JP2005160097A - 光サブネットを有する光リングネットワーク及び方法 - Google Patents

光サブネットを有する光リングネットワーク及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 受動的な付加/削除ノードのネットワーク(NW)における保護切換機能を与えるために、選択的な信号再生成及び信号波長変換の機能を有する光リングNW及び方法を提供すること。
【解決手段】 本方法は、第1の光NWからのトラフィックを第2の光NWに受動的に付加する。本方法は、第1のNWに結合されたノードにおいて、第1のNWの光リングから進入トラフィックを受信し、トラフィックの第1及び第2の複製を生成し、トラフィックの第1及び第2の複製を受動的に転送し、トラフィックの第2の複製を実質的に等しい複数の複製に分割し、トラフィックの第2の複製の少なくとも1つを、1以上の波長成分に選別する。更に、トラフィックの第2の複製の1以上の波長成分の信号を、第2のNWに結合されたノードに選択的に転送し、該ノードにおいて、1以上の波長で転送された信号を受信し、1以上の波長で転送された信号を、第2のNWの光リングに付加する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、一般に光伝送システムに関し、特に光サブネットを有する光リングネットワーク及び方法に関する。
テレコミュニケーションシステム、ケーブルテレビジョンシステム及びデータ通信ネットワークは、遠隔した地点間で大量の情報を速やかに搬送するために光ネットワークを利用する。光ネットワークでは、情報は、光信号の形式で光ファイバを介して搬送される。光ファイバは、非常に低損失で長距離にわたって信号を伝送することの可能な細いガラス線より成る。
光ネットワークは伝送容量を増やすために波長分割多重化(WDM)又は高密度波長分割多重化(DWDM)を利用することが間々ある。WDM及びDWDMネットワークでは、多くの光チャネルが異なる波長で各ファイバにて搬送される。ネットワーク容量は、各ファイバ又はチャネルにおける波長又はチャネル数、又はチャネルのサイズ等に基づく。
WDM及びDWDMネットワークが構築されるトポロジは、そのようなネットワークが使用される範囲を決定する上で重要な役割を演じる。リングトポロジは今日のネットワークで一般的である。WDM付加/削除ユニットは、そのような光リング周辺におけるネットワーク要素として機能する。各ネットワーク要素(ノード)でWDM付加/削除装置を利用することで、複合的な信号全体は、構成するチャネルに完全に分離可能であり、切り替え可能である(付加される/削除される又はそこを通過させる)。
本発明の課題は、受動的な付加/削除ノードのネットワークにおけるプロテクションスイッチング機能を与えるために、選択的な信号再生成機能及び信号波長変換機能を与える素子を有する光リングネットワークを提供することである。
本発明の一態様によれば、第1の光ネットワークからのトラフィックを第2の光ネットワークに受動的に付加する方法が使用され、本方法は、前記第1のネットワークに結合されたノードにおいて、前記第1のネットワークの光リングから進入トラフィックを受信し、トラフィックの第1及び第2の複製を生成し、トラフィックの第1及び第2の複製を受動的に転送し、トラフィックの第2の複製を実質的に等しい複数の複製に分割し、トラフィックの第2の複製の少なくとも1つを、1以上の波長成分に選別する。更に本方法は、トラフィックの第2の複製の1以上の波長成分の信号を、第2のネットワークに結合されたノードに選択的に転送し、該ノードにおいて、1以上の波長で転送された信号を受信し、1以上の波長で転送された信号を、前記第2のネットワークの光リングに付加する。
本発明の別の態様によれば、複数の付加/削除ノード及び複数のゲートウエーノードより成る光ネットワークの光リングにおいて、多重化されたトラフィックを伝送する方法が使用され、本方法は、複数の光信号より成る進入光トラフィックを、光ネットワークの第1のリングに結合された第1の付加/削除ノードにて、それぞれ別個のチャネルで受信し、受信した光トラフィックを、ネットワークの第2の付加/削除ノードに転送し、第2の付加/削除ノードにおいて、受信した光信号の各々に関する第1の複製及び第2の複製を生成する。また、本方法は、受信した信号の各々に関する第2の複製に含まれる信号を多重化信号に多重化し、前記多重化信号に含まれるトラフィックを、受信信号の各々に関する第1の複製に含まれるトラフィックに付加し、多重化信号に含まれる少なくともトラフィックと、受信信号の各々に関する第1の複製に含まれるトラフィックとをネットワーク内のゲートウエーノードに転送する。更に本方法は、多重化信号に含まれる少なくともトラフィックと、受信信号の各々に関する第1の複製に含まれるトラフィックとを含む光信号を、ゲートウエーノードの第1の光カプラで受信する。第1の光カプラはゲートノードで受信した光信号の第1の複製及び第2の複製を転送する。また、本方法は、ゲートウエーノードで受信信号の各々に関する第1の複製に含まれるトラフィックを終端し、多重化信号内のトラフィックを、ゲートウエーノードから、ネットワーク内の別のノードに転送する。
本発明の1以上の態様による技術的な利点は、改善された光リングネットワークを提供することを含む。特定の態様では、そのようなネットワークは1つの光リングネットワークの付加/削除ノード又はゲートウエーを含んでもよく、それは、他の光リングネットワークに接続された付加/削除ノード又はゲートウエーに結合され、あるネットワークから別のネットワークへトラフィックを受動的に付加/削除することを可能にする。
一態様による別の技術的利点は、複数の光信号に含まれるトラフィックを単独の光信号に多重化することの可能な光リングネットワークを提供し、波長のリソースがネットワーク上で節約されるようにする機能である。
本発明による様々な態様は、列挙された技術的利点の全部又は一部を含んでもよいし、全く含まなくてもよいことが理解されるであろう。更に、本発明に関する他の技術的利点は、詳細な説明、図面及び特許請求の範囲から当業者に速やかに明白になるであろう。
図1は本発明の一実施例による光ネットワーク10を示すブロック図である。本実施例では、ネットワーク10は光リングである。光リングは、適切であるように、単独の、単方向のファイバ、単独の、双方向のファイバ又は単一若しくは双方向のファイバの複数個を含んでもよい。図示の例では、ネットワーク10は一対の単方向のファイバを含み、その各々は反対方向にトラフィックを伝送し、具体的には第1のファイバはリング16であり、第2のファイバはリング18である。リング16,18は複数の付加/削除ノード(ADN)12及び光ゲートウエー14を接続する。ネットワーク10は光ネットワークであり、多数の光チャネルが共通の経路上で別々の波長/チャネルで搬送される。ネットワーク10は、波長分割多重化(WDM)方式の、高密度波長分割多重化(DWDM)方式の又は他の適切なマルチチャネル方式のネットワークとしてもよい。ネットワーク10は、短距離大都市ネットワーク、長距離都市間ネットワーク若しくは適切な任意のネットワーク又はそれらのネットワークの組み合わせとして使用されてもよい。
図1を参照するに、光情報信号はリング16,18上で異なる方向に伝送される。光信号は、音声の、映像の、文字の、リアルタイムの、非リアルタイムの及び/又は他の適切なデータをエンコードするために変調された少なくとも1つの特性を有する。変調は、位相シフトキーイング(PSK)、強度変調(IM)及び他の適切な方法に基づいてなされてもよい。
図示の例では、第1のリング16は時計回のリングであり、トラフィックは時計回りの方向に伝送される。第2のリング18は反時計回のリングであり、トラフィックは反時計回りの方向に伝送される。ADN12はリング16,18へトラフィックを受動的に付加する及びそこからトラフィックを受動的に除去するようにそれぞれ動作する。特に、ADN12の各々はローカルクライアントからトラフィックを受信し、そのトラフィックをリング16,18に付加する。同時に、AND12はリング16,18からトラフィックを受信し、そのローカルクライアントに宛てられたトラフィックを除く又は落とす。本明細書及び特許請求の範囲を通じて使用されるように、「各々」成る語は、指定される複数の項目の少なくとも1つの部分集合の1つ1つ総てを意味する。トラフィックを付加及び除く際に、ADN12はリング16,18で伝送するためにクライアントからのデータを組み合わせ、及びクライアントのためにリング16,18からのデータのチャネルを除く。トラフィックは、そのトラフィックをローカルクライアントへの送信に利用可能にすることによって、除かれてもよい。そして、トラフィックは除かれ、リング上で更に巡回し続ける。ADN12はトラフィックのチャネル間隔によらずリング16,18上でトラフィックを通信し、ADN12にて「柔軟性のある」チャネル間隔を提供する。本願における「受動的に」なる語は、力、電気及び/又は部品の移動なしにチャネルの付加又は除去を行うことを意味する。能動的な装置は、処理を行うために力、電気及び/又は部品の移動を利用する。本発明の特定の実施例では、トラフィックは、伝送リングにおけるマルチプレクス/デマルチプレクスなしに及び/又はリングにおける信号の一部を分離することなしに、分離/合成によりリング16,18へ受動的に加えられ及び/又はそこから除かれてもよい。
リング16,18及びADN12は、二次的なネットワーク即ち「サブネット」20,22,24に分割され、サブネットはサブネット境界を形成するゲートウエー14を備える。サブネットはリング上の複数ノードの部分集合として定められ、その波長は互いに分離されず、サブネット内のノードからトラフィックストリームを構成するが、その波長は、宛先ノードへ達するためにサブネットを通過する、そこへ入る又はそこから出るトラフィックストリームを伝送する波長の部分を除いて(少なくとも通常動作期間の間)、リング上の他のノードからのトラフィックストリームから分離されている。ゲートウエーは、宛先ADNに到達したサブネットからのトラフィックチャネル(反対方向にそれらの宛あきノードに到達した又はするであろうものを含む)を決定するように、且つそれらの宛先ADNに到達してないサブネットからのトラフィックチャネルを転送するように動作してもよい。ゲートウエー14に関する更なる詳細は図4Aに関連して後述される。
各サブネット内で、トラフィックはリング16,18に対して受動的に付加され及び除かれ、チャネル間隔はフレキシブルであり、ノードは、サブネット内のノードに及びそこから信号を送信及び受信することが自由である。そのようなトラフィックは「イントラ−サブネットトラフィック」と言及されてもよい。トラフィックの他の部分−「インターサブネットトラフィック」は他のサブネット内のノードに及びそこから伝搬する。そのようなインターサブネットトラフィックは、2つのサブネットの少なくとも一部の中を伝搬又は進行する。イントラサブネットトラフィックストリームは、それが伝搬するサブネット内でのみ波長/チャネルを利用するので、1つのサブネット内のイントラサブネットトラフィックに使用される波長/チャネルは、別のサブネット内で別のトラフィックチャネルストリームによって使用される可能性があってもよい。このように、個々のサブネット内でフレキシブルなチャネル間隔を維持しつつ、ネットワークの全体的な容量が増やされる。
波長、電力及び品質のパラメータのような信号情報は、ADN12にて及び/又は中央制御システムによって監視されてもよい。ADN12は、回線切断その他の割り込みの際に、リング16,18の一方又は双方で回路保護機能を提供してもよい。光監視チャネル(OSC)が、互いに通信するために及び制御システムと共にノードによって使用されてもよい。特定の実施例では、図5乃至7に関して以下に詳細に説明されるように、ネットワーク10は単方向光経路スイッチングリング(OUPSR)ネットワークでもよく、第1ADN12から第2ADN12へ送信されたトラフィックは、リング16,18の双方によって第1ADN12から第2ADN12へ通知される。第2ADN12は、第2ノードが、リング16,18を通じて到着するトラフィックを選択可能にする要素を含み、リングからのトラフィックをローカルクライアントに転送し、より低いビットエラーレート(BER)、より高い電力レベル及び/又は他の適切且つ望ましい性質を有するようにする。或いは、そのような要素は、1以上の動作特性に関して選択されたレベルをトラフィックが下回る/上回らない限り、指定されたリングからトラフィックを選択してもよい(この場合に、他のリングからのトラフィックが選択されてもよい。)。そのような双方向の信号を利用することは、回線遮断や、リング16,18の他の部分に不具合がある場合に、リング16,18の少なくとも1つで第1ADN12から第2ADN12へのトラフィックを取得することを可能にする。
他の実施例では、ネットワークは光共用経路プロテクションリング(OSPPR)ネットワークとしてもよく、リング16,18の一方が、他方のリング16又は18における通信が中断された際に、バックアップ通信又は保護経路として使用されてもよい。そのようなバックアップ容量が使用されない場合には、他のプリエンプタブルトラフィックを通知し、そのような態様におけるネットワーク10の容量増加を図る。そのようなOSPPRプロテクション法は、図8−10に関連して後に詳細に説明される。
波長割当アルゴリズムは、波長再利用度を最大化し、及び/又は発見的に(heurisically)波長を割り当てる。例えば、発見的な割当は、イントラサブネット(同一サブネット内の進入ノード及び進出ノード)光経路総てに、最も低い利用度の波長を割り当てる。一方、インターサブネット光経路(その件に関し、その進入及び進出ノードは異なるサブネット又は異なるリングにある)は、可能な最高の波長に割り当てられてもよい。これは、静的な負荷の均衡を図る機能を与え、リング内で必要とされる正味のトランスポンダカードの種類の数を減らすことができる。
一実施例では、各サブネットは、波長資源を良好に利用するように割り当てられ、光ネットワークに実質的に等しい波長チャネル容量を有する。一実施例におけるこの文脈による「実質的に等しい」は、サブネットが、他のサブネットから分離され且つイントラサブネットに使用可能な波長の80%を有することを意味してもよい。他の実施例における実質的に等しいは、90パーセントその他の適切な割合を意味してもよい。
ネットワークはノード毎の帯域利用度に基づいて複数のサブネットに分割されてもよい。例えば、ネットワークは、特定数のノード、ネットワークの(帯域の観点からの)最大容量及びノード当たりの典型的な容量を有してもよい。全帯域が完全に消費される場合又はサブネットの帯域が次のノードの追加により過剰な帯域を生じるようである場合に、帯域は各ノードに分配され、及び第1のサブネットが構築される。このプロセスは、各ノードが可能なサブネット内に配置されるまで反復される。
図2Aは、本発明の一実施例による図1のADN12の詳細を示すブロック図である。図2を参照するに、ADN12は、反時計回りの伝送要素50aと、時計回りの伝送要素50bと、反時計回りの分配/合成要素80aと、時計回りの分配/合成要素80bと、残りの要素110とを有する。一実施例では、要素50,80,110及び要素内の部品は、光ファイバリンクと共に相互接続されてもよい。他の実施例では、各部品は部分として実現され、或いは平面ウエーブガイド回路及び/又は自由空間光学素子として実現されてもよい。適切ないかなる接続も代替的に使用されてもよい。更に、ADN12の要素の各々は、ADN12のカード棚内の1以上の個別のカードとして実現されてもよい。カード棚に関する例示的なコネクタ70は、図2Aに示される。コネクタ70は、不具合のある部品に関する効率的且つコスト効果的な置き換えを可能にする。追加的な、異なる及び/又は他のコネクタがADN12の一部として設けられてもよいことが理解されるであろう。
伝送要素50は、リング16,18の「ライン上に」設けられる。伝送要素50は、単独の付加/削除カプラ60又は複数の付加/削除カプラ60から構成され、カプラはトラフィックに対する受動的な付加及び削除を可能にする。図示の例では、伝送要素50の各々は、単独の付加/削除カプラ60を含む。或いは、別個の削除カプラ及び付加カプラが用意され、カプラの一方が不具合の場合に他方のカプラが依然として付加又は削除を行えるようにしてもよい。カプラ60が説明されたが、適切な他のいかなる光スプリッタが使用されてもよい。本説明及び特許請求の範囲に関し、「カプラ」、「スプリッタ」及び「合成器」なる語は、1以上の入力光信号を受信し、単数又は複数の入力光信号を1以上の光出力信号に分割又は合成する任意の装置をそれぞれ含むように理解されるべきである。伝送要素50は、更に、各要素の進入及び進出の端部におけるOSCフィルタ66と、進入OSCフィルタ66a及び進出OSCフィルタ66bの間における増幅器64とを備える。増幅器64は、エルビウムのドープされたフィルタ増幅器(EDFA)又は他の適切な増幅器から構成されてもよい。OSCフィルタ66は、薄膜タイプ、ファイバ回折格子その他の適切な形式のフィルタから構成されてもよい。
分配/合成要素80はそれぞれドロップ信号スプリッタ82及び付加信号合成器84から構成されてもよい。スプリッタ82は、1つの光ファイバ進入リードと、ドロップリード86として機能する複数の光ファイバ進出リードとを有してもよい。複数のドロップリード86は、1以上のフィルタ100に接続され、1以上のフィルタは1以上のドロップ光受信機102に接続されてもよい。4つのドロップリード86が備わる特定の実施例では、スプリッタ82は2×4個の光カプラを有し、1つの進入リードはそこで終端され、他の進出リードはファイバセグメントによってカプラ60に結合され、4つの進出リードはドロップリード86として使用される。図示の例は4つのドロップリード86を示しているが、以下に更に詳細に説明されるように、適切な任意数のドロップリード86が実現さてもよいことが理解されるべきである。
合成器84は、同様に、付加リード88として機能する複数の光ファイバの進入リードと、1つの光ファイバ進出リードを有するカプラから構成される。付加リード88は、1以上の付加光送信機104に接続されてもよい。4つの付加リード88が実現される特定の実施例では、合成器84は2×4個の光カプラを有し、4つの進入リードはそこで終端され、1つの進出リードはファイバセグメントを通じてカプラに結合され、4つの進入リードは付加リード88として使用される。図示の例は4つの付加リード88を示しているが、以下に更に詳細に説明されるように、適切な任意数の付加リード88が実現されてもよいことが理解されるべきである。ADN12は更に反時計回りの付加ファイバセグメント142と、反時計回りの削除ファイバセグメント144と、時計回りの付加ファイバセグメント146,時計回りの削除ファイバセグメント148とを有し、それらはカプラ60をスプリッタ82及び合成器84に接続する。
管理要素110は、OSC受信機112と、OSCインターフェース114と、OSC送信機116と、要素管理システム(EMS)124とを有してもよい。また、ADN12は、OSCファイバセグメント150,152,154,156を有し、それらは管理要素110を進入及び進出OSCフィルタ66に接続してもよい。OSC受信機112、OSCインターフェース114及びOSC送信機116一式の各々は、ADN12内のリング16,18の1つに対するOSCユニットを構成する。OSCユニットはEMS124に関するOSC信号を受信及び送信する。EMS124はネットワーク管理システム(NMS)126に通信可能に接続されてもよい。NMS126は、ADN12内にあってもよいし、別のノード内に又はADN12全体に対して外部にあってもよい。
EMS124及び/又はNMS126は、ネットワーク10に関する、ネットワーク及び/又はノードの監視、不具合検出、プロテクションスイッチング、及びループバック又はローカルな検査機能を実行するために媒体内でエンコードされたロジック(論理内容)から構成されてもよい。ロジックは、ディスクその他のコンピュータ読み取り可能な媒体にてエンコードされたソフトウエアから構成されてもよいし、及び/又は特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)若しくは他のプロセッサやハードウエア内でエンコードされた命令から構成されてもよい。EMS124及び/又はNMS126の機能は、ネットワークの他の要素によって実行されてもよいし、及び/又は分散化若しくは集中化されてもよいことが、理解されるであろう。例えば、NMS126の動作は、ノード12a及び/又は14のEMS124に分散されてもよいし、独立した個別の素子としてのNMS126は省略されてもよい。同様に、OSCユニットは、NMS126及び省略されたEMS124と直接的に通信してもよい。
動作時にあっては、伝送要素50は、リング16,18にトラフィックを受動的に付加し、リング16,18からトラフィックを受動的に除くように動作する。伝送要素50は、更に、リング16,18にOSC信号を受動的に付加する及びそこからOSC信号を受動的に除くよう動作する。より具体的には、各OSC進入フィルタ66aは、各自のリング16,18からの進入光信号を処理する。OSCフィルタ66aは、光信号からOSC信号をフィルタリング(選別)し、そのOSC信号を各自のOSC受信機112に転送する。各OSCフィルタ66aは、残りの伝送光信号を関連する増幅器64に転送する又は通過させる。増幅器64は信号を増幅し、その信号を関連するカプラ60に転送する。
各カプラ60は、増幅器64からの信号を概して等しい2つの信号に受動的に分割する:それらは、進入OSCフィルタ66bに転送される通過信号(以下に説明されるように、後に付加トラフィックと合成される)と、関連する分配/合成要素80に転送されるドロップ信号とである。分割された信号は複製(コピー)であり、それらは電力及び/又はエネルギーレベルは異なるかもしれないが、内容的には同じ又は実質的に等しい。カプラ60の各々は、通過信号と付加信号とを合成し、付加信号は関連する分配/合成要素80からの付加トラフィックを有する。合成された信号は、カプラ60から関連するOSC進出フィルタ66bに転送される。カプラ60は付加及び削除の双方を実行し、それらが低損失且つ簡易であるようにする。カプラ60に不具合が発生した場合に、カプラの置換は付加及び削除の双方に影響を及ぼす。これを回避するために、単独のカプラ60を使用する代わりに、ドロップカプラ及び付加カプラがカスケード式に(又は縦属的に)接続されてもよい。
OSC進出フィルタ66bは、関連するOSC送信機116からのOSC信号を、合成された光信号に付加し、ネットワーク10の関連するリング16又は18に、進出伝送信号として新たな合成信号を転送してもよい。付加されたOSC信号は、ローカルに生成されたデータでもよいし、或いはEMS124によって転送された受信OSCデータでもよい。
カプラ60に転送される前に、(ローカルクライアント若しくは加入者からの、他のネットワークからの又は適切な他の任意のソースからの)ローカルに導出された付加トラフィックは、1以上の光送信機104から、分配/合成要素80にて受信される。1以上の光送信機104は、手動可変光減衰器のような、送信機104からの光出力電力を調整する1以上の素子を含んでもよい。リング18に付加されるトラフィックは分配/合成要素80aにて受信され、リング16に付加されるトラフィックは分配/合成要素80bにて受信される。これら受信された信号は、監視内容として使用可能である。別個の光送信機104が、トラフィックがADN12にて付加される波長/チャネルの各々について使用されてもよい。更に、各付加リード88は、異なる波長/チャネルに関連付けられてもよい。従って、トラフィックが特定のADN12にて付加されることが望まれる個々のチャネルの各々について、送信機104及び付加リード88の組み合わせが存在してもよい。各リング16,18について4つの付加リード88が図示されているが(4つの送信機104は明示的には示されていないが)、適切な任意数の光送信機104及び関連する付加リード88が使用されてもよいことが、理解されるであろう。
特定の分配/合成要素80に関連する1以上の送信機104からの付加トラフィックは、関連する合成器84で受信される。合成器84は、(適切であるならば)複数の送信機104からの信号を合成し、関連するリング16又は18に付加するために、合成された付加信号を関連するカプラ60に転送する。上述したように、この付加トラフィックは、転送されたトラフィックとカプラ60にて合成される。合成器84は、カプラ、マルチプレクサその他適切ないかなる装置でもよい。
図示の例では、各分配/合成要素80に関連するような、別個の光送信機104が示されている。そのような態様では、リング16,18の各々を介して異なる信号が通信されてもよい。例えば、第1信号がADN12のリング16にて特定のチャネル/波長に付加され、全体的に異なる信号がADN12によりリング18の同じチャネル/波長に付加可能である。これが可能であるのは、チャネル/波長の各々が、各分配/合成要素80にて関連する光送信機104を有するからである。以下に説明されるように、そのような特徴は、OSPPRネットワークを提供する場合に特に有益である。
しかしながら、以下に更に詳細に説明されるように、OUPSRネットワークを提供する場合には、典型的には同一のトラフィックチャネルが、リング16及びリング18の双方においてAND12から付加される。この重複的なトラフィックは、誤り保護機能を与えるように使用される。そのような例では、光送信機104の2つの別個の組は不要である。その代り、分配/合成要素80a,80bは送信に104の一組を共用できる。そのような場合には、特定の光送信機104によって生成される付加信号(特定のチャネル/波長における付加信号)は、分配/合成要素80a及び/又は分配/合成要素80bの双方の合成器84に通知されてもよい。従って、同一のトラフィックがADN12によりリング16,18に付加される。
上述したように、リング16又は18にてローカルに宛てられたトラフィックは、カプラ60を用いて、関連する分配/合成要素80に落とされる。落とされるトラフィック(ドロップトラフィック)は、分配/合成要素80のスプリッタ82で受信され、スプリッタ82は落とされる信号を概ね等しい複数の信号に分割し、ドロップリード86を通じて各信号を光受信機102に転送する。特定の実施例では、光受信機102で受信された信号は、関連するフィルタ100で選別される。フィルタ100は、各フィルタが様々なチャネルで関連する受信機102に転送可能にするように実現される。フィルタ100は、(音響−光チューナブルフィルタのような)チューナブルフィルタその他の適切なフィルタでもよいし、受信機102はブロードバンド受信機その他の適切な受信機でもよい。そのような態様は、特定のリング16又は18に関連する各受信機が、異なる波長で受信すること及びその波長で送信された情報を適切なクライアントに転送することを可能にする。フィルタ100を通過する落とされた信号は、信号の再生成なしに(信号がそのような再生成を要しないならば)、クライアントに光学的に転送可能である。
上述したように、ADN12は要素管理システムも提供する。EMS124はADN12内の総ての要素を監視及び/又は制御する。特に、EMS124は、そのリングに関連するOSC受信機112により電気的な形式で各リング16,18からOSC信号を受信する(OSC受信機112はOSCフィルタ66aを通じて信号を得る。)。EMS124は信号を処理し、その信号を転送し及び/又はその信号をループバックする。例えば、EMS124は、電気信号を受信するよう動作し、OSC送信機116及び/又はOSCフィルタ66bを通じてOSC信号をリング16又は18の次のノードに再送信し、適切であるならば、付加するノード固有誤り情報又は他の適切な情報をOSCに再送信する。
一実施例では、ADN12内の各要素は、それ自身を監視し、不具合又は他の問題が生じたときに、EMS124への警報信号を生成する。例えば、ADN12内のEMS124は、ADN12内の要素及び部品からの1以上の様々な種類の警報を受信してもよい:その警報は、増幅器光損失(LOL:loss−of−light)アラーム、増幅器装備アラーム、光受信機装備アラーム、光送信機装備アラームその他のアラームである。不具合によっては複数の警報が作成される。例えば、ファイバの切断は、各隣接ノードで増幅器LOLアラームを生成し、且つ光受信機から誤りアラームも生成される。ADN12内の適切なファイバセグメント及びEMS124に通信可能に接続された光スペクトラムアナライザ(OSA)を用いて、EMS124はEMS124内の光信号の波長及び/又は電力を監視してもよい。
NMS126は、総てのノード12,14から誤り情報(エラー情報)を収集し、警報を分析し、不具合の種類及び/又は場所を判別するように動作する。不具合の種類及び/又は場所に基づいて、NMS126はネットワーク10に必要とされる保護スイッチング動作を決定する。プロテクションスイッチング動作は、ノード12,14内のEMSに命令を発行することで、NMS126によって実行される。
エラーメッセージは、不具合の装置を置換することで修復される装備不具合を示す。例えば、光受信機又は送信機の不具合は、光受信機装備アラーム又は光送信機装備アラームの契機をそれぞれ与え、必要に応じて光受信機及び送信機が置換される。
受動的ADN12が説明されてきたが、特定の実施例では、ネットワーク10は、能動的なノード、受動的なノード、能動的及び受動的なノードの組み合わせを含んでもよい。ノードは、それらが何らの光スイッチ、切替可能な増幅器その他の能動素子を含まない受動的なものでもよい。ノードは、それらが光スイッチ、切替可能な増幅器その他の能動素子を伝送要素内又はノード内に含む能動的なものであってもよい。受動的なノードは、より簡潔であり、安価である。
図2Bは、本発明の他の実施例による、図1のADN12の別の態様によるADN12の詳細を示すブロック図である。図2Bに示されるADN12は、図2BのADN12が反時計回りの伝送要素52a及び時計回りの伝送要素52bより成り、それら各々がサブバンド阻止フィルタ65を含む点を除いて、図2Aに示されるADN12と実質的に同様である。サブバンド阻止フィルタ65は、伝送要素52を通過するものから、光トラフィックの特定のサブバンド(帯域)を阻止する。サブバンドはネットワークの帯域の一部である。各サブバンドは、0個、1個の又は複数個のトラフィックチャネルを搬送してもよい。トラフィックチャネルはサブバンド内でフレキシブルに離されてもよい。阻止されないサブバンドに含まれるトラフィックは、ネットワークの他の要素に伝送される。そのように通過したトラフィックは、ネットワーク内の他のノードでは阻止されるかもしれない。阻止フィルタ65による特定のサブバンドの阻止機能は、そのサブバンドのトラフィックが、ネットワークで通信されるサブバンド内のトラフィックと干渉せずに、ADN12にて付加及び除去されるのを可能にする。
図3は、本発明の一実施例による、図2AのADN12又は図2BのADN112の光カプラ60の詳細を示すブロック図である。以下、ADN12による参照は、ADN12及びADN112の双方に適用可能であるとする。本実施例では、光カプラ60は、2つの入力及び2つの出力を有するファイバカプラである。他の実施例では、光カプラ60は、ウエーブガイド回路及び/又は自由空間光学素子と共に、全部又は一部にて組合わせられてもよい。カプラ60は1以上の任意数の適切な入力及び出力を含んでもよいし、カプラ60は出力より多くの入力を有する或いは入力より多くの出力を有してもよいことが理解されるであろう。
図3を参照するに、光カプラ60は、メインボディ(本体)180、第1進入セグメント182、第2進入セグメント184、第1進出セグメント186及び第2進出セグメント188から構成される。第1進入セグメント182及び第1進出セグメント186は、第1の連続的な光ファイバを構成する。第2進入セグメント184及び第2進出セグメント188は、第2の連続的な光ファイバを構成する。本体180、セグメント182,184,186,188以外は、ジャケット(カバー)、クラッディング及びコアファイバから構成される。ジャケット及びクラッディングが外された本体180の内側では、コアファイバがより合わせられ或いは共に結合され、第1及び第2の連続的な光ファイバの間で信号の光信号及び/又はエネルギの伝送を可能にする。このように、光スプリッタ/カプラ60は、進入セグメント182,184から到来する光信号を受動的に合成し、合成された信号を進出セグメント186,188を通じて受動的に分割及び転送する。複数の信号は合成され、合成された信号は、合成してその後に合成信号を分割することで、又はファイバ間でエネルギを伝達することによって信号を同時に合成及び分割することで、分割される。このように、光スプリッタ/カプラ60は、主要なストリームラインにおけるチャネルスペーシングに何らの制限も与えずに、フレキシブルなチャネル間隔設定機能を与える。特定の実施例では、カプラは−55dB以上の方向性を有する。挿入損失の波長依存性は、100nmの範囲内で約0.5dBより小さい。50/50カプラに対する挿入損失は、約−3.5dBより小さい。
図4Aは、本発明の一実施例による図1のネットワークの光ゲートウエー14の詳細を示すブロック図である。上述したように、ゲートウエー14は、隣接するサブネット間に設けられてもよいし、隣接するサブネットの境界を形成してもよい。ゲートウエー14は、適切ないかなるノード、複数のノード又は1以上のノードの要素でもよく、リングの1以上の方向におけるノード間で又は他の適切なネットワーク形態で、チャネル(又はチャネル群)を選択的に隔離する又は露出するように構築可能である。特定の実施例では、そのようなチャネル(又はチャネル群)の各々における信号について、ゲートウエー14は、非変更の信号を通過させ、信号を再生成し、又は信号の波長を再生成及び変換してもよい。
図4Aを参照するに、ゲートウエー14は、反時計回りの伝送要素200a及び時計回りの伝送要素200bを含む。伝送要素200はそれぞれマルチプレクサ/デマルチプレクサ(mux/demux)ユニット214より成る。Mux/demuxユニット214は、それぞれ、デマルチプレクサ206、マルチプレクサ204及びスイッチ素子から構成され、スイッチ素子は、スイッチ210の配列から構成される、或いはトラフィックチャネル(又は一群のチャネル)を選択的に転送又は終端するよう動作する他の要素から構成される。特定の実施例では、マルチプレクサ204及びデマルチプレクサ206は整列したウエーブガイドより成る。他の実施例では、マルチプレクサ204及びデマルチプレクサ206は、ファイバブラッグ回折格子、薄膜サブバンド(波長/チャネル全体の部分集合である一群の波長/チャネル)マルチプレクサ/デマルチプレクサその他適切ないかなる装置から構成されてもよい。mux/demuxユニット214がサブバンドmux/demuxより成る場合には、ユニット214はサブバンドを阻止又は転送するよう動作する。スイッチ210は、1×2の又は他の適切なスイッチ、光相互接続部、又は他の適切な素子から構成されてもよく、その素子はデマルチプレクスされた(分離された)トラフィックチャネルを転送又は終端するよう動作する。Mux/demuxユニット214は、代替的に、個々の複数のチャネル又はチャネル群を選択的に阻止又は転送ように集合的に動作する他のいかなる素子から構成されてもよい。
ADN12と同様に、ゲートウエー伝送要素200は、カプラ60、増幅器64,OSCフィルタ66及びコネクタ70を有する。図示の例では、カプラ60aは、mux/demux214の各々に先立って設けられ、カプラ60bはmux/demux214の各々の後に設けられている。カプラ60aは、プリ・アンプ64aからの信号を概して等しい2つの信号に受動的に分割し、それらは:mux/demux214に転送される通過信号と、関連する信号再生成要素220に転送されるドロップ信号である。分割された信号は、内容的には実質的に同様であるが、電力レベルが異なっていてもよい。カプラ60bは、mux/demux214からの信号を、各信号再生成要素220からの信号と受動的に合成する。合成された信号は、カプラ60bからポスト・アンプ64bに転送される。
伝送要素200は、ADN12の伝送要素50と同様に、リング16,18に及びそこからOSC信号を付加及び削除を受動的に行うよう動作する。より具体的には、各伝送要素200はOSC進入フィルタ66aを含み、進入フィルタは、各自のリング16又は18から到来する光信号を処理する。各OSCフィルタ66aは、光信号からOSC信号をフィルタリング(選別)し、OSC信号を各自のOSC受信機112に転送する。各OSCフィルタ66aは、残りの光伝送信号を関連するプリアンプ64aに転送する又は通過させる。プリアンプ64aは、信号を増幅し、その信号を関連するカプラ60aに転送する。
伝送要素200はそれぞれOSC進出フィルタ66bをも含み、OSC進出フィルタは、関連するOSC送信機116からのOSC信号をポストアンプ64bからの光信号に付加し、合成された信号を、進出伝送信号として、ネットワーク10の関連するリング16又は18に転送する。付加されるOCS信号は、ローカルに生成されたデータでもよいし、ローカルEMS124により伝送され受信されたOSCデータでもよい。
信号再生性素子220はそれぞれスプリッタ222及び合成器224を含む。ADN12のスプリッタ82と同様に、スプリッタ222は、1つの光ファイバ進入リードと、ドロップリード226として機能する複数の光ファイバ進出リードとを有するカプラより成る。1以上のドロップリード226はそれぞれフィルタ230に接続され、フィルタは光トランスポンダ232に接続される。同様に合成器224は1つの光ファイバ進出リードと、付加リード228として機能する複数の光ファイバ進出リードとを有するカプラより成る。1以上の付加リード228はそれぞれ光トランスポンダ234に接続される。1以上の光トランスポンダ234は、手動可変光減衰器のような、トランスポンダ234からの光出力を調整する1以上の素子を含んでもよい。トランスポンダ232,234はスイッチ236を通じて結合され、スイッチは、トランスポンダ232から送信された信号をトランスポンダ234へ転送し、又はその信号を終端する。
図示の例は4つのドロップリード226及び4つの付加リード228を示すが、以下に更に詳細に説明されるように、適切な任意数のドロップリード226及び付加リード228が実現されてもよいことは理解されるであろう。ゲートウエー14は、反時計回りの付加ファイバセグメント242、反時計回りのドロップファイバセグメント244、時計回りの付加ファイバセグメント246及び時計回りのドロップファイバセグメント248から更に構成され、それらはカプラ60a,60bをスプリッタ222及び合成器224に結合する。
図2に関して上述されたように、ADN12と同様に、ゲートウエー14は管理要素110より成り、管理要素は、OSC受信機112、OSCインターフェース114、OSC送信機116及び(NMS126に結合される)EMS124から構成される。EMS110は、図2を参照しながら説明されたように、OSCファイバセグメント150,152,154,156を通じて伝送要素200に接続される。
動作時にあっては、各伝送要素200は、複数のチャネルより成る光信号を、各自のリング16又は18から受信する。OSCフィルタ66aは、上述したように光信号からOS信号を選別し、残りの光信号は増幅器64aに転送され、その増幅器は信号を増幅してそれをカプラ60aに転送する。カプラ60aは、増幅器64からの信号を概して等しい2つの信号に受動的に分割し、それらは:mux/demuxユニット214に転送される通過信号と、関連する信号再生成要素220に転送されるドロップ信号である。分割された信号は内容的には実質的に同様であるが、パワーレベルが異なっていてもよい。
mux/demuxユニット214のデマルチプレクサ206は、カプラ60aからの光信号を受信し、その信号を構成するチャネルにデマルチプレクス(分離)する。スイッチ210は各チャネルを選択的に終端させ或いはマルチプレクサ204に選択的に転送する。以下に説明されるように、サブネット及び関連する保護手法を実現するために、チャネルは選択的に終端又は転送される。スイッチ210によって転送されるチャネルは、マルチプレクサ204によって受信され、マルチプレクサは受信したチャネルをWDM光信号に多重化し、その光信号をカプラ60bに転送する。
信号再生成要素220のスプリッタ222もカプラ60aからの光信号を受信する。スプリッタ222はドロップ信号を複数の概ね等しい信号に分割する。これらの1以上の信号は、ドロップリード226を通じて光ファイバ230にそれぞれ転送される。各ドロップリード226は関連するフィルタ230を有していてもよく、そのフィルタは特定の波長/チャネル(又は一群の波長/チャネル)のみを転送することを可能にする。フィルタ230は、異なるチャネル(選別されたチャネル)を関連するトランスポンダ232に各フィルタが転送することを可能にするように実現されてもよい。そのような態様は、特定の信号再生成要素220に関連するトランスポンダ232の各々が、異なる波長を受信することを可能にする。このことは、選択された波長がトランスポンダ232に転送されることを可能にし、もし適切であるならば、そのように選別された波長の各々が別々に取り扱われることを可能にする。
トランスポンダ232の各々は、光信号を受信する受信機と、光信号を電気信号に変換する変換器と含む。また、各トランスポンダは、電気信号を光信号に変換する送信機も含む。光信号のそのような光−電気−光の変換は、信号を再生成する。或いは、受信信号が受信機から送信機へ電気的に通知される場合には、トランスポンダ232,234は単独の受信機及び単独の送信機でそれぞれ置換されてもよい。光信号が、発信ノードから宛先ノードまでの比較的長い距離を伝搬する必要がある場合に、再生成が必要とされる或いは望まれる。信号のパワーはリング16又は18を伝搬するにつれて減少するので、使用できない又は望まれない程度に信号を劣化させるくらいに伝搬距離が非常に長いならば、信号再生成が必要になる。単なる例示として、大都市ネットワークでは、信号が約100キロメートル伝搬した後に、信号再生成が望まれるかもしれない。
図示の例では、再生された光信号はトランスポンダ232からスイッチ236に転送され、そのスイッチは各トランスポンダ232及び関連するトランスポンダ234の間に位置している。スイッチ236は、関連するトランスポンダ232から到来する光信号を選択的に終端させ、或いはその信号を関連するトランスポンダ234へ転送する。トランスポンダ234は受信機及び送信機を含み、トランスポンダ234へ転送された信号は、トランスポンダ232と同様に、光−電気−光変換される。特定の実施例では、トランスポンダ234は送信機を含み、その送信機は信号が送信される波長/チャネルを変更する。そのような波長/チャネルを利用することは、以下に更に詳細に説明される。
トランスポンダの「一式(セット)」(トランスポンダ232及びトランスポンダ234)が描かれているが、ある実施例ではそのようなセットが単独のトランスポンダで置き換えられてもよい。そのような単独のトランスポンダは、信号再生成及び波長変換の双方を実行してもよい。更に、単独のトランスポンダが使用される場合には、スイッチ236はトランスポンダの受信機及び送信機の間に設けられてもよいし、或いは何らのスイッチも使用されなくてもよい。更に、任意数のドロップリード226及び付加リード228並びに関連するトランスポンダ232,234が使用されてもよい。そのようなリード及びトランスポンダセット(又は個々のトランスポンダ)の数は、リング16,18を通じて通信される光信号の波長/チャネルの数に依存して変化してもよく、その波長/チャネルは、それにより再生成又は波長変換が実行されるものである。
選択された波長/チャネルに関する再生成及び/又は波長変換を実行した後に、そのような波長/チャネルは、付加リード228を通じて特定の信号再生成要素220のトランスポンダ234から、その信号再生成要素220の合成器224に通知される。合成器224は、トランスポンダ234からの別々の波長/チャネルを合成し、合成された光信号を、関連する伝送要素200のカプラ60bに転送する。
カプラ60bは、関連するmux/demuxユニット214からの光信号を、関連する信号再生成要素220からの光信号と受動的に合成する。合成された信号はカプラ60bから関連するポストアンプ64bに転送され、合成された光信号が増幅される。増幅された光信号はOSC進出フィルタ66bに転送され、そのフィルタは、関連するOSC送信機116からのOSC信号を合成された光信号に付加し、新たに合成された信号を、進出伝送信号として、ネットワーク10の関連するリング16又は18に転送する。付加されるOSC信号は、局所的に生成されたデータでもよいし、EMS124により転送され受信されたOSCデータでもよい。
各リング16,18に関するゲートウエー14における、カプラ60a,60b、mux/demuxユニット214及び信号再生成要素220の結合は、リング16,18のゲートウエー14に到達する光トラフィックに関する柔軟性のある取扱いを可能にする。例えば、トラフィックの特定の波長/チャネルがmux/demuxユニット214を通じて転送され、何らの再生成も波長変換も生じないようにしてもよい。これらの同一の波長は、典型的には、カプラ60aから信号再生成要素220に落とされた光信号から選別される。他の波長の各々は、信号再生成要素220のフィルタ230の1つを通じて転送可能であり、再生成される及び/又は他の波長に変換される。トランスポンダ232に転送されたこれらの波長は、典型的には、mux/demuxユニット214の関連するスイッチ210によって終端される。従って、光信号到来ゲートウエー14の波長の各々は:(1)選択的に通過させられる、(2)(光サブネット領域をそのような他の領域から分離するために)選択的に終端させられる、(3)波長変換なしに再生成される、或いは(4)波長変換と共に再生成される。以下に詳細に説明されるように、サブネット、プロテクションスイッチングその他適切な特徴を提供するために、EMS110は、各波長でそれらの選択肢の1つを実行するように、mux/demuxユニット214及び/又は信号再生成要素220を構築してもよい。
様々な他の実施例によれば、ゲートウエー14は、光リング16,18に対してトラフィックを受動的に付加及び除くように更に準備がなされる。そのような2つの例が以下に説明される。
図4Bは、各再生性素子220の代わりに、図4Aのゲートウエー14で実現される再生成素子240を示すブロック図であり、ローカルクライアント又は他の宛先に対してゲートウエー14を用いてトラフィックを付加及び削除することを可能にする。再生性素子240は、スイッチ236がスイッチ243,245で置換されている点を除いて再生成素子220と同様である。スイッチ243は、トランスポンダ232からの光信号をスイッチ245に又はローカルクライアント若しくは他の宛先に通知するよう動作し、ローカルクライアント等は、除かれた光トラフィック(矢印246で示されるドロップトラフィック)を受信するためにスイッチ243に結合された、他の光ネットワーク(図12−13に関連して説明される)のようなものである。スイッチ245は、スイッチ243からの又は光トラフィックを付加する宛先から(矢印248で示される付加トラフィック)の光信号を受信するよう動作する。従って、トランスポンダ232からの信号は、適切な宛先に落とされ、或いはトランスポンダ234に通知される(例えば、波長変換及びリング16又は18への返信)。このように、ゲートウエー14は、トランスポンダ242により受信された波長の各々について、その波長で信号を再生成する(及び受動的に波長変換する)或いはその波長で適切な宛先に信号を落とすように構築できる。他の実施例では、落とされた光信号は、再生成されることなしにローカルクライアントに選択的に転送される(信号は、トランスポンダ232を通じて転送されることなく、フィルタ230からクライアントへ直接的に転送可能である。)。
図4Cは、mux/demuxユニット214各々の代わりに、図4Aのゲートウエーで実現されるmux/demuxユニット250を示すブロック図であり、ゲートウエー14を用いてローカルクライアントに対してトラフィック付加及び削除することを可能にする。Mux/demuxユニット250は、図4に関連して説明されたように、デマルチプレクサ206及びマルチプレクサ204から構成される。複数のスイッチ210の代わりは、各々が2×2スイッチ251より成る複数の2×2スイッチ/アッテネータのセットと、可変光アッテネータ(VOA)252と、光スプリッタ253と、光検出器255と、コントローラ254である。VOA252は、フィードバックループに基づいて進入信号を指定されたパワーレベルに減衰させ、そのフィードバックループは、信号を取り出す(タップする)スプリッタ253と、信号のパワーレベルを検出する光検出器255と、検出されたパワーレベルに基づいてVOA254を制御するフィードバックコントローラ254とを含む。このように、リングは「交差(クロス)」位置に2×2スイッチを切り替えることで特定の波長/チャネルに開放され、2×2スイッチが「通過(スルー)」位置にある場合の「通過」信号のパワーレベルが調整される。或いは、特定の波長のトラフィックは、スイッチ251のドロップリード256及び付加リード257を通じてリング16,18に関して付加及び/又は除去されてもよい。分配/合成要素80に関して上述したように、これらのリード256,257は、除かれたトラフィックを受信する受信機及びトラフィックを付加する送信機に結合されてもよい。サブバンドのmux/demuxユニットが配備されるならば、付加/除去及び/又はパワーレベル制御は、サブバンド毎に実行されてもよい。
図5は、本発明の一実施例による図1の光ネットワーク10の構成例に関する例示的な光信号を示すブロック図である。例示的な光信号経路は、OUPSRネットワークのようなネットワーク10の実施例に関する。図5では、参照の便宜のため、上位概念的なADN12及びゲートウエー14の詳細のみが示されている。図1を参照しながら説明されたように、例示的な光ネットワーク10は3つのサブネット20,22,24を含む。サブネット20はADN12a,12bを含み、サブネット22はADN12c,12dを含み、サブネット24はADN12e,12fを含む。ゲートウエー14aはサブネット20,22を分割し、ゲートウエー14bはサブネット22,24を分割し、ゲートウエー14cはサブネット24,20を分割する。これらのノード12,14の総ては、以下に説明される「除去及び継続」(ドロップアンドコンティニュー)機能を有する。
図示の例では、3つのトラフィックストリームが示されている。トラフィックストリーム300は、ADN12cから発信し、ADN12d宛てにリング16上を伝搬する時計回りのストリームである。トラフィック302は、ADN12cから発信し、ADN12d宛にリング18上を伝搬する反時計回りのトラフィックである。トラフィックストリーム302’は波長変換された後のトラフィックストリーム302である。トラフィックストリーム302’は、ストリーム302と同一内容を含むが、異なる波長/チャネルにおけるものである。OUPSRプロテクションのために、トラフィックストリーム300,202は、ADN12d宛の同一内容を含む。以下に説明されるように、これらの二重のOUPSRトラフィックストリームは、適切な環境でストリーム300及び/又は302に関する選択的な再生成及び/又は波長変換の機能を与えるように、ゲートウエー14を構築することによって実現される。例えば、ストリーム300及び/又は302は、特定の距離を伝搬した後に再生成され、ストリーム302は、それが発せられたサブネットを伝搬する際に自身と干渉することを防ぐためにストリーム302’に波長変換されてもよい。そのような選択的な再生成及び/又は波長変換は、(必要ならば)比較的長距離にわたるストリーム300,302の伝搬を可能にし、ネットワーク10における信号の干渉を抑制する。
トラフィック300は、リング16に関連する送信機104を用いて、ADN12cで第1の波長/チャネルλで発せられる。ストリーム300は、リング16に関連するADN12cのカプラ60により、リング16上に存在する光信号に加えられる。リング16にストリーム300しか示されていないが、他の波長/チャネル(或いは、他のサブネットで同じ波長/チャネルの可能性もある)の他のトラフィックストリームもリング16を伝搬していることが理解されるべきである。ADN12cを出た後に、ストリーム300はリング16を通じてADN12dに伝搬する。ADN12dのカプラ60は、リング16上の他の総てのトラフィックと共にストリーム300を除く。(関連するフィルタ100を有する)受信機102は、ストリーム300を受信し、適切な場所にそのストリーム内の情報を転送するために使用される。また、ストリーム300は、ADN12dのカプラ60により転送され、ゲートウエー14bに伝搬する。
ゲートウエー14bのカプラ60aは、ADN12dから到来するリング16上のトラフィック(ストリーム300を含む)を除去すること(言い換えれば、再生成要素220にコピーを転送すること)及び転送することの双方を行う。転送されたトラフィックは、ゲートウエー14bのデマルチプレクサ206によって、λのストリーム300を含む構成要素の波長/チャネルに分離される。分離されたストリーム300は、デマルチプレクサ206から関連するスイッチ210に転送される。スイッチ210は、図示の例では、ストリーム300を終端させるように構築される。ストリーム300内のトラフィックがADN12d宛であり、そのトラフィックが既に到着しているならば、そのような終端が適切である。カプラ60aから除かれたトラフィックに含まれるドロップストリーム300は、ゲートウエー14の信号再生成素子220に関連するフィルタがλを転送しないように構築することによって、同様に終端される。ストリーム300はサブネット24,20に入る前に終端されるので、λは、望まれるならば、これらのサブネット内で他のトラフィックに再利用されてもよい。
トラフィックストリーム302は、リング18に関する送信機104を用いてADN12cにて第2の波長/チャネルλで発せられる。λを利用することは、区別するための単なる例にすぎない。即ち、リング16はリング18から分離しているので、ストリーム322はλで送信されてもよい(典型的にはそのようにされるかもしれない。)。更に、適切な他の任意の波長/チャネルが送信ストリーム300,302,302’に使用されてもよい。ストリーム302は、リング18に関連するADN12cのカプラ60により、リング18に存在する光信号に加えられる。リング18にストリーム302(及び302’)しか示されていないが、他の波長/チャネル(他のサブネットでは同一の波長/チャネルかもしれない)の他のトラフィックストリームがリング18を伝搬してもよい。ADN12cを出た後に、ストリーム302はリング18を通じてゲートウエー14aに伝搬する。
ゲートウエー14aのカプラ60aは、ADN12cから到来するリング18上のトラフィック(ストリーム302を含む)の除去及び転送の双方を行う。転送されたトラフィックは、ゲートウエー14aのデマルチプレクサにより、λのストリームを含む構成要素の波長/チャネルに分離される。分離されたストリーム302はデマルチプレクサ206から関連するスイッチ210に転送される。スイッチ210は、図示の例ではストリーム302を転送するように構築される。ストリーム302内のトラフィックは、そのトラフィックが未だ到達していないADN12d宛であるので、及びストリーム302は再生成されることも波長変換されることも要しないので、そのような転送は適切である。図示の例では、ADN12cからゲートウエー14aまでの距離は、信号再生成を要するほどには大きくないことが仮定されている。転送されたストリーム302は、マルチプレクサ204を用いて他のデマルチプレクスされたトラフィックと再合成される。カプラ60aから除かれたトラフィックに含まれるドロップストリーム302は、ゲートウエー14aの信号再生成要素220に関するフィルタ230がλを転送しないように構築することで、終端される(何らの再生成も波長変換も必要とされないからである。)。
ストリーム302は、他のトラフィックと共に、ADN12b,12aを通じてゲートウエー14cに伝搬する。トラフィックストリーム302は、これらのノード宛ではないので、ADN12b,12aによって除かれるようには描かれていない。しかしながら、ADN12b,12aのカプラ60は、(リング18上のトラフィックの残りと共に)ストリーム302を転送すること及び(他のトラフィックと共に)ストリーム302を除くことの双方を行ってもよいことが理解されるべきである。ADN12b,12aに関するフィルタ100は、ストリーム302がそれらのノード宛ではないので、上述したようにλをフィルタリング(選別)する。或いは、波長は、受信機102の電気スイッチによって選別されてもよい。
ゲートウエー14cに到達すると、ゲートウエー14cのカプラ60aは、ADN12aから到来するリング18上のトラフィック(ストリーム302を含む)の除去及び転送の双方を行う。本実施例に関し、ストリーム302は、それがその地点に至るまでのリング18上を伝搬してきた距離に起因して、再生成を要することが仮定されている。従って、カプラ60aによって転送されたトラフィックがゲートウエー14cのデマルチプレクサ206によって一度分離されると、分離されたλのストリーム302はスイッチ210によって終端される。ストリーム302内のトラフィックは、信号再生成要素220を用いて再生成され、カプラ60bにてリング18に再度付加されるので、そのような終端が適切である。
カプラ60aで除かれたトラフィックは、リング18に関連する信号再生成要素220に転送される。除かれたトラフィックはスプリッタ222により複数の複製物(コピー)に分割され、ストリーム302はフィルタ230によってトランスポンダ232に転送される。そして、ストリーム302はトランスポンダ232及び/又はトランスポンダ234を用いて再生成される(上述したように、特定の実施例では単独のトランスポンダが使用されてもよい。)。図示の例では、この時点で何らの波長変換も実行されない。再生成されたストリーム302は、信号生成要素220により転送された他の信号と、合成器224により合成され、合成された信号は、mux/demuxユニと214を通じて伝送するトラフィックに、カプラ60bにより付加される。この合成されたトラフィックは、ゲートウエー14cからADN12fに通知される。
ストリーム302は、他のトラフィックと共に、ゲートウエー14cからADN12f,12eを介してゲートウエー14bに伝搬する。トラフィックストリーム302は、ストリーム302がこれらのノードに宛てられていないので、ADN12f,12eにより除かれるようには描かれていない。しかしながら、ADN12f,12eのカプラ60は、(リング18上のトラフィックの残りと共に)ストリーム302を転送すること及び(他のトラフィックと共に)ストリーム302を除くことの双方を行ってもよいことが、理解されるべきである。ADN12f,12eに関連するフィルタは、ストリーム302がこれらのノード宛でないので、上述したようにλをフィルタリングする。
ゲートウエー14bに到達すると、ゲートウエー14bのカプラ60aは、ADN12aから到来するリング18上のトラフィック(ストリーム302を含む)の除去及び転送の双方を行う。サブネット22内のλのストリーム302の伝搬は、ADN12cから発するλのトラフィックと干渉を生じるので、本実施例に関しては、ストリーム302はこの地点で波長変換を必要とする。従って、カプラ60aにより転送されたトラフィックがゲートウエー14bのデマルチプレクサ206により一度分離されると、分離されたλのストリーム302はスイッチ210により終端される。
カプラ60aにより除かれたトラフィックは、リング18に関連する信号再生成要素220に転送される。除かれたトラフィックは、スプリッタ222により複数の複製物に分割され、ストリーム302は、トランスポンダ232にλが転送されるのを可能にするフィルタ230によって、トランスポンダ232に転送される。ストリーム302はトランスポンダ232を用いて再生成され、その波長はトランスポンダ234によりλに変換される(上述したように、特定の実施例では、単独のトランスポンダが使用されるかもしれない。)。再生成され波長変換されたストリーム302’は、信号再生成要素220により転送された他の信号と、合成器224によって合成され、合成された信号は、カプラ60bによって、mux/demuxユニット214により転送するトラフィックに付加される。この合成されたトラフィックは、ゲートウエー14bからADN12dに通知される。
ADN12dのカプラ60は、(リング18上の残りと共に)ストリーム302’を転送すること及び(他のトラフィックと共に)ストリーム302’を除くことの双方を行う。ADN12dに関連する1つのフィルタ100は、ストリーム302’がADN12d宛であるので、λを転送するように構築される。ストリーム302’は、ストリーム302’を除く及び選別するADN12cに続く。ADN12cのカプラ60は、ストリーム302’は現在はλなので、ストリーム320’を転送するが、ストリーム302’がカプラ60にてADN12cから発するλのストリーム302と合成される際に、何らの干渉も生じさせない。ストリーム302’はADN12cからゲートウエー14aに伝搬する。
ゲートウエー14aのカプラ60aは、ADN12dから到来するリング18上のトラフィック(ストリーム302’を含む)の除去及び転送の双方を行う。転送されたトラフィックは、ゲートウエー14bのデマルチプレクサによって、λのストリーム302’を含む構成要素の波長/チャネルに分離される。分離されたストリーム302’は、デマルチプレクサ206から関連するスイッチ210に転送される。スイッチ210は図示の例ではストリーム302’を終端するように構築される。ストリーム302’内のトラフィックは、そのトラフィックが既に到達しているADNd宛であるので、そのような終端が適切である。カプラ60aから除かれたトラフィックに含まれるドロップストリーム302’は、ゲートウエー14の信号再生成要素220bに関連するフィルタ230が、λを転送しないように構築することで、同様に終端される。ストリーム302’はサブネット20,24に入る前に終端されるので、望まれるならば、λは他のこれらのサブネット内で他のトラフィックに再利用されてもよい。
このように、OUSPR保護機能を、ゲートウエー14及びADN12の構成によりネットワーク10内に提供することができる。この保護機能は、発信源から宛先までリング16上で時計回りに伝搬するトラフィックストリーム300と、リング18上で反時計回りに伝搬する、第1のトラフィックストリーム300と同一情報を含むトラフィックストリーム302,302’とを用意することによって、実現される。故障又は他の不具合がリング16及び/又は18でたとえ生じたとしても、情報は宛先に到達可能であるので、保護機能が提供される。例えば、リング16,18がADN12c,12dの間で壊れた場合に、トラフィックストリーム300はADN12dに到達しないであろう。しかしながら、トラフィックストリーム302’はADN12dに到達し、こうしてトラフィックプロテクション機能が提供される。ネットワーク10の故障又は他の場所の他の不具合も同様に取り扱われてもよいことが、理解されるであろう。更に、図5に説明されるOUPSRネットワークの実施例は、2つのADN12をそれぞれが有する3つのサブネットを含んでいるが、ADN12、ゲートウエー14及びサブネットの適切な任意数のものが使用されてもよい。各ゲートウエー14は、トラフィックのソース及び宛先に依存して、到来するチャネルの各々におけるトラフィックを、少なくとも終端し、選択的に通過させ、再生成し、又は再生成及び波長変換するように構築されてもよい。更に、単独のゲートウエー14は、以下に説明されるように、何らのサブネットも有しないネットワークにおけるハブノードとして使用されてもよい。
図6は、本発明の別の実施例による図1の光ネットワーク310における例示的な光信号を示すブロック図である。これらの光経路の例は、OUPSRネットワークのようなネットワーク310の実施例に関する。ネットワーク310は、ハブノードとして動作する複数のADN12及び単独のゲートウエー14を含む。従って、ネットワーク310は複数のサブネットを形成しない。図6では、参照の便宜を図るため、上位概念的なADN12及びゲートウエー14のみが描かれている。
図示の例では、3つのトラフィックストリームが示されている。トラフィックストリーム320は、ADN12aから発信し、ADN12b宛にリング16上を伝搬する時計回りのストリームである。トラフィックストリーム322は、ADN12aから発信し、ADN12b宛にリング18上を伝搬する反時計回りのストリームである。トラフィックストリーム322’は、波長変換後のトラフィックストリーム322である。虎fi区ストリーム322’は、ストリーム322と同一内容を含むが、異なる波長/チャネルにおけるものである。OUPSRプロテクションのために、トラフィックストリーム320,322は、ADN12b宛の同一内容を含む。以下に説明されるように、これらの二重のOUPSRトラフィックストリームは、ネットワーク310内での干渉を避けるように、ゲートウエー14がストリーム302の波長変換機能を提供するように構築することで実現される。
トラフィックストリーム320は、リング16に関する送信機104を用いて、ADN12aにて第1の波長/チャネルλで発せられる。ストリーム320は、リング16に関連するADN12aのカプラ60によりリング16上に存在する光信号に加えられる。リング16にストリーム320しが描かれていないが、他の波長/チャネルの他のトラフィックストリームもリング16を伝搬していることが理解されるべきである。ADN12aを出ると、ストリーム320はリング16を通じてADN12dに伝搬する。ADN12bのカプラ60は、リング16上の他の総てのトラフィックと共にストリーム320を除去する。受信機102は、(例えば、附随するフィルタを用いて)ストリーム320を受信し、(例えば、ADN12bのクライアントのような)適切なロケーションにそのストリームの内容を通知するために使用される。ストリーム320は、ADN12bのカプラ60により転送され、ゲートウエー14に伝搬する。
ゲートウエー14のカプラ60aは、(ストリーム320を含む)ADN12bから到来するリング16上のトラフィックの除去及び転送の双方を行う。転送された虎fi区は、ゲートウエー14のデマルチプレクサ206によって、λのストリーム320を含む構成要素の波長/チャネルに分離される。分離されたストリーム320はデマルチプレクサ206から関連するスイッチ210に転送される。スイッチ210は、図示の例では、ストリーム320を終端するように構築される。ストリーム320内のトラフィックは、そのトラフィックが既に到達しているADN12b宛なので、そのような終端が相応しい。カプラ60aから除かれたトラフィックに含まれているドロップストリーム320は、λを転送しないように、ゲートウエー14の信号再生成要素220に関連するフィルタ230を構築することで、同様に終端される。
トラフィックストリーム322は、リング18に関連する送信機104を用いて、ADN12aにて第2の波長/チャネルλで発信される。λを利用するのは、単なる例であって区別するために使用されるに過ぎない。即ち、リング16はリング18と分離しているので、ストリーム322はλで送信されてもよい(典型的にはそのようにされるかもしれない。)。更に、他の適切な波長/チャネルが、ストリーム320,322’及び322’に使用されてもよい。ストリーム322は、リング18に関連するADN12aのカプラ60によってリング18上に存在する光信号に加えられる。リング18にストリーム322(及び322’)しか示されていないが、他の波長/チャネルの他のトラフィックストリームがリング18を伝搬していることが理解されるべきである。ADN12aを出ると、ストリーム322はリング18を通じてADN12hに伝搬する。
ストリーム322は、他のトラフィックと共に、ADN12h,12g,12f,12e,12d及び12cを介してゲートウエー14に伝搬する。トラフィック322はこれらのノード宛でないので、トラフィック322はADN12h,12g,12f,12e,12d,12cによって除かれるようには描かれていない。しかしながら、これらADNの各々のカプラ60は、(リング18上のトラフィックの残りと共に)ストリーム322を転送すること、及び(他のトラフィックと共に)ストリーム322を除くことの双方を行ってもよいことが、理解されるであろう。ストリーム322はこれらのノード宛でないので、これらのADNの各々に関連するフィルタ100は、上述したように、λをフィルタリングする。
ゲートウエー14に到達すると、ゲートウエー14のカプラ60aは、ADN12cから到来するリング18上のトラフィック(ストリーム322を含む)の除去及び転送の双方を行う。本実施例に関し、ゲートウエー14を介するλのストリーム322の伝搬は、ADN12aから生じるλのトラフィックと干渉を生じるので、ストリーム322はこの地点で波長変換を要する。従って、カプラ60aにより転送されたトラフィックが、ゲートウエー14のデマルチプレクサ206により一度分離されると、分離されたλのストリーム322はスイッチ210によって終端される。
カプラ60aによって除かれたトラフィックは、リング18に関する信号再生成要素220に転送される。除かれたトラフィックは、スプリッタ222により複数のコピーに分割され、ストリーム322はλを選択するフィルタ230によってトランスポンダ232に転送される。ストリーム322は、トランスポンダ232を用いて再生成され、その波長はトランスポンダ234によりλに変換される(上述したように、特定の実施例では、単独のトランスポンダが使用されるかもしれない。)。再生成され波長変換されたストリーム322’は、合成器224により、信号再生成要素220を通過した他の信号と合成され、合成された信号は、カプラ60bにより、mux/demuxユニット214を通じて伝搬するトラフィックに加えられる。合成されたトラフィックは、ゲートウエー14からその宛先のADN12bに通知される。
ADN12bのカプラ60は、(リング18上の残りのトラフィックと共に)ストリーム322’を転送すること及び(他のトラフィックと共に)ストリーム322’を除くことの双方を行う。ストリーム322’はADN12b宛でないので、ADN12bに関連する1つのフィルタ100は、λを通過させる。また、ストリーム322’は、ストリームを除く及び選別するADN12aに続く。ストリーム322’は現在はλなので、ストリーム322’が、ADN12aから発するλのストリーム322と合成される場合に、何らの干渉も生じない。ストリーム322’はADN12aからADN12hに伝搬する。
ストリーム322と同様に、ストリーム322’は、他のトラフィックと共に、ADN12h,12g,12f,12e,12d及び12cを通じてゲートウエー14に伝搬する。ストリーム322’はこれらのノード宛でないので、トラフィック322’は、ADN12h,12g,12f,12e,12d及び12cによって除かれるようには描かれていない。しかしながら、これらADN各々のカプラ60は、(リング18上の残りのトラフィックと共に)ストリーム322’を転送すること及び(他のトラフィックと共に)ストリーム322’を除くことの双方を行ってもよいことが、理解されるべきである。ストリーム322’はこれらのノード宛でないので、上述したように、これらのADN各々に関連するフィルタ100はλをフィルタリングする。
ストリーム322と同様に、ゲートウエー14のカプラ60aは、ストリーム322’の削除及び転送の双方を行う。転送されたストリーム322’は、デマルチプレクサ206で分離された後にスイッチ210によって終端される。ストリーム322’内のトラフィックは、トラフィックが既に到達しているADN12b宛であるので、及びストリーム322’の更なる伝搬はゲートウエー14から発するストリーム322’と干渉を生じるかもしれないので、そのような終端が相応しい。カプラ60aから除かれたトラフィックに含まれるドロップストリーム322’は、λを通過させないように、ゲートウエー14の信号再生成要素220に関連するフィルタを構築することによって、同様に終端される。従って、干渉が回避される。
このようにして、OUSPRプロテクション機能を、ゲートウエー14及びADN12の構成によりネットワーク310に提供することができる。このプロテクション機能は、一実施例では、発信源から宛先へリング16上を時計回りに伝搬するトラフィックストリーム320と、リング18上を反時計回りに伝搬する、第1のトラフィックストリーム320と同一内容を含むトラフィックストリーム322,322’とを用意することによって実現される。従って、たとえ1以上のロケーションでリング16又は18における故障又は他の不具合が生じたとしても、その内容は宛先に到達可能であるので、プロテクション機能が提供される。例えば、リング16,18がADN12a及び12b間で壊れた場合に、トラフィックストリーム320はADN12bに到達しないであろう。しかし、トラフィック322’はADN12bに到達するので、トラフィックプロテクション機能が提供される。ネットワーク10における故障又は他の不具合も同様に取り扱われてもよいことが理解されるであろう。
図7は、本発明の特定の実施例によるOUPSRプロテクション機能を与える光ネットワークにおけるトラフィック送信の方法例を示す。本方法はステップ400から始まり、ネットワークの1以上のゲートウエー14は、ネットワークの光リングで情報が伝送される複数の波長/チャネルの各々における信号を、終端させる、選択的に通過させる、再生成する又は再生成及び波長変換するように構築される。上述したように、そのような態様は、特定の波長/チャネルのソース及び宛先のノードに関する、ゲートウエー14の各波長/チャネル及び場所における情報の発信源及び宛先に依存する。
ステップ402では、トラフィックは複数のADN12(それらが付加/削除ノードとして機能するならば、ゲートウエー14にすることもできる)の各々における光リングに対して受動的に付加及び削除される。トラフィックは、様々なノードに宛てられた内容であって、様々な波長/チャネルでリング内で伝送される内容より成る。上述したように、同一内容が双方のリングでソースノードから送信される。単なる例として図5に示されるように、ADN12cからの情報は、リング16上のストリーム320により及びリング18上のストリーム322によりADN12dに送信される。
ステップ404では、宛先ノードに到達したこれらのトラフィックチャネルは、そのリングに沿う適切なゲートウエー14で終端される。一実施例では、そのような終端は、1以上のゲートウエー14のスイッチにて行われ、ゲートウエー14がネットワーク内のサブネットの境界を形成するようにする。例として、図5に示されるように、ADN12cから発信し、ADN12dに宛てられたトラフィック320は、その宛先に到達済みであるので、ゲートウエー14bにて終端される。
ステップ406では、それらの宛先ノードに達していないトラフィックストリームが、ゲートウエー14を通じて転送され、その宛先ノードに到達可能にする。各ゲートウエー14の構成に依存して、そのように転送されたトラフィックは、選択的にゲートウエー14を通過し、ゲートウエー14により再生成され、或いはゲートウエー14により再生成及び波長変換される。図5の例では、ストリーム322は選択的にゲートウエー14aを通過し、ゲートウエー14cで再生成され、ゲートウエー14bで再生成及び波長変換される。一旦トラフィックがネットワーク10に付加されると、本方法は終了する。様々な波長/チャネルは、それらのソース及び発信源に依存して、異なる時間に異なる場所で付加され、除かれ、終端され及び転送されるので、本方法例のステップはいかなる順序で行われてもよく、及び/又は同時に行われてもよいことが、理解されるべきである。
図8は、本発明の別の実施例による図1の光ネットワーク10の構築例の例示的な光信号を示すブロック図である。これらの例示的な光信号は、OSPPRネットワークのようなネットワーク10の実施例に関連する。図8では、参照の簡便化のため、ADN12及びゲートウエー14の上位概念的な詳細のみが示されている。図1に関して説明したように、例示的な光ネットワーク10は3つのサブネット20,22,24を含む。サブネット20はADN12a,12bを含み、サブネット22はADN12c,12dを含み、サブネット24はADN12e,12fを含む。ゲートウエー14aはサブネット20,22を分け、ゲートウエー14bはサブネット22,24を分け、ゲートウエー14cはサブネット24,20を分ける。
図示の例では、いくつかのトラフィックストリームが示されている。それらのいくつかのストリームは、先取り又はプリエンプタブル(preemptable)信号(又はプロテクションチャネルアクセス(PCA)ストリーム)及び保護された(ワーク)信号より成る。プリエンプタブル信号は、他の信号に対する保護を行うために終端される信号である。保護信号は、保護がなされる信号である。保護されたストリームを宛先ノードに届かなくする回線切断や他の中段事由の際に、1以上のプリエンプタブルストリームが終端され、プリエンプタブルストリームの代わりに保護トラフィックが伝送されることを可能にする。中断が復旧すると、ネットワークは中断以前の状態に戻る。一実施例では、プロテクション切替可能トラフィックは、プリエンプタブルトラフィックよりも高い優先度を有するが;しかし、他の実施例では、トラフィックストリームの保護及びプリエンプタブルの部分への別の分割が適切である又は望まれるかもしれないことは、理解されるであろう。
図8を参照するに、通常の動作中は、保護されたトラフィックストリーム502,504,506が、サブネット20,22,24の各々において時計回りにリング16を伝搬する。トラフィックストリーム502はADN12cから発信してADN12dに宛てられた時計回りのストリームであり、トラフィックストリーム504はADN12eから発信してゲートウエー14cに宛てられた時計回りのストリームであり、トラフィックストリーム506はADN12aから発信してADN12bに宛てられた時計回りのストリームである。図示の例では、保護されたトラフィックストリーム502,504,506は、各サブネットで同一の周波数(例えば、λ)で送信される。プリエンプタブルトラフィックストリーム508,510もλで反時計回りでリング18内に送信される。トラフィックストリーム508はADN12aから発信してADN12eに宛てられた反時計回りのストリームであり、トラフィックストリーム510はADN12dから発信してADN12cに宛てられた反時計回りのストリームである。図9に示されるように、ストリーム508,510は、より高い優先度のストリームを保護するために、プロテクションスイッチングの間は中断される。
例示的に単独の波長のトラフィックが示されているが、保護トラフィック及びプリエンプタブルトラフィックは、リング16,18内で他の多様な波長/チャネルで送信されてもよいことが理解されるであろう。更に、保護トラフィックはプリエンプタブルトラフィックと同じ波長で(別のリングで)送信されるように示されるが、様々な他の態様が実現されてもよい。単なる例として、ワークトラフィックは、奇数番号のチャネルリング16で送信され、リング18では偶数番号のチャネルで送信されてもよい。プリエンプタブルトラフィックは、偶数番号のチャネルでリング16内で送信され、リング18では奇数番号のチャネルで送信されてもよい。適切ないかなる他の態様が使用されてもよい。
プロテクトされたトラフィックストリーム502は、リング16に関する送信機104を用いてADN12cにて第1の波長λで発信される。ストリーム502は、リング16に関連するADN12cのカプラ60によってリング16に存在する光信号に加えられる。ADN12cを出ると、ストリーム502はリング16を通じてADN12dに伝搬する。ADN12dのカプラ60は、リング16上で他の総てのトラフィックと共にストリーム502を除く。受信機102は、ストリーム502を受信し、そのストリーム内の情報を適切なロケーションに通知するために使用される。ストリーム502はADN12dのカプラ60によって転送され、ゲートウエー14に伝搬する。
ゲートウエー14bのカプラ60aは、ADN12dから到来するリング16上のトラフィック(ストリーム502を含む)の削除及び転送の双方を行う。転送されたトラフィックは、ゲートウエー14bのデマルチプレクサ206によって、λのストリーム502を含む構成要素の波長/チャネルに分離される。分離されたストリーム502は、デマルチプレクサ206から関連するスイッチ210へ転送される。スイッチ210は、図示の例ではストリーム502を終端するように構築される。ストリーム502内のトラフィックは、そのトラフィックが既に到達しているADN12d宛であるので、そのような終端が相応しい。カプラ60aから除かれたトラフィックに含まれているドロップストリーム502は、λを転送しないように、ゲートウエー14bの信号再生成要素220に関連するフィルタを構築することで、同様に終端される。ストリーム502はサブネット24,20に入る前に終端されるので、λはそれらのサブネット内でストリーム540,506に再利用されてもよい。
プロテクトされたトラフィックストリーム504は、リング16に関する送信機1043を用いてADN12eにて波長λで発信される。ストリーム504は、リング16に関連するADN12eのカプラ60によってリング16上に存在する光信号に加えられる。ストリーム504は、他のトラフィックと共に、ADN12fを通じてADN12eからゲートウエー14cに伝搬する。トラフィックストリーム504は、ストリーム504がそのノード宛ではないので、ADN12fによって除かれるようには描かれていない。しかしながら、ADN12fのカプラ60は、リング16上の残りのトラフィックと共に)ストリーム504を転送し、(他のトラフィックと共に)ストリーム504を除いてもよいことが、理解されるべきである。ストリーム504はそのノード宛ではないので、ADN12fに関するフィルタ100はλを選別する。
ゲートウエー14cに達すると、ゲートウエー14cのカプラ60aは、ADN12fから到来するリング16上のトラフィック(ストリーム504を含む)の除去及び転送の双方を行う。ストリーム504はゲートウエイ14c宛であるので(この例では、ゲートウエー14cは、上述したように、付加/削除ノードの要素を含む。)、カプラ60aにより転送されたトラフィックがゲートウエー14cのデマルチプレクサ206により一度分離されると、分離されたλのストリーム504はスイッチ210によって終端される。カプラ60aによって除かれたトラフィックは、受信機232に(例えば、分配/合成要素222及びフィルタ230を通じて)転送され、その受信機は、ストリーム504を受信し、ストリームの内容を適切なロケーション(例えば、ゲートウエー14cに結等されたクライアント)に通知するために使用される。
プロテクトされたトラフィックストリーム506は、リング16に関連する送信機104を用いて、ADN12aにて波長λで発信される。ストリーム506は、リング16に関連するADN12aのカプラ60によって、リング16に存在する光信号に加えられる。ADN12aを出ると、ストリーム506はリング16を通じてADN12bに伝搬する。ADN12bのカプラ60は、リング16上の他の総てのトラフィックと共にストリーム506を除く。受信機102は、ストリーム506を受信し、ストリーム内の内容をADN12bの適切なクライアントに通知するために使用される。ストリーム506はADN12bのカプラ60によって転送され、ゲートウエー14aに伝搬する。
ゲートウエー14aのカプラ60aは、ADN12bから到来するリング16上のトラフィック(ストリーム506を含む)の除去及び転送の双方を行う。転送されたトラフィックは、ゲートウエー14aのデマルチプレクサ206によって、λのストリーム506を含む構成要素の波長/チャネルに分離する。分離されたストリーム506は、デマルチプレクサ206から関連するスイッチ210に転送される。スイッチ210は図示の例ではストリーム506を終端するように構築される。ストリーム506内のトラフィックは、そのトラフィックが既に到達しているADN12b宛であるので、そのような終端が適切である。カプラ60aから除かれたトラフィックに含まれているドロップストリーム506は、λを転送しないように、ゲートウエー14aの信号再生成要素220に関連するフィルタ230を構築することで、同様に終端される。ストリーム506はサブネット22,24に入る前に終端されるので、λはそれらのサブネット内でストリーム502,504に再利用されてもよい。
プリエンプタブルトラフィックストリーム508は、リング18に関連する送信機104を用いて、ADN12aにて第1の波長λで発信される。ストリーム508は、リング18に関連するADN12aのカプラ60によって、リング18上に存在する光信号に加えられる。ADN12aを出た後に、ストリーム508はリング18を通じてゲートウエー14cに伝搬する。
ゲートウエー14cのカプラ60aは、ADN12aから到来するリング18上のトラフィック(ストリーム508を含む)の除去及び転送の双方を行う。転送されるトラフィックは、ゲートウエー14cのデマルチプレクサ206によって、ストリーム508を含む構成要素の波長/チャネルに分離される。分離されたストリーム508はデマルチプレクサ206から、そこを通じて転送する関連するスイッチ210に転送される。ストリーム508内のトラフィックは、そのトラフィックが未到達のADN12e宛であるので、及びストリームは再生成されることを要しないことが仮定されているので(必要であれば、再生成がなされ得る。)、そのような転送が相応しい。転送されたストリーム508は、マルチプレクサ204を用いて他のデマルチプレクスされたトラフィックと再度合成される。カプラ60aにより除かれたトラフィックに含まれているドロップストリーム508は、信号再生成要素220にて選別される。
ストリーム508は、他のトラフィックと共に、ADN12fを通じてゲートウエー14cからADN12eに伝搬する。ADN12eのカプラ60は、リング18の他の総てのトラフィックと共に、ストリーム508を除く。受信機102は、ストリーム508を受信するために、及びそのストリーム内の情報を適切なロケーションに通知するために使用される。ストリーム508は、ADN12eのカプラ60によって転送され、ゲートウエー14bに伝搬し、(宛先に到達しているので)そこでそれは終端される。
プリエンプタブルトラフィックストリーム510は、リング18に関連する送信機104を用いてADN12dにて波長λで発信される。ストリーム510は、リング18に関連するADN12dのカプラ60によって、リング18上に存在する光信号に加えられる。ADN12dを出た後に、ストリーム510はリング18を通じてADN12cに伝搬する。ADN12cのカプラ60は、リング18上の他の総てのトラフィックと共に、ストリーム510を除く。受信機102は、ストリーム510を受信するため、及びそのストリームの情報を適切なクライアントに通知するために使用される。ストリーム510は、ADN12cのカプラ60によって転送され、ゲートウエー14aに伝搬し、(宛先に到達済みなので)そこで終端される。
従って、サブネットを提供するためにゲートウエー14を利用することで、リング16,18は、同じ波長を用いて異なるサブネット内で異なる情報を通信するために使用される。更に、このトラフィックの一部(上記の例では、リング18上のトラフィック)はプリエンプタブルであるので、以下に説明されるように、リング16及び/又はリング18で不具合が生じた際に、OSPPRプロテクションが実現可能である。
図9は、本発明の一実施例による図8のトラフィックストリームのプロテクションスイッチング及び光経路プロテクションを示すブロック図である。回線遮断又は他の中断事由の際に、中断により宛先ノードに至ることが妨げられた保護チャネルのために、代替的な光経路が作成される。代替的な光経路が、同一チャネルのプリエンプタブルトラフィックにより干渉を起こす場合には、そのプリエンプタブルトラフィックは終端される。図示の例では、プリエンプタブルトラフィックストリーム508,510は、(λのそれらのトラフィックはプロテクション経路内にあるので)リング18上で代替的な光経路を与えるように終端される必要がある。しかしながら、前述したように、本発明の範囲から逸脱せずに、トラフィックの他の分割が使用されてもよいことは、理解されるであろう。
図示の例では、回線切断520は、トラフィックストリーム502がリング16を辻手宛先ノード(ADN12d)に至ることを妨げている。この不具合は、1以上のノード又はネットワーク10内の他の装置によって検出され、NMS126に報告されてもよい。NMS126は、この例のOPSSRプロテクションスイッチングプロトコルに従って、プロテクショントラフィックようにリング18でのλの使用を解放するために、プリエンプタブルトラフィックストリーム508,510の終端を指示してもよい。プリエンプタブルトラフィックストリームが終端された後で、NMS126は、リング16に変えて又はそれに加えてリング18を通じてストリーム内の内容を伝送し始めるように、ADN12cに指示してもよい。
ストリーム502の内容を含むこの新たなプロテクションストリーム512は、リング18に関する送信機104を用いて、ADN12cにて波長λで発信される(他の実施例では、単独の送信機がリング16,18の双方で同一の信号を送信してもよい。)。ストリーム512は、リング18に関連するADN12cのカプラ60によって、リング18上に存在する光信号に加えられる。ADN12cを出た後に、ストリーム512はリング18を通じてゲートウエー14aに伝搬する。ゲートウエー14aのカプラ60aは、ADN12bから到来するリング18上のトラフィック(ストリーム512を含む)の削除及び転送の双方を行う。転送されたトラフィックは、ゲートウエー14aのデマルチプレクサ206によって、λのストリーム512を含む構成要素の波長/チャネルに分離される。分離されたストリーム512は、デマルチプレクサ206から関連するスイッチ210に転送される。スイッチ210は図示の例ではストリーム512を転送するように構成される、なぜならそれはADN12d宛だからである(及びストリーム512は、図示の例ではADN12cからゲートウエー14aに至るまでの距離が信号再生成を要するほど大きくないので、その地点では再生成されることも波著変換されることも要しないからである。)。転送されたストリーム512は、マルチプレクサ204を用いて、分離された他のトラフィックと再合成される。カプラ60aから除かれたトラフィックに含まれるドロップストリーム512は、λを転送しないように、ゲートウエー14aの関連する信号再生性素子220に関連するフィルタ230を構成することで、終端される(何らの再生成も波長変換も必要とされないからである。)。
ストリーム512は、他のトラフィックと共に、ADN12b,12aを通じてゲートウエー14aからゲートウエー14cに伝搬する。トラフィックストリーム512は、トラフィックストリーム512がこれらのノードに宛てられていないので、ADN12b,12aによって除かれるようには描かれていない。しかしながら、ADN12b,12aのカプラ60は、(リング18の残りのトラフィックと共に)ストリーム512を転送すること及び(他のトラフィックと共に)ストリーム512を除くことの双方を行ってもよいことが、理解されるべきである。ADN12b,12aに関するフィルタは、λを選別する。
ゲートウエー14cに到達すると、ゲートウエー14cのカプラ60aは、ADN12aから到来するリング18上のトラフィック(ストリーム512を含む)の除去及び付加の双方を行う。本実施例に関し、ストリーム512は、それがリング18上を伝搬してきた距離に起因して、この地点で再生成されることを要する。従って、カプラ60aにより転送されたトラフィックがゲートウエー14cのデマルチプレクサ206により一度分離されると、分離されたλのストリーム512はスイッチ210により終端される。
カプラ60aにより除かれたトラフィックは、リング18に関連する信号再生成素子220に転送される。除かれたトラフィックは、スプリッタ222により複数の複製物に分割され、ストリーム512はフィルタ230によってトランスポンダ232に転送される。ストリーム512は、トランスポンダ232及び/又はトランスポンダ234を用いて再生成される(上述したように、特定の実施例では、単独のトランスポンダが使用されるかもしれない。)。図示の例では、この地点で、何らの波長変換も実行されない。生成されたストリーム512は、合成器224によって、信号再生成要素220を通過した他の信号と合成され、合成された信号は、カプラ60bによってmux/demuxユニット214を通じて伝搬するトラフィックに加えられる。この合成されたトラフィックはゲートウエー14cからADN12fに通知される。ストリーム512は、他のトラフィックと共に、ADN12f,12eを通じてゲートウエー14cからゲートウエー14bに伝搬する。
ゲートウエー14bに到達すると、ゲートウエー14bのカプラ60aは、ADN12eから到来するリング18上のトラフィック(ストリーム512を含む)の除去及び転送の双方を行う。本実施例に関し、ストリーム512は、この地点で波長変換を必要とし、なぜなら、λのストリーム512がサブネット22内に伝搬すると、ADN12cから発するλのトラフィックと干渉を引き起こすからである。従って、カプラ60aにより転送されたトラフィックがゲートウエー14bのデマルチプレクサ206により一度分離されると、分離されたλのストリーム512はスイッチ210で終端される。
カプラ60aで除かれたトラフィックは、リング18に関連する信号再生成要素220に転送される。除かれたトラフィックはスプリッタ222により複数のコピーに分割され、ストリーム512はフィルタ230によりトランスポンダ232に転送される。トランスポンダ232及び/又は234を用いて、ストリーム512はその後に再生成され、第2の波長λに変換される。再生成及び波長変換されたストリーム512’は、合成器224により、信号再生成要素220を通過した他の信号と合成され、合成された信号は、カプラ60bにより、mux/demuxユニット214を通過するトラフィックに加えられる。この合成されたトラフィックは、ゲートウエー14bからADN12dに通知される。
ADN12dのカプラ60は、(リング18上の残りのトラフィックと共に)ストリーム512’を転送すること及び(他のトラフィックと共に)ストリーム512’を除くことの双方を行う。ストリーム512’はADN12d宛であるので、ADN12dに関連する1つのフィルタ100はλを転送し、受信機102波、ストリーム512’を受信するように及びそのストリームの内容を適切なロケーションに通知するように使用される。従って、回線遮断520に起因して、ストリーム502によりADN12dに到達できなくなった内容(コンテンツ)が、ストリーム512/512’によりADN12dに到達できるようになる。
ストリーム512’は、ストリーム512’を選別ではなく除くADN12cに続く。ストリーム512’は現在はλであるので、ストリーム512’が、ADN12cからλで発っせられたストリーム512と合成される場合には、もはや何らの干渉も引き起こさない。ストリーム512’は以後ADN12cから、ストリーム521’を終端するゲートウエー14aに伝搬する。このように、ADN12cからADN12dへの代替的な経路は、他のトラフィックと干渉を引き起こさずに形成される。別の例では、ストリーム512はゲートウエー14aで波長変換され、トラフィックストリーム508が先取りされないようにする。
回線切断の復旧後に、ネットワークは図8に示されるプロテクションスイッチング前の状態に戻される。特に、プロテクショントラフィックストリーム512,512’は終端され、プロテクトされたトラフィックストリーム502が(終端されていなければ)再開され、プリエンプタブルトラフィックストリーム508,510が再開される。
図10は、本発明の特定の実施例によるOSPPRプロテクション機能を与える光ネットワークにおけるトラフィックを送信する方法例を示す。本方法はステップ600から始まり、1以上のプロテクトされたトラフィックストリームが、ネットワークの時計回り及び/又は反時計回りのリング内で1以上の波長で伝送されている。ステップ602では、1以上のプリエンプタブルトラフィックストリームが、ネットワークの時計回り及び/又は反時計回りのリング内で1以上の波長で伝送されている。上述したように、プロテクトされたトラフィックはネットワークの一方のリング内で伝送され、プリエンプタブルトラフィックはネットワークの他方のリングで伝送されてもよい。或いは、プロテクトされたトラフィックが各リングの特定の波長/チャネルで伝送され、プリエンプタブルトラフィックが各リングの他の波長/チャネルで伝送されてもよい。適切ないかなるチャネル割当が使用されてもよく、そのような適切な割当は、ネットワークの不具合の際にプロテクション機能を提供する必要のある場合に、特定のトラフィックの波長を変換する要請に応じるものである。更に、ネットワーク容量を効率的に使用するように、チャネルの利用が割り当てられる。
判定ステップ604では、プロテクトされたトラフィックストリームの動作経路に関する中断の有無が判別される。そのような中断は、プロテクトされたトラフィックストリームがその宛先ノードへ到達するのを妨げる回線切断その他の中断事由を含む。何らの中断も生じていなければ、本方法はステップ600に戻る。中断が生じていると、ステップ606において、プロテクション経路に沿う何らかのプリエンプタブルトラフィックが終端される。ステップ608では、ネットワーク内のゲートウエー14は、プロテクショントラフィックが、プロテクション経路に沿って進行できるように再構成される。特定の実施例では、これは、ネットワーク内での干渉を回避するために、プロテクショントラフィックの波長を変換するように少なくとも1つのゲートウエー14を構成することで、達成される。1以上のゲートウエー14は、そのような例では、比較的大きな光リングサイズを用意するために、プロテクショントラフィックを(波長変換なしに)再生成するように構築されてもよい。複数の動作経路が不具合を有し、それら動作経路におけるプロテクトされたトラフィックがプロテクション経路を共用する場合には、最高の優先度でプロテクトされるトラフィックに、プロテクション経路が与えられてもよいことに留意を要する。
ステップ610では、中断したトラフィックのソースADN12が、中断したトラフィックの方向を切り替え、中断したトラフィックをプロテクション経路で送信する。判断ステップ612では、中断が復旧したか否かが判別される。中断が復旧していなければ、本方法はステップ610に戻り、中断したトラフィックはプロテクション経路内を伝搬し続ける。中断が復旧していたならば、本方法はステップ614に進み、ネトワークは中断前の状態に戻され、本方法は終了する。プロテクションがネットワークでなされる限り、本方法が反復される。
複合的な通信環境では、図1のネットワーク10や、他の適切な任意の光ネットワークのように、複数の光ネットワークは、ネットワークシステム内のあるネットワークから別のものへのトラフィックが付加及び/又は削除されるように、互いに通信してもよい。
図11は、本発明の一実施例による光ネットワーク800を示すブロック図である。本実施例では、ネットワーク10,700,750は、ネットワーク800を形成するように各々が共に結合された光リングネットワークである。光ネットワーク10,70,750の特定の態様が示されているが、ネットワークシステム800は適切な任意の数又は形式のネットワークから構成されてもよい。図示の例では、ネットワーク10,700は複数のADN12及びゲートウエー14を有する光リングネットワークであり、ネットワークは図1を参照しながら説明されたようなサブネットに分割される。光ネットワーク750は複数のADN12及び単独のゲートウエー14より成る。ネットワーク10,700はそれらの関連するゲートウエー14a,14bにより共に結合され、ネットワーク10,750はそれらの関連するゲートウエー14c,14dにより共に結合される。これらの接続は、トラフィックがネットワーク間で通信されるようになされる。ネットワーク例はゲートウエー14にて結合されているが、図13に関連して以下に説明されるように、ネットワークは他の実施例ではADN12を用いて結合されてもよい。
図12は、ネットワーク10,700のゲートウエー14a,14b間の接続の様子を詳細に示す。図示の例では、ゲートウエー14a,14bの各々は、図4Aの再生成要素220を図4Bの信号再生成要素240で置換した場合の図4Aのゲートウエー14より成る。ゲートウエー14a,14bは相互接続モジュール850を用いて結合される。相互接続モジュール850は、ゲートウエー14及びそれらの関連するネットワーク間でトラフィックが通信されるところの経路を形成するように、相互接続モジュール850は各ゲートウエー14のスイッチ243,245に接続される。ネットワーク間で通信される各波長について、相互接続モジュール850がある。各スイッチ243は、上述したように、再生成及び/又は波長変換のためのゲートウエー14のスイッチ245に、又は相互接続モジュール850に光信号を通知するように動作する。各スイッチ243により通知される光信号は矢印246で示される。各スイッチ245は、関連するスイッチから又は相互接続モジュール850から、光信号を受信するように動作する。各スイッチ245で受信された光信号は、矢印248で示される。
相互接続モジュール850は、複数の光スプリッタ860及び複数のスイッチ870より成る。各スプリッタ860は、第1ネットワークに関連するスイッチ243に結合され、そのスイッチは、第2ネットワークへのトラフィックを除き、第2ネットワークは除かれたトラフィックを受信する。各スイッチ870は、第2ネットワークのスイッチ245に結合され、第1ネットワークに結合されたスプリッタ860に更に結合される。スプリッタ860及びスイッチ870は相互接続モジュール850の一部であるとして説明されるが、これらの要素はゲートウエー14又はADN12内に含まれてもよく、従って相互接続モジュール850に設けなくてもよい。
光スプリッタ860によって受信された信号246は、各々が実質的に等しい内容及び/又はエネルギを有する2つの光信号に分割される。光信号は、信号が付加される光ネットワークのリング16及び/又は18に関連するスイッチ870によって受信される。スイッチ870の特定の態様は、第1の光ネットワークから除かれた信号が第2の光ネットワークのどのリングに付加されるかを決定する。
あるアプリケーションでは、光トランスポンダ234はゲートウエー14から省略されてもよい。例えば、限定ではないが、宛先ノードがゲートウエー14に非常に近接しているならば、例えば宛先ノードがそのネットワーク内で隣のノードであるならば、トランスポンダ234は必要とされないかもしれない。なぜなら、光信号が低いビットエラーレートで宛先ノードに伝搬し、光トランスポンダ234の必要性をかなり低減する程度に充分に、宛先ノード及びゲートウエーノード14間の距離が短いからである。
図13は、図12に示されるように、各ネットワークに関連するゲートウエー14を用いて、第1の光リングネットワーク10から第2の光リングネットワーク700へトラフィックを受動的に通信する方法例を示す。本方法はステップ900から始まり、進入トラフィックが、第1の光ネットワーク10の光リング16/18におけるゲートウエー14のカプラ60aで受信される。ステップ902では、進入トラフィックの第1及び第2のコピーがカプラ60aにより生成される。ステップ904では、進入トラフィックの第1及び第2のトラフィックがカプラ60aにより受動的に転送される。第1のコピーはmux/demuxユニット214に受動的に転送され、第2のコピーはスプリッタ222に受動的に転送される。ステップ906では、進入トラフィックの第2のコピーが、スプリッタ222により実質的に等しい複数のコピーに分割される。ステップ908では、第2のコピーの少なくとも1つのコピーが、フィルタ230にて1以上の構成要素の波長に選別される。ステップ910では、スイッチ870が、進入トラフィックの第2のコピーの1以上の構成要素の波長を、光ネットワーク700に選択的に転送する。ステップ912では、転送された信号の1以上の波長が、光ネットワーク700に結合されたノード(例えば、ADN12又はゲートウエー14)にて受信される。ステップ914では、転送された信号の少なくとも1つの波長が、カプラ60bを用いて、光ネットワーク700の光リング716/718にて付加される。
例示的な方法が示されているが、本発明は、2以上のステップを実質的に同時に又は異なる順序で行うことも含む。更に、第1の光リングネットワークからのトラフィックを第2の光リングネットワークに受動的に付加するための方法が適切である限り、本発明は、付加的なステップ、より少ないステップ又は別のステップを利用することも含む。更に、ADNは相互接続モジュール850を用いて同様に相互接続されてもよい。例えば、相互接続モジュール850のスプリッタ860にゲートウエー14のトランスポンダ232を結合するのと同様に、ADN12の受信機102は、ADN12がモジュール850を用いて相互接続される場合に、スプリッタ860に結合されてもよい。また、ゲートウエー14のトランスポンダをモジュール850のスイッチ870に結合するのと同様に、送信機104は、ADN12がモジュール850を用いて相互接続される場合に、スイッチ870に結合されてもよい。
図14は、本発明の一実施例による図2のADN12の修正に関するADN1000の詳細を示すブロック図である。本実施例では、ADN1000は、図2のADN12に含まれているものと同様の要素より成る。しかしながら、ADN12に含まれる要素に加えて、ADN1000は、各波長に関連する光受信機102を有するマルチプレクサ1107に結合された光スイッチ1105を含み、その波長はネットワークの各リングで通信されるものである。ADN1000は、ネットワークの各リングと通信中の波長の各々に関連するスイッチ1108を含む。マルチプレクサ1107を付加することで、1以上の受信したチャネルに含まれる信号を、1つのチャネル含まれる多重化された信号に、ADN1000が(スイッチ1105を用いて)選択的にマルチプレクスすることを可能にし、これによりネットワーク上のチャネル数を減らし、波長リソースの利用性を最大化する。
図2の分配/合成要素80と同様に、ドロップリード86は1以上のチューナブルフィルタ100に接続され、そのフィルタは図14に示されるようにスイッチ1105を通じてマルチプレクサ1107の1以上のブロードバンド光受信機102に接続されてもよい。光受信機102は1以上のスイッチ1105に結合され、そのスイッチは、受信した光信号を除くように(ローカルに宛てられたトラフィック1106により示される)、或いはその光信号をマルチプレクサ1107に伝搬させるように構築されてもよい。マルチプレクサ1107はそこを通過する光信号を多重化する。マルチプレクサ1107は、多重化された信号をスイッチ1108に伝送する。スイッチ1108の構成に依存して、マルチプレクサ1107からの多重化された信号又はローカルに導出されたトラフィック1109は、リング16及び/又は18に付加される。
除かれた光信号の多重化は、ネットワーク上の波長リソースを最大化する。特定の実施例では、マルチプレクサ1107は、光リング18から除かれた2つのGbEチャネルを、光リング18に再度付加された1つのOC−48ソネット(SONET)チャネルに接続する。他の実施例では、8つのGbEチャネルが、1つのOC−192ソネットチャネルに多重化される。この説明は、光リングから除かれる信号形式の具体例を示すが、上述したように、適切ないかなる形式の光信号も除去及び多重化されてもよい。
多重化された信号(マルチプレクサ1107の光送信機104によって光形式に変換される。)であってもなくても、スイッチ1108を通過する信号又は局所的に導出された信号(図示の例では、スイッチ1108で受信される際に光形式であることが仮定されている。)は、リード88を介して分配/合成要素80に伝送され、上述したように、図14に示されるように、反時計回りの付加セグメント142及び時計回りの付加セグメント146を通じて、信号は、合成器84により合成され、伝送要素50a,50bに転送される。
図15は、本発明の一実施例による図14のADN1000より成る例示的な光ネットワーク2000を示す。図15は、特定の実施例において、2つのチャネル2010,2020に含まれる信号が、ADN1000a,1000bにて光リングネットワーク2000に付加される様子を示す。チャネル2010,2020に含まれる信号は、ネットワーク2000のリング16に沿って伝搬し、それらは、図14に関連して説明したように、マルチプレクサ1107を用いてADN1000dにて単独のチャネル2030に多重化される。特定の実施例では、チャネル2010,2020に含まれる信号は、GbE信号をそれぞれ含み、多重化されたチャネル2030はOC−48ソネット信号を含む。本節名は、ADN1000により多重化される信号の特定の形式の例を示すが、適切ないかなる形式の光信号も上述したように除去及び多重化されてもよい。
チャネル2010,2020に含まれる信号は、それらがゲートウエー14bで終端されるまでリング16に沿って伝搬し続ける。チャネル2030に含まれる多重化された信号は、それの終端地点(図示の例ではゲートウエー14c)に達するまで、リング16上を伝搬し続ける。このように、サブネット2200内で当初に送信された2つの当初のチャネル(即ち、チャネル2010,2020)に含まれる信号ではなく、単独のチャネル(即ち、チャネル2030)に包含された信号がサブネット2300内で伝送され、ネットワーク2000における波長リソースの利用性を更に効率的にする。チャネル2030に含まれている信号がリング16を伝搬すると、それらの内容は、図示の例では、ADN1000gのようなリング16に沿うADNにて、ローカルクライアントや他の光ネットワークのような他の宛先に落とされる。別の実施例では、ADN1000ではなくゲートウエー14にて、図14のマルチプレクサ1107に関して上述したのと同様な方法で多重化がなされる。
図16は、本発明の一実施例による図14のノード1000を備えた例示的な光ネットワーク2000を示し、チャネル多重化に加えてOUPSRプロテクションが実行される。図16は、特定の実施例にて、チャネル2010,2020に含まれる信号が,ADN1000b,1000c各々において光リングネットワーク2000に付加されてもよいことを示す。チャネル2010,2020に含まれる信号は、ネットワーク1000のリング16に沿って伝搬し、図14に関して説明したように、マルチプレクサ1107を用いてADN1000dにてそれらは単独のチャネル2030に多重化される。特定の実施例では、チャネル2010,2020に含まれる信号はそれぞれGbE信号を含み、多重化されたチャネル2030はOC−48ソネット信号を含む。本説明は、ADN1000により多重化される信号の特定の形式を説明するが、上述したように、適切ないかなる形式の光信号も除去及び多重化されてもよい。
チャネル2010,2020に含まれる信号は、それらがゲートウエー14bにて終端されるまでリング16上を伝搬し続ける。チャネル2030に含まれる多重化信号は、それらの宛先ロケーション(図示の例では、ADN1000g)に至るまで、リング16上を伝搬し続ける。チャネル2030に含まれる信号は、それらが終端地点(図示の例では、ゲートウエー14c)に到達すると終端される。一実施例によれば、OUPSRプロテクションを行うために、チャネル2010,2020に含まれる信号は、リング18に沿ってADN1000aに送信され、それらはチャネル2040に多重化される。チャネル2040に包含される多重化された信号は、それらの宛先ロケーション(図示の例では、ADN1000g)に至るまでリング18上を伝搬する。チャネル2040に含まれる信号は、それらが終端地点(図示の例では、ゲートウエー14b)に到達すると終端される。このように、チャネル2010,2020に含まれている信号は、たとえネットワークの一方のリングが中断しても、それらの宛先ロケーションに到達できる。
図17は、光リングネットワーク2000の光リングおける多重化トラフィックを送信する方法例を示す。本方法はステップ2402から始まり、ADN1000b,1000cが、ネットワーク2000のリング16上で光信号2010,2020をそれぞれ付加する。ステップ2404では、信号2010,2020がADN1000dに受信され、リング16に結合されるADN1000dの光カプラ60は、(リング16上で受信した他の任意のトラフィックと共に)信号2010,2020の第1及び第2のコピーを生成する。上述したように、第1のコピーはリング16に沿って転送され、第2のコピーは分配/合成要素80に落とされる。ステップ2406では、上述したように、信号2010,2020の第2のコピーが、信号2030を生成するために多重化される。ステップ2408では、多重化された信号2030は、(カプラ60により転送される他のトラフィックと共に)カプラ60にて信号2010,2020の第1のコピーと合成される。ステップ2410では、ADN1000dが、リング16上で、多重化された信号2030及び信号2010,2020を含む受信したトラフィックの第1のコピーを、リング16上の次のノードであるゲートウエー14bに転送する。
ステップ2412では、ゲートウエーノード14bはリング16上の信号2010,2020,2030を受信する。ステップ2414では、ゲートウエーノード14bが信号2010,2020を終端する。信号2010,2020に含まれる情報は信号2030に含まれているので、これらの信号は終端される。信号2010,2020を含むトラフィックを削除し、信号2030を維持することで、信号2010,2020に含まれる情報は多重化信号2030によりネットワーク内に依然として存在するが、トラフィックを伝送するのに必要な信号数は少なくなり、それによりネットワークリソースの利用性が向上する。ステップ2416では、 ゲートウエー14bは、ADN1000gのようなネットワーク上の他のノードに信号2030を転送し、ADN1000gでは、信号のコピーがローカルクライアント又は他のネットワークに落とされ、信号2030の別のコピーがゲートウエー14cに転送される。ステップ2418では、ゲートウエー14cは、ADN1000dで付加される信号との干渉を避けるために、信号2030を終端する。
ネットワーク2000にてOUPSRプロテクションを行うために、図16に示されるように、ステップ2402乃至2418は、リング18に付加されるトラフィックについて同様に実行されてもよい。この場合に、信号2010,2020は、ADN1000aにて信号2040に多重化され、信号2010,2020はゲートウエー14aで終端される。信号2040は、1000gのようなネットワーク上の別のノードに転送され、そのノードでは信号がローカルクライアント又は別のネットワークに落とされる。しかしながら、信号2030,2040はネットワーク2000上で互いに反対方向に伝搬し、リング16又は18での通信が中断された場合に、信号2030又は2040に包含される情報が、各自に関連するリングに沿って宛先に到達することに留意を要する。ゲートウエー14bは、ADN1000aで付加される信号2040との干渉を回避するために信号2040を終端する。
例示的な方法が説明されたが、本発明は、2以上のステップを実質的に同時に又は異なる順序で行うことも包含する。更に、光リングネットワーク内の光トラフィックチャネルを多重化するための方法が適切である限り、本発明は、更なるステップ、より少ないステップ又は別のステップを利用する方法をも包含する。
以上本発明はいくつかの実施例と共に説明されたが、多くの、変更、置換、変形、代替及び修正が当業者に示されるであろうし、本発明は、そのような変更、置換、変形、代替及び修正の総てが、添付の特許請求の範囲及びその精神の範疇にあるようにそれらを包含することが意図される。
以下、本発明により教示される手段を例示的に列挙する。
(付記1)
第1の光ネットワーク及び第2の光ネットワークより成り、各ネットワークが少なくとも1つの光ゲートウエーノード及び複数の受動的オプティカル付加/削除ノードを有するところの光ネットワークシステムであって、
前記第1の光ネットワークに結合された第1のゲートウエーノードと、
前記第2の光ネットワークに結合された第2のゲートウエーノードとを備え、
前記第1のゲートウエーノードは、受信した光信号の第1の複製を前記第1のゲートウエーノードのマルチプレクサ/デマルチプレクサユニットに転送し、前記マルチプレクサ/デマルチプレクサユニットは、前記第1の複製を1成分以上の波長に多重化し、前記第1の複製の波長の各々におけるトラフィックを選択的に転送又は終端するよう動作し、
前記第1のゲートウエーノードは、受信した光信号の第2の複製を前記第1のゲートウエーノードの再生成要素に転送し、前記第2の複製は前記マルチプレクサ/デマルチプレクサユニットを迂回し、
前記第1のゲートウエーノードは、前記マルチプレクサ/デマルチプレクサユニットにて前記第1の複製の波長の各々におけるトラフィックを選択的に転送又は終端し、
前記第1のゲートウエーノードは、前記再生成要素における前記第2の複製の波長の各々におけるトラフィックについて、トラフィックを終端すること、トラフィックを前記第2の光ネットワークに転送すること又はトラフィックの再生成後に前記第1の光ネトワーク上のトラフィックを転送することの1つを選択的に実行し、
前記第2のゲートウエーノードは、前記第1のゲートウエーノードから転送された前記第2の複製に含まれるトラフィックを受信し、
前記第2のゲートウエーノードは、前記第1のゲートウエーノードから転送された前記第2の複製に含まれるトラフィックを、前記第2の光ネットワークのリングに付加する
ことを特徴とする光ネットワークシステム。
(付記2)
前記再生成要素が、トラフィックの波長を再生成及び変換した後に、トラフィックを選択的に転送する
ことを特徴とする付記1記載のシステム。
(付記3)
少なくとも1つのネットワークが複数のサブネットより成り、各サブネットは複数の付加/削除ノードより成り、サブネット数はネットワーク内のゲートウエーノード数に等しい
ことを特徴とする付記1記載のシステム。
(付記4)
各サブネット内で、付加/削除ノードの各々が、トラフィックのチャネル間隔によらずトラフィックを付加及び削除する
ことを特徴とする付記3記載のシステム。
(付記5)
付加/削除ノードの各々が、ネットワークのリングの各々に関連する1以上の光カプラより成り、前記光カプラは、関連するリングにトラフィックを受動的に付加する及び関連するリングからトラフィックを受動的に除く
ことを特徴とする付記1記載のシステム。
(付記6)
前記第1のゲートウエーノードが、
光リング上の進入トラフィックを受信し、受信した光信号の第1の複製をマルチプレクサ/デマルチプレクサユニットに転送し、受信した光信号の第2の複製を再生成要素に転送する第1の光カプラと、
前記マルチプレクサ/デマルチプレクサユニットにより転送されたトラフィックを受信し、受信したトラフィックを合成し、合成された信号が光リング上で転送されるようにする第2の光カプラと
を備えることを特徴とする付記1記載のシステム。
(付記7)
前記信号再生成要素が、
前記第1の光カプラから受信した前記第2の複製の複数の複製を作成するスプリッタと、
1以上のフィルタであって、各フィルタは、前記第2の複製の複数の複製の1つを受信し、受信した複製の1以上の波長に関する信号を転送するところの1以上のフィルタと、
1以上のトランスポンダであって、各トランスポンダは、1以上のフィルタにより特定の波長に選別された信号を受信し、該波長の信号を再生成するところの1以上のトランスポンダと、
再生成した信号を受信及び合成し、合成された信号を第2の光カプラへ転送する合成器と
を備えることを特徴とする付記6記載のシステム。
(付記8)
1以上のトランスポンダが、受信した信号の波長を変換する
ことを特徴とする付記7記載のシステム。
(付記9)
前記マルチプレクサ/デマルチプレクサユニットが、
受信した光信号の第2の複製を、複数の構成要素の波長に分離するデマルチプレクサと、
各波長を選択的に転送又は終端するスイッチと、
転送された波長を合成するマルチプレクサと
を備えることを特徴とする付記1記載のシステム。
(付記10)
信号再生成要素により再生成された各波長が、前記マルチプレクサ/デマルチプレクサユニットにより終端される
ことを特徴とする付記1記載のシステム。
(付記11)
前記第1のゲートウエーノードが、第2のネットワークに結合された第2のゲートウエーノードから受信したトラフィックを、第1のネットワークに付加する
ことを特徴とする付記1記載のシステム。
(付記12)
前記第1のゲートウエーノードから前記第2の光ネットワークに転送されたトラフィックが、前記第1のネットワークを前記第2のネットワークに結合する相互接続モジュールにて受信され、前記相互接続モジュールが、
前記第1の光ネットワークのリングに結合された光カプラと、
前記第2の光ネットワークに結合されたスイッチと、
を備え、前記光カプラは、
前記第1の光ネットワークから前記第2の光ネットワークに転送された前記第2の複製に含まれるトラフィックを受信し、
前記第2の複製に含まれるトラフィックを実質的に等しい複製に分割し、
前記第2の複製に含まれるトラフィックの複製を第2の光ネットワークに転送し、
前記スイッチは、
前記光カプラにより転送されたトラフィックの複製を受信し、
トラフィックの複製を前記第2の光ネットワークの光リングに選択的に転送する
ことを特徴とする付記1記載のシステム。
(付記13)
第1の光ネットワーク及び第2の光ネットワークより成り、各ネットワークが少なくとも1つの光ゲートウエーノード及び複数の受動的オプティカル付加/削除ノードを有するところの光ネットワークシステムであって、
前記第1の光ネットワークに結合された第1の付加/削除ノードと、
前記第2の光ネットワークに結合された第2の付加/削除ノードとを備え、
前記第1の付加/削除ノードは、前記第1のネットワークから進入トラフィックを受信し、
前記第1の付加/削除ノードは、前記進入トラフィックの第1及び第2の複製を受動的に転送し、前記進入トラフィックの第2の複製は、付加/削除ノードの分配/合成要素に転送され、
前記第1の付加/削除ノードは、前記進入トラフィックの第2の複製を実質的に等しい複数の複製に分割し、
前記第1の付加/削除ノードは、前記進入トラフィックの第2の複製を1以上の構成要素の波長に選別し、
前記進入トラフィックの第2の複製の1以上の構成要素の波長におけるトラフィックを選択的に転送し、
前記第2の付加/削除ノードは、前記第1の付加/削除ノードから転送された第2の複製に含まれるトラフィックを受信し、
前記第2の付加/削除ノードは、前記第1の付加/削除ノードから転送された第2の複製に含まれる転送されたトラフィックを、第2の光ネットワークの光リングに付加する
ことを特徴とする光ネットワークシステム。
(付記14)
少なくとも1つのネットワークが複数のサブネットより成り、各サブネットが複数の付加/削除ノードより成り、サブネット数がネットワーク内のゲートウエーノード数に等しい
ことを特徴とする付記13記載のシステム。
(付記15)
各サブネット内で、付加/削除ノードの各々が、トラフィックのチャネル間隔によらずトラフィックを付加及び除去する
ことを特徴とする付記14記載のシステム。
(付記16)
付加/削除ノードの各々が、ネットワークの各リングに関連する1以上の光カプラより成り、前記光カプラは、関連するリングにトラフィックを受動的に付加する及び関連するリングからトラフィックを受動的に除く
ことを特徴とする付記13記載のシステム。
(付記17)
前記第1の付加/削除ノードは、前記第2のネットワークに結合された第2の付加/削除ノードから受信したトラフィックを前記第1のネットワークに付加する
ことを特徴とする付記13記載のシステム。
(付記18)
前記第1の付加/削除ノードから前記第2の光ネットワークに転送されたトラフィックが、前記第1のネットワークを前記第2のネットワークに結合する相互接続モジュールにて受信され、前記相互接続モジュールが、
前記第1の光ネットワークのリングに結合された光カプラと、
前記第2の光ネットワークに結合されたスイッチと、
を備え、前記光カプラは、
前記第1の光ネットワークから前記第2の光ネットワークに転送された前記第2の複製に含まれるトラフィックを受信し、
前記第2の複製に含まれるトラフィックを実質的に等しい複製に分割し、
前記第2の複製に含まれるトラフィックの複製を第2の光ネットワークに転送し、
前記スイッチは、
前記光カプラにより転送されたトラフィックの複製を受信し、
トラフィックの複製を前記第2の光ネットワークの光リングに選択的に転送する
ことを特徴とする付記13記載のシステム。
(付記19)
第1の光ネットワークからのトラフィックを第2の光ネットワークに受動的に付加する方法であって、
前記第1の光ネットワークに結合されたノードにおいて、前記第1の光ネットワークの光リングから進入トラフィックを受信し、
前記進入トラフィックの第1及び第2の複製を生成し、
前記進入トラフィックの第1及び第2の複製を受動的に転送し、
前記進入トラフィックの第2の複製を実質的に等しい複数の複製に分割し、
前記進入トラフィックの第2の複製の少なくとも1つを、1以上の構成要素の波長に選別し、
前記進入トラフィックの第2の複製の1以上の構成要素の波長における信号を、第2の光ネットワークに結合されたノードに選択的に転送し、
前記第2の光ネットワークに結合されたノードにおいて、1以上の波長で転送された信号を受信し、
以上の波長で転送された信号を、前記第2の光ネットワークの光リングに付加する
ことを特徴とする方法。
(付記20)
前記ノードが、ゲートウエーノードより成る
ことを特徴とする付記19記載の方法。
(付記21)
前記進入トラフィックの第1の複製を、前記ゲートウエーノードのマルチプレクサ/デマルチプレクサユニットに転送し、前記マルチプレクサ/デマルチプレクサユニットは、前記第1の複製を1成分以上の波長に多重化し、前記第1の複製の波長の各々におけるトラフィックを選択的に転送又は終端する
ことを特徴とする付記20記載の方法。
(付記22)
前記ノードが、付加/削除ノードより成る
ことを特徴とする付記19記載の方法。
(付記23)
付加/削除ノードの各々が、ネットワークのリングの各々に関連する1以上の光カプラより成り、前記光カプラは、関連するリングにトラフィックを受動的に付加し、関連するリングからトラフィックを受動的に除去する
ことを特徴とする付記22記載の方法。
(付記24)
少なくとも1つのネットワークが複数のサブネットより成り、各サブネットが複数の付加/削除ノード及び複数のゲートウエーノードより成り、サブネット数がネットワーク内のゲートウエーノード数に等しい
ことを特徴とする付記19記載の方法。
(付記25)
各サブネット内で、付加/削除ノードの各々が、トラフィックのチャネル間隔によらずトラフィックを付加及び除去する
ことを特徴とする付記24記載の方法。
(付記26)
前記第2のネットワークに結合されたノードから受信したトラフィックを、前記第1のネットワークに結合されたノードにて第1のネットワークに付加する
ことを特徴とする付記19記載の方法。
(付記27)
前記第1のノードから第2の光ネットワークに転送されたトラフィックが、前記第1のネットワークを前記第2のネットワークに結合する相互接続モジュールにて受信され、前記相互接続モジュールが、
前記第1の光ネットワークのリングに結合された光カプラと、
前記第2の光ネットワークに結合されたスイッチと、
を備え、前記光カプラは、
前記第1の光ネットワークから前記第2の光ネットワークに転送された前記第2の複製に含まれるトラフィックを受信し、
前記第2の複製に含まれるトラフィックを実質的に等しい複製に分割し、
前記第2の複製に含まれるトラフィックの複製を第2の光ネットワークに転送し、
前記スイッチは、
前記光カプラにより転送されたトラフィックの複製を受信し、
トラフィックの複製を前記第2の光ネットワークの光リングに選択的に転送する
ことを特徴とする付記19記載の方法。
(付記28)
複数のサブネットに分割される少なくとも1つの光リングと、
複数のゲートウエーノードと、
を備える光ネットワークであって、前記サブネットの各々は、前記光リングに結合された1以上の付加/削除ノードを有し、1以上の波長で光リングにトラフィックを受動的に付加し、1以上の波長で光リングからトラフィックを受動的に除き、
少なくとも1つの付加/削除ノードは、
複数の光信号より成る進入光トラフィックをそれぞれ別個のチャネルで受信し、
受信した光トラフィックの第1の複製及び第2の複製を転送し、
第2の複製の第1のチャネルに含まれる信号と、第2の複製の第2のチャネルに含まれる信号とを第3のチャネルに多重化し、
前記第3のチャネルの多重化されたトラフィックを、前記第1の複製の第1及び第2のチャネルのトラフィックに付加し、
前記第1の複製の第1及び第2のチャネルにおける少なくともトラフィックに含まれる光信号と、第3チャネルのトラフィックとをネットワーク内の別のノードに転送し、
前記ゲートノードの各々は、
隣接するサブネット間の境界で光リングに結合され、
前記第1の複製の第1及び第2のチャネルの少なくともトラフィックと、第3のチャネルのトラフィックとを含む光信号を受信し、
前記第1の複製の第1及び第2のチャネルのトラフィックを終端し、
第3のチャネルのトラフィックをネットワーク内の別のノードに転送する
ことを特徴とする光ネットワーク。
(付記29)
前記ゲートウエーノードが、第1の光カプラを利用して、前記ゲートウエーノードで受信した光信号の第1及び第2の複製を転送し、
前記ゲートウエーノードが、ゲートウエーノードのマルチプレクサ/デマルチプレクサユニットにおいて、ゲートウエーノードで受信した光信号の第1の複製の各波長でトラフィックを選択的に転送又は終端し、前記マルチプレクサ/デマルチプレクサユニットは、受信した光信号の波長の各々でトラフィックを選択的に転送又は終端し、転送されたトラフィックは再生成されず、
前記ゲートウエーノードが、ゲートウエーノードの再生成要素において、ゲートウエーノードで受信した光信号の第2の複製の波長の各々におけるトラフィックについて、第2の複製の第1及び第2のチャネルに含まれるトラフィックを含むトラフィックを終端すること、トラフィックを再生成した後にトラフィックを転送すること又はトラフィックの波長を再生成及び変換した後にトラフィックを転送することの何れかを選択的に実行する
ことを特徴とする付記28記載の光ネットワーク。
(付記30)
信号再生成要素により再生成された波長の各々が、マルチプレクサ/デマルチプレクサユニットにより終端される
ことを特徴とする付記29記載の光ネットワーク。
(付記31)
各ゲートウエーノードが、ゲートウエーノードにより受信されたトラフィックの第1の複製をマルチプレクサ/デマルチプレクサユニットに転送し、
各ゲートウエーノードが、ゲートウエーノードで受信したトラフィックの第2の複製を、ゲートウエーノードの再生成要素に転送し、前記第2の複製がマルチプレクサ/デマルチプレクサユニットを迂回する
ことを特徴とする付記29記載の光ネットワーク。
(付記32)
ゲートウエーノードの前記マルチプレクサ/デマルチプレクサユニットが、
ゲートウエーノードで受信したトラフィックの第2の複製を、複数の構成要素の波長に分離するデマルチプレクサと、
各波長を選択的に転送又は終端するスイッチと、
転送された波長を合成するマルチプレクサと
を備えることを特徴とする付記29記載の光ネットワーク。
(付記33)
信号再生成要素が、
ゲートウエーノードの第1の光カプラから受信した第2の複製の複数の複製を作成するスプリッタと、
1以上のフィルタであって、各フィルタは、第2の複製の複数の複製の1つを受信し、関連する複製の1以上の波長を転送するところの1以上のフィルタと、
1以上のフィルタからの選別された波長の各々を受信し、該波長の信号を再生成する1以上のトランスポンダと、
再生成された信号を受信及び合成し、合成された信号をゲートウエーノードの第2の光カプラに転送する合成器と、
を備えることを特徴とする付記29記載の光ネットワーク。
(付記34)
1以上のトランスポンダが、トランスポンダで受信された選別された波長に関する信号の波長を変換する
ことを特徴とする付記33記載の光ネットワーク。
(付記35)
少なくとも1つの付加/削除ノードが、
第1の光カプラと、
分配/合成要素に結合されたマルチプレクサと、
第1の光カプラ及び合成要素により転送されたトラフィックを受信し、合成された信号が光リング上で転送されるように受信したトラフィックを合成する第2の光カプラと、
を備え、前記第1の光カプラは、
光リング上で進入光トラフィックを受信し、
受信した光トラフィックの第1の複製及び第2の複製を生成し、
受信した光トラフィックの第1の複製を第2の光カプラに転送し、
受信した光トラフィックの第2の複製を分配/合成要素に転送し、
前記マルチプレクサは、第2の複製の第1及び第2のチャネルに含まれるトラフィックを第3のチャネルに多重化し、合成要素に結合される
ことを特徴とする付記28記載の光ネットワーク。
(付記36)
各サブネット内で、付加/削除ノードの各々が、トラフィックのチャネル間隔によらずトラフィックを付加及び削除する
ことを特徴とする付記28記載の光ネットワーク。
(付記37)
付加/削除ノードの各々が、ネットワークの各リングに関連する1以上の光カプラを有し、前記光カプラは、関連するリングにトラフィックを受動的に付加し、関連するリングからトラフィックを受動的に除く
ことを特徴とする付記28記載の光ネットワーク。
(付記38)
1以上のゲートウエーノードが、ゲートウエーノードで受信した光トラフィックの第2の複製の1以上の波長におけるトラフィックを、1以上の適切なクライアントに落とす
ことを特徴とする付記28記載の光ネットワーク。
(付記39)
1以上のゲートウエーノードが、1以上のクライアントからのトラフィックを光リングに付加する
ことを特徴とする付記28記載の光ネットワーク。
(付記40)
複数の付加/削除ノード及び複数のゲートウエーノードより成る光ネットワークの光リングにおいて、多重化されたトラフィックを伝送する方法であって、
複数の光信号より成る進入光トラフィックを、光ネットワークの第1のリングに結合された第1の付加/削除ノードにて、それぞれ別個のチャネルで受信し、
受信した光トラフィックを、ネットワークの第2の付加/削除ノードに転送し、
第2の付加/削除ノードにおいて、受信した光信号の各々に関する第1の複製及び第2の複製を生成し、
受信した信号の各々に関する第2の複製に含まれる信号を多重化信号に多重化し、
前記多重化信号に含まれるトラフィックを、受信信号の各々に関する第1の複製に含まれるトラフィックに付加し、
多重化信号に含まれる少なくともトラフィックと、受信信号の各々に関する第1の複製に含まれるトラフィックとをネットワーク内のゲートウエーノードに転送し、
多重化信号に含まれる少なくともトラフィックと、受信信号の各々に関する第1の複製に含まれるトラフィックとを含む光信号を、ゲートウエーノードの第1の光カプラで受信し、前記第1の光カプラはゲートノードで受信した光信号の第1の複製及び第2の複製を転送し、
ゲートウエーノードで受信信号の各々に関する第1の複製に含まれるトラフィックを終端し、
多重化信号内のトラフィックを、ゲートウエーノードから、ネットワーク内の別のノードに転送する
ことを特徴とする方法。
(付記41)
光リングの第2リングにおける受信信号の各々に含まれるトラフィックに含まれる多重化信号を転送する
ことを更に含むことを特徴とする付記40記載の方法。
(付記42)
ゲートウエーノードのマルチプレクサ/デマルチプレクサユニットにおいて、ゲートウエーノードで受信した光信号の第1の複製の各波長でトラフィックを選択的に転送又は終端し、前記マルチプレクサ/デマルチプレクサユニットは、受信した光信号の波長の各々でトラフィックを選択的に転送又は終端し、転送されたトラフィックは再生成されず、
ゲートウエーノードの再生成要素において、ゲートウエーノードで受信した光信号の第2の複製の波長の各々におけるトラフィックについて、第1及び第2のチャネルに含まれるトラフィックを含むトラフィックを終端すること、トラフィックを再生成した後にトラフィックを転送すること又はトラフィックの波長を再生成及び変換した後にトラフィックを転送することの何れかを選択的に実行する
ことを特徴とする付記40記載の方法。
(付記43)
信号再生成要素により再生成された波長の各々が、マルチプレクサ/デマルチプレクサユニットにより終端される
ことを特徴とする付記42記載の方法。
(付記44)
ゲートウエーノードにより受信された光信号の第1の複製をマルチプレクサ/デマルチプレクサユニットに転送し、
ゲートウエーノードで受信した光信号の第2の複製を、ゲートウエーノードの再生成要素に転送し、前記第2の複製がマルチプレクサ/デマルチプレクサユニットを迂回する
ことを特徴とする付記42記載の方法。
(付記45)
ゲートウエーノードの前記マルチプレクサ/デマルチプレクサユニットが、
ゲートウエーノードで受信した光信号の第2の複製を、デマルチプレクサにて複数の構成要素の波長に分離するデマルチプレクサと、
各波長を選択的に転送又は終端するスイッチと、
転送された波長を合成するマルチプレクサと
を備えることを特徴とする付記42記載の方法。
(付記46)
信号再生成要素が、
ゲートウエーノードの第1の光カプラから受信した第2の複製の複数の複製を作成するスプリッタと、
1以上のフィルタであって、各フィルタは、第2の複製の複数の複製の1つを受信し、関連する複製の1以上の波長を転送するところの1以上のフィルタと、
1以上のフィルタからの選別された波長の各々を受信し、該波長の信号を再生成する1以上のトランスポンダと、
再生成された信号を受信及び合成し、合成された信号をゲートウエーノードの第2の光カプラに転送する合成器と、
を備えることを特徴とする付記42記載の方法。
(付記47)
1以上のトランスポンダが、トランスポンダで受信された選別された波長に関する信号の波長を変換する
ことを特徴とする付記46記載の方法。
(付記48)
少なくとも1つの付加/削除ノードが、
第1の光カプラと、
分配/合成要素に結合されたマルチプレクサと、
第1の光カプラ及び合成要素により転送されたトラフィックを受信し、合成された信号が光リング上で転送されるように受信したトラフィックを合成する第2の光カプラと、
を備え、前記第1の光カプラは、
光リング上で進入光トラフィックを受信し、
受信した光トラフィックの第1の複製及び第2の複製を生成し、
受信した光トラフィックの第1の複製を第2の光カプラに転送し、
受信した光トラフィックの第2の複製を分配/合成要素に転送し、
前記マルチプレクサは、第2の複製の第1及び第2のチャネルに含まれるトラフィックを第3のチャネルに多重化し、合成要素に結合される
ことを特徴とする付記40記載の方法。
(付記49)
光ネットワークが、複数のサブネットに分割された少なくとも1つの光リングより成り、各サブネット内で、付加/削除ノードの各々が、トラフィックのチャネル間隔によらずトラフィックを付加及び削除する
ことを特徴とする付記40記載の方法。
(付記50)
光ネットワークが複数のリングより成り、付加/削除ノードの各々が、ネットワークの各リングに関連する1以上の光カプラを有し、前記光カプラは、関連するリングにトラフィックを受動的に付加し、関連するリングからトラフィックを受動的に除く
ことを特徴とする付記40記載の方法。
(付記51)
1以上のゲートウエーノードが、ゲートウエーノードで受信した光信号の第2の複製の1以上の波長におけるトラフィックを、1以上の適切なクライアントに落とす
ことを特徴とする付記40記載の方法。
(付記52)
1以上のゲートウエーノードが、1以上のクライアントからのトラフィックを光リングに付加する
ことを特徴とする付記40記載の方法。
本発明の一実施例による光ネットワーク例を示すブロック図である。 本発明の一実施例による図1のネットワークの例示的な付加/削除ノードの詳細を示すブロック図である。 本発明の一実施例による図2Aのネットワークの付加/削除ノードの別の例を示すブロック図である。 本発明の一実施例による図2A−3Bの付加/削除ノードの光カプラの詳細を示すブロック図である。 本発明の一実施例による図1のネットワークの光ゲートウエーの詳細を示すブロック図である。 図4Aのゲートウエーで実現される再生成素子を示すブロック図である。 図4Aのゲートウエーで実現されるマルチプレクサ/デマルチプレクサを示すブロック図である。 本発明の一実施例による図1の光ネットワークの構成例に関する例示的な光経路を示すブロック図である。 本発明の別の実施例による単独のゲートウエーを有する光ネットワークにおける例示的な光経路を示すブロック図である。 本発明の特定の実施例による単方向光経路交換リング(OUPSR)プロテクション機能を与える光ネットワークにおけるトラフィック送信方法例を示す。 本発明の別の実施例による図1の光ネットワークの構築例の例示的な光信号を示すブロック図である。 本発明の一実施例による図8のネットワークにおけるトラフィックストリームのプロテクションスイッチング及び光経路プロテクションを示すブロック図である。 本発明の特定の実施例による光共用経路プロテクションリング(OSPPR)プロテクション機能を与える光ネットワークにおけるトラフィックを送信する方法例を示す。 本発明の一実施例による光ネットワーク例のブロック図を示す。 図11の光ネットワークシステムにおける光ネットワークのゲートウエー間の接続の一例の詳細を示す。 本発明の一実施例により、ある光ネットワークから別の光ネットワークへトラフィックを受動的に付加する方法例を示す。 本発明の一実施例による付加/削除ノード例のブロック図を示す。 本発明の一実施例による多重化ノードを備えた光ネットワーク例を示す。 本発明の別の実施例による多重化ノードを備えた光ネットワーク例を示す。 光リングネットワークおける多重化トラフィックを送信する方法例を示す。
符号の説明
10 ネットワーク; 12 付加/削除ノード(ADN); 14 光ゲートウエー; 16,18 リング; 20,22,24 サブネット;
50 伝送要素; 60 付加/削除カプラ; 64 増幅器; 66 OSCフィルタ; 70 コネクタ; 80 分配/合成要素; 82 スプリッタ; 84 合成器; 86 ドロップリード; 88 付加リード; 100 フィルタ; 102 受信機; 104 送信機; 110 管理要素; 112 OSC受信機; 114 OSCインターフェース; 116 OSC送信機; 124 要素管理システム(EMS); 126 ネットワーク管理システム(NMS); 142,144,146,148 ファイバセグメント;
150,152,154,156 OSCファイバセグメント;
180 本体; 182,184,186,188 セグメント;
200 伝送要素; 204 マルチプレクサ; 206 デマルチプレクサ; 210 スイッチ; 214 mux/demuxユニット; 220 再生成要素; 222 スプリッタ; 226 付加リード; 228 ドロップリード; 230 フィルタ; 232,234 トランスポンダ; 236 スイッチ; 242,244,246,248 セグメント;
243,245 スイッチ; 250 mux/demuxユニット; 251 スイッチ; 252 可変光アッテネータ; 253 光スプリッタ; 254 コントローラ; 255 光検出器; 256 ドロップリード; 257 付加リード;
300,302,302’ トラフィックストリーム;
310 ネットワーク; 320,322’ トラフィックストリーム;
502,504,506 保護されるトラフィックストリーム; 508,510 プリエンプタブルトラフィックストリーム;
700,750 ネットワーク; 800 ネットワークシステム;
860 光スプリッタ; 870 スイッチ;
1000 付加/削除ノード(ADN); 1105 光スイッチ; 1107 マルチプレクサ;
2000 ネットワーク; 2010,2020 チャネル; 2030,2040 多重化されたチャネル

Claims (10)

  1. 第1の光ネットワーク及び第2の光ネットワークより成り、各ネットワークが少なくとも1つの光ゲートウエーノード及び複数の受動的オプティカル付加/削除ノードを有するところの光ネットワークシステムであって、
    前記第1の光ネットワークに結合された第1のゲートウエーノードと、
    前記第2の光ネットワークに結合された第2のゲートウエーノードとを備え、
    前記第1のゲートウエーノードは、受信した光信号の第1の複製を前記第1のゲートウエーノードのマルチプレクサ/デマルチプレクサユニットに転送し、前記マルチプレクサ/デマルチプレクサユニットは、前記第1の複製を1成分以上の波長に多重化し、前記第1の複製の波長の各々におけるトラフィックを選択的に転送又は終端するよう動作し、
    前記第1のゲートウエーノードは、受信した光信号の第2の複製を前記第1のゲートウエーノードの再生成要素に転送し、前記第2の複製は前記マルチプレクサ/デマルチプレクサユニットを迂回し、
    前記第1のゲートウエーノードは、前記マルチプレクサ/デマルチプレクサユニットにて前記第1の複製の波長の各々におけるトラフィックを選択的に転送又は終端し、
    前記第1のゲートウエーノードは、前記再生成要素における前記第2の複製の波長の各々におけるトラフィックについて、トラフィックを終端すること、トラフィックを前記第2の光ネットワークに転送すること又はトラフィックの再生成後に前記第1の光ネトワーク上のトラフィックを転送することの1つを選択的に実行し、
    前記第2のゲートウエーノードは、前記第1のゲートウエーノードから転送された前記第2の複製に含まれるトラフィックを受信し、
    前記第2のゲートウエーノードは、前記第1のゲートウエーノードから転送された前記第2の複製に含まれるトラフィックを、前記第2の光ネットワークのリングに付加する
    ことを特徴とする光ネットワークシステム。
  2. 前記再生成要素が、トラフィックの波長を再生成及び変換した後に、トラフィックを選択的に転送する
    ことを特徴とする請求項1記載のシステム。
  3. 第1の光ネットワーク及び第2の光ネットワークより成り、各ネットワークが少なくとも1つの光ゲートウエーノード及び複数の受動的オプティカル付加/削除ノードを有するところの光ネットワークシステムであって、
    前記第1の光ネットワークに結合された第1の付加/削除ノードと、
    前記第2の光ネットワークに結合された第2の付加/削除ノードとを備え、
    前記第1の付加/削除ノードは、前記第1のネットワークから進入トラフィックを受信し、
    前記第1の付加/削除ノードは、前記進入トラフィックの第1及び第2の複製を受動的に転送し、前記進入トラフィックの第2の複製は、付加/削除ノードの分配/合成要素に転送され、
    前記第1の付加/削除ノードは、前記進入トラフィックの第2の複製を実質的に等しい複数の複製に分割し、
    前記第1の付加/削除ノードは、前記進入トラフィックの第2の複製を1以上の構成要素の波長に選別し、
    前記進入トラフィックの第2の複製の1以上の構成要素の波長におけるトラフィックを選択的に転送し、
    前記第2の付加/削除ノードは、前記第1の付加/削除ノードから転送された第2の複製に含まれるトラフィックを受信し、
    前記第2の付加/削除ノードは、前記第1の付加/削除ノードから転送された第2の複製に含まれる転送されたトラフィックを、第2の光ネットワークの光リングに付加する
    ことを特徴とする光ネットワークシステム。
  4. 少なくとも1つのネットワークが複数のサブネットより成り、各サブネットが複数の付加/削除ノードより成り、サブネット数がネットワーク内のゲートウエーノード数に等しい
    ことを特徴とする請求項3記載のシステム。
  5. 第1の光ネットワークからのトラフィックを第2の光ネットワークに受動的に付加する方法であって、
    前記第1の光ネットワークに結合されたノードにおいて、前記第1の光ネットワークの光リングから進入トラフィックを受信し、
    前記進入トラフィックの第1及び第2の複製を生成し、
    前記進入トラフィックの第1及び第2の複製を受動的に転送し、
    前記進入トラフィックの第2の複製を実質的に等しい複数の複製に分割し、
    前記進入トラフィックの第2の複製の少なくとも1つを、1以上の構成要素の波長に選別し、
    前記進入トラフィックの第2の複製の1以上の構成要素の波長における信号を、第2の光ネットワークに結合されたノードに選択的に転送し、
    前記第2の光ネットワークに結合されたノードにおいて、1以上の波長で転送された信号を受信し、
    以上の波長で転送された信号を、前記第2の光ネットワークの光リングに付加する
    ことを特徴とする方法。
  6. 前記ノードが、ゲートウエーノードより成る
    ことを特徴とする請求項5記載の方法。
  7. 複数のサブネットに分割される少なくとも1つの光リングと、
    複数のゲートウエーノードと、
    を備える光ネットワークであって、前記サブネットの各々は、前記光リングに結合された1以上の付加/削除ノードを有し、1以上の波長で光リングにトラフィックを受動的に付加し、1以上の波長で光リングからトラフィックを受動的に除き、
    少なくとも1つの付加/削除ノードは、
    複数の光信号より成る進入光トラフィックをそれぞれ別個のチャネルで受信し、
    受信した光トラフィックの第1の複製及び第2の複製を転送し、
    第2の複製の第1のチャネルに含まれる信号と、第2の複製の第2のチャネルに含まれる信号とを第3のチャネルに多重化し、
    前記第3のチャネルの多重化されたトラフィックを、前記第1の複製の第1及び第2のチャネルのトラフィックに付加し、
    前記第1の複製の第1及び第2のチャネルにおける少なくともトラフィックに含まれる光信号と、第3チャネルのトラフィックとをネットワーク内の別のノードに転送し、
    前記ゲートノードの各々は、
    隣接するサブネット間の境界で光リングに結合され、
    前記第1の複製の第1及び第2のチャネルの少なくともトラフィックと、第3のチャネルのトラフィックとを含む光信号を受信し、
    前記第1の複製の第1及び第2のチャネルのトラフィックを終端し、
    第3のチャネルのトラフィックをネットワーク内の別のノードに転送する
    ことを特徴とする光ネットワーク。
  8. 前記ゲートウエーノードが、第1の光カプラを利用して、前記ゲートウエーノードで受信した光信号の第1及び第2の複製を転送し、
    前記ゲートウエーノードが、ゲートウエーノードのマルチプレクサ/デマルチプレクサユニットにおいて、ゲートウエーノードで受信した光信号の第1の複製の各波長でトラフィックを選択的に転送又は終端し、前記マルチプレクサ/デマルチプレクサユニットは、受信した光信号の波長の各々でトラフィックを選択的に転送又は終端し、転送されたトラフィックは再生成されず、
    前記ゲートウエーノードが、ゲートウエーノードの再生成要素において、ゲートウエーノードで受信した光信号の第2の複製の波長の各々におけるトラフィックについて、第2の複製の第1及び第2のチャネルに含まれるトラフィックを含むトラフィックを終端すること、トラフィックを再生成した後にトラフィックを転送すること又はトラフィックの波長を再生成及び変換した後にトラフィックを転送することの何れかを選択的に実行する
    ことを特徴とする請求項7記載の光ネットワーク。
  9. 複数の付加/削除ノード及び複数のゲートウエーノードより成る光ネットワークの光リングにおいて、多重化されたトラフィックを伝送する方法であって、
    複数の光信号より成る進入光トラフィックを、光ネットワークの第1のリングに結合された第1の付加/削除ノードにて、それぞれ別個のチャネルで受信し、
    受信した光トラフィックを、ネットワークの第2の付加/削除ノードに転送し、
    第2の付加/削除ノードにおいて、受信した光信号の各々に関する第1の複製及び第2の複製を生成し、
    受信した信号の各々に関する第2の複製に含まれる信号を多重化信号に多重化し、
    前記多重化信号に含まれるトラフィックを、受信信号の各々に関する第1の複製に含まれるトラフィックに付加し、
    多重化信号に含まれる少なくともトラフィックと、受信信号の各々に関する第1の複製に含まれるトラフィックとをネットワーク内のゲートウエーノードに転送し、
    多重化信号に含まれる少なくともトラフィックと、受信信号の各々に関する第1の複製に含まれるトラフィックとを含む光信号を、ゲートウエーノードの第1の光カプラで受信し、前記第1の光カプラはゲートノードで受信した光信号の第1の複製及び第2の複製を転送し、
    ゲートウエーノードで受信信号の各々に関する第1の複製に含まれるトラフィックを終端し、
    多重化信号内のトラフィックを、ゲートウエーノードから、ネットワーク内の別のノードに転送する
    ことを特徴とする方法。
  10. 光リングの第2リングにおける受信信号の各々に含まれるトラフィックに含まれる多重化信号を転送する
    ことを更に含むことを特徴とする請求項9記載の方法。
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