JP2005158738A - 自動車用ヘッドライトの相手部品に光源を装着するための固定システムおよびその方法 - Google Patents

自動車用ヘッドライトの相手部品に光源を装着するための固定システムおよびその方法 Download PDF

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Abstract

【課題】自動車用の光投射装置および前記装置を取り付ける方法を提供する。
【解決手段】この装置は、
放電バルブ(2)(12)、高圧モジュール(3)(13)、およびバルブと高圧モジュールの接続を行うバルブベース(4)(14)を有する光源(1)(11)と、
反射体、およびこの反射体の前面にバルブを保持するランプホルダを備える相手部品(9)(19)と、
少なくとも部分的にランプホルダの周りに位置し、相手部品に光源を装着する固定システム(20)とを備え、この固定システムは、
回転可能な剛体スリーブ(21)と、
この剛体スリーブ内部に位置し、光源と電気的または機械的に接触するトングを有する導電可撓性環状リング(31)とを備えている。
【選択図】図3A

Description

本発明は、自動車用ヘッドライトの相手部品に光源を装着するための固定システムに関する。詳細には、本発明は、放電バルブを組み込んだ様々なタイプの光源を定位置にはめ込むことができる固定システムに関する。
本発明は、自動車分野、より精確には、自動車用の光を投射する分野に適用される。詳細には、本発明は、異なるタイプの光源との互換可能性を保ちながら、光源を固定することに適用可能である。
現在、自動車用の光投射装置(すなわちヘッドライト)が備える光源は、異なる種類のものであることがある。具体的には、車両のフロントヘッドライトには、2種類の異なる光源が搭載されることがある。すなわち、第1の種類は、ハロゲンバルブを伴うものであり、第2の種類は、放電バルブを伴うものである。第2の場合、この光源には、放電バルブ用の電源を提供する高圧モジュールも搭載される。
放電バルブを備える光源の中には、現在、D1ランプおよびD2ランプと呼ばれる2つのタイプの光源が存在する。これらの光源またはランプは、それぞれ、放電バルブ、バルブベース、および高圧モジュールを備えている。この高圧モジュールは、D1ランプの場合には脱着不可能であるが、一方、D2ランプの場合には、脱着可能に装着される。言い換えると、D1ランプの場合には、高圧モジュールは、ランプと一体化された部分である。D2ランプでは、高圧モジュールは、ランプに組み込まれず、ランプに脱着可能に取り付けられた独立コンポーネントからなっている。
図1は、D1ランプの一例を示す。この図は、放電バルブ2、バルブフット4、および高圧モジュール3を備える光源1を示す。バルブ2は、バルブベース4の領域で、モジュール3にしっかりと装着される。スカート部分7のレベルに、光反射体5が孔6とともに形成されている。バルブ2は、孔6を通る。バルブ2の本体2aは、反射体5の内部に取り付けられる。バルブベース4は、反射体5の外側に位置している。
図1に示すD1ランプアセンブリでは、例えば円筒状の円形形状とし得るランプホルダ8は、反射体5に一体化された部分である。ランプホルダ8および反射体5は、合わせて単一の共通コンポーネント9を構成し、これをヘッドライトの相手部品と称する。ランプホルダ8の目的は、放電バルブ2を支持することである。また、ランプホルダ8は、反射体5の内部で、放電バルブ2を中心に置き、かつ向きを定めて配置される。
ランプホルダ8は、反射体5から分離した部材とすることもできる。この場合、ランプホルダ8は、反射体に一体化された部分ではなく、ヘッドライトの組立中に反射体にしっかりと装着される。この場合も、ランプホルダ8および反射体は、ヘッドライトの相手部品を構成する。
D1ランプアセンブリでは、放電バルブ2を装着する高圧モジュール3に前記バルブをはめ込む。モジュール3の外郭は、ほぼ正方形であり、後で本明細書で説明するD2ランプ、およびそのモジュールに比べて比較的小さいサイズのものである。しかし、モジュール3は、脱着可能ではないことから、ある種の欠点が生じる。この点に関していえば、使用者が自分の車両のヘッドライトの放電バルブを、例えばそれが故障したので交換したいとき、使用者は、バルブおよび高圧モジュールからなるアセンブリ全体の交換を余儀なくされる。
さらに、このバルブ/高圧モジュールアセンブリの交換は、比較的注意を要する作業である。というのは、第1に、D1ランプへのアクセスが難しく、故障したアセンブリを取り外し、新しいアセンブリを搭載するために行わなければならない作業が難しいからである。第2に、このモジュール内に本来存在する高圧が危険であるからである。したがって、使用者は、このユニットの交換を専門家に依頼することを余儀なくされ、そのため、ユニットのコストだけでなく、作業料金も必要になる。
図2に、高圧モジュールを備えるD2ランプの一例を示す。図2には、放電バルブ12を備える光源11を示す。高圧電気モジュール13は、バルブベース14の領域で、バルブ12に脱着可能に装着される。スカート部分17の近くに、反射体15が孔16とともに形成され、そこにバルブ12を通すことができる。バルブ12の本体12aは、反射体15の内部に取り付けられる。
バルブベース14は、反射体15の外側に位置する。D1ランプの場合と同様に、D2ランプはランプホルダ18を含む。ランプホルダ18は、例えば円形の円筒状のものであり、反射体15に一体化された部分とすることもできるし、あるいは、反射体15に装着された別のコンポーネントとすることもできる。ランプホルダ18および反射体15は、合わせてヘッドライトの相手部品19を構成する。
D2ランプアセンブリでは、バルブには、それに関連する電気回路はなく、すなわち、高圧モジュールはバルブとは独立している。言い換えると、この高圧モジュールは、放電バルブと一体化された部分ではない。
高圧モジュールは、反射体にバルブをはめ込んだ後、バルブに装着される。したがって、ヘッドライトの脱着中に、バルブから高圧モジュールを切り離すことが可能である。こうすると、D1ランプに比べて、ある種の利点が得られる。この点に関していえば、D2ランプでは、ランプが故障したときに、バルブだけを交換し、元の高圧モジュールをそのままにしておくことが可能である。
しかし、D2ランプでのバルブの交換は、D1ランプでのバルブ/モジュールユニットの交換よりも、さらに注意を要する。この点に関していえば、ヘッドライト本来のアクセスの難点も忘れてはならないが、使用者は、まずモジュールを引き出し、バルブを取り外さなければならない。次いで、使用者は、バルブを交換し、このバルブにモジュールを取り付け直さなければならない。これらの作業には、常に、モジュール内の高圧本来の危険が伴う。したがって、使用者は、バルブの交換を専門家に依頼することを余儀なくされる。
現在、D2ランプでは、相手部品にバルブを装着するための構造は、公知である。このような構造の一例は、密閉スリーブである。この密閉スリーブを使用して、まず放電バルブに高圧モジュールを装着し、次いで、この放電バルブを反射体に取り付ける。その後、このスリーブを固定ゾーンに入れる。こうするために、高圧モジュールをスリーブに滑り込ませ、それを固定ゾーンに入れる。次いで、このスリーブをバヨネット取付具で反射体に固定する。
このような固定スリーブは、D1光源にうまく適合していない。この点に関していえば、D1光源の高圧モジュールの外郭が正方形では、密閉スリーブに挿入されず、後で、この光源を相手部品に装着するには大き過ぎる程度にまで、このスリーブの直径を大きくしなければならないことになる。
したがって、このような装置では、D1およびD2の2つのランプを相互に交換することは不可能である。言い換えると、D2光源が装着された車両の使用者は、コストおよび有効性の理由から、自分の光投射装置に、後でD1光源を採用することができない。逆の場合も同様である。
D1ランプまたはD2ランプのいずれかに適合したばね式固定システムも存在するが、形状およびサイズの理由から、これら2つのタイプのランプを相互に交換することは不可能である。
いくつかの標準タイプのランプを定位置に係止し得るランプ係止システムを有する自動車用ヘッドライトも存在する。このようなシステムが、例えば、ヨーロッパ特許出願EP−A−1 108 950号に記載されている。
しかし、このようなシステムは、放電バルブを備える光源にうまく適合していない。この点に関していえば、高圧モジュールに接続された放電バルブを備えるこのタイプの光源は、一方では、電気的な導通が得られる手段を備え、他方では、電磁場からの漏れを防ぐための遮蔽を行わなければならない。この点に関していえば、このタイプの光源では、高圧モジュールによって高電圧が生成されるので、ヘッドライトはおびただしい電磁放射に曝されている。
車両内でこの電磁放射が伝播するのを防ぐために、光投射装置を遮蔽する必要がある。このことに関していえば、これらの電磁放射により、車両の電気的なアセンブリ内で、極めて大きな乱れが生じることがある。最新の自動車の多くの機能は、電子システムによって管理されているので、これらの電磁的な乱れにより、深刻な結果がもたらされることがある。
ヨーロッパ特許出願EP−A−1 108 950号
本発明の主目的は、上記で論じた技術の欠点を克服し、D1ランプとD2ランプに共用の固定システムで、ヘッドライトの相手部品にバルブを装着し得るようにすることである。この目的のために、本発明では、様々なタイプの光源に適合可能な放電バルブを備える光源を装着するための固定システムを提案する。このシステムは、D1ランプおよびD2ランプなどの放電バルブを備える光源に特にうまく適合する。というのは、このシステムにより、電気的な導通および電磁的な遮蔽が確実に行われ、それによって、車両内部に入る電磁場の漏れを防ぐことができるからである。
より精確には、本発明は、自動車用の光投射装置であって、
放電バルブ、高圧モジュール、およびバルブと高圧モジュールの接続を行うバルブベースを有する光源と、
反射体およびこの反射体の前面にバルブを保持するランプホルダを備える相手部品と、
少なくとも部分的にランプホルダの周りに位置し、相手部品に光源を装着する固定システムとを備える光投射装置において、
固定システムが、
回転可能な剛体スリーブと、
剛体スリーブ内部に位置し、光源と電気的または機械的に接触するトングを有する導電可撓性環状リングとを備えることを特徴とする光投射装置を提供する。
本発明のシステムには、以下の特徴のすべて、または一部を組み込むことができる。
可撓性リングは、半径方向に移動可能であるが、回転可能ではない。
トングの少なくとも1つは、機械的な保持トングである。
トングの少なくとも1つは、電磁的な導通をもたらすトングである。
トングの少なくとも1つは、ランプを位置決めするトングである。
電磁的な導通かつ位置決めを行うこれらの機械的保持トングの1つにより、ランプが定位置で係止される前に、前記ランプが相手部品上であらかじめ確実に保持される。
保持および位置決めトングは、半径方向に移動可能であり、非係止位置および係止位置を有する。
剛体スリーブは、内面に、保持トングを押し、この保持トングを係止位置に維持するように適合された少なくとも1つの第1突起を含む。
剛体スリーブは、内面に、位置決めトングを押し、この位置決めトングを係止位置に維持するように適合された少なくとも1つの第2突起を含む。
本発明は、上記固定システムによって、光投射装置の相手部品に光源を固定する方法をも提供する。この方法は、
相手部品のランプホルダの一方の端部の周りで、固定システムを位置決めし装着するステップと、
光源のバルブフットが固定システム、または相手部品に係合するまで、相手部品内に光源の放電バルブを挿入するステップと、
固定システムの一部を回転させることによって、前記システムを係止するステップとを含むことを特徴とする。
好ましくは、本発明の方法には、以下の特徴を全部、または部分的に組み込むこともできる。
固定システムを係止するステップが、可撓性環状リングに対し、かつ相手部品に対して、剛体スリーブを回転させることである。
力を加えてスナップ止めし、係止させることによって、固定システムをランプホルダにはめ込む。
本発明は、少なくとも1つの上記光投射装置を含むことを特徴とする自動車をも提供する。
上記の説明から、D1ランプとD2ランプの形状が、互いに極めて異なることが理解されると思う。ただし、これらのランプは、標準化された共通部品を有する。この共通部品とは、バルブベースすなわちランプベースである。ランプベースは、放電バルブの後側の部分であり、それによって、放電バルブが高圧モジュールに装着される。バルブベースは、ほぼ円筒形であり、その直径は、D1ランプおよびD2ランプについて同じである。
しかし、バルブベースのネックから高圧モジュールのベースまでの高さは、D1ランプとD2ランプで異なることがある。この点に関していえば、D1ランプではこの高さは標準化されている。一方、D2ランプでは、この高さは、用いられる個々の高圧モジュールによって決まる。
したがって、本発明では、いずれのランプにも共通のこのフィーチャを利用することを提案する。より正確には、本発明では、前記共通部品の周りに、D1ランプおよびD2ランプの固定システムを装着することを提案する。したがって、本発明の固定システムは、D1光源またはD2光源のバルブベースの周りに配置されるように設計される。この固定システムにより、バルブベースの領域で、ランプホルダに、すなわちヘッドライトの相手部品の上側部分に放電バルブを保持し係止することができる。
図3Aおよび図3Bは、本発明のこの固定システムを斜視図で示す。より正確には、図3Aは、非係止システムでのシステムを示し、図3Bは、係止位置でのシステムを示す。
図3Aには、相手部品19に取付けられた固定システム20が示されている。この場合、ランプは、D2ランプであり、高圧モジュールは、バルブベース14に装着されていない。固定システム20は、剛体スリーブ21および可撓性環状リング31を含む。環状リング31は導電体である。環状リング31は、剛体スリーブ21の内部にはめ込まれている。剛体スリーブ21は回転可能である。可撓性環状リング31は、相手部品19に対して回転することができない。
環状リング31の自由度は1である。この自由度は、ヘッドライトの相手部品に対する半径方向の並進移動である。言い換えると、後で本明細書からわかるように、可撓性環状リング31は、剛体リング21に圧力が加えられた状態で、バルブベースに向かって半径方向に変位可能である。
可撓性リング31は、例えば、金属材料などの可撓性導電材料でできている。そのため、可撓性リング31により、確実に、相手部品に内部接触し、同時に、接点トングが高圧モジュールに接触することによって、電気的な機能が行われる。可撓性リング31は、比較的円形に近い形状である。より正確には、可撓性リング31の形状は、固定システムがその係止位置にあるときに円形になる。
可撓性リング31は、固定システムがその非係止位置にあるときには、セグメント単位またはセクタ単位で円形である。言い換えると、この可撓性リングでは、ある1点における接線方向間隔が、別の点における接線方向間隔よりも広い。すなわち、セグメントの終端における接線方向間隔が、セグメントの始点における接線方向間隔よりも広い。これは、セグメントの終端のところでリングを切断することによって実現し得る。こうすると、このセグメントの終端が、自然にこのセグメントの残りの部分から離れる。
前記可撓性環状リング31は、複数のトングを含む。これらのトングには、次に示すように、いくつかの種類がある。
33で示す接点トング。接点トングの役割は、ランプの金属部分に接触することによって、電気的な導通および高圧モジュールと相手部品の間で、電磁的な遮蔽が行われるようにすることである。
32で示す保持トング。保持トングの機能は、相手部品内でバルブを定位置に維持することである。例えば、このような保持トングを3つ設けることができる。各保持トングは、係止位置および非係止位置を有する。これらのトングは半径方向に移動可能である。
図3Aではわからないが、係止位置および非係止位置を有する位置決めトング。この位置決めトングも、半径方向に移動可能である。前記位置決めトングの機能は、ランプを半径方向に押し込んで、後で本明細書でより詳細に説明するランプホルダ内に形成されたV形ハウジング内に入れることによって、ランプとランプホルダ(または、ランプホルダを構成する相手部品の部分)の間に存在し得る隙間を矯正することである。この位置決めトングは、固定システム用のある種の設置手段を構成することもできる。
これらの様々なトング(すなわち、保持トング、接点トング、および位置決めトング)の1つまたは複数により、ランプが定位置で係止される前に、相手部品上で、ランプをあらかじめ保持する機能を実現することもできる。次いで、このトングにより、ランプを係止する準備ができた位置で、相手部品上でランプを安定に保つことができる。
これらのトングの寸法は、そのタイプおよび機能に応じて異なる。接点トングは細長く、そのため、ランプの導電部分に押しつけられて接触することになる。保持トングは、接点トングよりも広く、そのため、このシステムがその係止位置にあるときに、相手部品内でランプの位置が変わるのを防止し得る。位置決めトングは細長く、そのため、ランプのハウジング内に挿入することができる。
各トングは、ほぼ垂直な側面部分34、およびほぼ水平なベース部分35を有する。この側面部分は、1つの自由端と、ベース部分の1つの辺と共通の1つの端部とを有する。ベース部分の、この側面部分の反対側にある辺は、カラー部分36に結合し、カラー部分36は、いくつかのトングを合わせて結合する。これらのトングは、複数のセクタ単位で離間している。
保持トングを、同じ数の複数のトングからなるセクタがある。したがって、セクタまたはセグメントは、それぞれ、1つの保持トング、およびいくつかの接点トングを含み、保持トングは、セクタの端部に配置される。これらのセクタの1つは、位置決めトングを含むこともできる。
接点トングの側面部分は、ある程度湾曲した形状とすることができる。それにより、少なくとも1つの円弧が画定されて、これらのトングは柔軟に撓むことができ、それによって、高圧モジュールとの接触がより良好になる。
保持トングは、側面部分34およびベース部分35とは別に、側面部分34と直交して、ベース部分35と同じ面内にあり、かつバルブベース14に向かって方向づけられた保持アーム37を備えている。固定システムが、その係止位置にあるとき、相手部品内に、バルブベースを保持するように働くのが、保持アーム37である。
いくつかの、例えば3つの保持トングを、可撓性環状リング上で、すなわちバルブベースの周りで、対称に離間させると、この可撓性環状リング内部で、したがって、相手部品内部で、バルブベースが確実に固定されて、位置決めされることを明確に理解されたい。
位置決めトングは、側面部分34およびベース部分35とは別に、側面部分34と直交して、ベース部分35と同じ面内に位置し、かつバルブベース14に向かって方向づけられた設置アームを有する。この設置アームは、ランプのハウジング内に挿入されるように配置され、それによって、相手部品内でバルブが確実に、唯一の位置に正しく位置決めされる。
図3Aおよび図3Bでは、すべての保持トングおよび位置決めトングは、側面部分34を有する。この側面部分34により、これらのトングは、それらのそれぞれの保持機能および位置決め機能とは別に、接点トングの場合と同じやり方で、電気的な導通および電磁的な遮蔽の機能を行えるようにし得る。この場合、保持トングの側面部分は、接点トングとほぼ同じ湾曲した形状のものである。
改変されたバージョンとして、保持トングおよび位置決めトングに、側面部分をもたせないことがある。この場合、保持トングおよび位置決めトングは、それらの元の機能、すなわち、相手部品内でバルブを保持し位置決めする機能だけを有する。
可撓性環状リングは、金属シートを加圧し曲げることによって形成し得る。金属のタイプとその厚さは、所望の柔軟性の度合いに応じて選択する。トングは、その機能に応じて異なる形状および寸法で、曲げによって形成することもできる。特に、接点トングは、ランプとの電気的な接触がより良好になるように湾曲した形状のものとし得る。
上記で説明した可撓性環状リング31を、剛体スリーブ21に取り付ける。1つのセクタ内の保持トングが別のセクタの接点トングの横にくるように、可撓性環状リングのセクタを並べて配置する。
剛体スリーブ21は、プラスチックまたは金属材料でできている。剛体スリーブ21の形状は、セグメント単位で円形になる。言い換えると、剛体スリーブ21は、いくつかの、例えば3つのセグメントから形成される。これらのセグメントは、互いに結合して固定されている。各セグメントにより円弧が画定され、各セグメントは、クランク部分を介して別のセグメントに結合する。
具体的には、図3Aで、剛体スリーブ21は、3つのセグメント21a、21b、および21cからなる。セグメント21aは(セグメント21b、21cはそれぞれ)、クランク部分23aを介して(それぞれ23b、23cを介して)、セグメント21bから(それぞれ21c、21aから)分離している。また、これらのクランク部分は、使用者がリングを回転させるために、リングをつかむのが容易になるという利点を有する。
剛体スリーブ21は、カムを構成する(突出部分とも呼ばれる)第1突起22a、22bを有する。実際には、この剛体スリーブは、可撓性環状リングが有する保持トングと同じ数のこのような第1突起を有する。したがって、図3Aでは、この剛体スリーブは、3つの第1突起を有するが、図面でわかるのは、それらのうち2つだけである。これらの突起は、係止位置で、それらが、保持トングに対して、バルブベースに向かう押込み力を加えるようになっている。
図3Aには示していないが、剛体スリーブは、カムを構成する第2突起を含み得る。この第2突起は、非係止位置で、位置決めトングをランプのハウジングに入れて、前記ランプが正しく位置決めされるように配置される。
剛体スリーブは、可撓性環状リング全体が、前記スリーブの下面に押し付けられ、スリーブの突起によって上向きの動きが妨げられるように作製される。相手部品に固定システムアセンブリを装着するために使用する別の突起によって、可撓性環状リングの下向きの動きを妨げることもできる。
剛体スリーブ21は、固定システムのXX’軸の周りで回転させることによって、すなわち、可撓性環状リングに対して、かつ相手部品に対して回転させることにより、このシステムの係止および係止解除の機能を行う。言い換えると、相手部品に対して、剛体スリーブは回転可能であり、可撓性環状リングは回転することはできない。
さらに、剛体スリーブは、スリーブが自由位置に復帰しないように、その内面上に複数の硬い先端からなるボスを含み得る。このようにすると、自由位置に行くことなく、係止を解除することができる。
図3Aでは、この固定システムは、その非係止位置にある。したがって、剛体スリーブは、可撓性環状リングに対して開放位置にある。この位置では、可撓性リングの保持トング32は、それぞれ、剛体スリーブのクランク部分の近くに位置している。剛体スリーブの突起22は、接点トングの前に位置し、いずれのトングとも係合しない。したがって、可撓性環状スリーブは、ランプとは接触せず、係合もしない。
剛体スリーブを、例えば約40°の角度回転させることによって、可撓性環状スリーブは、突起によって、その最も中心から離れたレベル、すなわち保持トングのレベルになる。したがって、各突起22a、22bは、保持トング32a、32bに係合し、それによって、このトングがバルブベース14に向かって押される。この突起によって押込み力が加えられた状態で、保持トングは、再度バルブベースに近づき、あるいは、さらにはバルブベースと係合し、それによって、バルブが相手部品内で動くのを防ぐことができる。
図3Bは、本発明の固定システムを、係止位置で、すなわち、剛体スリーブを回転させた後の状態で示している。この図は、係止位置で、剛体スリーブ21の突起22c、22aが、可撓性リング31の保持トング32c、32aを押しているところを示す。このとき、これらの保持トングは、このシステムの内部に向かって、すなわちバルブベース14に向かって押される。それによって、これらの保持トングは、ランプに、具体的にはバルブベースに係合し得る。
そのため、図3Bに示すように、固定システムがバルブの周りで係止されると、高圧モジュールがバルブベースの周りに置かれる。このとき、この高圧モジュールが、接点トング33の全部または一部に接触し、それによって、高圧モジュールとこれらのトングの間に、電気的な接触がもたらされる。電気的な接触とは別に、これらの接点トングにより、高圧モジュールと相手部品の間で放出された電磁放射が遮蔽される。このようにして、高圧モジュールと相手部品の間が、電磁的に遮蔽される。
図4は、D2光源の周りに取り付けられた本発明の固定システムを、このシステムが係止された状態で示す。この図は、ヘッドライトの相手部品19を、その反射体15およびランプホルダ18とともに示している。この上に、本発明の固定システム20およびD2ランプが取り付けられる。
図4では、固定システム20の接点トング33が、D2光源の高圧モジュールに電気的に接触しているのがわかる。より正確には、D2ランプの場合、これらの接点トングは、D2ランプのコネクタに接触する。保持トング32は、バルブベースに係合する。
図5は、D1光源の周りに取り付けられた本発明の固定システムを、このシステムが係止された状態で示す。図5は、ヘッドライトの相手部品9を、反射体5およびランプホルダ8とともに示している。この上に、本発明の固定システム20およびD1ランプが取り付けられる。図5から、固定システム20の接点トング33が、コネクタ3の下に位置するランプの金属部分を介して、D1ランプに電気的に接触しているのがわかる。
図5の例では、接点トングは、可撓性環状リングの円周全体の上には存在せず、可撓性環状リングのある一部の上にのみ存在する。例えば、突起が回転することになるゾーンには、トングは存在せず、そのため、このゾーン内の表面は、突起の元の位置と最終位置の間で、すなわち突起の非係止位置と係止位置の間で平坦である。
一方、図3Aおよび図3Bでは、可撓性環状リングの円周全体にわたって、接点用突起が離間して存在する。この場合、環状リングの接線形状、またはセグメント単位での円形形状により、係止位置の場合に限り、突起が各トングを押すことができる。
図4および図5は、固定システム20とD1ランプの高圧モジュール3の間のスペースが、この固定システムとD2ランプの高圧モジュールの間のスペースよりも狭いことを示している。D1ランプのモジュールの形状は、正方形であり、そのベースの寸法は、固定システムの直径よりも大きい。これに対して、D2ランプのモジュールのベースの直径は、固定システムの直径よりも小さい。したがって、D1ランプ用システムの場合、接点トングの寸法は、D2ランプ用システムに適用するものとは異なる。
具体的には、D2ランプ用の接点トングは、D1ランプ用の接点トングよりも長い。というのは、D2ランプ用の接点トングは、モジュール自体に接触するからである。これに対して、D1ランプ用の接点トングは、モジュールの下に位置する部分、すなわち、バルブベースにより近いところに接触し、したがって、D1ランプ用の接点トングはより短くなる。接点トングの曲率は、当該ランプに応じて変えることもできる。
したがって、本発明の固定システムは、トングの長さを異なるものにし得る可撓性リングを除き、D1ランプとD2ランプでは同じである。以下に示すことからわかるように、この違いは、ランプの互換性に悪影響を及ぼすことがないという意味で、好ましからざるものではない。
ランプがD1かD2であるかにかかわらず、固定システムは、以下の方法によって位置決めされ、固定される。まず、D1ランプまたはD2ランプに適合された可撓性環状リングと剛体スリーブを組み立て、次いで、この固定システムを相手部品の上側部分に垂直に挿入することによって、このシステムを作り上げる。
その後、このシステムを、従来の手段で、例えば、圧力取付具、またはバヨネット取付具、あるいはスナップ取付具によって、前記相手部品上で固定する。この固定システムは、可撓性環状リングの下の固定システム上側部分内に突起を含み得る。それによって、この固定システムを、ヘッドライトの相手部品に装着することができる。
D1ランプの場合、このランプは、相手部品内部、すなわち相手部品のV形ハウジング内に放電バルブを配置することによって、固定システム上で位置決めする。固定システム内でのD1ランプの位置は、位置決めトングがD1ランプに係合し、それによって、V形ハウジングのベースのところで、前記ランプに対して押込み力が加えられているときに正しくなる。
D1ランプが固定システム内に正しく挿入されると、この固定システムは、バヨネット取付具によって、すなわち、剛体スリーブをXX’軸の周りで回転させ、したがって、可撓性環状リングに対して剛体スリーブを回転させることによって、固定システムの係止位置に置かれる。
D2ランプの場合、相手部品内部に放電ランプを配置し、バルブベースを固定システム上で位置決めする。固定システム内でのD2ランプの位置は、ランプが相手部品のV形ハウジング内にあり、位置決めトングがD2ランプに係合し、それによって、V形ハウジングのベースのところで、このランプに対して押込み力が加えられているときに正しくなる。
D2ランプのバルブが相手部品内に正しく挿入されると、この固定システムは、バヨネット取付具によって、すなわち、剛体スリーブをXX’軸の周りで回転させ、したがって、可撓性環状リングに対して剛体スリーブを回転させることにより、固定システムの係止位置に置かれる。次いで、高圧モジュールをバルブベース上で定位置に据えることができる。
位置決めトングは、相手部品内に形成されたV形ハウジングのベースにランプを押し込むことができる板ばねである。この位置決めトングの目的は、ランプを半径方向に押して、相手部品内に形成されたV形ハウジング内に入れることによって、ランプと相手部品の間に存在し得る隙間を埋めることである。こうするために、V形ハウジングの半径方向反対側に位置決めトングを配置する。
剛体スリーブは、その係止位置に置かれたときに、この位置決めトングを、このシステムの中心に向かって押す突起を有する。そのため、ランプは半径方向に押されて、相手部品内のV形ハウジング内に置かれる。
この位置決め突起は、相手部品にランプをはめ込む際の設置機構としても働くことができる。すなわち、この位置決め突起は、はめ込み時に可能な位置を1つだけ提供する。
相手部品内にランプを取り付けると、保持トングにより、このランプがその位置で保持されることになる。
図6Aおよび図6Cは、ランプがD1ランプの場合の本発明の固定システムの側断面図を、このシステムがそれぞれその非係止位置および係止位置にある状態で示す。図6Bおよび図6Dは、D1ランプを備えた本発明の固定システムの上面図であり、このシステムがそれぞれその非係止位置および係止位置にある状態を示す。図6Aおよび図6Bは、このシステムの係止が解除されている場合の剛体スリーブ21および可撓性リング31の位置を示す。
具体的には、これらの図は、可撓性リングの保持トング32a、32b、32cに対する剛体スリーブの第1突起22a、22b、22cの位置を示す。これらの図は、可撓性リング31の位置決めトング38に対する第2突起28の位置も示している。非係止位置で、位置決めトング38は、バルブベースのハウジング内に留まるが、前記ハウジング内で斜めになる。このシステムを係止すると、このトングにより、ランプに対して半径方向の押込み力を加えることができ、それによって、ランプが相手部品内のV形ハウジングのベースに押される。
図6Bは、位置決めトング38を受け入れるハウジング35の半径方向反対側に位置する2つの平板40によって、V形ハウジングを示す。図6Aおよび図6Bは、保持トング32間の接点トング33の位置も示している。このように、様々な種類のトングに存在し得る寸法の違いが容易にわかる。
図6Cおよび図6Dは、D1ランプの場合の固定システムを、その係止状態で示す。図6Aおよび図6Bと図6Cおよび図6Dを比較して検討すると、剛体スリーブが非係止状態にある場合、このスリーブの第1および第2の突起は、いかなるトングにも係合していないことが理解されると思う。
これに対して、剛体スリーブが可撓性環状リングに対して約40°回転すると、第1突起22は、保持トング32の前の定位置に置かれ、第2突起28は、位置決めトング38の前に置かれる。
これらの突起の位置決めは、所定の方法で行うことができる。すなわち、第2突起28は第1突起22が位置決めされる前に位置決めされる。剛体スリーブをこのように回転させると、保持突起がバルブベースに向かって押され、そのため、可撓性環状リングが完全に円形になるという結果をもたらす。さらに、位置決めトングがそのハウジング39のベースに向かって押され、それによって、保持トングにより圧力が加えられてD1ランプがV形ハウジング内に配置されるという結果がもたらされる。
このように、剛体スリーブ21は、可撓性リング31に対するカムとして働く。
図7Aおよび図7Cは、ランプがD2ランプの場合の本発明の固定システムの側断面図を、このシステムがそれぞれその非係止位置および係止位置にある状態で示す。図7Bおよび図7Dは、D2ランプを備える本発明の固定システムの上面図であり、このシステムが、それぞれその非係止位置および係止位置にある状態を示す。
図7Aおよび図7Bは、このシステムの係止が解除されている場合の剛体スリーブ21および可撓性リング31の位置を示す。具体的には、これらの図は、可撓性リングの保持トング32a、32b、32cに対する剛体スリーブの第1突起22a、22b、22cの位置を示す。これらの図は、可撓性リング31の位置決めトング38に対する第2突起28の位置も示している。
非係止位置で、位置決めトング38は、バルブベースのハウジング内に留まるが、前記ハウジング内で斜めになる。このシステムを係止すると、トングにより、ランプに対して半径方向の押込み力を加えることができ、それによって、ランプが相手部品内のV形ハウジングのベースに押される。
図7Bは、位置決めトング38を受け入れるハウジング35の半径方向反対側に位置する2つの平板40によって、V形ハウジングを示す。図7Aおよび図7Bは、保持トング32間の接点トング33の位置も示す。このように、様々な種類のトングに存在し得る寸法の違いが容易にわかる。
図7Cおよび図7Dは、D2ランプの場合の固定システムをその係止状態で示す。図7Aおよび図7Bと、図7Cおよび図7Dを比較して検討すると、剛体スリーブが非係止状態にある場合、このスリーブの第1および第2の突起が、いかなるトングにも係合していないことが理解されると思う。
これに対して、剛体スリーブが可撓性環状リングに対して約40°回転すると、第1突起22は、保持トング32の前の定位置に置かれ、第2突起28は、位置決めトング38の前に置かれる。これらの突起の位置決めは、所定の方法で行うことができる。すなわち、第2突起28は、第1突起22が位置決めされる前に位置決めされる。剛体スリーブをこのように回転させると、保持突起は、バルブベースに向かって押され、そのため、可撓性環状リングが完全に円形になる。さらに、位置決めトングは、ハウジング39のベースに向かって押され、それによって、保持トングにより圧力を加えられて、D2ランプがV形ハウジング内に配置される。
したがって、このシステムが係止された後、可撓性リング31により、相手部品上のD1またはD2ランプに対して機械的な強度が得られ、かつそれらが位置決めされるだけでなく、電気的な導通および相手部品と高圧モジュールの間で、電磁的な遮蔽が得られる。係止される前は、可撓性リング31は、ランプをあらかじめ保持する手段として働く。というのは、非係止状態で、保持トングが分布して置かれる円の内径が、ランプのネックの外径よりも小さいからである。
上記の説明から、このシステムは、接点トングの長さが異なるだけで、D1ランプおよびD2ランプに対して同じであることも理解されたい。すなわち、接点トングは、D1およびD2に対して、類似のプロフィールにして、このシステムの製造をさらに簡略化し得るように選択することができる。
このようにして、D1ランプおよびD2ランプに対して、ヘッドライトが標準化される。ヘッドライトを大量生産によって製作することもできる。光源の搭載時に、必要な場合には、D2ランプ用の大型の接点トングを備える可撓性リング、またはD1ランプ用の小型の接点トングを備える可撓性リングのいずれを選択するかを決めることは簡単である。D1ランプまたはD2ランプを、これらのランプのいずれか一方の選択に応じて、またコストおよび有効性に応じて、はめ込むことも可能である。
D1ランプを備える従来型の車両用ヘッドライトを示す縦断面図である。 D2ランプおよび高圧モジュールを有する従来型の車両用ヘッドライトを示す縦断面図である。 D2ランプを有する本発明の固定システムを、このシステムの係止が解除されている状態で示す斜視図である。 D2ランプを有する本発明の固定システムを、このシステムが係止されている状態で示す斜視図である。 D2光源の周りに取り付けられた本発明の固定システムを示す図である。 D1光源の周りに取り付けられた本発明の固定システムを示す図である。 D1光源を有する本発明の固定システムを、非係止状態で示す側断面図である。 D1光源を有する本発明の固定システムを、非係止状態で示す横断面図である。 D1光源を有する本発明の固定システムを、係止状態で示す側断面図である。 D1光源を有する本発明の固定システムを、係止状態で示す横断面図である。 D2光源を備えた本発明の固定システムを、非係止状態で示す側断面図である。 D2光源を備えた本発明の固定システムを、非係止状態で示す横断面図である。 D2光源を備えた本発明の固定システムを、係止状態で示す側断面図である。 D2光源を備えた本発明の固定システムを、係止状態で示す横断面図である。
符号の説明
1 光源
2 放電バルブ
2a バルブ本体
3 高圧モジュール(コネクタ)
4 バルブフット(バルブベース)
5 光反射体
6 孔
7 スカート部分
8 ランプホルダ
9 共通コンポーネント(相手部品)
11 光源
12 放電バルブ
12a バルブ本体
13 高圧電気モジュール
14 バルブベース
15 反射体
16 孔
17 スカート部分
18 ランプホルダ
19 相手部品
20 固定システム
21 剛体スリーブ
21a セグメント
21b セグメント
21c セグメント
22a 第1突起
22b 第1突起
22c 第1突起
23a クランク部分
23b クランク部分
23c クランク部分
28 第2突起
31 可撓性環状リング
32 保持トング
32a 保持トング
32b 保持トング
32c 保持トング
33 接点トング
34 側面部分
35 ベース部分(ハウジング)
36 カラー部分
37 保持アーム
38 位置決めトング
39 ハウジング
40 平坦部

Claims (12)

  1. 自動車用の光投射装置であって、
    放電バルブ(2)(12)、高圧モジュール(3)(13)、およびバルブと高圧モジュールの接続を行うバルブベース(4)(14)を有する光源(1)(11)と、
    反射体および反射体の前面にバルブを保持するランプホルダを備える相手部品(9)(19)と、
    少なくとも部分的にランプホルダの周りに位置し、相手部品に光源を装着する固定システム(20)とを備える光投射装置において、
    固定システムが、
    回転可能な剛体スリーブ(21)と、
    剛体スリーブ内部に位置し、光源と電気的または機械的に接触するトングを有する導電可撓性環状リング(31)とを備えることを特徴とする光投射装置。
  2. 可撓性リングが、半径方向に移動可能であるが、回転可能ではないことを特徴とする、請求項1に記載の光投射装置。
  3. トングの少なくとも1つが、機械的な保持トング(32)であることを特徴とする、請求項1または2に記載の光投射装置。
  4. トングの少なくとも1つが、電気接点トング(33)であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の光投射装置。
  5. トングの少なくとも1つが、光源用の位置決めトング(38)であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の光投射装置。
  6. 保持トングおよび位置決めトングが、半径方向に移動可能であり、非係止位置および係止位置を有することを特徴とする、請求項5に記載の光投射装置。
  7. 剛体スリーブが、内面に、保持トングを押して、保持トングを係止位置に維持するように適合された、少なくとも1つの第1突起(22)を含むことを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の光投射装置。
  8. 剛体スリーブが、内面に、位置決めトングを押して、位置決めトングを係止位置に維持するように適合された少なくとも1つの第2突起(28)を含むことを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の光投射装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の光投射装置内の相手部品に光源を固定する方法であって、
    相手部品(9)(19)のランプホルダの一方の端部の周りで、固定システム(20)を位置決めし装着するステップと、
    光源のバルブフットが固定システム、または相手部品(9)(19)に係合するまで、相手部品内に光源の放電バルブ(2)(12)を挿入するステップと、
    固定システムの一部を回転させることによって、前記システムを係止するステップとを含むことを特徴とする固定方法。
  10. 固定システムを係止するステップが、可撓性環状リングに対し、かつ相手部品に対して剛体スリーブを回転させることであることを特徴とする請求項9に記載の固定方法。
  11. 力を加えてスナップ止めし、係止させることによって、固定システムをランプホルダにはめ込むことを特徴とする、請求項9または10に記載の固定方法。
  12. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の少なくとも1つの光投射装置を含むことを特徴とする自動車。
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