JP2005158997A - 電子制御装置 - Google Patents
電子制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005158997A JP2005158997A JP2003395292A JP2003395292A JP2005158997A JP 2005158997 A JP2005158997 A JP 2005158997A JP 2003395292 A JP2003395292 A JP 2003395292A JP 2003395292 A JP2003395292 A JP 2003395292A JP 2005158997 A JP2005158997 A JP 2005158997A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- coil
- electrolytic capacitor
- heat
- electronic control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
Abstract
【解決手段】 取付け時において平面が鉛直方向に沿って配置される基板3と、基板3上に設けられた非耐熱性のフィルムコンデンサ6及び電解コンデンサ7と、基板3上に設けられ起動後に発熱するコイル5とを備え、コイル5が、フィルムコンデンサ6及び電解コンデンサ7の上方に配置されている。また、フィルムコンデンサ6は、コイル5と電解コンデンサ7との間に介在するように配置され、電解コンデンサ7は、基板3の隅角部3bに配置され、コイル5は、基板3の隅角部3aに配置されている。
【選択図】 図2
Description
また、エンジンルームの省スペース化に伴い電子制御装置の小型化が要求されており、その対策を容易に行うことが望まれている。
一方、矩形体に形成されたフィルムコンデンサを基板の隅角部に配置した場合、基板の隅角部の外縁を切除できないため、基板の面積の縮小化を図ることができない。したがって、フィルムコンデンサを基板の面積の縮小化に寄与しないコイルと電解コンデンサとの間に介在するように配置すればよい。
また、電解コンデンサは一般に熱による影響を受けやすいため、フィルムコンデンサをコイルと電解コンデンサとの間に介在するように配置することで、コイルから電解コンデンサへ伝達される熱をフィルムコンデンサによって遮蔽する。その結果、コイルからの熱の影響を受けても電解コンデンサの寿命が短くなりにくい。
また、コイルからの熱の影響を受けても電解コンデンサの寿命が短くなりにくいので、熱の影響を受けやすい電解コンデンサをコイルによる熱から保護することができる。
図1は、本発明を適用した電子制御装置を示す図である。なお、この電子制御装置は、直噴インジェクタに用いられるドライバユニットである。
電子制御装置1は、ベース2と、基板3と、カバー4とを備えている。この電子制御装置1は、図1に示す矢印の方向が上側となるように、図示しないエンジンルームに取付けられる。
ベース2は基板3を設置する平板であり、その各隅角部には、カバー4を取付けるための孔2aが設けられている。
ここで、基板3の平面図を図2に示す。基板3は、図2に示す矢印の方向が上側となるように、電子制御装置1に取付けられる。すなわち、この基板3は、電子制御装置1をエンジンルームに取付けたとき、その平面が鉛直方向に沿うように電子制御装置1に配置されることとなる。
また、基板3の各隅角部3a〜3dは、外縁を切除された形状となっている。
フィルムコンデンサ6は、その外形が矩形体に形成されており、基板3の右側かつ昇圧コイル5の下側に配置されている。また、電解コンデンサ7は、その外形が円柱状に形成されており、2個の電解コンデンサ7a,7bとして基板3の右下側に並列配置されている。これら電解コンデンサ7a,7bは、基板3の隅角部3bの外縁に沿うように配置されている。したがって、フィルムコンデンサ6は、昇圧コイル5と電解コンデンサ7との間に介在するように配置されている。
トランジスタ8は、2個の大型のトランジスタ8a,8bと、5個の小型のトランジスタ8c〜8gとからなり、基板3の上側に並列して設けられている。これらトランジスタ8には、それぞれカバー4に取付けるための孔8h〜8nが設けられている。
トランジスタ9は、2個の大型のトランジスタ9a,9bと、4個の小型トランジスタ8c〜8fとからなり、基板3の下側に並列して設けられている。これらトランジスタ9には、それぞれカバー4に取付けるための孔9g〜9lが設けられている。
コネクタ10は、基板3の左側に設けられている。カバー4に取付ける2個の貫通孔10aが設けられている。
なお、基板3には、これら孔8h〜8n、孔9g〜9l及び貫通孔10aにネジを取付けできるように、孔8h〜8n、孔9g〜9l及び貫通孔10aの下部にそれぞれ作業用孔3eが設けられている。
また、カバー4の左側には、コネクタ10に対応した開口部4dが設けられている。また、カバー4の中央には、水の浸入を防止する撥水フィルタを有した換気孔4eが設けられている。また、カバー4の表面には、エンジンルームに取付けるための3個のネジ孔4f〜4hが設けられている。また、カバー4の各隅角部には、ベース2に取付けるための孔4iが設けられている。
上記のような構成からなる電子制御装置1を組立てる際、各構成部品が取付けられた基板3をカバー4にネジで取付け、カバー4に各構成部品を固定した後、カバー4をベース2に取付ける。なお、基板3に取付けられた各構成部品をカバー4に固定する際、昇圧コイル5、フィルムコンデンサ6及び電解コンデンサ7が接着剤によってカバー4に接着され、トランジスタ8,9がネジによって固定される。
一方、矩形体に形成されたフィルムコンデンサ6を隅角部3aまたは隅角部3bに配置した場合、隅角部3aまたは隅角部3bの外縁に空間が形成されないため、隅角部3aまたは隅角部3bの外縁を切除できない。その結果、基板3の面積の縮小化を図ることができなくなる。したがって、フィルムコンデンサ6を基板3の面積の縮小化に寄与しない昇圧コイル5と電解コンデンサ7との間に介在するように配置すればよい。
また、基板3の隅角部3a〜3dの外縁を切除して基板3の面積の縮小化が可能であるので、基板3を備えた電子制御装置1を小型化することができる。
また、電解コンデンサ7は、基板3の隅角部3a〜3dに空間を有するように配置できれば、電子制御装置の機能に応じて設置する個数を増減させてもよい。
また、上記実施の形態はエンジンルームに配置する電子制御装置1について説明しているが、電子制御装置1を車室内に配置した場合においても上記実施の形態と同様に、熱の影響を受けやすいフィルムコンデンサ6及び電解コンデンサ7を昇圧コイル5の熱から保護することができる。
3 基板
5 昇圧コイル(コイル)
6 フィルムコンデンサ
7 電解コンデンサ
Claims (2)
- 基板と、
前記基板上に設けられ矩形体に形成されたフィルムコンデンサと、
前記基板上に設けられた非耐熱性の電解コンデンサと、
前記基板上に設けられた発熱部品であるコイルとを備え、
前記フィルムコンデンサは、前記コイルと前記電解コンデンサとの間に介在するように配置され、
前記電解コンデンサ及び前記コイルは、前記基板の隅角部に配置されていることを特徴とする電子制御装置。 - 前記基板は、取付け時において平面が鉛直方向に沿って配置され、
前記コイルは、前記電解コンデンサの上方に配置されていることを特徴とする請求項1記載の電子制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003395292A JP4027885B2 (ja) | 2003-11-26 | 2003-11-26 | 電子制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003395292A JP4027885B2 (ja) | 2003-11-26 | 2003-11-26 | 電子制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005158997A true JP2005158997A (ja) | 2005-06-16 |
JP4027885B2 JP4027885B2 (ja) | 2007-12-26 |
Family
ID=34721102
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003395292A Expired - Fee Related JP4027885B2 (ja) | 2003-11-26 | 2003-11-26 | 電子制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4027885B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010227774A (ja) * | 2009-03-26 | 2010-10-14 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 静電霧化装置 |
JP2015176384A (ja) * | 2014-03-14 | 2015-10-05 | オムロン株式会社 | 電子機器 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200344389Y1 (ko) * | 2003-12-04 | 2004-03-11 | 주식회사 파워트론 | 고입력 동상전압형 차동증폭기를 이용한 축전지셀전압측정 회로 |
-
2003
- 2003-11-26 JP JP2003395292A patent/JP4027885B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010227774A (ja) * | 2009-03-26 | 2010-10-14 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 静電霧化装置 |
JP2015176384A (ja) * | 2014-03-14 | 2015-10-05 | オムロン株式会社 | 電子機器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4027885B2 (ja) | 2007-12-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10117347B2 (en) | Accommodation device for electronic parts | |
JP2008166358A (ja) | 電子回路装置とその製造方法 | |
JP6308488B2 (ja) | 電源装置、灯具及び車両 | |
WO2014034564A1 (ja) | 空気調和機の室外機 | |
JP2008071854A (ja) | 電装品ケース体構造 | |
JP2008193108A (ja) | 電子制御装置 | |
JP6238198B2 (ja) | 電源装置、灯具及び車両 | |
JP2010052701A (ja) | 電子制御装置 | |
JP2006287065A (ja) | 電子装置 | |
JP2007201283A (ja) | 電子制御装置及び電子制御装置の筐体 | |
JP4027885B2 (ja) | 電子制御装置 | |
JP2002299873A (ja) | 電子制御装置 | |
JP2010225762A (ja) | 配線基板収容装置および照明器具 | |
CN111787726A (zh) | 降低或消除噪声与振动问题的模块与装设其的电子设备 | |
JP2008261508A (ja) | 空気調和機の電装品箱とそれを備えた空気調和機 | |
JP2008135422A (ja) | モータ制御装置 | |
JP4285270B2 (ja) | モータ駆動用ドライブユニットの筐体構造 | |
JP2002353675A (ja) | 電子制御ユニットの筐体構造 | |
JP2007110008A (ja) | 電子回路モジュール | |
JP5263594B2 (ja) | 照明装置 | |
JP6282966B2 (ja) | モータ制御ユニット | |
JPH0964549A (ja) | 通気孔を有する電子機器筐体 | |
JP2011166175A (ja) | モータ制御装置 | |
JPH0642384Y2 (ja) | 制御装置 | |
JP2007250836A (ja) | 筐体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070522 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070723 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070911 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Effective date: 20071010 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101019 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111019 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 5 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121019 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131019 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |