、高性能フィルタを追加する場合に使用されるものであり、例えば、吸込グリル37には、比較的交換サイクルが早いフィルタが配置されるのに対し、フィルタチャンバ90には比較的交換サイクルが長いフィルタ(ロングライフフィルタ)100が配置される。なお、フィルタチャンバ90に配置されるフィルタ100としては、使い捨てフィルタ以外に、光再生脱臭フィルタ、常温再生脱臭フィルタ等がある。
このフィルタチャンバ90は、空気調和機本体1aの吸込口42に装着可能な板金製の四方枠91と、フィルタ100を配置するためのフィルタ枠92とから概略構成される。この四方枠91は、長手方向に配置された断面略コ字上の板金製の枠部材91a、91bと、短手方向に配置された断面略コ字上の板金製の枠部材91c、91dとで構成され、この四方枠91の略中央には短手方向に沿って断面略矩形状の仕切部材93が設けられる。一般に、フィルタチャンバは断面略コ字状の板金製の枠部材からなる四方枠で形成されるため、天井吊型空気調和装置のように幅広の空気調和装置では長手方向(幅方向)の枠部材が強度不足になってたわみ易くなるが、この実施形態では仕切部材93が設けられるので強度アップが図られ、輸送時等にフィルタチャンバ90が変形する等の不具合は解消される。
フィルタ枠92は、四方枠91の短手方向に対で配置され、一対のフィルタ枠で一つのフィルタ100の両側を挟持する。本実施形態では、一対のフィルタ枠のそれぞれが枠部材91c側と上記仕切部材93側とに対向するように配置され、また、枠部材91d側と上記仕切部材93側とに対向するように配置される。これにより、仕切部材92で仕切られる2つの空間のそれぞれにフィルタを配置でき、吸込口42のほぼ全面にフィルタ100を配置することができる。
また、本実施形態のフィルタチャンバ90は、図9に示すように、四方枠91とフィルタ枠92との間隙Sが、吊紐50と吊紐連結部38とが通る間隙になるように形成されている。より具体的には、四方枠91の短手方向の枠部材91c、91dにそれぞれ近接する各フィルタ枠92が、各枠部材91c、91dとの間の間隙Sが、吊紐50と吊紐連結部38とが通る間隙Sになる位置に設けられる。これにより、フィルタチャンバ90を空気調和機本体1aに装着した場合でも、フィルタチャンバ90が吊紐50や吊紐連結部38と干渉せず、吸込グリル37を、フィルタチャンバ90を未装着の場合と同様に昇降させることができる。
さらに、このフィルタチャンバ90の四方枠91は、図9に示すように、フィルタチャンバ90が非装着の場合に吸込グリル37が収容される吸込口42の開口と同形状の枠形状に形成される。これにより、吸込グリル37を昇降させると、吸込グリル37の周縁部上面が四方枠91に当接して、吸込グリル37を水平かつフィルタチャンバ90に密着した状態に位置決めすることができる。ここで、本実施形態の第1及び第2ユニット60a、60bは、ボビン70の回転停止の検知によって吸込グリル37が収容位置に到達したことを検出するため、フィルタチャンバ90を装着した場合でも、何ら処理を変更することなく、吸込グリル37を、フィルタチャンバ90装着時の収容位置(フィルタチャンバ90に当接する位置)に停止させることができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、フィルタチャンバ90において、四方枠91とフィルタ枠92との間に、吊紐50と吊紐連結部38とが通る間隙Sを設けておくことにより、フィルタチャンバ90を装着しても、何ら加工を行うことなく、吸込グリル37を昇降させることができる。また、フィルタチャンバ90の四方枠91を、フィルタチャンバ90が非装着の場合に吸込グリル37が収容される吸込口42と同形状の開口としたことにより、フィルタチャンバ90を装着した場合でも吸込グリル37を適切に収容させることができる。
また、吸込グリル37が昇降可能であるため、作業員は、吸込グリル37を作業位置まで降下させてフィルタ39を取り外すことができ、空気調和機本体1aが設置されている天井面近くでのフィルタ39の取り外し作業をする必要が無く、簡単かつ安全に作業を行うことができる。さらに、吸込グリル37を昇降させる第1及び第2ユニット60a、60bを空気調和機本体1a内に内蔵するのではなく、空気調和機本体1aの両側に設ける構成とし、さらに、ユニット側コネクタ74により空気調和機本体1aと通信可能な構成としたため、第1及び第2ユニット60a、60bのメンテナンス時などにおいて、これらユニットの取り外し、及び、取り付けが容易となる。
上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の範囲内で任意に変形が可能である。例えば、上述した実施形態では、吸込グリル37を4本の吊紐50a〜50dで吊り下げる場合について例示したが、吊紐の数は任意でよい。また、上述した実施形態では、吸込グリル37の吊紐連結部38が上方に突出する場合について説明したが、上方に突出しないようにしてもよい。この場合、四方枠91とフィルタ枠92との間隙Sは、吊紐50が通る間隙にすればよい。また、上述した実施形態において、フィルタチャンバ90に、異なる種類のフィルタ(大きさや厚さが異なるフィルタも含む)を選択的に配置可能にしたり、複数のフィルタを積層配置できるように、各フィルタを保持する複数のフィルタ枠を設けるようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、昇降機構である第1ユニット60aと第2ユニット60bの各々が空気調和機本体1aの側面外側に取り付け固定され(図5参照)、サイドカバー45に覆われる構成について説明したが、これに限らず、図11に示すように、第1ユニット60a及び第2ユニット60bの各々がサイドカバー45に取り付け固定された構成であっても良い。この構成においては、第1ユニット60a及び第2ユニット60bの制御回路72から引き出された信号線は、ユニット筐体外部に信号ケーブル80にて引き出され、この信号ケーブル80の先端に設けられたユニット側コネクタ74にて空気調和機本体1aの側面に接続される構成とすることで、第1ユニット60aと第2ユニット60bとを空気調和機本体1aに通信可能に接続することができる。
また、上述した実施形態では、吸込グリル37が空気調和機本体1aへ当接したことを回転検出器75の検出信号に基づいて検出する構成を例示したが、これに限らず、駆動モータ71の駆動電流を検出し、ボビン70の回転停止に伴う過渡電流を検出する構成としても良い。なお、上述した実施形態では、本発明を天井吊型空気調相装置に適用する場合について述べたが、天井埋込型空気調和装置等の空気調和装置に広く適用することが可能である。
本実施形態にかかる天井吊型空気調和装置の外観構成を示す斜視図である。 空気調和機本体の内部構造を示す断面図である。 空気調和機本体の内部構造を示す平面図である。 同吸込グリルの昇降を説明するための図である。 昇降機構を収納したユニットを示す図である。 同ユニットの機能的構成を模式的に示す図である。 フィルタチャンバ装着時の天井吊型空気調和装置の外観構成を示す斜視図である。 フィルタチャンバ装着時の天井吊型空気調和装置の外観構成を示す斜視図である。 天井吊型空気調和装置のフィルタチャンバをその周辺構成と共に示す断面図である。 天井吊型空気調和装置のフィルタチャンバをその周辺構成と共に示す斜視図である。 本発明の変形例にかかるユニットを示す図である。
符号の説明
1 天井吊型空気調和装置
1a 空気調和機本体
11 電装箱
13 送風機
15 熱交換器
31 ドレンパン
37 吸込グリル
38、38a〜38d 吊紐連結部
39、100 フィルタ
45 サイドカバー
50、50a〜50d 吊紐
90 フィルタチャンバ
91 四方枠
91a〜91d 枠部材
92 フィルタ枠
100 仕切部材

Claims (6)

  1. 空気調和機本体と吸込グリルとの間に、高性能フィルタを備えるフィルタチャンバを備え、前記空気調和機本体の両側に設けられるサイドカバーの内側に、前記吸込グリルを昇降させる昇降装置を配置し、この昇降装置が、前記吸込グリルを吊紐で支持することを特徴とする空気調和装置。
  2. 前記フィルタチャンバには、前記吊紐を通す間隙が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の空気調和装置。
  3. 前記フィルタチャンバは、前記空気調和機本体の吸込口に配置される四方枠と、前記高性能フィルタを配置するためのフィルタ枠とを有し、この四方枠とフィルタ枠との間に、前記吊紐を通す間隙が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の空気調和装置。
  4. 前記吸込グリルは、前記空気調和機本体側に突出して、前記吊紐が連結される吊紐連結部を有し、前記フィルタチャンバには、前記吊紐連結部が通る間隙が設けられていることを特徴とする請求項2又は3に記載の空気調和装置。
  5. 前記昇降装置は、前記空気調和機本体のうち、前記サイドカバーにより覆われる箇所に取り付け固定されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の空気調和装置。
  6. 前記昇降装置は、前記サイドカバーに取り付け固定されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の空気調和装置。
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JP4800989B2 (ja) 2006-11-15 2011-10-26 日本碍子株式会社 圧電/電歪材料、圧電/電歪体、及び圧電/電歪素子

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