JP2005158367A - 調光システム - Google Patents
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Abstract
【課題】ホールなどの調光システムにおいて、負荷の空間配置イメージに近い形で負荷選択を行なえるようにすることで、作業者の負担を軽減し、作業効率を上げる。また、QRコードの新規有用な使用法を提案する。
【解決手段】負荷の空間配置に対応するQRコードを読み取るスキャナ2と、スキャナ2が読み取ったQRコードにより負荷8−1,8−2,…,8−Nを選択する操作卓4とを有する調光システムとした。スキャナ2または操作卓4は、QRコードに対応する負荷名を表示する表示部を有することが好ましい。
【選択図】図1
【解決手段】負荷の空間配置に対応するQRコードを読み取るスキャナ2と、スキャナ2が読み取ったQRコードにより負荷8−1,8−2,…,8−Nを選択する操作卓4とを有する調光システムとした。スキャナ2または操作卓4は、QRコードに対応する負荷名を表示する表示部を有することが好ましい。
【選択図】図1
Description
本発明は、ホール・会館・ホテル宴会場など、複数の照明回路からなる調光システムに関するものである。
従来、負荷を選択する場合、テンキーやカーソルによる番号選択で行なっていた。このため、日替わり公演と言われる毎日演目の異なることが多い日本のホール、会館では、特にそのホール、会館に慣れない外来作業者(外部の照明オペレータ)にとって、負荷選択作業はやりづらいものであった。
作業者(照明オペレータ)は、実際の負荷とその回路番号を一致させるため、別途、負荷の空間配置を摸して番号を配置した負荷表(図8)を参照しながら、負荷を番号に変換して操作していた。現場では、負荷を特定する場合、「このスポットライト」と指し示したり、仲間内で通用する固有名称で伝えられたりする。その指示を受けて、作業者は、負荷表の番号を確認し、テンキー入力による負荷選択を行っていた。そのため、作業性が悪く、もっと分かりやすい負荷選択方法が求められていた。
一方、従来から商品管理や店舗会計システムにバーコードが広く普及しているが、1次元コードであるため情報量が少なく、寸法も横に長くなる。近年、情報量が多く、省スペースでも表示可能なQRコードが規格化され、実用化されている。QRコードは、バーコードの市場に加え、上記の特長から新しい使用方法が模索されている。
なお、特許文献1には、QRコードとこれを読み取るコードスキャナについて開示されている。
特開2003−141441号公報
なお、特許文献1には、QRコードとこれを読み取るコードスキャナについて開示されている。
本発明は、ホールなどの調光システムにおいて、負荷の空間配置イメージに近い形で負荷選択を行なえるようにすることで、作業者の負担を軽減し、作業効率を上げることを目的とする。
また、QRコードを、従来とは異なる使用方法、つまり、実際の機器が配置されている空間イメージに従って固有の機器を選択するために使用することで、番号選択からイメージ選択を可能にするものである。
本発明の調光システムによれば、図1に示すように、負荷の空間配置に対応するQRコードを読み取るスキャナ2と、スキャナ2が読み取ったQRコードにより負荷8−1,8−2,…,8−Nを選択する操作卓4とを有することを特徴とする。スキャナ2または操作卓4は、QRコードに対応する負荷名を表示する表示部を有することが好ましい。
本発明によれば、ホールなどの調光システムにおいて、負荷の空間配置イメージに近い形で負荷選択を行なえるようにすることで、作業者の負担を軽減し、作業効率を上げることができる。すなわち、従来ならば照明オペレータが頭の中で一旦空間イメージを描いてから番号に変換する必要があった作業を省略できるようにしたことにより、作業効率が上がり、また余分な思考をせずにすむため、照明オペレータの最も重要な仕事である芸術的光の創造に専念できるようになる利点がある。
図1に本発明の調光システムの構成を示す。図中、1は負荷表、2はスキャナ、3はシリアル信号線、4は操作卓、5は調光信号線、6は調光装置、7−1〜7−Nは負荷出力線(ランプ電源)、8は負荷(照明器具)である。
負荷表1の構成例を図2に示す。図8に示す従来の負荷表では、負荷(照明器具)を番号で表示していたのに対して、図2に示す本発明の負荷表では、負荷の空間配置を摸してQRコードを配置したものとなっている。本発明の調光システムは、このような負荷表1を付属物として有し、QRコード読取用のスキャナ2をRS232CやUSBなどのシリアル信号線3で接続された操作卓4を備えている。
操作卓4の構成例を図3に示す。図中、40はCPU、41はROM、42はRAM、43は調光信号出力部、44はパッチデータレジスタ、45は負荷選択処理部、46は入出力部、47はスイッチ、48は表示器、49はブザーである。パッチデータレジスタ44は、負荷(照明器具)と回路番号を関連付けるパッチデータを格納している。
この操作卓4と調光信号線5を介して接続された調光装置6の構成例を図4に示す。図中、61は制御部、62は調光器、63は電源主幹、64は電源である。調光装置6からは負荷出力線7−1,7−2,…,7−Nが負荷である照明器具8−1,8−2,…,8−Nまで配線されている。
負荷表1のQRコードをスキャナ2で読込むと、負荷の点灯状態を変更することができる。以下、その動作を図5に従って説明する。まず、スキャナによるQRコード読取が完了すると、シリアル信号線にて操作卓へ通知される。操作卓は、シリアル信号を受け、「スキャナ信号入力あり」の判定を行なう。信号入力ありの場合、「データ有効」の判定を行なう。QRコードは規格化された汎用コードであるため、安全を確保するため、QRコードの暗号キー機能などを用いて本システムのコードとして正しいこと、つまり間違って他システムのQRコードを読んでいないか確認する。データが有効でない場合には、処理を終了する。
データが有効な場合、負荷選択データを更新し、パッチデータレジスタを参照し、回路番号選択データを更新する。さらに、スキャナ読取成功をユーザーに通知するため、ブザーフラグをONとし、負荷選択表示変更フラグをONとする。これらの処理は、ブザーの場合は時間管理が必要であり、表示には時間がかかるため、別プロセス(別タスク)に処理をまかせるため、要求フラグをONにするものである。さらに、負荷点灯状態を変更するため、調光出力データ変更フラグをONにする。
図6に本発明の実施例1を示す。本実施例は、上述の基本構成に加えて、無線にて負荷選択操作を可能とする機能を追加したシステムである。図中、1〜8は図1と同様であり、9は無線操作器、10は無線受信器である。
無線操作器9は、QRコード読取用のスキャナ2を内蔵しており、表示器、スイッチを備える無線送信器付操作器である。操作卓4には、その無線電波を受信できる無線受信器10が接続されている。その他の構成は図1と同様である。本実施例によれば、作業者(照明オペレータ)が操作卓4から離れた場所に居ても操作が可能となる。
なお、スキャナ2を内蔵した無線操作器9は、アプリケーションプログラムを組み込み可能な汎用品(商品名:無線ハンディターミナルなど)とし、本システム用アプリケーションが組み込まれたものとする。
図7に本発明の実施例2を示す。本実施例は、上述の基本構成に加えて、操作卓4または無線操作器9に、QRコードに対応する負荷名を表示することで、作業者にとって、より判りやすく、誤操作防止機能を付加したシステムである。
以下、図7に従って動作説明を行なう。図7は図6の無線操作器9の動作を示している。スキャナ2によるQRコード読取が完了すると、アプリケーション部へ通知されて処理が開始される。アプリケーション部は、シリアル信号を受けて「スキャナ信号入力あり」の判定を行なう。信号入力ありの場合、上述の「データ有効」の判定を行なう。データが有効な場合、スキャナ読取成功をユーザーに通知するため、スキャナ選択を受け付けた旨を知らせるブザーフラグをONとし、負荷名称表示処理を行なう。
負荷名称表示処理の完了後、誤操作防止のため、作業者からの確認キー入力を待つ。確認キー入力ありの場合、負荷選択確定表示を行い、負荷選択データ送信処理を行なう。データ送信が完了した後、表示クリア処理を行なう。キャンセルキー入力ありの場合、負荷選択確定表示と負荷選択データ送信処理は行なわずに、表示クリア処理を行なう。
本発明の調光システムは、劇場の舞台照明やホール・会館・ホテル宴会場などの演出照明に利用することができる。
1 負荷表
2 スキャナ
4 操作卓
6 調光装置
2 スキャナ
4 操作卓
6 調光装置
Claims (2)
- 負荷の空間配置に対応するQRコードを読み取るスキャナと、スキャナが読み取ったQRコードにより負荷を選択する操作卓とを有することを特徴とする調光システム。
- 請求項1において、QRコードに対応する負荷名を表示する表示部を有することを特徴とする調光システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003392985A JP2005158367A (ja) | 2003-11-21 | 2003-11-21 | 調光システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003392985A JP2005158367A (ja) | 2003-11-21 | 2003-11-21 | 調光システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005158367A true JP2005158367A (ja) | 2005-06-16 |
Family
ID=34719521
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003392985A Pending JP2005158367A (ja) | 2003-11-21 | 2003-11-21 | 調光システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005158367A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101299295B1 (ko) | 2013-03-14 | 2013-08-26 | 주식회사 포스코아이씨티 | 조명 제어 장치 및 방법 |
US9959400B2 (en) | 2010-06-25 | 2018-05-01 | Philips Lighting Holding B.V. | Controlling the access to a user interface for atmosphere control with an atmosphere creation system |
-
2003
- 2003-11-21 JP JP2003392985A patent/JP2005158367A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9959400B2 (en) | 2010-06-25 | 2018-05-01 | Philips Lighting Holding B.V. | Controlling the access to a user interface for atmosphere control with an atmosphere creation system |
KR101299295B1 (ko) | 2013-03-14 | 2013-08-26 | 주식회사 포스코아이씨티 | 조명 제어 장치 및 방법 |
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