JP2005162416A - エレベータの据付装置 - Google Patents

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Nobuaki Yagi
伸明 八木
Atsushi Nagase
厚史 長瀬
Yoshito Takemori
義人 竹盛
Yoshiyasu Hanaoka
義泰 花岡
Shoichi Osako
昭一 大迫
Takashi Morinaga
貴志 森永
Tsuguhiko Nakada
次彦 中田
Ryoetsu Kanayama
良悦 金山
Kazuo Kunito
和夫 国藤
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Abstract

【課題】作業者の作業位置の変更を要せずに昇降路内の据付作業を実施できると共に、かご枠の組立てを迅速に行なうことができる。
【解決手段】昇降路8内を昇降するかご枠9と、このかご枠9に連結される揚重ロープ12を有する揚重装置11を備えると共に、かご枠9は、かご床1と、このかご床1の両側方に立設され、本設品よりも短い寸法から成る一対の縦枠2と、これらの一対の縦枠2を連結するようにかご床1上に設けられ、揚重ロープ12が取付けられる吊点を形成する補強材4とを有する。また、一対の縦枠2を連結する平面視コの字形状の手摺り6を設けると共に、手摺り6の上部に防護天井7を備えてある。
【選択図】図2

Description

本発明は、昇降内を昇降するかご枠を備え、昇降路内の機器の据付けに活用されるエレベータの据付装置に関する。
この種の従来技術として、昇降内を昇降するかご枠を備えたものが提案されている。かご枠は、かご床と、このかご床の両側方に立設される一対の縦枠と、これらの縦枠の上端部を連結し、かご枠の吊点を形成する上枠と、縦枠の上端部近傍に配置される天井とを備えている。この従来技術は、昇降路内でかご枠を昇降させることにより、かご枠に乗った作業者が、昇降路内に各種の機器を据付けるようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平09−227056号公報(段落番号[0016]〜[0021]、図1,3)
上述した従来技術は、昇降路中間部ではかご床を足場として据付作業を行ない、昇降路頂部付近では、かご上を足場として据付作業が行なわれる。このために、作業者は、昇降路中間部と昇降路頂部付近とでは作業位置を変えなければならず、煩雑である。また上述した従来技術は、かご枠が本設用の縦枠の他、天井、上枠等を備えていることから、このかご枠に係る部材数が多く、取扱いが煩雑になってかご枠の組立てに時間がかかる。このために据付作業の開始時期が遅れ、据付工程全体に悪影響を及ぼす懸念がある。これらのことから、上述した従来技術は、据付作業の能率が低下しやすい問題がある。
本発明は、上述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、作業者の作業位置の変更を要せずに昇降路内の据付作業を実施できると共に、かご枠の組立てを迅速に行なうことができるエレベータの据付装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、昇降路内を昇降するかご枠を備えたエレベータの据付装置において、上記かご枠に連結される揚重ロープを有する揚重装置を備えると共に、上記かご枠は、かご床と、このかご床の両側方に立設され、本設品よりも短い寸法から成る一対の縦枠と、これらの一対の縦枠を連結するように上記かご床上に設けられ、上記揚重ロープが取付けられる吊点を形成する補強材とを有することを特徴としている。
また本発明は、昇降路内を昇降するかご枠を備えたエレベータの据付装置において、上記かご枠に連結される揚重ロープを有する揚重装置を備えると共に、上記かご枠は、かご床と、このかご床の両側方に立設され、本設品よりも短い寸法から成る一対の縦枠と、これらの縦枠を連結するように上記かご床上に設けられる補強材とを有し、このかご枠を吊る駆動ロープの一端部は、上記かご床下に配置されたかご下プーリに巻回されて昇降路頂部に固定されることを特徴としている。
上述のように構成した本発明は、かご枠の縦枠を本設品よりも短い寸法で形成し、かご床付近に吊点を配置したので、昇降路頂部付近でもかご床を足場として据付作業を実施でき、したがって、作業者の作業位置の変更を要することがない。また上述のように縦枠が本設品よりも短い寸法に形成してあるので、取り扱いが容易であり、据付作業に際してかご枠を迅速に組立てることができる。これにより据付作業の開始時期を早めることができる。
また本発明は上記発明において、上記一対の縦枠を連結する平面視コの字形状の手摺りを設けたことを特徴としている。
また本発明は上記発明において、上記手摺りの上部に防護天井を備えたことを特徴としている。
本発明は、本設品よりも短い寸法から成る一対の縦枠を備え、かご床付近にかご枠の吊点を設定したことにより、作業者の作業位置の変更を要せずに昇降路内の据付作業を実施できると共に、かご枠の組立てを迅速に行なうことができ、従来に比べて据付作業の能率を向上させることができる。
以下、本発明に係るエレベータの据付装置を実施するための最良の形態を図に基づいて説明する。
図1は本発明に係るエレベータの据付装置の第1実施形態に備えられるかご枠を示す斜視図、図2は本発明に係るエレベータの据付装置の第1実施形態の全体構成を示す斜視図、図3は図1に示すかご枠に備えられる縦枠の構造を示す斜視図である。
はじめに、図1によって本発明の第1実施形態に備えられるかご枠9の構成について説明する。このかご枠9は、かご床1と、このかご床1の両側方に立設され、本設品よりも短く設定された一対の縦枠2とを備えている。これらの縦枠2は、例えば1500mm前後の長さ寸法に設定してある。また、かご枠9は、縦枠2の上下端部近傍に配置されガイドレールに案内されるガイド部材3と、縦枠2間を連結するようにかご床1上に配置され、後述の揚重ロープの吊点を形成する補強材4と、一対の縦枠2の上端部を連結する平面視コ字状の手摺り6と、この手摺り6の上部に設けた防護天井7とを有している。
また、この第1実施形態は、図2に示す揚重装置11も備えている。この揚重装置11は、昇降路8の上部に設置され、その揚重ロープ12はかご枠9の補強材4に連結されている。この揚重ロープ12の駆動によりかご枠9が昇降し、このかご枠9のかご床1に乗った作業者が、昇降路8内の各機器の据付けを行なうようになっている。
この第1実施形態においては、図2に示すように、昇降路8の頂部に吊りビーム13を設置し、この吊りビーム13に揚重装置11を取付けてある。また、かご枠9を昇降させる案内をするガイドレール21を例えば昇降路8の全高に立設させてある。
揚重装置11を稼動させる電源構成は、建屋電源から引いた動力電源ケーブル14を昇降路8の上部まで敷設し、昇降路8の上部に設置した受電盤15に接続してある。また、この受電盤15から揚重装置11までを動力ケーブル16で連結し、受電盤15からかご枠9上で昇降操作を行うための操作盤17までを、ケーブル15aで配線してある。
操作盤17には、かご枠9の昇降操作を行なう操作スイッチ18がケーブル18aを介して実装されており、操作スイッチ18からの信号は、ケーブル18、操作盤17、ケーブル15a、受電盤15、動力ケーブル16を介して揚重装置11へ伝達され、この揚重装置11の駆動、あるいは停止が行なわれる。
安全装置として、昇降操作の誤りによるかご枠9の行き過ぎを防止するリミットスイッチ19をかご枠9に設置してある。このリミットスイッチ19の動作を検出する検出片20は、ガイドレール21に取付けてある。また、揚重ロープ12の切断に対応させるために、調速機22、テンションプーリ5、ロープ23、及び非常止め装置24を設けてある。さらに、かご枠9が昇降路8の最下部まで落下したときの衝撃を緩和させるために緩衝器25を設けてある。
なお、上述したかご枠9の縦枠2は、例えば図3に示すように、上材10と、中間材33と、非常止め装置24から成る分割構造の一部を構成している。すなわち、据付装置としては、上材10と非常止め装置24とを接続した構成としてあり、本設時に比べて中間材33分だけ短くなっている。本設時には、上材10と中間材33とが、連結板34とボルト34aで連結され、さらに中間材33と非常止め装置24とが接続されて、この第1実施形態における縦枠2よりも長い寸法となる。
このように構成した第1実施形態は、図2に示すように、縦枠2を本設品よりも短く設定し、かご枠9の吊点をかご床1上の補強材4に形成したことから、揚重装置11の揚重ロープ12の吊り上げ代が確保され、昇降路8の中間部分にあってはもちろんのこと、昇降路8の頂部付近でもかご床1を足場として据付作業を行なうことができる。すなわち、作業者は昇降路8のほぼ全高において作業位置の変更を要せずにこの据付作業を実施することができる。また、縦枠2を本設品よりも短く設定したことにより、構造が簡単になって取扱いも容易となり、かご枠の組立てを迅速に行なうことができる。これらのことから、据付作業の能率を向上させることができる。
図4は本発明の第2実施形態の全体構成を示す側断面図である。この第2実施形態は、本設品の巻上機26、上部プーリビーム27、上部プーリ28、前述した第1実施形態におけるのと同等の構成のかご枠9、このかご枠9を案内するガイドレール21、カウンタウェート枠29、このカウンタウェート枠29を案内するガイドレール30を備えている。
また、かご枠9を吊る駆動ロープ31の一端部は、かご床1の下方に配置されたかご下プーリ32に巻回されて昇降路頂部に位置する上部プーリビーム27に固定してある。その他の構成は、前述した第1実施形態と同等である。
このように構成した第2実施形態も、かご枠9の縦枠2の長さ寸法を第1実施形態と同等に本設品に比べて短く設定してあり、かご枠9の吊点をかご床1付近のかご下プーリ32に形成してあることから、上述した第1実施形態と同等の効果が得られる。
本発明に係るエレベータの据付装置の第1実施形態に備えられるかご枠を示す斜視図である。 本発明に係るエレベータの据付装置の第1実施形態の全体構成を示す斜視図である。 図1に示すかご枠に備えられる縦枠の構造を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態の全体構成を示す側断面図である。
符号の説明
1 かご床
2 縦枠
3 ガイド部材
4 補強材
5 テンションプーリ
6 手摺り
7 防護天井
8 昇降路
9 かご枠
11 揚重装置
12 揚重ロープ
17 操作盤
18 操作スイッチ
21 ガイドレール
27 上部プーリビーム
28 上部プーリ
31 駆動ロープ
32 かご下プーリ

Claims (4)

  1. 昇降路内を昇降するかご枠を備えたエレベータの据付装置において、
    上記かご枠に連結される揚重ロープを有する揚重装置を備えると共に、
    上記かご枠は、かご床と、このかご床の両側方に立設され、本設品よりも短い寸法から成る一対の縦枠と、これらの一対の縦枠を連結するように上記かご床上に設けられ、上記揚重ロープが取付けられる吊点を形成する補強材とを有することを特徴とするエレベータの据付装置。
  2. 昇降路内を昇降するかご枠を備えたエレベータの据付装置において、
    上記かご枠に連結される揚重ロープを有する揚重装置を備えると共に、
    上記かご枠は、かご床と、このかご床の両側方に立設され、本設品よりも短い寸法から成る一対の縦枠と、これらの縦枠を連結するように上記かご床上に設けられる補強材とを有し、
    このかご枠を吊る駆動ロープの一端部は、上記かご床下に配置されたかご下プーリに巻回されて昇降路頂部に固定されることを特徴とするエレベータの据付装置。
  3. 上記請求項1または2記載の発明において、
    上記一対の縦枠を連結する平面視コの字形状の手摺りを設けたことを特徴とするエレベータの据付装置。
  4. 上記請求項3記載の発明において、
    上記手摺りの上部に防護天井を備えたことを特徴とするエレベータの据付装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008184244A (ja) * 2007-01-26 2008-08-14 Matsushita Home Elevator Kk エレベータ装置の作業台の手摺り構造
JP2013112500A (ja) * 2011-11-30 2013-06-10 Toshiba Elevator Co Ltd 連結構造
CN105775954A (zh) * 2016-05-30 2016-07-20 爱佩仪中测(成都)精密仪器有限公司 一种用于单臂三维测量划线仪的升降系统

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