JP2005162216A - ドラム缶天蓋締め輪及びドラム缶 - Google Patents

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Abstract

【課題】 遠隔操作による締め付け動作を容易にするドラム缶天蓋締め輪、及びドラム缶を提供する。
【解決手段】 バンド部材110及び係合部材120を備え、該係合部材は、上記バンド部材に備わる第2保持用部材116に対して緩やかに嵌合していることから、上記係合部材のナット124の中心軸の向きを、締結用ボルト130の中心軸の向きに一致させることができる。したがって、上記ナットと上記締結用ボルトとの締め付け動作において不具合が生じることを防止でき、上記締め付け動作を機械にて遠隔操作で自動的に行うことが可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、オープンドラム缶の胴体に天蓋を固定するドラム缶天蓋締め輪、及び該ドラム缶天蓋締め輪を取り付けたドラム缶に関する。
胴体に対して天蓋が着脱可能なオープンドラム缶の胴体に天蓋にて蓋をした後、上記天蓋と上記胴体とを固定する手段としては、上記天蓋と上記胴体との接合部分のほぼ全周にわたりU又はV字形にてなる締め輪を取り付け、該締め輪をレバーにて締め付けるタイプと、ボルトにて締め付けるタイプとの2種類がある(例えば特許文献1参照。)。
特開平11−255256号公報
上記レバー式締め輪は、締め輪の両端部を連結するレバー機構を有し、該レバー機構により締め輪を一定寸法分締め付け固定するもので、別途治具を用いる必要がなく、簡易に締め付けを行うことができる。しかしながら、レバー式締め輪の場合、上述のように一定寸法分しか締め輪を締め付けることができず、又、上記寸法を大きくし締め量を増やすと、締め付けに要する力が大きくなり、人手では締め付けが不可能となるという欠点がある。よって、大きな締め付け量が得られず、ドラム缶の密閉性が不十分になり安定した気密性を得るには適切な構造とは言えない。又、例えば、原子力施設における放射線管理区域のように作業者が直接に締め付け作業をできない場所において、機械による遠隔操作にて締め輪を自動的に締め付けるような状況に対応するのが難しいという問題もある。
又、上記ボルト式締め輪は、図15に示すように、締め輪1の両端部2,3を締結するボルト4及びナット5を有し締め付けを行うものであり、作業性を考慮してナット5は予め締め輪1の一端部2に溶接にて固定されたり、又はねじ加工されている。このようなボルト式締め輪では、図16に示すように、天蓋を設けたドラム缶に締め輪1を取り付けたとき、締め輪1は、仮想線にて図示した締め付け時に比べて実線で図示するように広がっている。よって、一端部2に固定されているナット5の中心軸5aと、締め輪1の他端部3に設けたボルト4の中心軸4aとは平行ではなくなり、ボルト4がナット5に螺合し難く、締め輪1の締め付け動作が困難となる。又、ナット5を上記一端部2に固定する際、ボルト4との締結状態を考慮してボルト4の中心軸4aに一致するように注意を払いながら固定作業を行う必要があり、作業性も悪くなる。一方、ナット5を一端部2に固定しない場合には、上記螺合動作は比較的容易になるが、作業者はボルト4及びナット5を持たねばならず、作業性が悪くなる。
上述のように締め輪1の締め付け動作が困難な場合であっても、作業者による締め輪1の締め付け動作が可能な場合には、作業者が締め輪1及びボルト4を適宜動かしてボルト4とナット5との螺合が容易になるようにすることが可能である。しかしながら、上述の放射線管理区域のように、作業者による締め付け動作が行えない場合には、機械による自動的な締め輪1の締め付けが行われることから、上記螺合を行うことは非常に困難となる。まして、上記一端部2にナット5を取り付けていないときには、機械によるナット5の取り扱いを要することから、機械の作業工程が増え、螺合動作はさらに困難となる。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、遠隔操作による締め付け動作を容易にするドラム缶天蓋締め輪、及び該ドラム缶天蓋締め輪を取り付けたドラム缶を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明は以下のように構成する。
即ち、本発明の第1態様のドラム缶天蓋締め輪は、缶胴体に対して天蓋が着脱可能なオープンドラム缶の上記天蓋と上記缶胴体とを遠隔操作にて緊締するためのドラム缶天蓋締め輪であって、
上記天蓋の周縁部及び上記缶胴体の周縁部を締結するため周囲の一箇所を切り欠いた不連続な円形状にてなるバンド部材であり、該バンド部材の一端部には締結用ボルトが挿通可能であり当該締結用ボルトの頭部を保持する第1保持用部材を有し、上記バンド部材の他端部には上記締結用ボルトの先端部が挿通可能な第2保持用部材を有するバンド部材と、
上記第2保持用部材に対して緩やかに嵌合可能な係合部材であり、上記締結用ボルトの軸周り方向への当該係合部材の回転を防止する装着用部材、及び該装着用部材に固定され上記第2保持用部材を通過した上記先端部と係合するナットを有する係合部材と、
を備えたことを特徴とする。
又、上記装着用部材は、コ字状に成形してなり、互いに対向して設けられる2つの部材であり上記締結用ボルトと上記ナットとが螺合する際における上記締結用ボルトの軸周り方向への当該係合部材の回転を防止する第1部材と、該2つの第1部材を連結し上記締結用ボルトの上記先端部が貫通する貫通穴を形成した第2部材とを有し、上記ナットは、上記第2部材に対向しかつ2つの上記第1部材を連結して固定され、上記係合部材は、上記第1部材、上記第2部材、及び上記ナットにて囲まれて形成され上記第2保持用部材を緩やかに嵌合する嵌合用空間を有するように構成することもできる。
又、上記第2保持用部材に嵌合した上記係合部材における上記ナットに上記第1保持用部材及び上記第2保持用部材を通過した上記締結用ボルトが螺合するとき、上記締結用ボルトに螺合し上記第1保持用部材と上記係合部材との間に位置する装着状態設定用部材であって、当該ドラム缶天蓋締め輪が上記天蓋の周縁部に設けられた状態において当該天蓋が上記オープンドラム缶の上記缶胴体に装着されるとき、上記第1保持用部材に当接して上記バンド部材を広げて締め付け状態よりも緩やかな装着用間隔に上記第1保持用部材と上記第2保持用部材とを配置する装着状態設定用部材をさらに備えるように構成することもできる。
又、上記装着状態設定用部材は、さらに、上記缶胴体に上記天蓋を取り付け上記締結用ボルトと上記ナットとの締結動作により当該ドラム缶天蓋締め輪を締め付け上記第1保持用部材と上記第2保持用部材とを締付間隔にて配置したとき上記第1保持用部材に当接し上記締付間隔を維持しかつ上記ナットとの係合作用により当該ドラム缶天蓋締め輪の緩みを防止するように構成することもできる。
又、当該ドラム缶天蓋締め輪が上記天蓋の周縁部に設けられた状態において上記天蓋から当該ドラム缶天蓋締め輪の脱離を防止する部材であり、上記天蓋の外面に対向して上記バンド部材から突設される脱離防止用部材をさらに備え防止するように構成することもできる。
さらに本発明の第2態様のドラム缶は、上記第1態様のドラム缶天蓋締め輪を備えたことを特徴とする。
本発明の第1態様におけるドラム缶天蓋締め輪、及び第2態様のドラム缶によれば、バンド部材及び係合部材を備え、該係合部材は、上記バンド部材に備わる第2保持用部材に対して緩やかに嵌合していることから、上記係合部材のナットの中心軸の向きを、締結用ボルトの中心軸の向きに一致させることができる。又、上記ナットの中心軸の向きと、締結用ボルトの中心軸の向きとは、ドラム缶天蓋締め輪の締め付け状態に応じて変化するが、該変化に対しても対応可能である。したがって、上記ナットと上記締結用ボルトとの締め付け動作において、例えば締付け動作が困難になるという不具合が生じることを防止でき、上記締め付け動作を機械にて遠隔操作で自動的に行うことが可能となる。又、上述のように、係合部材は、上記第2保持用部材に対して緩やかに嵌合して取り付け可能であることから、上記バンド部材への係合部材の取り付け動作を容易に行うことができる。
又、上記係合部材にて形成される嵌合用空間に上記第2保持用部材が嵌合することから、上記締結用ボルトと上記ナットとを螺合させ上記締結用ボルトを回転させることで締結動作を行うとき、上記締結用ボルトの回転とともに上記締結用ボルトの軸周り方向へ上記係合部材が回転することを防止することができる。よって、上記係合部材にて形成される嵌合用空間に上記第2保持用部材を嵌合させる構成は、上記締め付け動作を機械にて遠隔操作で自動的に行うのに有効な構造と言える。
又、装着状態設定用部材を備えることで、バンド部材を装着用間隔に保持することができる。よって、当該ドラム缶天蓋締め輪を取り付けた天蓋をオープンドラム缶に遠隔操作にて装着するとき、ドラム缶天蓋締め輪がほぼ天蓋の直径と同程度まで狭まり上記ドラム缶の缶胴体の周縁部に干渉し天蓋の装着が困難になることを防止することができる。
又、脱離防止用部材を設けることで、ドラム缶天蓋締め輪を取り付けた天蓋を持ち上げるとき、ドラム缶天蓋締め輪が天蓋から脱落するのを防止することができる。特に、上述のようにバンド部材が装着用間隔に保持されている状態であっても、ドラム缶天蓋締め輪が天蓋から脱落するのを防止することができ、ドラム缶天蓋締め輪を取り付けた天蓋を遠隔操作にてオープンドラム缶の缶胴体へ装着することができる。
本発明の実施形態であるドラム缶天蓋締め輪、及び該ドラム缶天蓋締め輪を備えたドラム缶について、図を参照しながら以下に説明する。尚、各図において同じ構成部分については同じ符号を付している。
図1、図2及び図7に示すように、上記ドラム缶天蓋締め輪100は、缶胴体181に対して天蓋182が着脱可能なオープンドラム缶180の天蓋182と缶胴体181とを遠隔操作にて緊締するためのドラム缶天蓋締め輪である。このようなドラム缶天蓋締め輪100は、基本的構成として、バンド部材110と係合部材120とを備え、さらに装着状態設定用部材140、及びバンド部材110に脱離防止用部材111を設けることもできる。
バンド部材110は、図7に示すように、天蓋182の周縁部1822と缶胴体181の周縁部1811とを締結するため、ほぼV字形の断面を有し、バンド部材110の周囲の一箇所に切欠部112を設けた不連続な円形状にてなる。又、バンド部材110の一端部113には第1保持用部材114が、他端部115には第2保持用部材116が、互いに対向するようにしてそれぞれ取り付けられ固定されている。第1保持用部材114及び第2保持用部材116は、図6に示すように、帯材にて形成され、該帯材の一端部をバンド部材110の外周110aに取り付け、他端部には、それぞれ、同一の締結用ボルト130が連通して挿通可能な円筒形状にてなるボルト保持部117を形成している。第1保持用部材114は、締結用ボルト130がボルト保持部117に挿通され、締結用ボルト130の頭部131を保持する。第2保持用部材116は、締結用ボルト130の先端部132がボルト保持部117に挿通され、先端部132を保持する。尚、締結用ボルト130には、図3に示すように、装着状態設定用部材140であるワッシャ141と開用ナット142を設けた後、下記の係合部材120が取り付けられる。尚、第1保持用部材114及び第2保持用部材116のボルト保持部117におけるボルト挿通穴117aの内径は、締結用ボルト130の外径に対して、一例として約3mm大きい。
又、締結用ボルト130を回転させるため、後述する天蓋装着装置220に備わるボルト回転装置222が上記頭部131に着脱可能であるが、頭部131へのボルト回転装置222の着脱、特に取り付けを容易にするため、締結用ボルト130の頭部131には、円錐形にてなる取付導入部131aを形成している。
又、詳細後述するように、天蓋182は、当該ドラム缶天蓋締め輪100を取り付けた状態で、天蓋182が吸引されて搬送されるが、該搬送時に、天蓋182からドラム缶天蓋締め輪100が脱離するのを防止する必要がある。そこで、バンド部材110には、図1等に示すように、複数の脱離防止用部材111が設けられる。該脱離防止用部材111は、図7に示すように、天蓋182の外面1821に対向しバンド部材110の中心側に向かってバンド部材110に突設される。尚、第1保持用部材114及び第2保持用部材116に形成された上記ボルト保持部117は、脱離防止用部材111とは反対側で、缶胴体181側に配置される。
係合部材120は、図4に示すように嵌合用空間121を形成し、図5及び図8に示すように、第2保持用部材116が上記嵌合用空間121に緩やかに嵌合可能な部材であり、締結用ボルト130の先端部132が貫通する貫通穴122を有する装着用部材123と、装着用部材123に固定され貫通穴122及び第2保持用部材116を通過した上記先端部132と係合する締付用ナット124とを有する。尚、上記貫通穴122は、締結用ボルト130の外径に対して十分に大きい内径を有する穴である。
装着用部材123は、帯材をコ字状に成形してなる。即ち、互いに対向して配置される2つの第1部材1231と、該2つの第1部材1231を連結し上記貫通穴122を形成した第2部材1232とを有する。尚、実施形態では、第1部材1231及び第2部材1232は、上述のように帯材にて一体的に形成される。上記締付用ナット124は、上記第2部材1232に対向しかつ2つの上記第1部材1231を連結して固定される。
このような構成により、上記係合部材は、第1部材1231、第2部材1232、及び締付用ナット124に囲まれた上記嵌合用空間121を有する。そして上述のように、該嵌合用空間121には、上記第2保持用部材116が緩やかに嵌合可能であり、第2保持用部材116は係合部材120に対して着脱可能である。
尚、貫通穴122及び第2保持用部材116に締結用ボルト130を挿通することで第2保持用部材116から係合部材120が脱落することは無くなることから、装着用部材123において、貫通穴122を有する第2部材1232は存在価値がある。しかしながら、締結用ボルト130が締付用ナット124に螺合すれば係合部材120の上記脱落はなくなるので、装着用部材123において、上記第2部材1232は、省略することもできる。
又、上述したように、締結用ボルト130は、締付用ナット124に螺合し、締結用ボルト130の回転により、第1保持用部材114と第2保持用部材116との締結動作が行われるが、嵌合用空間121に第2保持用部材116を嵌合させる構成を採ることで、締結用ボルト130の回転に伴いたとえ係合部材120も回転を始めたとしても、係合部材120の上記第1部材1231がバンド部材110に当接する。よって、上記嵌合構造は、上記締結動作時に、締結用ボルト130の軸周り方向への回転に伴って締付用ナット124も回転してしまうことを防止することができる。
尚、係合部材120は、図4に示す構造に限定するものではなく、装着用部材123及び締付用ナット124を有する構造であれば良い。
以上のように構成されたバンド部材110及び係合部材120を有するドラム缶天蓋締め輪100の締め付け動作について、図9から図14を参照して以下に説明する。ここで、本実施形態のドラム缶天蓋締め輪100は、例えば原子力施設のように、上記締め付け動作を人間が行うことができない環境において、オープンドラム缶180の缶胴体181に天蓋182を装着し、該天蓋182と缶胴体181とを締め付けるために使用されるものである。
天蓋182にドラム缶天蓋締め輪100を取り付ける。本実施形態において、該取付作業は、作業者による作業が可能な環境にて行われ、よって作業者が行う。該取付作業では、図5に示すように、係合部材120の上記嵌合用空間121に第2保持用部材116を嵌合させる。このとき、図5、図9及び図10に示すように、締付用ナット124は、第1保持用部材114とは反対側に位置させる。その理由は、締付用ナット124を第1保持用部材114側に位置させた場合、締結動作により第2部材1232が第2保持用部材116を第1保持用部材114側へ引き寄せることになり、第2部材1232は締付用ナット124に比べて薄く強度的に弱いことから、強度的な問題が生じるからである。
又、嵌合用空間121と第2保持用部材116とは緩やかに嵌合する。具体的には、嵌合用空間121を形成する第1部材1231、第2部材1232及び締付用ナット124の各内面と第2保持用部材116とは、それぞれ約1mm程の隙間125をもって嵌合される。このような緩やかな嵌合により、第2保持用部材116に対して係合部材120は、比較的自由に動くことができる。
図5に示すように、第1保持用部材114に締結用ボルト130を貫通させた後、上記装着状態設定用部材140を係合させ、さらに締結用ボルト130の先端部132を、係合部材120の貫通穴122、第2保持用部材116に貫通させ、そして締付用ナット124に螺合させる。このように係合部材120の締付用ナット124と締結用ボルト130とは螺合し、さらに締結用ボルト130の回転による締結動作により、バンド部材110の直径は変化する。該直径の変化に応じて締結用ボルト130の中心軸の向きは変化するが、上記緩やかな嵌合により、締付用ナット124の中心軸の向きを、締結用ボルト130の中心軸の向きに一致させることができる。よって、締付用ナット124と締結用ボルト130との締め付け動作において従来のような不具合が生じることを防止でき、上記締め付け動作を機械にて遠隔操作で自動的に行うことが可能となる。
上述したように、第1保持用部材114に締結用ボルト130を貫通させた後、上記装着状態設定用部材140を係合させ、さらに締結用ボルト130の先端部132を、係合部材120の貫通穴122、第2保持用部材116に貫通させ、そして締付用ナット124に螺合させる。このようにしてバンド部材110に締結用ボルト130及び係合部材120を取り付けた状態のドラム缶天蓋締め輪100について、作業者は、脱離防止用部材111と天蓋182の外面1821とが対向するようにして天蓋182に取り付ける。又、後述するように、ドラム缶天蓋締め輪100を取り付けた天蓋182は、機械にて自動的に缶胴体181に装着される。よって、該装着時に、天蓋182に取り付けたドラム缶天蓋締め輪100がバンド部材110の復元力により天蓋182のほぼ直径まで狭まった状態にあると、ドラム缶天蓋締め輪100が缶胴体181の周縁部1811に干渉して装着動作に不具合が生じる可能性がある。よって、このような不具合を避けるため、以下の作業を行うのが好ましい。
即ち、締結用ボルト130は、係合部材120の締付用ナット124に螺合しており、又、上記装着状態設定用部材140を設けている。よって、図9に示すように、装着状態設定用部材140の開用ナット142を第1保持用部材114に接触させて、バンド部材110の復元力により第1保持用部材114が第2保持用部材116側に接近するのを禁止した状態において、締結用ボルト130を反締付方向に回転、あるいは開用ナット142を回転させる。これにより、第1保持用部材114と第2保持用部材116との間隔を締め付け状態よりも緩やかで広がった装着用間隔145に設定することができる。したがって、バンド部材110は、その復元力に逆らって強制的に広げられた状態、つまり上記装着用間隔145を維持することができることから、遠隔操作による自動装着時において、天蓋182に取り付けられているドラム缶天蓋締め輪100が缶胴体181の周縁部に干渉して装着動作に不具合が発生することを防止できる。このように装着状態設定用部材140は、ドラム缶天蓋締め輪100を取り付けた天蓋182を、機械にて遠隔操作で缶胴体181に装着するために有効な構造である。
尚、第1保持用部材114と第2保持用部材116との間隔を装着用間隔145に設定するとき、締結用ボルト130の頭部131と開用ナット142とで第1保持用部材114を過度に硬く挟み込んでしまうと、後述するようにドラム缶天蓋締め輪100の締め付け時における締結用ボルト130の回転が困難になる可能性がある。よって、実際には、開用ナット142と第1保持用部材114とが緩やかに接触する程度に開用ナット142を位置させる。
上述のようにしてドラム缶天蓋締め輪100が取り付けられた天蓋182は、図11に示すように、自動的に天蓋182を缶胴体181に装着しさらにドラム缶天蓋締め輪100にて両者の締め付けを行う蓋締装置に備わる天蓋スタッカー210に層状に収納される。
このように収納された、ドラム缶天蓋締め輪100が取り付けられた天蓋182は、図12に示すように、蓋移動装置にて、天蓋スタッカー210から天蓋装着装置220の下方まで移送される。天蓋装着装置220は、天蓋182の外面1821を吸着する吸着装置221と、締結用ボルト130の頭部131に着脱可能であり締結用ボルト130を回転させドラム缶天蓋締め輪100の締め付けを行うボルト回転装置222とを備える。
このような天蓋装着装置220は、図13に示すように、吸着装置221にて、ドラム缶天蓋締め輪100付き天蓋182を吸着して保持し、さらに、ボルト回転装置222を締結用ボルト130の頭部131にセットする。
このような状態にて、天蓋装着装置220は、図14に示すように、ドラム缶天蓋締め輪100付き天蓋182を缶胴体181の上方まで搬送した後、下降して天蓋182を缶胴体181に当接させる。該当接後、ボルト回転装置222にて締結用ボルト130を回転させ、係合部材120の締付用ナット124との係合作用により、上記装着用間隔145に配置されているバンド部材110について、図10に示す締付間隔146まで上記第1保持用部材114と第2保持用部材116との間隔を狭めることで、締め付けを行う。該締め付け動作により、天蓋182と缶胴体181とは、ドラム缶天蓋締め輪100により、締め付けられ密閉される。
又、装着状態設定用部材140の開用ナット142は、ボルト回転装置222による締結用ボルト130の回転と伴に回転する。よって、開用ナット142の位置は、図10に示すように、図9に示す当初の状態である第1保持用部材114に緩やかに接触した状態を維持している。よって、装着状態設定用部材140は、開用ナット142により上記締付間隔146を維持し、かつ締結用ボルト130の頭部131、第1保持用部材114、開用ナット142、及び係合部材120の締付用ナット124との係合作用により、当該ドラム缶天蓋締め輪100の緩みを防止する。尚、上述のように開用ナット142が第1保持用部材114に緩やかに接触した状態であるので、上記緩み防止は、実際には、緩やかな緩み防止となる。上述したように、当該ドラム缶天蓋締め輪100を取り付けたドラム缶は、原子力施設内に保管されることから、当該ドラム缶は頻繁に搬送されることはない。よって、搬送による振動等による締結用ボルト130が回転し当該ドラム缶天蓋締め輪100の緩みはほとんど発生しない。したがって、上記緩やかな緩み防止で必要条件を十分に満たす。
尚、強固な緩み防止を希望するときには、ドラム缶天蓋締め輪100による締め付け状態が若干緩んでしまうが、締結用ボルト130を反締付方向へ回転させて上記締付間隔146を若干広げることで、第1保持用部材114と開用ナット142とを強固に接触させることができ、強固な緩み防止が達成可能である。
上記締付動作後、ボルト回転装置222が締結用ボルト130から離れ、さらに吸着装置221による天蓋182の吸着動作を停止する。そして、天蓋装着装置220は、上昇し、再び元の位置へ戻り、次の装着動作に備える。
上述したように本実施形態のドラム缶天蓋締め輪100によれば以下のような効果が得られる。即ち、バンド部材110の第1保持用部材114と第2保持用部材116との間隔は、装着用間隔145から締付間隔146まで変化し、それに応じて締結用ボルト130の中心軸の向きは変化する。しかしながら、第2保持用部材116と嵌合する係合部材120は、第2保持用部材116に対して上述のように緩やかに嵌合していることから、締付用ナット124の中心軸の向きを、締結用ボルト130の中心軸の向きに一致させることができる。又、第1保持用部材114に対して締結用ボルト130も比較的緩やかに挿通していることも、上記締付用ナット124の中心軸の向きと、締結用ボルト130の中心軸の向きとを一致させることに寄与している。したがって、締付用ナット124と締結用ボルト130との締め付け動作において、例えば締付け動作が困難になるという不具合が生じることを防止でき、上記締め付け動作を機械にて遠隔操作で自動的に行うことが可能となる。
図1は、本発明の実施形態におけるドラム缶天蓋締め輪の平面図である。 図2は、図1に示すドラム缶天蓋締め輪の正面図である。 図3は、図1に示すドラム缶天蓋締め輪に備わる締結用ボルト、装着状態設定用部材、及び係合部材の斜視図である。 図4は、図1に示すドラム缶天蓋締め輪に備わる係合部材の平面図である。 図5は、図1に示すドラム缶天蓋締め輪の第1保持用部材及び第2保持用部材に締結用ボルト、装着状態設定用部材、及び係合部材を取り付けた状態を示す斜視図である。 図6は、図1に示すドラム缶天蓋締め輪の第1保持用部材及び第2保持用部材におけるボルト保持部を示す図である。 図7は、図1に示すドラム缶天蓋締め輪に備わる脱離防止用部材を示す図である。 図8は、図1に示すドラム缶天蓋締め輪の第2保持用部材に係合部材を取り付けた状態を示した図である。 図9は、図1に示すドラム缶天蓋締め輪のバンド部材を装着用間隔に配置した状態を示す図である。 図10は、図1に示すドラム缶天蓋締め輪のバンド部材を締付間隔に配置した状態を示す図である。 図11は、図1に示すドラム缶天蓋締め輪を取り付けた天蓋を収納する装置部分の斜視図である。 図12は、図1に示すドラム缶天蓋締め輪を取り付けた天蓋をオープンドラム缶に装着する天蓋装着装置の斜視図である。 図13は、図12に示す天蓋装着装置がドラム缶天蓋締め輪を取り付けた天蓋を保持し、締結用ボルトに天蓋装着装置のボルト回転装置をセットした状態を示す斜視図である。 図14は、図12に示す天蓋装着装置がドラム缶天蓋締め輪を取り付けた天蓋をオープンドラム缶に装着する状態を示す斜視図である。 図15は、従来の天蓋締め輪を示す図である。 図16は、従来の天蓋締め輪における不具合を説明するための図である。
符号の説明
110…バンド部材、111…脱離防止用部材、113…一端部、
114…第1保持用部材、115…他端部、116…第2保持用部材、
120…係合部材、121…嵌合用空間、122…貫通穴、123…装着用部材、
124…締付用ナット、130…締結用ボルト、131…頭部、132…先端部、
140…装着状態設定用部材、145…装着用間隔、146…締付間隔、
180…オープンドラム缶、181…缶胴体、182…天蓋、
1231…第1部材、1232…第2部材、1821…外面。

Claims (6)

  1. 缶胴体(181)に対して天蓋(182)が着脱可能なオープンドラム缶(180)の上記天蓋と上記缶胴体とを遠隔操作にて緊締するためのドラム缶天蓋締め輪であって、
    上記天蓋の周縁部及び上記缶胴体の周縁部を締結するため周囲の一箇所を切り欠いた不連続な円形状にてなるバンド部材であり、該バンド部材の一端部(113)には締結用ボルト(130)が挿通可能であり当該締結用ボルトの頭部(131)を保持する第1保持用部材(114)を有し、上記バンド部材の他端部(115)には上記締結用ボルトの先端部(132)が挿通可能な第2保持用部材(116)を有するバンド部材(110)と、
    上記第2保持用部材に対して緩やかに嵌合可能な係合部材であり、上記締結用ボルトの軸周り方向への当該係合部材の回転を防止する装着用部材(123)、及び該装着用部材に固定され上記第2保持用部材を通過した上記先端部と係合するナット(124)を有する係合部材(120)と、
    を備えたことを特徴とするドラム缶天蓋締め輪。
  2. 上記装着用部材は、コ字状に成形してなり、互いに対向して設けられる2つの部材であり上記締結用ボルトと上記ナットとが螺合する際における上記締結用ボルトの軸周り方向への当該係合部材の回転を防止する第1部材(1231)と、該2つの第1部材を連結し上記締結用ボルトの上記先端部が貫通する貫通穴(122)を形成した第2部材(1232)とを有し、上記ナットは、上記第2部材に対向しかつ2つの上記第1部材を連結して固定され、上記係合部材は、上記第1部材、上記第2部材、及び上記ナットにて囲まれて形成され上記第2保持用部材を緩やかに嵌合する嵌合用空間(121)を有する、請求項1記載のドラム缶天蓋締め輪。
  3. 上記第2保持用部材に嵌合した上記係合部材における上記ナットに上記第1保持用部材及び上記第2保持用部材を通過した上記締結用ボルトが螺合するとき、上記締結用ボルトに螺合し上記第1保持用部材と上記係合部材との間に位置する装着状態設定用部材であって、当該ドラム缶天蓋締め輪が上記天蓋の周縁部に設けられた状態において当該天蓋が上記オープンドラム缶の上記缶胴体に装着されるとき、上記第1保持用部材に当接して上記バンド部材を広げて締め付け状態よりも緩やかな装着用間隔(145)に上記第1保持用部材と上記第2保持用部材とを配置する装着状態設定用部材(140)をさらに備えた、請求項1又は2記載のドラム缶天蓋締め輪。
  4. 上記装着状態設定用部材は、さらに、上記缶胴体に上記天蓋を取り付け上記締結用ボルトと上記ナットとの締結動作により当該ドラム缶天蓋締め輪を締め付け上記第1保持用部材と上記第2保持用部材とを締付間隔(146)にて配置したとき上記第1保持用部材に当接し上記締付間隔を維持しかつ上記ナットとの係合作用により当該ドラム缶天蓋締め輪の緩みを防止する、請求項3記載のドラム缶天蓋締め輪。
  5. 当該ドラム缶天蓋締め輪が上記天蓋の周縁部に設けられた状態において上記天蓋から当該ドラム缶天蓋締め輪の脱離を防止する部材であり、上記天蓋の外面(1821)に対向して上記バンド部材から突設される脱離防止用部材(111)をさらに備えた、請求項1から4のいずれかに記載のドラム缶天蓋締め輪。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載のドラム缶天蓋締め輪を備えたことを特徴とするドラム缶。
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