JP2005161684A - 金型 - Google Patents

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Abstract

【課題】 樹脂成形品の意匠面における成形不良の発生を防止することが容易な金型を提供する。
【解決手段】 金型16は、雄型17と、第1雌型18及び第2雌型と、雄型17から樹脂成形品を押出すための円柱状をなす押出ピン21とを備えている。押出ピン21の先端部外周面には、円環状の係止鍔部22が突設されている。係止鍔部22は、押出ピンの先端面と面一をなす上端面22aと、該上端面22aに平行に延びる下端面22bと、上端面22aの端縁と下端面22bの端縁との間を上下方向に繋ぐように形成されている外周面22cとから側断面四角台形状に形成されている。この金型16は、樹脂成形品を製造するときには、係止鍔部22が係止凹部24に係止されるようになっている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、合成樹脂材料からなる樹脂成形品を成形するための金型に関するものである。特に、意匠性を高めるために基材の表面に塗膜が形成されたドアピラーガーニッシュ等の車両外装部品を型内塗装成形法により成形するための金型に関するものである。
従来、この種の金型は、例えば特許文献1に示すように固定側金型及び可動側金型を備え、これら金型を型締めすることにより樹脂成形品を成形するためのキャビティが形成されるようになっている。
特開平5−301251号公報
ところで、金型には、型開きした後に樹脂成形品を金型から容易に取出すために、例えば円柱状の押出ピンがキャビティに対して進退可能に配設されている。この金型を用いて樹脂成形品を製造したときには、樹脂成形品の意匠面の押出ピンに対応する箇所にヒケが発生して成形不良となる問題があった。
本発明は、このような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、樹脂成形品の意匠面における成形不良の発生を防止することが容易な金型を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明の金型は、雄型と、雌型と、雄型から樹脂成形品を押出すための押出部材とを備え、前記押出部材の先端部に係止部を設け、係止部の先端面が雄型の成形面を構成するとともに、係止部の基端部が雄型の成形面に凹設された係止凹部に係止されるように構成し、前記係止部は、先端面と、基端面と、先端面及び基端面の端縁間を繋ぐ側面とを有する形状に形成されていることを要旨とする。
従って、請求項1に記載の発明は、キャビティ内に高い射出圧が加わった場合でも、係止部の基端部が係止凹部に係止されることにより射出圧が受け止められることから、押出部材の先端面が成形面よりも埋没しにくくなっている。さらに、押出部材の先端部に係止部が設けられていることから、前記射出圧が押出部材の先端部で効果的に受け止められ、押出部材の金属圧縮量(座屈量)が低減されるようになっている。よって、高い射出圧による押出部材の先端面のキャビティからの後退が規制され、樹脂成形品の表面にヒケ等の成形不良が発生しにくくなる。
請求項2に記載の発明の金型は、請求項1に記載の発明において、前記押出部材は雄型と雌型との型開き方向に突出するように構成されていることを要旨とする。
従って、請求項2に記載の発明は、押出部材の突出方向を型開き方向と同一にすることにより、射出圧を押出部材の先端部の一部に集中することなく全体にわたって均一に受け止める。このため、高い射出圧による押出部材の先端面のキャビティからの後退をより確実に規制することができる。
請求項3に記載の発明の金型は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記係止部の基端面を同係止部の先端面に沿って延びる平面と平行をなすように形成したことを要旨とする。
従って、請求項3に記載の発明は、押出部材に加わった射出圧を、係止部の基端面の一部に集中することなく全体にわたって均一に受け止める。このため、高い射出圧による押出部材の先端面のキャビティからの後退をさらに確実に規制することができる。
請求項4に記載の発明の金型は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の発明において、前記押出部材の側部に一対の係止部を設けるとともに、両係止部は押出部材を挟んで対向位置に設けられていることを要旨とする。
請求項5に記載の発明の金型は、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の発明において、前記係止部を押出部材の側部全体にわたって設けたことを要旨とする。
従って、請求項4又は請求項5に記載の発明は、押出部材に加わった射出圧を、押出部材の先端部の一部に集中することなく全体にわたって均一に受け止める。このため、高い射出圧による押出部材の先端面のキャビティからの後退をより一層確実に規制することができる。
請求項6に記載の発明の金型は、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の発明において、前記係止部の先端面と基端面との間の厚みを10〜20mmに設定したことを要旨とする。
請求項7に記載の発明の金型は、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の発明において、前記係止部の基端面は押出部材の側部から0.5〜5mm外側方に突出するように形成されていることを要旨とする。
従って、請求項6又は請求項7に記載の発明は、係止部の先端面と基端面との間の厚み又は係止部の基端面の突出量を前記範囲に設定することにより、係止部の係止凹部への係止状態を確実に維持して押出部材の先端面のキャビティからの後退をさらに一層確実に規制することができる。
請求項8に記載の発明の金型は、請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の発明において、前記樹脂成形品を熱可塑性樹脂材料からなる基材の表面に熱硬化性樹脂材料からなる塗膜が形成された型内塗装成形品とするとともに、前記雌型を第1雌型及び第2雌型から構成し、前記雄型及び第1雌型を型締めすることにより前記基材を成形する第1キャビティが形成され、前記雄型及び第2雌型を型締めすることにより前記基材の表面に塗膜を成形する第2キャビティが形成されるように構成されていることを要旨とする。
ここで、型内塗装成形品を成形するための金型は、熱硬化性樹脂材料を硬化させて塗膜を成形するために、第2雌型が加熱されるようになっている。このため、基材が加熱されて軟化することにより、基材内の残留歪みが緩和されたり基材及び雄型の間に形成された隙間が埋まり、成形された塗膜の表面にヒケが発生する。従って、請求項8に記載の発明は、基材内に残留歪みが形成されるのを防止するとともに基材及び雄型の間に隙間が形成されるのを防止することにより、型内塗装成形品の表面にヒケ等の成形不良が発生しにくくなる。
本発明によれば、樹脂成形品の意匠面における成形不良の発生を防止することが容易である。
(第1の実施形態)
以下、本発明を型内塗装成形品としてのドアピラーガーニッシュを製造するための金型に具体化した第1の実施形態を図面に基づいて説明する。尚、以下の説明における上下は、図1における上下を基準にする。
図4(a)及び(b)に示すように、ドアピラーガーニッシュ11は、熱可塑性樹脂材料により長四角薄板状に形成された基材12と、熱硬化性樹脂材料により形成され基材12の表面を薄層状に被覆する塗膜13とから構成されている。ドアピラーガーニッシュ11は車両外装部品をなし、車両のドア14のドアピラー部15に取付けられている。ここで、塗膜13の表面は車外側に位置してその意匠面をなす。熱可塑性樹脂材料としてはアクリル樹脂、ウレタン樹脂、ポリカーボ樹脂等が挙げられる。一方、熱硬化性樹脂材料としては反応性オリゴマーを主成分とする液状熱硬化型塗料等が挙げられる。
次に、前記ドアピラーガーニッシュ11の製造方法について説明する。
図1及び図2(b)に示すように、ドアピラーガーニッシュを製造するための金型16は、基材を成形するための第1金型16aと、基材の表面に塗膜を成形するための第2金型16bとから構成されている。
図1に示すように、第1金型16aは、雄型17と第1雌型18とから構成され、これら雄型17及び第1雌型18を型締めすることにより、基材を成形するための第1キャビティ19が形成されるようになっている。雄型17及び第1雌型18の型割り面(PL面)には、基材の外面形状をなす雄型成形面17a(雄型17の成形面)及び第1成形面18a(第1雌型18の成形面)がそれぞれ形成されている。本実施形態の第1金型16aにおいて、雄型17は第1雌型18の下方に配置され、第1雌型18は雄型17の上方に配置されており、雄型17及び第1雌型18を上下方向に型締め及び型開きするように構成されている。
図1に模式的に示すように、雄型17の中央部には、所定間隔をおいて断面円孔状に形成された複数のピン挿通孔20が設けられている。これらピン挿通孔20は、雄型成形面17aと、型割り面に対向する雄型17の基端面との間を上下方向に延びるように貫通しており、そのピン挿通孔20内には、成形後のドアピラーガーニッシュを雄型17から押出して脱型するための長棒状(円柱状)をなす押出部材としての押出ピン21が挿通されている。押出ピン21は、第1金型16aの型開き方向に進退可能となるように挿入されている。押出ピン21の先端面は、雄型成形面17aに達するように構成されているうえ、該雄型成形面17aの一部を構成している。押出ピン21の基端部は、図示しない金型取付板側に配設された押出プレートに連結されている。そして、この押出ピン21は、前記押出プレートを図示しない油圧シリンダにて上下動させることにより雄型17に対して進退移動するように構成されている。
押出ピン21の先端部外周面には、係止部としての係止鍔部22が設けられている。この係止鍔部22は、押出ピン21の先端部外周面から側方に延びるように突設されているうえ、押出ピン21の先端部を取り囲む円環状をなすフランジ状に形成されている。係止鍔部22の先端面としての雄型成形面17aに面する上端面22aは、押出ピン21の先端面と面一に形成され、押出ピン21の先端面とともに雄型成形面17aを構成している。係止鍔部22の基端面としての押出プレート側に面する下端面22bは、前記上端面22a及び押出ピン21の先端面に平行に延びるように形成されている。係止鍔部22の側面としての外周面22cは、前記係止鍔部22の上端面22aの端縁と、同係止鍔部22の下端面22bの端縁との間を上下方向に繋ぐように形成されているうえ、上方に向かうに従い拡径するテーパ状に形成されている。
さらに、前記係止鍔部22の外周面22cは、同係止鍔部22の下端面22bとは異なる平面に配置されている。即ち、係止鍔部22は、側断面四角形状(側断面四角台形状)に形成されている。また、前記係止鍔部22の下端面22bと外周面22cとの境界には、角部23(図1参照)が設けられているのが好ましい。なお、前記角部23は、その先端縁が面取りされることにより尖った形状をなしていなくても構わない。
前記係止鍔部22の上端面22aと下端面22bとの間の厚み(鍔厚d1)は10〜20mmに設定されているのが好ましい。さらに、前記係止鍔部22の下端面22bは、押出ピン21の外周面(側部)から0.5〜5mmの突出幅(鍔量w1)外側方に突出するように形成されているのが好ましく、1.0〜3.0mmの鍔量w1外側方に突出するように形成されているのがより好ましい。前記鍔量w1は、前記係止鍔部22の下端面22bにおいて、その基端(係止鍔部22の下端面22bと押出ピン21の外周面との境界部)から先端(係止鍔部22の下端面22bと同係止鍔部22の外周面22cとの境界部)までの長さを表す。
ピン挿通孔20の先端部には、雄型成形面17aに開口する係止凹部24が設けられている。この係止凹部24は、ピン挿通孔20の先端部を拡幅することにより平断面円形状に形成されている。この係止凹部24は、雄型成形面17aを前記鍔厚d1に相当する深さ凹設することにより前記係止鍔部22を嵌入させるように構成されているうえ、その内底面にはピン挿通孔20と連通する円孔が開口されている。係止凹部24の内周面24aは、係止鍔部22の外周面22cに対応して上方に向かうに従い拡径するテーパ状に形成されている。係止凹部24の内底面24bは、押出ピン21の進退方向に対し直交方向に延びる平面に沿って形成されている。
なお、前記鍔厚d1が10mm未満では、雄型成形面17aに対する直交方向において係止鍔部22と係止凹部24との係合面積が過剰に小さい。また、鍔量w1が0.5mm未満では、雄型成形面17aに対する平行方向において係止鍔部22と係止凹部24との係合面積が過剰に小さい。このため、係止鍔部22の係止凹部24への係止状態を維持するのが困難になるおそれが高い。一方、鍔厚d1が20mmを超える場合、又は鍔量w1が5mmを超える場合は、係止鍔部22が過剰に大きくなるために、押出ピン21の進退が煩雑になるおそれが高い。このため、鍔厚d1を10〜20mmに設定したり鍔量w1を0.5〜5mmに設定することにより、係止鍔部22の係止凹部24への係止状態を確実に維持して押出ピン21の先端面の第1キャビティ19からの後退をより確実に規制することができる。
図2(b)に示すように、第2金型16bは、前記第1雌型を第2雌型25に交換したものであり、雄型17と第2雌型25とから構成されている。前記第2雌型25の型割り面(PL面)には、塗膜の外面形状をなす第2成形面25a(第2雌型25の成形面)が形成されている。第2金型16bは、雄型17及び第2雌型25を型締めすることにより、前記雄型成形面17a上に基材12が載置された状態で、該基材12の表面と第2成形面25aとの間に塗膜を成形するための第2キャビティ26が形成されるようになっている。本実施形態の第2金型16bにおいて、雄型17は第2雌型25の下方に配置され、第2雌型25は雄型17の上方に配置されており、雄型17及び第2雌型25を上下方向に型締め及び型開きするように構成されている。
次に、上記金型16を用いたドアピラーガーニッシュ11の成形方法を説明する。
ドアピラーガーニッシュ11を製造する工程は、基材12を成形する基材成形工程と、基材12の表面に塗膜13を成形する塗膜成形工程と、ドアピラーガーニッシュ11を金型16内から取出す脱型工程とを備えている。
基材成形工程では、図1に示すように第1金型16aを型締めして第1キャビティ19を形成する。そして、雄型成形面17a及び第1成形面18aを熱可塑性樹脂材料の溶融温度未満に設定した状態で、図2(a)に示すように溶融された熱可塑性樹脂材料を図示しない射出ゲートから所定の射出圧で第1キャビティ19内に射出して固化させることにより、基材12を成形する。このとき、押出ピン21の係止鍔部22は、その下端面が係止凹部24の内底面に当接された状態で雄型17の係止凹部24内に収容されている。前記熱可塑性樹脂材料を射出する際には、第1キャビティ19の雄型成形面17a及び第1成形面18a全体にわたって高い射出圧が加えられるが、係止鍔部22の下端面が係止凹部24の内底面に当接されていることから、押出ピン21の先端面がその周囲の雄型成形面17aよりも陥没するおそれがなく、常に面一な状態を維持している。
次に、第1雌型18を第2雌型25に交換した後、引き続き塗膜成形工程を行う。
塗膜成形工程では、まず、図2(b)に示すように雄型成形面17a上に基材12を載置した状態で第2金型16bを型締めして第2キャビティ26を形成する。次に、第2雌型25の第2成形面25aを熱硬化性樹脂材料の硬化温度以上に加熱した状態で、図3(a)に示すように溶融された熱硬化性樹脂材料を図示しない充填ゲートから第2キャビティ26内に充填して硬化させることにより、基材12の表面に塗膜13が被覆されたドアピラーガーニッシュ11が成形される。なおこのとき、雄型成形面17aは、基材12を構成する熱可塑性樹脂材料の軟化を抑えるために、該熱可塑性樹脂材料の溶融温度未満に設定されているのが好ましい。
最後に、第2金型16bを型開きした後、押出ピン21により雄型成形面17aからドアピラーガーニッシュ11を押し出すことにより脱型工程を行う。この脱型工程では、まず、雄型17に対し第2雌型25を離間する方向に型開きした後、油圧シリンダにて図3(b)に示すように押出ピン21を上動させることにより、ドアピラーガーニッシュ11を雄型成形面17aから離間させて取出す。
前記第1の実施形態によって発揮される効果について、以下に記載する。
・ 第1の実施形態の押出ピン21は、その先端部外周面に係止鍔部22が突設されている。係止鍔部22は、その下端面22bが係止凹部24の内底面24bに当接された状態で雄型17の係止凹部24内に収容され係止されている。このため、押出ピン21に高い射出圧が加わったときには、係止鍔部22は、その下端面22bの係止凹部24の内底面24bへの当接により、押出ピン21に加わった射出圧を受け止めることができる。よって、係止鍔部22は、高い射出圧による押出ピン21の下方への移動(揺動)を規制することができる。
さらに、係止鍔部22は、押出ピン21の先端部で射出圧を受け止めることにより、押出ピン21全体に射出圧が加わるのを防止することができる。このため、係止鍔部22は、それが押出ピン21の中間部や基端部に形成されているときに比べて、高い射出圧による押出ピン21の座屈量を低減することができる。よって、係止鍔部22は、押出ピン21の揺動を規制するとともに座屈量を低減することにより、押出ピン21の先端面の陥没を防止して雄型成形面17aを常に面一にすることができる。このため、本実施形態の金型16は、押出ピン21の先端面の陥没に起因するヒケがドアピラーガーニッシュ11の意匠面に発生するのを防止し、該意匠面における成形不良の発生を容易に防止することができる。
一方、図7(a)に示すように、従来の金型27は、本実施形態の金型において押出ピン21の係止鍔部及び雄型17の係止凹部が省略されている。図7(f)に示すように、この従来の金型を用いてドアピラーガーニッシュ11を製造したときには、意匠面である塗膜13の表面の押出ピンに対応する箇所にヒケ28による成形不良が発生する。このヒケ28は、以下に示す機構により発生するものと推察される。
即ち、図7(b)に示すように、基材成形工程において型締めした第1金型16aの第1キャビティ19内に熱可塑性樹脂材料を射出したときには、押出ピン21は、高い射出圧により押圧されて下方へ移動する。さらに、押出ピン21には、高い射出圧により金属圧縮(座屈)が発生する。このため、押出ピン21の先端面は、その周囲の雄型成形面17aよりも陥没する(図7(b)の矢視線)。
そして、図7(c)に示すように、熱可塑性樹脂材料の第1キャビティへ19の射出が完了したときには、押出ピン21の先端面は、押出ピン21に加わっていた射出圧がなくなることにより上方へ移動して元の位置に戻る(図7(c)の矢視線)。さらに、熱可塑性樹脂材料が冷却されて固化することにより、基材12が成形される。このとき、基材12の押出ピン21に対応する箇所は、押出ピン21により上方へ押圧されて応力が加わった状態で固化することにより、内部に残留歪みが形成される。加えて、基材12の押出ピン21に対応する箇所の周囲には、押出ピン21に対応する箇所が押出ピン21により上方へ押圧されることにより、雄型成形面17aとの間に隙間29が形成される。
基材成形工程で基材12を成形した後、塗膜成形工程において硬化温度が熱可塑性樹脂材料の軟化温度よりも高い熱硬化性樹脂材料を第2キャビティ26内に充填する。このとき、熱可塑性樹脂材料は、第2雌型25及び熱硬化性樹脂材料により加熱されて軟化する。このため、図7(d)に示すように、基材12の押出ピン21に対応する箇所は、応力が開放されることにより残留歪みが緩和され、基材12表面に残留歪みの緩和に起因する凸部が形成される。
さらに、図7(e)に示すように、基材12の押出ピン21に対応する箇所の周囲は、熱可塑性樹脂材料が軟化することにより前記隙間が埋められる。このとき、塗膜13表面の前記隙間に対応する箇所は、隙間が埋められるに伴い陥没する。そして、熱硬化性樹脂材料が加熱されて硬化するとともに熱可塑性樹脂材料が冷却されて再度固化してドアピラーガーニッシュ11が成形される。よって、図7(f)に示すように、従来の金型27により成形されたドアピラーガーニッシュ11は、その意匠面の押出ピンに対応する箇所にヒケ28が発生する。
・ 係止鍔部22の下端面22bは、上端面22aに平行に延びるように形成されている。ここで、押出ピン21に加わる射出圧の方向は、上端面22aに対して直交方向である。このため、係止凹部24に係止された係止鍔部22は、その下端面22b全体にわたって均一に射出圧を受け止めることができる。よって、係止鍔部22は、下端面22bが傾斜状に形成されているときに比べて、射出圧を下端面22bの一部で集中的に受け止めるのを防止し、押出ピン21の先端面の第1キャビティ19の後退をより確実に規制することができる。このため、金型16は、ドアピラーガーニッシュ11の意匠面における成形不良の発生をより容易に防止することができる。
・ 係止鍔部22は、押出ピン21の先端部外周面全体にわたって円環状に突設されている。このため、係止凹部24に係止された係止鍔部22は、押出ピン21に射出圧が加わったときには、押出ピン21の先端部全体にわたって均一に射出圧を受け止めることができる。よって、係止鍔部22は、射出圧を押出ピン21の先端部の一部で集中的に受け止めるのを防止し、押出ピン21の先端面の第1キャビティ19からの後退をさらに確実に規制することができる。このため、金型16は、ドアピラーガーニッシュ11の意匠面における成形不良の発生をさらに容易に防止することができる。
・ 押出ピン21は、第1金型16aの型開き方向に進退可能となるようにピン挿通孔20内に挿入されている。このため、射出圧を、押出ピン21の先端部全体にわたって均一に加えることができる。よって、押出ピン21は、その先端部の一部に射出圧が集中して加わるのを防止し、押出ピン21の先端面の第1キャビティ19からの後退をより一層確実に規制することができる。このため、金型16は、ドアピラーガーニッシュ11の意匠面における成形不良の発生をより一層容易に防止することができる。
・ 係止鍔部22の外周面22cは、上方に向かうに従い拡径するテーパ状に形成されている。このため、雄型17からドアピラーガーニッシュ11を取出した後に押出ピン21を係止凹部24内に収納するときに、押出ピン21をピン挿通孔20の先端部に当接させることなく係止凹部24内に容易に収納させることができる。
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、この第2の実施形態については、第1の実施形態と異なる点を中心に説明する。
図5に模式的に示すように、雄型17の中央部にはコア収容孔30が設けられている。このコア収容孔30は、雄型成形面17aと、型割り面に対向する雄型17の基端面との間を斜め上方に延びるように形成され、そのコア収容孔30内には、四角柱状をなす押出部材としての傾斜コア31が収容されている。傾斜コア31は、第1金型16aの型開き方向に対して傾斜する方向に進退可能となるように収容されている。傾斜コア31の先端面は、雄型成形面17aに達するように構成されているうえ、該雄型成形面17aの一部を構成している。
傾斜コア31の一側面先端部には、四角薄板状の肩部32が突設されている。また、傾斜コア31の側面先端部において肩部32の反対側には、四角柱状をなす係止部としての係止鍔部22が突設されている。係止鍔部22の上端面22aは、肩部32の上端面とともに傾斜コア31の先端面と面一に形成され、傾斜コア31の先端面及び肩部32の上端面とともに雄型成形面17aを構成している。係止鍔部22の側面は、上端面22aの端面と下端面22bの端縁との間を斜め上下方向に繋ぐように形成されている。
係止鍔部22の鍔厚d2は10〜20mmが好ましい。ここで鍔厚d2は、鍔厚d1と同様に係止鍔部22の上端面22aと下端面22bとの間の厚みを示す。さらに、係止鍔部22の下端面22bは、傾斜コア31の側部から0.5〜5mmの突出幅(鍔量w2)外側方に突出するように形成されているのが好ましく、1.0〜3.0mmの鍔量w2外側方に突出するように形成されているのがより好ましい。ここで鍔量w2は、前記鍔量w1と同様に、係止鍔部22の下端面22bにおいて、その基端(係止鍔部22の下端面22bと傾斜コア21の側面との境界部)から先端(係止鍔部22の下端面22bと同係止鍔部22の側面との境界部)までの長さを示す。傾斜コア31の基端部には支持棒33が取付けられている。
コア収容孔30の先端部には、雄型成形面17aに開口する肩収納凹部30a及び係止凹部24が設けられている。肩収納凹部30a及び係止凹部24は、コア収容孔30の先端部を拡幅することにより平断面四角形状にそれぞれ形成されている。肩収納凹部30aは、雄型成形面17aを前記肩部32の厚みに相当する深さ凹設することにより前記肩部32を嵌入させるように構成されている。一方、係止凹部24は、雄型成形面17aを前記鍔厚d2に相当する深さ凹設することにより前記係止鍔部22を嵌入させるように構成されている。
第2の実施形態の金型16を用いてドアピラーガーニッシュ11を製造するときには、塗膜成形工程において塗膜13を成形した後、脱型工程において雄型17に対して第2雌型25を離間する方向に型開きし、傾斜コア31を斜め上方に突出させることによりドアピラーガーニッシュ11を雄型成形面17aから離間させて取出す。
従って、第2の実施形態の金型16は、係止鍔部22が係止凹部24に係止されることにより、傾斜コア31の先端面の第1キャビティ19からの後退に起因するヒケがドアピラーガーニッシュ11の意匠面に発生するのを防止し、該意匠面における成形不良の発生を容易に防止することができる。
次に、試験例及び比較例を挙げて前記実施形態をさらに具体的に説明する。
(試験例1〜3並びに比較例1及び2)
各試験例においては、第1の実施形態の金型16を用いてドアピラーガーニッシュ11の製造を行った。一方、各比較例においては、図7(a)に示す金型27を用いてドアピラーガーニッシュ11の製造を行った。各例のドアピラーガーニッシュ11の製造における各キャビティ19,26の温度、基材成形時の第1成形面18a及び各キャビティの温度差(=第2キャビティ26の温度−第1キャビティ19の温度)を表1に示す。
ここで、試験例1及び2並びに比較例1は、基材12を形成する熱可塑性樹脂材料としてテクノ491(テクノポリマー株式会社製の製品名、耐熱(軟化)温度:115℃)を用いた。一方、試験例3及び比較例2は、基材12を形成する熱可塑性樹脂材料としてTW35(UMGABS株式会社製の製品名、耐熱温度:127℃)を用いた。各例は熱可塑性樹脂材料の射出圧を1100kg/cm2とした。さらに、各例は、塗膜13を形成する熱硬化性樹脂材料としてKX2221(日本ビー・ケミカル株式会社製の製品名、硬化温度:120℃)を用いた。そして、製造されたドアピラーガーニッシュ11の意匠面において押出ピン21に対応する箇所に形成されたヒケの深さ(ヒケ量)を測定した。その結果を図6に示す。
Figure 2005161684
図6に示すように、各試験例の金型16においては、ヒケ量を低減させることできた。このため、各試験例の金型16は、製造されたドアピラーガーニッシュ11の意匠面に成形不良が発生するのを防止することができた。
(変形例)
尚、前記各実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 前記第1の実施形態において、押出ピン21の形状を四角柱状等に変更してもよい。さらに、係止鍔部22を、押出ピン21の外周面の一部にのみ突設してもよい。このとき、係止鍔部22は、押出ピン21を挟んで対向位置に一対突設されるのが好ましい。
・ 前記第1の実施形態において、係止鍔部22の外周面を、押出ピン21の進行方向に延びる曲面状に形成してもよい。このように構成した場合は、係止鍔部22は、その基端部である下端部で係止凹部24に係止される。
・ 前記第1の実施形態において、押出ピン21を第1金型16aの型開き方向に対して傾斜する方向に進退可能に構成してもよい。また、第2の実施形態において、傾斜コア31を第1金型16aの型開き方向に進退可能に構成してもよい。
・ 各実施形態において、ドアピラーガーニッシュ11を、射出成形により、一種類の合成樹脂材料のみによって成形される樹脂成形品に変更してもよい。このとき、金型16は第2雌型25が省略され、雄型17及び第1雌型18を型締めすることにより樹脂成形品を成形するためのキャビティを形成するようになっている。
・ 前記各実施形態において、係止鍔部22の下端面22bを、押出ピン21又は傾斜コア31に向かうに従い押出ピン21又は傾斜コア31の先端側に傾斜する傾斜状に形成してもよい。このとき、係止凹部24の内底面24bは、ピン挿通孔20に向かうに従いピン挿通孔20の先端側に傾斜する傾斜状に形成されている。このように構成した場合には、係止鍔部22は、その下端部先端が係止凹部24の内底面の基端(係止凹部24の内底面24bと内周面24aとの境界部)に嵌入されるために、係止凹部24への係止状態をより確実に維持することができる。また、係止鍔部22の下端面22bを、押出ピン21又は傾斜コア31に向かうに従い押出ピン21又は傾斜コア31の基端側に傾斜する傾斜状に形成してもよい。
・ 前記各実施形態において、押出ピン21及び傾斜コア31の両方を雄型17に設けてもよい。
・ 前記各実施形態において、第1金型16aや第2金型16bを、図1又は図5の左右方向に型開きするようにそれぞれ構成してもよい。
さらに、前記各実施形態より把握できる技術的思想について以下に記載する。
・ 雄型と、雌型と、雄型に穿設されたピン挿通孔内に設けられる押出ピンとを備え、
前記押出ピンの先端部に係止部を設け、係止部の先端面が雄型の成形面を構成するとともに、係止部の基端部がピン挿通孔の開口端部に拡幅形成された係止凹部に係止されるように構成し、前記係止部は、先端面と、基端面と、先端面及び基端面の端縁間を繋ぐ側面とを有する形状に形成されていることを特徴とする金型。この構成によれば、樹脂成形品の意匠面における成形不良の発生を防止することが容易である。
・ 雄型と、雌型と、雄型に穿設されたコア収容孔内に設けられるスライドコアとを備え、前記スライドコアの先端部に係止部を設け、係止部の先端面が雄型の成形面を構成するとともに、係止部の基端部がコア収容孔の開口端部に拡幅形成された係止凹部に係止されるように構成し、前記係止部は、先端面と、基端面と、先端面及び基端面の端縁間を繋ぐ側面とを有する形状に形成されていることを特徴とする金型。この構成によれば、樹脂成形品の意匠面における成形不良の発生を防止することが容易である。
第1の実施形態の金型を示す要部拡大断面図。 (a)及び(b)はドアピラーガーニッシュの製造工程を示す要部拡大断面図。 (a)及び(b)はドアピラーガーニッシュの製造工程を示す要部拡大断面図。 (a)ドアピラーガーニッシュを示す側面図、(b)は(a)の4b−4b線における断面図。 第2の実施形態の金型を示す要部拡大断面図。 各試験例及び各比較例のヒケ量を示すグラフ。 (a)から(f)は従来の金型を用いたドアピラーガーニッシュの製造工程を示す要部拡大断面図。
符号の説明
11…樹脂成形品としてのドアピラーガーニッシュ、12…基材、13…塗膜、16…金型、17…雄型、17a…成形面としての雄型成形面、18…第1雌型、19…第1キャビティ、21…押出部材としての押出ピン、22…係止部としての係止鍔部、22a…先端面としての上端面、22b…基端面としての下端面、22c…側面としての外周面、24…係止凹部、25…第2雌型、26…第2キャビティ、31…押出部材としての傾斜コア。

Claims (8)

  1. 雄型と、雌型と、雄型から樹脂成形品を押出すための押出部材とを備え、
    前記押出部材の先端部に係止部を設け、係止部の先端面が雄型の成形面を構成するとともに、係止部の基端部が雄型の成形面に凹設された係止凹部に係止されるように構成し、
    前記係止部は、先端面と、基端面と、先端面及び基端面の端縁間を繋ぐ側面とを有する形状に形成されていることを特徴とする金型。
  2. 前記押出部材は雄型と雌型との型開き方向に突出するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の金型。
  3. 前記係止部の基端面を同係止部の先端面に沿って延びる平面と平行をなすように形成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の金型。
  4. 前記押出部材の側部に一対の係止部を設けるとともに、両係止部は押出部材を挟んで対向位置に設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の金型。
  5. 前記係止部を押出部材の側部全体にわたって設けたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の金型。
  6. 前記係止部の先端面と基端面との間の厚みを10〜20mmに設定したことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の金型。
  7. 前記係止部の基端面は押出部材の側部から0.5〜5mm外側方に突出するように形成されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の金型。
  8. 前記樹脂成形品を熱可塑性樹脂材料からなる基材の表面に熱硬化性樹脂材料からなる塗膜が形成された型内塗装成形品とするとともに、前記雌型を第1雌型及び第2雌型から構成し、
    前記雄型及び第1雌型を型締めすることにより前記基材を成形する第1キャビティが形成され、前記雄型及び第2雌型を型締めすることにより前記基材の表面に塗膜を成形する第2キャビティが形成されるように構成されていることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の金型。
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