JP2002353675A - 電子制御ユニットの筐体構造 - Google Patents

電子制御ユニットの筐体構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子部品を収容する筐体内の温度が過度に上
昇することを防止できる電子制御ユニットの筐体構造を
提供すること。 【解決手段】 電子制御ユニット1の筐体3内には、パ
ワートランジスタ9等の電子部品が収容されている。ケ
ース5の上面側に、筐体3の内外の通気を行うために、
呼吸部15が設けられている。この呼吸部15は、フィ
ルタ取付用ボス17とインナーパイプ19と呼吸フィル
タ21とフィルタ保護キャップ23とから構成されてい
る。フィルタ取付用ボス17には呼吸穴25が設けら
れ、呼吸フィルタ21によって、呼吸穴25の上方が覆
われている。特に、パワートランジスタ9によって加熱
された空気の排出が容易な様に、パワートランジスタ9
の真上に呼吸穴25が位置するように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両の制御
に使用される電子制御装置などを収容した電子制御ユニ
ットの筐体構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両の制御を行うために、マ
イクロコンピュータなどからなる電子制御装置(EC
U)が使用されている。この電子制御装置は、通常、電
子部品を保護する硬質の筐体(容器)内に収容され、箱
状の電子制御ユニットとして車室内に配置されている。
【0003】また、近年では、前記電子制御ユニットに
防水機能を付加し、車室外、例えばエンジンルーム内に
配置する方式が採用されつつある。この防水機能を付与
する場合には、電子制御ユニット内の空気の熱膨張ある
いは収縮による悪影響を回避するために、筐体に呼吸穴
(通気穴)を設けて、電子制御ユニットを半密閉状にす
る等の工夫がなされている。
【0004】例えば特開2000−114733号公報
には、電子制御ユニットの筐体に複数の呼吸穴を設け、
その呼吸穴の内側に撥水フィルタ(呼吸フィルタ)を配
置したものが開示されている。また、例えば特開平8−
125364号公報には、呼吸フィルタを使用せずに、
筐体に設けた多数の開口を筐体の内側から覆うように、
有底筒体を取り付けたものが開示されている。
【0005】このうち、上述した呼吸フィルタを用いる
技術としては、例えば図7に示す様に、ケースP1とカ
バーP2との隙間やケースP1とコネクタP3との隙間
を、シール部材P4で密閉するとともに、ケースP1内
の空気が出入りできる様に、呼吸穴P5を設け、この呼
吸穴P5からの水やほこりの侵入を防ぐために、呼吸穴
P5を覆う様に呼吸フィルタP6を配置するものがあ
る。この場合には、ケースP1の上面に一体に形成され
たフィルタ取付用ボスP7に、インナーパイプP9を介
して呼吸フィルタP6を取り付けている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記呼
吸フィルタP6を用いる技術の場合には、電子制御ユニ
ット内の温度が上がったり下がったりするにつれて空気
が膨張・収縮した際に、空気の通り道の機能だけに着目
しているので、必ずしも十分ではないという問題があっ
た。
【0007】つまり、従来では、呼吸フィルタP6を取
り付ける位置は、例えばケースP1においてフィルタ取
付用ボスP7を形成し易い場所など任意に設定されてい
ただけであるので、特に電子制御ユニット内にパワート
ランジスタの様な高発熱素子P8がある場合には、ケー
スP1内の温度が過度に上昇することがあった。
【0008】しかも、ケースP1内で発熱すると、周囲
が壁面等で囲まれた空間であるので、筐体内部に熱がこ
もり易く、温度が上がり過ぎた場合には、マイコン等の
電子部品に悪影響を及ぼす恐れがあった。本発明は上述
した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、
電子部品を収容する筐体内の温度が過度に上昇すること
を防止できる電子制御ユニットの筐体構造を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】(1)請
求項1の発明は、発熱素子(例えばパワートランジスタ
などの高発熱素子)を含む電子部品を収容した電子制御
ユニットの筐体構造に関するものであり、特に本発明で
は、筐体に、筐体の内外を連通する呼吸穴と通気性及び
防水性を有し呼吸穴を覆うフィルタ(例えば呼吸フィル
タ)とを備えた呼吸部を設けるとともに、呼吸穴及びフ
ィルタの少なくとも一方を発熱素子の近傍に配置してい
る。
【0010】つまり、本発明では、発熱素子の近傍にフ
ィルタや呼吸穴を配置しているので、発熱素子の温度が
上昇して、その周囲の空気の温度が高くなった場合で
も、加熱された空気をフィルタや呼吸穴を介して速やか
に筐体外に外出することができる。
【0011】それにより、筐体内の温度が過度に高くな
ることがないので、筐体内に収容されたマイクロコンピ
ュータ等の電子部品が熱により損傷することがない。ま
た、筐体内にて加熱された空気を速やかに筐体外に排出
できるので、常に筐体内外の温度差が小さく、よって、
筐体内にて結露が発生し難い。そのため、結露による水
分によって、各種の電子部品が故障することを防止でき
る。
【0012】(2)請求項2の発明では、発熱素子の近
傍とは、その発熱素子の上方(使用時に上方となる方
向)を示している。通常、発熱素子の温度が上昇して周
囲の空気の温度が高くなった場合には、その空気は上昇
してゆくが、本発明では、発熱素子の上方にフィルタ等
が配置されているので、高温の空気はそのフィルタ等を
介して、速やかに筐体外に排出される。従って、この構
成の場合には、筐体内の温度上昇を抑制する効果に優れ
ている。
【0013】尚、発熱素子の上方としては、発熱素子を
上方に投影した領域(即ち真上)を採用できる。この場
合には、発熱素子の真上にフィルタが配置されているの
で、加熱された空気は速やかに筐体外に排出され、筐体
内の温度上昇を抑制する効果は一層大きなものとなる。
【0014】また、発熱素子の上方としては、その発熱
素子を上方に投影した領域よりも広めの領域、例えば投
影領域を囲む周囲1cmの幅に対応する領域を採用でき
る。この場合でも、筐体内の温度上昇を抑制する十分な
効果が得られる。 (3)請求項3の発明では、発熱素子の近傍にて、筐体
の一部を発熱素子側に凹ませて発熱素子に近づけ、その
凹部に呼吸穴を設けている。
【0015】つまり、本発明では、筐体を凹ませること
により、呼吸穴(従ってフィルタも)を発熱素子側に近
づけて配置することができるので、凹ませない場合と比
べて、発熱素子と呼吸穴やフィルタまでの距離が短くな
る。これにより、筐体内の高温の空気を速やかに筐体外
に排出することができる。
【0016】(4)請求項4の発明では、筐体の外側
に、呼吸穴を覆うフィルタを配置している。本発明は、
フィルタを配置する位置を例示している。フィルタを筐
体外に配置する場合には、フィルタを取り付ける作業を
容易に行うことができる。
【0017】(5)請求項5の発明では、筐体の内側
に、呼吸穴を覆うフィルタを配置している。本発明で
は、筐体の内側にフィルタを配置することにより、筐体
外にフィルタを配置する場合に比べて、フィルタを発熱
素子に近づけることができる。これにより、発熱素子と
フィルタまでの距離が短くなので、筐体内の高温の空気
を速やかに筐体外に排出することができる。
【0018】(6)請求項6の発明では、電子制御ユニ
ットは、(例えば車両の制御を行う)マイクロコンピュ
ータを含む電子制御装置を筐体に収容したものである。
本発明は、電子制御ユニットの構成を例示したものであ
る。従って、この様な(防水性を付与された)半密閉状
の電子制御ユニットは、エンジンルーム内に配置するこ
とが可能である。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電子制御ユニット
の筐体構造の好適な実施の形態を、例(実施例)を挙げ
て図面に基づいて詳細に説明する。ここでは、電子制御
ユニットの筐体構造として、車両の各種の制御を行うマ
イクロコンピュータを含む電子制御装置を筐体に収容し
た電子制御ユニットの筐体構造について説明する。 (実施例1) a)まず、本実施例の電子制御ユニットの構成について
説明する。尚、図1(a)は電子制御ユニットの外観を
示し、図1(b)は電子制御ユニットを破断して示し、
図2は電子制御ユニットの一部を拡大して示している。
【0020】図1に示す様に、電子制御ユニット1は、
各種の電子部品を略直方体の金属製の筐体3に収容した
ものであり、この筐体3は、その一主面側(図1(b)
の下方)が開放されたケース5と、ケース5の開口側を
覆うカバー7とから構成されている。
【0021】前記筐体3内には、高発熱素子であるパワ
ートランジスタ9やマイクロコンピュータ(図示せず)
等の電子部品が搭載されたプリント基板11が収容され
ており、筐体3の一側面側にはコネクタ13が取り付け
られている。尚、前記ケース5とカバー7とは、ケース
5の開口側の端部の外周に塗布された接着剤10により
接合され、カバー7は、その四隅にてネジ(図示せず)
によって強固にケース5に固定されている。
【0022】また、本実施例では、ケース5の上面側
に、電子制御ユニット1の内部と外部との通気(従って
筐体3の内と外との通気)を行うために、略円筒形状の
呼吸部15が設けられている。この呼吸部15は、図2
に示す様に、(ケース5と一体に形成されて)ケース5
から突出するフィルタ取付用ボス17と、フィルタ取付
用ボス17に外嵌するインナーパイプ19と、インナー
パイプ19の開口端を覆う通気性及び防水性を有する撥
水フィルタ(呼吸フィルタ)21と、呼吸フィルタ21
を覆ってインナーパイプ19に外嵌するフィルタ保護キ
ャップ23とから構成されている。
【0023】前記フィルタ取付用ボス17には、その軸
中心を貫く様に、筐体3の内と外とを連通する呼吸穴2
5が設けられており、前記呼吸フィルタ21によって、
呼吸穴25の上方の通気路が覆われている。また、フィ
ルタ保護キャップ23の側面内側には、通気が可能な通
気溝27が形成されている。
【0024】これにより、筐体3の内と外とは、呼吸穴
25、呼吸フィルタ21、及び通気溝27を介して、通
気が可能な状態となっている。特に本実施例では、パワ
ートランジスタ9によって加熱された空気の排出が容易
な様に、パワートランジスタ9の真上に、前記呼吸穴2
5や呼吸フィルタ21が位置するように構成されてい
る。
【0025】b)次に、本実施例による作用効果につい
て説明する。上述した様に、本実施例では、高発熱素子
であるパワートランジスタ9の真上に呼吸穴25や呼吸
フィルタ21が配置されているので、パワートランジス
タ9近傍の加熱された空気は上昇して、図2に矢印に示
す様に、呼吸穴25から、呼吸フィルタ21及び通気溝
27を介して、筐体3外部に速やかに排出される。
【0026】また、パワートランジスタ9などの高発熱
素子の発熱により、筐体3内の温度が上昇して筐体3内
の空気が膨張し、それによって一時的に筐体3内の圧力
が増加するが、その場合にも、呼吸フィルタ21を介し
て、加熱された空気が速やかに筐体3外に排出される。
つまり、温度上昇による圧力差を利用して、熱気を外部
に押し出すことができる。
【0027】これにより、筐体3内の温度は過度に上昇
することがないので、筐体3内に配置されたマイクロコ
ンピュータなどの電子部品が熱による損傷を受けること
がない。また、本実施例では、加熱された空気が効率よ
く排出されて冷却性が高いので、筐体3の内部と外部と
の温度差が小さく、よって、筐体3内の結露の心配も少
ないという利点がある。
【0028】c)次に、本実施例の筐体構造を用いた場
合の実験結果を、図3に示す。この図3は、筐体3内の
高発熱素子が瞬間的に発熱した場合の筐体3内の温度変
化を示したものである。図3に示す様に、本実施例の筐
体構造を有する電子制御ユニット1の場合(同図の実線
で示す)は、筐体3内の温度のピークが低く、温度上昇
の程度も低いので、好ましいことが分かる。
【0029】それに対して、前記図7に示す従来の構造
の電子制御ユニットの場合(図3の破線で示す)では、
筐体内の温度のピークが高く、温度上昇の程度も高いの
で、本実施例に比べて好ましくないことが分かる。尚、
本実施例では、パワートランジスタ9の真上(図1
(a)の破線で示す範囲内:投影領域)に、呼吸部15
(従って呼吸穴25や呼吸フィルタ21)を配置してい
るが、前記投影範囲外を例えば1cmの幅で囲むより広
い領域内(二点鎖線の範囲内)に、呼吸穴25や呼吸フ
ィルタ21を配置しても、大きな効果が得られる。
【0030】(実施例2)次に、実施例2について説明
するが、前記実施例1と同様な箇所の説明は省略する。
本実施例の電子制御ユニットの筐体構造を、図4に示
す。尚、図4(a)は筐体の外観を示し、図4(b)は
その断面を示している。
【0031】図4に示す様に、本実施例では、筐体31
を構成するケース33の上面側に凹部35が設けられて
おり、この凹部35に呼吸部37が構成されている。つ
まり、凹部35の底部39を構成するケース33の上面
に、呼吸穴41を有するフィルタ取付用ボス43が設け
られ、このフィルタ取付用ボス43に呼吸フィルタ45
で覆われたインナーパイプ47が外嵌し、インナーパイ
プ47にフィルタ保護キャップ49が外嵌している。
【0032】特に、本実施例では、高発熱素子であるパ
ワートランジスタ51の真上に、呼吸穴41や呼吸フィ
ルタ45等を有する呼吸部37を配置するとともに、
(ケース33の)呼吸部37を設ける部分を凹ませて凹
部35としているので、前記実施例1と比べて、呼吸部
37(従って呼吸穴41や呼吸フィルタ45等)をパワ
ートランジスタ51に近づけることができる。
【0033】これによって、本実施例では、パワートラ
ンジスタ51の温度が高くなった場合でも、加熱された
空気を速やかに筐体31の外部に排出することができ
る。つまり、呼吸フィルタ45等の位置を(実施例1よ
り)下げて、熱源であるパワートランジスタ51に近づ
けることにより、呼吸フィルタ45の外側の冷たい空気
までの距離を短くして、筐体31内の対流(熱交換)を
促進し、一層効率良く筐体31内を冷却することができ
る。
【0034】(実施例3)次に、実施例3について説明
するが、前記実施例1と同様な箇所の説明は省略する。 a)本実施例の電子制御ユニットの筐体構造を、図5に
示す。尚、図5は筐体の断面を示している。
【0035】図5に示す様に、本実施例では、筐体61
を構成するケース63の上面65に呼吸部67が構成さ
れている。この呼吸部67は、ケース63の上面65か
ら上方に突出するフィルタ取付用ボス69に、フィルタ
保護キャップ71を外嵌するとともに、ケース63の上
面65から下方に突出する環状部73に、呼吸フィルタ
75を取り付けたものである。
【0036】特に、本実施例では、高発熱素子であるパ
ワートランジスタ77の真上に、呼吸フィルタ75や呼
吸穴79等を有する呼吸部67を配置するとともに、呼
吸フィルタ75をケース63の内側に配置することによ
り、前記実施例1、2と比べて、呼吸フィルタ75をパ
ワートランジスタ77に一層近づけている。
【0037】これによって、本実施例では、パワートラ
ンジスタ77の温度が高くなった場合でも、温度の高い
空気を一層速やかに筐体61の外部に排出することがで
きる。つまり、呼吸フィルタ75の位置を(実施例1、
2より)下げて、熱源であるパワートランジスタ77に
大きく近づけることにより、呼吸フィルタ75の外側の
冷たい空気までの距離をより短くして、更に一層効率良
く筐体61内を冷却することができる。
【0038】b)次に、本実施例の筐体構造を用いた場
合の実験結果を、図6に示す。この図6は、筐体61内
の高発熱素子が発熱した場合(特に筐体61内の圧力が
殆ど増加しない場合)における筐体61内の温度変化を
示したものである。図6に示す様に、本実施例の筐体構
造を有する電子制御ユニットの場合(同図の実線で示
す)は、呼吸フィルタ75は高発熱素子に近接している
ので、加熱された空気が速やかに排出され、そのため、
筐体61内の温度上昇の程度が低いので、好ましいこと
が分かる。
【0039】それに対して、従来の構造の電子制御ユニ
ットの場合(同図の破線で示す)では、筐体内の温度上
昇の程度が高いので、本実施例に比べて好ましくないこ
とが分かる。尚、本発明は前記実施例に何ら限定される
ことなく、本発明の技術的範囲を逸脱しない限り、種々
の態様で実施できることはいうまでもない。
【0040】例えば呼吸穴や呼吸フィルタを、高発熱素
子の上方に配置するのでなく、高発熱素子の近傍の筐体
の側面などに設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の電子制御ユニットを示し、(a)
はその平面図、(b)はその一部を(a)のA−Aにて
破断して示す断面図である。
【図2】 実施例1の電子制御ユニットの一部を拡大し
て示す断面図である。
【図3】 実施例1の電子制御ユニットの効果を示す説
明図である。
【図4】 実施例2の電子制御ユニットを示し、(a)
はその平面の一部を示す平面図、(b)はその一部を
(a)のB−Bにて破断して示す断面図である。
【図5】 実施例3の電子制御ユニットの一部を破断し
て示す断面図である。
【図6】 実施例3の電子制御ユニットの効果を示す説
明図である。
【図7】 従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1…電子制御ユニット 3、31、61…筐体 5、33、63…ケース 9、51、77…パワートランジスタ 15、37、67…呼吸部 21、45、75…呼吸フィルタ 25、41、79…呼吸穴 35…凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 篠田 卓也 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 小林 俊樹 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 4E360 EA03 GA22 GA24 GA25 GA29 5E322 BA01 BC02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発熱素子を含む電子部品を収容した電子
    制御ユニットの筐体構造において、 前記筐体には、前記筐体の内外を連通する呼吸穴と、通
    気性及び防水性を有し前記呼吸穴を覆うフィルタと、を
    備えた呼吸部を設けるとともに、 前記呼吸穴及びフィルタの少なくとも一方を、前記発熱
    素子の近傍に配置したことを特徴とする電子制御ユニッ
    トの筐体構造。
  2. 【請求項2】 前記発熱素子の近傍とは、その発熱素子
    の上方であることを特徴とする前記請求項1に記載の電
    子制御ユニットの筐体構造。
  3. 【請求項3】 前記発熱素子の近傍にて、前記筐体の一
    部を前記発熱素子側に凹ませて発熱素子に近づけ、その
    凹部に前記呼吸穴を設けたことを特徴とする前記請求項
    1又は2に記載の電子制御ユニットの筐体構造。
  4. 【請求項4】 前記筐体の外側に、前記呼吸穴を覆う前
    記フィルタを配置したことを特徴とする前記請求項1〜
    3のいずれかに記載の電子制御ユニットの筐体構造。
  5. 【請求項5】 前記筐体の内側に、前記呼吸穴を覆う前
    記フィルタを配置したことを特徴とする前記請求項1〜
    3のいずれかに記載の電子制御ユニットの筐体構造。
  6. 【請求項6】 前記電子制御ユニットは、マイクロコン
    ピュータを含む電子制御装置を筐体に収容したものであ
    ることを特徴とする前記請求項1〜5のいずれかに記載
    の電子制御ユニットの筐体構造。
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