JP2005162836A - ハードコート剤及びハードコートフィルム - Google Patents

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Abstract

【課題】 プラスチックフィルム表面に適用することにより耐擦傷性、耐摩耗性を与え、且つ低カール性、低クラック性を与えるハードコート剤及びこれを使用したハードコートフィルムを提供する。
【解決手段】 必須の成分として、分子中に2個以上の炭素−炭素二重結合を有するラジカル重合性樹脂(A)、コロイダルシリカ(B)、エネルギー線感受性ラジカル重合開始剤(C)、及び、アニオン性基を有する高分子化合物の塩(D)、を含有するハードコート剤である。プラスチックフィルム表面に、上記ハードコート剤の硬化皮膜層を有するハードコートフィルムである。
【選択図】 なし

Description

本発明は、ハードコート塗料などのハードコート剤、及びハードコート剤の硬化皮膜層を有するハードコートフィルムに関するものであり、詳しくは、プラスチックフィルム表面に適用することにより耐擦傷性、耐摩耗性を与え、且つ低カール性、低クラック性を与えるハードコート剤及びこれを使用したハードコートフィルムに関するものである。
従来よりプラスチックフィルムはその加工性、透明性に加え、安価なため広範な用途に用いられているが、ガラス等に比較して柔らかく、表面に傷が付き易いという欠点を有するものであるため、一般に活性エネルギー線硬化性の多官能アクリル系樹脂からなるハードコート剤をコーティングすることが行われている。しかし、硬度アップのためにコーティング膜厚を厚くしたりコーティング剤の架橋度を上げると、カールやクラックなどの問題が発生していた。
かかる問題を解消するために、ハードコート剤中にコロイダルシリカを配合することが試みられており、これにより膜厚や架橋度を抑えながら硬度を高めることが、例えば、特許文献1〜3に報告されている。
特開2001−113649号公報 特開2002−67238号公報 特開2002−69333号公報
しかしながら、ハードコート剤中にコロイダルシリカを配合した場合においてもコーティング塗膜の乾燥条件によっては活性エネルギー線による硬化の前にクラックが発生して透明性を著しく低下させることから、工業的に扱い難いものであった。
従って、本発明の目的は、プラスチックフィルム表面に適用することにより耐擦傷性、耐摩耗性を与え、且つ低カール性、低クラック性を与えるハードコート剤及びこれを使用したハードコートフィルムを提供することにある。
本発明者らは、上記に鑑み鋭意研究した結果、本発明を完成するに至った。即ち、本発明のハードコート剤は、必須の成分として、分子中に2個以上の炭素−炭素二重結合を有するラジカル重合性樹脂(A)、コロイダルシリカ(B)、エネルギー線感受性ラジカル重合開始剤(C)、及び、アニオン性基を有する高分子化合物の塩(D)、を含有することを特徴とするものである。
本発明のハードコート剤においては、前記ラジカル重合性樹脂(A)は、好ましくは分子中に2個以上の(メタ)アクリロイル基を有する。また、前記高分子化合物の塩(D)のアニオン性基は、好ましくは、高分子主鎖にペンダント状に結合したアニオン性基であり、より好ましくは、末端に酸性リン酸エステル基及び/又はカルボキシ基を含有するアニオン性基である。
また本発明のハードコートフィルムは、プラスチックフィルム表面に、上記のハードコート剤の硬化皮膜層を有することを特徴とするものである。
本発明のハードコート剤をプラスチックフィルム表面に適用することにより、このプラスチックフィルムに耐擦傷性、耐摩耗性を与え、且つ低カール性、低クラック性を与えることができる。特に、ハードコート剤塗工後にこれを乾燥させた場合にも、乾燥条件に左右されずに、クラックの無い未硬化ハードコート層とすることができる。
本発明に使用されるラジカル重合性樹脂(A)は特に限定されるものではなく、分子中に2個以上の炭素−炭素二重結合を有するラジカル重合性樹脂であればよいが、本発明の効果を得る観点から、好ましくは、分子中に2個以上の(メタ)アクリロイル基を有するラジカル重合性樹脂であることがよい。具体的には、エポキシ(メタ)アクリレート、ウレタン(メタ)アクリレート、ポリエステル(メタ)アクリレート、ポリエーテル(メタ)アクリレート、多価アルコール類の(メタ)アクリル酸エステル等を例示することができる。
上記エポキシ(メタ)アクリレートとしては、例えば、従来公知の芳香族エポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹脂、脂肪族エポキシ樹脂などと、(メタ)アクリル酸とを反応させて得られる(メタ)アクリレート等を例示することができる。
これらのエポキシ(メタ)アクリレートのうち、特に好ましいものは、芳香族エポキシ樹脂の(メタ)アクリレートであり、少なくとも1個の芳香核を有する多価フェノールまたはそのアルキレンオキサイド付加体のポリグリシジルエーテルを、(メタ)アクリル酸と反応させて得られる(メタ)アクリレートである。
例えば、ビスフェノールA、またはそのアルキレンオキサイド付加体とエピクロロヒドリンとの反応によって得られるグリシジルエーテルを、(メタ)アクリル酸と反応させて得られる(メタ)アクリレート、エポキシノボラック樹脂と(メタ)アクリル酸を反応させて得られる(メタ)アクリレート等が挙げられる。
上記ウレタン(メタ)アクリレートとしては、1種または2種以上の水酸基含有ポリエステルや水酸基含有ポリエーテルに、水酸基含有(メタ)アクリル酸エステルとイソシアネート類を反応させて得られる(メタ)アクリレートや、水酸基含有(メタ)アクリル酸エステルとイソシアネート類を反応させて得られる(メタ)アクリレート等を例示することができる。
ここで使用する水酸基含有ポリエステルとして好ましいものは、1種または2種以上の多価アルコールと、1種または2種以上の多塩基酸との反応によって得られる水酸基含有ポリエステルである。多価アルコールとして好ましいものとしては、脂肪族多価アルコールであって、例えば1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ネオペンチルグリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリブチレングリコール、トリメチロールプロパン、グリセリン、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトールなどが挙げられる。多塩基酸としては特に限定されず、例えば、アジピン酸、テレフタル酸、無水フタル酸、トリメリット酸などが好ましいものとして挙げられる。
水酸基含有ポリエーテルとして好ましいものは、多価アルコールに1種または2種以上のアルキレンオキサイドを付加することによって得られる水酸基含有ポリエーテルであって、多価アルコールとしては、前述した化合物と同様のものが例示できる。アルキレンオキサイドとしては、例えば、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイドが挙げられる。
水酸基含有(メタ)アクリル酸エステルとして好ましいものは、多価アルコールと(メタ)アクリル酸のエステル化反応によって得られる水酸基含有(メタ)アクリル酸エステルであって、多価アルコールとしては、前述した化合物と同様のものが例示できる。かかる水酸基含有(メタ)アクリル酸のうち、二価アルコールと(メタ)アクリル酸とのエステル化反応によって得られる水酸基含有(メタ)アクリル酸エステルは特に好ましく、例えば、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレートが挙げられる。
イソシアネート類としては特に限定されず、分子中に少なくとも1個以上のイソシアネート基を持つ化合物であればよいが、本発明の効果を得る観点から好ましくは、トリレンジイソシアネートや、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネートなどの2価のイソシアネート化合物がよい。
上記ポリエステル(メタ)アクリレートとしては、水酸基含有ポリエステルと(メタ)アクリル酸とを反応させて得られるポリエステル(メタ)アクリレート等を例示することができる。
ここで使用する水酸基含有ポリエステルとして好ましいものは、1種または2種以上の多価アルコールと、1種または2種以上の1塩基酸及び/又は多塩基酸とのエステル化反応によって得られる水酸基含有ポリエステルであって、多価アルコールとしては、前述した化合物と同様のものが例示できる。1塩基酸としてはとくに限定されないが、例えば、ギ酸、酢酸、酪酸、安息香酸が挙げられる。多塩基酸としても特に限定されず、また酸無水物であってもよく、例えば、アジピン酸、テレフタル酸、無水フタル酸、トリメリット酸が挙げられる。
上記ポリエーテル(メタ)アクリレートとしては、水酸基含有ポリエーテルと、メタ(アクリル)酸とを反応させて得られるポリエーテル(メタ)アクリレート等を例示することができる。
ここで使用する水酸基含有ポリエーテルとして好ましいものは、多価アルコールに1種または2種以上のアルキレンオキサイドを付加することによって得られる水酸基含有ポリエーテルであって、多価アルコールとしては、前述した化合物と同様のものが例示できる。アルキレンオキサイドとしては、例えば、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイドが挙げられる。
上記アルコール類の(メタ)アクリル酸エステルとしては、分子中に少なくとも2個の水酸基を持つ芳香族または脂肪族アルコール、およびそのアルキレンオキサイド付加体と(メタ)アクリル酸とを反応させて得られる(メタ)アクリレート等を例示することができ、例えば、1,3−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、エチレンオキサイド変性トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、プロピレンオキサイド変性トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、ε−カプロラクトン変性ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、エチレンオキサイド付加ビスフェノールAの(メタ)アクリレート等が挙げられる。
これらの分子中に2個以上の炭素−炭素二重結合を有するラジカル重合性樹脂(A)は、1種或いは2種以上を所望の性能に応じて配合して使用することができるが、本発明の効果を得る観点から好ましくは、上記ウレタン(メタ)アクリレートを(A)成分中の割合として5質量%以上、より好ましくは10質量%以上、最も好ましくは10〜80質量%とすることがよい。
また、より好ましくは上記ウレタン(メタ)アクリレート以外のラジカル重合性樹脂(A)が、上記のうちの、2官能を超える多官能(メタ)アクリレートであることがよく、更に好ましくは2価を超える多価アルコールの(メタ)アクリル酸エステルであることがよい。
本発明においては、上記分子中に2個以上の炭素−炭素二重結合を有するラジカル重合性樹脂(A)を必須成分とするものであるが、本発明の目的を逸脱しない範囲内で所望により反応性希釈剤などとして(A)以外のエネルギー線硬化性ラジカル重合性樹脂を配合することができる。
本発明に使用される、コロイダルシリカ(B)は特に限定されず、従来ハードコート剤に使用できることが知られているコロイダルシリカであればどのようなものでも使用することができるが、樹脂成分との混合性の点から、好ましくは有機溶剤分散型コロイダルシリカとするのがよい。
ここで使用される有機溶剤は特に限定されるものではないが、一例を示すと、メタノール,エタノール,プロパノール,イソプロパノール,ブタノール等のアルコール系溶剤、エチレングリコール,プロピレングリコール,ブチレングリコール,ポリエチレングリコール,ポリプロピレングリコール,ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体等のグリコール系溶剤、前記グリコール系溶剤のモノメチルエーテル,モノエチルエーテル,モノプロピルエーテル,モノイソプロピルエーテル,モノブチルエーテル等のエーテルアルコール系溶剤、前記グリコール系溶剤のジメチルエーテル,ジエチルエーテル,ジプロピルエーテル,ジイソプロピルエーテル,ジブチルエーテル,メチルエチルエーテル,メチルプロピルエーテル,メチルイソプロピルエーテル,メチルブチルエーテル,エチルプロピルエーテル,エチルイソプロピルエーテル,エチルブチルエーテル等のポリエーテル系溶剤、メチルエチルケトン,メチルイソブチルケトン,シクロヘキサノン等のケトン系溶剤、酢酸メチル,酢酸エチル,酢酸ブチル等のエステル系溶剤等、ヘキサン,ヘプタン,オクタン,シクロペンタン,シクロヘキサン,トルエン,キシレン等の炭化水素系溶剤等を挙げることができ、これらの有機溶剤は1種又は2種以上の混合溶剤として使用することができ、好ましくは沸点200℃以下の有機溶剤がよく、また、水分含有量が5質量%以下であることが望ましい。
有機溶剤中のシリカの含量は任意である。ラジカル重合性樹脂(A)、若しくはハードコート剤中に更にラジカル重合性樹脂(A)以外のラジカル重合性樹脂を含有する場合は、これを含めたハードコート剤中の全ラジカル重合性樹脂に対する割合(後述)においてSiO2含量が所望範囲内であればよいので特に限定されるものではないが、効率性及びコロイダルシリカ自体の安定性の観点から、有機溶剤中のシリカの含有量は、好ましくは1〜60質量%のSiO2を含むものがよい。
有機溶剤に分散しているSiO2の平均粒子径は5〜200nmであり、より望ましくは平均粒子径5〜100nmである。平均粒子径が5nm未満の場合、安定したコロイド状を保つことが難しく、ハードコート剤の安定性が悪化する。逆に200nmを超えると、ハードコート剤の硬化皮膜層の透明性が悪化する傾向にある。
有機溶剤分散型コロイダルシリカは、シリカ粒子が有機溶剤中にコロイド状に分散していることが必要であり、分散液として使用するものであるので、例えば、3000rpmで30分間の遠心分離処理により、沈降物がSiO2含有量の5質量%以下の安定した分散液を使用することが好ましい。
この様な有機溶剤分散型コロイダルシリカは、単にSiO2粉末を前述の有機溶剤に分散しただけでは得ることはできない。SiO2粉末を単に分散させたものを用いた場合、分散粒子が上記の粒子径範囲から大幅に逸脱するため、透明性に優れた組成物は得られない。
本発明に使用可能なこのような有機溶剤分散型コロイダルシリカは、例えば、市販されている水分散型コロイダルシリカ、例えばアデライト(旭電化工業製)、スノーテックス(日産化学製)、カタロイド(触媒化成製)などを溶剤交換したものや、エチルシリケートの加水分解により得ることができる。また、有機溶剤分散型コロイダルシリカの一般市販品をそのまま使用することも可能である。
また、コロイダルシリカの表面シラノール基をアルコキシシラン等のシランカップリング剤、アルコキシチタン等のチタネートカップリング剤により変成したものも好ましく利用することができる。
この表面シラノール基の反応は高温高圧下における分散溶剤の水酸基、カルボキシル基と表面シラノール基の脱水縮合反応によるものも含む。
コロイダルシリカ(B)の使用割合は、本発明の効果を得る観点から、ラジカル重合性樹脂(A)、若しくはハードコート剤中に更にラジカル重合性樹脂(A)以外のラジカル重合性樹脂を含有する場合はこれを含めたハードコート剤中の全ラジカル重合性樹脂に対して、SiO2分として15〜80質量%、好ましくは20〜65質量%とすることがよい。
本発明に使用される、エネルギー線感受性ラジカル重合開始剤(C)とは、エネルギー照射によってラジカル重合を開始させることが可能な化合物であればよく、特に限定されるものではないが、例えば、アセトフェノン系化合物、ベンジル系化合物、ベンゾフェノン系化合物、チオキサントン系化合物などのケトン系化合物を好適に用いることができるものとして例示することができる。
アセトフェノン系化合物としては、例えば、ジエトキシアセトフェノン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン、4'−イソプロピル−2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオフェノン、2−ヒドロキシメチル−2−メチルプロピオフェノン、2,2−ジメトキシ−1,2−ジフェニルエタン−1−オン、p−ジメチルアミノアセトフェノン、p−ターシャリブチルジクロロアセトフェノン、p−ターシャリブチルトリクロロアセトフェノン、p−アジドベンザルアセトフェノン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルフォリノプロパノン−1、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)−ブタノン−1、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、ベンゾイン−n−ブチルエーテル、ベンゾインイソブチルエーテル等が挙げられる。
ベンジル系化合物としては、ベンジル、アニシル等が挙げられる。
ベンゾフェノン系化合物としては、例えば、ベンゾフェノン、o−ベンゾイル安息香酸メチル、ミヒラーケトン、4,4'−ビスジエチルアミノベンゾフェノン、4,4'−ジクロロベンゾフェノン、4−ベンゾイル−4'−メチルジフェニルスルフィドなどが挙げられる。
チオキサントン系化合物としては、チオキサントン、2−メチルチオキサントン、2−エチルチオキサントン、2−クロロチオキサントン、2−イソプロピルチオキサントン、2,4−ジエチルチオキサントン等が挙げられる。
これらのエネルギー線感受性ラジカル重合開始剤(C)は、1種あるいは2種以上のものを所望の性能に応じて配合して使用することができる。また、エネルギー線感受性ラジカル重合開始剤(C)の配合量としては、ラジカル重合性樹脂(A)に対して、若しくはハードコート剤中に更にラジカル重合性樹脂(A)以外のラジカル重合性樹脂を含有する場合はこれを含めたハードコート剤中の全ラジカル重合性樹脂に対して、0.05〜20質量%、好ましくは0.1〜20質量%とするのがよい。この範囲を上回ると十分な強度を有するハードコート剤の硬化皮膜層が得られにくく、一方、下回ると樹脂が十分硬化しない場合がある。
本発明に使用される(D)成分としては特に限定されるものではなく、アニオン性基を有する高分子化合物の塩であればどのようなものでも使用することができるが、本発明の効果を得る観点から好ましいのは、高分子主鎖にペンダント状に結合したアニオン性基を有する高分子化合物の塩である。
また、本発明の効果を得る観点からアニオン性基として好ましいものは、末端に酸性リン酸エステル基及び/又はカルボキシ基を含有するものである。
更に、本発明の効果、特にハードコート剤塗工後にこれを乾燥させた場合にも、乾燥条件に左右されずに、クラックの無い未硬化ハードコート層を得る観点から、分子中に2個以上の、酸性リン酸エステル基及び/又はカルボキシ基を有し、重量平均分子量200以上、好ましくは300〜30000、より好ましくは500〜10000である高分子にペンダント状に末端に酸性リン酸エステル基及び/又はカルボキシ基を含有するアニオン性基を有する化合物の塩であることがよい。
また、より好ましくは酸の当量が80〜1500、更に好ましくは150〜600である高分子化合物の塩であることがよい。
尚、本発明に使用される(D)成分は、アニオン性基のすべてが塩になっている必要はなく、部分塩であっても差し支えないが、好ましくはアニオン性基の30%以上が塩となっていればよく、さらに好ましくは50%以上が塩になっていればよい。尚、本発明ではアニオン性基のうちの塩になっているものの割合を「中和率」と言う。
このような(D)成分の一例として、例えば、以下の一般式(1)で表される構造単位及び/又は一般式(2)で表される構造単位からなる高分子化合物の塩を例示することができ、これらに更に一般式(3)で表されるで構造単位及び/又は一般式(4)で表される構造単位を有する高分子化合物の塩を例示することができる。尚、一般式(1)及び(2)は酸型で表記し、塩を構成するカチオンについては後述のため省略してある。
Figure 2005162836
(式中、Rは炭素原子数1〜3のアルキレン基であり、mは1または0である。R1は水素原子またはメチル基である。)
Figure 2005162836
(式中、R2は水素原子またはメチル基であり、R3は炭素原子数1〜3のアルキレン基であり、nは1または0である。R4は炭素原子数1〜3のアルキレン基であり、qは1または0である。R5は水素原子または炭素原子数1〜10のアルキル基である。)
Figure 2005162836
(式中、R6は水素原子またはメチル基であり、R7は炭素原子数1〜3のアルキレン基であり、sは1または0である。R8は炭素原子数1〜10のアルキル基である。)
Figure 2005162836
(式中、R10は水素原子またはメチル基であり、R9は炭素原子数1〜10のアルキル基であり、tは0〜5の整数(好ましくは0〜3の整数)である。)
(D)成分において塩を構成するカチオンとしては特に限定されず、例えば、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム、有機アンモニウム、スルホニウム等を例示することができる。
有機アンモニウムとして好ましいものとしては、次式で表される有機アンモニウムを挙げることができる。
Figure 2005162836
(式中、R11,R12,R13,R14は水素原子、炭素原子数1〜8の直鎖又は分岐鎖の芳香環と連結してもよいアルキル基(好ましくは、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、ベンジル基)であって同一でも異なっていてもよいが、R1〜R4の全てが同時に水素原子となることは無い。)
アニオン性基を有する高分子化合物の塩(D)は、コロイダルシリカ(B)の分散剤として働くものであるので、アニオン性基を有する高分子化合物の塩(D)の使用量はコロイダルシリカ(B)の量、物性等に従って、コロイダルシリカ(B)の凝集が防止される有効量とすればよく、特に限定されないが、概ねコロイダルシリカ(B)中のSiO2分に対して、(D)が0.1〜30質量%、好ましくは1〜10質量%程度であればよい。
本発明のハードコート剤は上記(A)〜(D)を必須成分とするものであるが、本発明の効果を阻害しない範囲内で所望により溶剤を含有することができる。溶剤は、上記コロイダルシリカ(B)にも含まれる場合があるので、ハードコート剤全体としての溶剤量を勘案することとなるが、溶剤を含有するとハードコート剤の粘性を調整することができるので、本発明のハードコート剤を塗工する際の作業性を向上でき、好ましい。使用量は本発明の効果を阻害しない範囲内であれば任意であるが、極端に多いと乾燥に時間がかかり、極端に少ないと溶剤を使用する有意性が無く、コロイダルシリカ(B)に含まれる分を合わせてハードコート剤全体として、概ね10〜90質量%、好ましくは30〜80質量%、更に好ましくは45〜70質量%であることがよい。
このような溶剤としては、上記(A)〜(D)成分の溶解性乃至分散性が良好であれば特に限定されるものではないが、上記有機溶剤分散型コロイダルシリカに使用される有機溶剤を使用することができる。
本発明のハードコート剤には、本発明の効果を阻害しない範囲内で所望により、さらに、分子中に2個以上の炭素−炭素二重結合を有するラジカル重合性樹脂以外の光重合性樹脂、例えば、エポキシ樹脂、オキセタン樹脂、およびスルホニウム塩などの光カチオン重合開始剤を併用することもできる。
本発明のハードコート剤には、さらに本発明の効果を阻害しない範囲内で所望によりその他の添加剤を含有することができ、例えば、レベリング剤、消泡剤、光安定剤、フィラー、帯電防止剤等を通常の使用量の範囲で使用することができる。
次に、本発明のハードコートフィルムについて説明する。本発明のハードコートフィルムは、上述の通り、プラスチックフィルム表面に、上記本発明のハードコート剤の硬化皮膜層を有することを特徴とするものである。
ベースとなるプラスチックフィルムとしては特に限定されず、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル(例えば、ポリエチレンテレフタレート)、トリアセチルセルロース、ポリアクリレート、ポリカーボネート、ポリエーテルスルフォン等を挙げることができる。
プラスチックフィルムの厚さ、硬度は特に限定されず任意であり、「フィルム」の語で表現される概念に必ずしも拘束されず、シート状であっても板状であってもよく、その表面は平面状であっても、曲面状であってもよい。
プラスチックフィルム表面に、上記本発明のハードコート剤の硬化皮膜層を設ける方法は特に限定されず、従来プラスチックフィルム表面にハードコート剤の硬化皮膜層を形成させる公知の方法を採用することができ、例えば、まずプラスチックフィルム表面に上記本発明のハードコート剤を公知の方法により塗工(例えば、バーコーター塗工、メイヤーバー塗工、エアナイフ塗工、グラビア塗工、リバースグラビア塗工、オフセット印刷、フレキソ印刷、スクリーン印刷等による塗工)する。
ハードコート剤の塗布厚は特に限定されるものではないが、概ね乾燥状態の厚さとして0.5〜20μm、好ましくは1〜10μm程度となるようにすればよい。
次に、必要に応じて乾燥させる。乾燥の条件は特に限定されない。本発明のハードコート剤は、乾燥させたときの耐クラック性に優れるためであり、概ね50〜150℃で、10分〜5時間程度の条件から適宜選択することができる。
乾燥後、エネルギー線感受性ラジカル重合開始剤(C)を活性化できるエネルギー量のエネルギー線を照射する。エネルギー線の種類は特に限定されないが、例えば、可視光線、紫外線、X線、電子線等を例示することができ、なかでも工業化適正の観点からは紫外線が好ましい。
以下に実施例を挙げ本発明を更に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
〔実施例1〜21、比較例1〕
ラジカル重合性樹脂(A)、コロイダルシリカ(B)、エネルギー線感受性ラジカル重合開始剤(C)、アニオン性基を有する高分子化合物の塩(D)、及び溶剤、その他添加剤を、表1及び表2に記載の通りに配合して本発明のハードコート剤、及び比較のためのハードコート剤を得た。
次に、厚さ0.1mmのポリエチレンテレフタレートフィルムの表面に、上記で得られた各ハードコート剤をバーコーター(No.30)を用いて塗布し、80℃で5分間乾燥させて5μmの未硬化ハードコート層を形成し、高圧水銀灯にて100mJ/cm2のエネルギー量の紫外線を照射してハードコート層を硬化させ、本発明のハードコートフィルム及び比較のためのハードコートフィルムを得た。これらを試験片として以下の試験を行った。
硬度試験:JIS K 5400に従い鉛筆硬度を測定した。
透明性(低クラック性)試験:透過光の濁度(HAZE値)を測定した。
耐擦傷性(耐磨耗性)試験:#0000スチールウール上に1000g/cm2の荷重をかけて100往復させた後、透過光の濁度(HAZE値)を測定した。
カール性:試験片を10cm四方の形として同様に硬化させた後、1辺を水平な机上に固定し、対向する辺を挟む2つの頂点のそり上がり量の合計値(mm)を測定した。
得られた結果を下記の表1及び表2に示す。
尚、表1及び表2中に記号で示した化合物は以下の通りのものである。
〔A成分〕
A1:イソホロンジイソシアネートとペンタエリスリトールトリアクリレートを当量反応させて得たウレタンアクリレート
A2:ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート
A3:ビスフェノールAジグリシジルエーテルとメタクリル酸を当量反応させて得たエポキシメタクリレート
A4:アジピン酸とエチレングリコールの両末端水酸基の重縮合物(平均分子量500)のジアクリレート
A5:ジエチレングリコールジアクリレート
〔B成分〕
B1:プロピレングリコールモノメチルエーテルに分散させたコロイダルシリカ(うちSiO2分20質量%、溶剤分80質量%)
〔C成分〕
C1:1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン
〔D成分〕基本構造は以下の通りであり、重量平均分子量、酸当量、中和率については表1に記載した。また、塩を構成するカチオンは以下のd1またはd2である。
D1:リン酸アクリレートとブチルアクリレートとを共重合させた(式(2)においてR2=水素、n=0、R4=−C24−、q=1、R5=水素である構造単位と、式(3)においてR6=水素、s=0、R8=Buである構造単位からなる)高分子ポリリン酸
D2:アクリル酸とブチルアクリレートとを共重合させた(式(1)においてR1=水素、m=0である構造単位と、式(3)においてR6=水素、s=0、R8=Buである構造単位からなる)高分子ポリカルボン酸
d1:トリメチルアンモニウム
d2:ジメチルベンジルアンモニウム

溶剤1:プロピレングリコールモノメチルエーテル
添加剤1:シリコーン系レベリング剤
Figure 2005162836
Figure 2005162836

Claims (5)

  1. 必須の成分として、分子中に2個以上の炭素−炭素二重結合を有するラジカル重合性樹脂(A)、コロイダルシリカ(B)、エネルギー線感受性ラジカル重合開始剤(C)、及び、アニオン性基を有する高分子化合物の塩(D)、を含有することを特徴とするハードコート剤。
  2. 前記高分子化合物の塩(D)が、高分子主鎖にペンダント状に結合したアニオン性基を有する高分子化合物の塩である、請求項1に記載のハードコート剤。
  3. 前記高分子化合物の塩(D)のアニオン性基が、末端に酸性リン酸エステル基及び/又はカルボキシ基を含有するものである請求項1又は請求項2に記載のハードコート剤。
  4. 前記ラジカル重合性樹脂(A)が、分子中に2個以上の(メタ)アクリロイル基を有するラジカル重合性樹脂である、請求項1〜3の何れかに記載のハードコート剤。
  5. プラスチックフィルム表面に、請求項1〜4の何れか一項に記載のハードコート剤の硬化皮膜層を有することを特徴とするハードコートフィルム。
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