JP2005158056A - コンテンツ移動システムおよびこれに用いられるコンテンツ送出機器 - Google Patents

コンテンツ移動システムおよびこれに用いられるコンテンツ送出機器 Download PDF

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和博 三原
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俊和 神門
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Abstract

【課題】 汎用バス上にコンテンツ蓄積機器を置いてコンテンツ移動動作を行う場合にも、コンテンツの一部を消失することなく確実にコンテンツ移動動作を行うことを可能にする。
【解決手段】 蓄積部1を有するコンテンツ送出機器34と、コンテンツ記録機器31と、コンテンツ送出機器34とコンテンツ記録機器31とによるコンテンツの移動動作を制御するコンテンツ移動コントローラ33とが、1394バス25上に接続されている。コンテンツ移動コントローラ33は、コンテンツ送出機器34の動作を管理する移動元制御部12と、コンテンツ記録機器31の動作を管理する移動先制御部7を備える。コンテンツ送出機器34は、蓄積部1から移動対象のコンテンツを読み出し、当該コンテンツのストリーム情報更新処理を行って1394バス25へ送出するコンテンツ管理部6と、コンテンツ移動コントローラ33の動作を監視する制御元監視部13とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、著作権主張されたAVデータを、あらかじめ記録された機器から、同一バス上に存在する他の機器に移動させることのできる、コンテンツ移動システムに関するものである。
近年の放送のディジタル化により、ディジタルAV機器の普及が進んでいる。このディジタルAV機器は、劣化のない高画質録画を実現できる反面、高画質のままAVコンテンツを無許可で複製することも可能である。この無許可での複製品が広く売買されるようになると、AVコンテンツの著作権者の利益が大きく損なわれてしまうことになる。この様な、不正な複製品が流通することを避けるため、著作権の主張されたコンテンツの複製を制限する方法が、すでに実用化されている。
不正な複製品が出回ることを防ぐには、一度記録したものは、2度と別の記録媒体に記録できないようにすればよいが、これは、ユーザにとって不便を強いる可能性がある。例えば、記録媒体としてハードディスクを用いたハードディスクレコーダに放送を記録した場合、その内容を、光ディスクやテープメディアなどに保存できなければ、ユーザは、ハードディスク内にいつまでもその放送内容を保持しておくか、あるいは、削除せざるを得なくなる。そこで、コンテンツを他の記録媒体に記録しながら、同時に、元の記録媒体から削除する、いわゆるコンテンツの「移動」を実現する構成が提案されている(例えば特許文献1参照)。
上記従来の構成によるコンテンツの「移動」とは、記録媒体(第1の記録媒体)に記録されたコンテンツの再生動作を行いながら、再生したコンテンツを他の記録媒体(第2の記録媒体)に記録すると共に、第1の記録媒体において再生の完了した部分は、その後二度と再生できないようにするものである。著作権保護に関するDTCP(Digital Transmission Content Protection)等の規格では、コンテンツ移動動作時は、元コンテンツにおいて再生動作を終了した部分のAVストリームの中のデータを更新しながら、ストリームを送出することが決められている。
近年、ディジタル放送番組等のコンテンツの蓄積媒体としては、ハードディスクがよく利用されている。ハードディスクの容量は、2〜3年で2倍のサイズになるほど、変化が激しい。ユーザが、コンテンツ移動システムを一旦購入した後も、新しいハードディスクを買い足す、あるいは、ハードディスクのみを買い換えることで、最新機種と同等の蓄積容量を利用できるようにすれば、ユーザメリットを大きくすることができる。そのような場合、コンテンツの蓄積媒体は、IEEE1394バスのような汎用バスに接続される機器である方が、ユーザの接続作業も容易であり、接続可能な機器を増加させることができ、低コスト化を期待できる。
特開2000−149417号公報
しかし、上述したような、汎用バス上に、移動対象コンテンツの送出元としてのコンテンツ蓄積媒体をおき、コンテンツ移動システムを構築するには、次のような課題がある。
上述したように、コンテンツの移動動作は、ストリームの送出機器と、コンテンツ記録機器等が、煩雑な情報のやり取りを行って初めて達成される。汎用バス上に、複数の機器がつながりコンテンツの移動を行うと、コンテンツ移動動作中に、構成機器やバスの構成が変化したり、あるいは、コンテンツの送出側とコンテンツの記録側との動作タイミングの同期がずれたりするという事態が起こり得る。コンテンツの移動動作中に、この様なことが起きると、移動するコンテンツの一部が消失してしまったり、移動動作そのものがユーザの意図にかかわらず中断されてしまったりする可能性があり、安定して信頼の高いコンテンツ移動動作を行うことができない。
本発明は、この様な状況を鑑みてなされたものであり、汎用バス上に、コンテンツ蓄積機器を置いて、コンテンツ移動動作を行う場合にも、コンテンツの一部を消失することなく、確実にコンテンツ移動動作を行うことを可能にするものである。
上記の課題を解決するために、本発明にかかるコンテンツ移動システムは、第1の記録媒体に記録されたコンテンツを、第2の記録媒体へ移動させるコンテンツ移動システムにおいて、前記第1の記憶媒体からコンテンツを読み出すコンテンツ送出機器と、前記第2の記録媒体へコンテンツを記録するコンテンツ記録機器と、前記コンテンツ送出機器とコンテンツ記録機器とによるコンテンツの移動動作を制御するコンテンツ移動コントローラとが、同一バス上に接続され、前記コンテンツ移動コントローラが、前記コンテンツ送出機器の動作を管理する移動元制御部と、前記コンテンツ記録機器の動作を管理する移動先制御部を備え、前記コンテンツ送出機器が、第1の記録媒体から移動対象のコンテンツを読み出し、当該コンテンツのストリーム情報更新処理を行って前記バスへ送出するコンテンツ管理部と、前記コンテンツ移動コントローラの動作を監視する制御元監視部とを備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかるコンテンツ送出機器は、コンテンツを記録する第1の記録媒体を備え、前記コンテンツを、バスを介して接続されたコンテンツ記録機器が備える第2の記録媒体へ移動させる、コンテンツ送出機器において、前記コンテンツ送出機器は、前記コンテンツの移動動作を制御するコンテンツ移動コントローラにも、前記バスを介して接続され、前記コンテンツ送出機器は、第1の記録媒体から移動対象のコンテンツを読み出し、当該コンテンツのストリーム情報更新処理を行って前記バスへ送出するコンテンツ管理部と、前記コンテンツ移動コントローラの動作を監視する制御元監視部とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、コンテンツの消失なく、安定してコンテンツ移動動作を行うことができるコンテンツ移動システムおよびコンテンツ送出機器を提供できる。
本発明にかかるコンテンツ移動システムは、第1の記録媒体に記録されたコンテンツを、第2の記録媒体へ移動させるコンテンツ移動システムにおいて、前記第1の記憶媒体からコンテンツを読み出すコンテンツ送出機器と、前記第2の記録媒体へコンテンツを記録するコンテンツ記録機器と、前記コンテンツ送出機器とコンテンツ記録機器とによるコンテンツの移動動作を制御するコンテンツ移動コントローラとが、同一バス上に接続され、前記コンテンツ移動コントローラが、前記コンテンツ送出機器の動作を管理する移動元制御部と、前記コンテンツ記録機器の動作を管理する移動先制御部を備え、前記コンテンツ送出機器が、第1の記録媒体から移動対象のコンテンツを読み出し、当該コンテンツのストリーム情報更新処理を行って前記バスへ送出するコンテンツ管理部と、前記コンテンツ移動コントローラの動作を監視する制御元監視部とを備えた構成(第1の構成)である。
上記第1の構成において、前記コンテンツ送出機器が、コンテンツ記録機器として指定された機器にのみコンテンツの暗号化解除鍵を渡すことにより、コンテンツの移動先を当該コンテンツ記録機器に限定する移動先限定処理を行う移動先限定部をさらに備えた構成とすることが好ましい(第2の構成)。
上記第1または第2の構成において、前記移動元制御部は、コンテンツ移動動作時に、前記コンテンツ送出機器の動作状態検出を行い、動作状態が異常であることを検出すると、前記移動先制御部へ記録終了要求を発行し、前記移動先制御部は、コンテンツ移動動作時に、前記コンテンツ記録機器の動作状態検出を行い、動作状態が異常であることを検出すると、前記移動元制御部へ移動終了要求を発行することが好ましい(第3の構成)。
上記第1〜第3の構成において、前記制御元監視部が、前記コンテンツ移動コントローラの動作状態を問い合わせるコマンドを、前記コンテンツ移動コントローラへ発行することが好ましい(第4の構成)。上記第4の構成において、前記制御元監視部が、前記コマンドを1分以内の間隔で発行することが好ましい(第5の構成)。
上記第1〜第3の構成において、前記制御元監視部が、前記コンテンツ移動コントローラから前記コンテンツ送出機器へのコマンドアクセスが所定の周期で行われているか否かに基づき、前記コンテンツ移動コントローラの動作状態検出を行うことが好ましい(第6の構成)。上記第6の構成において、前記所定の周期が1分以内の間隔であることが好ましい(第7の構成)。
上記第1〜第7の構成において、前記制御元監視部が、特定の条件に合致するコマンドのみを実行するコマンド実行制限部を備え、コンテンツ移動動作中は、前記コンテンツ移動コントローラ以外からのコマンドは拒絶することが好ましい(第8の構成)。上記第8の構成において、前記制御元監視部が、コンテンツ移動動作中にバス初期化が発生したとき、バス上の接続機器情報を取得する機器リスト取得部を備え、バス初期化後、前記機器リスト取得部が取得した接続機器情報に基づき、前記コンテンツ移動コントローラがバス上に存在することを確認した場合は、当該コンテンツ移動コントローラからのコマンドのみを実行することが好ましい(第9の構成)。
上記第2の構成において、前記コンテンツ送出機器が、前記移動先限定部による前記移動先限定処理の進捗状態を、前記コンテンツ移動コントローラへ通知する進捗通知部を備えたことが好ましい(第10の構成)。あるいは、上記第2の構成において、前記コンテンツ送出機器が、前記移動先限定部による移動先限定処理が完了したあと、連続的にバス初期化が発生した場合には、コンテンツ移動動作を中断するバス監視部を備えることが好ましい(第11の構成)。上記第11の構成において、前記バス初期化監視部が、連続するバス初期化動作のうち最初のバス初期化動作から、コンテンツ移動動作を中断するまでに要する時間が、1分以下であることが好ましい(第12の構成)。
上記第1〜第12の構成において、前記コンテンツ送出機器が、前記コンテンツ記録機器を管理する第2の移動先制御部を備え、制御元監視部が、コンテンツ移動動作中に、前記コンテンツ移動コントローラの動作異常を検出した場合、前記第2の移動先制御部を起動して、コンテンツ移動動作を継続して行うことが好ましい(第13の構成)。
前記第1〜第13の構成において、前記コンテンツ移動コントローラが、前記コンテンツ記録機器と同一の筐体に含まれる構成としても良い(第14の構成)。
また、本発明にかかるコンテンツ移動システムの他の側面として、第1の記録媒体に記録されたコンテンツを、第2の記録媒体へ移動させるコンテンツ移動システムにおいて、前記第1の記憶媒体からコンテンツを読み出すコンテンツ送出機器と、前記第2の記録媒体へコンテンツを記録するコンテンツ記録機器とが、同一バス上に接続され、前記コンテンツ送出機器が、第1の記録媒体から移動対象のコンテンツを読み出し、当該コンテンツのストリーム情報更新処理を行って前記バスへ送出するコンテンツ管理部と、前記コンテンツ管理部から送出されるコンテンツ以外の情報を、データ放送ストリーム化して前記バスへ送出するデータ放送生成部とを備えた構成も好ましい(第15の構成)。この第15の構成において、前記コンテンツ送出機器が、前記コンテンツ管理部によるコンテンツ移動の途中経過状態を表示する移動状態表示部を備えたことが好ましい(第16の構成)。
また、本発明にかかるコンテンツ移動システムのさらに他の側面として、第1の記録媒体に記録されたコンテンツを、第2の記録媒体へ移動させるコンテンツ移動システムにおいて、前記第1の記憶媒体からコンテンツを読み出すコンテンツ送出機器と、前記第2の記録媒体へコンテンツを記録するコンテンツ記録機器とが、同一バス上に接続され、前記コンテンツ送出機器が、第1の記録媒体から移動対象のコンテンツを読み出し、当該コンテンツのストリーム情報更新処理を行って前記バスへ送出するコンテンツ管理部を備え、前記コンテンツ管理部は、コンテンツにおける移動済み位置および再生可能位置を管理する位置管理部を備え、移動動作を中断した場合に、前記移動済み位置から所定の時間、コンテンツの先頭方向にさかのぼった位置を再生可能位置として設定し、当該再生可能位置から移動動作を再開することを特徴とする構成も好ましい(第17の構成)。この第17の構成において、移動済み位置と再生可能位置との差が、通常再生時間にして1分以下であることが好ましい(第18の構成)。
また、本発明にかかるコンテンツ送出機器は、コンテンツを記録する第1の記録媒体を備え、前記コンテンツを、バスを介して接続されたコンテンツ記録機器が備える第2の記録媒体へ移動させる、コンテンツ送出機器において、前記コンテンツ送出機器は、前記コンテンツの移動動作を制御するコンテンツ移動コントローラにも、前記バスを介して接続され、前記コンテンツ送出機器は、第1の記録媒体から移動対象のコンテンツを読み出し、当該コンテンツのストリーム情報更新処理を行って前記バスへ送出するコンテンツ管理部と、前記コンテンツ移動コントローラの動作を監視する制御元監視部とを備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかるコンテンツ送出機器の他の側面として、コンテンツを記録する第1の記録媒体を備え、前記コンテンツを、バスを介して接続されたコンテンツ記録機器が備える第2の記録媒体へ移動させる、コンテンツ送出機器において、第1の記録媒体から移動対象のコンテンツを読み出し、当該コンテンツのストリーム情報更新処理を行って前記バスへ送出するコンテンツ管理部と、前記コンテンツ管理部から送出されるコンテンツ以外の情報を、データ放送ストリーム化して前記バスへ送出するデータ放送生成部とを備えた構成も好ましい。
また、本発明にかかるコンテンツ送出機器のさらに他の側面として、コンテンツを記録する第1の記録媒体を備え、前記コンテンツを、バスを介して接続されたコンテンツ記録機器が備える第2の記録媒体へ移動させる、コンテンツ送出機器において、第1の記録媒体から移動対象のコンテンツを読み出し、当該コンテンツのストリーム情報更新処理を行って前記バスへ送出するコンテンツ管理部を備え、前記コンテンツ管理部は、コンテンツにおける移動済み位置および再生可能位置を管理する位置管理部を備え、移動動作を中断した場合に、前記移動済み位置から所定の時間、コンテンツの先頭方向にさかのぼった位置を再生可能位置として設定し、当該再生可能位置から移動動作を再開する構成も好ましい。
以下、図面を参照し、本発明の好適な実施の形態について、より具体的に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施形態にかかるコンテンツ移動システムの概略構成を示したものである。
図1において、30は、ブラウン管、液晶表示装置、あるいはPDP等の表示装置である。31は、コンテンツの移動先であるコンテンツ記録機器である。コンテンツ記録機器31は、例えば、D−VHS(Digital Video Home System)レコーダ、DVD(Digital Versatile Disc)レコーダ、BD(Blu−ray Disc)レコーダ等で実現される。34は、AVコンテンツを蓄積し、蓄積されたコンテンツのうち指定されたコンテンツを、指定された移動先へ送出する、コンテンツ送出機器である。33は、コンテンツ送出機器34からコンテンツ記録機器31へのコンテンツ移動を制御するコンテンツ移動コントローラである。コンテンツ移動コントローラ33は、例えば、STB(Set Top Box)やDTV(Digital TV)等で実現される。25は、IEEE1394バス(以下、1394バスと呼ぶ)である。コンテンツ送出機器34と、コンテンツ移動コントローラ33と、コンテンツ記録機器31とは、1394バス25で接続されている。
本実施形態では、コンテンツ移動コントローラ33が、コンテンツ送出機器34とコンテンツ記録機器31を制御して、蓄積部1に保存してあるAVコンテンツを、コンテンツ送出機器34からコンテンツ記録機器31に移動させる。
コンテンツ送出機器34は、AVコンテンツの記録されている蓄積部1と、コンテンツ管理部6と、送出制御部11とを備えている。このAVコンテンツは、例えば、ディジタル放送であるが、これに限定されない。蓄積部1としては、通常、ハードディスクが使用される。コンテンツ管理部6は、コンテンツ移動コントローラ33の移動動作指定部4で指定された内容に従って、AVコンテンツの管理と移動処理を行う。送出制御部11は、制御元監視部13と、移動先限定部14とを含む。制御元監視部13は、コンテンツ移動コントローラ33の状態を監視する。
移動先限定部14は、AVコンテンツの移動先を、1394バス25上の指定された機器のみに限定する機能を有する。すなわち、1394バス25を用いてAVコンテンツの移動を行う場合、1394バス25上に流れるAVコンテンツは暗号化されている。そのため、移動動作を始める前に、移動先限定部14は、暗号化されたAVコンテンツを復号化するための暗号化解除鍵を、ユーザが移動先として指定したコンテンツ記録機器31のみに提供する。この機能により、暗号化解除鍵を受け取ったコンテンツ記録機器31でのみ、AVコンテンツを再視聴することが可能である。従って、何らかの不正な手段により、ユーザが指定したコンテンツ記録機器31以外の機器が、1394バス25上のデータを記録したとしても、その機器は暗号化解除鍵を持たないので、その機器でAVコンテンツを再視聴することはできない。このように、移動先限定部14は、移動対象のコンテンツの暗号化解除鍵を渡す相手機器を限定することにより、AVコンテンツの移動先を限定する。この移動先限定部14による移動先限定処理の詳細については、後述する。
コンテンツ移動コントローラ33は、移動動作指定部4と、画面表示部5と、移動動作制御部10とを備えている。移動動作指定部4は、移動対象のコンテンツを選択するコンテンツ選択部2と、コンテンツの移動先を指定する移動先指定部3とを含む。画面表示部5は、移動動作指定部4での操作内容を、表示装置30に表示する。移動動作制御部10は、移動先制御部7と、移動元制御部12とを含む。移動先制御部7は、コンテンツの移動先であるコンテンツ記録機器31を制御すると共に、その動作を監視する。移動元制御部12は、コンテンツの移動元であるコンテンツ送出機器34を制御すると共に、その動作を監視する。
図1において、26は、移動元制御部12から、移動先制御部7に対して発行する、移動先停止要求である。27は、移動先制御部7から、移動元制御部12に対して発行する、移動元停止要求である。
次に、本発明の一実施形態にかかるコンテンツ移動システムの動作について、図1から図8(b)までを使用して説明する。本実施形態では、コンテンツ移動コントローラ33が、コンテンツ送出機器34の蓄積部1に記録されているコンテンツを、コンテンツ記録機器31に移動させる。
これら3つの機器の接続されているバスは、本実施形態では、IEEE1394を想定している。このバスは、1995年にIEEEで、物理層(Physical Layer)、リンク層(Link Layer)を中心に規格化され、高速シリアル・バス標準IEEE1394−1995と呼ばれている。その後、2000年に規格の一部が変更され、IEEE1394a−2000となっている(以下IEEE1394バスと称す)。
このバス標準は、プラグ&プレイやマルチメディア・データ転送のための特徴的な機能を備えている。さらに、このバスでは、AVデータを、著作権の保護を行いながら転送することができる。
まず、簡単に、IEEE1394バスとその著作権保護について、簡単に説明する。
IEEE1394バスは、ビデオや音声といったデータを転送するための帯域を確保し、リアルタイム性を保障しながらデータ転送が行える。このデータ転送は、アイソクロナス・データ転送(Isochronous転送)と呼ばれる。転送されるデータとしては、MPEGトランスポートストリームやDVストリームなどがある。
また、バス上の機器間におけるコントロール用コマンド等の転送は、アシンクロナス(Asyncronous)方式と呼ばれる非同期な転送方式で行うことができる。
この転送方式を使用して、IEEE1394バス上のある機器から他の機器に対して、RECORDコマンドや、STOPコマンド、PLAYコマンド等を発行して、他の機器を制御することができる。
このようなIEEE1394バスに基づいて行う、AVデータの利用許諾情報には、CGMS(Copy Generation Management System)及びEMI(Encryption Mode Indicator)がある、CGMSは放送局から送られてくるトランスポートストリームの内部に存在している。CGMSは2ビットのデータであり、CGMSの取りうる値とその意味は、次のようになる。
すなわち、
CGMS=11:CopyNever
CGMS=10:CopyOneGeneration
CGMS=00:CopyFree
である。
CopyNeverは複製禁止のことであり、そのAVデータを1回だけ視聴することを許可するものである。CopyOneGenerationは1世代のみ複製を許可するものであり、複製したAVデータは何度でも繰り返して視聴することができるものである。CopyFreeは自由に複製してよいことを示すものである。CGMSが11のとき、すなわち、CopyNeverのとき、AVデータは1回だけ視聴することができる。すなわちそのAVデータが放送されている時間帯に限ってそのAVデータを視聴することができる。
次にEMIの説明をする。CGMSは、放送局でAVデータに付加される。放送局から送られてくる放送波を受信したSTB(Set Top Box)は、IEEE1394バスに受信した放送を流す。
EMIは上述したCGMSからSTBによって生成される。STBは、一つのアイソクロナス・パケットデータで送信する各AVデータのCGMSを調べ、その代表値として一つのアイソクロナス・パケットデータに一つのEMIを付与する。そのEMIは、アイソクロナス・パケットデータのヘッダ部分に保存される。CGMSは、次の値をとる。
すなわち、CGMS=11が複製禁止(Copy Never)を表し、CGMS=10が一世代のみ複製を許可(Copy One Generation)を表し、CGMS=00が、複製自由(CopyFree)を表す。EMIのとる値は、一つのアイソクロナス・パケットデータの中に存在するAVデータのCGMSのうちで、利用許諾条件の制限がもっとも厳しいCGMSの値をとる。
例えば、一つのアイソクロナス・パケットデータの中のAVデータのCGMSが11,10,10であったとすると、EMIの値は、最も制限が厳しい11になる。またCGMSが10,10,00,00である場合は、EMIの値はその中で最も制限が厳しい10となる。このようにして、EMIの値が決定される。EMIのとりうる値は、EMI=11が複製禁止(CopyNever)を表し、EMI=10が一世代のみ複製を許可(CopyOneGeneration)を表し、EMI=00が複製自由(CopyFree)を表す。ここまではCGMSと同じである。
EMIだけのものとして、EMI=01があって、これは、CopyOneGenerationのAVデータを記録した後に、EMIが変更されたもので、これ以上の複製は不許可(NoMoreCopy)を表す。以上でEMIについて説明した。
次に、著作権保護され、ハードディスク等の記録メディアに一度記録されたAVコンテンツを、他の機器に移動させる、移動動作について説明する。
EMI=10のストリームを録画機に記録した場合、そのストリームを再生すると、通常、EMI=01(NoMoreCopy)に更新されてストリームが送出される。文字通りこのストリームは、記録することができないストリームであり、ユーザはAVコンテンツの複製を作成することができない。
DTCP(Digital Transmission Content Protection)の規格書(以下DTCP規格と表現する)の中では、このEMI=10のストリームを記録したコンテンツに対して、“MOVE”という処理が規定されている。“MOVE”処理は、複製が禁止されているこのストリームを、他の記録メディアに移動させることができるものである。この処理は、EMI=10のストリームを記録し再生する際に、通常、EMI=01として再生するところを、再び、EMI=10として送出し、このストリームを記録可能とする。同時に、再生が終わった部分を、再生不可にしていくという動作である。
この様な、著作権保護されているストリームは、IEEE1394バス上は暗号化されて伝送される。従って、ストリームを正しく記録伝送するためには、ストリームの送出機器とストリームの受信機器(記録機器)間で、正しく暗号化解除鍵の交換を行う必要があり、ストリームの受信機器側では、ストリーム送出機器側から正しい暗号化解除鍵を受け取らないと、映像として正しく記録再生することができない。
その他、MOVEに関する、その他処理の詳細は、本実施形態の説明の意図とは離れるので省略する。
本発明の実施形態は、上述した移動動作を行うものである。次に、本実施形態のコンテンツ移動システムでの、コンテンツの移動動作について説明する。
まず、ユーザは、移動動作指定部4が備えるコンテンツ選択部2を用いて、コンテンツ送出機器34からコンテンツ記録機器31へ移動させるコンテンツを選ぶ。
このとき、コンテンツ選択部2は、1394バス25経由でコンテンツ送出機器34にコマンドを発行し、蓄積部1にどのようなコンテンツが記録されているかに関する情報を取得する。コンテンツ選択部2は、取得した情報を、画面表示部5により表示装置30に表示させる。このとき、コンテンツ選択部2が、コンテンツ送出機器34から、コンテンツに関する情報を取得するのに使用されるアシンクロナス転送方式のコマンドは、たとえば1394TRADE ASSOCIATIONの、AV/C Digital Interface Command Set General Specification等の規格書に規定されている。
コンテンツ選択部2は、コンテンツのタイトルや録画時間等を表示装置30に表示し、ユーザは、リモコン装置(図示せず)等を使いながら、どのコンテンツを移動するかを選択する。その選択結果通知20(図1参照)は、移動動作制御部10に伝えられる。
なお、図1では、1394バス25にコンテンツ記録機器31が1台接続された例を示しているが、1394バス25にコンテンツ記録機器31を複数台接続することも、もちろん可能である。移動先指定部3は、1394バス25上にどのような機器が接続されているかを検出し、その結果を、画面表示部5を経由して表示装置30に表示する。ユーザは、リモコン装置(図示せず)等を使いながら、どの機器にどのコンテンツを移動させるかを選択する。その移動先選択通知21(図1参照)は、移動動作制御部10に伝えられる。移動動作制御部10は、その内容を基に、コンテンツ送出機器34とコンテンツ記録機器31を制御する。
図2は、移動動作制御部10の移動元制御部12および移動先制御部7による、コンテンツ送出機器34およびコンテンツ記録機器31の制御手順を示したものである。移動元制御部12がコンテンツ送出機器34を制御し、移動先制御部7がコンテンツ記録機器31を制御する。
まず、コンテンツ移動開始時には、コンテンツ移動開始手順として、図2のステップS101,S102,S201が実行される。すなわち、移動元制御部12は、コンテンツ送出機器34に対して、移動準備要求(S101)、移動開始要求(S102)を発行する。これらとほぼ同時に、移動先制御部7は、コンテンツ記録機器31に対して、記録開始要求(S201)を発行する。これらの要求発行の順序としては、移動準備要求(S101)の後で記録開始要求(S201)を発行し、さらにその後、移動開始要求(S102)を発行するという手順が考えられる。あるいは、移動準備要求(S101)の後、移動開始要求(S102)を発行し、その後、記録開始要求(S201)を発行する、という順序でもかまわない。
このように、特に移動元制御部12の動作を2段階(S101,S102)にする理由は、移動元であるコンテンツ送出機器34の準備に比較的時間がかかることを考慮してのことである。コンテンツ送出機器34は、通常の停止状態から、コンテンツ移動のための送出を開始するまでに、再生コンテンツを蓄積部1から読み出してストリームの送信用メモリ(図示せず)に蓄積するという通常の再生動作の準備に加え、コンテンツ移動先を限定する等の処理(後述)を行う必要がある。そのための準備時間を考慮せずに、コンテンツ記録機器31による録画動作を開始すると、コンテンツ送出機器34とコンテンツ記録機器31との動作タイミングが合わず、移動するコンテンツの先頭部分が録画されなかったり、また、コンテンツ記録機器31にストリームが送出されず、録画先頭部分に未記録部分が長く記録されたりする、といった不具合が生じる。この様な問題を避けるため、図2に示すように、本実施形態の移動動作制御部10では、記録開始時に、移動元制御部12は、移動準備要求と移動開始要求とを分けて発行する。
なお、コンテンツ送出機器34のコンテンツ管理部6が、移動準備要求を受け取ってから移動開始要求を受け取って移動動作を開始するまでに行う処理としては、次のようなものがある。
1)蓄積部1から、移動するコンテンツの移動範囲先頭部分を送信用メモリ(図示せず)に一次蓄積する、
2)送信用メモリ内のAVデータを、移動動作向けに暗号化する、
3)コンテンツ記録機器31に対し、録画動作に必要な暗号化鍵を提供する、
4)制御元監視部13を起動する、
5)コンテンツの再生動作を開始する。
このような各処理は、移動準備要求(S101)を受け取ったときに実行されるものと、移動開始要求(S102)を受け取ったときに実行されるものとに分類されるが、どれがどのタイミングで実行されるかは、機器の実装に依存するものであり、任意の設計事項である。
コンテンツ送出機器34とコンテンツ記録機器31との間でコンテンツ移動動作が継続しているときには、移動元制御部12は、コンテンツ送出機器34の動作状態を検出し(S103)。移動先制御部7は、コンテンツ記録機器31の録画状態が継続しているかどうかを検出する(S202)。
S103において、移動元制御部12は、コンテンツ移動動作が完了した場合、ユーザ操作等による中断命令があった場合、または、移動先制御部7からの移動元停止要求があった場合に(S103cにおいてYES)、コンテンツ送出機器34へ移動終了要求を発行する(S104)。同様に、S202において、移動先制御部7は、コンテンツ移動動作が完了した場合、ユーザ操作等による中断命令があった場合、または、移動元制御部12からの移動先停止要求があった場合に(S202cにおいてYES)、コンテンツ記録機器31へ記録終了要求を発行する(S203)。ユーザ操作等による中断命令は、例えば、コンテンツ移動コントローラ33におけるユーザ操作等により発生する。
また、「コンテンツ送出機器34の送出動作をユーザが中断した」、あるいは、「コンテンツ記録機器31のテープ切れ」等の、コンテンツ送出機器34やコンテンツ記録機器31の動作状態の変化による停止要求は、いわゆるたすきがけの処理になる。つまり、移動元制御部12は、コンテンツ送出機器34の動作状態検出(S103a)によって異常発生を検出したら、移動先制御部7へ移動先停止要求26を発行する(S103b)。また、移動先制御部7は、コンテンツ記録機器31の動作状態検出(S202a)によって異常発生を検出したら、移動元制御部12へ移動元停止要求27を発行する(S202b)。そして、移動元制御部12は、移動先制御部7から移動元停止要求27を受け取った場合は(S103cにおいてYES)、コンテンツ送出機器34へ移動終了要求を発行する(S104)。また、移動先制御部7は、移動元制御部12から移動先停止要求26を受け取った場合は(S202cにおいてYES)、コンテンツ記録機器31へ記録終了要求を発行する(S203)。コンテンツ移動コントローラ33の移動動作制御部10が、この様な監視手順を実行することにより、本実施形態のコンテンツ移動システムは、コンテンツ消失の発生しにくいコンテンツ移動動作を行うことができる。
次に、本実施形態のコンテンツ移動システムにおける制御元監視部13の動作を、図3から図6(b)までを使用して説明する。図3は、本実施形態における、制御元監視部13における監視手順の一例を示したものである。
制御元監視部13は、コンテンツ移動コントローラ33の移動元制御部12からコンテンツ送出機器34への移動準備要求(図2のS101)または移動開始要求(図2のS106)を引き金にして、制御元の登録を行う(S120)。制御元の登録は、例えば、以下のように行われる。コンテンツ送出機器34が起動された後、制御元監視部13は、移動準備要求または移動開始要求のパケットに含まれるノード識別子を取得し、取得したノード識別子を内部メモリ(図示せず)に登録する。
続いて、制御元監視部13は、コンテンツ移動動作の継続中、制御元であるコンテンツ移動コントローラ33が正常に動作していることを周期的に確認する(S121)。ステップS122において、制御元監視部13は、コンテンツ移動コントローラ33に対して、周期的にコマンドを発行して、正常な応答が返ってくることを確認する(S121a,S121b)。このときに発行するコマンドとしては、例えば、コンテンツ移動コントローラ33の電源状態がオンかオフかを問い合わせるコマンド等が用いられる。そのようなコマンドの例は、1394TRADE ASSOCIATION等で規格化されているAV/C Digital Interface Command Set General Specification等に記載されている。
コンテンツ移動コントローラ33が、1394バス25上から消失したり、電源オフ状態になってしまったりすること等により、正しい応答が返ってこない場合、制御元監視部13は、コンテンツ移動コントローラ33が異常状態に陥ったと判断し、移動動作の中断命令(図1の24)をコンテンツ管理部6に発行する(S122)。これにより、コンテンツ移動動作は中止される。そして、移動動作中断後は、制御元監視部13は、制御元の登録を削除する(S123)。以上の手順により、コンテンツ移動コントローラ33の異常によってコンテンツ移動動作が正常になされていない場合に、それを素早く検知して移動動作を中止することができる。従って、コンテンツを消失してしまうことを避けることができる。
図4は、制御元監視部13による、コンテンツ移動コントローラ33に対する監視動作手順の他の例を示すフローチャートである。図4において、図3と同様の処理を実行するステップについては、図3と同じステップ番号を付与し、その説明を省略する。
上記において説明した図3の手順では、コンテンツ移動コントローラ33の動作状態を検出するために、制御元監視部13が問い合わせコマンドを発行する。これに対して、図4の手順では、コンテンツ移動コントローラ33が周期的にコマンドを発行し、制御元監視部13がそのコマンドを検出することにより、コンテンツ移動コントローラ33の動作状態を検出する。
図4のステップS141において、制御元監視部13は、制御元であるコンテンツ移動コントローラ33からの状態問い合わせが周期的に行われていることを確認する(S141a,S141b)。そして、制御元監視部13は、所定の時間、コンテンツ移動コントローラ33から状態問い合わせが無かった場合、コンテンツ移動コントローラ33が異常状態に陥ったと判断し、移動動作の中断命令(図1の24)をコンテンツ管理部6に発行する(S122)。これにより、コンテンツ移動コントローラ33の異常によってコンテンツ移動動作が正常になされていない場合に、それを素早く検知して移動動作を中止することができる。従って、コンテンツを消失してしまうことを避けることができる。
ところで、図3あるいは図4に示した、制御元の動作検出手順(S121,S141)において、1分以内の周期で、制御元の動作状態を検出することが望ましい。
その理由は、以下のとおりである。前記DTCP規格では、移動動作に関して、コンテンツ送出機器とコンテンツ記録機器との両方に重複して存在する再生可能なコンテンツの量が、通常の再生時間にして1分を超えてはならない、と定めている。言い換えれば、コンテンツ送出機器から送出が完了したコンテンツは、送出から1分を超えると、コンテンツ送出機器上では再生不可能とされる。
つまり、不具合が発生してから1分以内にその不具合を検出し、直ちにコンテンツの移動動作を中断することができれば、コンテンツ送出機器に再生可能な状態で残っている部分で移動動作を再開し、コンテンツの消失を避けることができるからである。
また、図5(a)は、本実施形態における、制御元監視部13の、別の構成例を示したものである。図5(a)に示す例では、制御元監視部13は、制御元動作検出部160と、コマンド実行制限部161とを有している。制御元動作検出部160は、図3または図4に示した処理を実行する部分である。コマンド実行制限部161は、1394バス25上の他の機器から送られたコマンドの発行元を検出し、発行元に応じて、当該コマンドの実行を許可または制限する。すなわち、コマンド実行制限部161は、コンテンツ移動動作中に、コンテンツ移動コントローラ33以外の機器からの制御コマンドにより、移動動作を中断されないようにするための仕組みである。
図5(b)は、図5(a)に示した構成の制御元監視部13の動作手順を示すフローチャートである。なお、図5(b)において、図3または図4と同様の処理を実行するステップについては、図3または図4と同じステップ番号を付与し、その説明を省略する。
動作状態の検出対象とする制御元の登録(図3のS120)の後、コンテンツ移動動作中に、コンテンツ送出機器34が1394バス25から何らかのコマンドを受信すると、制御元監視部13のコマンド実行制限部161は、受信したコマンドに含まれているノード識別子に基づき、コマンド送信元が1394バス25上のどの機器であるかを検出する(S162)。次に、コマンド実行制限部161は、コマンド送信元が、S120で登録された移動動作の制御元(コンテンツ移動コントローラ33)であるかどうかを判定する(S163)。コマンド送信元がコンテンツ移動コントローラ33であれば、コマンド実行制限部161は、コンテンツ管理部6等に当該コマンドに応じた処理を実行させ、応答を返す(S164)。コマンド送信元がコンテンツ移動コントローラ33以外の機器であれば、当該コマンドを実行しないで、拒絶の応答を返す(S165)。この仕組みにより、1394バス25上にコンテンツ送出機器34のコントローラとなりうる機器が複数台接続されていたとしても、安定してコンテンツ移動動作を行うことができる。
なお、制御元監視部13の制御元動作検出部160が図3の動作手順に従って動作する場合は、図5(b)のステップS162〜S165は、図3のステップS121と並行に実行することができる。一方、制御元動作検出部160が図4の動作手順に従って動作する場合は、図5(b)のステップS162〜S165は、図4のステップS120とS141の間で実行することができる。
また、図6(a)は、本実施形態における制御元監視部13の、さらに他の構成例を示したものである。
図6(a)の例では、制御元監視部13は、前述の制御元動作検出部160およびコマンド実行制限部161に加えて、機器リスト取得部180を備えている。図6(b)は、機器リスト取得部180の動作手順を示すフローチャートである。なお、図6(b)において、図3または図4と同様の処理を実行するステップについては、図3または図4と同じステップ番号を付与し、その説明を省略する。
動作状態の検出対象とする制御元の登録(図3のS120)の後、コンテンツ移動動作中に、1394バス25の初期化が発生したことを検出すると(S181)、機器リスト取得部180は、1394バス25上に接続されている各ノードに対して、ノードの情報を収集するコマンドを発行する。これにより、機器リスト取得部180は、1394バス25上の機器のリストを取得する(S182)。
得られた機器リストの中に、移動動作開始時にステップS120で登録された制御元(コンテンツ移動コントローラ33)と同じ機器が存在していれば(S183においてYES)、機器リスト取得部180は、その機器を継続して制御元とし、コンテンツ移動動作を継続する(S184)。
一方、得られた機器リストの中に、移動動作開始時にステップS120で登録された制御元と同じ機器が存在していなければ(S183においてNO)、機器リスト取得部180は、制御元機器の異常が発生したと判断し、コンテンツ移動動作を中断し、制御元の登録を削除する動作を行う(S185)。
以上のように、1394バス25の初期化(バスリセット)が発生した場合に、1394バス25上の機器リストを取得し、移動動作開始時に制御元として登録した機器(コンテンツ移動コントローラ33)が当該リストにない場合は、コンテンツ移動動作を終了すれば、バスリセットが発生した後に、不正なコントローラによってコンテンツ移動動作が遂行されることを防止することができる。
なお、図6(a)では、制御部元監視部13がコマンド実行制限部161と機器リスト取得部180との両方を備えた構成を例示したが、機器リスト取得部180の動作は、コマンド実行制限部161とは独立であるため、コマンド実行制限部161が省略された構成であっても良い。
次に、図1並びに図7(a)から図8(b)を参照して、コンテンツ送出機器34の送出制御部11が備える移動先限定部14の動作について説明する。
移動先限定部14は、ユーザが移動動作指定部4により移動対象コンテンツおよび移動先のコンテンツ記録機器を指定した後に、この後で説明する手順により、ユーザが移動先指定部3によって指定したコンテンツ記録機器のみに移動対象コンテンツの暗号化解除鍵を渡す。これにより、コンテンツの移動先を当該コンテンツ記録機器のみに限定する処理を行う。
コンテンツ移動先を限定後、移動先限定部14は、その処理が完了したことをコンテンツ管理部6に通知する(図1中の24)。通知を受け取ったコンテンツ管理部6は、蓄積部1のコンテンツの再生を開始する。これと同時に、移動先制御部7は、コンテンツ記録機器31を録画状態にする。蓄積部1からは、記録されていたコンテンツの再生が開始される。図1に示す22は元ストリームである。
コンテンツ管理部6の行うコンテンツ移動動作は、特開2000−149417号公報に開示されているように、コンテンツの再生動作を行いながら、再生の完了した部分は、その後二度と再生できないようにするものである。また、著作権保護に関するDTCP(Digital Transmission Content Protection)等の規格では、コンテンツ移動動作時は、AVストリームの中のデータを更新しながらストリームを送出することが決められている。コンテンツ管理部6は、この規格に従い、データ更新処理を行う。
図1において、23は、更新処理を加えられた加工済みストリームであり、1394バス25上を伝送される。コンテンツ管理部6が移動動作を始めた後は、移動先制御部7は、前述のとおり、コンテンツ記録機器31が正常に録画動作を継続しているかどうかを監視し続ける。同時に、コンテンツ管理部6は、AVコンテンツの再生動作を終了した部分の再生ができないようにする。以上で、コンテンツの移動動作が達成される。
図7(a)は、本実施形態における、移動先限定部14の内部構成を示したものである。移動先限定部14は、コンテンツの移動先を限定または解除する移動先限定・解除部41と、移動先限定・解除動作の進捗状況をコンテンツ移動コントローラ33へ通知する進捗通知部42とを備えている。
最初に、移動先限定・解除部41の動作について、図7(b)および図7(c)を用いて説明する。図7(b)は、本実施形態にかかるコンテンツ移動システムにおいて、コンテンツ移動先を特定の機器に限定するために、移動先限定部14の移動先限定・解除部41が行う処理の手順を示すフローチャートである。この処理は、コンテンツ送出機器34への移動準備要求(図2のS101)後、コンテンツ移動動作の開始前に行われる。
図7(b)に示すように、移動先限定部14の移動先限定・解除部41は、コンテンツ送出機器34からのストリームの送出を一旦停止する(S201)。なお、ここで停止されるストリームは、コンテンツのストリームではなく、空パケットのみを含むストリームである。ストリームの送出を停止してから所定の時間(例えば、1秒程度)が経過した後、移動先限定・解除部41は、ストリームの送出を再開する(S202)。このように、ストリーム送出を一旦停止してから所定時間経過後に再開することにより、DTCP規格の定めるところに従うコンテンツ記録機器31のすべては、ストリーム停止前に保持していた暗号化解除鍵を破棄し、コンテンツ送出機器34に対して新たな暗号化解除鍵を要求する。移動先限定・解除部41は、ユーザにより移動先として指定されたコンテンツ記録機器31のみに対して、暗号化解除鍵を提供する(S203)。これにより、ユーザにより移動先として指定されたコンテンツ記録機器のみが、移動先限定・解除部41から暗号化解除鍵を受け取り、コンテンツの記録を行うことができる。
図7(c)は、図7(b)の移動先限定処理の逆の処理であり、コンテンツの移動動作が終了したときに、コンテンツの移動先の限定を解除するものである。すなわち、図7(b)のステップS201およびS202と同様に、ストリームの一旦停止(S204)および再開(S205)を行うことにより、DTCP規格の定めるところにより、1394バス25上のコンテンツ記録機器31に暗号化解除鍵を破棄させる。そして、この場合は、コンテンツ送出機器34に対して新たな暗号化解除鍵の提供を要求してきた全ての機器に対して、暗号化解除鍵の提供を行うものである(S206)。
上述のように、コンテンツの移動先限定処理は、コンテンツ送出機器34とコンテンツ記録機器31との間で情報のやり取りを行う必要があることから、時間がかかる。また、例えば、コンテンツ記録機器31が暗号化解除鍵を要求して来ない等の、通常とは異なる状態が起きる可能性も高い。図7(a)の構成にかかる移動先限定部14は、そのような状態をコンテンツ移動コントローラ33に通知するための進捗通知部42を備えたものである。
進捗通知部42からコンテンツ移動コントローラ33への通知は、例えば、コンテンツ送出機器34からコンテンツ移動コントローラ33に対して、状態通知のためのコマンドを発行することによっても達成される。
また、図2に示すS101の移動準備要求の後で、図7(b)の移動先限定処理を移動先限定・解除部41により実行し、その後の、移動開始要求(図2のS102)に対する応答として、移動先限定処理の進捗状況をコンテンツ移動コントローラ33へ通知することもできる。
また、コンテンツ移動コントローラ33が、専用のコマンドで、移動先限定処理の進捗状況を監視するようにしても良い。また、このコマンドとしては、1394TRADE ASSOCIATION等で規格化されているAV/C Digital Interface Command Set General Specification等による、個別ベンダー専用のコマンド等が用いられる。
図8(a)は、本実施形態における、移動先限定部14の他の構成例を示したものである。図8(a)に示した例では、移動先限定部14は、前述の移動先限定・解除部41および進捗通知部42に加えて、バス監視部43を備えている。
図8(b)は、の動作を示すフローチャートである。コンテンツの移動開始時に、コンテンツの移動先限定処理(図7(b)参照)を行った移動先限定部14は、コンテンツの移動動作が始まると、バス監視部43を起動し(S221)、バスの初期化の有無を検出する。
バス初期化が発生すると、バス監視部43は、最初のバス初期化からの経過時間を監視する。所定の時間が経過するまでに、バス初期化が収束した場合は(S222においてNO)、バス監視部43は、引き続きバス初期化の発生を検出する。バス初期化が完了する前に新たなバス初期化が発生するということが、所定の時間内に連続して発生し、収束しなかった場合には(S222においてYES)、バス監視部43は、コンテンツ移動動作の中止要求を、コンテンツ管理部6に対して発行する(S223)。なお、上述の「所定の時間」は、10秒以上60秒未満であることが好ましい。バス初期化が収束するか否かを正確に見極めるには、少なくとも10秒程度が必要であるし、DTCP規格では、移動動作に関して、コンテンツ送出機器とコンテンツ記録機器との両方に、再生可能なコンテンツが重複して存在する時間の上限を、1分と定めているからである。
1394バス25では、バス初期化が発生すると、所定の時間(1秒間)は、ストリームを送出し続けるものとしている。この1秒間の間に、続けてバス初期化が発生すると、コンテンツ送出機器34は、ストリームを送出し続けることになる。
そのときに、コンテンツの移動先として指定していないコンテンツ記録機器が、コンテンツ送出機器34との間で記録のための暗号化解除鍵を取得してしまうと、2つのコンテンツ記録機器に対してストリームを供与してしまう危険性がある。
バス監視部43は、移動先限定部14が、唯一つの相手にしか暗号化解除鍵を渡さなければ不要である。しかし、バス初期化が発生している間は、複数個の相手に暗号化解除鍵を渡してしまう可能性がある場合は、移動動作の安全性を高める上で、バス監視部43を設けることが必要となる。
なお、本実施形態では、コンテンツ移動コントローラ33とコンテンツ記録機器31とが別個の筐体として1394バス25に接続された構成例を示したが、コンテンツ移動コントローラ33とコンテンツ記録機器31が単一の筐体に内蔵されていても良い。
(実施の形態2)
図9は、本発明の第2の実施形態を示したものである。前述した実施の形態1で説明した構成要素と同様の機能を有する構成要素には、同一の番号を付与し、その説明を省略する。本実施形態にかかるコンテンツ移動システムは、実施の形態1にかかるコンテンツ移動システムが備えていたコンテンツ送出機器34の代わりに、コンテンツ送出機器35を備えている。
コンテンツ送出機器35は、蓄積部1と、コンテンツ管理部6と、送出制御部15とを備えている。送出制御部15は、制御元監視部13と移動先限定部14に加えて、移動先制御部7aを備えている。移動先制御部7aは、コンテンツ移動コントローラ33の移動動作制御部10の移動先制御部7と同じ機能を有し、コンテンツ移動コントローラ33に異常が発生した場合に、移動先制御部7の機能を代替するものである。
図10は、本実施形態における、制御元監視部13の処理手順を示すフローチャートである。なお、前述の図3等に示した処理と同様の処理については、同じステップ番号を付記し、その説明を省略する。制御元監視部13は、制御元であるコンテンツ移動コントローラ33からコンテンツの移動準備要求または移動開始要求があったときに、制御元を登録する(S120)。制御元監視部13は、登録の後に、制御元であるコンテンツ移動コントローラ33の動作を周期的に検出することにより、その状態を監視する(S121)。なお、ここで、ステップS121の代わりに、図4に示したステップS141を実行しても良い。制御元監視部13は、コンテンツ移動コントローラ33の異常を検出したら、コンテンツ送出機器35の送出制御部15に設けられた移動先制御部7aを起動する(S240)。その結果、送出制御部15の備える移動先制御部7aが、コンテンツ移動コントローラ33に代わって、コンテンツの移動先の状態を監視することができる。これにより、移動動作の途中で、例えばコンテンツ移動コントローラ33の電源が切られたりすることがあっても、コンテンツの移動動作を安定して継続することができる。コンテンツ移動動作を終了するときには、制御元の登録を削除する(S123)。
以上のように、本実施形態によれば、コンテンツ移動コントローラ33に異常が発生した場合は、コンテンツ送出機器35に設けられた移動先制御部7aが、コンテンツ移動コントローラ33の移動制御部7の機能を代替することにより、コンテンツの移動動作を安定して継続することができる。
(実施の形態3)
図11は、本発明の第3の実施形態を示したものである。前述の各実施形態において説明した構成要素と同様の機能を有する構成要素には、同一の符号を付記し、その説明を省略する。図11に示すように、本実施形態のコンテンツ移動システムは、表示装置30と、コンテンツ記録機器31と、コンテンツ送出機器36と、コンテンツ表示装置37とを備えている。コンテンツ表示装置37としては、例えばBSディジタル放送の受信機(チューナー)等を用いることができる。コンテンツ表示装置37は、表示装置30の入力端子に接続されている。コンテンツ表示装置37と、コンテンツ記録機器31と、コンテンツ送出機器36は、1394バス25で相互接続されている。
コンテンツ送出機器36は、蓄積部1、コンテンツ管理部6、送出制御部9、ユーザインタフェース部40、データ放送生成部15、移動処理制御部301を備えている。コンテンツ表示装置37において、5は画面表示部である。同図中のユーザインタフェース部40は、コンテンツ選択部2、移動先指定部3、移動終了通知部300を備えている。同図中の送出制御部9は、移動先制御部7と、移動先限定部14を備えている。
本実施形態においては、コンテンツ送出機器36が、コンテンツ表示装置37とコンテンツ記録機器31を制御して、蓄積部1に保存してあるAVコンテンツをコンテンツ記録機器31に記録する。
以下、各部の動作について図11を用いて説明する。
本実施形態のコンテンツ移動システムでは、まず移動処理制御部301が、移動の全体シーケンスを管理する。移動のシーケンスは、次のようなステップによって行われる。まず、表示装置30に移動対象コンテンツの選択画面およびコンテンツ移動先の選択画面を表示し、移動対象コンテンツとコンテンツ移動先をユーザに指定させる。次に、ユーザが指定したコンテンツを蓄積部1から再生し、コンテンツ記録機器31に移動する。移動が完了すると、再度、先の選択画面表示に戻る。以上のようなシーケンスを実施するために、個々の構成要素は次のように動作する。
移動処理制御部301は、ユーザインタフェース部40に対して処理指令302を通知し、コンテンツ選択部2を起動する。コンテンツ選択部2によって生成された操作用(コンテンツ選択用)の画面は、データ放送生成部15に送られる。これを受けたデータ放送生成部15は、操作用の画面を生成し、これをデータ放送ストリーム303に変換し、出力する。データ放送ストリーム303を受けた送出制御部9は、データ放送ストリーム303を1394バス25に送出する。このように1394バス25に送出されたコンテンツ選択用のデータ放送ストリームは、コンテンツ表示装置37によって受信され、画面表示部5により表示装置30に表示される。ユーザは、表示装置30に表示されたコンテンツ選択用の画面を参照しながら、移動したいコンテンツを選択する。この方式の場合、コンテンツの選択は、コンテンツ表示装置37側で行うのではなく、コンテンツ選択部2によって行われる。即ち、画面表示部5は、1394バス25を経由して受け取った選択用画面の表示を行う機能を持つのみであり、コンテンツ選択処理、またその選択結果の画面表示は、すべて、コンテンツ選択部2側で行われる。以上のように移動対象となるコンテンツが選択される。
一方、移動処理制御部301は、移動先指定部3に対して処理指令302を送る。移動先指定部3により生成された操作用(移動先選択用)の画面は、先に説明したコンテンツ選択用画面の場合と同様の経路にて、表示装置30に表示される。ユーザは、表示装置30に表示された移動先指定用の画面を参照しながら、移動先を指定する。この場合も、コンテンツ選択の例と同様、移動先の指定はコンテンツ表示装置37側で行うのではなく、移動先指定部3によって行われる。以上のように移動先が指定される。
上述のとおり、コンテンツ選択ならびに移動先指定が完了すると、次に、移動処理制御部301は、該当するコンテンツを所定の移動先に送出するために、送出制御部9に対して処理指令302を通知する。処理指令302を受けた送出制御部9は、コンテンツ管理部6に対して移動動作制御通知24を送る。移動動作制御通知24を受けたコンテンツ管理部6は、蓄積部1から該当するコンテンツを選択し、これを元ストリーム22として受信し、コンテンツ記録機器31への送出用に暗号化等が施された加工済ストリーム23として、送出制御部9に送出する。送出制御部9は、加工済みストリーム23を1394バス25に送出し、コンテンツ記録機器31に送付する。この時、コンテンツ管理部6および送出制御部9ではコンテンツの削除動作ならびに移動先を限定するための動作が行われるが、詳細については前述の実施形態で詳述済みであるため、ここでは説明を省略する。
移動処理制御部301は、該当コンテンツがコンテンツ記録機器31に移動されたことを検知すると、移動終了通知部300に対して、処理指令302を通知する。移動終了通知部300は、移動処理が完了したことをユーザに通知する画面を表示装置30に表示させるためのデータ放送ストリームを作成し、先に説明したコンテンツ選択用画面と同様な経路で、コンテンツ表示装置37へ送出する。
本実施形態は、コンテンツ送出機器36以外の機器として、従来の市販の機器を利用できる利点がある。例えば、コンテンツ表示装置37として、日本国内用のBSディジタル放送受信機を使用することができ、コンテンツ記録機器31として、D−VHSレコーダを使用することができる。本実施形態で示した通り、データ放送生成部15を用いて操作画面または通知画面を作成し、データ放送ストリーム303として送信する機能を備えることで、従来機器を構成要素とするシステムで移動処理を実現することができる。
本実施形態の構成は、従来の機器を使える点に利点があるが、一方で次のような問題点もある。問題点とは、本システムの場合、コンテンツ移動処理がおこなわれている期間、データ放送ストリーム303をコンテンツ表示装置37に送出できない点である。これは、コンテンツ送出機器36が単一の送出制御部9しか持たない場合は、1394バス25に送出できるストリームは1本になるためである。このことによって、ユーザとしてはコンテンツ移動処理がどこまで進んだのか、途中経過を知るすべがないという事態となる。
このような問題点を解決する方法として、以下の2つの対応が可能である。第1の方法は、先に説明したとおり、移動処理が終了した時点で移動終了を通知する画面を表示装置30に表示する方法である。この方法を採用することでユーザは移動処理の完了を認識することができる。第2の方法は、図11に示すように、移動状態表示部304を備える方法である。移動状態表示部304は、コンテンツ管理部6から移動状態通知305を受け、これをもとにユーザに対して視覚的に状態を表示する手段である。移動状態表示部304の具体例としては、移動処理経過をパーセント表示するような、LED等の専用表示部が挙げられる。
以上に示した通り、本実施形態にかかるコンテンツ移動システムでは、すでに市場に流通している一般のディジタル放送受信機やディジタル放送録画機を利用しながら、著作権管理されたコンテンツを移動することが可能となる。
(実施の形態4)
本発明の第4の実施形態について、以下に説明する。
最初に、従来のコンテンツ移動システムにおいて、移動対象となるコンテンツを2つ以上の記録媒体に分割記録する場合の動作と、その場合の問題点について、図12を参照しながら説明する。
図12は、移動対象となるコンテンツを2つの媒体(ここでは、D−VHSテープNo.1およびNo.2)に分割保存する例を模式的に示したものである。元コンテンツの左端がコンテンツの再生開始点であり、移動済み位置は時間経過とともに右側に推移する。移動済み位置より左側の領域は、移動が完了しているため、再生不可となるように処理される。D−VHSテープNo.1に対して所定時間分のコンテンツの移動が行われると、D−VHSテープの終了またはユーザによる停止指令等により、移動処理は停止される。この時、同図中に示した移動済み位置はシステム内に保存される。次に、ユーザによってD−VHSテープがNo.1からNo.2に交換され、移動処理が再開されると、D−VHSテープNo.2に対して、先に保存しておいた移動済み位置から移動処理が再開され、元コンテンツの最終に到達した時点で、移動処理全体が完了する。
このような従来のコンテンツ移動システムでは、D−VHSテープNo.2の最初の部分で、映像が欠落するという問題点があった。この録画再開時の映像の欠落は、インタフェース上の遅延やテープ走行系の準備時間等によるものである。
本実施形態は、以上のような映像の欠落を回避することを目的とし、コンテンツの移動途中で移動の停止処理が入った場合であっても、映像の欠落なく移動を継続することができるコンテンツ移動管理部を提供するものである。
以下、図13(a)および図13(b)を用いて、本実施形態にかかるコンテンツ移動システムの特徴的な構成および動作を説明する。
図13(a)は、本実施形態にかかるコンテンツ管理部6の内部構成を示す。図13(b)は、本実施形態においてコンテンツを複数の媒体に移動した場合の一例を示す参考図である。図13(a)に示すように、本実施形態にかかるコンテンツ移動システムのコンテンツ管理部6は、移動済み位置管理部261、コンテンツデータ更新部262、再生可能位置管理部263を備えている。
図13(b)は、図12で説明した従来例と同様、移動対象となるコンテンツを2つの媒体に分割保存する例を示す。この例では、元コンテンツのうち、所定の時間に相当する部分を、D−VHSテープNo.1に移動し、次に継続してD−VHSテープNo.2に移動する場合を想定している。再生開始時に、元コンテンツの左端が、コンテンツの再生可能位置および移動済み位置として初期設定される。移動済み位置は、移動処理の進行に伴い、右側に推移する。
本実施形態が従来例と異なる点は、移動済み位置の管理に加えて、再生可能位置の管理を行う点である。コンテンツにおいて再生可能位置よりも前の領域は、移動が完了していると判断され、コンテンツデータ更新部262によって、再生不可となるように処理される。前述のとおり、DTCP規格では、コンテンツ送出機器とコンテンツ記録機器とが重複して保持できる再生可能なコンテンツの長さが1分を超えてはならないと規定されているので、再生可能位置と移動済み位置との時間的間隔は、1分以内である。D−VHSテープNo.1に対して、当該テープに記録可能な所定時間分のコンテンツの移動が行われると、移動処理は停止される。この時、移動済み位置は、移動済み位置管理部261にて保存され、再生可能位置は、再生可能位置管理部263によって保存される。
次に、ユーザによってD−VHSテープがNo.1からNo.2に切り替えられ、移動処理が再開されると、D−VHSテープNo.2には、先に保存しておいた再生可能位置から移動処理が再開され、元コンテンツの最終に到達した時点で移動を完了する。以上のような処理により、移動動作時に再生可能位置と移動済み位置の2つの位置管理を行うことで、いわゆる「のりしろ」としての領域を形成することができる。これにより、コンテンツを複数の媒体に分割する場合、接続点で映像が欠落することなくコンテンツを移動することが可能となる。
図13(b)で説明した「のりしろ」を形成するためには、再生可能位置と移動済み位置に関して、次のような条件に応じて、互いに異なる設定が必要となる。第1の条件は、該当コンテンツの初回移動時、第2の条件は、移動動作中に移動が中断された場合、第3の条件は、移動を完了した場合である。さらに、第2の条件は次の2種類の条件に分かれる。まず第2−1の条件は、移動動作が前回の移動済み位置より前側で停止した場合、第2−2の条件は、移動動作が前回の移動済み位置より後側で停止した場合である。
図14は、1つのコンテンツ(元コンテンツ)を移動対象として、コンテンツの移動、中断、再開を繰り返した場合の再生可能位置および移動済み位置の設定例を示したものである。この例では、1回目の移動によって移動済みの位置よりも前で、2回目の移動処理が停止されている。同図において、点線矢印は、各回における再生可能位置の初期設定値を示し、実線矢印は、各回における移動済み位置の初期設定値を示している。また、上向き三角は、各回における移動終了時の再生可能位置を示し、下向き三角は、各回における移動終了時の移動済み位置を示している。また、図14において、左端が元コンテンツの開始位置に相当し、右端が元コンテンツの終了位置に相当する。
図14の最上段を参照し、前記第1の条件である初回の移動時の再生可能位置および移動済み位置の設定方法について述べる。移動中の再生可能位置と移動済み位置との定常的な差を、Tconstとする。Tconstは、DTCP規格に従い、1分以内の定数値とする。まず、移動処理を開始する前の準備段階において、再生可能位置および番組開始位置を、元コンテンツの番組開始位置(図14に示す元コンテンツの左端)に設定する。移動を開始すると、移動処理の進行に伴い、移動済み位置は時々刻々右側に移動する。ただし、再生可能位置は、再生可能位置から移動済み位置までの距離がTconstを超えるまでは動かさない。再生可能位置は、再生可能位置から移動済み位置までの距離がTconstに達すると、移動済み位置との距離をTconstに保ちながら、時々刻々右側に移動する。このままの状態で移動処理が継続されれば、Tconst=(移動済み位置)−(再生可能位置)という関係が成り立った状態で推移することとなる。なお、図14の最上段に示す1回目の移動処理では、再生可能位置(元コンテンツの開始位置)から移動済み位置までの距離は、Tconstよりも小さい。
同図の2段目は、前述の第2−1条件の場合の設定方法を示すものである。図14の最上段に示す1回目の移動処理では、前述のとおり、移動済み位置が、再生可能位置からTconstの距離に到達する前に移動処理が停止されている。この場合、2回目の移動処理は、1回目の移動処理と同様、元コンテンツの先頭から開始される。図14では、2回目のコンテンツ移動が、1回目の移動済み位置に到達する前に停止した場合を示している。このような処理が行われると、元コンテンツの同一部分を何回も移動できることとなり、移動処理という本来の目的を達成できなくなる危険がある。
このため、本実施形態では、この2回目の移動処理が、前回の移動済み位置より前で終了した場合は、これを認識し、その次に移動が開始される場合は、再生可能位置および移動済み位置を、同図の3段目に示すように、すでに移動経歴のある部分を避けて設定するようにした。すなわち、3回目のコンテンツ移動の際は、2回目の移動状態の結果から判断し、再生可能位置および移動済み位置の両方を、2回目の移動済み位置に設定する。これにより、コンテンツの同一箇所を3回以上移動することが防止される。
図14の3段目では、上述のように、再生可能位置と移動済み位置が同じ位置(2回目の移動済み位置)に設定された状態から、移動がスタートする。3段目において、移動処理の進行に伴い、移動済み位置は右側に移動するが、再生可能位置は、1回目のコンテンツ移動時と同様、移動済み位置と再生可能位置との距離がTconstに到達するまで移動しない。図14の3段目も、移動済み位置と再生可能位置との距離がTconstに到達する前に、移動処理が終了している。
図14の4段目に示すように、4回目の移動開始時には、既に移動が完了している箇所のうち、3回目の移動処理による移動済み位置からの距離がTconst以内であって、かつ、最も後方の位置を、再生可能位置および移動済み位置の初期値として設定する。すなわち、図14の4段目は、上述の第2−2の条件に相当する。この状態から、移動処理の進行に伴い、移動済み位置は時々刻々と右側へ推移する。再生可能位置は、移動済み位置との距離がTconstに到達するまで移動しないが、移動済み位置との距離がTconstに到達した後は、移動済み位置との距離をTconstに保つように、移動済み位置と共に右側へ推移する。
なお、図14に示した例では、2回目の移動開始時に、移動済み位置を前回の再生可能位置に戻すように設定する方法を採用したが、移動済み位置を前回の移動済み位置のままに保持することとしても良い。ただし、この場合は、その後の移動処理でTconstより短い期間で移動が停止すると、「のりしろ」として機能する部分が存在しなくなる。
図15は、図14と同様、2回目の移動処理が、1回目の移動済み位置よりも前で停止となった場合の例を示す。図15は、先に述べた第3の条件における再生可能位置および移動済み位置の設定例を示すものである。図15において、1回目のコンテンツ移動から3回目のコンテンツ移動に関する再生可能位置および移動済み位置の設定動作は、図14で説明したものと同様であるので説明を省略する。図15において、最下段に示したのは、移動完了時の位置指定である。図15に示すように、3回目のコンテンツ移動によって移動済み位置がコンテンツの終端に到達した場合、再生可能位置を図15の3段目において上向き三角で示した位置に設定したままとすると、その位置からコンテンツ終端までを再度移動することが可能となってしまう。従って、本実施形態では、移動済み位置がコンテンツの終端に到達した場合、再生可能位置もコンテンツの終端へ移動させる。このように、コンテンツ終端まで移動が終了したときに、再生可能位置をコンテンツ終端に設定することにより、このコンテンツの再生はもはや不可能となる。これにより、コンテンツ終端部分が何回も移動可能になることが防止される。
図16は、一つのコンテンツを複数の記録媒体へ分割して記録する場合の、本実施形態のコンテンツ管理部6による再生可能位置および移動済み位置の管理手順を示すフローチャートである。
図16に示すように、1枚目の記録媒体へのコンテンツ移動を開始するとき、移動済み位置管理部261および再生可能位置管理部263は、移動対象コンテンツの先頭アドレスを、移動済み位置AFの初期値(AFini)および再生可能位置ARの初期値(ARini)として内部メモリ(図示せず)に保存する(S270)。そして、コンテンツの移動処理が進行するに伴い、移動済み位置管理部261は、前記メモリに保存されている移動済み位置AFの値を更新する(S271)。
移動済み位置AFが更新されると、移動済み位置管理部261は、更新後の移動済み位置AFがコンテンツの終端に達したかを判断する(S272)。ステップS272の判断結果がYESである場合(上述の第3の条件が成立する場合)は、再生可能位置管理部263が、再生可能位置をコンテンツの終端に設定し(S280)、コンテンツの移動動作を完了する。
一方、ステップS272の判断結果がNOであれば、移動済み位置管理部261は、更新後のAFの値と再生可能位置ARの値との差が、Tconstを超えたかを判断する(S273)。ステップS273の判断結果がYESである場合は、再生可能位置管理部263が、再生可能位置ARの値を、移動済み位置を表すAFの値からTconstを減じた値に更新する(S274)。ステップS273の判断結果がNOである場合は、ステップS274を迂回し、ステップS275へ進む。
ステップS275では、同じ記録媒体へコンテンツ移動を続行するかを判断する。ステップS275の判断結果がYESであれば、ステップS271へ戻って、ステップS271〜S274の処理を繰り返す。一方、ステップS275の判断結果がNOであれば、移動済み位置管理部261は、今回の移動処理における移動済み位置AFの最終値を、内部メモリに記憶する(S276)。ここで、今回の移動処理がk枚目の記録媒体へのコンテンツ移動処理であり、その移動処理における移動済み位置AFの最終値がAFkとして記憶されているものとする。その後、例えばユーザが記録媒体を(k+1)枚目の記録媒体に交換した後に、コンテンツ移動動作が再開される。
ここで、新しい記録媒体へのコンテンツ移動を再開する前に、移動済み位置管理部261は、内部メモリに記録されている前回の移動処理による移動済み位置の最終値(AFk)が、前々回の移動処理による移動済み位置の最終値(AFk-1)よりもコンテンツの先頭側に近いかを判断する(S277)。
ステップS277の判断結果がYESであれば(すなわち上述の第2−1の条件が成立する場合)、移動済み位置管理部261は、前々回の移動処理による移動済み位置の最終値(AFk1)を、今回の移動処理における移動済み位置の初期値AFiniに設定し(S278)、再生可能位置管理部263は、前回の移動処理による移動済み位置の最終値(AFk)を、再生可能位置の初期値ARiniとして設定する(S279)。そして、新しい記録媒体へのコンテンツ移動動作を再開する(ステップS271へ戻る)。
ステップS277の判断結果がNOであれば(すなわち上述の第2−2の条件が成立する場合)、移動済み位置管理部261は、前回の移動処理による移動済み位置の最終値(AFk)を、今回の移動処理における移動済み位置の初期値AFiniとして設定する(S280)。次に、前回の移動処理量が、Tconstに相当する量以上であったかを判断する(S281)。ステップS281の判断結果がNOである場合は、再生可能位置管理部263は、前回の移動処理の際の再生可能位置の初期値ARiniを、今回の再生可能位置の初期値ARiniとして設定する(S282)。ステップS281の判断結果がYESである場合は、前回の移動処理による移動済み位置の最終値(AFk)からTconstを減じた値を、今回の再生可能位置の初期値ARiniとして設定する(S283)。そして、新しい記録媒体へのコンテンツ移動動作を再開する(ステップS271へ戻る)。
以上のように、本実施形態にかかるコンテンツ移動システムでは、コンテンツを分割して複数の記録媒体へ移動する場合に、2枚目以降の記録媒体の先頭に、その前の記録媒体に記録されたコンテンツ末尾との重複部分(すなわち「のりしろ」)を形成することにより、映像の欠落を防止することができる。
なお、本実施形態にかかるコンテンツ移動システムでは、コンテンツを複数の記録媒体に分割して記録する場合に、「のりしろ」を形成するためのコンテンツ管理部の構成および動作に特徴を有する。従って、先の実施形態で説明したような、コンテンツ送出機器からコンテンツ記録機器へコンテンツを移動させるシステムとして実施することも可能であるが、コンテンツ送出側とコンテンツ記録側が、必ずしも独立した機器として存在する必要はない。例えば、ハードディスクが内蔵された光ディスクレコーダー等の装置において、ハードディスクに一旦蓄積されたコンテンツを光ディスクに移動する場合にも、本実施形態にかかる再生可能位置および移動済み位置の管理方法を適用することができる。
また、上述の各実施形態において、汎用バスの一例としてIEEE1394バスを例示したが、本発明に用いられるバスは、これのみに限定されず、コンテンツの移動を実現できるバスであれば、任意のバスを利用できる。
本発明は、例えばハードディスク装置などに記録されたコンテンツを、光ディスク等の他の記録媒体へ移動させるコンテンツ移動システムとして利用可能である。
本発明の第1の実施形態にかかるコンテンツ移動システムの構成を示すブロック図 第1の実施形態にかかるコンテンツ移動システムにおける移動動作制御部の動作を示すフローチャート 第1の実施形態にかかる制御元監視部の動作の一例を示すフローチャート 第1の実施形態にかかる制御元監視部の動作の他の例を示すフローチャート 第1の実施形態にかかる制御元監視部の構成例を示すブロック図 図5(a)の制御元監視部の動作を示すフローチャート 第1の実施形態にかかる制御元監視部の他の構成例を示すブロック図 図6(a)の制御元監視部の動作を示すフローチャート 第1の実施形態にかかる移動先限定部の構成例を示すブロック図 図7(a)の移動先限定・解除部による移動先限定処理の手順を示すフローチャート 図7(a)の移動先限定・解除部による移動先解除処理の手順を示すフローチャート 第1の実施形態にかかる移動先限定部の他の構成例を示すブロック図 図8(a)のバス監視部の動作を示すフローチャート 本発明の第2の実施形態にかかるコンテンツ移動システムの構成を示すブロック図 第2の実施形態にかかる制御元監視部の動作を示すフローチャート 本発明の第3の実施形態にかかるコンテンツ移動システムの構成を示すブロック図 従来のコンテンツ移動システムにおけるコンテンツ分割移動の模式図 第3の実施形態のコンテンツ管理部の構成例を示すブロック図 図13(a)のコンテンツ管理部によるコンテンツ分割移動の模式図 第3の実施形態にかかるコンテンツ管理部によるコンテンツ分割移動の一例を示す模式図 第3の実施形態にかかるコンテンツ管理部によるコンテンツ分割移動の一例を示す模式図 一つのコンテンツを複数の記録媒体へ分割して記録する場合の、再生可能位置および移動済み位置の管理手順を示すフローチャート
符号の説明
1 蓄積部
2 コンテンツ選択部
3 移動先指定部
4 移動動作指定部
5 画面表示部
6 コンテンツ管理部
7 移動先制御部
10 移動動作制御部
11 送出制御部
12 移動元制御部
13 制御元監視部
14 移動先限定部
15 送出制御部
16 制御元監視部
20 選択結果通知
21 移動先選択通知
22 元ストリーム
23 加工済ストリーム
24 移動動作制御通知
25 1394バス
26 移動先停止要求
27 移動元停止要求
30 表示装置
31 コンテンツ記録機器
32 コンテンツ移動制御送出機器
33 コンテンツ移動コントローラ
34 コンテンツ送出機器
35 コンテンツ送出機器
36 コンテンツ送出機器
37 コンテンツ表示装置
40 ユーザインタフェース部

Claims (21)

  1. 第1の記録媒体に記録されたコンテンツを、第2の記録媒体へ移動させるコンテンツ移動システムにおいて、
    前記第1の記憶媒体からコンテンツを読み出すコンテンツ送出機器と、前記第2の記録媒体へコンテンツを記録するコンテンツ記録機器と、前記コンテンツ送出機器とコンテンツ記録機器とによるコンテンツの移動動作を制御するコンテンツ移動コントローラとが、同一バス上に接続され、
    前記コンテンツ移動コントローラが、前記コンテンツ送出機器の動作を管理する移動元制御部と、前記コンテンツ記録機器の動作を管理する移動先制御部を備え、
    前記コンテンツ送出機器が、第1の記録媒体から移動対象のコンテンツを読み出し、当該コンテンツのストリーム情報更新処理を行って前記バスへ送出するコンテンツ管理部と、前記コンテンツ移動コントローラの動作を監視する制御元監視部とを備えたことを特徴とするコンテンツ移動システム。
  2. 前記コンテンツ送出機器が、コンテンツ記録機器として指定された機器にのみコンテンツの暗号化解除鍵を渡すことにより、コンテンツの移動先を当該コンテンツ記録機器に限定する移動先限定処理を行う移動先限定部をさらに備えた、請求項1に記載のコンテンツ移動システム。
  3. 前記移動元制御部は、コンテンツ移動動作時に、前記コンテンツ送出機器の動作状態検出を行い、動作状態が異常であることを検出すると、前記移動先制御部へ記録終了要求を発行し、
    前記移動先制御部は、コンテンツ移動動作時に、前記コンテンツ記録機器の動作状態検出を行い、動作状態が異常であることを検出すると、前記移動元制御部へ移動終了要求を発行する、請求項1または2に記載のコンテンツ移動システム。
  4. 前記制御元監視部が、前記コンテンツ移動コントローラの動作状態を問い合わせるコマンドを、前記コンテンツ移動コントローラへ発行する、請求項1〜3のいずれか一項に記載のコンテンツ移動システム。
  5. 前記制御元監視部が、前記コマンドを1分以内の間隔で発行する、請求項4に記載のコンテンツ移動システム。
  6. 前記制御元監視部が、前記コンテンツ移動コントローラから前記コンテンツ送出機器へのコマンドアクセスが所定の周期で行われているか否かに基づき、前記コンテンツ移動コントローラの動作状態検出を行う、請求項1〜3のいずれか一項に記載のコンテンツ移動システム。
  7. 前記所定の周期が1分以内の間隔である、請求項6に記載のコンテンツ移動システム。
  8. 前記制御元監視部が、特定の条件に合致するコマンドのみを実行するコマンド実行制限部を備え、コンテンツ移動動作中は、前記コンテンツ移動コントローラ以外からのコマンドは拒絶する、請求項1〜7のいずれか一項に記載のコンテンツ移動システム。
  9. 前記制御元監視部が、コンテンツ移動動作中にバス初期化が発生したとき、バス上の接続機器情報を取得する機器リスト取得部を備え、バス初期化後、前記機器リスト取得部が取得した接続機器情報に基づき、前記コンテンツ移動コントローラがバス上に存在することを確認した場合は、当該コンテンツ移動コントローラからのコマンドのみを実行する、請求項8に記載のコンテンツ移動システム。
  10. 前記コンテンツ送出機器が、前記移動先限定部による前記移動先限定処理の進捗状態を、前記コンテンツ移動コントローラへ通知する進捗通知部を備えた、請求項2に記載のコンテンツ移動システム。
  11. 前記コンテンツ送出機器が、前記移動先限定部による移動先限定処理が完了したあと、連続的にバス初期化が発生した場合には、コンテンツ移動動作を中断するバス監視部を備えた、請求項2に記載のコンテンツ移動システム。
  12. 前記バス初期化監視部が、連続するバス初期化動作のうち最初のバス初期化動作から、コンテンツ移動動作を中断するまでに要する時間が、1分以下である、請求項11に記載のコンテンツ移動システム。
  13. 前記コンテンツ送出機器が、前記コンテンツ記録機器を管理する第2の移動先制御部を備え、
    制御元監視部が、コンテンツ移動動作中に、前記コンテンツ移動コントローラの動作異常を検出した場合、前記第2の移動先制御部を起動して、コンテンツ移動動作を継続して行う、請求項1〜12のいずれか一項に記載のコンテンツ移動システム。
  14. 前記コンテンツ移動コントローラが、前記コンテンツ記録機器と同一の筐体に含まれる、請求項1〜13のいずれか一項に記載のコンテンツ移動システム。
  15. 第1の記録媒体に記録されたコンテンツを、第2の記録媒体へ移動させるコンテンツ移動システムにおいて、
    前記第1の記憶媒体からコンテンツを読み出すコンテンツ送出機器と、前記第2の記録媒体へコンテンツを記録するコンテンツ記録機器とが、同一バス上に接続され、
    前記コンテンツ送出機器が、第1の記録媒体から移動対象のコンテンツを読み出し、当該コンテンツのストリーム情報更新処理を行って前記バスへ送出するコンテンツ管理部と、前記コンテンツ管理部から送出されるコンテンツ以外の情報を、データ放送ストリーム化して前記バスへ送出するデータ放送生成部とを備えたことを特徴とするコンテンツ移動システム。
  16. 前記コンテンツ送出機器が、前記コンテンツ管理部によるコンテンツ移動の途中経過状態を表示する移動状態表示部を備えた、請求項15に記載のコンテンツ移動システム。
  17. 第1の記録媒体に記録されたコンテンツを、第2の記録媒体へ移動させるコンテンツ移動システムにおいて、
    前記第1の記憶媒体からコンテンツを読み出すコンテンツ送出機器と、前記第2の記録媒体へコンテンツを記録するコンテンツ記録機器とが、同一バス上に接続され、
    前記コンテンツ送出機器が、第1の記録媒体から移動対象のコンテンツを読み出し、当該コンテンツのストリーム情報更新処理を行って前記バスへ送出するコンテンツ管理部を備え、
    前記コンテンツ管理部は、コンテンツにおける移動済み位置および再生可能位置を管理する位置管理部を備え、移動動作を中断した場合に、前記移動済み位置から所定の時間、コンテンツの先頭方向にさかのぼった位置を再生可能位置として設定し、当該再生可能位置から移動動作を再開することを特徴とするコンテンツ移動システム。
  18. 移動済み位置と再生可能位置との差が、通常再生時間にして1分以下である、請求項17に記載のコンテンツ移動システム。
  19. コンテンツを記録する第1の記録媒体を備え、前記コンテンツを、バスを介して接続されたコンテンツ記録機器が備える第2の記録媒体へ移動させる、コンテンツ送出機器において、
    前記コンテンツ送出機器は、前記コンテンツの移動動作を制御するコンテンツ移動コントローラにも、前記バスを介して接続され、
    前記コンテンツ送出機器は、第1の記録媒体から移動対象のコンテンツを読み出し、当該コンテンツのストリーム情報更新処理を行って前記バスへ送出するコンテンツ管理部と、前記コンテンツ移動コントローラの動作を監視する制御元監視部とを備えたことを特徴とするコンテンツ送出機器。
  20. コンテンツを記録する第1の記録媒体を備え、前記コンテンツを、バスを介して接続されたコンテンツ記録機器が備える第2の記録媒体へ移動させる、コンテンツ送出機器において、
    第1の記録媒体から移動対象のコンテンツを読み出し、当該コンテンツのストリーム情報更新処理を行って前記バスへ送出するコンテンツ管理部と、前記コンテンツ管理部から送出されるコンテンツ以外の情報を、データ放送ストリーム化して前記バスへ送出するデータ放送生成部とを備えたことを特徴とするコンテンツ送出機器。
  21. コンテンツを記録する第1の記録媒体を備え、前記コンテンツを、バスを介して接続されたコンテンツ記録機器が備える第2の記録媒体へ移動させる、コンテンツ送出機器において、
    第1の記録媒体から移動対象のコンテンツを読み出し、当該コンテンツのストリーム情報更新処理を行って前記バスへ送出するコンテンツ管理部を備え、
    前記コンテンツ管理部は、コンテンツにおける移動済み位置および再生可能位置を管理する位置管理部を備え、移動動作を中断した場合に、前記移動済み位置から所定の時間、コンテンツの先頭方向にさかのぼった位置を再生可能位置として設定し、当該再生可能位置から移動動作を再開することを特徴とするコンテンツ送出機器。
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