JP4607828B2 - 録画再生装置、画像およびオーディオ信号記録方法 - Google Patents

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この発明は、映像およびオーディオ信号を記録または再生可能な録画再生装置に係り、特に、デジタル化された映像およびオーディオ信号のうちの品位の高い映像および音質の高いオーディオ信号を記録可能な録画再生装置、画像およびオーディオ信号記録方法に関する。
映像や音楽を記録する記録装置として、DVD規格の光ディスクにデジタル記録する、録画再生装置(デジタルレコーダ)が、既に、広く普及している。また、公衆向けテレビ放送においてもデジタル放送が開始されたことにともない、DVD規格の光ディスクとの間の互換性を確保し、しかも高精細画質で映像を記録することが可能なHD DVD規格の光ディスクが開発され、既に記録装置(HD DVDレコーダ)も入手可能である。
なお、HD DVDレコーダにおいては、記録後の映像の品位が高い(記録による劣化の極めて少ない)記録モードも用意されているため、映像およびオーディオ信号の種類に応じてコピー(複製)もしくはムーブ(移動)が制限されることが知られている。また、記録するデジタル放送が何であるか(供給元)を、VMGI(Video Management General Information/プロファイル情報)に記録することが示されている(特許文献1)。
上記文献1には、記録するデジタル放送が何であるかをVMGI(プロファイル情報)に記録することが記載されているが、複製またはHD DVDへの移動(ムーブ)が認められていない映像およびオーディオ信号に対する処理に関する記載は見あたらない。
この発明の目的は、デジタル化された映像およびオーディオ信号のうちの品位の高い映像および音質の高いオーディオ信号を記録可能な録画再生装置、画像およびオーディオ信号記録方法を提供することである。
この発明は、上記問題点に基づきなされたもので、デジタル放送をストリーム記録する録画再生装置において、入力されたデジタル信号が、Transport Stream(TS)またはPartial Transport Stream(Partial−TS)であることを検出する第1の検出部と、この第1の検出部により前記入力されたデジタル信号がTSまたはPartial−TSであることが検出された場合、Selection Information Table(SIT)内のネットワーク識別記述子の記述内容または前記デジタル信号に含まれる供給元に関する情報であるNetwork Information Table(NIT)を取得し、ストリーム録画可能であるか否かを検出する第2の検出部と、前記入力されたデジタル信号を、前記TSまたは前記Partial−TSのまま記録可能な記録部と、を有する録画再生装置、を提供するものである。
以上説明した通り、この発明の実施の形態においては、デジタル放送をストリーム記録する際に、ストリーム記録が禁止されているタイトルであることが検出された場合に、そのストリームの記録を停止し、さらに既に記録された部分が消去される。すなわち、ストリーム記録が禁止されているタイトルについては、記録そのものが停止される。従って、コピー(複製)またはムーブ(移動)が禁止されているデジタル放送のコンテンツがストリーム記録において、複製されることが防止される。
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態の一例を説明する。
図1は、この発明の一実施形態が適用可能な映像記録装置(デジタルレコーダ)の一例を概略的に示す。
図1に示すデジタルレコーダ(映像記録再生装置)1は、例えば、放送衛星または通信衛星を介して提供される衛星デジタルTV放送や地表波(空間波)により提供される地上デジタル/アナログTV放送の受信機能を持つチューナ部(Tuner unit)10を有し、チューナ部10からの出力は、映像系アナログ−デジタルコンバータ(Video ADC)14およびオーディオ(音声/音楽)系アナログ−デジタルコンバータ(Audio ADC)16に入力される。外部入力端子(Aux)12からの入力信号もまた、Video ADC 14およびAudio ADC 16に入力される。なお、チューナ部(Tuner unit)10は、例えば有線により供給されるコンテンツの受信が可能なCATV放送(すなわちケーブルテレビ)等において用いられるセットトップボックス(ケーブル局向けのチューナ、以下STBと略称する)や、PC(パーソナルコンピュータ)等を対象とした通信網(インターネット網)からのコンテンツの受信が可能なサーバ(回線終端装置)および家庭内ネットワークとの接続が可能なネットワークコントローラであっても良い。また、映像記録再生装置1は、HD DVD Video Recording Format(以下、HD DVD VRフォーマットと略称する)に準拠したデジタル信号(放送)の録画が許可されている録画再生装置である。
Video ADC 14でデジタル化されたビデオストリームおよび Audio ADC 16でデジタル化されたオーディオストリームは、MPEGエンコーダ(MPEG Encoder)20に入力される。チューナ部10に供給されたTV放送信号または入力信号がMPEG2−TS(TSは、Transport Streamの略)等のデジタル信号である場合は、チューナ部10からのデジタルストリームは、そのまま、MPEG Encoder 20に入力される。外部デジタル入力端子18からのデジタルストリーム(MPEG2−TS(またはISO/IEC 13818−1に準拠したデジタルストリームは、IEEE1394(あるいはHDMI)等のインタフェース(I/F,interface)19を経由して、MPEG Encoder 20に入力される。
エンコーダ(MPEG Encoder)20に入力されたTS(デジタルストリーム)は、そのまま出力する(パススルー(Pass thourgh)する)場合以外は、(エンコーダ20により)MPEG2−PSまたはMPEG4−AVCにエンコードされる。
なお、TS(デジタルストリーム)がエンコーダ(MPEG Encoder)20をパススルーされる例(許可されている例)としては、受信したデジタル信号をそのままHDD104内のハードディスクに記録するモード(HDD104からのムーブ(移動)やコピー(複製)は禁止されている,SOB(Stream Object)記録と称される)が広く知られている。
詳細には、HD DVD VRフォーマットに準拠した録画再生装置1においては、HD DVD Video Recording mode(以下、HD DVD VRモードと略称する)では、内蔵しているエンコーダすなわちエンコーダ(MPEG Encoder)20を用いてエンコードしたProgram Stream(以下、PSと略称する)を記録することを想定したVOB(Video Object)記録、およびデジタル放送/信号をTS(Transport Stream)のまま記録することを想定したSOB(Stream Object)記録の2種類が用意されている。
このうち、SOB記録については、許可されるコンテンツは、日本向けのStream Typeを記録するモードの場合、TSのうちのISDB−T(Intergated Services Digital Broadcasting − Terrestail ,すなわち地上デジタル放送)あるいはISDB−S( − Satellite ,すなわち衛星デジタル放送)のみである。従って、上述したSOB記録が許可されているコンテンツとしては、現時点では、地上デジタル放送またはBS/CSデジタル放送により提供されるコンテンツのみである。このため、入力されたTSの供給元が地上デジタル放送またはBS/CSデジタル放送以外である場合には、それが検出された時点で、そこで録画を停止し、記録したコンテンツを破棄することが要求されている。
入力されたTSが地上デジタル放送もしくは衛星(BS/CS)デジタル放送であることは、TS中のNIT(Network Information Table,番組特定情報)に記載されているnetwork_id(ネットワークID)の値を参照すれば特定できる。なお、ネットワークIDは、ISO/IEC 13818−1では規定されていないが、現在のところ、国内の放送事業者により、0x4,0x6,0x7が、衛星(BS/CS)デジタル放送に、0x7800〜0x7FFFが、地上デジタル放送に、それぞれ割り当てられている。従って、NITの中のネットワークIDの値が、上述以外である場合は、その値が検出できた時点で、SOB記録が終了される。すなわち、現時点では、日本国内においては、ケーブルTV(ISDB−C(Intergated Services Digital Broadcasting − Cable ))局から有線で提供されるデジタル放送は、TS(SOB)記録は録画できない。
MPEG2−PSにエンコードする場合としては、
ア)DVD−VR規格に基づきMPEG2−PS(PSは、Packetized Streamの略)にエンコードする場合(最大レート10.08Mbps;最大解像度720x480または720x576)、
イ)HD_DVD−VR規格に基づきMPEG2−PSに、高レートエンコードする場合(最大レート30.24Mbps;最大解像度1920x1080)、
ウ)HD_DVD−VR規格内で、MPEG2−PSに低レートエンコードする場合(最大レート10.08Mbps;最大解像度720x480または720x576)がある。
MPEG Encoder 20においてエンコード(またはパススルー)されたストリームデータは、高速メモリ、例えばSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)22等に一旦バッファリングされる。
SDRAM22においては、
1)AudioがLiner PCM(リニアPCM)である場合、詳述しないがデータ構造のAudio Packのsub_stream_idの値を書き換える、
2)データ構造/パラメータのうちのRDI−PKTの記載内容(形態)を書き換える(単独の「RDI−PKT」と「GCI−PKT」が付属した「RDI−PKT」とを、相互に交換する)、
3)CPRM(DVD規格の光ディスクにおいて、1回のみ記録が許可されている場合のコピーマネジメントの規格)により暗号されているデータを復号し、AACS(HD DVD規格の光ディスクにおいて、記録が許可されている場合のコピーマネジメントの規格)に再暗号化する、もしくはその逆の復号と再暗号化
により規定されるストリームの書き換え(フォーマット変換)が実行される。
SDRAM22にバッファリングされ、そこで処理されたストリームデータは、その内容に応じて、所定のタイミングで、HDD104、ディスクドライブユニット24もしくはメモリスロット26に転送される。HDD104は、HDD(すなわちハードディスクドライブであり、例えば1TB(1000GB))の容量が与えられているHD(ハードディスク)を含む。ディスクドライブユニット(Disk Drive Unit)24は、円盤状の記録媒体であって、HD DVD規格(再生専用で15GB、記録可能で20GB)の光ディスク100やDVD規格(4.5GB)の光ディスク102にデータ(ストリーム)を記録可能で、かつ既に記録されているデータ(ストリーム)を再生可能である。なお、ディスクドライブユニット24としては、回転駆動系を含めて(DVD用およびHD DVD用のそれぞれが)独立の2基のドライブ、回転駆動系が共通で、青色レーザ(例えば波長λ=405nm)を利用する光ヘッドと赤色レーザ(例えば波長λ=655nm)を利用する光ヘッドを個別に有するHD_DVD/DVDコンパチブルドライブ、もしくは回転駆動系および光ヘッドの機構が共通で青色レーザまたは赤色レーザを切り換えて使用する2波長光学系を有するHD_DVD/DVDコンパチブルドライブ、の何れかが組み込まれる。また、組み込まれているドライブタイプに拘わりなく、記録媒体としては、青色レーザ用光ディスク100および赤色レーザ用光ディスク102のそれぞれのうちの、−R(一回のみ記録可能)/−RW(書き換え可能)/RAM(書き換え可能)規格の光ディスクの他に、+R(記録速度が向上された一回のみ記録可能)や+RW(−R向け装置での再生が可能)の光ディスクも利用可能である。なお、それぞれの光ディスクには、既に片面2層タイプや両面タイプが用意されており、それらの光ディスクへの記録およびデータの再生が可能である。また。将来的には、ホログラムを利用した大容量光ディスクを用いることも可能である。なお、メモリスロット26には、例えば2GB程度の容量が与えられたカードメモリ106が挿入されて、用いられる。
ディスクドライブユニット24および/またはHDD104から再生されたストリームデータは、SDRAM22を経由して、MPEGデコーダ(MPEG Decoder)30に転送される。MPEG Decoder 30は、転送されてきたストリームに応じ、MPEG2−TS、MPEG2−PSまたはMPEG4−AVCをデコード可能である。MPEG Decoder 30はまた、例えばHD_DVD−VR規格で定められているVC−1をデコードできる。
MPEG Decoder 30でデコードされたビデオデータ(MPEG2−TSまたはMPEG2−PS)は、映像系デジタル−アナログコンバータ(Video DAC)32により標準画質または高精細画質のアナログビデオ信号に変換され、ビデオ出力(Video Out)端子36に供給される。なお、ビデオ出力端子36とモニタ装置52を接続することで、(モニタ装置52に)映像が表示される。
一方、MPEG Decoder 30でデコードされたオーディオデータは、オーディオ(音声/音楽)系デジタル−アナログコンバータ(Audio DAC)34によりアナログオーディオ信号に変換され、オーディオ(音声)出力(Audio Out)端子38に供給される。なお、オーディオ出力端子38とスピーカ(モニタ装置52に内蔵されている場合や独立している場合がある)を接続することで、音声あるいは音楽が再生される。
なお、MPEG Decoder 30に供給されたデータがMPEG2−TSの場合は、IEEE1394(またはHDMI)等のインタフェース37を経由して、そのままデジタル出力(Digital Out)端子39に供給される。
また、図1に示した録画再生装置(HD_DVDレコーダ)は、MPU40により制御される。MPU40は、ファームウエアや種々な制御パラメータを格納するEEPROM42、ワークRAM44、タイマ46等が付属している。MPU40のファームウエアのとしては、例えばグラフィカルユーザインタフェース(GUI)を提供するGUI表示制御部400、エンコードパラメータ検出処理部402、高速コピー(高速ダビング)処理部404、レート変換コピー(等速コピー/等速ダビング)制御部406、記録/再生制御部(管理情報処理部)等を含む。GUI表示制御部400による処理結果は、オンスクリーン表示制御部(OSD)50を介して、モニタ装置52に供給される(タイトルサムネールの表示画面52a、コピー処理時のダイアログボックス表示画面52b等はOSD50による処理結果が、先に説明したビデオ出力端子36から供給される映像出力に重ね合わせられて表示される。
なお、HDD104については、1台の超大容量HDD(例えば1TB)でも、複数の大容量HDDの併用(例えば500GB+500GB)でもよい。また、HDD104の記録エリアの使い方としては、その記録エリアを、論理的に複数パーティションに分けて使用する場合と、物理的なHDD毎に用途を特定する場合がある。前者の場合としては、例えば1TBのうち400GBの第1パーティションをデジタル高精細放送のMPEG2−TS記録用(TSタイトル用)に割り当て、400GBの第2パーティションをデジタル高精細放送のMPEG4−AVC記録用(HDVRタイトル用)に割り当て、200GBの第3パーティションをアナログ放送またはデジタル放送もしくは外部入力のMPEG2−PS記録用(VRタイトル用)に割り当てるなどが考えられる。また、後者の場合としては、例えば第1の400GBHDDをMPEG2−TS記録用(TSタイトル用)に割り当て、第2の400GBHDDをMPEG4−AVC記録用(HDVRタイトル用)に割り当て、第3の200GBHDDをMPEG2−PS記録用(VRタイトル用)に割り当てるなどが考えられる。
ところで、デジタル信号の映像の供給元として、ダイレクト入力すなわちDigital In (デジタルイン)19,すなわちIEEE1394端子あるいはHDMI端子を経由して入力されるPartial Transport Stream(以下、Partial−TSと略称する)については上述したNITが存在しない。このため、Partial−TS化されたデジタル信号(映像およびオーディオ信号)については、制作者側の意図しない無秩序な複製等が可能となる可能性がある。
このため、上述したSOB記録において、デジタル放送以外の方法で供給されるコンテンツに関しては、図2に主要部をまとめて一覧表示するが、ISO/IEC 13818−1に準拠し、ARIB(社団法人電波産業界)で規格化されている「標準規格」に規定されているSIT(Selection Information Table,Partial−TSで伝送される番組に関する情報)に付属するネットワーク識別記述子(network_identification_descriptor,以下NIDと略称する)の値で判断する。すなわち、NIDには、地域情報が記録される「contry_code」と「media_type」が規定されており、例えば「contry_code」が『日本』向けであることを示す『0x4A504E』、かつ「media_type」が「衛星(BS/CS)デジタル放送」を示す『0x4253』もしくは「地上デジタル放送」を示す『0x5442』である場合は、SOB記録が可能とコンテンツである、と判断することができる。
すなわち、図1に示した録画再生装置1においては、図3により以下に説明する通り、入力されたストリーム(TS)の(供給元の)種別に従い、NITもしくはSITの記述/記載を調査し、衛星(BS/CS)デジタル放送または地上デジタル放送か否かを判定し、それら以外のストリームであった場合、録画を停止し、既に録画が終了した部分(タイトル)を削除することにより制作者側の意図しない無秩序な複製が防止される。また、録画再生装置において、既に規定されているVMGI(プロファイル情報)に記載のある「サポートしているストリーム」以外は、HD DVDディスク(100)への記録(複製/移動)を禁止することが容易に実現できる。
より詳細には、入力されたストリーム(デジタル化された映像信号およびオーディオ信号がPartial−TSであるか否かを判断し(S1)、通常のTSである場合(S1−NO)、NIT中のネットワークIDを取得する(S2)。
ステップS2において取得したネットワークIDが衛星(BS/CS)デジタル放送、あるいは地上デジタル放送のいずれかであるか否かを判断し(S3)、入力ストリームが衛星(BS/CS)デジタル放送、あるいは地上デジタル放送のいずれかから供給されているものであることが検出できた場合(S3−YES)、そのストリーム(コンテンツ/タイトル)を、HD DVDディスクに「HD DVD VRモード」で記録(複製または移動)する(S4)。
一方、入力ストリームが衛星(BS/CS)デジタル放送または地上デジタル放送以外から供給されているものであると判断された場合(S3−NO)、そのストリーム(コンテンツ/タイトル)の、HD DVDディスクへの「HD DVD VRモード」による記録を中止し(S5)、既に記録(録画)されたタイトル(コンテンツ)を削除/消去する(S6)。
また、ステップS1で、入力ストリームが非Partial−TS(通常のTS)であることが検知された場合(S1−NO)、SIT中のネットワーク識別記述子(NID)を取得する(S7)。
以下、ステップS3に従い、衛星(BS/CS)デジタル放送または地上デジタル放送から供給されたコンテンツ/タイトルであることが検知された場合は(S3−YES)、そのストリーム(コンテンツ/タイトル)を、HD DVDディスクに「HD DVD VRモード」で記録(複製または移動)する(S4)。
なお、上述したNITやSITを参照するための情報や、その解析手順(図3に示したフローチャートを実際に実行するためのプログラム)は、例えばMPU40のファームウエアとして保持されてもよいし、例えばEEPROM42に予め記憶されていてもよい。また、HDD104内に確保されたプログラム領域に(装置製造元から新たなプログラムや情報がダウンロード等により更新可能に)保存されてもよい。また、TS/Partial−TSは、例えば管理情報処理部(記録/再生制御部)408やMPU40のファームウエアにより検出可能されることはいうまでもない。
以上説明したように、この発明の1つの実施形態を用いることで、HD DVD VRモードによりデジタル放送をストリーム記録する際に、ストリーム記録が禁止されているタイトルであることが検出された場合に、そのストリームの記録を停止し、さらに既に記録された部分が消去される。すなわち、ストリーム記録が禁止されているタイトルについては、記録そのものが停止される。従って、コピー(複製)またはムーブ(移動)が禁止されているデジタル放送のコンテンツがストリーム記録において、複製されることが防止される。
この発明の一実施の形態に係る録画再生装置(HD_DVDレコーダ)の構成の一例を説明する概略ブロック図。 図1に示した録画再生装置に供給されるデジタル化された映像およびオーディオ信号がパススルーによる直接記録が可能な信号であるか否かの識別に利用される「標準規格」の一部を説明する概略図。 図1に示した録画再生装置に供給されるデジタル化された映像およびオーディオ信号がパススルーによる直接記録が可能な信号であるか否かを判断する手順の一例を説明するフローチャート。
符号の説明
20…エンコーダ、24…ディスクドライブユニット、26…メモリスロット、30…デコーダ、40…制御用マイクロプロセサ(MPU)、400…グラフィックユーザインタフェース(GUI)表示制御部(ファームウエア)、402…エンコードパラメータ検出処理部(ファームウエア)、404…高速コピー/高速ダビング処理部(ファームウエア)、406…レート変換コピー/レート変換ダビング制御部(ファームウエア)、408…記録/再生制御部(管理情報処理部(ファームウエア))、50…オンスクリーン表示(OSD)制御部、52…モニタ装置、100…記録媒体(HD DVD規格の光ディスク)、102…記録媒体(DVD規格の光ディスク)、104…HDD(ハードディスクドライブ)、106…記録媒体(カードメモリ)。

Claims (7)

  1. デジタル放送をストリーム記録する録画再生装置において、
    入力されたデジタル信号が、Transport Stream(TS)またはPartial Transport Stream(Partial−TS)であることを検出する第1の検出部と、
    この第1の検出部により前記入力されたデジタル信号がTSまたはPartial−TSであることが検出された場合、Selection Information Table(SIT)内のネットワーク識別記述子の記述内容または前記デジタル信号に含まれる供給元に関する情報であるNetwork Information Table(NIT)を取得し、ストリーム録画可能であるか否かを検出する第2の検出部と、
    前記入力されたデジタル信号を、前記TSまたは前記Partial−TSのまま記録可能な記録部と、
    を有する録画再生装置。
  2. 前記第2の検出部は、入力されたデジタル信号がTSである場合には、前記NITの値を参照して、地上デジタル放送もしくは衛星デジタル放送であるか否かを検出することを特徴とする請求項1記載の録画再生装置。
  3. 前記第2の検出部は、入力されたデジタル信号がPartial−TSである場合に、前記SIT内のネットワーク識別記述子の記述内容のうち、「contry_code」と「media_type」を取得し、ストリーム記録が許可されているか否かを検出することを特徴とする請求項1記載の録画再生装置。
  4. 前記第2の検出部により、ストリーム記録が禁止されているデジタル信号であることが検出された場合、前記デジタル信号の録画を停止し、既に録画が終了した信号を削除する録画制御部をさらに有することを特徴とする請求項2または3記載の録画再生装置。
  5. 入力されたデジタル信号が、Transport Stream(TS)またはPartial Transport Stream(Partial−TS)であるか否かを検出し、
    TSであることが検出された場合は、Network Information Table(NIT)を取得し、
    Partial−TSであることが検出された場合は、Selection Information Table(SIT)内のネットワーク識別記述子の記述内容のうちの「contry_code」と「media_type」を取得し、
    NITまたはSITの記述に基づいて、ストリーム記録が許可されているか否かを特定し、
    ストリーム記録が許可されていることが特定された入力デジタル信号を、前記TSまたは前記Partial−TSのまま記録媒体へ記録する
    ことを特徴とする画像およびオーディオ信号記録方法。
  6. ストリーム記録が許可されていないこと特定された場合、記録された信号を消去することを特徴とする請求項5記載の画像およびオーディオ信号記録方法。
  7. 請求項5または6記載の記録方法で用いられる録画再生装置において、
    ストリームがTSである場合は、NITからその供給元が、地上デジタル放送もしくは衛星デジタル放送であることを検出し、
    ストリームがPartial−TSである場合は、SIT内のネットワーク識別記述子の記述内容のうち、「contry_code」と「media_type」を参照し、「contry_code」が『日本』で、「media_type」が『地上デジタル放送または衛星デジタル放送』であることを検出することを特徴とする録画再生装置。
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