JP2005162345A - 被記録体後処理装置、及び、画像形成装置 - Google Patents

被記録体後処理装置、及び、画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 折り増し手段が被記録体の折り曲げ部に乗り上げる時に、被記録体が折り増し手段の駆動方向へずれることなく、折り増し手段で被記録体の折り曲げ部の全体に均一な再加圧力を強化して綺麗な折り曲げ部を形成する被記録体後処理装置、及び、その被記録体後処理装置を具備する画像形成装置を提供する。
【解決手段】 記録画像を形成した後に整合して折り曲げ部1を形成して搬送される被記録体Pを載置して案内する案内手段2と、上記案内手段2に搬送されて載置される被記録体の搬送方向に対して交わる方向に移動して被記録体の上記折り曲げ部1を再加圧して折り増しをする折り増し手段3と、上記折り増し手段3による案内手段2に搬送されて載置される被記録体の折り曲げ部1の折り増し時の被記録体の側面を支える支持部材4とからなる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、被記録体後処理装置、及び、その被記録体後処理装置を具備する画像形成装置に関し、詳しくは、画像を形成した後の被記録体の後処理を行う被録体後処理装置、及び、その被記録体後処理装置を具備する印刷装置等のインクジェットプリンターや電子写真方法でトナー画像を形成する複写機、ファクシミリ装置、プリンタあるいはこれ等の複合機等の画像形成装置に関する。
従来から、印刷装置等のインクジェットプリンターや、電子写真方法でトナー画像を形成する複写機、ファクシミリ装置、プリンタ、複合機等の画像形成装置においては、その下流側に配置され、出力される被記録体の記録用紙に綴じ等の後処理を行う被記録体後処理装置が広く知られている。
昨今、その機能は多機能化され、従来の、端面綴じに加えて、中綴じ処理を行った後に、更に、中綴じ部分から折って製本する機能をも備えたものが公知である(特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4等を参照)。
しかし、従来は、綴じて折るだけの製本しか出来なかった。
そこで、このような製本機能を備えた被記録体の後処理装置において、折り処理は、折りローラと称される一対、又は、複数対の折りローラによって折るようにしているものが多い。
その際、折り目を付けるために、折りプレートと称される板状部材を被記録体の記録用紙束の綴じ位置に当て、前記折りローラのニップに押し込み、このニップで折り目を付けている。
複数対の折りローラで折るものでは、例えば、第1折りローラ、及び、第2折りローラを設け、第1折りローラで折り目を付けた後に、第2折りローラで、更に、折り部を加圧し、折り目を強化することも公知である(特許文献5、特許文献6等を参照)。
然し、第1折りローラで折り目を付けた後に、第2折りローラで、更に、折り部を加圧し、折り目を強化するようにしても、記録用紙束の搬送方向に直交する方向と平行に折りローラの軸が配置されているので、記録用紙束の折り部が折りローラのニップ部に加圧される時間は少なく、更に、記録用紙束の折り部全体を折りローラで加圧するために加圧力が分散して、記録用紙束に所望の折り目を付けることが難しかった。
そこで、他の方式として、お互いに圧接して回動する対ローラ間に、シート状の用紙を折り曲げ部より挿通し、両側から押圧して用紙を折り曲げる装置において、対ローラの用紙排出側に、用紙の排出方向に対し略垂直方向に移動して排出された用紙の折り曲げ部を再度押圧するための増し折りローラを設け、増し折りローラは用紙の搬送方向に対して直交する方向に螺子によって移動することで折りの強化を図るようにした技術が知られている(特許文献7等を参照)。
この方式は、用紙束の搬送方向と交差する向きに折り増しローラによって加圧力をかけているので、用紙束の折り目の折り曲げ部の1箇所に集中的に荷重をかけることが出来て、且つ、折り増しローラの移動によって用紙束の折り目の折り曲げ部全体に、その効果を及ぼすことが出来るので、用紙束に折り目を付けることが容易となる。
然し、折り増しローラが記録用紙束の折り目の折り曲げ部に乗り上げる時に、用紙束が折り増しローラの駆動方向にずれてしまい、折り増しローラで用紙束の折り目の折り曲げ部全体を均一に加圧することが出来なかった。
従って、従来の被記録体後処理装置、及び、その被記録体後処理装置を具備する画像形成装置においては、折り増しローラが記録用紙の折り目の折り曲げ部に乗り上げる時に、記録用紙束が折り増しローラの駆動方向にずれてしまい、折り増しローラで記録用紙の折り目の折り曲げ部全体を均一に再加圧することが出来なかった。
特開2000−355456公報 特開2001−2317公報 特開2001−163519公報 特開2001−206629公報 特開平10−181990号公報 特開2001−19269公報 特開昭62−16987号公報
従来の被記録体後処理装置、及び、その被記録体後処理装置を具備する画像形成装置においては、折り増しローラが記録用紙の折り目の折り曲げ部に乗り上げる時に、記録用紙束が折り増しローラの駆動方向にずれてしまい、折り増しローラで記録用紙の折り目の折り曲げ部全体を均一に再加圧することが出来ないと言う問題が発生していた。
そこで本発明の課題は、このような問題点を解決するものである。即ち、折り増し手段が被記録体の折り曲げ部に乗り上げる時に、被記録体が折り増し手段の駆動方向へずれることなく、折り増し手段で被記録体の折り曲げ部の全体に均一な再加圧力を強化して綺麗な折り曲げ部を形成する被記録体後処理装置、及び、その被記録体後処理装置を具備する画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の本発明は、画像を形成した後の被記録体の後処理を行う被記録体後処理装置において、記録画像を形成した後に整合して折り曲げ部を形成して搬送される被記録体を載置して案内する案内手段と、上記案内手段に搬送されて載置される被記録体の搬送方向に対して交わる方向に移動して被記録体の上記折り曲げ部を再加圧して折り増しをする折り増し手段と、上記折り増し手段による案内手段に搬送されて載置される被記録体の折り曲げ部の折り増し時の被記録体の側面を支える支持部材とからなる被記録体後処理装置であることを最も主要な特徴とする。
又は、請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の被記録体後処理装置において、折り増し手段は、回動可能に保持された折り増しローラからなる被記録体後処理装置であることを主要な特徴とする。
又は、請求項3に記載の本発明は、請求項2に記載の被記録体後処理装置において、折り増しローラは、外周面に配置した摩擦部材からなる被記録体後処理装置であることを主要な特徴とする。
又は、請求項4に記載の本発明は、請求項1、2又は3に記載の被記録体後処理装置において、支持部材は、折り増しローラに対して案内手段の被記録体の搬送方向の上流側の近傍に配置した被記録体後処理装置であることを主要な特徴とする。
又は、請求項5に記載の本発明は、請求項1、2、3又は4に記載の被記録体後処理装置において、支持部材は、案内手段に搬送されて載置される被記録体の搬送方向に対して交わる方向に複数個を配置した被記録体後処理装置であることを主要な特徴とする。
又は、請求項6に記載の本発明は、請求項5に記載の被記録体後処理装置において、案内手段に搬送されて載置される被記録体の両端を支える一組の一端側支持部材と他端側支持部材の間隔は、案内手段に搬送されて載置される被記録体の間隔に合わせて支持可能な間隔にした被記録体後処理装置であることを主要な特徴とする。
又は、請求項7に記載の本発明は、請求項1、2、3、4、5又は6に記載の被記録体後処理装置において、支持部材は、回動可能に支持されて、案内手段に搬送されて載置される被記録体の方向に押圧力が付勢されている被記録体後処理装置であることを主要な特徴とする。
又は、請求項8に記載の本発明は、請求項7に記載の転写体後処理装置において、支持部材は、案内手段に搬送されて載置される被記録体の方向に押圧力を付勢する弾性部材からなる被記録体後処理装置であることを主要な特徴とする。
又は、請求項9に記載の本発明は、請求項7に記載の転写体後処理装置において、支持部材は、案内手段に搬送されて載置される被記録体の下面方向から自重で押圧力を付勢する被記録体後処理装置であることを主要な特徴とする。
又は、請求項10に記載の本発明は、請求項7に記載の転写体後処理装置において、支持部材は、案内手段に搬送されて載置される被記録体の上面方向から自重で押圧力を付勢する被記録体後処理装置であることを主要な特徴とする。
又は、請求項11に記載の本発明は、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9又10に記載の被記録体後処理装置において、支持部材移動手段は、案内手段に搬送されて載置される被記録体の折り曲げ部の折り増し時に、案内手段に搬送されて載置される被記録体の搬送方向に対して交わる方向に支持部材を移動する被記録体後処理装置であることを主要な特徴とする。
又は、請求項12に記載の本発明は、請求項11に記載の被記録体後処理装置において、支持部材移動手段は、駆動源の駆動軸と同軸のピニオンギアと支持部材と一体のラックとからなる被記録体後処理装置であることを主要な特徴とする。
又は、請求項13に記載の本発明は、請求項11に記載の被記録体後処理装置において、支持部材移動手段は、支持部材が摺動する摺動軸と、駆動源の駆動軸と同軸の駆動プーリとプーリに張架されたベルトとからなり、上記ベルトの一部に上記支持部材が勘合している被記録体後処理装置であることを主要な特徴とする。
又は、請求項14に記載の本発明は、請求項11に記載の被記録体後処理装置において、支持部材移動手段は、勘合する支持部材を螺子送りする駆動源で回転駆動される送り螺子からなる被記録体後処理装置であることを主要な特徴とする。
又は、請求項15に記載の本発明は、請求項11、12、13又は14に記載の被記録体後処理装置において、支持部材移動手段は、案内手段に搬送されて載置される被記録体の両端を支える一組の一端側支持部材、又は、他端側支持部材の一方を固定して他方のみを移動する被記録体後処理装置であることを主要な特徴とする。
又は、請求項16に記載の本発明は、請求項11、12、13、14又は15に記載の被記録体後処理装置において、支持部材移動手段は、案内手段に搬送されて載置される被記録体の折り曲げ部の折り増し時の支持部材を移動する際に、折り増しローラに対して案内手段に載置される被記録体の搬送方向の上流側における被記録体を押える部材の加圧力を一時的に解除する被記録体後処理装置であることを主要な特徴とする。
又は、請求項17に記載の本発明は、請求項11、12、13、14、15又は16に記載の被記録体後処理装置において、支持部材移動手段は、案内手段に搬送されて載置される被記録体の側面を検知する被記録体側面検知手段の検知情報を基に支持部材を移動する被記録体後処理装置であることを主要な特徴とする。
又は、請求項18に記載の本発明は、請求項17に記載の被記録体後処理装置において、被記録体側面検知手段は、支持部材の一部に配置した被記録体後処理装置であることを主要な特徴とする。
又は、請求項19に記載の本発明は、請求項17に記載の被記録体後処理装置において、被記録体側面検知移動手段は、支持部材の移動と別に被記録体側面検知手段を移動する被記録体後処理装置であることを主要な特徴とする。
又は、請求項20に記載の本発明は、後処理を行う被記録体に記録画像を形成する画像形成装置において、被記録体に記録画像を形成する画像形成部と、上記画像形成部で記録画像を形成した後の被記録体の後処理を行う上記請求項1乃至19の何れか一項に記載の被記録体後処理装置を具備する画像形成装置であることを最も主要な特徴とする。
又は、請求項21に記載の本発明は、請求項20に記載の画像形成装置において、画像形成部は、電子写真方法で被記録体上にトナー画像を形成して記録する画像形成装置であることを主要な特徴とする。
本発明は、以下に説明するように構成されているので、請求項1の発明によれば、折り増し手段が被記録体の折り曲げ部に乗り上げる時に、被記録体が折り増し手段の駆動方向へずれることなく、折り増し手段で被記録体の折り曲げ部の全体に均一な再加圧力を強化して綺麗な折り曲げ部を形成する被記録体後処理装置を提供することが出来るようになった。
請求項2の発明によれば、折り増し手段の折り増しローラが被記録体の折り曲げ部に乗り上げる時に、被記録体が折り増し手段の折り増しローラの駆動方向へずれることなく、折り増し手段の折り増しローラで被記録体の折り曲げ部の全体に均一な再加圧力を強化して綺麗な折り曲げ部を形成する被記録体後処理装置を提供することが出来るようになった。
請求項3の発明によれば、折り増し手段の滑ることなく確実に折り増しが出来る折り増しローラが被記録体の折り曲げ部に乗り上げる時に、被記録体が折り増し手段の滑ることなく確実に折り増しが出来る折り増しローラの駆動方向へずれることなく、折り増し手段の滑ることなく確実に折り増しが出来る折り増しローラで被記録体の折り曲げ部の全体に均一な再加圧力を強化して綺麗な折り曲げ部を形成する被記録体後処理装置を提供することが出来るようになった。
請求項4の発明によれば、折り増し手段が被記録体の折り曲げ部に乗り上げる時に、被記録体が側面を確実に押さえられて折り増し手段の駆動方向へずれることなく、折り増し手段で被記録体の折り曲げ部の全体に均一な再加圧力を強化して綺麗な折り曲げ部を形成する被記録体後処理装置を提供することが出来るようになった。
請求項5の発明によれば、折り増し手段が被記録体の折り曲げ部に乗り上げる時に、折り増し手段の折り増しローラの駆動方向が一方向でない場合でも、被記録体が折り増し手段の駆動方向へずれることなく、折り増し手段で被記録体の折り曲げ部の全体に均一な再加圧力を強化して綺麗な折り曲げ部を形成する被記録体後処理装置を提供することが出来るようになった。
請求項6の発明によれば、折り増し手段が被記録体の折り曲げ部に乗り上げる時に、折り増し手段の折り増しローラの駆動方向が一方向でない場合でも、被記録体が支持部材の一端側支持部材と他端側支持部材で確実に支持されて折り増し手段の駆動方向へずれることなく、折り増し手段で被記録体の折り曲げ部の全体に均一な再加圧力を強化して綺麗な折り曲げ部を形成する被記録体後処理装置を提供することが出来るようになった。
請求項7の発明によれば、支持部材の一端側支持部材と他端側支持部材は被記録体の搬送を妨げることなく被記録体の両端を支持して、折り増し手段が被記録体の折り曲げ部に乗り上げる時に、被記録体が折り増し手段の駆動方向へずれることなく、折り増し手段で被記録体の折り曲げ部の全体に均一な再加圧力を強化して綺麗な折り曲げ部を形成する被記録体後処理装置を提供することが出来るようになった。
請求項8の発明によれば、支持部材の一端側支持部材と他端側支持部材は被記録体の搬送を妨げることなく被記録体の両端を確実に支持して、折り増し手段が被記録体の折り曲げ部に乗り上げる時に、被記録体が折り増し手段の駆動方向へずれることなく、折り増し手段で被記録体の折り曲げ部の全体に均一な再加圧力を強化して綺麗な折り曲げ部を形成する被記録体後処理装置を提供することが出来るようになった。
請求項9の発明によれば、簡単な構成と低コストで支持部材の一端側支持部材と他端側支持部材は被記録体の搬送を妨げることなく被記録体の両端を被記録体の下面方向から自重で支持して、折り増し手段が被記録体の折り曲げ部に乗り上げる時に、被記録体が折り増し手段の駆動方向へずれることなく、折り増し手段で被記録体の折り曲げ部の全体に均一な再加圧力を強化して綺麗な折り曲げ部を形成する被記録体後処理装置を提供することが出来るようになった。
請求項10の発明によれば、簡単な構成と低コストで支持部材の一端側支持部材と他端側支持部材は被記録体の搬送を妨げることなく被記録体の両端を被記録体の上面方向から自重で支持して、折り増し手段が被記録体の折り曲げ部に乗り上げる時に、被記録体が折り増し手段の駆動方向へずれることなく、折り増し手段で被記録体の折り曲げ部の全体に均一な再加圧力を強化して綺麗な折り曲げ部を形成する被記録体後処理装置を提供することが出来るようになった。
請求項11の発明によれば、折り増し手段が被記録体の折り曲げ部に乗り上げる時に、支持部材の一端側支持部材と他端側支持部材との間隔を調整して、被記録体が折り増し手段の駆動方向へずれることなく、折り増し手段で被記録体の折り曲げ部の全体に均一な再加圧力を強化して綺麗な折り曲げ部を形成する被記録体後処理装置を提供することが出来るようになった。
請求項12の発明によれば、折り増し手段が被記録体の折り曲げ部に乗り上げる時に、支持部材の一端側支持部材と他端側支持部材との間隔を低コストの簡単な構造で調整して、被記録体が折り増し手段の駆動方向へずれることなく、折り増し手段で被記録体の折り曲げ部の全体に均一な再加圧力を強化して綺麗な折り曲げ部を形成する被記録体後処理装置を提供することが出来るようになった。
請求項13の発明によれば、折り増し手段が被記録体の折り曲げ部に乗り上げる時に、摺動軸上を摺動する支持部材の一端側支持部材と他端側支持部材との間隔を調整して、被記録体が折り増し手段の駆動方向へずれることなく、折り増し手段で被記録体の折り曲げ部の全体に均一な再加圧力を強化して綺麗な折り曲げ部を形成する被記録体後処理装置を提供することが出来るようになった。
請求項14の発明によれば、折り増し手段が被記録体の折り曲げ部に乗り上げる時に、送り裸子で移動する支持部材の一端側支持部材と他端側支持部材との間隔を調整して、被記録体が折り増し手段の駆動方向へずれることなく、折り増し手段で被記録体の折り曲げ部の全体に均一な再加圧力を強化して綺麗な折り曲げ部を形成する被記録体後処理装置を提供することが出来るようになった。
請求項15の発明によれば、折り増し手段が被記録体の折り曲げ部に乗り上げる時に、支持部材の一端側支持部材と他端側支持部材との間隔を一端側支持部材、又は、他端側支持部材の一方を固定して他方のみを移動して調整して、被記録体が折り増し手段の駆動方向へずれることなく、折り増し手段で被記録体の折り曲げ部の全体に均一な再加圧力を強化して綺麗な折り曲げ部を形成する被記録体後処理装置を提供することが出来るようになった。
請求項16の発明によれば、折り増し手段が被記録体の折り曲げ部に乗り上げる時に、記録体の記録用紙束が搬送時に搬送方向と交わる方向にずれて搬送されて来ても支持部材の一端側支持部材と他端側支持部材との間隔を調整して、被記録体の記録用紙束の側面を完全に支持して被記録体が折り増し手段の駆動方向へずれることなく、折り増し手段で被記録体の折り曲げ部の全体に均一な再加圧力を強化して綺麗な折り曲げ部を形成する被記録体後処理装置を提供することが出来るようになった。
請求項17の発明によれば、折り増し手段が被記録体の折り曲げ部に乗り上げる時に、被記録体側面検知手段の検知により被記録体の記録用紙束の搬送時に搬送方向と交わる方向に生じるずれに関係なく完全に被記録体の記録用紙束を支持部材の一端側支持部材と他端側支持部材によって支えて、出来被記録体が折り増し手段の駆動方向へずれることなく、折り増し手段で被記録体の折り曲げ部の全体に均一な再加圧力を強化して綺麗な折り曲げ部を形成する被記録体後処理装置を提供することが出来るようになった。
請求項18の発明によれば、折り増し手段が被記録体の折り曲げ部に乗り上げる時に、支持部材の一部に配置した被記録体側面検知手段の検知により被記録体の記録用紙束の搬送時に搬送方向と交わる方向に生じるずれに関係なく完全に被記録体の記録用紙束を支持部材の一端側支持部材と他端側支持部材によって支えて、出来被記録体が折り増し手段の駆動方向へずれることなく、折り増し手段で被記録体の折り曲げ部の全体に均一な再加圧力を強化して綺麗な折り曲げ部を形成する被記録体後処理装置を提供することが出来るようになった。
請求項19の発明によれば、折り増し手段が被記録体の折り曲げ部に乗り上げる時に、支持部材移動手段とは別の駆動系の被記録体側面検知移動手段で動作する被記録体側面検知手段の検知により被記録体の記録用紙束の搬送時に搬送方向と交わる方向に生じるずれに関係なく完全に被記録体の記録用紙束を支持部材の一端側支持部材と他端側支持部材によって支えて、出来被記録体が折り増し手段の駆動方向へずれることなく、折り増し手段で被記録体の折り曲げ部の全体に均一な再加圧力を強化して綺麗な折り曲げ部を形成する被記録体後処理装置を提供することが出来るようになった。
請求項20の発明によれば、被記録体の記録用紙に記録画像を形成した後に、折り増し手段が被記録体の記録用紙束の折り曲げ部に乗り上げる時に、被記録体の記録用紙束が折り増し手段の駆動方向へずれることなく、折り増し手段で被記録体の記録用紙束の折り曲げ部の全体に均一な再加圧力を強化して綺麗な折り曲げ部を形成する後処理をも行う画像形成装置を提供することが出来るようになった。
請求項21の発明によれば、被記録体の記録用紙に記録画像を高速で高品質のトナー画蔵を形成した後に、折り増し手段が被記録体の記録用紙束の折り曲げ部に乗り上げる時に、被記録体の記録用紙束が折り増し手段の駆動方向へずれることなく、折り増し手段で被記録体の記録用紙束の折り曲げ部の全体に均一な再加圧力を強化して綺麗な折り曲げ部を形成する後処理をも行う画像形成装置を提供することが出来るようになった。
次に、本発明の実施の形態は、図面を参照して詳細に説明する。
図1において、画像形成装置による画像形成を受けた被記録体の後処理を行う被記録体後処理装置0は、記録画像を形成した後に整合して折り曲げ部1を形成して搬送される被記録体(P)を載置して案内する案内手段2と、上記案内手段2に搬送されて載置される被記録体(P)の図示の矢印(A)方向の搬送方向に対して交わる方向(交差方向)に移動して被記録体(P)の折り曲げ部1を再加圧して折り増しをする折り増し手段3の折り増しローラ3aと、折り増しローラ3aによる案内手段2に搬送されて載置される被記録体(P)に対する折り増し時の被記録体(P)の側面(端縁)を支える支持部材4とからなり、折り増しローラ3aが折り曲げ部1に乗り上げる時に、被記録体(P)が折り増しローラ3aの駆動方向へずれることなく、折り増しローラ3aで折り曲げ部1の全体に均一に再加圧力を強化して綺麗な折り曲げ部1を形成する。
上記被記録体後処理装置0は、画像形成装置50の側部(排出口側)に連接して取り付けられており、上記画像形成装置50の画像形成部51で記録画像が形成された被記録体(P)は、排紙ローラ51gから図示の矢印(B)方向の排紙方向から導入口10に搬送されて排紙されて搬入される。
画像形成部51で記録画像が形成された被記録体(P)は、1枚の被記録体(P)に後処理を施す穿孔手段としてのパンチユニット11を有する搬送路12を、上トレイ13へ導く上トレイ搬送路14、シフトトレイ15へ導くシフトトレイ搬送路16、整合、及び、ステイプル綴じ等を行うステイプル処理トレイ17へ導くステイプル搬送路18へ、制御部8により、それぞれ分岐爪19、及び、分岐爪20によって振り分けられるようになっている。
制御部8を介して、上記搬送路12、及び、上記ステイプル搬送路18を経て上記ステイプル処理トレイ17へ導かれ、上記ステイプル処理トレイ17で整合、及び、ステイプル綴じ等を施された被記録体(P)は、偏向手段である分岐ガイド板21と可動ガイド22により、上記シフトトレイ15へ導く上記シフトトレイ搬送路16、折り等を施す中折り処理トレイ23へ振り分けられるように構成され、上記中折り処理トレイ23で折り等を施された被記録体(P)は、折り増しローラ3aによって、折り曲げ部1の全体に均一に再加圧力を強化して綺麗な折り曲げ部1を形成した後に、下トレイ搬送路24を通り下トレイ25へ導かれる。
又、制御部8を介して、上記ステイプル搬送路18には分岐爪26が配置され、図示しない低加重バネにより図示の状態に保持されており、被記録体(P)の後端が上記分岐爪26を通過した後に、搬送ローラ27、搬送ローラ28、ステイプル排紙ローラ29、再給紙ローラ30の内、少なくとも上記搬送ローラ27、及び、再給紙ローラ30を逆転することで、被記録体(P)の後端を被記録体収容部31へ導き滞留させ、次の被記録体(P)と重ね合わせて搬送することが可能なように構成されている。
この動作を繰り返すことによって、2枚以上の被記録体(P)を重ね合わせて搬送することも可能である。
上記上トレイ搬送路14、上記シフトトレイ搬送路16、及び、上記ステイプル搬送路18の上流で、各々に対して共通な上記搬送路12には、上記画像形成装置50から受け入れる被記録体(P)を検出する入口センサ32、その下流に入口ローラ33、上記パンチユニット11、パンチかすホッパ11a、搬送ローラ34、分岐爪19、及び、分岐爪20が順次に配置されている。
制御部8を介して、分岐爪19、及び、分岐爪20は、図示しないバネにより図示の状態に保持されており、図示しないソレノイドをオン(ON)することにより、分岐爪19は上方に、及び、分岐爪20は下方に、各々回動することによって、上記上トレイ搬送路14、上記シフトトレイ搬送路16、及び、上記ステイプル搬送路18へ被記録体(P)が振り分けられるようになっている。
上トレイ搬送路14へ被記録体(P)を導く場合は、制御部8を介して、分岐爪19は図示の状態で図示しないソレノイドをオフ(OFF)、上記シフトトレイ搬送路16へ被記録体(P)を導く場合は、図示の状態から図示しないソレノイドをオン(ON)することにより、分岐爪19は上方に、分岐爪20は下方にそれぞれ回動した状態となり、ステイプル搬送路18へ被記録体(P)を導く場合は、分岐爪20は図示の状態で図示しないソレノイドをオフ(OFF)にして、分岐爪19は図示の状態から図示しないソレノイドをオン(ON)することにより、上方に回動した状態となるようになっている。
被記録体後処理装置0は、被記録体(P)に対して、制御部8を介して、パンチユニット11による穴明け、ジョガーフエンス35と端面綴じステイプラ36による被記録体(P)揃えと端部綴じ、上記ジョガーフエンス35と中綴じステイプラ37による被記録体(P)揃えと中綴じ、上記シフトトレイ15による被記録体(P)の仕分け、折りプレート38、折りローラ39と折りローラ40、上記案内手段2、折り増しローラ3a、上記支持部材4等による中折り等の各処理を、それぞれ行うことが出来るようになっている。
図2乃至4は折り増し手段の構成及び動作説明図を示す正面図、側面図、及び平面図であり、同図において、上記被記録体後処理装置0における折り増し手段3の移動支持部材3bは、制御部8を介して、パルスモータ3cの回転駆動を、プーリ3dとプーリ3eに張られているタイミングベルト3fによって、タイミングベルト3fと嵌合(係合)している移動支持部材3bに伝わり、ガイド部材3gにガイドされて上記ガイド部材3gのスラスト方向に摺動しながら移動するようになっている。
移動支持部材3bと上ガイド板3hとの間には撓み防止部材3iが存在して、上記移動支持部材3bに回転可能な状態で支持されているので、上記移動支持部材3bと一緒に上記ガイド部材3gのスラスト方向に移動することが出来るようになっている。
更に、移動支持部材3bと案内手段2の間には、折り増しローラ3aが存在し、折り増しローラ3aの周面上には摩擦部材3a1が層状に設けられているから、滑ることなく確実に折り増しが出来る。
そして、折り増しローラ3aの回転軸は、折り増しローラ支持部材3a2によって支持され、上記折り増しローラ支持部材3a2は上記移動支持部材3bと摺動しながら上下方向に移動することができる状態で支持されている。
更に、上記折り増しローラ支持部材3a2は、上記移動支持部材3bから弾性部材3a3によって加圧された状態である。従って、折り増しローラ3aも加圧された状態にある。
これにより、折り増しローラ3aは、上記移動支持部材3bと一緒に、上記ガイド部材3gのスラスト方向に移動することが出来て、その間、折り増しローラ3aは上記弾性部材3a3によって常に上記案内手段2に向かって加圧され、且つ、上下方向に移動可能な状態である。
又、上記ガイド部材3gのスラスト方向(軸方向)には、上記移動支持部材3bの位置を検知する検知手段として、位置検知センサ前3b1、及び、位置検知センサ後3b2が配置され、上記移動支持部材3bが上記位置検知センサ前3b1、及び、上記位置検知センサ後3b2の位置に来た時には、上記位置検知センサ前3b1、及び、上記位置検知センサ後3b2によって検知されるようになっている。
そして、上記案内手段2に搬送されてくる被記録体(P)束(記録用紙束)は、被記録体束検知センサ2aによって検知される構成になっている。
上記支持部材4を上記案内手段2の被記録体(P)束が搬送される面上、且つ、搬送されて来る、折り増しローラ3aに対して上記案内手段2の被記録体(P)束の搬送方向の上流側の近傍で被記録体(P)束の端部の近傍に設けることにより、図4に図示するように、搬送されて来た被記録体(P)束の折り目の折り曲げ部1を折り増しする際に、折り増しローラ3aが、図示の矢印(C)方向に動いて、被記録体(P)束の折り目の折り曲げ部1上に乗り上げる時に、被記録体(P)束には図示の矢印(C)方向に力がかかって、被記録体(P)束は斜めになろうとするが、上記支持部材4によって、被記録体(P)束の側面を確実に押さえているので、被記録体(P)束は斜めになることなく、折り増しローラ3aによって、被記録体(P)束の折り目の折り曲げ部1を、再加圧力を強化して綺麗な折り増しをすることが出来る。
従って、折り増しローラ3aが、被記録体(P)束の折り目の折り曲げ部1に乗り上げる時に、被記録体(P)束が側面を確実に押さえて折り増しローラ3aの駆動方向にずれることなく回転し、折り増しローラ3aで被記録体(P)束の折り目の折り曲げ部1の全体に均一な加圧力を強化して綺麗な折り曲げ部1を形成する上記被記録体後処理装置0を提供することが出来るようになった。
図5と図6は変形実施形態の正面図、及び平面図であり、同図において、上記支持部材4の複数の一端側支持部材4aと他端側支持部材4bを上記案内手段2の被記録体(P)束(記録用紙束)が搬送される面上、且つ、搬送されてくる被記録体(P)束の両端部付近に設けることにより、図6に図示するように、搬送されてきた被記録体(P)束の折り目の折り曲げ部1を折り増しする際に、折り増しローラ3aが図示の矢印(C)方向に動いた後、図示の矢印(D)方向に動いて加圧する場合、又、図示の矢印(C)方向と図示の矢印(D)方向との動きを複数回繰り返すような場合には、折り増しローラ3aが被記録体(P)束の折り目の折り曲げ部1上に乗り上げる時に、被記録体(P)束には図示の矢印(C)方向と図示の矢印(D)方向との両方向から力がかかり、被記録体(P)束は斜めになろうとするが、上記支持部材4の複数の一端側支持部材4aと上記他端側支持部材4bによって、被記録体(P)束の両端部を押さえているので、被記録体(P)束は斜めになることなく、折り増しローラ3aによって被記録体(P)束の折り目の折り曲げ部1に再加圧力を強化して綺麗な折り増しをすることが出来る。
従って、折り増しローラ3aの駆動方向が一方向でない場合でも、被記録体(P)束が折り増しローラ3aの駆動方向にずれることなく、折り増しローラ3aで被記録体(P)束の折り目の折り曲げ部1の全体に均一な再加圧力を強化して綺麗な折り曲げ部1を形成する上記被記録体後処理装置0を提供することが出来るようになった。
図7乃至図17において、搬送されて来る被記録体(P)束の両端部を支える一組の一端側支持部材4aと上記他端側支持部材4bの間隔距離を(F)とすると、搬送されてくる複数の種類、例えば、ここで(1〜n)種類の被記録体(P)サイズに合わせて、それぞれ間隔(F1)の一組の一端側支持部材4a1と他端側支持部材4b1、間隔(F2)の一組の一端側支持部材4a2と他端側支持部材4b2、・・・間隔(Fn)の一組の一端側支持部材4anと他端側支持部材4bnと言うように、(1〜n)種類の間隔(F1〜n)をもつ一組の一端側支持部材4a1〜nと他端側支持部材4b1〜nを上記案内手段2の被記録体(P)束が搬送される面上、且つ、搬送されてくる(1〜n)種類の被記録体(P)束の端部の近傍に設け、更に、各々の一端側支持部材4a1〜nと他端側支持部材4b1〜nを、図9に図示するように支点4dによって回動可能な構成とし、更に、弾性材4cによって、各々の一端側支持部材4a1〜nと他端側支持部材4b1〜nが、上記案内手段2の被記録体(P)束が搬送される面上に出るような方向、つまり、搬送されてくる被記録体(P)束の方向に押圧力をかけて付勢されているから、図10に図示するように、被記録体(P)束が搬送されて来ると、被記録体(P)束が存在している部分の各々の一端側支持部材4a1〜nと他端側支持部材4b1〜nは、被記録体(P)束の搬送を妨げないように、図示の矢印(G)方向に回動して上記案内手段2の搬送面下に逃げ、被記録体(P)束が存在しない部分の各々の一端側支持部材4a1〜nと他端側支持部材4b1〜nは、図11に図示する様に上記弾性部材4cの力によって、上記案内手段2の搬送面上に存在して被記録体(P)束の両端を確実に支持している事となる。
つまり、(n)種類のサイズの被記録体(P)束の両端部は、(n)種類の被記録体(P)サイズに合わせた各々の一端側支持部材4a1〜nと他端側支持部材4b1〜nによって確実に支持されていることとなるので、被記録体(P)束に折り増しローラ3aが乗り上げる際に生じる被記録体(P)束を押す力によって、被記録体(P)束が動かないように、各々の一端側支持部材4a1〜nと他端側支持部材4b1〜nで確実に支持することが出来て、且つ、(n)種類の被記録体(P)サイズに合わせた被記録体(P)束それぞれについても同様の効果を得ることが出来るようになった。
又、各々の一端側支持部材4a1〜nと他端側支持部材4b1〜nの構成は、図12に図示するように上記弾性部材4cを使わなくても、各々の一端側支持部材4a1〜nと他端側支持部材4b1〜nの自重によって、各々の一端側支持部材4a1〜nと他端側支持部材4b1〜nが、上記案内手段2の被記録体(P)束が搬送される面上に下面方向から出るような方向、つまり、搬送されてくる被記録体(P)束の方向に自重で力をかけておけば、被記録体(P)束が存在している部分の各々の一端側支持部材4a1〜nと他端側支持部材4b1〜nは、図13に図示するように、上記案内手段2の搬送面下に逃げ、その他の部分は、図14に図示するように、上記案内手段2の搬送面上に出ることとなるので、簡単な構成となり低コストで被記録体(P)束の両端面を支持することが出来て、同様の効果を得ることが出来るようになった。
更に、図15に図示するように、上記案内手段2の上方に配置された上記上ガイド板3hに、各々の一端側支持部材4a1〜nと他端側支持部材4b1〜nと上記支点4dを設け、各々の一端側支持部材4a1〜nと他端側支持部材4b1〜nの自重によって、各々の一端側支持部材4a1〜nと他端側支持部材4b1〜nが、上記案内手段2の搬送面上に乗るような方向、つまり、搬送されて来る被記録体(P)束の方向に、自重で力をかけておけば、被記録体(P)束が存在している部分の各々の一端側支持部材4a1〜nと他端側支持部材4b1〜nは、図16に図示するように被記録体(P)束上に逃げ、その他の部分は、図17に図示するように、上記案内手段2の搬送面上に乗ることとなるので、簡単な構成となり低コストで被記録体(P)束の両端面を支持することが出来て、同様の効果を得ることが出来るようになっている。
図18乃至と図20は他の実施形態の平面図、要部拡大側面図、及び平面図であり、上記被記録体後処理装置0における支持部材移動手段5は、上記案内手段2に搬送されて載置される被記録体(P)束の折り曲げ部1の折り増し時に、上記案内手段2に搬送されて載置される被記録体(P)束の搬送方向に対して交わる方向(交差方向)に、一端側支持部材4aと他端側支持部材4bを、制御部8を介して移動する(図18と図19を参照)。
即ち、支持部材移動手段5は、駆動源5aのモータの同軸上にあるピニオンギア5bと一端側支持部材4a、及び、他端側支持部材4bの一部となっているラック5cとが噛み合う低コストの簡単な構造になっていて、上記駆動源5aのモータによって、一端側支持部材4aと他端側支持部材4bとの間隔(W)を調整することが出来るようになっている。
図20に図示するように、矢印で示す上流から搬送されてくる被記録体(P)束の幅(L)を、又、搬送されてくる被記録体(P)束に生じる搬送方向と直交する方向のずれ量(d)とすると、一端側支持部材4aと他端側支持部材4bとの間隔(W)を、(W)>(L)+(2d)と設定すれば、被記録体(P)束は、必ず、一端側支持部材4aと他端側支持部材4bの間に入ってくることとなる。
更に、折り増しローラ3aで上記案内手段2に搬送されて載置される被記録体(P)の転写用紙束の折り目の折り曲げ部1上を再加圧する際に、被記録体(P)束の後端は、折り増しローラ3aに対して上記案内手段2に載置される被記録体(P)束の搬送方向の上流側における被記録体(P)束を押える部材である、図1に図示する上記折りローラ39、上記折りローラ40によって支持されているが、ここで一旦、上記折りローラ39、上記折りローラ40での加圧力を解除し、それから、図示するような構成の上記支持部材移動手段5で移動することが出来る一端側支持部材4aと他端側支持部材4bとの幅の間隔(W)を、搬送されてくる被記録体(P)束の幅(L)と同一、若しくは、若干広めにすれば、一端側支持部材4aと他端側支持部材4bで被記録体(P)束の両端を隙間なく支持することが出来るため、被記録体(P)束が搬送時に搬送方向と交わる方向に、ずれて搬送されて来ても、一端側支持部材4aと他端側支持部材4bで被記録体(P)束の側面を完全に保持することが出来る。
尚、一端側支持部材4a、他端側支持部材4bのホームポジションは、一端側支持部材4a、他端側支持部材4bの一部がホームポジションセンサ4eを遮蔽することにより検知することが出来る。
従って、折り増しローラ3aが、上記案内手段2に搬送されて載置される被記録体(P)束の折り目の折り曲げ部1上を再加圧するために、被記録体(P)束上に乗るときに生じる、被記録体(P)束を搬送方向と交わる方向に動かそうとする力が働いても、被記録体(P)の転写用紙束の側面を一端側支持部材4aと他端側支持部材4bによって支えることが出来て、被記録体(P)束の姿勢を大きく変えることなく、折り増しローラ3aで被記録体(P)束の折り目の折り曲げ部1の全体に均一な再加圧力を強化して綺麗な折り曲げ部1を形成する簡単な構造で低コストの上記被記録体後処理装置0を提供することが出来るようになった。
図21において、又、上記被記録体後処理装置0の被記録体後処理装置0aにおける上記支持部材移動手段5による一端側支持部材4aと他端側支持部材4bの駆動は、一端側支持部材4a、及び、他端側支持部材4bが摺動軸5d上を摺動する構成で、一端側支持部材4a、及び、他端側支持部材4bがそれぞれ上記駆動源5aのモータ5a1、及び、モータ5a2の同軸上の駆動プーリ5eとプーリ5fとの間に張られたベルト5gの一部と勘合(係合)しているような構成で、一端側支持部材4aと他端側支持部材4bとを制御部8を介して互いに駆動することが出来る。
更に、折り増しローラ3aで上記案内手段2に搬送されて載置される被記録体(P)の転写用紙束の折り目の折り曲げ部1上を再加圧する際、被記録体(P)束の後端は、折り増しローラ3aに対して上記案内手段2に載置される被記録体(P)束の搬送方向上流側における被記録体(P)束を押える部材である、図1に図示する上記折りローラ39、上記折りローラ40によって支持されているが、ここで一旦、上記折りローラ39、上記折りローラ40での加圧力を解除して、それから、図示するような構成の上記支持部材移動手段5で移動することが出来る一端側支持部材4aと他端側支持部材4bとの幅の間隔を、搬送されてくる被記録体(P)束の幅と同一、若しくは、若干広めにすれば、一端側支持部材4aと他端側支持部材4bで被記録体(P)束の両端を隙間なく支持することができるため、被記録体(P)束が搬送時に搬送方向と交わる方向にずれて搬送されて来ても、一端側支持部材4aと他端側支持部材4bで被記録体(P)束の側面を完全に支持することが出来る。
尚、一端側支持部材4a、他端側支持部材4bのホームポジションは、一端側支持部材4a、他端側支持部材4bの一部が上記ホームポジションセンサ4eを遮蔽することにより検知することが出来る。
従って、折り増しローラ3aが、上記案内手段2に搬送されて載置される被記録体(P)束の折り目の折り曲げ部1上を再加圧するために、被記録体(P)束上に乗るときに生じる、被記録体(P)束を搬送方向と交わる方向に動かそうとする力が働いても、被記録体(P)束の側面を一端側支持部材4aと他端側支持部材4bによって支えることが出来て、被記録体(P)束の姿勢を大きく変えることなく、折り増しローラ3aで被記録体(P)束の折り目の折り曲げ部1の全体に均一な再加圧力を強化して綺麗な折り曲げ部1を形成する簡単な構造で低コストの上記被記録体後処理装置0の上記被記録体後処理装置0aを提供することが出来るようになった。
図22において、又、上記被記録体後処理装置0の被記録体後処理装置0bにおける上記支持部材移動手段5による一端側支持部材4a、及び、他端側支持部材4bが、螺子を切った送り螺子5h上を螺子山に沿いながら摺動する構成で、上記駆動源5aのモータ5a3の駆動を歯車5iと、上記送り螺子5hと同軸上にある歯車5jに伝達すれば、制御部8を介して一端側支持部材4a、及び、他端側支持部材4bは上記送り螺子5h上を摺動しながら移動することが出来る。
更に、折り増しローラ3aで上記案内手段2に搬送されて載置される被記録体(P)束の折り目の折り曲げ部1上を再加圧する際、被記録体(P)束の後端は、折り増しローラ3aに対して上記案内手段2に載置される被記録体(P)束の搬送方向の上流側における被記録体(P)束を押える部材である、図1に図示する上記折りローラ39、上記折りローラ40によって支持されているが、ここで一旦、上記折りローラ39、上記折りローラ40での加圧力を解除して、それから、図示するような構成の上記支持部材移動手段5で移動することが出来る一端側支持部材4aと他端側支持部材4bとの幅の間隔を、搬送されてくる被記録体(P)束の幅と同一、若しくは、若干広めにすれば、一端側支持部材4aと他端側支持部材4bで被記録体(P)束の両端を隙間なく支持することが出来るため、被記録体(P)束が搬送時に搬送方向と交わる方向にずれて搬送されて来ても、一端側支持部材4aと他端側支持部材4bで被記録体(P)束の側面を完全に保持することが出来る。
尚、一端側支持部材4a、他端側支持部材4bのホームポジションは、一端側支持部材4a、他端側支持部材4bの一部が上記ホームポジションセンサ4eを遮蔽することにより検知することが出来る。
従って、折り増しローラ3aが、上記案内手段2に搬送されて載置される被記録体(P)束の折り目の折り曲げ部1上を再加圧するために、被記録体(P)束上に乗るときに生じる、被記録体(P)束を搬送方向と交わる方向に動かそうとする力が働いても、被記録体(P)束の側面を一端側支持部材4aと他端側支持部材4bによって支えることが出来て、被記録体(P)束の姿勢を大きく変えることなく、折り増しローラ3aで被記録体(P)束の折り目の折り曲げ部1の全体に均一な再加圧力を強化して綺麗な折り曲げ部1を形成する簡単な構造で低コストの上記被記録体後処理装置0の上記被記録体後処理装置0bを提供することが出来るようになった。
図23の実施形態において、上記被記録体後処理装置0の被記録体後処理装置0cは、上記摺動軸5d上を摺動する一端側支持部材4aと他端側支持部材4bの一方を、例えば、一端側支持部材4aを案内手段2上に固定し、他方の、他端側支持部材4bを駆動して移動することが出来るようにしても、簡単な構造と低コストで、被記録体(P)束の両端を、制御部8を介して一端側支持部材4aと他端側支持部材4bで挟み込んで支持することが出来るようになっている。
尚、上記案内手段2上に固定されている一端側支持部材4aの位置は、被記録体(P)束の搬送を妨げない範囲に位置し、且つ、折り増しローラ3aによって、再加圧できる範囲に位置していなければならない。
更に、一端側支持部材4a、又は、他端側支持部材4bのホームポジションは、一端側支持部材4a、又は、他端側支持部材4bの、例えば、図示のように他端側支持部材4bの一部が上記ホームポジションセンサ4eを遮蔽することにより検知することが出来る。
従って、折り増しローラ3aが、上記案内手段2に搬送されて載置される被記録体(P)束の折り目の折り曲げ部1上を再加圧するために、被記録体(P)束上に乗るときに生じる、被記録体(P)束を搬送方向と交わる方向に動かそうとする力が働いても、被記録体(P)束の側面を一端側支持部材4aと他端側支持部材4bによって支えることが出来て、被記録体(P)束の姿勢を大きく変えることなく、折り増しローラ3aで被記録体(P)束の折り目の折り曲げ部1の全体に均一な加圧力を強化して綺麗な折り曲げ部1を形成する簡単な構造で低コストの上記被記録体後処理装置0の上記被記録体後処理装置0cを提供することが出来るようになった。
図24の他の実施形態において、上記被記録体後処理装置0の被記録体後処理装置0dは、上記送り螺子5h上を螺子山に沿いながら摺動する一端側支持部材4a、又は、他端側支持部材4bの一方を、例えば、一端側支持部材4aを上記案内手段2上に固定し、他方の、他端側支持部材4bを駆動して移動することが出来るようにしても、簡単な構造と低コストで、被記録体(P)束の両端を、制御部8を介して一端側支持部材4aと他端側支持部材4bとで挟み込んで支持することが出来るようになっている。
尚、上記案内手段2上に固定されている一端側支持部材4aの位置は、被記録体(P)束の搬送を妨げない範囲に位置し、且つ、折り増しローラ3aによって、再加圧できる範囲に位置していなければならない。
更に、一端側支持部材4a、又は、他端側支持部材4bのホームポジションは、一端側支持部材4a、又は、他端側支持部材4bの、例えば、他端側支持部材4bの一部が上記ホームポジションセンサ4eを遮蔽することにより検知することが出来る。
従って、折り増しローラ3aが、上記案内手段2に搬送されて載置される被記録体(P)束の折り目の折り曲げ部1上を再加圧するために、被記録体(P)束上に乗るときに生じる、被記録体(P)束を搬送方向と交わる方向に動かそうとする力が働いても、被記録体(P)束の側面を一端側支持部材4aと他端側支持部材4bによって支えることが出来て、被記録体(P)束の姿勢を大きく変えることなく、折り増しローラ3aで被記録体(P)束の折り目の折り曲げ部1の全体に均一な再加圧力を強化して綺麗な折り曲げ部1を形成する簡単な構造で低コストの上記被記録体後処理装置0の上記被記録体後処理装置0dを提供することが出来るようになった。
図25の他の実施形態において、上記被記録体後処理装置0の被記録体後処理装置0eにおける上記支持部材移動手段5は、上記案内手段2に搬送されて載置される被記録体(P)束の側面を検知する被記録体側面検知手段6の検知情報を基に制御部8を介して一端側支持部材4a、他端側支持部材4bを移動するようになっている。
即ち、折り増しローラ3aの近傍に設けられた上記被記録体側面検知手段6によって、広範囲で、被記録体(P)束の側面を検知することが出来るようになっていて、搬送されてくる被記録体(P)束の側面の位置情報を得て、その情報を基に一端側支持部材4aの移動位置が判明し、且つ、搬送されてくる被記録体(P)束の幅情報からもう一方の他端側支持部材4bの移動位置をも判断することが出来るため、被記録体(P)束の搬送時に搬送方向と交わる方向に生じるずれに関係なく完全に被記録体(P)束を一端側支持部材4a、他端側支持部材4bによって支えることが出来る。
又、上記被記録体側面検知手段6は、被記録体(P)束の両側面を検知するために2箇所に設置し、それぞれの上記被記録体側面検知手段6から得た情報を基に、それぞれの一端側支持部材4a、他端側支持部材4bの移動位置を割り出しても良い。
図26の他の実施形態において、上記被記録体後処理装置0の被記録体後処理装置0fは、一端側支持部材4aと他端側支持部材4bの一部に、上記案内手段2に搬送されて載置される被記録体(P)束の側面を検知する上記被記録体側面検知手段6を設けて、上記被記録体側面検知手段6の検知情報を基に制御部8を介して、搬送されてくる被記録体(P)束の側面に、一端側支持部材4aと他端側支持部材4bを近づける動作中に、被記録体(P)束の側面を検知することが出来て、その位置で、一端側支持部材4aと他端側支持部材4bを停止させて、被記録体(P)束の搬送時に生じる搬送方向と交わる方向に生じるずれに関係なく完全に被記録体(P)束の両端を一端側支持部材4aと他端側支持部材4bによって支えることが出来る。
このような効果は、一端側支持部材4aと他端側支持部材4bに設けられている上記被記録体側面検知手段6が一方だけでも、搬送されてくる被記録体(P)束の幅情報からもう一方の一端側支持部材4a、又は、他端側支持部材4bの停止位置も割り出せるので、簡単な構造、低コストで同様の効果を得ることが出来る。
図27の他の実施形態において、上記被記録体後処理装置0の被記録体後処理装置0gは、上記案内手段2に搬送されて載置される被記録体(P)束の側面を検知する上記被記録体側面検知手段6が、一端側支持部材4aと他端側支持部材4bを駆動する上記支持部材移動手段5とは別の駆動系の被記録体側面検知移動手段7を持ち、上記被記録体側面検知手段6が受け台7a上に具備され、且つ、上記受け台7aが軸7b上を摺動することが出来て、且つ、モータ7cと同軸上の駆動プーリ7dとプーリ7eとに張られたベルト7fと勘合(係合)しているような構成で、上記被記録体側面検知手段6と一端側支持部材4aと他端側支持部材4bがそれぞれ独立して動作する構成でも同様の効果を得ることができる。
又、図23と図24に図示する上記被記録体後処理装置0の上記被記録体後処理装置0cと上記被記録体後処理装置0dのような一端側支持部材4aと他端側支持部材4bの片側を駆動する構成においても、上記案内手段2に搬送されて載置される被記録体(P)束の側面を検知する上記被記録体側面検知手段6を設ければ同様の効果を得ることができる。
尚、図25、図26、図27に図示する上記被記録体後処理装置0の上記被記録体後処理装置0e、上記被記録体後処理装置0f、上記被記録体後処理装置0gにおいて、一端側支持部材4aと他端側支持部材4bのホームポジションは、一端側支持部材4aと他端側支持部材4bの一部が上記ホームポジションセンサ4eを遮蔽することにより検知することが出来る。
更に、上記被記録体後処理装置0における被記録体(P)の幅情報は、上記画像形成装置50、及び、上記被記録体後処理装置0内に具備される図示しない横レジ検知センサ等の情報から得ることが可能になっている。
図28のフローチャートにおいて、上記支持部材移動手段5による上記支持部材4のイニシアル動作は、制御部8により次ぎのように行われる。
スタートで、上記ホームポジションセンサ4eの検知によってオン(ON)かどうかを判断して(ステップ1)、上記ホームポジションセンサ4eの検知によってオン(ON)でなかったら上記駆動源5aのモータを駆動して(ステップ2)、(ステップ1)に戻るが、上記ホームポジションセンサ4eの検知によってオン(ON)であれば、エンドで終了する。
図29において、上記被記録体側面検知移動手段7による上記被記録体側面検知手段6のイニシアル動作は、制御部8により次ぎのように行われる。
スタートで、上記ホームポジションセンサ4eの検知によってオン(ON)かどうかを判断して(ステップ11)、上記ホームポジションセンサ4eの検知によってオン(ON)でなかったら上記駆動源5aのモータ、上記モータ7cを駆動して(ステップ12)、(ステップ11)に戻るが、上記ホームポジションセンサ4eの検知によってオン(ON)であれば、エンドで終了する。
図30乃至図33のフローでは、上記被記録体後処理装置0、上記被記録体後処理装置0a、上記被記録体後処理装置0b、上記被記録体後処理装置0c、並びに、上記被記録体後処理装置0dによる画像を形成した後の被記録体(P)束の折り目の折り曲げ部1の折り増しの後処理が、制御部8により実施される手順を示す。その手順を実施する結果、折り増しローラ3aが、上記案内手段2に搬送されて載置される被記録体(P)束の折り目の折り曲げ部1上を再加圧するために、被記録体(P)の転写用紙束上に乗るときに生じる、被記録体(P)束を搬送方向と交わる方向に動かそうとする力が働いても、被記録体(P)束の側面を一端側支持部材4a、他端側支持部材4bによって支えることが出来て、被記録体(P)束の姿勢を大きく変えることなく、折り増しローラ3aで被記録体(P)束の折り目の折り曲げ部1の全体に均一な加圧力を強化して綺麗な折り曲げ部1を形成する(図1、図2乃至図17、図18乃至24を参照)。
まず、スタートで、上記入口ローラ33、上記搬送ローラ34、上記搬送ローラ27、上記搬送ローラ28、ステイプル排紙ローラ29、叩きコロ17a等の各ローラの回転を開始して(ステップ101)、分岐爪19を切り換えてオン(ON)して(ステップ102)、放出ベルト17bのホームポジション(H.P)を検知後に、待機位置へ移動して(ステップ103)、上記ジョガーフエンス35のホームポジション(H.P)を検知後に、待機位置へ移動して(ステップ104)、上記分岐ガイド板21と上記可動ガイド22をホームポジション(H.P)に回動して(ステップ105)、上記入口センサ32のオン(ON)を確認して(ステップ106)、上記入口センサ32のオフ(OFF)を確認して(ステップ107)、ステイプル排紙センサ18aのオン(ON)を確認して(ステップ108)、シフト排紙センサ16aのオフ(OFF)を確認して(ステップ109)、上記叩きコロ17aを所定時間オン(ON)して(ステップ110)、上記ジョガーフエンス35を所定量だけ内側に移動後に、待機位置に移動して(ステップ111)、部の最終の被記録体(P)束かどうかを判断して(ステップ112)、部の最終の被記録体(P)束でなければ(ステップ106)に戻る。
次に図31に進み、部の最終の被記録体(P)束であれば、上記ジョガーフエンス35を所定量だけ内側に移動して(ステップ113)、上記放出ベルト17bを所定量だけ回動して(ステップ114)、上記中綴じステイプラ37をオン(ON)して(ステップ115)、上記分岐ガイド板21と上記可動ガイド22を所定量だけ変位して(ステップ116)、束搬送ローラ上23aと束搬送ローラ下23bの回転を開始して(ステップ117)、可動後端フエンス23cのホームポジション(H.P)を検知後に、待機位置へ移動して(ステップ118)、上記放出ベルト17bを所定量だけ回動して(ステップ119)、束到達センサ23dのオン(ON)を確認して(ステップ120)、所定距離を搬送してから上記束搬送ローラ上23aと上記束搬送ローラ下23bの回転を停止して(ステップ121)、上記束搬送ローラ下23bの圧を解除して(ステップ122)、上記折りプレート38による折り動作を開始して(ステップ123)、上記折りローラ39と上記折りローラ40の回転を開始して上記被記録体束検知センサ2a、上記被記録体側面検知手段6まで搬送して(ステップ124)、上記被記録体束検知センサ2aがオン(ON)であることを確認して(ステップ125)、上記駆動源5aの上記モータ5a1、上記モータ5a2、上記モータ5a3を、一端側支持部材4aと他端側支持部材4bとの幅の間隔(W)を、(W)>(L)+2(d)、又は、(W)≧(L)となるまで回動駆動する(ステップ126)。
引き続き図32に示すように、上記折りローラ39と上記折りローラ40とを所定量だけ回転して、被記録体(P)束の先端の折り目の上記折り部1を折り増しローラ3aの再加圧する位置まで搬送した後に回転を停止して(ステップ127)、上記位置検知センサ前3b1がオン(ON)かどうかを判断して(ステップ128)、上記位置検知センサ前3b1がオン(ON)でなければ、上記位置検知センサ後3b2のオン(ON)かどうかを判断して(ステップ129)、上記位置検知センサ後3b2のオン(ON)を確認して、上記パルスモータ3cを回転して被記録体(P)束の先端の折り目の上記折り部1を折り増しローラ3aで再加圧して(ステップ130)、上記位置検知センサ前3b1がオン(ON)かどうかを判断して(ステップ131)、上記位置検知センサ前3b1がオン(ON)であれば(ステップ134)へ、上記位置検知センサ前3b1がオン(ON)でなければ(ステップ130)に戻り、(ステップ128)で上記位置検知センサ前3b1がオン(ON)であれば、上記パルスモータ3cを回転して被記録体(P)束の先端の折り目の上記折り部1を折り増しローラ3aで再加圧して(ステップ132)、上記位置検知センサ後3b2のオン(ON)かどうかを判断して(ステップ133)、上記位置検知センサ後3b2がオン(ON)でなければ(ステップ132)に戻るが、上記位置検知センサ後3b2がオン(ON)であれば、折り増しローラ3aによる所定回数の折り増し動作を終了したかどうかを判断して(ステップ134)、折り増しローラ3aによる所定回数の折り増し動作を終了していなければ(ステップ128)に戻るが、折り増しローラ3aによる所定回数の折り増し動作を終了していれば、上記パルスモータ3cの回転を停止して被記録体(P)束の先端の折り目の上記折り部1を折り増しローラ3aで再加圧の動作を終了して(ステップ135)、上記折りローラ39と上記折りローラ40の回転を開始して、被記録体(P)束を下排紙ローラ24aまで搬送する(ステップ136)。更に図33により、下排紙センサ24bのオン(ON)を確認して(ステップ137)、下排紙センサ24bのオフ(OFF)を確認して(ステップ138)、上記折りローラ39、上記折りローラ40、下排紙ローラ24aを所定時間後に回転を停止して(ステップ139)、上記放出ベルト17bを待機位置に移動して(ステップ140)、上記ジョガーフエンス35を待機位置に移動して(ステップ141)、JOBの最終部かどうかを判断して(ステップ142)、JOBが最終部でなかったら(ステップ106)に戻るが、JOBが最終部であれば上記放出ベルト17bをホームポジションに移動して(ステップ143)、上記ジョガーフエンス35をホームポジションに移動して(ステップ144)、上記入口ローラ33、上記搬送ローラ34、上記搬送ローラ27、上記搬送ローラ28、上記ステイプル排紙ローラ29、上記叩きコロ17a等の各ローラの回転を停止して(ステップ145)、分岐爪19を切り換えてオフ(OFF)して(ステップ146)、エンドで終了する。
図34乃至図37において、上記被記録体後処理装置0の上記被記録体後処理装置0eによる画像を形成した後の被記録体(P)束の折り目の折り曲げ部1の折り増しの後処理が、制御部8により次ぎのように、折り増しローラ3aが、上記案内手段2に搬送されて載置される被記録体(P)束の折り目の折り曲げ部1上を再加圧するために、被記録体(P)の転写用紙束上に乗るときに生じる、被記録体(P)束を搬送方向と交わる方向に動かそうとする力が働いても、被記録体(P)束の側面を一端側支持部材4a、他端側支持部材4bによって支えることが出来て、被記録体(P)束の姿勢を大きく変えることなく、折り増しローラ3aで被記録体(P)束の折り目の折り曲げ部1の全体に均一な加圧力を強化して綺麗な折り曲げ部1を形成する(図1、図2乃至図17、図25を参照)。
スタートで、上記入口ローラ33、上記搬送ローラ34、上記搬送ローラ27、上記搬送ローラ28、ステイプル排紙ローラ29、上記叩きコロ17a等の各ローラの回転を開始して(ステップ201)、分岐爪19を切り換えてオン(ON)して(ステップ202)、放出ベルト17bのホームポジション(H.P)を検知後に、待機位置へ移動して(ステップ203)、上記ジョガーフエンス35のホームポジション(H.P)を検知後に、待機位置へ移動して(ステップ204)、上記分岐ガイド板21と上記可動ガイド22をホームポジション(H.P)へ回動して(ステップ205)、上記入口センサ32のオン(ON)を確認して(ステップ(206)、上記入口センサ32のオフ(OFF)を確認して(ステップ207)、ステイプル排紙センサ18aのオン(ON)を確認して(ステップ208)、シフト排紙センサ16aのオフ(OFF)を確認して(ステップ209)、上記叩きコロ17aを所定時間オン(ON)して(ステップ210)、上記ジョガーフエンス35を所定量だけ内側に移動後に、待機位置に移動して(ステップ211)、部の最終の被記録体(P)束かどうかを判断して(ステップ212)、部の最終の被記録体(P)束でなければ(ステップ206)に戻る。
次に、図35に従い、部の最終の被記録体(P)束であれば、上記ジョガーフエンス35を所定量だけ内側に移動して(ステップ213)、上記放出ベルト17bを所定量だけ回動して(ステップ214)、上記中綴じステイプラ37をオン(ON)して(ステップ215)、上記分岐ガイド板21と上記可動ガイド22を所定量だけ変位して(ステップ216)、束搬送ローラ上23aと束搬送ローラ下23bの回転を開始して(ステップ217)、可動後端フエンス23cのホームポジション(H.P)を検知後に、待機位置へ移動して(ステップ218)、上記放出ベルト17bを所定量だけ回動して(ステップ219)、束到達センサ23dのオン(ON)を確認して(ステップ220)、所定距離を搬送してから上記束搬送ローラ上23aと上記束搬送ローラ下23bの回転を停止して(ステップ221)、上記束搬送ローラ下23bの圧を解除して(ステップ222)、上記折りプレート38による折り動作を開始して(ステップ223)、上記折りローラ39と上記折りローラ40の回転を開始して上記被記録体束検知センサ2a、上記被記録体側面検知手段6まで搬送して(ステップ224)、上記被記録体束検知センサ2aがオン(ON)であることを確認して(ステップ225)、上記被記録体側面検知手段6の情報を基に、一端側支持部材4a、他端側支持部材4bが所定の位置に来るまで上記駆動源5aの上記モータ5a1、上記駆動源5aの上記モータ5a2、を回動駆動する(ステップ226)。
更に図36に従い、上記折りローラ39と上記折りローラ40とを所定量だけ回転して、被記録体(P)束の先端の折り目の上記折り部1を折り増しローラ3aの再加圧する位置まで搬送した後に回転を停止して(ステップ227)、上記位置検知センサ前3b1がオン(ON)かどうかを判断して(ステップ228)、上記位置検知センサ前3b1がオン(ON)でなければ、上記位置検知センサ後3b2のオン(ON)かどうかを判断して(ステップ229)、上記位置検知センサ後3b2のオン(ON)を確認して、上記パルスモータ3cを回転して被記録体(P)束の先端の折り目の上記折り部1を折り増しローラ3aで再加圧して(ステップ230)、上記位置検知センサ前3b1がオン(ON)かどうかを判断して(ステップ231)、上記位置検知センサ前3b1がオン(ON)であれば(ステップ234)へ、上記位置検知センサ前3b1がオン(ON)でなければ(ステップ30)に戻り、(ステップ228)で上記位置検知センサ前3b1がオン(ON)であれば、上記パルスモータ3cを回転して被記録体(P)束の先端の折り目の上記折り部1を折り増しローラ3aで再加圧して(ステップ232)、上記位置検知センサ後3b2のオン(ON)かどうかを判断して(ステップ233)、上記位置検知センサ後3b2がオン(ON)でなければ(ステップ232)に戻るが、上記位置検知センサ後3b2がオン(ON)であれば、折り増しローラ3aによる所定回数の折り増し動作を終了したかどうかを判断して(ステップ234)、折り増しローラ3aによる所定回数の折り増し動作を終了していなければ(ステップ228)に戻るが、折り増しローラ3aによる所定回数の折り増し動作を終了していれば、上記パルスモータ3cの回転を停止して被記録体(P)束の先端の折り目の上記折り部1を折り増しローラ3aで再加圧の動作を終了して(ステップ235)、上記折りローラ39と上記折りローラ40を回転して、被記録体(P)束を下排紙ローラ24aまで搬送する(ステップ236)。
次いで、図37により、下排紙センサ24bのオン(ON)を確認して(ステップ237)、下排紙センサ24bのオフ(OFF)を確認して(ステップ238)、上記折りローラ39、上記折りローラ40、下排紙ローラ24aを所定時間後に回転を停止して(ステップ239)、上記放出ベルト17bを待機位置に移動して(ステップ240)、上記ジョガーフエンス35を待機位置に移動して(ステップ241)、JOBの最終部かどうかを判断して(ステップ242)、JOBが最終部でなかったら(ステップ206)に戻るが、JOBが最終部であれば上記放出ベルト17bをホームポジションに移動して(ステップ243)、上記ジョガーフエンス35をホームポジションに移動して(ステップ244)、上記入口ローラ33、上記搬送ローラ34、上記搬送ローラ27、上記搬送ローラ28、上記ステイプル排紙ローラ29、上記叩きコロ17a等の各ローラの回転を停止して(ステップ245)、分岐爪19を切り換えてオフ(OFF)して(ステップ246)、エンドで終了する。
図38乃至図41において、上記被記録体後処理装置0の上記被記録体後処理装置0fによる画像を形成した後の被記録体(P)束の折り目の折り曲げ部1の折り増しの後処理が、制御部8により次ぎのように、折り増しローラ3aが、上記案内手段2に搬送されて載置される被記録体(P)束の折り目の折り曲げ部1上を再加圧するために、被記録体(P)の転写用紙束上に乗るときに生じる、被記録体(P)束を搬送方向と交わる方向に動かそうとする力が働いても、被記録体(P)束の側面を一端側支持部材4a、他端側支持部材4bによって支えることが出来て、被記録体(P)束の姿勢を大きく変えることなく、折り増しローラ3aで被記録体(P)束の折り目の折り曲げ部1の全体に均一な加圧力を強化して綺麗な折り曲げ部1を形成する(図1、図2乃至図17、図26を参照)。
スタートで、上記入口ローラ33、上記搬送ローラ34、上記搬送ローラ27、上記搬送ローラ28、ステイプル排紙ローラ29、上記叩きコロ17a等の各ローラの回転を開始して(ステップ301)、分岐爪19を切り換えてオン(ON)して(ステップ302)、放出ベルト17bのホームポジション(H.P)を検知後に、待機位置へ移動して(ステップ303)、上記ジョガーフエンス35のホームポジション(H.P)を検知後に、待機位置へ移動して(ステップ304)、上記分岐ガイド板21と上記可動ガイド22をホームポジション(H.P)へ回動して(ステップ305)、上記入口センサ32のオン(ON)を確認して(ステップ306)、上記入口センサ32のオフ(OFF)を確認して(ステップ307)、ステイプル排紙センサ18aのオン(ON)を確認して(ステップ308)、シフト排紙センサ16aのオフ(OFF)を確認して(ステップ309)、上記叩きコロ17aを所定時間オン(ON)して(ステップ310)、上記ジョガーフエンス35を所定量だけ内側に移動後に、待機位置に移動して(ステップ311)、部の最終の被記録体(P)束かどうかを判断する(ステップ312)。更に図39により、部の最終の被記録体(P)束でなければ(ステップ306)に戻るが、部の最終の被記録体(P)束であれば、上記ジョガーフエンス35を所定量だけ内側に移動して(ステップ313)、上記放出ベルト17bを所定量だけ回動して(ステップ314)、上記中綴じステイプラ37をオン(ON)して(ステップ315)、上記分岐ガイド板21と上記可動ガイド22を所定量だけ変位して(ステップ316)、束搬送ローラ上23aと束搬送ローラ下23bの回転を開始して(ステップ317)、可動後端フエンス23cのホームポジション(H.P)を検知後に、待機位置へ移動して(ステップ318)、上記放出ベルト17bを所定量だけ回動して(ステップ319)、束到達センサ23dのオン(ON)を確認して(ステップ320)、所定距離を搬送してから上記束搬送ローラ上23aと上記束搬送ローラ下23bの回転を停止して(ステップ321)、上記束搬送ローラ下23bの圧を解除して(ステップ322)、上記折りプレート38による折り動作を開始して(ステップ323)、上記折りローラ39と上記折りローラ40の回転を開始して上記被記録体束検知センサ2a、上記被記録体側面検知手段6まで搬送して(ステップ324)、上記被記録体束検知センサ2aがオン(ON)であることを確認して(ステップ)、上記被記録体側面検知手段6が両方、若しくは片方に配置されて一端側支持部材4aと他端側支持部材4bとが同時に移動する場合かどうかを判断する(ステップ326)。
次いで、図40により、上記被記録体側面検知手段6が片方に配置されて一端側支持部材4aと他端側支持部材4bとが別々に移動する場合は上記被記録体側面検知手段6を具備している上記駆動源5aの上記モータ5a1、又は、上記モータ5a2を回動駆動して(ステップ327)、上記被記録体側面検知手段6がオン(ON)で被記録体(P)束の側面を検知しているかどうかを判断して(328)、上記被記録体側面検知手段6がオン(ON)でなくて被記録体(P)束の側面を検知していなければ(ステップ327)に戻るが、上記被記録体側面検知手段6がオン(ON)で被記録体(P)束の側面を検知していれば上記被記録体側面検知手段6が具備されている方の上記駆動源5aの上記モータ5a1、又は、上記モータ5a2の回動駆動を停止して(ステップ329)、上記被記録体側面検知手段6が具備されていない方の一端側支持部材4a、又は、他端側支持部材4bが所定の位置に来るまで上記駆動源5aの上記モータ5a1、又は、上記モータ5a2を回動駆動して(ステップ330)、(ステップ334)へ、(ステップ326)で上記被記録体側面検知手段6が両方、若しくは片方に配置されて一端側支持部材4aと他端側支持部材4bとが同時に移動する場合は上記駆動源5aの上記モータ5a1、上記モータ5a2を回動駆動して(ステップ331)、上記被記録体側面検知手段6がオン(ON)で被記録体(P)束の側面を検知しているかどうかを判断して(332)、上記被記録体側面検知手段6がオフ(OFF)で被記録体(P)束の側面を検知していなければ(ステップ331)へ戻るが、上記被記録体側面検知手段6がオン(ON)で被記録体(P)束の側面を検知していれば上記駆動源5aの上記モータ5a1、上記モータ5a2の回動駆動を停止して(ステップ333)、上記折りローラ39と上記折りローラ40とを所定量だけ回転して、被記録体(P)束の先端の折り目の上記折り部1を折り増しローラ3aの再加圧する位置まで搬送した後に回転を停止して(ステップ334)、上記位置検知センサ前3b1がオン(ON)かどうかを判断して(ステップ335)、上記位置検知センサ前3b1がオン(ON)でなければ、上記位置検知センサ後3b2のオン(ON)かどうかを判断して(ステップ336)、上記位置検知センサ後3b2のオン(ON)を確認して、上記パルスモータ3cを回転して被記録体(P)束の先端の折り目の上記折り部1を折り増しローラ3aで再加圧して(ステップ337)、上記位置検知センサ前3b1がオン(ON)かどうかを判断して(ステップ338)、上記位置検知センサ前3b1がオン(ON)でなければ(ステップ337)に戻り、上記位置検知センサ前3b1がオン(ON)であれば(ステップ341)へ、(ステップ335)で上記位置検知センサ前3b1がオン(ON)であれば、上記パルスモータ3cを回転して被記録体(P)束の先端の折り目の上記折り部1を折り増しローラ3aで再加圧して(ステップ339)、上記位置検知センサ後3b2がオン(ON)かどうかを判断して(ステップ340)、上記位置検知センサ後3b2がオン(ON)でなければ(ステップ339)に戻るが、上記位置検知センサ後3b2がオン(ON)であれば、折り増しローラ3aによる所定回数の折り増し動作を終了したかどうかを判断して(ステップ341)、折り増しローラ3aによる所定回数の折り増し動作を終了していなければ(ステップ335)に戻るが、折り増しローラ3aによる所定回数の折り増し動作を終了していれば、上記パルスモータ3cの回転を停止して被記録体(P)束の先端の折り目の上記折り部1を折り増しローラ3aで再加圧の動作を終了して(ステップ342)、上記折りローラ39と上記折りローラ40を回転して、被記録体(P)束を下排紙ローラ24aまで搬送する(ステップ343)。
次いで、図41により下排紙センサ24bのオン(ON)を確認して(ステップ344)、下排紙センサ24bのオフ(OFF)を確認して(ステップ345)、上記折りローラ39、上記折りローラ40、下排紙ローラ24aを所定時間後に回転を停止して(ステップ346)、上記放出ベルト17bを待機位置に移動して(ステップ347)、上記ジョガーフエンス35を待機位置に移動して(ステップ348)、JOBの最終部かどうかを判断して(ステップ349)、JOBが最終部でなかったら(ステップ306)に戻るが、JOBが最終部であれば上記放出ベルト17bをホームポジションに移動して(ステップ350)、上記ジョガーフエンス35をホームポジションに移動して(ステップ351)、上記入口ローラ33、上記搬送ローラ34、上記搬送ローラ27、上記搬送ローラ28、上記ステイプル排紙ローラ29、上記叩きコロ17a等の各ローラの回転を停止して(ステップ352)、分岐爪19を切り換えてオフ(OFF)して(ステップ353)、エンドで終了する。
図42乃至図45において、上記被記録体後処理装置0の上記被記録体後処理装置0gによる画像を形成した後の被記録体(P)束の折り目の折り曲げ部1の折り増しの後処理が、制御部8により次ぎのように、折り増しローラ3aが、上記案内手段2に搬送されて載置される被記録体(P)束の折り目の折り曲げ部1上を再加圧するために、被記録体(P)の転写用紙束上に乗るときに生じる、被記録体(P)束を搬送方向と交わる方向に動かそうとする力が働いても、被記録体(P)束の側面を一端側支持部材4a、他端側支持部材4bによって支えることが出来て、被記録体(P)束の姿勢を大きく変えることなく、折り増しローラ3aで被記録体(P)束の折り目の折り曲げ部1の全体に均一な加圧力を強化して綺麗な折り曲げ部1を形成する(図1、図2乃至図17、図27を参照)。
スタートで、上記入口ローラ33、上記搬送ローラ34、上記搬送ローラ27、上記搬送ローラ28、ステイプル排紙ローラ29、上記叩きコロ17a等の各ローラの回転を開始して(ステップ401)、分岐爪19を切り換えてオン(ON)して(ステップ402)、放出ベルト17bのホームポジション(H.P)を検知後に、待機位置へ移動して(ステップ403)、上記ジョガーフエンス35のホームポジション(H.P)を検知後に、待機位置へ移動して(ステップ404)、上記分岐ガイド板21と上記可動ガイド22をホームポジション(H.P)へ回動して(ステップ405)、上記入口センサ32のオン(ON)を確認して(ステップ406)、上記入口センサ32のオフ(OFF)を確認して(ステップ407)、ステイプル排紙センサ18aのオン(ON)を確認して(ステップ408)、シフト排紙センサ16aのオフ(OFF)を確認して(ステップ409)、上記叩きコロ17aを所定時間オン(ON)して(ステップ410)、上記ジョガーフエンス35を所定量だけ内側に移動後に、待機位置に移動して(ステップ411)、部の最終の被記録体(P)束かどうかを判断する(ステップ412)。次いで、図43により部の最終の被記録体(P)束でなければ(ステップ406)に戻るが、部の最終の被記録体(P)束であれば、上記ジョガーフエンス35を所定量だけ内側に移動して(ステップ413)、上記放出ベルト17bを所定量だけ回動して(ステップ414)、上記中綴じステイプラ37をオン(ON)して(ステップ415)、上記分岐ガイド板21と上記可動ガイド22を所定量だけ変位して(ステップ416)、束搬送ローラ上23aと束搬送ローラ下23bの回転を開始して(ステップ417)、可動後端フエンス23cのホームポジション(H.P)を検知後に、待機位置へ移動して(ステップ418)、上記放出ベルト17bを所定量だけ回動して(ステップ419)、束到達センサ23dのオン(ON)を確認して(ステップ420)、所定距離を搬送してから上記束搬送ローラ上23aと上記束搬送ローラ下23bの回転を停止して(ステップ421)、上記束搬送ローラ下23bの圧を解除して(ステップ422)、上記折りプレート38による折り動作を開始して(ステップ423)、上記折りローラ39と上記折りローラ40の回転を開始して上記被記録体束検知センサ2a、上記被記録体側面検知手段6まで搬送して(ステップ424)、上記被記録体束検知センサ2aがオン(ON)であることを確認して(ステップ425)、上記モータ7cを回動駆動する(ステップ426)。
次いで、図44に従い上記被記録体側面検知手段6がオン(ON)で被記録体(P)束の側面を検知しているかどうかを判断して(427)、上記被記録体側面検知手段6がオフ(OFF)で被記録体(P)束の側面を検知していなければ(ステップ426)へ戻るが、上記被記録体側面検知手段6がオン(ON)で被記録体(P)束の側面を検知していれば上記モータ7cの回動駆動を停止して(ステップ428)、上記モータ7cを逆回動駆動でホームポジションへ移動して(ステップ429)、上記被記録体側面検知手段6の情報を基に、一端側支持部材4a、他端側支持部材4bが所定の位置に移動するまで上記駆動源5aの上記モータ5a1、上記モータ5a2を回動駆動して(ステップ430)、上記折りローラ39と上記折りローラ40とを所定量だけ回転して、被記録体(P)束の先端の折り目の上記折り部1を折り増しローラ3aの再加圧する位置まで搬送した後に回転を停止して(ステップ431)、上記位置検知センサ前3b1がオン(ON)かどうかを判断して(ステップ432)、上記位置検知センサ前3b1がオン(ON)でなければ、上記位置検知センサ後3b2のオン(ON)かどうかを判断して(ステップ433)、上記位置検知センサ後3b2のオン(ON)を確認して、上記パルスモータ3cを回転して被記録体(P)束の先端の折り目の上記折り部1を折り増しローラ3aで再加圧して(ステップ434)、上記位置検知センサ前3b1がオン(ON)かどうかを判断して(ステップ435)、上記位置検知センサ前3b1がオン(ON)でなければ(ステップ434)に戻り、上記位置検知センサ前3b1がオン(ON)であれば(ステップ438)へ、(ステップ432)で上記位置検知センサ前3b1がオン(ON)であれば、上記パルスモータ3cを回転して被記録体(P)束の先端の折り目の上記折り部1を折り増しローラ3aで再加圧して(ステップ436)、上記位置検知センサ後3b2がオン(ON)かどうかを判断して(ステップ437)、上記位置検知センサ後3b2がオン(ON)でなければ(ステップ436)に戻るが、上記位置検知センサ後3b2がオン(ON)であれば、折り増しローラ3aによる所定回数の折り増し動作を終了したかどうかを判断して(ステップ438)、折り増しローラ3aによる所定回数の折り増し動作を終了していなければ(ステップ432)に戻るが、折り増しローラ3aによる所定回数の折り増し動作を終了していれば、上記パルスモータ3cの回転を停止して被記録体(P)束の先端の折り目の上記折り部1を折り増しローラ3aで再加圧の動作を終了して(ステップ439)、上記折りローラ39と上記折りローラ40を回転して、被記録体(P)束を下排紙ローラ24aまで搬送する(ステップ440)。更に、図45により下排紙センサ24bのオン(ON)を確認して(ステップ441)、下排紙センサ24bのオフ(OFF)を確認して(ステップ442)、上記折りローラ39、上記折りローラ40、下排紙ローラ24aを所定時間後に回転を停止して(ステップ433)、上記放出ベルト17bを待機位置に移動して(ステップ444)、上記ジョガーフエンス35を待機位置に移動して(ステップ445)、JOBの最終部かどうかを判断して(ステップ446)、JOBが最終部でなかったら(ステップ406)に戻るが、JOBが最終部であれば上記放出ベルト17bをホームポジションに移動して(ステップ447)、上記ジョガーフエンス35をホームポジションに移動して(ステップ448)、上記入口ローラ33、上記搬送ローラ34、上記搬送ローラ27、上記搬送ローラ28、上記ステイプル排紙ローラ29、上記叩きコロ17a等の各ローラの回転を停止して(ステップ449)、分岐爪19を切り換えてオフ(OFF)して(ステップ450)、エンドで終了する。
図46において、後処理を行う被記録体に記録画像を形成する画像形成装置50は、被記録体(P)に記録画像を形成する上記画像形成部51と、上記画像形成部51で記録画像を形成した後の被記録体(P)の後処理を行う上記請求項1乃至19の何れか一項に記載の上記被記録体後処理装置0を具備するから、被記録体(P)に記録画像を形成した後に、上記折り増し手段3が被記録体(P)束の折り曲げ部1に乗り上げる時に、被記録体(P)束が上記折り増し手段3の駆動方向へずれることなく、上記折り増し手段3で被記録体(P)束の折り曲げ部1の全体に均一な再加圧力を強化して綺麗な折り曲げ部1を形成する後処理を行う。
上記画像形成装置50の電子写真方法で高速で高品質のトナー画像を形成する複写機は、上部には、原稿(O)の画像を読み取る原稿画像読取装置52が配置されている。
他方、下部には、上記画像形成部51を載置して被記録体(P)を供給する被記録体供給装置53が配置されている。
上記原稿画像読取装置52で、読み取る原稿(0)の原稿画像の画像データでトナー画像を形成する電子写真方法による、画像書き込み手段51cのレーザーダイオードを発光させることにより、帯電器51bで均一に帯電された像担持体51aのドラム形状の感光体ドラム上に静電潜像を形成する。
上記画像書き込み手段51cのレーザーダイオードを発光させて形成した静電潜像を現像器51dで顕像化してトナー画像を形成する。
上記現像器51dで顕像化したトナー画像は、転写器51eで、上記被記録体供給装置53から搬送されて来る被記録体(P)に転写して記録される。
上記転写器51eで被記録体(P)に転写して記録されたトナー画像は、定着器51fにて加熱と加圧後に、被記録体(P)は上記排紙ローラ51gによって上記被記録体後処理装置0の上記導入口10に搬入されて、所定の後処理が行われるようになっている。
他方、上記像担持体51aのドラム形状の感光体ドラムは、上被記録体(P)にトナー画像を転写して記録した後に、上記像担持体51aのドラム形状の感光体ドラム上に付着した残留トナーを、クリーニング部材51hによって掻き落とされてクリーニングされて、次工程の画像形成に備えるようになっている。
従って、被記録体(P)に記録画像を高速で高品質のトナー画蔵を形成した後に、上記折り増し手段3が被記録体(P)束の折り曲げ部1に乗り上げる時に、被記録体(P)束が上記折り増し手段3の駆動方向へずれることなく、上記折り増し手段3で被記録体(P)束の折り曲げ部1の全体に均一な再加圧力を強化して綺麗な折り曲げ部1を形成する後処理をも行う上記画像形成装置50を提供することが出来るようになった。
本発明の実施の形態例を示す被記録体後処理装置を説明する説明図。 本発明の実施の形態例を示す被記録体後処理装置の主要部を説明する側面図。 本発明の実施の形態例を示す被記録体後処理装置の主要部を説明する正面図。 本発明の実施の形態例を示す被記録体後処理装置の主要部の状態を説明する上面図。 本発明の他の実施の形態例を示す被記録体後処理装置の主要部を説明する側面図。 本発明の他の実施の形態例を示す被記録体後処理装置の主要部の状態を説明する上面図。 本発明の他の実施の形態例を示す被記録体後処理装置の他の主要部の状態を説明する側面図。 本発明の他の実施の形態例を示す被記録体後処理装置の他の主要部の他の状態を説明する側面図。 本発明の実施の形態例を示す被記録体後処理装置の主要部の状態を説明する拡大正面図。 本発明の実施の形態例を示す被記録体後処理装置の主要部の他の状態を説明する拡大正面図。 本発明の実施の形態例を示す被記録体後処理装置の主要部の他の状態を説明する拡大正面図。 本発明の他の実施の形態例を示す被記録体後処理装置の主要部の状態を説明する拡大正面図。 本発明の他の実施の形態例を示す被記録体後処理装置の主要部の他の状態を説明する拡大正面図。 本発明の他の実施の形態例を示す被記録体後処理装置の主要部の他の状態を説明する拡大正面図。 本発明の他の実施の形態例を示す被記録体後処理装置の主要部の状態を説明する拡大正面図。 本発明の他の実施の形態例を示す被記録体後処理装置の主要部の他の状態を説明する拡大正面図。 本発明の他の実施の形態例を示す被記録体後処理装置の主要部の他の状態を説明する拡大正面図。 本発明の他の実施の形態例を示す被記録体後処理装置の主要部を説明する側面図。 本発明の他の実施の形態例を示す被記録体後処理装置の主要部を説明する正面図。 本発明の他の実施の形態例を示す被記録体後処理装置の主要部の状態を説明する上面図。 本発明の他の実施の形態例を示す被記録体後処理装置の主要部を説明する側面図。 本発明の他の実施の形態例を示す被記録体後処理装置の主要部を説明する側面図。 本発明の他の実施の形態例を示す被記録体後処理装置の主要部を説明する側面図。 本発明の他の実施の形態例を示す被記録体後処理装置の主要部を説明する側面図。 本発明の他の実施の形態例を示す被記録体後処理装置の主要部を説明する側面図。 本発明の他の実施の形態例を示す被記録体後処理装置の主要部を説明する側面図。 本発明の他の実施の形態例を示す被記録体後処理装置の主要部を説明する側面図。 本発明の実施の形態例を示す被記録体後処理装置の主要部の動作を説明するフローチャート。 本発明の他の実施の形態例を示す被記録体後処理装置の主要部の動作を説明するフローチャート。 本発明の実施の形態例を示す被記録体後処理装置の他の主要部の動作を説明するフローチャート。 本発明の実施の形態例を示す被記録体後処理装置の他の主要部の動作を説明するフローチャート。 本発明の実施の形態例を示す被記録体後処理装置の他の主要部の動作を説明するフローチャート。 本発明の実施の形態例を示す被記録体後処理装置の他の主要部の動作を説明するフローチャート。 本発明の実施の形態例を示す被記録体後処理装置の他の主要部の他の動作を説明するフローチャート。 本発明の実施の形態例を示す被記録体後処理装置の他の主要部の他の動作を説明するフローチャート。 本発明の実施の形態例を示す被記録体後処理装置の他の主要部の他の動作を説明するフローチャート。 本発明の実施の形態例を示す被記録体後処理装置の他の主要部の他の動作を説明するフローチャート。 本発明の実施の形態例を示す被記録体後処理装置の他の主要部の他の動作を説明するフローチャート。 本発明の実施の形態例を示す被記録体後処理装置の他の主要部の他の動作を説明するフローチャート。 本発明の実施の形態例を示す被記録体後処理装置の他の主要部の他の動作を説明するフローチャート。 本発明の実施の形態例を示す被記録体後処理装置の他の主要部の他の動作を説明するフローチャート。 本発明の他の実施の形態例を示す被記録体後処理装置の他の主要部の動作を説明するフローチャート。 本発明の他の実施の形態例を示す被記録体後処理装置の他の主要部の動作を説明するフローチャート。 本発明の他の実施の形態例を示す被記録体後処理装置の他の主要部の動作を説明するフローチャート。 本発明の他の実施の形態例を示す被記録体後処理装置の他の主要部の動作を説明するフローチャート。 本発明の他の実施の形態例を示す被記録体後処理装置を具備する画像形成装置を説明する説明図。
符号の説明
0 被記録体後処理装置、0a 被記録体後処理装置、0b 被記録体後処理装置、0c 被記録体後処理装置、0d 被記録体後処理装置、0e 被記録体後処理装置、0f 被記録体後処理装置、0g 被記録体後処理装置、1 折り曲げ部、2 案内手段、2a 被記録体束検知センサ、3 折り増し手段、3a 折り増しローラ、3a1 摩擦部材、3a2 折り増しローラ支持部材、3a3 弾性部材、3b 移動支持部材、3b1 位置検知センサ前、3b2 位置検知センサ後、3c パルスモータ、3d プーリ、3e プーリ、3f タイミングベルト、3g ガイド部材、3h 上ガイド板、3i 撓み防止部材、4 支持部材、4a 一端側支持部材、4a1 一端側支持部材、4a2 一端側支持部材、4an 一端側支持部材、4b 他端側支持部材、4b1 他端側支持部材、4b2 他端側支持部材、4bn 他端側支持部材、4c 弾性部材、4d 支点、4e ホームポジションセンサ、5 支持部材移動手段、5a 駆動源、5a1 モータ、5a2 モータ、5a3 モータ、5b ピニオンギア、5c ラック、5d 摺動軸、5e 駆動プーリ、5f プーリ、5g ベルト、5h 送り螺子、5i 歯車、5j 歯車、5k 制御部、6 被記録体側面検知手段、7 被記録体側面検知移動手段、7a 受け台、7b 軸、7c モータ、7d 駆動プーリ、7e プーリ、7f ベルト、8 制御部、10 導入口、11 パンチユニット、11a パンチかすホッパ、12 搬送路、13 上トレイ、14 上トレイ搬送路、15 シフトトレイ、16 シフトトレイ搬送路、16a シフト排紙センサ、17 ステイプル処理トレイ、17a 叩きコロ、17b 放出ベルト、18 ステイプル搬送路、18a ステイプル排紙センサ、19 分岐爪、20 分岐爪、21 分岐ガイド板、22 可動ガイド、23 中折り処理トレイ、23a 束搬送ローラ上、23b 束搬送ローラ下、23c 可動後端フエンス、23d 束到達センサ、24 下トレイ搬送路、24a 下排紙ローラ、24b 下排紙センサ、25 下トレイ、26 分岐爪、27 搬送ローラ、28 搬送ローラ、29 ステイプル排紙ローラ、30 再給紙ローラ、31 被記録体収容部、32 入口センサ、33 入口ローラ、34 搬送ローラ、35 ジョガーフエンス、36 端面綴じステイプラ、37 中綴じステイプラ、38 折りプレート、39 折りローラ、40 折りローラ、50 画像形成装置、51 画像形成部、51a 像担持体、51b 帯電器、51c 画像書き込み手段、51d 現像器、51e 転写器、51f 定着器、51g 排紙ローラ、51h クリーニング部材、52 原稿画像読取装置、53 被記録体供給装置

Claims (21)

  1. 画像形成を受けた被記録体の後処理を行う被記録体後処理装置において、記録画像を形成した後に整合して折り曲げ部を形成して搬送される被記録体を載置して案内する案内手段と、上記案内手段に搬送されて載置される被記録体の搬送方向と交差する方向に移動して被記録体の上記折り曲げ部を再加圧して折り増しをする折り増し手段と、上記折り増し手段が案内手段に搬送されて載置される被記録体の折り曲げ部を折り増しする時の被記録体の側面を支える支持部材と、を備えたことを特徴とする被記録体後処理装置。
  2. 請求項1に記載の被記録体後処理装置において、折り増し手段は、回動可能に保持された折り増しローラを備えることを特徴とする被記録体後処理装置。
  3. 請求項2に記載の被記録体後処理装置において、折り増しローラは、その外周面に摩擦部材を備えていることを特徴とする被記録体後処理装置。
  4. 請求項1、2又は3に記載の被記録体後処理装置において、支持部材を、折り増しローラに対して案内手段の被記録体の搬送方向上流側の近傍に配置したことを特徴とする被記録体後処理装置。
  5. 請求項1、2、3又は4に記載の被記録体後処理装置において、支持部材は、案内手段に搬送されて載置される被記録体の搬送方向に対して交わる方向に複数個を配置されていることを特徴とする被記録体後処理装置。
  6. 請求項5に記載の被記録体後処理装置において、案内手段に搬送されて載置される被記録体の両端を支える一組の一端側支持部材と他端側支持部材の間隔は、案内手段に搬送されて載置される被記録体の間隔に合わせて支持可能な間隔にしたことを特徴とする被記録体後処理装置。
  7. 請求項1、2、3、4、5又は6に記載の被記録体後処理装置において、支持部材は、回動可能に支持されて、案内手段に搬送されて載置される被記録体の方向に押圧力が付勢されていることを特徴とする被記録体後処理装置。
  8. 請求項7に記載の転写体後処理装置において、支持部材は、案内手段に搬送されて載置される被記録体の方向に押圧力を付勢する弾性部材を備えることを特徴とする被記録体後処理装置。
  9. 請求項7に記載の転写体後処理装置において、支持部材は、案内手段に搬送されて載置される被記録体の下面方向から自重で押圧力を付勢されることを特徴とする被記録体後処理装置。
  10. 請求項7に記載の転写体後処理装置において、支持部材は、案内手段に搬送されて載置される被記録体の上面方向から自重で押圧力を付勢することを特徴とする被記録体後処理装置。
  11. 請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9又10に記載の被記録体後処理装置において、支持部材移動手段は、案内手段に搬送されて載置される被記録体の折り曲げ部の折り増し時に、案内手段に搬送されて載置される被記録体の搬送方向に対して交差する方向に支持部材を移動することを特徴とする被記録体後処理装置。
  12. 請求項11に記載の被記録体後処理装置において、支持部材移動手段は、駆動源の駆動軸と同軸のピニオンギアと、支持部材と一体のラックとからなることを特徴とする被記録体後処理装置。
  13. 請求項11に記載の被記録体後処理装置において、支持部材移動手段は、支持部材が摺動する摺動軸と、駆動源の駆動軸と同軸の駆動プーリとプーリに張架されたベルトとからなり、上記ベルトの一部に上記支持部材が係合していることを特徴とする被記録体後処理装置。
  14. 請求項11に記載の被記録体後処理装置において、支持部材移動手段は、係合する支持部材を螺子送りする駆動源で回転駆動される送り螺子からなることを特徴とする被記録体後処理装置。
  15. 請求項11、12、13又は14に記載の被記録体後処理装置において、支持部材移動手段は、案内手段に搬送されて載置される被記録体の両端を支える一組の一端側支持部材、又は、他端側支持部材の一方を固定して他方のみを移動することを特徴とする被記録体後処理装置。
  16. 請求項11、12、13、14又は15に記載の被記録体後処理装置において、支持部材移動手段は、案内手段に搬送されて載置される被記録体の折り曲げ部の折り増し時の支持部材を移動する際に、折り増しローラに対して案内手段に載置される被記録体の搬送方向の上流側における被記録体を押える部材の加圧力を一時的に解除することを特徴とする被記録体後処理装置。
  17. 請求項11、12、13、14、15又は16に記載の被記録体後処理装置において、支持部材移動手段は、案内手段に搬送されて載置される被記録体の側面を検知する被記録体側面検知手段の検知情報を基に支持部材を移動することを特徴とする被記録体後処理装置。
  18. 請求項17に記載の被記録体後処理装置において、被記録体側面検知手段を、支持部材の一部に配置したことを特徴とする被記録体後処理装置。
  19. 請求項17に記載の被記録体後処理装置において、被記録体側面検知移動手段は、支持部材の移動と別に被記録体側面検知手段を移動することを特徴とする被記録体後処理装置。
  20. 後処理を行う被記録体に記録画像を形成する画像形成装置において、被記録体に記録画像を形成する画像形成部と、上記画像形成部で記録画像を形成した後の被記録体の後処理を行う上記請求項1乃至19の何れか一項に記載の被記録体後処理装置を具備することを特徴とする画像形成装置。
  21. 請求項20に記載の画像形成装置において、画像形成部は、電子写真方法で被記録体上にトナー画像を形成して記録することを特徴とする画像形成装置。
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