JP2020109312A - 締結器具、締結構造および締結方法 - Google Patents

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博 竹▲崎▼
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一成 麻生
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晃壽 田羽多
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Abstract

【課題】シンプルな構成によりネジ部から緩みにくくなるような締結器具、このような締結器具を備えた締結構造およびこのような締結器具を用いた締結方法を提供する。【解決手段】第1の方向に巻く雄ネジ部分34aが外周面に形成されたネジ部34に取り付けられる締結器具は、本体ナット10と、ロックナット20とを備えている。本体ナット10は、ナット部12と、ナット部12から突出し、第1の方向とは逆方向の第2の方向に巻く雄ネジ部分14aが外周面に形成された突起部14とを有しており、ナット部12および突起部14には、ネジ部34の雄ネジ部分34aが螺合する雌ネジ部分16aが内周面に形成されたネジ穴16が設けられている。ロックナットには、本体ナット10の突起部14の雄ネジ部分14aが螺合する雌ネジ部分22aが内周面に形成されたネジ穴22が設けられている。【選択図】図2

Description

本発明は、第1の方向に巻く雄ネジ部分が外周面に形成されたネジ部に取り付けられる締結器具、このような締結器具を備えた締結構造およびこのような締結器具を用いた締結方法に関する。
従来から、例えばある部材に別の部材を取り付ける際に、ボルトおよびナットを用いる方法が知られている。このようなボルトおよびナットを用いた締結構造としては、例えば特許文献1等に開示されるものがある。特許文献1に開示される締結構造では、締結状態では緩まず、メンテナンス時においては簡単に緩めることができて、ボルトやナットの再利用が可能となる。
特開2018−138814号公報
従来では、ボルトにナットが締結された状態でナットが緩みにくくするには複雑な構造とする必要があり、コストが大きくなったり締結を行う作業に手間がかかったりするという問題があった。
本発明は、上記の点を考慮してなされたものであり、シンプルな構成によりネジ部から緩みにくくなるような締結器具、このような締結器具を備えた締結構造およびこのような締結器具を用いた締結方法を提供することを目的とする。
本発明の締結器具は、第1の方向に巻く雄ネジ部分が外周面に形成されたネジ部に取り付けられる締結器具であって、ナット部と、前記ナット部から突出し、前記第1の方向とは逆方向の第2の方向に巻く雄ネジ部分が外周面に形成された突起部とを有しており、前記ナット部および前記突起部には、前記ネジ部の前記雄ネジ部分が螺合する雌ネジ部分が内周面に形成されたネジ穴が設けられている本体ナットと、前記本体ナットの前記突起部の前記雄ネジ部分が螺合する雌ネジ部分が内周面に形成されたネジ穴が設けられているロックナットと、を備えたことを特徴とする。
このような締結器具によれば、ロックナットに対して本体ナットの突起部をある向きに締めた後にネジ部に対して本体ナットを逆の向きに締め、その後に本体ナットの突起部に対してロックナットを回転させることにより、本体ナットがボルトから緩みにくくすることができる。
本発明の締結器具においては、前記ナット部の前記ネジ穴の内周面に形成されている雌ネジ部分は、前記ネジ部における右ネジの前記雄ネジ部分が螺合するものであり、前記本体ナットの前記突起部の外周面には、左ネジの前記雄ネジ部分が形成されていてもよい。
本発明の締結器具においては、前記ナット部の前記ネジ穴の内周面に形成されている雌ネジ部分は、前記ネジ部における左ネジの前記雄ネジ部分が螺合するものであり、前記本体ナットの前記突起部の外周面には、右ネジの前記雄ネジ部分が形成されていてもよい。
本発明の締結器具は、第1の端部および第2の端部がそれぞれ設けられ、弾性変形可能なスプリングワッシャーを更に備え、前記ロックナットの表面には、前記スプリングワッシャーの前記第1の端部が引っ掛かる複数の段差部分が形成されており、前記本体ナットは、前記スプリングワッシャーの前記第2の端部が引っ掛かる複数の段差部分が形成された段差部を有していてもよい。
本発明の締結構造は、第1の方向に巻く雄ネジ部分が外周面に形成されたネジ部と、前記ネジ部に取り付けられる締結器具と、を備えた締結構造であって、前記締結器具は、ナット部と、前記ナット部から突出し、前記第1の方向とは逆方向の第2の方向に巻く雄ネジ部分が外周面に形成された突起部とを有しており、前記ナット部および前記突起部には、前記ネジ部の前記雄ネジ部分が螺合する雌ネジ部分が内周面に形成されたネジ穴が設けられている本体ナットと、前記本体ナットの前記突起部の前記雄ネジ部分が螺合する雌ネジ部分が内周面に形成されたネジ穴が設けられているロックナットと、を有していることを特徴とする。
このような締結構造によれば、ロックナットに対して本体ナットの突起部をある向きに締めた後にネジ部に対して本体ナットを逆の向きに締め、その後に本体ナットの突起部に対してロックナットを回転させることにより、本体ナットがボルトから緩みにくくすることができる。
本発明の締結方法は、第1の方向に巻く雄ネジ部分が外周面に形成されたネジ部に締結器具を取り付けることにより対象物を固定する締結方法であって、ナット部と、前記ナット部から突出し、前記第1の方向とは逆方向の第2の方向に巻く雄ネジ部分が外周面に形成された突起部とを有しており、前記ナット部および前記突起部には、前記ネジ部の前記雄ネジ部分が螺合する雌ネジ部分が内周面に形成されたネジ穴が設けられている本体ナットと、前記本体ナットの前記突起部の前記雄ネジ部分が螺合する雌ネジ部分が内周面に形成されたネジ穴が設けられているロックナットと、を有する締結器具を準備する工程と、前記本体ナットの前記突起部を前記ロックナットの前記ネジ穴に入れることにより前記突起部に前記ロックナットを取り付ける工程と、前記ネジ部を前記本体ナットの前記ネジ穴に入れることにより前記ネジ部に前記本体ナットを取り付ける工程と、を備えたことを特徴とする。
このような締結方法によれば、ロックナットに対して本体ナットの突起部をある向きに締めた後にネジ部に対して本体ナットを逆の向きに締め、その後に本体ナットの突起部に対してロックナットを回転させることにより、本体ナットがボルトから緩みにくくすることができる。
本発明の締結方法においては、前記本体ナットの前記突起部を前記ロックナットの前記ネジ穴に入れることにより前記突起部に前記ロックナットを取り付ける際に、前記ロックナットの表面から前記本体ナットの前記突起部が突出するようにし、前記ネジ部を前記本体ナットの前記ネジ穴に入れることにより前記ネジ部に前記本体ナットを取り付けた後、前記本体ナットに対して前記ロックナットを回転させることにより前記ロックナットと対象物とを接触させてもよい。
この際に、前記ロックナットと対象物とを接触させた後、対象物に前記ロックナットを固定してもよい。
本発明の締結器具、締結構造および締結方法によれば、シンプルな構成によりネジ部から締結器具が緩みにくくなるようにすることができる。
本発明の第1の実施の形態による締結器具の構成を示す側面図であって、ロックナットを締める前の状態を示す図である。 本発明の第1の実施の形態による締結器具の構成を示す側面図であって、ロックナットを締めた後の状態を示す図である。 図1および図2に示す締結器具における本体ナットの構成を示す斜視図である。 図3に示す本体ナットの側面図である。 図3に示す本体ナットの上面図である。 図3に示す本体ナットの底面図である。 図1および図2に示す締結器具におけるロックナットの構成を示す側面図である。 図7に示すロックナットの構成を示す上面図である。 本発明の第2の実施の形態による締結器具の構成を示す側面図であって、ロックナットを締める前の状態を示す図である。 本発明の第2の実施の形態による締結器具の構成を示す側面図であって、ロックナットを締めた後の状態を示す図である。 本発明の第2の実施の形態による締結器具の構成を示す斜視図であって、ロックナットを締めた後の状態を示す図である。 図9乃至図11に示す締結器具における本体ナットの構成を示す斜視図である。 図12に示す本体ナットの側面図である。 図12に示す本体ナットの上面図である。 図12に示す本体ナットの底面図である。 図9乃至図11に示す締結器具におけるロックナットの構成を示す斜視図である。 図16に示すロックナットの構成を示す上面図である。 図16に示すロックナットの構成を示す底面図である。 図9乃至図11に示す締結器具におけるスプリングワッシャーの構成を示す側面図である。 図19に示すスプリングワッシャーの構成を示す上面図である。
〔第1の実施の形態〕
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1乃至図8は、本実施の第1の形態に係る締結器具である。本実施の形態に係る締結器具は、例えば第1の部材90に第2の部材92を固定するためにボルト30のネジ部34に取り付けられるものである。このような締結器具の構成の詳細について以下に説明する。
図1および図2に示すように、本実施の形態に係る締結器具は、本体ナット10と、ロックナット20とを備えており、これらの本体ナット10およびロックナット20からなる締結器具がボルト30のネジ部34に取り付けられるようになっている。ここで、本実施の形態に係る締結器具が取り付けられるボルト30は、ヘッド部32および棒状のネジ部34を備えている。また、ネジ部34の外周面には右ネジの雄ネジ部分34aが形成されている。
本体ナット10の構成の詳細について図3乃至図6を用いて説明する。図3は、本体ナット10の構成を示す斜視図であり、図4乃至図6は、それぞれ、図3に示す本体ナット10の側面図、上面図および底面図である。図3等に示すように、本体ナット10は、六角ナットからなるナット部12と、ナット部12の底面から突出した突起部14とを有している。また、これらのナット部12および突起部14には、断面が略円形であるネジ穴16がナット部12および突起部14を貫通するよう形成されており、このネジ穴16の内周面には、ボルト30のネジ部34における右ネジの雄ネジ部分34aに対応する雌ネジ部分16aが形成されている。そして、本体ナット10のネジ穴16の雌ネジ部分16aにボルト30のネジ部34の雄ネジ部分34aが螺合されることにより、ボルト30のネジ部34に本体ナット10が取り付けられるようになっている。より詳細には、ボルト30のネジ部34に対して、本体ナット10を図3における右回り(時計回りの方向)に回転させながらネジ穴16の雌ネジ部分16aにネジ部34の雄ネジ部分34aが嵌まり込むようにする。また、突起部14は略円柱形状となっており、この突起部14の外周面には左ネジの雄ネジ部分14aが形成されている。
ロックナット20の構成の詳細について図7および図8を用いて説明する。図7および図8は、それぞれ、ロックナット20の構成を示す側面図および上面図である。図7および図8に示すように、ロックナット20はいわゆるリング形状のものとなっており、その中心の近傍の箇所には断面が略円形であるネジ穴22がロックナット20を貫通するよう形成されている。また、ネジ穴22の内周面には、本体ナット10の突起部14における左ネジの雄ネジ部分14aに対応する雌ネジ部分22aが形成されている。そして、ロックナット20のネジ穴22の雌ネジ部分22aに本体ナット10の突起部14の雄ネジ部分14aが螺合されることにより、本体ナット10の突起部14にロックナット20が取り付けられるようになっている。より詳細には、ロックナット20に対して、本体ナット10を図3における左回り(反時計回りの方向)に回転させながら突起部14の雄ネジ部分14aをネジ穴22の雌ネジ部分22aに嵌め込むことにより本体ナット10にロックナット20が取り付けられるようになっている。
また、本実施の形態では、本体ナット10およびロックナット20からなる締結器具と、ボルト30のネジ部34とを組み合わせることにより、第1の部材90を第2の部材92に固定するための締結構造が構成されている。
次に、本実施の形態の締結器具をボルト30のネジ部34に取り付けることによって第1の部材90に第2の部材92を固定するときの動作について以下に説明する。
最初に、ボルト30のネジ部34を、第1の部材90および第2の部材92にそれぞれ形成されている貫通穴(図示せず)に通すことにより、このネジ部34が第2の部材92から突出するようにする。また、本実施の形態の締結器具をボルト30のネジ部34に取り付ける前に、本体ナット10にロックナット20を取り付ける。具体的には、ロックナット20に対して、本体ナット10を図3における左回り(反時計回りの方向)に回転させながら突起部14をネジ穴22に嵌め込む。別の方法として、本体ナット10に対して、ロックナット20を図8における右回り(時計回りの方向)に回転させながらネジ穴22に突起部14が嵌まり込むようにする。また、ロックナット20が本体ナット10に取り付けられたときに、ロックナット20の底面は、突起部14の底面よりもナット部12に近い位置となるようにする。言い換えると、ロックナット20が本体ナット10に取り付けられたときに、ロックナット20の底面から本体ナット10の突起部14が下方に突出するようにする。
次に、ロックナット20が取り付けられた本体ナット10をボルト30のネジ部34に取り付ける。具体的には、ボルト30のネジ部34に対して、本体ナット10を図3における右回り(時計回りの方向)に回転させながらネジ穴16の雌ネジ部分16aにネジ部34の雄ネジ部分34aが嵌まり込むようにする。このことにより、図1に示すように、第1の部材90および第2の部材92はボルト30のヘッド部32と本体ナット10の突起部14との間に挟まれた状態となり、第2の部材92が第1の部材90に固定される。また、ロックナット20が取り付けられた本体ナット10をボルト30のネジ部34に取り付けただけでは、ロックナット20の底面から本体ナット10の突起部14が下方に突出しているため、ロックナット20の底面と第2の部材92との間に隙間が形成される。
その後、図1に示すような状態でロックナット20を左回り(図1を上方から見て反時計回りの方向)に回転させると、このロックナット20が嵌め込まれている本体ナット10の突起部14には左ネジの雄ネジ部分14aが形成されているため、ロックナット20は本体ナット10のナット部12から遠ざかる方向に移動し、図2に示すようにロックナット20の底面が第2の部材92に接触する。この状態でロックナット20を更に左回りに回転させると、ロックナット20はこれ以上図2における下方向に移動することができないため、本体ナット10の突起部14に対して右回り(図2を上方から見て時計回りの方向)に回転する力がかかるようになり、ボルト30のヘッド部32に対して本体ナット10がより一層締め付けられる状態となる。このため、本体ナット10はボルト30から緩みにくくなる。
また、本実施の形態では、ロックナット20の底面を第2の部材92に接触させる際に、接着剤等によりロックナット20を第2の部材92に固定するようにしてもよい。この場合には、本体ナット10がボルト30から緩もうとすると、本体ナット10は左回り(図2を上方から見て反時計回りの方向)に回転しようとするが、ロックナット20が第2の部材92に固定されていることにより、ロックナット20に対して本体ナット10の突起部14をこれ以上図2に示す状態から左回り(図2を上方から見て反時計回りの方向)に回転させることができない。このため、本体ナット10がボルト30から緩んでしまうことがより一層確実に防止される。
以上のような構成からなる本実施の形態の締結器具によれば、当該締結器具が取り付けられるネジ部34の外周面には、第1の方向に巻く(具体的には、右ネジの)雄ネジ部分34aが形成されており、本体ナット10は、ナット部12と、ナット部12から突出し、第1の方向とは逆方向の第2の方向に巻く(具体的には、左ネジの)雄ネジ部分14aが外周面に形成された突起部14とを有しており、ナット部12および突起部14には、ネジ部34の雄ネジ部分34aが螺合する雌ネジ部分16aが内周面に形成されたネジ穴16が設けられている。また、ロックナット20には、本体ナット10の突起部14の雄ネジ部分14aが螺合する雌ネジ部分22aが内周面に形成されたネジ穴22が設けられている。このような締結器具によれば、ロックナット20に対して本体ナット10の突起部14を左回りに締めた後にネジ部34に対して本体ナット10を右回りに締め、その後に本体ナット10の突起部14に対してロックナット20を左回りに回転させることにより、本体ナット10がボルト30から緩みにくくすることができる。
なお、本実施の形態の締結器具は、上記の構成に限定されることはない。本実施の形態の締結器具の他の例として、ネジ部34の外周面に、右ネジではなく左ネジの雄ネジ部分34aが形成されており、ナット部12および突起部14に形成されるネジ穴16の内周面に、左ネジの雄ネジ部分34aが螺合する雌ネジ部分16aが形成されていてもよい。この場合には、突起部14の外周面には、左ネジではなく右ネジの雄ネジ部分14aが形成され、ロックナット20のネジ穴22の内周面には、右ネジの雄ネジ部分14aが螺合する雌ネジ部分22aが形成されるようになる。このような締結器具でも、ロックナット20に対して本体ナット10の突起部14を右回りに締めた後にネジ部34に対して本体ナット10を左回りに締め、その後に本体ナット10の突起部14に対してロックナット20を右回りに回転させることにより、本体ナット10がボルト30から緩みにくくすることができる。
また、本実施の形態では、上述したように、本体ナット10およびロックナット20からなる締結器具と、ネジ部34とを組み合わせることにより、第1の部材90を第2の部材92に固定するための締結構造が構成されている。このような締結構造でも、本体ナット10がボルト30から緩みにくくすることができる。
また、本実施の形態の締結器具を用いた締結方法によれば、本体ナット10の突起部14をロックナット20のネジ穴22に入れることにより突起部14にロックナット20を取り付ける際に、図1に示すようにロックナット20の表面から本体ナット10の突起部14が突出するようにする。そして、ネジ部34を本体ナット10のネジ穴16に入れることによりネジ部34に本体ナット10を取り付けた後、本体ナット10に対してロックナット20を回転させることによりロックナット20と対象物とを接触させる。この場合には、ボルト30のヘッド部32に対して本体ナット10がより一層締め付けられる状態となるため、本体ナット10はボルト30からより一層緩みにくくなる。
また、本実施の形態の締結器具を用いた締結方法において、ロックナット20と対象物(具体的には、第2の部材92)とを接触させた後、対象物にロックナット20を固定した場合には、ロックナット20に対して本体ナット10の突起部14を当該本体ナット10が緩む方向に回転させることができなくなるため、本体ナット10がボルト30から緩んでしまうことが確実に防止される。なお、対象物にロックナット20を固定する方法は接着剤を用いる方法に限定されることはない。対象物にロックナット20を固定する方法として、他の様々な方法を用いることができる。
〔第2の実施の形態〕
次に、本発明の他の実施の形態について説明する。図9乃至図20は、本実施の第2の形態に係る締結器具である。本実施の形態に係る締結器具も、例えば第1の部材90に第2の部材92を固定するためにボルト30のネジ部34に取り付けられるものである。このような締結器具の構成の詳細について以下に説明する。
図9乃至図11に示すように、本実施の形態に係る締結器具は、本体ナット40と、ロックナット50と、スプリングワッシャー60を備えており、これらの本体ナット40、ロックナット50およびスプリングワッシャー60からなる締結器具がボルト30のネジ部34に取り付けられるようになっている。ここで、本実施の形態に係る締結器具が取り付けられるボルト30は、第1の実施の形態で説明したボルト30と略同一の構成となっているためその説明を省略する。
本体ナット40の構成の詳細について図12乃至図15を用いて説明する。図12は、本体ナット40の構成を示す斜視図であり、図13乃至図15は、それぞれ、図12に示す本体ナット40の側面図、上面図および底面図である。図12等に示すように、本体ナット40は、六角ナットからなるナット部42と、ナット部42の底面に取り付けられた略円盤形状の段差部48と、段差部48から下方に突出した突起部44とを有している。また、これらのナット部42、段差部48および突起部44には、断面が略円形であるネジ穴46がナット部42、段差部48および突起部44を貫通するよう形成されており、このネジ穴46の内周面には、ボルト30のネジ部34における右ネジの雄ネジ部分34aに対応する雌ネジ部分46aが形成されている。そして、本体ナット40のネジ穴46の雌ネジ部分46aにボルト30のネジ部34の雄ネジ部分34aが螺合されることにより、ボルト30のネジ部34に本体ナット40が取り付けられるようになっている。より詳細には、ボルト30のネジ部34に対して、本体ナット40を図12における右回り(時計回りの方向)に回転させながらネジ穴46の雌ネジ部分46aにネジ部34の雄ネジ部分34aが嵌まり込むようにする。また、突起部44は略円柱形状となっており、この突起部44の外周面には左ネジの雄ネジ部分44aが形成されている。また、段差部48の底面には、後述するスプリングワッシャー60の第2の端部60bが引っ掛かるような複数の段差部分48aが形成されている。
ロックナット50の構成の詳細について図16乃至図18を用いて説明する。図16は、ロックナット50の構成を示す斜視図であり、図17および図18は、それぞれ、図16に示すロックナット50の側面図および上面図である。図16乃至図18に示すように、ロックナット50はいわゆるリング形状のものとなっており、その中心の近傍の箇所には断面が略円形であるネジ穴52がロックナット50を貫通するよう形成されている。また、ネジ穴52の内周面には、本体ナット40の突起部44における左ネジの雄ネジ部分44aに対応する雌ネジ部分52aが形成されている。そして、ロックナット50のネジ穴52の雌ネジ部分52aに本体ナット40の突起部44の雄ネジ部分44aが螺合されることにより、本体ナット40の突起部44にロックナット50が取り付けられるようになっている。より詳細には、ロックナット50に対して、本体ナット40を図12における左回り(反時計回りの方向)に回転させながら突起部44の雄ネジ部分44aをネジ穴52の雌ネジ部分52aに嵌め込むことにより本体ナット40にロックナット50が取り付けられるようになっている。また、ロックナット50の上面には、後述するスプリングワッシャー60の第1の端部60aが引っ掛かるような複数の段差部分50aが形成されている。
スプリングワッシャー60の構成の詳細について図19および図20を用いて説明する。図19および図20は、それぞれ、スプリングワッシャー60の側面図および上面図である。図19および図20に示すように、スプリングワッシャー60は、いわゆるリング形状の一部が切れたものとなっており、その中心の近傍の箇所には断面が略円形である貫通穴62が形成されている。また、スプリングワッシャー60の第1の端部60aと第2の端部60bとの間には隙間が形成されている。また、スプリングワッシャー60は、単一の平面上に沿った構成のものではなく、第1の端部60aおよび第2の端部60bの位置がずれているようなねじれた形状となっている。また、スプリングワッシャー60の材料は例えばステンレスや鉄等であり、当該スプリングワッシャー60は弾性変形することができるようになっている。
また、本実施の形態では、本体ナット40、ロックナット50およびスプリングワッシャー60からなる締結器具と、ボルト30のネジ部34とを組み合わせることにより、第1の部材90を第2の部材92に固定するための締結構造が構成されている。
次に、本実施の形態の締結器具をボルト30のネジ部34に取り付けることによって第1の部材90に第2の部材92を固定するときの動作について以下に説明する。
最初に、ボルト30のネジ部34を、第1の部材90および第2の部材92にそれぞれ形成されている貫通穴(図示せず)に通すことにより、このネジ部34が第2の部材92から突出するようにする。また、本実施の形態の締結器具をボルト30のネジ部34に取り付ける前に、本体ナット40にロックナット50およびスプリングワッシャー60を取り付ける。具体的には、まず本体ナット40の突起部44をスプリングワッシャー60の貫通穴62に通した後、ロックナット50に対して、本体ナット40を図12における左回り(反時計回りの方向)に回転させながら突起部44をネジ穴52に嵌め込む。別の方法として、本体ナット40に対して、ロックナット50を図16や図18における右回り(時計回りの方向)に回転させながらネジ穴52に突起部44が嵌まり込むようにする。また、ロックナット50を本体ナット40に取り付ける際に、ロックナット50をできるだけ本体ナット40のナット部42に近づけるようにする。このときに、スプリングワッシャー60はロックナット50と本体ナット40のナット部42との間に挟まれるが、ロックナット50によりスプリングワッシャー60が本体ナット40のナット部42側に押圧されることにより、スプリングワッシャー60は弾性変形を行い、第1の端部60aおよび第2の端部60bの位置が揃うようになる(図9参照)。また、スプリングワッシャー60はロックナット50と本体ナット40のナット部42との間に挟まれた状態となると、ロックナット50の底面は、突起部44の底面よりもナット部42に近い位置となる。言い換えると、ロックナット50が本体ナット40に取り付けられたときに、ロックナット50の底面から本体ナット40の突起部44が下方に突出するようにする。
次に、ロックナット50およびスプリングワッシャー60が取り付けられた本体ナット40をボルト30のネジ部34に取り付ける。具体的には、ボルト30のネジ部34に対して、本体ナット40を図12における右回り(時計回りの方向)に回転させながらネジ穴46の雌ネジ部分46aにネジ部34の雄ネジ部分34aが嵌まり込むようにする。このことにより、図9に示すように、第1の部材90および第2の部材92はボルト30のヘッド部32と本体ナット40の突起部44との間に挟まれた状態となり、第2の部材92が第1の部材90に固定される。また、ロックナット50およびスプリングワッシャー60が取り付けられた本体ナット40をボルト30のネジ部34に取り付けただけでは、ロックナット50の底面から本体ナット40の突起部44が下方に突出しているため、ロックナット50の底面と第2の部材92との間に隙間が形成される。
その後、図9に示すような状態でロックナット50を左回り(図9を上方から見て反時計回りの方向)に回転させると、このロックナット50が嵌め込まれている本体ナット40の突起部44には左ネジの雄ネジ部分44aが形成されているため、ロックナット50は本体ナット40のナット部42から遠ざかる方向に移動し、図10に示すようにロックナット50の底面が第2の部材92に接触する。また、図10や図11に示すようにスプリングワッシャー60は収縮された状態から元の状態に戻る。このときに、スプリングワッシャー60の第1の端部60aはロックナット50の上面に接触した状態となり、また、スプリングワッシャー60の第2の端部60bは本体ナット40の段差部48の底面に接触した状態となる。この状態でロックナット50を更に左回りに回転させると、ロックナット50はこれ以上図10における下方向に移動することができないため、本体ナット40の突起部44に対して右回り(図10を上方から見て時計回りの方向)に回転する力がかかるようになり、ボルト30のヘッド部32に対して本体ナット40がより一層締め付けられる状態となる。このため、本体ナット40はボルト30から緩みにくくなる。
また、本実施の形態では、ロックナット50の底面を第2の部材92に接触させる際に、接着剤等によりロックナット50を第2の部材92に固定するようにしてもよい。この場合には、図10や図11に示す状態から本体ナット40がボルト30のネジ部34から緩もうとすると、本体ナット40は左回り(図10を上方から見て反時計回りの方向)に回転しようとするが、ロックナット50が第2の部材92に固定されていることにより、ロックナット50に対して本体ナット40の突起部44をこれ以上図10に示す状態から左回り(図10を上方から見て反時計回りの方向)に回転させることができない。しかも、本体ナット40が左回り(図10を上方から見て時計回りの方向)に回転しようとしたときに、スプリングワッシャー60の第2の端部60bは本体ナット40の段差部48の底面に接触した状態であるためこの第2の端部60bが段差部48の段差部分48aに引っ掛かり、また、スプリングワッシャー60の第1の端部60aはロックナット50の上面に接触した状態であるためこの第1の端部60aがロックナット50の上面の段差部分50aに引っ掛かる。このため、本体ナット40がボルト30から緩んでしまうことがより一層確実に防止される。
以上のような構成からなる本実施の形態の締結器具によれば、当該締結器具が取り付けられるネジ部34の外周面には、第1の方向に巻く(具体的には、右ネジの)雄ネジ部分34aが形成されており、本体ナット40は、ナット部42と、ナット部42から突出し、第1の方向とは逆方向の第2の方向に巻く(具体的には、左ネジの)雄ネジ部分44aが外周面に形成された突起部44とを有しており、ナット部42および突起部44には、ネジ部34の雄ネジ部分34aが螺合する雌ネジ部分46aが内周面に形成されたネジ穴46が設けられている。また、ロックナット50には、本体ナット40の突起部44の雄ネジ部分44aが螺合する雌ネジ部分52aが内周面に形成されたネジ穴52が設けられている。このような締結器具によれば、ロックナット50に対して本体ナット40の突起部44を左回りに締めた後にネジ部34に対して本体ナット40を右回りに締め、その後に本体ナット40の突起部44に対してロックナット50を左回りに回転させることにより、本体ナット40がボルト30から緩みにくくすることができる。
しかも、本実施の形態の締結器具によれば、第1の端部60aおよび第2の端部60bがそれぞれ設けられ、弾性変形可能なスプリングワッシャー60が用いられ、ロックナット50の表面には、スプリングワッシャー60の第1の端部60aが引っ掛かる複数の段差部分50aが形成されており、本体ナット40は、スプリングワッシャー60の第2の端部60bが引っ掛かる複数の段差部分48aが形成された段差部48を有している。この場合には、本体ナット40がボルト30から緩んでしまうことがより一層確実に防止される。
なお、本実施の形態の締結器具は、上記の構成に限定されることはない。本実施の形態の締結器具の他の例として、ネジ部34の外周面に、右ネジではなく左ネジの雄ネジ部分34aが形成されており、ナット部42および突起部44に形成されるネジ穴46の内周面に、左ネジの雄ネジ部分34aが螺合する雌ネジ部分46aが形成されていてもよい。この場合には、突起部44の外周面には、左ネジではなく右ネジの雄ネジ部分44aが形成され、ロックナット50のネジ穴52の内周面には、右ネジの雄ネジ部分44aが螺合する雌ネジ部分52aが形成されるようになる。このような締結器具でも、ロックナット50に対して本体ナット40の突起部44を右回りに締めた後にネジ部34に対して本体ナット40を左回りに締め、その後に本体ナット40の突起部44に対してロックナット50を右回りに回転させることにより、本体ナット40がボルト30から緩みにくくすることができる。
また、本実施の形態では、上述したように、本体ナット40、ロックナット50およびスプリングワッシャー60からなる締結器具と、ボルト30のネジ部34とを組み合わせることにより、第1の部材90を第2の部材92に固定するための締結構造が構成されている。このような締結構造でも、本体ナット40がボルト30から緩みにくくすることができる。
また、本実施の形態の締結器具を用いた締結方法によれば、本体ナット40の突起部44をロックナット50のネジ穴52に入れることにより突起部44にロックナット50を取り付ける際に、図9に示すようにロックナット50の表面から本体ナット40の突起部44が突出するようにする。そして、ネジ部34を本体ナット40のネジ穴46に入れることによりネジ部34に本体ナット40を取り付けた後、本体ナット40に対してロックナット50を回転させることによりロックナット50と対象物とを接触させる。この場合には、ボルト30のヘッド部32に対して本体ナット40がより一層締め付けられる状態となるため、本体ナット40はボルト30からより一層緩みにくくなる。
また、本実施の形態の締結器具を用いた締結方法において、ロックナット50と対象物(具体的には、第2の部材92)とを接触させた後、対象物にロックナット50を固定した場合には、ロックナット50に対して本体ナット40の突起部44を当該本体ナット40が緩む方向に回転させることができなくなるため、本体ナット40がボルト30から緩んでしまうことが確実に防止される。なお、対象物にロックナット50を固定する方法は接着剤を用いる方法に限定されることはない。対象物にロックナット50を固定する方法として、他の様々な方法を用いることができる。
10 本体ナット
12 ナット部
14 突起部
14a 雄ネジ部分
16 ネジ穴
16a 雌ネジ部分
20 ロックナット
22 ネジ穴
22a 雌ネジ部分
30 ボルト
32 ヘッド部
34 ネジ部
34a 雄ネジ部分
40 本体ナット
42 ナット部
44 突起部
44a 雄ネジ部分
46 ネジ穴
46a 雌ネジ部分
48 段差部
48a 段差部分
50 ロックナット
50a 段差部分
52 ネジ穴
52a 雌ネジ部分
60 スプリングワッシャー
60a 第1の端部
60b 第2の端部
62 貫通穴
90 第1の部材
92 第2の部材

Claims (8)

  1. 第1の方向に巻く雄ネジ部分が外周面に形成されたネジ部に取り付けられる締結器具であって、
    ナット部と、前記ナット部から突出し、前記第1の方向とは逆方向の第2の方向に巻く雄ネジ部分が外周面に形成された突起部とを有しており、前記ナット部および前記突起部には、前記ネジ部の前記雄ネジ部分が螺合する雌ネジ部分が内周面に形成されたネジ穴が設けられている本体ナットと、
    前記本体ナットの前記突起部の前記雄ネジ部分が螺合する雌ネジ部分が内周面に形成されたネジ穴が設けられているロックナットと、
    を備えた、締結器具。
  2. 前記ナット部の前記ネジ穴の内周面に形成されている雌ネジ部分は、前記ネジ部における右ネジの前記雄ネジ部分が螺合するものであり、
    前記本体ナットの前記突起部の外周面には、左ネジの前記雄ネジ部分が形成されている、請求項1記載の締結器具。
  3. 前記ナット部の前記ネジ穴の内周面に形成されている雌ネジ部分は、前記ネジ部における左ネジの前記雄ネジ部分が螺合するものであり、
    前記本体ナットの前記突起部の外周面には、右ネジの前記雄ネジ部分が形成されている、請求項1記載の締結器具。
  4. 第1の端部および第2の端部がそれぞれ設けられ、弾性変形可能なスプリングワッシャーを更に備え、
    前記ロックナットの表面には、前記スプリングワッシャーの前記第1の端部が引っ掛かる複数の段差部分が形成されており、
    前記本体ナットは、前記スプリングワッシャーの前記第2の端部が引っ掛かる複数の段差部分が形成された段差部を有している、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の締結器具。
  5. 第1の方向に巻く雄ネジ部分が外周面に形成されたネジ部と、
    前記ネジ部に取り付けられる締結器具と、
    を備えた締結構造であって、
    前記締結器具は、
    ナット部と、前記ナット部から突出し、前記第1の方向とは逆方向の第2の方向に巻く雄ネジ部分が外周面に形成された突起部とを有しており、前記ナット部および前記突起部には、前記ネジ部の前記雄ネジ部分が螺合する雌ネジ部分が内周面に形成されたネジ穴が設けられている本体ナットと、
    前記本体ナットの前記突起部の前記雄ネジ部分が螺合する雌ネジ部分が内周面に形成されたネジ穴が設けられているロックナットと、
    を有している、締結構造。
  6. 第1の方向に巻く雄ネジ部分が外周面に形成されたネジ部に締結器具を取り付けることにより対象物を固定する締結方法であって、
    ナット部と、前記ナット部から突出し、前記第1の方向とは逆方向の第2の方向に巻く雄ネジ部分が外周面に形成された突起部とを有しており、前記ナット部および前記突起部には、前記ネジ部の前記雄ネジ部分が螺合する雌ネジ部分が内周面に形成されたネジ穴が設けられている本体ナットと、前記本体ナットの前記突起部の前記雄ネジ部分が螺合する雌ネジ部分が内周面に形成されたネジ穴が設けられているロックナットと、を有する締結器具を準備する工程と、
    前記本体ナットの前記突起部を前記ロックナットの前記ネジ穴に入れることにより前記突起部に前記ロックナットを取り付ける工程と、
    前記ネジ部を前記本体ナットの前記ネジ穴に入れることにより前記ネジ部に前記本体ナットを取り付ける工程と、
    を備えた、締結方法。
  7. 前記本体ナットの前記突起部を前記ロックナットの前記ネジ穴に入れることにより前記突起部に前記ロックナットを取り付ける際に、前記ロックナットの表面から前記本体ナットの前記突起部が突出するようにし、
    前記ネジ部を前記本体ナットの前記ネジ穴に入れることにより前記ネジ部に前記本体ナットを取り付けた後、前記本体ナットに対して前記ロックナットを回転させることにより前記ロックナットと対象物とを接触させる、請求項6記載の締結方法。
  8. 前記ロックナットと対象物とを接触させた後、対象物に前記ロックナットを固定する、請求項7記載の締結方法。
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