JP2003324391A - 光ネットワークにおける信号を増幅するシステム及び方法 - Google Patents

光ネットワークにおける信号を増幅するシステム及び方法

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JP2003324391A
JP2003324391A JP2003083700A JP2003083700A JP2003324391A JP 2003324391 A JP2003324391 A JP 2003324391A JP 2003083700 A JP2003083700 A JP 2003083700A JP 2003083700 A JP2003083700 A JP 2003083700A JP 2003324391 A JP2003324391 A JP 2003324391A
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network
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JP2003083700A
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Susumu Kinoshita
進 木下
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Fujitsu Ltd
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/29Repeaters
    • H04B10/291Repeaters in which processing or amplification is carried out without conversion of the main signal from optical form
    • H04B10/2912Repeaters in which processing or amplification is carried out without conversion of the main signal from optical form characterised by the medium used for amplification or processing
    • H04B10/2916Repeaters in which processing or amplification is carried out without conversion of the main signal from optical form characterised by the medium used for amplification or processing using Raman or Brillouin amplifiers

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  • Optical Modulation, Optical Deflection, Nonlinear Optics, Optical Demodulation, Optical Logic Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、光ネットワークにおける信号を増
幅するためのシステム及び方法を提供することを目的と
する。 【解決手段】 光ネットワークは、光ファイバで接続さ
れた複数のノードより成る。ノードの各々は、光ファイ
バに接続され、ポンプ電力をファイバに印加し、光ファ
イバの接続された部分における信号のラマン増幅を行う
ポンプ結合器より成る。ノードから遠隔し、前記ポンプ
結合器に接続されたポンプソースは、ラマン増幅のため
にポンプ結合器の各々にポンプ電力を与えるよう動作し
得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に光伝送シス
テムに関し、特に光ネットワークにおける信号を増幅す
るシステム及び方法に関連する。
【0002】
【従来の技術】テレコミュニケーションシステム、ケー
ブルテレビジョンシステム及びデータ通信ネットワーク
は、遠隔地点間における大量の情報を迅速に搬送するた
めに、光ネットワークを利用する。光ネットワークで
は、情報は、光ファイバを通じて光信号の形式で搬送さ
れる。光ファイバは、極めて低損失で長距離にわたって
信号を伝送する細いガラス線より成る。
【0003】光ネットワークは、しばしば波長分割多重
(WDM:wavelengthdivision m
ultiplexing)又は高密度波長分割多重(D
WDM:dense wavelength divi
sion multiplexing)を利用して、伝
送容量を増やしている。WDM及びDWDMネットワー
クでは、多数の光チャネルが別々の波長で各ファイバ内
で搬送される。ネットワーク容量は、各ファイバにおけ
る波長又はチャネルの数、及びチャネルの帯域幅又はサ
イズに基づくものである。WDM及び他の光ネットワー
クでは、各ノードにおける光信号入力及び出力を増幅す
るために、エルビウム(erbium)のドープされた
ファイバ増幅器が一般に利用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、光ネットワ
ークにおける信号を増幅するためのシステム及び方法を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、光ネットワー
クにおける信号を増幅するためのシステム及び方法を提
供する。一態様にあっては、ラマン(Raman)増幅
器は、ネットワーク内で信号をコスト効果的に増幅する
ために、共有のポンプソース(sharedpump
source)を利用する。
【0006】本発明の一態様にあっては、光ネットワー
クが、光ファイバで接続された複数のノードより成る。
前記ノードの各々は、前記光ファイバに接続され、ポン
プされた光である電磁輻射をファイバに印加し、光ファ
イバの接続された部分における信号のラマン増幅を行う
ポンプ結合器より成る。前記ノードから遠隔し、前記ポ
ンプ結合器に接続されたポンプソースは、ラマン増幅の
ためにポンプ結合器の各々にポンプエネルギを与えるよ
う動作し得る。
【0007】本発明の技術的利点は、光ネットワークに
おける光信号を増幅する改善された方法及びシステムを
提供することを包含する。特定の態様にあっては、リン
グ又は1つ若しくはそれ以上の光ネットワーク内の区間
内の複数のノードが、遠隔的に且つ中央に設けられたポ
ンプによって電力供給されるラマン増幅器を含む。その
結果、多数の増幅器に対して単独の大きなポンプが利用
可能であり、ワット当たりの価格の観点からコスト効果
的に、ラマン増幅器が与えられる。
【0008】本発明の他の技術的利点は、安定的であ
り、拡張性があり、コスト効果的な高密度波長分割多重
(DWDM)ネットワークを与えることを包含する。特
定の態様にあっては、中央に設けられたラマンポンプに
て新たなチャネルの波長に適切なポンプソースを付加す
ることで、トラフィックチャネルの付加と供に増幅する
ことが更新(upgrade)され得る。従って、ネッ
トワークに対する増幅システムは、トラフィックがネッ
トワークに付加される場合にのみ更新されることを要す
る。
【0009】本発明の様々な実施例は、ここに列挙され
た技術的利点の全部若しくは一部を有し又は1つも有し
ない。更に、本発明の他の技術的利点は、以下の説明、
図面及び特許請求の範囲により当業者に明らかになるで
あろう。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明及びその利点をよりいっそ
う理解するために、同様な番号が同様な要素を表現する
ところの添付図面に関する以下の説明が参照される。
【0011】図1は、本発明の一実施例による光ネット
ワーク10のブロック図である。本実施例では、ネット
ワーク10は、多数の光チャネルが異なる波長で共通経
路を介して搬送されるところの光ネットワークである。
ネットワーク10は、波長分割多重(WDM)、高密度
波長分割多重(DWDM)その他の適切な複数チャネル
ネットワークであり得る。ネットワーク10は、短区間
大都市ネットワーク、長区間都市内ネットワークその他
の適切なネットワーク又はネットワークの結合に使用さ
れ得る。
【0012】図1を参照するに、ネットワーク10は、
ファイバ光リング12及び複数のノード14を包含す
る。ネットワーク10は、更に、ポンプ18と、ポンプ
18をノード14に接続する光ファイバリード16とを
有する。ポンプ18については、図3に関連して詳細に
説明され;増幅信号を生成するための他の適切な手段が
使用される。光情報信号は、リング12にて伝送され、
音声、映像、テキスト、リアルタイム、ノンリアルタイ
ム及び/又は他の適切な形式にエンコードするために変
調される少なくとも1つの特徴を有する。変調は、位相
シフトキーイング(PSK)、強度変調(IM)その他
適切な手法に基づいて行われる。
【0013】ノード14は、リング12に及びそこから
トラフィックを加算、除去又は配信するように動作し得
る。各ノードでは、ローカルクライアントからのトラフ
ィックはリング12に加算され、ローカルトラフィック
宛のトラフィックは除去(drop)される。ノード1
4に関する更なる詳細は、図2に関連して説明される。
【0014】図示されている例では、ポンプ18が、総
てのノード14から遠隔した外部にある。この遠隔につ
いては、1又はそれ以上のキロメートル数離れることが
あり得る。他の実施例では、ポンプ18は内部に及び/
又はノード18の1つに設けられ得る。特に、大都市の
例の場合には、リング12は、約300km周囲の実質
的に円形のリングシステムより成る。外部ポンプ18
は、実質的に中央に配置され、各ノード14から実質的
に等距離にあり、リード16による信号電力損失を最小
化する。リード16の距離差が25%より少ないなら
ば、ポンプは実質的に中心にあると言える。外部ポンプ
からノード14の1つまでの距離は、本実施例では、約
48kmである。リード16による電力損失を0.3d
B/kmとすると、電力損失全体は、48km×0.3
dB/km即ち14.4dBになる。更なる負荷又はサ
イズを有するメトロコアその他のリングネットワークで
は、各々がネットワークセグメント内で実質的に中央に
設けられるところの2つ又はそれ以上のポンプ18が利
用され得る。ポンプソースの数及びポンプの間隔は、リ
ングサイズ、負荷、ポンプサイズ、ポンプエネルギ、回
線損失その他の適切な判断基準に基づいて設定され得
る。
【0015】図2は、本発明の一実施例による図1のノ
ード14の詳細を示すブロック図である。本実施例で
は、ノード14はポンプ18により生成されたエネルギ
を利用して、リング12からの内向トラフィック及びリ
ング12への外向トラフィックに対するラマン増幅を行
う。
【0016】図2を参照するに、ノード14は、スイッ
チその他のクロス接続部(cross−connec
t)28、デマルチプレクサ30、マルチプレクサ3
2、及びトランスポンダ36より成る。ポンプ結合器2
4,26は、リングにおける信号のラマン増幅のため
に、ポンプ18のリード16をリング12のファイバに
結合する。ポンプ結合器24は、トラフィック搬送信号
(traffic−carrying signal)
のラマン増幅を誘導するために、増幅信号をネットワー
ク10のリング12に挿入するための誘電体多重層(d
ielectricmultilayer)その他の手
段を有する。リード16は、ルーセント(Lucen
t)による「オールウェイブ(AllWave)」ファ
イバ、住友電気による「ピュアバンド(PureBan
d)」ファイバのようなシングルノードファイバより成
り、これらは何れも1400nm近辺の波長帯域にて低
損失性を有し、又は増幅信号を導通させる他の適切な手
段より成る。
【0017】動作時にあっては、リング12からの内向
トラフィックが受信され、ポンプ結合器24に挿入され
たポンプ18からのレーザ光を利用して、ラマン増幅に
よって増幅される。ラマン増幅では、増幅される信号よ
り約100nm短波長のレーザ光が、その信号と同一の
光ファイバに沿って伝送される。増幅レーザ光は、その
信号と同一方向(同等ポンピング(co−pumpin
g))又はその信号と反対方向(カウンタポンピング
(counter−pumping))の何れかに伝搬
する。図示されている例では、カウンタポンピングレー
ザが示されている。増幅レーザ光がファイバの原子と散
乱すると、信号はフォトンを取得し(pick u
p)、その強度が増える。ラマン増幅は光ファイバに何
らのドーピングも必要としない。典型的には、増幅は2
0km以上の距離で行われる。
【0018】増幅後に、デマルチプレクサ30は信号を
その成分のチャネルに多重化を解除(デマルチプレク
ス)する。スイッチ28は、トランスポンダ36からの
チャネルを加算し、トランスポンダに対するチャネルを
除去し、及び/又はチャネルを通じてマルチプレクサ3
2に伝送するよう動作する。トランスポンダ36は、ク
ライアント38からのデータを送信又は受信する。
【0019】マルチプレクサ32は、波長分割多重化を
利用して信号を多重化(マルチプレクス)する。マルチ
プレクサ32により多重化された信号は、ポンプ18か
らリード16を通じてラマン増幅によりリング12に伝
送されるのに先立って、ポンプ結合器26で増幅され
る。
【0020】図3は、本発明の一実施例による図1の外
部ポンプの詳細を示すブロック図である。図3を参照す
るに、外部ポンプ18は、光ファイバ接続部42,44
を通じてレーザソース46,48にそれぞれ接続される
結合器40より成る。結合器40は、リード16を通じ
てノード14に接続される。結合器40は誘電体多重層
素子より成る。
【0021】動作時にあっては、レーザ46,48は電
磁輻射又はレーザ光の形式でエネルギを生成する。一実
施例にあっては、結合器40はレーザ46,48からの
電磁輻射を偏光させ(polarize)、2つのソー
スの偏光は実質的に90°になり得る。レーザ光はその
後に光ファイバリード16でノード14に搬送され、そ
こでは、光信号を上述したように増幅する。
【0022】ポンプ18は、ファイバラマンレーザ、半
導体ポンプレーザダイオード(LD)、その他のラマン
増幅に適切なレーザソースより成る。波長を相違させる
別のレーザが、ポンプのワット数全体を増進させるため
に、ポンプ18に付加され得る。
【0023】ポンプ18の出力は、ポンプソースに異な
る波長を加えることで拡張され得る。こうして、ポンプ
18は、サービス中帯域更新性(in−service
band upgradability)又はペイア
ズユーグロー(pay asyou grow)機能性
を発揮し得る。1530nm及び1565nmの間の4
0ラムダより成る典型的なスペクトラムに対しては、1
530nm及び1565nmの範疇のラマン利得を平坦
化するために、2つ又はそれ以上のポンプを備えること
が望ましい。
【0024】スイッチ50は、ノード機器の不具合、ノ
ード機器の修理又は交換その他の特定の1つ又は複数の
ノードへのレーザ光を終端させることが望ましい状況に
応答して、特定の1つ又は複数のノードへのレーザ光を
選択的に終了させるよう動作し得る。例えば、リングス
イッチの不具合に応答してノードへのポンプ電力供給を
選択的に終了する方法は、以下の図17に関連して説明
される。
【0025】図4は、本発明の一実施例による光ネット
ワークの信号を増幅する方法を示すフローチャートであ
る。本実施例では、ポンプソースが中央に設けられてい
る。
【0026】図4を参照するに、本方法はステップ10
0から始まり、ポンプ電力が光ネットワークの中心的ポ
ンプソースにて生成される。ポンプソース18は、ポン
プ光の少なくとも1つの波長を生成及び/又は提供す
る。ステップ102において、信号は、光ネットワーク
10において、ポンプソース18から複数のノード14
に配信される。信号は光ファイバリード16その他の適
切なリンクを通じて導通される。リード16は好ましく
は低損失ファイバである。
【0027】最後に、ステップ104において、ポンプ
電力は、各ノードにおけるポンプ結合器を利用してネッ
トワークの光ファイバに供給され、ネットワークの光信
号をトラフィック搬送(traffic−convey
ing)するための伝送ファイバにおけるラマン増幅を
誘導する。このようにして、ネットワークのトラフィッ
ク搬送は、単独の、拡張可能なソース又は限定された中
心的なソース一式(set)によって効率的に増幅され
る。上述したように、ポンプソースは、本発明の実効性
及び拡張性に関する多くの利点を引き出すために、ノー
ドから何キロメートルも離れて設けることも可能である
し、リングネットワークの中心付近に設けることも可能
である。
【0028】図5は、本発明の一実施例による光ネット
ワーク200を示す。本実施例では、光ネットワーク2
00はフレキシブル(flexible)オープンリン
グネットワークである。
【0029】図5を参照するに、ネットワーク200
は、ノード206,208,210,212を包含する
複数のノード201を接続する第1ファイバ光リング2
02及び第2ファイバ光リング204を包含する。ネッ
トワーク200は、更に、ポンプ203、及びポンプ2
03をノード201に接続する光ファイバリード205
を有する。ポンプ203は、図1,3のポンプ18その
他適切なポンプより成り、図1のポンプ18に関して説
明したように、ノード201に遠隔的に外部に、ノード
201の1つの内部に又はローカルに設けられ得る。
【0030】ネットワーク200は、多数の光チャネル
が個々の波長における共通経路上で搬送されるところの
光ネットワークである。ネットワーク200は、波長分
割多重(WDM)、高密度波長分割多重(DWDM)そ
の他の適切な多重化チャネルネットワークであり得る。
ネットワーク200は、短区間大都市ネットワーク、長
区間都市間ネットワークその他適切なネットワーク又は
ネットワークの組み合わせにて使用され得る。
【0031】ネットワーク200では、光情報信号は、
障害耐性を得るために、リング202,204にて異な
る方向に伝送される。光信号は、音声、映像、文字、リ
アルタイム、ノンリアルタイム及び/又はその他の適切
なデータをエンコードするために変調される少なくとも
1つの特徴を有する。変調は、位相シフトキーイング
(PSK)、強度変調(IM)及びその他の適切な手法
に基づいて行われる。
【0032】図示されている例では、第1リング202
は、トラフィックが時計回りに伝送する時計回りリング
である。第2リング204は、トラフィックが反時計回
りに伝送する反時計回りリングである。ノード201
は、それぞれ、リング202及び204に及びそこから
トラフィックを付加及び削除するよう動作する。特に、
各ノード201は、ローカルクライアントからトラフィ
ックを受信し、そのトラフィックをリング202,20
4に付加する。それと同時に、各ノード201は、リン
グ202,204からトラフィックを受信し、ローカル
クライアント宛のトラフィックを除去する。トラフィッ
クの付加及び削除において、ノード201は、リング2
02,204にて送信するクライアントからのデータを
マルチプレクスし、クライアントに関するリング20
2,204からのデータのチャネルをデマルチプレクス
する。
【0033】ネットワーク10に関して上述したよう
に、少なくとも一部がリングに送信される伝送信号に、
トラフィックチャネルを挿入することで又はそのチャネ
ルの信号を結合することで、リング202,204にト
ラフィックが付加される。トラフィックは、ローカルク
ライアントに伝送するのに利用可能なトラフィックを作
成することで、除去され得る。こうして、トラフィック
は、除去され且つリングにて依然として伝送させること
ができる。
【0034】特定の実施例では、トラフィックはリング
202,204に対して及びそこから受動的に加算され
及び受動的に除去される。本実施例では、チャネル間隔
はリング202,204にてフレキシブルであり、リン
グ202,204におけるノード要素はチャネル間隔に
関連して構築される必要がない。従って、チャネル間隔
は、クライアントに接続されるノード201の付加/削
除の受信機及び送信機により設定され得る。ノード20
1の伝送要素は、トラフィックのチャネル間隔によら
ず、リング202,204にて受信されるトラフィック
を通信する。
【0035】各リング202,204は、リング20
2,204が「開放(open))」リングとなるよう
な終端地点を有する。リング202,204における開
放は、物理的に開放すること、開放した、クロス設定さ
れた(crossed)、又はその他の閉じていないス
イッチ、オペーク機能(opaque functio
n)を有する送信装置その他の、完全に又は効果的に終
端し、リング202,204におけるリング干渉を回避
することの可能な障害物によるものである。このよう
に、再度伝送されることに起因する各チャネルそれら自
身の干渉が回避され又は最小化され、通常の動作制限の
範疇でチャネルが受信及びデコードされるようにする。
【0036】一実施例ではリング202,204が開放
され、ノード201にて終端される。特定の実施例で
は、リング202,204は、リング202,204に
沿う対応する地点における隣接するノード201にて終
端する。リング202,204における終端地点は、例
えば、それらが2つの隣接するノードの加算及び/又は
除去装置の間にある場合に、又は同一ノード内で同様な
位置にある場合に、対応付けられる。更に、開放リング
の形態に関する詳細は、以後の図8に関連して説明され
る。
【0037】ノード201は、能動的ノード、受動的ノ
ード、又は能動的及び受動的ノードの組み合わせよりな
り得る。ノードは、それらが何らのスイッチも、切り替
え可能な増幅器も、その他のアクティブ装置も包含しな
い場合には受動的(passive)である。ノード
は、光スイッチ、切り替え可能な増幅器、その他のノー
ド内の伝送要素又はその他のものにおける能動的装置を
包含する場合には能動的(active)である。受動
的ノードは、より簡潔であってより安価な設計にするこ
とを可能にする。一実施例では、ネットワークは能動的
及び受動的ノードの組み合わせより成る。このようにし
て、受動的ノードは、保護スイッチング機能(以下の図
9,10に関連して更に説明される。)を与えることが
可能であり、受動的ノードの付加は、付加的なノードに
関する余分なコストを最小限化しつつ、ネットワークに
付加的なノードを付加/除去することを可能にする。
【0038】図5のネットワークは、チャネル間隔に最
大の柔軟性を与えるが、上述したように帯域資源は注意
深く保存される必要があるのは、帯域は終端されず各ノ
ード間で「再利用可能(re−useable)」では
ないためである。そのようなネットワークでは、必要と
されるポンプ電力及びポンプ波長を低減するために、必
要な帯域のみにおける増幅を行うことが特に望まれる。
本発明は、サービス中帯域更新又は「ペイアズユーグロ
ー」機能を与え、フレキシブルチャネル間隔光ネットワ
ークに関する安定的な受動モード増幅を与える。
【0039】図6は、本発明の一実施例によるノード2
01の詳細を示す。本実施例では、光監視チャネル(O
SC)トラフィックが、収入生成(revenue−g
enerating)トラフィックから分離した外部帯
域で伝送される。特定の実施例では、OSC信号は15
10(nm)の波長で伝送される。
【0040】図6を参照するに、ノード201は、反時
計回りの伝送要素220、時計回りの伝送要素222、
分配要素224、結合要素226、及び/又は管理要素
228を有する。一実施例にあっては、要素内の部品に
加えて、要素220,222,224,226,228
は、光ファイバリンクで相互に接続されている。他の実
施例では、その部品は、平面上のウェーブガイド回路及
び/又は自由空間光学要素と供に又は部分的に実現され
得る。更に、ノード12に関連し説明したように、ノー
ド201の要素は、ノード201のカード棚における1
つ又はそれ以上の個別のカードとして実現され得る。カ
ード棚に関する例示的な接続部230が、図6に示され
ている。接続部230は、故障した部品の効率的且つ効
果的な置換を可能にする。付加的な、異なる及び/又は
他の接続部がノード201の一部に設けられ得ること
は、理解されるであろう。
【0041】伝送要素220,222は、それぞれ、受
動的なカプラ又は他の適切な光スプリッタ/カプラ33
0、リングスイッチ214、ポンプ結合器215、OS
Cフィルタ216、アイソレータ332及び可変光減衰
器(VOA:variable optical at
tenuator)334より成る。リングスイッチ2
14は、接続されたリング202,204を選択的に開
放することの可能な2×2の又は他のスイッチであり得
る。2×2の例では、スイッチ214は、「クロス(c
ross)」又は開放位置と、「伝送(throug
h)」又は閉位置とを含む。クロス位置は、ループバッ
ク、ローカルな及び他の信号試験を可能にする。開放位
置は、保護スイッチ動作を行うために、ノード201に
おけるリングの開放が、選択的に再構成されることを許
容する。
【0042】ポンプ結合器215は、リード205を通
じてポンプ203からポンプ光の少なくとも1つの波長
を受信し、ポンプ光をリング202又は204に方向付
け、誘導ラマン効果(stimulated Rama
n effect)を通じてリング202又は204に
より搬送される信号を増幅するようにする。スイッチ3
36は、ファイバ切断その他の不具合、妨害、又はノー
ド201の伝送要素へのレーザ光を終了させることが望
ましい状況に応答して、ノード201へのレーザ光を選
択的に終端させるよう動作し得る。スイッチ336は、
(図3のポンプ18に描かれているように)ポンプ20
3のスイッチ50に挿入される又は付加される。スイッ
チをノード201内に設けることで、ファイバ切断その
他の状況が検出された場合に、ノード自身はポンプ電力
を速やかにオフさせ得る。
【0043】本実施例では、スイッチ214は、内向フ
ィルタ216及びスプリッタ/カプラ330の間の伝送
要素220,222内に設けられる。従って、OSC信
号は、スイッチ214の位置によらず復元され得る。他
の実施例では、OSC信号は、収入生成(revenu
e−generating)トラフィックを利用して、
OSCフィルタをカプラ232,234の間に設ける又
はカプラ236,238の間に設けることで、帯域内で
伝送され得る。OSCフィルタ216は、薄膜形式、フ
ァイバ回折格子(fiber grating)その他
の適切なフィルタより成る。
【0044】アイソレータ332は、アップストリーム
フィードバックを抑制する。VOA装置334は、内向
信号を特定の電力レベルに減衰させる。VOA装置に関
する詳細は、以下の図7Aに関連して説明される。
【0045】図6の特定の実施例では、反時計回り伝送
セグメント220は、反時計回り除去カプラ232及び
反時計回り加算カプラ234を有する受動的光スプリッ
タ一式(set)を包含する。反時計回り伝送要素22
0は、更に、伝送要素220の内向端部における反時計
回りポンプ結合器240、OSCフィルタ294、ポン
プ結合器240の内側のアイソレータ332及びVOA
装置334、内向端部におけるOSCフィルタ298、
及びVOA装置334と除去カプラ232との間の反時
計回りリングスイッチ244を包含する。従って、本実
施例におけるスイッチ244は、伝送要素及び/又は除
去カプラの内向側にある。
【0046】時計回り伝送セグメント222は、時計回
り加算カプラ236及び時計回り除去カプラ238を包
含する受動的スプリッタ一式を含む。時計回り伝送要素
222は、更に、内向端部における時計回りポンプ結合
器242、OSCフィルタ300、時計回りポンプ結合
器242の内側のアイソレータ332及びVOA装置3
34、伝送要素222の外向端部におけるOSCフィル
タ296、及びVOA装置334と除去カプラ238の
間の時計回りリングスイッチ246を包含する。本実施
例におけるスイッチ246は、伝送要素及び/又は除去
カプラの内向側にある。
【0047】分配要素224は、複数の分配増幅器31
5より成る。この実施例では、分配要素224は、各々
が増幅器及び光スプリッタを有する分配増幅器に与える
分配カプラ310を有する。例えば、第1分配増幅器
は、増幅器316及び光スプリッタ320を有し、第2
分配増幅器は増幅器318及びスプリッタ322を有す
る。増幅器316,318はEDFA、ラマン増幅器そ
の他の適切な増幅器より成り、ローカルの又は遠隔の何
れかのポンプソースによってポンプされ得る。スプリッ
タ320,322は、1つの光ファイバ内向リード及び
複数の光ファイバ除去リード314を有するスプリッタ
より成る。除去リード314は、1つ又はそれ以上の同
調可能なフィルタ266に接続され、これは、1つ又は
それ以上の除去光受信機268に接続される。
【0048】結合要素226は結合増幅器であり得る
し、クライアントに関連する1つ又はそれ以上の加算光
送信機270に接続された複数の光ファイバ加算リード
312を有するスプリッタ324より成る。スプリッタ
324は、更に、増幅器326,328に与える2つの
光ファイバ外向リードより成る。増幅器326,328
は、EDFA、ラマン増幅器その他の適切な増幅器より
成り、ローカルの又は遠隔の何れかのポンプソースによ
りポンプされ得る。
【0049】管理要素228は、OSC送信機272,
281、OSCインターフェース274,280、OS
C受信機276,278、及び要素管理システム(EM
S)290より成る。各OSC送信機、OSCインター
フェース及びOSC受信機の一式(セット)は、ノード
201におけるノード202,204の1つに対するO
SC装置を形成する。OSC装置は、EMS290に対
するOSC信号を受信及び送信する。EMS290は、
ネットワーク管理システム(NMS)292に通信可能
に接続される。NMSは、ノード201内に、異なるノ
ード内に、又は総てのノード201外部に所属し得る。
【0050】EMS290及び/又はNMS292は、
ネットワーク及び/又はノードの監視、故障診断、保護
スイッチング、及びネットワーク200のループバック
又は局所的な試験機能を実行するために媒体内にエンコ
ードされた論理より成る。論理は、ディスクその他のコ
ンピュータ読み取り可能な媒体にエンコードされたソフ
トウエア、及び/又は特定用途向け集積回路(ASI
C)、フィールドプログラム可能なゲートアレイ(FP
GA)若しくは他のプロセッサ又はハードウエアにエン
コードされた命令より成る。EMS290及び/又はN
MS292の機能は、ネットワーク200の他の要素に
よって実行され、及び/又は分散処理され若しくは中央
処理され得ることは、理解されるであろう。例えば、N
MS292の動作を、ノード201のEMSに分散さ
せ、NMSを省略することが可能である。同様に、OS
C装置は、NMS292及び省略されるEMS290と
直接的に通信することが可能である。
【0051】ノード201は、更に、反時計回り加算フ
ァイバセグメント302、反時計回り除去ファイバセグ
メント304、時計回り加算ファイバセグメント30
6、時計回り除去ファイバセグメント308、OSCフ
ァイバセグメント282,284,286,288、光
スペクトルアナライザ(OSA)接続部250,25
4,256,258を有する。OSA接続部は、反射を
回避するために角度付けされた接続部であり得る。試験
信号は、しばしば、接続部248,252からネトワー
クに与えられる。上述したように、複数の受動的な物理
的なコンタクト接続部230は、ノード210の様々な
要素に通信可能に接続するように適切に包含される。
【0052】動作時にあっては、伝送要素220,22
2は、リング202,204にローカルトラフィックを
受動的に加算し、リング202,204から少なくとも
ローカルトラフィックを除去するように動作する。伝送
要素220,222は、更に、リング202,204に
及びそこから、OSC信号を受動的に加算及び除去する
ように動作する。
【0053】より具体的には、反時計回り方向にて、リ
ング202で搬送した信号は、上述したように、反時計
回りポンプ結合器240を通じてポンプ203からのレ
ーザ光を利用してラマン増幅される。OSCフィルタ2
94は増幅された信号を受信し、光信号からOSC信号
を濾波し、ファイバセグメント282及びOSC受信機
276を通じてOSCインターフェース274にOSC
信号を転送する。また、OSCフィルタ294は、残余
の伝送光信号をアイソレータ332、VOA装置334
及びスイッチ244に転送する又は引き渡す。リングス
イッチ244外部にOSCフィルタ294を設けること
で、ノード201は、リングスイッチ244の位置によ
らずに、OSC信号を復元することが可能である。リン
グスイッチ244は、リングスイッチ244が(閉じ
た)設定内容に設定されている場合に、光信号をカプラ
232に送信し、リングスイッチ244がクロス(開放
した)設定内容に設定されている場合に、光信号をOS
A接続部250に送信するように選択的に動作する。O
SA接続部に関する更なる詳細については後述される。
【0054】リングスイッチ244がクロス位置に設定
されているならば、光信号はカプラ232,234に伝
送されず、リング202はノード201で開放であり、
リング202に対するトラフィックの除去はノード21
0にて生じない。しかしながら、ノード201における
トラフィックの加算は発生し、加算されたトラフィック
はリング202内の次のノードに伝搬する。リングスイ
ッチ244が伝送(through)位置に設定されて
いるならば、光信号は、カプラ232,234に転送さ
れ、ノード201においてリング202に対して及びそ
こからトラフィックの付加及び削除が行われる。
【0055】カプラ232は、スイッチ244からの信
号を、概して同一内容の2つの信号に受動的に分割す
る。伝送信号はカプラ234に伝送されるが、除去信号
はセグメント304を通じて分配要素224に伝送され
る。これらの信号は実質的に等しい内容にされ得る。カ
プラ234は、カプラ232からの伝送信号と、ファイ
バセグメント302を介した結合要素226からのロー
カル加算トラフィックより成る加算信号とを受動的に結
合する。結合された信号はOSCフィルタ298に伝送
される。
【0056】OSCフィルタ298は、OSC送信機2
72及びファイバセグメント284を通じて、OSCイ
ンターフェース274からのOSC信号を、結合された
光信号に加算し、結合された信号を外向伝送信号として
リング204に伝送する。加算されたOSC信号は、ロ
ーカルに生成されたデータ、又はEMS290を通じて
伝送され受信されたOSCデータであり得る。
【0057】時計回り方向にて、リング202で搬送さ
れる信号は、上述したように、反時計回りポンプ結合器
242を通じてポンプ203からのレーザ光を利用して
ラマン増幅される。OSCフィルタ300は増幅された
内向光信号を受信し、光信号からOSC信号を濾波し、
そのOSC信号をファイバセグメント286及びOSC
受信機278を通じてOSCプロセッサ280に伝送す
る。また、OSCフィルタ300は、残余の伝送光信号
をアイソレータ332、VOA装置334及びスイッチ
246に伝送する。リングスイッチ246は、リングス
イッチ246が伝送(through)の設定内容に設
定されている場合に、光信号をカプラ238に送信し、
リングスイッチ246がクロス設定内容に設定されてい
る場合に、光信号をOSA接続部254に送信するよう
に選択的に動作する。
【0058】リングスイッチ246がクロス位置に設定
されているならば、光信号はカプラ238,236に伝
送されず、リング204はノード201で開放であり、
リング204へのトラフィックの除去はノード210に
て生じない。しかしながら、ノード201におけるトラ
フィックの加算は発生し、加算されたトラフィックは2
01内の次のノードに流れる。リングスイッチ246が
伝送位置に設定されているならば、光信号は、カプラ2
38,236に転送され、ノード201においてリング
202に対して及びそこからトラフィックの付加及び削
除が行われる。
【0059】カプラ238は、スイッチ246からの信
号を、概して同一内容の2つの信号に受動的に分割す
る。伝送信号はカプラ236に伝送されるが、除去信号
はセグメント308を通じて分配要素224に伝送され
る。これらの信号は内容及び/又はエネルギを実質的に
等しくし得る。カプラ236は、カプラ238からの伝
送信号と、ファイバセグメント306を介した結合要素
226からのローカル加算トラフィックより成る加算信
号とを受動的に結合する。結合された信号はOSCフィ
ルタ296に伝送される。
【0060】OSCフィルタ296は、OSC送信機2
81及びファイバセグメント288を通じて、OSCイ
ンターフェース280からのOSC信号を、結合された
光信号に加算し、結合された信号を外向伝送信号として
リング202に伝送する。上述したように、OSC信号
は、ローカルに生成されたデータ、又はEMS290を
通じて伝送されたデータであり得る。
【0061】リング202,204に加算するのに先立
って、局所的に導出されたトラフィックは、複数の加算
光送信機270によって、ノード201の結合要素22
6に伝送され、そこでは信号が結合され、増幅され、及
び上述したように反時計回り加算セグメント302及び
時計回りセグメント306を通じて伝送要素220,2
22に伝送される。局所的に導出された信号は、光カプ
ラ324により、マルチプレクサにより又は他の適切な
装置によって結合される。
【0062】ローカルに宛てられたトラフィックは、分
配要素224に対して、反時計回り除去セグメント30
4及び時計回り除去セグメント308から除去される。
分配要素224は、ローカルに宛てられたトラフィック
より成る除去信号を、複数の概して同一の信号に分割
し、除去リード314を通じて光受信機268に伝送す
る。光受信機268によって受信された信号は、先ずフ
ィルタ266により濾波される。フィルタ266は、同
調可能なフィルタ又は他の適切なフィルタであり、受信
機268はブロードバンドの又は他の適切な受信機であ
る。
【0063】EMS290は、ノード201における総
ての要素を監視及び/又は制御する。特に、EMS29
0は、OSCフィルタ294,296,298,30
0、OSC受信機276,278、OSC送信機27
2,281及びOSCインターフェース274,280
により、電気形式のOSC信号を受信する。EMS29
0はその信号を処理し、信号を転送し及び/又はその信
号をループバックする。従って、例えば、EMS290
は、電気信号を受信し、それが適切であるならばOSC
に対するノード特定固有エラー情報その他の適切な情報
を付加しながらそのOSC信号を再送信するように動作
し得る。このネットワークでは、修復又は交換後に復旧
することは必須ではない。
【0064】一実施例にあっては、ノード201におけ
る各要素は、それ自身モニタし、故障その他の問題が生
じた場合にEMS290に対する報知信号を作成する。
例えば、ノード201におけるEMS290は、1つ又
はそれ以上の様々な種類の報知(アラーム)を、ノード
201内の要素及び部品から受信し得る。それらは、例
えば:増幅器光損失(LOL:loss−of−los
s)アラーム、増幅器装置アラーム、光受信機装置アラ
ーム、光送信機装置アラーム、分配増幅器LOLアラー
ム、分配増幅器装置アラーム、結合増幅器LOLアラー
ム、結合増幅器装置アラーム、その他のアラームであ
る。故障の中には、複数のアラームを形成するものがあ
り得る。例えば、ファイバ切断は、隣接するノードにお
ける増幅器LOLアラームと、光受信機からのエラーア
ラームを形成し得る。
【0065】更に、EMS290は、OSA接続部25
0,254,256,258と、EMS290に通信可
能に接続された光スペクトルアナライザ(OSA)との
間の接続(図示せず)によって、ノード210内の光信
号の波長及び/又は電力を監視し得る。
【0066】NMS292は、全ノードからのエラー情
報を収集し、アラームを分析し、故障の種類及び/又は
場所を判定するよう動作する。故障の種類及び/又は場
所に基づいて、NMS292は、ネットワーク200に
対して必要とされる保護スイッチ動作を決定する。保護
スイッチ動作は、ノード201にてEMS290に命令
を発効することで、NMS202によって実行される。
【0067】エラーメッセージは、故障した装置を置換
することで修正される装置不具合を示し得る。例えば、
分配要素における増幅器の1つの故障は、分配増幅器ア
ラームの契機となり得る。故障した増幅器はその後に置
換され得る。分配要素内の故障したカプラは、同様に検
出され置換され得る。同様に、光受信機又は送信機の故
障は、それぞれ、光受信機装置アラーム又は光送信機装
置アラームの契機となり、光受信機又は送信機の必要な
置換がなされる。光送信機は、シャッタ(shutte
r)又はコールドスタート(cold start)機
構を有するべきである。置換の際に、何らの他のスイッ
チング又はスイッチした状態からの復旧は必要とされな
い。図11,13に関連して更に説明されるように、N
MS292は、所定のメッセージ又はメッセージの組み
合わせに応答して、保護スイッチングプロトコルの契機
を与える。
【0068】本発明の他の実施例では、冗長(redu
ndant)リングスイッチが伝送要素内に設けられ
る。助長リングスイッチは、スイッチ不具合が生じた場
合に連続的な回路保護を可能にし、ノードの動作又は状
態を妨げることなしに故障したリングスイッチが交換さ
れ得る。リングスイッチ不具合は、特に、クロス設定位
置から伝送位置へ変更するためのリングスイッチの不具
合、伝送位置からクロス設定位置へ変更するためのリン
グスイッチの不具合、中間的な位置に固定されるように
なったスイッチに起因する。冗長リングスイッチは、ス
イッチが、閉じた位置から開放位置に切り替えることに
失敗した場合の保護スイッチングを可能にする。更に、
カスケード接続されたスイッチ形態は、スイッチの一方
がクロス設定位置にあるときは、常に、他方のスイッチ
位置はネットワークトラフィックに影響しないので、ス
イッチ動作試験を可能にする。また、閉じた位置におけ
るスイッチスタック(stuck)の場合の冗長性(手
当)は、故障したスイッチに関するノード内のリングに
対する増幅器をオフにすることで、冗長スイッチなしに
行うことが可能であり、その増幅器にて信号を効果的に
終端させることができる。
【0069】更なる他の実施例では、分配要素は、カプ
ラ310からの光信号をデマルチプレクスすることの可
能な配列型ウェーブガイド回折格子(AWGs:arr
aywaveguide gratings)より成
る。
【0070】本発明の更なる他の実施例では、結合要素
は、更に、光信号を時計回りリングに、反時計回りリン
グに、又は両方のリングに選択的に伝送し得るスイッチ
より成る。本実施例では、増幅器326,328の一方
の不具合時でさえも、伝送要素の両者への加算トラフィ
ックの伝送を可能にするようにスイッチが形成される。
【0071】図7A−7Bは、本発明の様々な実施例に
よる図6の特定の装置又は要素を示すブロック図であ
る。
【0072】図7Aは、本発明の一実施例による図6の
ノードの可変光減衰器(VOA)を示すブロック図であ
る。
【0073】図7Aを参照するに、VOA装置334
は、VOA350、光スプリッタ352、光検出器35
4及びコントローラ356を含む。VOA350は、信
号を取り出すスプリッタ352、信号の電力レベルを検
出する光検出器354、及び検出した電力レベルに基づ
いてVOA350を制御するフィードバックコントロー
ラ356を含むフィードバックループに基づいて、内向
信号を指定された電力レベルに減衰させる。
【0074】図7Bは、本発明の他の実施例による図6
のノード201の分配要素360を示すブロック図であ
る。分配要素360は、分配要素224の代替物として
ノード201にて使用され得る。
【0075】図7Bを参照するに、分配要素360は、
図6の分配要素224に関連して説明したように、カプ
ラ310、増幅器316,318、スプリッタ320,
322、及びファイバ除去リード314を含む要素より
成る。
【0076】更に、分配要素360は、光ファイバ30
4,308からの内向リードの各々におけるVOA装置
334より成る。VOAは、図7Aに関して上述したよ
うに、ファイバ304,308からの信号を指定された
電力レベルに減衰させる及び等しくさせる。
【0077】図7Cは、本発明の他の実施例による図6
のノードの結合要素370を示すブロック図である。結
合要素370は、結合要素226の代替物としてノード
201にて使用され得る。
【0078】図7Cを参照するに、結合要素370は、
図6の結合要素226に関連して上述したように、増幅
器326,328、スプリッタ324、及びファイバ加
算リード312を含む要素より成る。
【0079】更に、結合要素370は、光ファイバ30
2,306に対する内向リードの各々におけるVOA3
34より成る。VOAは、図7Aに関連して説明したよ
うに、ファイバ302,306に対する信号を指定され
た電力レベルに減衰させる及び等しくさせるよう動作し
得る。
【0080】図7Dは、本発明の一実施例による光スプ
リッタ/カプラ330の詳細を示す。本実施例では、光
スプリッタ/カプラ330は、2入力及び2出力を有す
るファイバカプラである。他の実施例では、光スプリッ
タ/カプラ330は、ウェーブガイド回路及び/又は自
由空間光学要素と全部又は一部内で結合される。スプリ
ッタ/カプラ330は、1つ又は任意数の適切な入力及
び出力を包含し得ること、スプリッタ/カプラ330は
出力より多くの入力数又は入力より多くの出力数を有し
得ることは、理解されるであろう。
【0081】図7Dを参照するに、光スプリッタ/カプ
ラ330は、カバーフレーム402、第1入力セグメン
ト404、第2入力セグメント406、第1出力セグメ
ント408及び第2出力セグメント410より成る。
【0082】第1入力セグメント404及び第1出力セ
グメント408は、第1の連続的な光ファイバより成
る。第2入力セグメント406及び第2出力セグメント
410は、第2の連続的な光ファイバより成る。カバー
フレーム402の外側では、セグメント404,40
6,408,410は、ジャケット(jacket)、
クラッド(cladding)及びコアファイバより成
る。カバーフレーム402の内側では、ジャケット及び
クラッドは除去され、コアファイバは撚り合わせられ
(twist)、結合され、供に溶断され、第1及び第
2の連続的な光ファイバ間での光信号及び/又は信号エ
ネルギの伝送を可能にする。このようにして、光スプリ
ッタ/カプラ330は、入力セグメント404,406
から到来する光信号を受動的に結合し、結合された信号
を出力セグメント408,410を通じて伝送する。結
合し及び結合された信号をその後に分割することで、又
はファイバ間でエネルギを伝送することによって信号を
同時に結合及び分割することで、複数の信号が結合さ
れ、及び結合された信号が分割される。
【0083】光スプリッタ/カプラ330は、メインス
トリーム回線のチャネル間隔に関して何らの制約も課さ
ない、柔軟なチャネル間隔(flexible cha
nnel−spacing)を与える。スプリッタ/カ
プラ330は、信号を、実質的に電力の等しい2つの複
製物に分割する。この場合における「実質的に等しい
(substantially equal)」は、±
25%以内であることを意味する。特定の実施例では、
カプラは55dBを超える方向性(directivi
ty)を有する。挿入損失に関する波長依存性は、約
0.5dBより少ない。50/50カプラの挿入損失
は、約3.5dBより少ない。
【0084】図8は、ノード206,208,210,
212の詳細と供に光ネットワーク200を示す。上述
したように、各ノードは、反時計回り伝送要素220、
時計回り伝送要素222、分配要素224、結合要素2
26及び管理要素228を含む。伝送要素は、リング2
02,204に及びそこからトラフィックを加算及び/
又は除去する。結合要素226は内向ローカルトラフィ
ックを結合し、リング202,204における伝送のた
めに、伝送要素220,222に与えられる加算信号を
生成する。分配要素224は、除去信号を受信し、ロー
カルクライアントに伝送するためのローカル外向トラフ
ィックを復元する。管理要素228は、ノード201及
び/又はネットワーク200の動作を監視し、ネットワ
ーク200に関するNMS292と通信を行う。
【0085】図8を参照するに、各ノード206,20
8,210,212は、各伝送要素220,222内に
リングスイッチ214を含み、それは、ノード内の伝送
要素220,222によってトラフィックを加算又は削
除するのに先立って、接続されたリング202,204
を選択的に開閉するよう制御することが可能である。又
は、リングスイッチ214は、ノード201の内側又は
外側端部にて、又はノード及び隣接するノード201の
間で、トラフィックの除去及び/又は加算に先立って、
1つ若しくはそれ以上の又は各ノード201内に適切に
設けられ得る。
【0086】通常の動作時にあっては、1つのリングス
イッチ214がクロス設定され又は各リング202,2
04で開放であり、残余のリングスイッチ214が閉じ
られている。従って、各リング202,204は連続的
であり、又は開放であるリングスイッチ214を除いて
閉じられている。リングスイッチ202,204内で供
に開放であるリングスイッチ214は、ネットワークの
同一区間及び/又は対応する地点にて、ネットワーク2
00のリング202,204を実効的に開放するスイッ
チセット(set)を形成する。同一の区間はネットワ
ーク200内で開放され、例えば、その区間に隣接する
ノード201はその区間から内向トラフィックを受信し
ない。区間内に、区間に沿って又は区間の周囲に開放リ
ングスイッチ214をそのように調整することは、巡回
するトラフィックからの干渉を可否する又は最小化しつ
つ、ネットワーク200内でノードの各々が互いにノー
ド201と通信することを可能にする。
【0087】図示の例では、ノード208の反時計回り
伝送要素220内のリングスイッチ214と同様に、ノ
ード210の時計回り伝送要素222内のリングスイッ
チ214は、クロス設定にされる。残りのリングスイッ
チ214は、伝送位置に閉じられている。ノード210
で加算されたトラフィックチャネル500は、例示の光
経路502,504内でリング202,204に沿って
伝搬する。特に、反時計回り光経路502は、ノード2
10の結合要素226から、反時計回りリング204に
付加されるところの反時計回り伝送要素220に伸び
る。反時計回りリング204では、光経路502はノー
ド208に伸び、そこでは反時計回り伝送要素220の
クロス設定されたリングスイッチ214によって終端さ
れる。時計回り光経路504は、ノード210の結合要
素226から、時計回りリング202に付加されるとこ
ろのノード210の時計回り伝送要素222に伸びる。
時計回りリング202では、光経路504は、リング2
12の時計回り伝送要素222を通じてリング212に
伸び、リング206の時計回り伝送要素222を通じて
リング206に伸び、リング208の時計回り伝送要素
222を通じてリング208に伸び、ノード210に戻
り、そこでは時計回り伝送要素222の内向側のクロス
設定されたリングスイッチ214によって終端される。
こうして、各ノード206,208,210,212
は、単一方向からのノードにより互いに到達し、トラフ
ィックは、リング202,204その他の干渉を引き起
こす巡回的伝送から回避される。
【0088】図9は、ノード206,208,210,
212の詳細を含む光ネットワーク200を示す。各ノ
ードは反時計回り及び時計回り伝送要素220,222
に加えて、結合要素224、分配要素226及び管理要
素228を含む。リング202,204に及びそこから
トラフィックチャネルを付加及び削除することに加え
て、伝送要素220,222は、管理要素228による
処理のために、リング202,204に及びそこからO
SCを付加及び除去する。
【0089】図9を参照するに、上述したように、伝送
要素220,222は、リング202,204からOS
Cを濾波する及び/又は除去するために、リングスイッ
チ214に先立って、内向地点にOSCフィルタ216
を包含する。各ノード201では、各リング202,2
04からのOSC信号は、EMS290による処理のた
めに、OSC装置の対応する光受信機276,278に
伝送される。更に、各リング202,204に関してE
MS290によって生成されたOSC信号は、光送信機
272,281によって、次のノード201に伝送する
ために、対応するリング202,204に伝送される。
【0090】通常の動作時にあっては、各ノード201
は、リング202,204に沿って隣接するノードから
OSC信号を受信し、その信号を処理し、そのOSC信
号を伝送し、及び/又は隣接するノードに伝送するため
に自身のOSC信号を加算する。
【0091】リングスイッチ214外部の伝送要素22
0,222の周辺にOSCフィルタ216を配置するこ
とは、そのリングスイッチ214の開閉状態によらず、
各ノード201が、その近隣の又は隣接するノード20
1からOSC信号を受信することを可能にする。OSC
フィルタがリングスイッチ214内部にある場合には、
例えばリングスイッチ214がノード201の外部にあ
る場合には、OSC信号は開放区間の端部にてリング2
02,204の間でループバックされ得る。例えば、図
示した例では、ノード208のEMS290は、ノード
210宛の受信したOSC情報を、反時計回りリング2
04のノード210に伝送するために、時計回りOSC
装置から反時計回りOSC装置に伝送する。同様に、ノ
ード210で受信され、ノード208に宛てられたOS
C情報は、時計回りリング202のノード208に伝送
するために、反時計回りOSC装置から時計回りOSC
装置に、ノード210のEMS290によって伝送され
る。
【0092】図10は、本発明の一実施例によるネット
ワーク200に関する保護スイッチング及び光経路保護
機能を示す。上述したように、各ノード206,20
8,210,212は、時計回り及び反時計回り伝送要
素220,222に加えて、結合、分配及び管理の要素
224,226,228を含む。管理要素はそれぞれN
MS292と通信を行う。
【0093】図10を参照するに、ノード206,21
2の間のリング204にてファイバ切断510が示され
ている。これに応じて、以下に詳細に説明されるよう
に、NMS292はノード212の反時計回り伝送要素
220におけるリングスイッチ214、及びノード20
6の時計回り伝送要素222におけるリングスイッチ2
14を開放し、ノード206,212の区間を事実上開
放する。故障した側の各々にてリング202,204を
開放した後に、NMS292はノード201で以前の開
放リングスイッチ214を閉じる。
【0094】保護スイッチングの後に、ネットワーク2
00における各ノード201は、ネットワーク200内
のノードから互いにトラフィックを受信し続け、動作可
能な開放リング形態が維持される。例えば、ノード21
0内で発せられた信号512は、反時計回り光経路51
4にてノード208,206に伝送され、時計回り光経
路516にてノード212に伝送される。一実施例で
は、NMS292,EMS290及び2×2リングスイ
ッチ214は、10ミリ秒より短時間でスイッチングす
る高速保護スイッチング用に形成される。
【0095】図11は、本発明の一実施例による開放リ
ング光ネットワークの保護スイッチング方法を示すフロ
ーチャートである。本実施例では、光ネットワークは、
各々が接続されているリングの内向部分に又はその近辺
にリングスイッチを各々が有する複数のノードを含むネ
ットワーク200である。本方法は、他の適切なネット
ワーク及びノード形態と供に使用され得る。
【0096】図11を参照するに、本方法はステップ5
50から始まり、ネットワーク200のリング202,
204のファイバ切断をNMS292により検出する。
NMS292は、ノードEMS290によりNMS29
2に通知されるOSC及び/又は他の信号に基づいて、
ファイバ切断を検出及び発見する。
【0097】ステップ552において、NMS292
は、切断に関して時計回りに直近のノード201におけ
るEMS290に、時計回り伝送要素222内の時計回
りリングスイッチ246を開放するように命令を発行
し、これはノード201における時計回りリング202
を開放する。
【0098】ステップ554において、NMS292
は、切断に関して反時計回りに直近のノード201にお
けるEMS290に、反時計回り伝送要素220内の反
時計回りリングスイッチ244を開放するように命令を
発行し、これはノード201における反時計回りリング
204を開放する。
【0099】ステップ556において、ネットワーク2
00のノードにおける他のリングスイッチ214が閉じ
られる。こうして、各リング202,204は、1つの
開放地点及び/又はセグメントに対して本質的に連続的
になる。開放セグメントは、個々のスイッチ及び/又は
伝送要素におけるものであり、又はネットワーク200
のノード間の区間の全部、一部又はそれ以上を包含し得
る。本実施例では、各ノード201がリング202,2
04の一方を通じてノード201に互いに通信すること
が可能である限り、リング200及び/又は204にお
ける付加的なスイッチは開放のままであり、リング20
2及び/又は204内の伝送要素はオフにされ得ること
は、理解されるであろう。
【0100】保護スイッチングの例は、図8,10に図
示されている。図8に戻って、例えば、ネットワーク2
00の時計回り及び反時計回りリング202,204
は、ノード210,208の伝送要素222,220内
でそれぞれ開放されている。図10に図示されるような
少なくともリング切断510に応答して、保護スイッチ
ングは、ノード206のリングスイッチ214及び時計
回り伝送要素222と、ノード212の反時計回り伝送
要素のリングスイッチ214とをクロス(cross)
させる。こうして、図10では、時計回り及び反時計回
りリング202,204が、ノード206,212でそ
れぞれ開放される。ノード208,210で以前クロス
していたリングスイッチは、伝送位置に閉じられ、ネッ
トワーク200内の各ノード201が、ネットワーク2
00内のノード201から互いにトラフィックを受信し
続けることを可能にする。ファイバ切断510は、保護
スイッチングが完了した後の適切な時間に修復される。
更に、ファイバ切断510の修復後に、スイッチ214
及びノード201を、それらの切断前の状態に戻す必要
がないことに留意すべきである。例えば、図8に示され
るように当初形成されており、ファイバ切断510に起
因して図10に示されるように形成されたネットワーク
は、切断510が修復された後であっても、図10に示
されるような形態であり得る。このようにして、図11
に示されるステップは、複数のファイバ切断に対して反
復され得る。
【0101】上述したように、リングスイッチ214及
びノード201は、あるノード201がローカルの及び
/又は他のトラフィックを近隣ノード201に通信して
しまうような他の種類のネットワーク不具合を回避する
ための保護スイッチングを行うように再構築され得る。
例えば、ノード206の時計回りの伝送セグメント22
2内の装置の不具合に応答して、故障した装置は(可能
であれば)オフにされ、隣接するリングスイッチ246
は、閉じた又は伝送位置から、開放又はクロス位置に作
動させられる。上述したように、クロスしたリングスイ
ッチ214は、接続されたリング202又は204にお
けるトラフィックを終端させるが、EMS290による
監視のために、及び/又はループバックその他の種類の
試験のために、トラフィックを伝送し得る。次に、ノー
ド212における反時計回りの伝送要素220のリング
スイッチ214も、クロス位置に再度位置付けられる。
【0102】リングスイッチがクロスされると、以前に
クロスしいていたリングスイッチ214は伝送位置に閉
じられ、各ノード201がノード201と互いに充分に
通信することを可能にする。連続した動作の間に、故障
した前段増幅器装置242は修復され、以下に詳細に説
明されるように、ループバック及び/又はローカルな試
験により、新たな前段増幅器装置242の適切な動作が
確認される。故障した装置が交換され、及び適切な動作
が確認された後に、ネットワーク200内のローカルな
及び/又はループバック試験を支援するために、ネット
ワーク200は現在の形態を離れて、以前の形態に復帰
させる又は他の形態に構築させることが可能である。
【0103】結合要素226内の増幅器の不具合は、結
合要素に関する装置アラームによって検出され得る。例
えば、ノード210の時計回り伝送要素222の結合要
素226内の結合増幅器に関する装置アラームに応答し
て、ノード212内の時計回り伝送要素222のリング
スイッチ246はクロスにされ、ノード210の反時計
回り伝送要素220内のリングスイッチもクロスにされ
る。以前に開放されていたリングスイッチ214は、そ
の後に又は同時に閉じられ、ノード210内の故障した
結合増幅器は置換され、適切な動作を確認するために試
験される。他の実施例では、結合要素226が図12に
示されるようなクロスオーバ(crossover)保
護スイッチを含み、故障していない増幅器に関するスイ
ッチ434又は436が閉じられ、作動している増幅器
が、リング202,204の双方向にトラフィックを伝
送することを可能にする。本実施例では、結合増幅器の
不具合が、ネットワーク形態に影響を与えずに手当され
る。
【0104】一実施例にあっては、検査信号がネットワ
ークに印加され、時計回り及び/又は反時計回りリング
にて伝送される。信号は、クロス設定されたリングスイ
ッチ214にて終端され、図6のポート248又は25
2を通じて分析のためにOSAに伝送される。適切なノ
ードにおけるリングスイッチを選択的に閉じることで、
選択された光経路はOSAを利用して検査される。
【0105】同様に、更なる他の実施例では、ローカル
な領域が、光経路又は要素検査、修復若しくは交換のた
めに必要に応じて規定される。ローカル領域の要素をサ
ービス中のネットワークの残余のものから孤立させるた
めに、第1ノードの時計回りリングスイッチ214及び
第2ノードの反時計回りリングスイッチが開放される。
ローカルな領域は、2つの隣接するノードの対向する部
分を含み、一実施例では、ネットワーク内のノードの任
意の装置を包含するローカル領域が規定される。ローカ
ル領域内の素子の試験、交換及び/又は修理は、サービ
ス中のネットワークを妨げることなしに継続される。
【0106】ある状況では、第1ノードの加算カプラを
通じて結合要素から発し、複数のノードを通じてリング
周囲を伝搬し、第1ノードの除去カプラを通じて第1ノ
ードの分配要素に復帰する光経路を検査することが望ま
しい。このように、各ノードの所与のリング方向の各伝
送セグメントの総ての要素が検査され得る。そのような
光経路は、第1ノードの伝送セグメントの加算カプラ及
び除去カプラ間の地点で、光ファイバを物理的に分離す
ることで形成され得る。
【0107】図12は、本発明の一実施例により、回線
切断に応答するネットワーク200のOSC保護動作を
示す。本実施例では、ノード201の管理要素228に
おける光−電気ループバックが、OSCの保護に利用さ
れる。
【0108】図12を参照するに、ファイバ切断又は他
の回線障害580が、ノード206,212間の時計回
りリングに示されている。ファイバ切断580に応答し
て、ノード206内のEMS290を通じて反時計回り
OSCシステムから時計回りOSCシステムに、及びノ
ード212内のEMS290を通じて時計回りOSCシ
ステムから反時計回りOSCシステムに、光−電気ルー
プバック582が確立される。
【0109】特定の実施例では、ノード206内の光−
電気ループバックは、反時計回りリング204からOS
C584を、ノード206の管理要素228の反時計回
りOSC装置にて受信し、図5に関連して説明したよう
にEMS290にてOSCを処理する。しかしながら、
ノード206から反時計回りリング204における外向
信号として処理されたOSCを伝送する代りに、処理さ
れたOSCが、EMS290から時計回りOSC装置及
び時計回りリング上に伝送され、ノード206に反時計
回りから時計回り信号にOSCをループバックする。
【0110】同様に、ノード212における光−電気ル
ープバックは、時計回りリング202からOSC586
を、ノード212の管理要素228の時計回りOSC装
置にて受信し、図5に関連して説明したようにEMS2
90にてOSCを処理する。しかしながら、ノード21
2から時計回りリング202における外向信号として処
理されたOSCを伝送する代りに、処理されたOSC
が、EMS290から反時計回りOSC装置及び反時計
回りリング204に伝送され、ノード212に時計回り
から反時計回り信号にOSCをループバックする。この
ように、ネットワーク200における各ノード201
は、ネットワーク200内のノード201から互いにO
SCを受信し続ける。光−電気ループバック582は、
通常の又は保護スイッチ動作中に利用され、OSC信号
が帯域内で伝送され又は他の実施例ではOSC信号がリ
ングスイッチ214を通じて伝搬する場合に利用され得
る。
【0111】OSCフロー手順は、通常の又は保護スイ
ッチングの動作予定の双方に同一である。例えば、図9
では、ノード208の反時計回り伝送要素220内のリ
ングスイッチ214及び時計回り要素222内のリング
スイッチ214が、図8に示されるようなクロス設定位
置を有するならば、ノード208にて時計回りから反時
計回りに、及びノード220にて反時計回りから時計回
りに、光−電気ループバックを利用することが有利であ
る。
【0112】図13は、本発明の一実施例による光ネッ
トワーク内のOSC保護スイッチング方法を示す。この
例では、ファイバ切断に応答して、保護スイッチングが
行われる。しかしながら、他の種類の不具合に応答して
OSC保護スイッチングが実行され得ること、及び光経
路保護スイッチングに関連して実行され得ることは、理
解されるであろう。
【0113】図13を参照するに、本方法はステップ6
00から始まり、光ネットワーク200のリング202
又は204の区間内のファイバ切断580をNMS29
2によって検出する。NMS292は、ノード201の
EMS290からのOSC及び/又は他の信号に基づい
て、その不具合を検出する。
【0114】ステップ602において、NMS292
は、切断580に時計回りに直近のノード201内のE
MS290に、反時計回りOSC装置から時計回りOS
C装置に電気的ループバックを形成するように命令を発
行し、そして、上述したように、反時計回りリング20
4から時計回りリング202へのOSCの光−電気ルー
プバックを生成する。当然ながら、ノード206内のE
MS290は、NMS290からの命令なしに、ファイ
バ切断580を検出し、この電気ループバックを実行す
る。
【0115】ステップ604において、NMS292
は、切断に反時計回りに直近のノード201内のEMS
290に、時計回りOSC装置から反時計回りOSC装
置に電気的ループバックを形成するように命令を発行
し、そして、上述したように、時計回りリング202か
ら反時計回りリング204へのOSCの光−電気ループ
バックを生成する。保護スイッチングのこの形式及び他
の形式において、NMS292が、保護スイッチングを
行うために、ノード201内の装置にそれ自身直接的に
制御し得ること、装置と通信し得ること、及び/又はN
MS292の機能を行うために、ノード201の管理要
素228がそれらの間で通信し得ることは、理解される
であろう。
【0116】ステップ606において、以前に形成され
たループバックを含む他のノード201は、ループバッ
クでない状態に復旧される。また、OSC光−電気ルー
プバック手順が、クロス設定位置にあるリングスイッチ
を有するノード内で行われる場合には、その復旧は不要
である。このようにして、OSCデータは、ネットワー
ク200内の各ノード201により伝送され、及びそこ
で受信され処理される。本方法手順の完了後に、ファイ
バ切断580は修復及び試験される。また、ファイバ切
断580の修復後に、ネットワーク200をその以前の
スイッチ状態に復旧することは必須ではない。
【0117】図14は、本発明の一実施例による、OS
C装置不具合に応答してネットワーク200内での保護
スイッチング動作を示す。本実施例では、OSC送信側
の不具合に対して保護スイッチングが実行される。OS
Cフィルタ216、又はOSC受信機276,278の
不具合は、装置不具合が生じたとしても、各ノード20
1がOSCデータによるサービス提供を継続し得るよう
な、同様な保護スイッチングを必要とする。
【0118】図14を参照するに、ノード206の反時
計回りOSC送信側281は、不具合を有するとして検
出される。特定の実施例では、OSC光送信部272,
281、又はOSC光受信部276,278の不具合
は、他の不具合アラームと供に又はそれを伴わずに、光
受信機又はダウンストリーム光受信機に関するLOLア
ラームに基づいて、NMS292により又はノード20
6内のEMS290により検出され得る。例えば、ノー
ド206の管理要素282の反時計回りOSC装置内の
光送信部281に関する装置アラームは、その光送信部
の不具合610を示すであろう。これに応答して、ノー
ド206内のNMS292又はEMS290は、ノード
206内で反時計回りOSC612から時計回りOSC
にループバックする。ノード212において、NMS2
92は、時計回りOSC614を反時計回りOSCにル
ープバックする。ノード208及び/又は210におけ
る以前のループバックは遮断され、そのノードを通じて
情報が送信される。
【0119】保護スイッチングの後に、故障した光送信
部281は修復され、その後に時計回りOSCを利用し
て検査される。交換された光送信部281の動作確認後
に、ネットワーク200は、その現在の状態で動作を継
続し、又は初期のOSC状態に戻る。上述したように、
ノード206及び210間のファイバ切断に対しては、
ファイバ切断に関する同様の手順が行われ、修復され試
験される。
【0120】図15は、本発明に関する様々な実施例に
より、光ネットワーク200にノード201を挿入する
方法を示す。ノード挿入は、ネットワーク200の設計
における拡張性を充分に利用し得る。他の適切な要素
は、光ネットワーク200の既存のノード201の間に
同様に挿入され得る。
【0121】図23を参照するに、本方法はステップ6
50で始まり、そこでは、時計回りリングスイッチ21
4が、その新たなノードに関する挿入地点に時計回りに
直近のノードにて開放される。ステップ652の処理で
は、反時計回りリングスイッチ214は、挿入地点に反
時計回りに直近のノード201にて開放される。ステッ
プ654において、他の開放リングスイッチ214が閉
じられる。こうして、ネットワーク200のノード20
1は、新たなノードが付加される区間を介して通信する
ことなしに、各々互いに通信を行う。
【0122】ステップ656の処理では、新たなノード
が挿入地点に挿入される。そのような挿入は、時計回り
及び反時計回り光リングファイバの物理的な分離を必要
とするであろう。ステップ658では、新規ノードの増
幅器、スイッチその他の要素が検査及び試験される。
【0123】ステップ660の処理では、新規ノードに
おける反時計回りスイッチ214が開放される。ステッ
プ626では、反時計回りスイッチ214が、新規ノー
ドに関して反時計回りに直近のノード201にて閉じら
れる。このようにして、反時計回りリング204は、新
規ノードにて開放であり、時計回りリング202は、新
規ノードに関して時計回りに直近のノード201にて開
放である。他の実施例では、新規ノードにおける時計回
りスイッチ214が開放され、新規ノードに時計回りに
直近のノードにおける時計回りスイッチ214が閉じら
れる。
【0124】図16は、本発明の一実施例によるラマン
増幅される開放リング光ネットワークに関するポンプソ
ースを与える方法を示すフローチャートである。
【0125】図16を参照するに、本方法はステップ7
00から始まり、開放リング光ネットワークをラマン増
幅するのに必要なポンプソース数が判定される。この判
定は、ネットワーク内の各ノードの距離、及びネットワ
ークにおけるトラフィック伝送信号を増幅するのに必要
な電力に基づくことが可能である。
【0126】ステップ702において、ネットワークは
セグメントに分割され、各セグメントはポンプソースに
よって増幅され得る。セグメントは、ノードと同数又は
ノードと異なる数より成り得る。各セグメントは、同様
な大きさにされた地理的領域、又は異なる地理的大きさ
の領域よりなり得る。
【0127】ステップ704において、各ポンプソース
は、セグメント内に実質的に中央に配置される。リード
16の長さにおける差分は25%より少ない場合に、ポ
ンプは実質的に中央に位置付けることが可能であり、又
はノードへの信号電力の損失を最小化するためにポンプ
ソースが各ノードから実質的に等距離であるようにす
る。
【0128】各ノードは、1つ又はそれ以上のポンプ結
合器より成る。ステップ706において、ポンプソース
はセグメントのノード内のポンプ結合器に接続される。
【0129】ステップ708において、トラフィック信
号の波長スペクトルが決定される。最後に、ステップ7
10では、トラフィック波長スペクトルを増幅するのに
適切なポンプは、各ポンプソースに設けられる。ポンプ
がトラフィック波長スペクトルを増幅するのに適切であ
るのは、それらがトラフィック信号より約100nm短
波長の場合である。ポンプソースは、要求されるポンプ
電力及びポンプ波長を低減させるように選択され得る。
【0130】図17は、リングスイッチ不具合に応答し
て、ノードへのポンプ電力の供給を選択的に終了させる
方法を示すフローチャートである。また、図17の方法
は、本発明の光ネットワークに生じる回線切断のよう
な、他の機器不具合その他の不具合に応用可能であるこ
とは、理解されるであろう。
【0131】図17を参照するに、本方法はステップ7
50から始まり、機器不具合又はファイバ切断がネット
ワークの特定のノードにて検出される。例えば、ファイ
バ切断は、OSC信号の損失によって検出され得る。特
定の実施例では、各ノードは、中央に設けられたポンプ
ソースをネットワークリングに結合するポンプ結合器よ
り成る。例えば、ノードは、各々がポンプ結合器より成
る、時計回り伝送セグメント及び反時計回り伝送セグメ
ントより成り得る。ステップ752において、故障した
リングスイッチに対応するポンプ結合器が判別される。
実施例では、時計回り伝送セグメント内のリングスイッ
チの故障時に、対応するポンプ結合器が時計回り伝送セ
グメント内のポンプ結合器になり得るであろう。
【0132】ステップ754において、対応するポンプ
結合器へのポンプ電力の供給は、停止される。図3に関
連して説明されたポンプソース例では、その停止は、故
障したスイッチに関するノードに対応するポンプ18の
スイッチ50を起動することで生じ得る。ノードへのポ
ンプ電力を停止させる他の適切な手段も利用され得る。
【0133】以上本発明はいくつかの実施例に関して説
明されてきたが、様々な変更及び修正が当業者に示唆さ
れ得る。本発明は、そのような変更及び修正を特許請求
の範囲の範疇に包含することが意図される。
【0134】以下、本発明が教示する手段を列挙する。
【0135】(付記1) 光ネットワークであって:光
ファイバで接続された複数のノードであって、前記ノー
ドの各々が、前記光ファイバに接続され、ポンプ電力を
ファイバに印加し、光ファイバの接続された部分におけ
る信号のラマン増幅を行うポンプ結合器より成るところ
の複数ノード;及び前記ノードから遠隔した、前記ポン
プ結合器に接続されたポンプソースであって、ラマン増
幅のためにポンプ結合器の各々にポンプ電力を与えるよ
う動作し得るところのポンプソース;より成ることを特
徴とする光ネットワーク。
【0136】(付記2) 前記光ファイバが、ノードを
接続するリングより成ることを特徴とする付記1記載の
光ネットワーク。
【0137】(付記3) 各ノードが、リングからのト
ラフィックを受動的に加算し及び受動的に除去するよう
動作し得ることを特徴とする付記2記載の光ネットワー
ク。
【0138】(付記4) 前記リングが開放リングより
成り、更に、保護スイッチングのためにリングを選択的
に閉じるよう動作し得る光スイッチより成ることを特徴
とする付記2記載の光ネットワーク。
【0139】(付記5) 前記リングが第1リングより
成り、更に、前記第1リングと反対方向におけるトラフ
ィックを伝送するよう動作し得る第2リングより成り、
前記第1及び第2リングがそれぞれ開放リングより成る
ことを特徴とする付記2記載の光ネットワーク。
【0140】(付記6) 各ノードが、前記リングから
のトラフィックを受動的に加算及び除去する少なくとも
1つの光スプリッタより成ることを特徴とする付記2記
載の光ネットワーク。
【0141】(付記7) 前記光スプリッタが光カプラ
より成ることを特徴とする付記6記載の光ネットワー
ク。
【0142】(付記8) 前記ネットワークがメトロリ
ングであり、リングにおける増幅信号が1つのポンプソ
ースを利用してラマン増幅されることを特徴とする付記
1記載の光ネットワーク。
【0143】(付記9) 光ネットワークのためのノー
ドであって:第1光リングに結合された第1伝送要素で
あって、ローカルトラフィックを前記第1光リングに受
動的に加算し、前記第1光リングからのローカルトラフ
ィックを受動的に除去するよう動作し得る第1伝送要
素;第2光リングに結合された第2伝送要素であって、
ローカルトラフィックを前記第2光リングに受動的に加
算し、前記第2光リングからのローカルトラフィックを
受動的に除去するよう動作し得る第2伝送要素;第1光
リングに接続され、ノードに対して外部の遠隔したポン
プからポンプ電力を受け、ポンプ電力を第1リングに印
加し、第1光リングにより搬送された信号のラマン増幅
を行う第1ポンプ結合器;及び第2光リングに接続さ
れ、ノードに対して外部の遠隔したポンプからポンプ電
力を受け、ポンプ電力を第2リングに印加し、第2光リ
ングにより搬送された信号のラマン増幅を行う第2ポン
プ結合器;より成ることを特徴とする光ネットワーク用
のノード。
【0144】(付記10) 前記第1及び第2伝送要素
の各々が、接続されたリングにローカルトラフィックを
受動的に加算し、接続されたリングからローカルトラフ
ィックを受動的に除去するよう動作し得る少なくとも1
つの光スプリッタより成ることを特徴とする付記9記載
のノード。
【0145】(付記11) 前記ポンプが前記ノードと
少なくとも10km離れていることを特徴とする付記9
記載のノード。
【0146】(付記12) 光ネットワークの信号を増
幅する方法であって:ポンプソースにてポンプ光を生成
するステップ;前記ポンプソースから、前記光ネットワ
ークの複数の遠隔したノードに前記ポンプ光を導くステ
ップ;及び各ノードにおいて、ラマン増幅を誘導するた
めに、ポンプ結合器を利用して前記ポンプ光をネットワ
ークの光ファイバに印加するステップ;より成ることを
特徴とする方法。
【0147】(付記13) 前記光ネットワークがリン
グネットワークであることを特徴とする付記12記載の
方法。
【0148】(付記14) 前記ポンプソースが中央に
設けられることを特徴とする付記12記載の方法。
【0149】(付記15) 少なくとも2つのノードが
前記ポンプソースから少なくとも10km離れているこ
とを特徴とする付記12記載の方法。
【0150】(付記16) 光ネットワークの信号を増
幅する増幅システムであって:ポンプ光を生成する手
段;前記ポンプ光を生成する手段から前記光ネットワー
クの複数の遠隔したノードに、前記ポンプ光を導く手
段;及び各ノードにおいて、ラマン増幅を誘導するため
に、ポンプ光をネットワークの光ファイバに印加する手
段;より成ることを特徴とする増幅システム。
【0151】(付記17) 前記光ネットワークがリン
グネットワークであることを特徴とする付記16記載の
増幅システム。
【0152】(付記18) 少なくとも2つのノード
が、前記ポンプ光を生成する手段から少なくとも10k
m離れていることを特徴とする付記16記載の増幅シス
テム。
【0153】(付記19) 光リングネットワークのラ
マン増幅用のポンプソースを利用する方法であって:必
要なポンプソース数を判定するステップ;ネットワーク
をセグメントに分割するステップであって、各セグメン
トが、複数のノードより成り、1つのポンプソースによ
り支持され得るところのステップ;セグメント内の実質
的に中央にポンプソースを位置付けるステップ;少なく
とも2つのセグメントのノードにおいて、ポンプソース
をポンプ結合器に接続するステップであって、ノードの
各々がポンプ結合器より成るところのステップ;より成
ることを特徴とする方法。
【0154】(付記20) 更に:セグメントに関する
トラフィック波長スペクトルを判定するステップ;及び
ポンプソースにてトラフィック波長に適切なポンプを利
用するステップ;より成ることを特徴とする付記19記
載の方法。
【0155】(付記21) 前記ポンプソースが少なく
とも2つのノードから少なくとも10km離れているこ
とを特徴とする付記19記載の方法。
【0156】(付記22) 機器不具合又はファイバ切
断に応じて、光ネットワークのノードへのポンプ電力の
供給を選択的に停止する方法であって:ネットワークの
ノード内で機器不具合又はファイバ切断を検出するステ
ップ;不具合又はファイバ切断に対応するポンプ結合器
を判別するステップ;及びポンプ結合器へのポンプ電力
の供給を停止するステップ;より成ることを特徴とする
方法。
【0157】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例による光ネットワー
クを示すブロック図である。
【図2】図2は、本発明の一実施例による図1の光ネッ
トワークのノードの詳細を示すブロック図である。
【図3】図3は、本発明の一実施例による図1の外部ポ
ンプの詳細を示すブロック図である。
【図4】図4は、本発明の一実施例による光ネットワー
ク内の信号を増幅する方法を示すフローチャートであ
る。
【図5】図5は、本発明の他の実施例による光ネットワ
ークを示すブロック図である。
【図6】図6は、本発明の一実施例による図5の光ネッ
トワークのノードの詳細を示すブロック図を示す。
【図7A】図7Aは、本発明の一実施例による図6のノ
ードの可変光減衰器を示すブロック図である。
【図7B】図7Bは、本発明の他の実施例による図6の
ノードの分配要素を示すブロック図である。
【図7C】図7Cは、本発明の他の実施例による図6の
ノードの結合要素を示すブロック図である。
【図7D】図7Dは、本発明の一実施例による図6のノ
ードの光カプラの詳細を示すブロック図である。
【図8】図8は、本発明の一実施例による図5の光ネッ
トワークに関する開放リング形態及び光経路の流れを示
すブロック図である。
【図9】図9は、本発明の一実施例による図5の光ネッ
トワークにおける光監視チャネル(OSC)の流れを示
すブロック図である。
【図10】図10は、本発明の一実施例による図5の光
ネットワークにおける保護スイッチング動作及び光経路
保護動作を示すブロック図である。
【図11】図11は、本発明の一実施例による図5の光
ネットワークに関する保護スイッチング方法を示すフロ
ーチャートである。
【図12】図12は、本発明の一実施例における回線切
断に起因する、図5の光ネットワークにおけるOSC保
護動作を示すブロック図である。
【図13】図13は、本発明の一実施例による図5の光
ネットワークにおけるOSC保護スイッチング方法を示
すフローチャートである。
【図14】図14は、本発明の一実施例におけるOSC
機器不具合に起因する、図5の光ネットワークにおける
OSC保護動作を示すブロック図である。
【図15】図15は、本発明の一実施例による図4の光
ネットワークにノードを挿入する方法を示すフローチャ
ートである。
【図16】図16は、本発明の一実施例によりラマン増
幅される開放リング光ネットワークに対してポンプソー
スを与える方法を示すフローチャートである。
【図17】図17は、リングスイッチ不具合に応答して
ノードに対する電磁放射の供給を選択的に終了するため
の方法を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 ネットワーク 12 光ファイバリング 14 ノード 16 光ファイバリード 18 ポンプ 24,26 ポンプ結合器 28 クロス接続部 30 デマルチプレクサ 32 マルチプレクサ 36 トランスポンダ 40 結合器 42,44 光ファイバ接続器 46,48 レーザソース 200 ネットワーク 201,206,208,210,212 ノード 202,204 光ファイバリング 203 ポンプ 214 スイッチ 215 ポンプ結合器 216 内向フィルタ 220,222 伝送要素 224 分配要素 226 結合要素 228 管理要素 230 接続部 240 ポンプ結合器 246 リングスイッチ 250,254,256,258 光スペクトルアナラ
イザ接続部 272,281 OSC送信機 274,280 OSCインターフェース 276,278 OSC受信機 282,284,286,288 ファイバセグメント 290 要素管理システム 292 ネットワーク管理システム 294 OSCフィルタ 302,304,306,308 ファイバセグメント 315 分配増幅器 316,318 増幅器 320,322,324 スプリッタ 326,328 増幅器 330 光スプリッタ/カプラ 332 アイソレータ 334 VOA装置 336 スイッチ 350 VOA 352 光スプリッタ 360 分配要素 370 結合要素 402 カバーフレーム 404,406 入力セグメント 408,410 出力セグメント 580 回線障害 582 光電気ループバック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 10/17 Fターム(参考) 2K002 AA02 AB30 BA01 DA10 EA30 HA23 5F072 AB07 AK06 JJ08 JJ12 KK15 KK30 PP07 QQ07 YY17 5K102 AA06 AA35 AA53 AD01 AK05 AL03 AL06 AL13 LA02 LA06 LA13 LA46 LA52 MA03 MA04 MB05 MB06 MC11 MD01 MH04 MH05 MH12 MH22 PB01 PH14 RB12

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々が、光ファイバに接続され、ポンプ
    電力をファイバに印加し、光ファイバの接続された部分
    における信号のラマン増幅を行うポンプ結合器より成る
    ところの複数ノード;及び前記ノードから遠隔した、前
    記ポンプ結合器に接続されたポンプソースであって、ラ
    マン増幅のためにポンプ結合器の各々にポンプ電力を与
    えるよう動作し得るところのポンプソース;より成るこ
    とを特徴とする光ネットワーク。
  2. 【請求項2】 前記光ファイバが、ノードを接続するリ
    ングより成ることを特徴とする請求項1記載の光ネット
    ワーク。
  3. 【請求項3】 第1光リングに結合された第1伝送要素
    であって、ローカルトラフィックを前記第1光リングに
    受動的に加算し、前記第1光リングからのローカルトラ
    フィックを受動的に除去するよう動作し得る第1伝送要
    素;第2光リングに結合された第2伝送要素であって、
    ローカルトラフィックを前記第2光リングに受動的に加
    算し、前記第2光リングからのローカルトラフィックを
    受動的に除去するよう動作し得る第2伝送要素;第1光
    リングに接続され、ノードに対して外部の遠隔したポン
    プからポンプ電力を受け、ポンプ電力を第1リングに印
    加し、第1光リングにより搬送された信号のラマン増幅
    を行う第1ポンプ結合器;及び第2光リングに接続さ
    れ、ノードに対して外部の遠隔したポンプからポンプ電
    力を受け、ポンプ電力を第2リングに印加し、第2光リ
    ングにより搬送された信号のラマン増幅を行う第2ポン
    プ結合器;より成ることを特徴とする光ネットワーク用
    のノード。
  4. 【請求項4】 前記第1及び第2伝送要素の各々が、接
    続されたリングにローカルトラフィックを受動的に加算
    し、接続されたリングからローカルトラフィックを受動
    的に除去するよう動作し得る少なくとも1つの光スプリ
    ッタより成ることを特徴とする請求項3記載のノード。
  5. 【請求項5】 光ネットワークの信号を増幅する方法で
    あって:ポンプソースにてポンプ光を生成するステッ
    プ;前記ポンプソースから、前記光ネットワークの複数
    の遠隔したノードに前記ポンプ光を導くステップ;及び
    各ノードにおいて、ラマン増幅を誘導するために、ポン
    プ結合器を利用して前記ポンプ光をネットワークの光フ
    ァイバに印加するステップ;より成ることを特徴とする
    方法。
  6. 【請求項6】 前記光ネットワークがリングネットワー
    クであることを特徴とする請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 光ネットワークの信号を増幅する増幅シ
    ステムであって:ポンプ光を生成する手段;前記ポンプ
    光を生成する手段から前記光ネットワークの複数の遠隔
    したノードに、前記ポンプ光を導く手段;及び各ノード
    において、ラマン増幅を誘導するために、ポンプ光をネ
    ットワークの光ファイバに印加する手段;より成ること
    を特徴とする増幅システム。
  8. 【請求項8】 前記光ネットワークがリングネットワー
    クであることを特徴とする請求項7記載の増幅システ
    ム。
  9. 【請求項9】 光リングネットワークのラマン増幅用の
    ポンプソースを利用する方法であって:必要なポンプソ
    ース数を判定するステップ;ネットワークをセグメント
    に分割するステップであって、各セグメントが、複数の
    ノードより成り、1つのポンプソースにより支持され得
    るところのステップ;セグメント内の実質的に中央にポ
    ンプソースを位置付けるステップ;少なくとも2つのセ
    グメントのノードにおいて、ポンプソースをポンプ結合
    器に接続するステップであって、ノードの各々がポンプ
    結合器より成るところのステップ;より成ることを特徴
    とする方法。
  10. 【請求項10】 機器不具合又はファイバ切断に応じ
    て、光ネットワークのノードへのポンプ電力の供給を選
    択的に停止する方法であって:ネットワークのノード内
    で機器不具合又はファイバ切断を検出するステップ;不
    具合又はファイバ切断に対応するポンプ結合器を判別す
    るステップ;及びポンプ結合器へのポンプ電力の供給を
    停止するステップ;より成ることを特徴とする方法。
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