JP4434706B2 - 天井埋込型空気調和装置 - Google Patents

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Description

本発明は、天井埋込型空気調和装置に関する。
従来、天井埋込型空気調和装置には、フィルターを掃除したり交換するために、昇降装置で吊りひもを巻取り・繰り出しすることにより昇降グリルを上下動可能にしているものがある。そして、昇降装置と昇降グリルとの間の吊りひもは、たとえば特許文献1に記載されているように、従来4本設けられ、昇降装置が昇降グリルを引き上げると、昇降グリルはグリル枠の所定の位置に収納される。しかしながら、吊りひもで昇降グリルを吊り下げた状態で、昇降グリルに風が当たったり、また、人や物が接触すると、昇降グリルが揺れ動き、昇降グリルを引き上げた際に、グリル枠の所定の位置に収納されないおそれがある。
特開平10−122592号公報
解決しようとする問題点は、昇降グリルを引き上げた際に、昇降グリルがグリル枠の所定の位置に収納されないおそれがある点である。
本発明の天井埋込型空気調和装置は、室内機本体(1)の下方にグリル枠(21)が設けられ、このグリル枠は空気吸込口(22)および空気吹出口(23)を具備し、昇降装置(36)が吊りひも(32,33,34)を巻取り・繰り出しすることにより、昇降グリル(31)が上下動し、最上昇時には昇降グリルがグリル枠の空気吸込口に位置している。そして、グリル枠の空気吸込口と空気吹出口との間に桟(24)が設けられ、この桟の下方に吊りひも通路空間(46,47)を形成すべく、前記桟の下側に覆い材(51,52)が設けられ、前記昇降装置はグリル枠の上でかつ、空気吸込口の空気吹出口の配置されていない側の横側に設けられ、前記昇降装置が巻取り・繰り出しする複数の吊りひもの内の第1吊りひもは、昇降装置からグリル枠の貫通孔を通って、前記吊りひも通路空間に導入され、吊りひも通路空間を通り、吊りひも通路空間の他端部側から、外側に導き出され、昇降グリルに取り付けられている。
かつ、前記昇降グリルの上面には、突出部(31a)または突出部が嵌まる嵌合部(21a)の一方が設けられ、前記グリル枠には、前記嵌合部または突出部の他方が設けられており、前記突出部の両端部が、斜めに切り欠かれた形状をしており、前記昇降グリルの最上昇時には、昇降装置が吊りひもを巻取ることにより、前記突出部が前記嵌合部に嵌まる
また、前記昇降装置により巻取り・繰り出しされる吊りひもの本数が3本であり、昇降装置からの吊りひもが昇降グリルの前側の左右および後側の中央部に取り付けられていることがある。
本発明によれば、昇降グリルの上面には、突出部または突出部が嵌まる嵌合部の一方が設けられ、かつ、グリル枠には、前記突出部または嵌合部の他方が設けられているので、昇降グリルの上昇の際に、昇降グリルに風が当たったり、また、人や物が接触して、昇降グリルが揺れ動いても、昇降グリルが最上昇位置の付近で、昇降グリルが揺れ動きながら、突出部が嵌合部に嵌まり、この突出部と嵌合部との嵌合に誘導されながら、昇降グリルは上昇する。その結果、昇降グリルは、確実に所定位置に収納される。
そして、グリル枠の桟の下方の吊りひも通路空間に、吊りひもが配線されているので、吊りひもが、桟の上方に配線されているリード線などと干渉することを極力防止することができる。その結果、吊りひもが円滑に作動し、従来より少ない3本の吊りひもでも、突出部と嵌合部との嵌合と相まって、昇降グリルを確実に所定位置に収納することができる。
また、この様に、昇降グリルが揺れ動いてもより確実に収納することができるため、吊りひもの本数を従来の4本よりも少ない3本にすることができる。その結果、吊りひもの取付作業やコストを削減することができる。しかも、昇降装置からの吊りひもが昇降グリルの前側の左右および後側の中央部に取り付けられているので、吊りひもがフィルターの掃除や交換の作業の妨げになることを極力防止することができる。
天井埋込型空気調和装置において、昇降グリルを引き上げた際に、昇降グリルをグリル枠の所定の位置に確実に収納するという目的を、昇降グリルの上面に、突出部または突出部が嵌まる嵌合部の一方を設け、かつ、グリル枠に前記突出部または嵌合部の他方を設けることで実現した。
次に、本発明における天井埋込型空気調和装置の一実施例について、図1ないし図9を用いて説明する。図1は本発明における天井埋込型空気調和装置の実施例の斜視図である。図2はグリル枠、フィルターおよび昇降グリルの分解斜視図である。図3は覆い材を外した状態でのグリル枠の概略の説明図である。図4は覆い材を取り付けた状態で引っ繰り返したグリル枠の概略の斜視図である。図5はグリル枠の平面図である。図6は覆い材を外した状態で引っ繰り返したグリル枠の平面図である。図7は吊りひもの案内部および固定部の説明図で、(a)が案内具の図、(b)が案内ローラの図、(c)は吊りひも固定部の平面図、(d)が(c)の D-D断面図、(e)が(c)の E-E矢視図である。図8はグリル枠の要部平面図である。図9は表示基板およびリミットスイッチの説明図で、(a)は表示基板付近における図8の A-A断面図、(b)は図8の B-B断面図である。なお、図1において、昇降グリルはグリル枠に取り付けられた状態と、下降した状態の両方の状態で図示されている。図3において、グリル枠は引っ繰り返した状態で図示され、覆い材および昇降グリルは斜め上方から見た斜視図で図示されている。図5は空気吹出口の上部構造が切断された状態で図示されている。図6は、吊りひも、その案内具および案内ローラが取り付けられた状態で図示されている。図8において、各リード線は複数本を組み合わせて構成されているが、分かりやすいように、1本で図示されている。そして、この明細書の記載において、天井埋込型空気調和装置の長手方向を左右方向とし、2本の吊りひもや表示基板が配置されている側が前側としている。
まず始めに、天井埋込型空気調和装置の全体構成を説明する。
天井埋込型空気調和装置の室内機本体1の外装板2には、その左右側面の前後に固定部としての固定フランジ3が総計4個設けられている。天井板6には、室内機本体1を下側から天井内に設置することが可能なように開口部7が形成される。
また、アンカーボルト9が天井内の構造体(図示しない)に取り付けられており、このアンカーボルト9の下端部に室内機本体1の固定フランジ3を固定することにより、室内機本体1は天井内に設置される。
室内機本体1は、内部に熱交換器(図示しない)および送風機(図示しない)を具備しており、冷媒配管用の接続口11およびドレン用の接続口12が、室内機本体1の外装板2から外側に突出して設けられている。冷媒配管用の接続口11は、冷媒配管13で室外機(図示しない)に接続される。また、ドレン用の接続口12にはドレン配管14が接続される。そして、室内機本体1の底面には、吸込口および吹出口が形成されている。
天井板6の開口部7および室内機本体1の下方は、グリル枠21で覆われている。このグリル枠21は、室内機本体1の吸込口および吹出口に対応する位置に、空気吸込口22および空気吹出口23を具備している。すなわち、空気吸込口22がグリル枠21の中央部に設けられ、この空気吸込口22を挟んで前後に空気吹出口23が一対に設けられている。この空気吹出口23は左右方向に長く設けられている。そして、空気吸込口22と空気吹出口23との間には、グリル枠21の桟24が設けられ、空気吸込口22と空気吹出口23とを仕切っている。また、グリル枠21は室内機本体1に取り付けられている。
グリル枠21の空気吸込口22には、略矩形の昇降グリル31が配設されている。この昇降グリル31の各短辺に沿って突出部としてリブ31aが上方に突出している。このリブ31aは、昇降グリル31の短辺の長さよりも短く形成されている。そして、グリル枠21には、昇降グリル31のリブ31aが嵌まる嵌合部としてスリット状の溝21aが形成されている。また、昇降グリル31には、前側の左右および後側の中央部に吊りひも32,33,34が各々取り付けられている。計3本の吊りひも32,33,34の上端は、グリル枠21の上に設けられている昇降装置36の巻取りドラム(図示しない)に各々取り付けられている。昇降装置36の外郭を構成するケースは略直方体の箱形状をしており、そのケースの内側に複数の巻取りドラムや、この巻取りドラムを回転駆動するモータ(図示しない)などが設けられている。巻取りドラムは吊りひも32,33,34毎に設けられている。昇降装置36はグリル枠21の上面にネジ止めで取り付けられ、空気吸込口22の右側(すなわち、横側)で、かつ、前後の空気吹出口23の延長線の間に配置されている。この昇降装置36のネジ止め位置は図6において符号81で示されている。そして、昇降装置36が稼働して、吊りひも32,33,34を巻取り・繰り出しすると、昇降グリル31は上下方向に移動する。この昇降グリル31にフィルター41が着脱可能に取り付けられており、フィルター41を着脱する際には、昇降グリル31を下降させる。そして、昇降グリル31の最下降時には、前側に行くほど下側となるように約45°の傾きで停止する。また、空気調和の際には、昇降グリル31を上昇させて空気吸込口22に位置させる。そして、グリル枠21の空気吸込口22から吸い込まれた空気は、室内機本体1の熱交換器で冷却または加熱されて、グリル枠21の前後の空気吹出口23から吹き出される。
ところで、昇降グリル31は吊りひも32,33,34で吊り下げられており、上昇の際に昇降グリル31に風が当たったり、また、人や物が接触すると、昇降グリル31が揺れ動くことがある。しかしながら、昇降グリル31が最上昇位置(すなわち、グリル枠21の空気吸込口22)の付近で、昇降グリル31が揺れ動きながら、そのリブ31aがグリル枠21の溝21aに嵌まり、このリブ31aと溝21aの嵌合に誘導されながら、昇降グリル31は上昇し、確実に所定位置(すなわち、グリル枠21の空気吸込口22)に収納される。
次に、吊りひも32,33,34の配線を説明する。前述のように、昇降装置36はグリル枠21上に設置されている。このグリル枠21には、吊りひも32,33,34用の貫通孔42,43,44が形成されている。また、グリル枠21の桟24の下方に吊りひも32,34が通る吊りひも通路空間46,47〔図4および図9(a)参照〕を形成すべく、桟24の下側に覆い材51,52が取り付けられている。この覆い材51,52は、上面が開口した細長い箱形状をしており、細長い長方形の底板およびこの底板の周辺(すなわち、4辺)から立ち上がる側板とを有している。
さらに、図6に図示するように、グリル枠21の左側には、前側の桟24の横側付近に、案内具53および案内ローラ54がグリル枠21の下面に取り付けられて設けられている。この案内具53および案内ローラ54は、第1吊りひも32を案内する案内部を構成している。案内具53は、図7(a)に図示するように、第1吊りひも32の通る開口53aを有しており、貫通孔42からの第1吊りひも32がこの開口53aを通ることにより、左右方向に延在してきた第1吊りひも32の方向を案内ローラ54側に導いている。案内ローラ54は、案内具53から略水平に延在してきた第1吊りひも32を下向きに方向転換させている。
また、後側の桟24の中央部の縁付近に、第3吊りひも用案内部である案内具55がグリル枠21の下面に取り付けられて設けられている。案内具55は、案内具53と同様な構造をしており、第3吊りひも34の通る開口を有しており、貫通孔44からの第3吊りひも34がこの案内具55の開口を通ることにより、左右方向に延在してきた第3吊りひも34を、前側(すなわち、空気吸込口22側)に導くとともに、下側に方向転換させている。
グリル枠21はこの様に構成されており、昇降装置36からの第1吊りひも32は、グリル枠21の第1貫通孔42を通って、前側の吊りひも通路空間46に導入され、吊りひも通路空間46を右側から左側へ通り、吊りひも通路空間46の左端部で、案内具53を介して、覆い材51とグリル枠21との間に形成された吊りひも導出開口から覆い材51の外側に導き出され、案内ローラ54で下向きに方向転換されて、昇降グリル31の左前側に取り付けられている。昇降装置36からの第2吊りひも33は、グリル枠21の第2貫通孔43を通って、グリル枠21の下方に導かれ、昇降グリル31の右前側に取り付けられている。昇降装置36からの第3吊りひも34は、グリル枠21の第3貫通孔44を通って、後側の吊りひも通路空間47に導入され、吊りひも通路空間47を右側から左側へ通り、吊りひも通路空間47の中央部付近で、案内具55を介して、覆い材52とグリル枠21との間に形成された吊りひも導出開口から覆い材52の外側に導き出されて、昇降グリル31の後側の中央部に取り付けられている。
上述のように、各吊りひも32,33,34の先端部は、昇降グリル31の上面に取り付けられているが、その取付構造は図7(c)〜(e)に図示されている。吊りひも32,33,34の先端部を、金属製のスリーブ37に通してカシメて一体化し、このスリーブ37を固定部である押さえ部材38で昇降グリル31に押しつけて固定している。押さえ部材38よりも内側には、フィルター41が存在している。
また、前側の覆い材51の一部には、表示用の透明板56が設けられ、この透明板56の上方に、空気調和装置の状況(運転のON−OFF、タイマーのON−OFF、警報ランプなど)を表示するための表示基板57が配置されている。この表示基板57はリモコンの受信部を具備している。そして、表示基板57からのリード線58は、グリル枠21の本体に形成されたリード線用貫通孔としての長穴59を通って、吊りひも通路空間46からグリル枠21の上方に導き出されている。この長穴59の周辺(すなわち、後側の縁部)にグリル枠21の本体の下面から下方に突出する縦リブ61が設けられており、この縦リブ61の前側に表示基板57からのリード線58が配線され、一方、縦リブ61の後側に第1吊りひも32が配線される。
さらに、グリル枠21の前側の桟24には、リミットスイッチ用の固定部67が張り出している。この固定部67にリミットスイッチ固定具68を介してリミットスイッチ66が取り付けられる。リミットスイッチ固定具68は、固定部67にビス止めなどで取り付けられる水平部69と、この水平部69から垂下する垂直部71とを有しており、この垂下する垂直部71にリミットスイッチ66がビスなどで取り付けられている。昇降グリル31が上昇して所定位置に収容されると、昇降グリル31の上面がリミットスイッチ66の検知レバー72の先端に当接して上昇させ、リミットスイッチ66から昇降グリル検出信号が出力する。
そして、リミットスイッチ66からのリード線73は、水平部69に設けられた切欠き74を通って、桟24の上方に配線される。そして、このリード線73は、表示基板57からのリード線58に合流して、桟24に設けられたリード線固定爪76で固定される。合流したリード線58,73は、前後の空気吹出口23のルーバを駆動するモータのためのルーバ駆動用のリード線75,75とともに結束具77で結束、固定されている。上記リード線固定爪76は、この結束具77による結束位置と長穴59との間の位置に配置されている。結束具77で結束されたリード線58,73,75,75は、昇降装置36の駆動モータ用のリード線(図示しない)とともに、室内機本体1の電装箱内の基板(図示しない)に接続されている。
前述の様に、上記実施例においては、昇降グリル31にリブ31aが設けられ、このリブ31aが嵌まる溝21aがグリル枠21に設けられている。したがって、昇降グリル31の上昇の際に昇降グリル31に風が当たったり、また、人や物が接触して、昇降グリル31が揺れ動いても、昇降グリル31が最上昇位置(すなわち、グリル枠21の空気吸込口22)の付近で、昇降グリル31が揺れ動きながら、そのリブ31aがグリル枠21の溝21aに嵌まり、このリブ31aと溝21aの嵌合に誘導されながら、昇降グリル31は上昇する。その結果、昇降グリル31は、確実に所定位置(すなわち、グリル枠21の空気吸込口22)に収納される。
また、この様に、昇降グリル31が揺れ動いてもより確実に収納することができるため、吊りひもの本数を従来の4本よりも少ない3本にすることができる。その結果、吊りひもの取付作業やコストを削減することができる。
しかも、グリル枠21の桟24の下方の吊りひも通路空間46,47に、吊りひも32,34が配線されているため、吊りひも32,34が桟24の上方に配線されているリード線73などと干渉することを極力防止することができる。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例を下記に例示する。
(1)上記実施例では、突出部は昇降グリル側に設けられ、また、嵌合部はグリル枠側に設けられているが、突出部をグリル枠側に設けるとともに、嵌合部を昇降グリル側に設けることも可能である。
(2)上記実施例では、突出部はリブで、また、嵌合部は溝で構成されているが、突出部が嵌合部に嵌まることができるならば、その構造は適宜変更可能である。たとえば、嵌合部をグリル枠に形成された細長い開口にすることも可能である。
(3)昇降装置は、吊りひもを巻き上げ・繰り出しができるならば、その構造、配置位置や形式は適宜変更可能である。
(4)室内機本体1を天井内の構造体に支持させるための固定手段は適宜変更可能である。
(5)覆い材51,52は、グリル枠21の桟24の下面との間に吊りひも通路空間46,47を形成することができるならば、その形状、構造や材質などは適宜変更可能である。覆い材はグリル枠の本体と別体に形成されているが、一体に形成することも可能である。その場合には、桟がグリル枠の本体と別体に形成される。
(6)吊りひもの本数は必ずしも3本に限定されず、適宜変更可能である。ただし、3本であることが好ましい。
(7)空気吹出口の個数や配置などは適宜変更可能である。
昇降装置が吊りひもを巻取り・繰り出しすることにより、昇降グリルが上昇・下降する天井埋込型空気調和装置に適用することができる。
図1は本発明における天井埋込型空気調和装置の実施例の斜視図である。 図2はグリル枠、フィルターおよび昇降グリルの分解斜視図である。 図3は覆い材を外した状態でのグリル枠の概略の説明図である。 図4は覆い材を取り付けた状態で引っ繰り返したグリル枠の概略の斜視図である。 図5はグリル枠の平面図である。 図6は覆い材を外した状態で引っ繰り返したグリル枠の平面図である。 図7は吊りひもの案内部および固定部の説明図で、(a)が案内具の図、(b)が案内ローラの図、(c)は吊りひも固定部の平面図、(d)が(c)の D-D断面図、(e)が(c)の E-E矢視図である。 図8はグリル枠の要部平面図である。 図9は表示基板およびリミットスイッチの説明図で、(a)は表示基板付近における図8の A-A断面図、(b)は図8の B-B断面図である。
1 室内機本体
21 グリル枠
21a 溝(嵌合部)
22 空気吸込口
23 空気吹出口
24 桟
31 昇降グリル
31a リブ(突出部)
32〜34 吊りひも
36 昇降装置
46 吊りひも通路空間
47 吊りひも通路空間
51 覆い材
52 覆い材

Claims (2)

  1. 室内機本体の下方にグリル枠が設けられ、このグリル枠は空気吸込口および空気吹出口を具備し、昇降装置が複数の吊りひもを巻取り・繰り出しすることにより、昇降グリルが上下動し、最上昇時には昇降グリルがグリル枠の空気吸込口に位置している天井埋込型空気調和装置において、
    前記グリル枠の空気吸込口と空気吹出口との間に桟が設けられ、
    この桟の下方に吊りひも通路空間を形成すべく、前記桟の下側に覆い材が設けられ、
    前記昇降装置はグリル枠の上でかつ、空気吸込口の空気吹出口の配置されていない側の横側に設けられ、
    前記昇降装置が巻取り・繰り出しする複数の吊りひもの内の第1吊りひもは、昇降装置からグリル枠の貫通孔を通って、前記吊りひも通路空間に導入され、吊りひも通路空間を通り、吊りひも通路空間の他端部側から、外側に導き出され、昇降グリルに取り付けられており、
    かつ、前記昇降グリルの上面には、突出部または突出部が嵌まる嵌合部の一方が設けられ、
    前記グリル枠には、前記嵌合部または突出部の他方が設けられており、
    前記突出部の両端部が、斜めに切り欠かれた形状をしており、
    前記昇降グリルの最上昇時には、昇降装置が吊りひもを巻取ることにより、前記突出部が前記嵌合部に嵌まることを特徴としている天井埋込型空気調和装置。
  2. 前記昇降装置により巻取り・繰り出しされる吊りひもの本数が3本であり、昇降装置からの吊りひもが昇降グリルの前側の左右および後側の中央部に取り付けられていることを特徴としている請求項1記載の天井埋込型空気調和装置。
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