JP2002312199A - 異常検知電子機器及び異常検知方法及び異常検知電子機器システム及び異常検知プログラム及び異常検知プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

異常検知電子機器及び異常検知方法及び異常検知電子機器システム及び異常検知プログラム及び異常検知プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2002312199A
JP2002312199A JP2001115423A JP2001115423A JP2002312199A JP 2002312199 A JP2002312199 A JP 2002312199A JP 2001115423 A JP2001115423 A JP 2001115423A JP 2001115423 A JP2001115423 A JP 2001115423A JP 2002312199 A JP2002312199 A JP 2002312199A
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Kaoru Tsuru
薫 鶴
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネット等の広域網に接続された複数
の計算機の状態監視を行うには、集中監視を行なう監視
用計算機を用意する必要があった。 【解決手段】 互いに監視対象となる計算機(106
a、106b、106z)で任意の計算機を起点とし
て、リング型順序リスト103に従い、状態問合せを順
次実施し、また、その際に状態情報104を更新するこ
とにより、全ての計算機(106a、106b、106
z)で状態情報104を共有できる構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子機器の異常
検知に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12に示す従来例は、ネットワークに
接続された計算機の異常検知をSNMP(Simple
Network Management Proto
col)を利用して行なう監視計算機を用いた異常検知
の構成例である。SNMPとは、ネットワーク機器のネ
ットワーク管理情報を管理システムに送る際の標準プロ
トコルをいい、従来、この標準プロトコルによって、利
用者の要求により監視計算機(2)に搭載されたSNM
Pマネージャ(1)が、監視対象計算機#1(4)から
監視対象計算機#N(5)に搭載されたSNMPエージ
ェント(3)に対し、周期的に状態情報を問い合わせ
(a)、問い合わせを受けたSNMPエージェント
(3)が回答するようになっていた(b)。そして、一
定時間応答がない場合には、問い合わせ対象計算機を異
常とみなし、状態情報(6)を更新していた(c)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、監視対象計算機
を監視する計算機は一つであり、計算機間で状態情報を
共有することができないという問題点があった。また、
監視計算機に異常が発生した場合には、監視そのものが
できないという問題点があった。
【0004】本発明は、電子機器が監視対象電子機器の
異常を検知することを目的とする。
【0005】
【発明を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の異常検知電子機器は、監視対象とする監視
対象電子機器を識別するための監視対象識別情報と状態
情報とを記録する記録部と、上記記録部が記録した監視
対象識別情報から識別した監視対象電子機器に対して、
上記記録部が記録した状態情報を送信し、監視対象電子
機器の状態情報を問い合わせ、監視対象電子機器からの
回答を受信し、受信した回答に基づいて上記記録部の状
態情報を更新する状態問合せ部と、監視対象電子機器が
送信する状態情報を受信し、受信した状態情報を記録部
に記録し、監視対象電子機器からの状態情報に関する問
い合わせに対して、記録部に記録した状態情報を回答す
る状態回答部とを備えることを特徴とする。
【0006】また、上記記録部は、状態情報に監視対象
電子機器の稼働の状態を記録することを特徴とする。
【0007】また、上記記録部は、状態情報に監視対象
電子機器の稼働の状態を記録するとともに、上記問合せ
部は、上記記録部に記録された自己の状態情報を送信す
る前に、上記記録部に記録された状態情報から監視対象
電子機器が稼働しているかどうかを判断することを特徴
とする。
【0008】また、上記異常検知電子機器は、上記記録
部が状態情報に監視対象電子機器の稼働の状態を記録す
るとともに、さらに、上記記録部が記録した状態情報か
ら異常と判断された監視対象電子機器に状態情報を問い
合わせ、監視対象電子機器からの回答を受信し、受信し
た回答に基づいて上記記録部の監視対象電子機器の状態
情報を更新する異常復旧問合せ部を備えたことを特徴と
する。
【0009】また、上記記録部は、監視対象識別情報に
監視対象とする監視対象電子機器を複数記録し、上記状
態問合せ部は、上記記録部に記録した監視対象識別情報
から識別した複数の監視対象電子機器に対して問い合わ
せることを特徴とする。
【0010】また、上記状態問合せ部は、回答を受信し
た監視対象電子機器に対して、他の電子機器に異常検知
の開始指示を送信することを特徴とする。
【0011】また、上記状態回答部は、監視対象電子機
器が送信する上記異常検知の開始指示を受信し、受信し
た異常検知の開始を状態問合せ部に伝えて、他の電子機
器に対して異常検知の処理を開始させることを特徴とす
る。
【0012】また、本発明の異常検知方法は、監視対象
とする監視対象電子機器を識別するための監視対象識別
情報と状態情報とを記録し、上記記録した監視対象識別
情報から識別した監視対象電子機器に対して、上記記録
した状態情報を送信し、監視対象電子機器の状態情報を
問い合わせ、監視対象電子機器からの回答を受信し、受
信した回答に基づいて状態情報を更新し、監視対象電子
機器が送信する状態情報を受信し、受信した状態情報を
記録し、監視対象電子機器からの状態情報に関する問い
合わせに対して、記録した状態情報を回答することを特
徴とする。
【0013】また、本発明の異常検知プログラムは、監
視対象とする監視対象電子機器を識別するための監視対
象識別情報と状態情報とを記録する処理、上記記録した
監視対象識別情報から識別した監視対象電子機器に対し
て、上記記録した状態情報を送信し、監視対象電子機器
の状態情報を問い合わせ、監視対象電子機器からの回答
を受信し、受信した回答に基づいて状態情報を更新する
処理、監視対象電子機器が送信する状態情報を受信し、
受信した状態情報を記録し、監視対象電子機器からの状
態情報に関する問い合わせに対して、記録した状態情報
を回答する処理、をコンピュータに実行させることを特
徴とする。
【0014】また、本発明の異常検知プログラムを記録
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、監視対象
とする監視対象電子機器を識別するための監視対象識別
情報と状態情報とを記録する処理、上記記録した監視対
象識別情報から識別した監視対象電子機器に対して、上
記記録した状態情報を送信し、監視対象電子機器の状態
情報を問い合わせ、監視対象電子機器からの回答を受信
し、受信した回答に基づいて状態情報を更新する処理、
監視対象電子機器が送信する状態情報を受信し、受信し
た状態情報を記録し、監視対象電子機器からの状態情報
に関する問い合わせに対して、記録した状態情報を回答
する処理、をコンピュータに実行させる異常検知プログ
ラムを記録したことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】実施の形態1.次に発明の実施の
形態について説明する。図1は、実施の形態の基本構成
を表わす。この場合、電子機器として計算機を挙げてい
る。図1より計算機106a、106b、・・・・10
6z(以下、単に計算機106という。)の構成は、状
態問合せ部101と、状態回答部102と、記録部20
0とを備えている。各構成のうち、状態問合せ部101
は、監視対象となる計算機106の稼働状態を問い合わ
せる機能を有する。状態回答部102は、稼働状態の問
い合わせに対して回答する機能を有する。記録部200
は、監視対象識別情報(図1の場合はリング型順序リス
ト103)と状態情報104とを記録している。そのう
ち、監視対象識別情報は、監視対象となる計算機106
を識別するために、監視対象の計算機106に関する一
以上の識別情報を含む。たとえば、図1では、計算機1
06aの監視対象の計算機は、監視対象識別情報により
計算機106bと識別される。監視対象識別情報のデー
タ構造は、たとえば、図2のようにリスト構造をとるこ
とが考えられる。ここでのリスト構造とは、計算機10
6(106a、106b・・・・)をポインタ(次にア
クセスすべき情報の番地を保持したもの)で結んだもの
をいい、ポインタでつながれた計算機の一方が、異常を
検知する計算機となり、他方が、監視対象計算機とな
る。したがって、図2のようにリスト上に最後に記録さ
れた計算機106zが、ポインタによって、リスト上に
最初に記録された計算機106aとつながっているリス
ト構造を有する場合は、リング型順序リストとなる。そ
して、図1の実施の形態では、監視対象識別情報はリン
グ型順序リストの構造で記録されている。ここで、図2
の場合は、リスト上のポインタが監視対象計算機を一つ
識別しているが、二つ以上の計算機を識別する場合も考
えられる。また、監視対象計算機のポインタが異常検知
を行う計算機の識別情報を持っていてもよい。また、リ
スト上のポインタは、自己の前後の監視対象計算機に対
し、2方向に動作するような双方向ポインタを有してい
てもよい。記録部200が記録した状態情報104は、
ネットワーク105につながれたすべての計算機106
について、稼働しているかどうかを示した情報を含む。
状態情報104の構造には、たとえば、図3のように、
各計算機106a、106b・・・に対して、対応する
各計算機の稼働状態が一対になっているテーブル構造が
考えられる。このテーブルには、各計算機毎に、稼働状
態が記録されているが、この他に、各計算機が稼働状態
を調べた時刻をも持っていてもよい。ネットワーク10
5は、計算機を相互に接続した網である。ここで、ネッ
トワークとは、有線、無線を問わず、計算機を含んだ電
子機器に送受信可能な、いかなる手段をも含む。
【0016】次に、図1の(a)〜(g)に示された計
算機106の動作について説明する。前提として、図1
の計算機106aは異常検知を行う計算機#Iであり、
計算機106bは、計算機106aの記録部200のリ
ング型順序リスト103から、計算機106aの監視対
象と識別された計算機#I+1であり、計算機106a
(#I)の次に位置する。計算機106zは、自己の記
録部200に記録されたリング型順序リスト103から
計算機106aを監視対象とする計算機#I−1であ
り、計算機106a(#I)の前に位置する。
【0017】まず、起点となる計算機106aの状態問
合せ部101が、自己の記録部200が記録したリング
型順序リスト103を読み出し、リング型順序リストか
ら監視対象計算機106bを識別し(a)、記録部20
0が記録した自己の状態情報104を読み出し(b)、
識別した監視対象計算機106bの状態回答部102に
対して、読み出した状態情報104を送信し、監視対象
計算機106bの状態を問い合わせ(c)、問い合わせ
を受けた監視対象計算機106bの状態回答部102
は、受信した状態情報104と現在の自己の状態を自己
の状態情報104に保存し(d)、問い合わせ元である
計算機106aに対して、自己の記録部200に記録し
た状態情報104を回答し(e)、回答を受信した計算
機106aの状態問合せ部101は、監視対象計算機1
06bの状態を正常として自己の状態情報104を更新
する(f)。一方、計算機106bの状態回答部102
は、問い合わせが終了したとして、自己の状態問合せ部
101にその旨を通知する(g)。
【0018】上記で通知(g)を受けた計算機106b
の状態問合せ部101が、計算機106aの状態問合せ
部101と同様に、計算機106bの監視対象となる監
視対象計算機(図2では計算機106c)に対して状態
を問い合わせ、(a)〜(g)までの異常検知処理を行
った場合には、計算機106aが計算機106bの異常
検知処理を行った後、計算機106bが計算機106c
の異常検知処理を行う・・・・というように連鎖的な処
理となる。したがって、図2のように、監視対象識別情
報の構造をリング型順序リスト103とし、状態情報1
04が、図3のように全計算機106の稼働状態を保持
していれば、リング状になった監視対象計算機に対し
て、順次、状態問い合わせが行われ、監視対象計算機が
正常稼働ならば、監視対象計算機の状態情報104が順
次更新される。よって、図2における計算機106zが
計算機106aの異常検知処理を行ったときに、計算機
106aの状態情報104が更新される。このように、
リング型順序リスト103でつながれたすべての計算機
106の状態情報104が順次更新され、結果としてす
べての計算機106で状態情報104を共有することが
できる。
【0019】以上のように、状態情報104を保持する
一以上の計算機106が問い合わせを受けることをトリ
ガー(異常検知を開始するきっかけ)とすることによ
り、すべての計算機106で状態情報104を共有する
ことができる。したがって、従来のような監視計算機を
必要としない構成が取れる。そして、監視計算機との間
でデータをやり取りする必要もないので、監視計算機を
必要とした従来の構成の場合より、異常検知の処理速度
が速くなる。また、負荷を分散でき、近年、高性能化し
た個々の計算機の性能を効果的に利用することができ
る。さらに、監視計算機に異常が発生した場合には、監
視そのものができないという問題点が解消され、信頼性
が向上する。
【0020】次に、図4に状態問合せ部101の実施の
形態を示す。図4は、リング型順序リスト103から最
初に識別された計算機106が異常であり、2番目に識
別された計算機106が正常稼働の場合について、状態
問合せ部101のフローチャートを示す。
【0021】まず、状態問合せ部101は、任意の起動
もしくは、状態回答部102の処理終了通知によりスタ
ートし(a)、自己の記録部200が記録したリング型
順序リスト103を読み出し(b)、リング型順序リス
ト103から問合せ先となる監視対象計算機106を識
別し(c)、自己の記録部200に記録された状態情報
104を読み出す(d)。その後、監視対象計算機10
6の回答時間を設定したタイマーをスタートし(e)、
監視対象計算機106に対し、状態情報104を送信し
(f)、監視対象計算機106に稼働状態の問い合わせ
を送信し(g)、監視対象計算機106からの回答が受
信されるのを待つ(h)。最初に識別された計算機10
6は異常なので、タイマー設定時間内に監視対象計算機
106から回答を受信しないため、タイマー割り込みが
発生する(k)。そこで、状態問合せ部101は、監視
対象計算機106を異常と判断して、自己の状態情報1
04を更新し(l)、リング型順序リスト103を読み
出し(m)、問合せ先となる二番目の監視対象計算機1
06を識別し(n)、自己の記録部200に記録された
状態情報104を読み出し(o)、割り込みを終了する
(p)。割り込みが終了すると、二番目の監視対象計算
機に対し、状態情報104を送信する処理に戻り
(f)、二番目の監視対象計算機106に稼働状態の問
い合わせを送信し(g)、二番目の監視対象計算機10
6からの回答が受信されるのを待つ(h)。二番目の監
視対象計算機106は正常稼働しているので、状態問合
せ部101は、二番目の監視対象計算機106から回答
を受信し、自己の記録部200の状態情報104を更新
し(i)、処理を終了する(j)。
【0022】次に、図5に状態回答部102の実施の形
態を示す。図5は、自己の計算機106が正常稼働して
いる場合に、状態回答部102によって行われる処理の
フローチャートである。
【0023】状態回答部102は、問い合わせ元の状態
問合せ部101からの問い合わせによりスタートし
(a)、まず、状態問合せ部101が送信した状態情報
104を受信し(b)、稼働状態の問い合わせを受信し
(c)、受信した状態情報と現在の自己の状態を自己の
状態情報104に保存し(d)、問い合わせ元の状態問
合せ部101に状態情報104を回答し(e)、自己の
状態問合せ部101に、問い合わせが終了したことを通
知し(f)、処理を終了する(g)。
【0024】すなわち、上記の実施の形態による異常検
知の処理では、インターネットなどの広域網に接続され
た複数の計算機106において、相互に監視対象となる
各計算機の状態情報104を保持し、任意の計算機に対
して自己が保持する状態情報104を送信すると共に状
態問合せを行なう状態問合せ部101を持ち、状態問合
せを受けた際に状態情報104を更新し回答を行なう状
態回答部102を持ち、任意の組合せによる計算機のリ
ング型順序リスト103を持ち、状態問合せ部101
が、リング型順序リスト103上で監視対象となってい
る計算機に状態問い合わせを行い、問合せを受けた計算
機の状態回答部102は、受信した状態情報上で自己の
状態を更新するとともに問合せ先に回答を行い、状態問
合せ部101に対し処理を引き継ぐことにより、リング
型順序リスト103に記載されているすべての計算機1
06の状態情報104が順次更新される。
【0025】以上のように、上記の実施の形態では、状
態問合せ部101が、タイマー設定により一定時間内に
回答がない計算機を異常と判定し、この状態情報104
を全計算機106で共有することが可能となる。
【0026】実施の形態2.次に、図1の構成をもとに
して、複数台の計算機が異常を起こしていることを想定
した場合の実施の形態を示す。図6は、このような場合
の状態問合せ部101のフローチャートを示す。ここ
で、このフローチャートに出てくる割込みフラグは、こ
のフローチャートがプログラムで処理される場合であっ
て、タイマースタートによって、システムに組み込まれ
ているタイマー割込み処理が行われるときに、タイマー
割込み処理上、必要となる場合があるために記載されて
いる。
【0027】まず、状態問合せ部101は、任意の起動
もしくは、状態回答部102の処理終了通知によりスタ
ートし(a)、自己の記録部200が記録したリング型
順序リスト103を読み出し(b)、リング型順序リス
ト103から問合せ先となる監視対象計算機106を識
別し(c)、自己の記録部200に記録された状態情報
104を読み出す(d)。その後、割込みフラグをOF
Fにし(e)、監視対象計算機106の回答時間を設定
したタイマーをスタートし(f)、割込みフラグがON
かOFFかを判断する(g)。割り込みフラグがONの
場合には、割込みフラグがOFFとなる処理に戻り
(e)、再びタイマーをスタートさせる(f)。割り込
みフラグがOFFの場合には、監視対象計算機106に
対して状態情報104を送信し(h)、監視対象計算機
の稼働状態を問い合わせる送信をし(i)、監視対象計
算機106からの回答を待つ(j)。タイマー設定時間
内に監視対象計算機106から回答を受信しなかった場
合は、タイマー割り込みが発生する(m)。状態問合せ
部101は、監視対象計算機106を異常として、自己
の状態情報104を更新し(n)、リング型順序リスト
103を読み出し(o)、問い合わせ先となる次の監視
対象計算機106を識別し(p)、自己の記録部200
に記録された状態情報104を読み出し(q)、割込み
フラグをONにし(r)、割り込みを終了し(s)、割
込みフラグ判断処理(g)に戻る。一方、タイマー設定
時間内に、監視対象計算機106から回答を受信した場
合は、自己の記録部200の状態情報104を更新し
(k)、終了する(l)。
【0028】すなわち、状態問合せ部101が、リング
型順序リスト103上で監視対象となる計算機に状態問
い合わせを行い、一定時間回答がなかった場合にその計
算機を異常と判定し、状態情報104の該当計算機を異
常状態と更新し、リング型順序リスト103上で、次に
監視対象となる計算機に対し、状態問合せ部101が自
己が保持する状態情報104を送信すると共に状態問合
せを行い、順次、リング型順序リスト103のすべての
計算機106の状態情報104が更新されていく。
【0029】以上のように、監視対象計算機106を異
常と判定した場合、次の監視対象計算機106に順次問
い合わせを行なうことにより、複数の計算機の異常が発
生しても、状態情報104を全ての計算機106で共有
することが可能となる。
【0030】実施の形態3.次に、図1の構成をもとに
して、状態情報104をチェックし、異常と既に判定さ
れている計算機106をスキップする実施の形態を示
す。図7は、このような場合の状態問合せ部101のフ
ローチャートを示す。
【0031】まず、状態問合せ部101は、任意の起動
もしくは、状態回答部102の処理終了通知によりスタ
ートし(a)、自己の記録部200が記録したリング型
順序リスト103を読み出し(b)、リング型順序リス
ト103から未問い合わせで、かつ、異常でない監視対
象計算機106を識別し(c)、監視対象計算機106
が存在するかチェックする(d)。監視対象計算機10
6が存在しない( 即ち、自己以外すべて問い合わせ不
可)場合は終了する(k)。監視対象計算機106が存
在する場合は、自己の記録部200に記録された状態情
報104を読み出し(e)、監視対象計算機106の回
答時間を設定したタイマーをスタートし(f)、監視対
象計算機106に対して状態情報104を送信し
(g)、監視対象計算機の稼働状態を問い合わせる送信
をし(h)、監視対象計算機106からの回答が受信さ
れるのを待つ(i)。タイマー設定時間内に監視対象計
算機106から回答を受信しなかった場合は、タイマー
割り込みが発生する(l)。状態問合せ部101は、監
視対象計算機106を異常として自己の状態情報104
を更新し(m)、スタートに戻る(n)。一方、タイマ
ー設定時間内に、監視対象計算機106から回答を受信
した場合は、自己の記録部200の状態情報104を更
新し(j)、終了する(k)。
【0032】すなわち、リング型順序リスト103上で
問合せを行なう計算機の状態情報104をチェックし、
該当計算機が異常であった場合、該当計算機に問合せを
行なわず、リング型順序リスト103上で順番に異常で
ない計算機を検索し、問合せを行なう計算機を識別す
る。
【0033】このようにすることで、既に異常と判定さ
れている計算機106に問い合わせを行わないことによ
り、異常な計算機106が存在する場合の待ち時間を不
要とすることができ、結果として高速処理を実現でき
る。
【0034】実施の形態4.次に一旦異常と判定された
計算機が復旧する場合の実施の形態を示す。図8は、こ
のような場合の構成を示したものである。計算機106
は、状態問合せ部101と、状態回答部102と、記録
部200と、異常復旧問合せ部109とを備えている。
計算機106dは、状態情報104から異常と判定され
ている計算機#I+1であり、計算機#Iの次の計算機
を示す。計算機106eは、状態情報104で正常と判
定されている計算機#I+2であり、計算機106d
(#I+1)の次の計算機を示す。他の構成は、図1と
同様である。
【0035】次に、図8に示した(a)〜(k)までの
動作について説明する。(a)〜(g)までの動作につ
いては、実施の形態1と同様である。(h)〜(m)ま
での動作については、まず、計算機106aの状態問合
せ部101が起動されると、異常復旧問い合わせ部10
9も起動され、まず、自己のリング型順序リスト103
を読み出して(h)、自己の直後で異常と判定されてい
る計算機(図8の場合は計算機106d)を問い合わせ
先として選定し、自己の状態情報104を読み出す
(m)。次に、計算機106dの状態回答部102に状
態情報104の送信と、稼働状態の問い合わせを行ない
(i)、問い合わせを受けた計算機106dが復旧して
いた場合には、問い合わせを受けた状態回答部102
は、受信した状態情報と現在の自己の状態を自己の状態
情報104に保存し(j)、問い合わせ元の計算機10
6aに回答し(k)、回答を受けた異常復旧問い合わせ
部109は、自己の状態情報104に計算機106dが
正常であるとの更新を行なう(l)。
【0036】すなわち、異常状態にある計算機が復旧し
たかを問い合わせる異常復旧問合せ部109を備え、リ
ング型順序リスト103上で問い合わせを行なう異常で
ない計算機に対し問い合わせを行なうと共に、異常状態
である計算機に対し異常復旧問合せ部109が問い合わ
せを行い、問い合わせを受けた計算機が回答可能な場
合、状態回答部102が回答を行い、これを受けた異常
復旧問合せ部109が、該当計算機を正常状態であると
状態情報104を更新する。
【0037】このように、この実施の形態では、通常の
問い合わせ処理と並行して、異常と判定されている計算
機の復旧チェックができ、復旧していたら、監視対象計
算機が稼働していることを状態情報104に保存するこ
とができる。
【0038】実施の形態5.実施の形態1では、問い合
わせ先の計算機が異常だった場合に回答時間まで待つ必
要があり、各計算機が持つ状態情報104の均一化(状
態情報を最新情報に更新すること)に時間がかかる。そ
こで、次に、状態情報104の均一化に要する時間を短
縮するために、二つの計算機にあらかじめ問い合わせを
行う実施の形態を示す。図9は、このような場合の構成
を示したものであり、計算機106gは、リング型順序
リスト103上で、計算機106a(#I)の2つ後ろ
に位置する計算機#I+2を示すものであり、他の構成
要素は、図1と同様である。このように、二つの計算機
にあらかじめ問い合わせを行うために、リング型順序リ
スト103では、異常検知を行う計算機(図9では計算
機106a)が、二つのポインタを用いて、監視対象計
算機(図9では計算機106bと計算機106g)を識
別する。
【0039】以下に、(a)〜(i)までの動作につい
て説明する。まず、起点となる計算機106aの状態問
合せ部101が、自己のリング型順序リスト103を読
み出し、リング型順序リスト103から監視対象計算機
106bを識別し(a)、状態情報104を読み出し
(b)、監視対象計算機106bの状態回答部102に
対して、状態情報104を送信し、監視対象計算機10
6bの状態情報を問い合わせ(c)、監視対象計算機1
06gの状態回答部102に対しても同様に状態情報1
04を送信するとともに状態問い合わせを行う(d)。
問い合わせを受けた監視対象計算機106bの状態回答
部102と監視対象計算機106gの状態回答部102
は、それぞれ、受信した状態情報104と現在の自己の
状態を、それぞれ自己の状態情報104に保存し
(e)、問い合わせ元である計算機106aに回答する
(f)。ここで、計算機106bが計算機106gより
も先に回答を送信したものとする。回答を受信した計算
機106aの状態問合せ部101は、監視対象計算機1
06bの状態を正常として自己の状態情報104を更新
し、また、監視対象計算機106gの状態を正常として
自己の状態情報104を更新する(g)。また、計算機
106aの状態問合せ部101は、先に回答を送信して
きた計算機106bに対し、異常検知の開始を指示をす
る送信を行ない(h)、これを受けた計算機106bの
状態回答部102は、自己の状態問合せ部101にその
旨を通知し(i)、通知を受けた状態問合せ部101
は、上記と同様に、異常検知の処理を開始する。一方、
異常検知の開始指示を受けなかった方の計算機106g
の状態回答部102は、処理を終了する。
【0040】すなわち、リング型順序リスト103上で
自己の次の計算機と、次の次の計算機とに対し状態問合
せ部101が自己が保持する状態情報104を送信する
と共に状態問い合わせを行なう。
【0041】以上の実施の形態では、問い合わせを受け
た計算機のうち、一以上の計算機が稼働していれば、異
常検知の処理自体は継続され、常に回答時間まで待つ必
要がないので、計算機のそれぞれが持つ状態情報104
の内容の均一化に要する時間を短縮できる。
【0042】実施の形態6.次に、図8で示した実施の
形態4では計算機の復旧チェックをリング型順序リスト
103上の後方の計算機のみに対して行ったが、前方も
チェックする場合の実施の形態を示す。図10は、この
ような場合の構成を示す。図10において、計算機10
6bは、異常と判定されている計算機#I+1を示し、
計算機106iは、計算機106aと連続する複数
((J−1)個、J≧3)の異常な計算機を挟んだ計算
機#I+Jを示し、計算機106jは、リスト上で計算
機106i(#I+J)の前に位置する計算機#I+J
−1を示し、他の構成要素は、図8と同様である。この
実施の形態では、計算機106aの異常復旧問合せ部1
09が、自分の後方に位置する計算機106bの復旧チ
ェックを行い、計算機106iの異常復旧問合せ部10
9が、自分の前方に位置する計算機106jの復旧チェ
ックを行う。したがって、この実施の形態のように、計
算機の復旧チェックをリング型順序リスト103上の前
後の計算機に対して行えるようにするため、リング型順
序リスト103は、自己の前の計算機を指すポインタと
自己の後ろの計算機を指すポインタとを持つ必要があ
る。すなわち、この実施の形態では、リング型順序リス
ト103は、監視対象計算機を示すポインタが2方向に
動作する、双方向ポインタを有していることが必要であ
る。
【0043】図10に示した(a)〜(t)までの動作
のうち、(a)〜(m)までの動作は、実施の形態4と
同様である。次に、(n)〜(t)までの動作について
説明する。計算機106aから問い合わせ(c)を受け
た計算機106iの状態回答部102は、自己の状態情
報104を更新し(d)、回答し(e)、自己の異常復
旧問合せ部109に復旧処理開始を依頼し(g)、自己
の状態問合せ部101に異常検知の開始を指示する
(s)。処理開始の依頼を受けた異常復旧問合せ部10
9は、自己のリング型順序リスト103を読み出し
(n)、状態情報104を読み出し(t)、リスト上で
自己の前に位置する異常な計算機106jに対し、状態
情報104の送信と問い合わせを行ない(o)、問い合
わせを受けた計算機106jが復旧していた場合には、
問い合わせを受けた計算機106jの状態回答部102
は、受信した状態情報と現在の自己の状態を自己の状態
情報104に保存し(p)、問い合わせ元に回答し
(q)、回答を受けた計算機106iの異常復旧問合せ
部109は、自己の状態情報104に該当計算機106
jが正常であるとの更新を行う(r)。
【0044】すなわち、問い合わせを受けた計算機10
6i(#I+J)の状態回答部102は問い合わせ元に
回答するとともに、受信した状態情報104において自
己の前の計算機が異常とされていた場合に、その異常状
態である計算機106j(#I+J−1)に対し異常復
旧問い合わせ部109が問い合わせを行ない、問合せを
受けた計算機106jが回答可能な場合、状態回答部1
02が回答を行い、これを受けた異常復旧問合せ部10
9が、該当計算機を正常状態であると状態情報104を
更新する。
【0045】以上のような復旧作業を、計算機106i
と同様に、計算機106jの異常復旧問合せ部109
が、リング型順序リスト103上で自己の前に位置する
異常な計算機に対して行うというように、連鎖的に復旧
処理を行うことにより、複数の異常な計算機がリスト上
で連続して存在していた場合にその復旧チェックを高速
に実施することができる。また、同様な復旧処理を、リ
ング型順序リスト103上で自己の後ろに位置する異常
な計算機に対して連鎖的に行うことも可能である。ま
た、リング型順序リスト103上で自己の前後に位置す
る異常な計算機に対して連鎖的に行うことも可能であ
り、この場合には、さらに復旧チェックを高速に実施す
ることができる。
【0046】実施の形態7.実施の形態1では、問い合
わせを行なう起点となる計算機が1台の場合であった
が、次に複数の計算機を起点として問い合わせを行う場
合の実施例を示す。図11は、このような場合の構成を
示す。計算機106kは、計算機106a(#I)のリ
ング型順序リスト103上で、計算機106aの2つ前
に位置する計算機#I−2を示し、計算機106lは、
計算機106aのリング型順序リスト103上で対極に
位置する計算機#Kを示し、計算機106mは、計算機
106l(#K)のリング型順序リスト103上で計算
機#Kの1つ後ろに位置する計算機#K+1を示し、計
算機106nは、計算機106lのリング型順序リスト
103上で計算機106lの1つ前に位置する計算機#
K−1を示し、計算機106pは、計算機106lのリ
ング型順序リスト103上で計算機106lの2つ前に
位置する計算機#K−2を示す。
【0047】次に動作について説明する。問い合わせの
処理に関しては、実施の形態1と同様である。異なるの
は、計算機106a(#I)を起点として、後方の計算
機106b(#I+1)への問い合わせ開始と(a)、
計算機106z(#I−1)を起点として、前方の計算
機106k(#I−2)への問い合わせ開始と(b)、
計算機106l(#K)を起点として、後方の計算機1
06m(#K+1)への問い合わせ開始と(d)、計算
機106n(#K−1)を起点として、前方の計算機1
06p(#K−2)への問い合わせ開始(e)を同時に
行なう点である。これにより、監視対象計算機に対する
問い合わせが、4つ同時に行なわれることになる。
【0048】すなわち、複数の計算機を起点として、リ
ング型順序リスト103上の監視対象計算機に対して、
順次、状態問い合わせを行うことにより、複数の問い合
わせが複数計算機上で処理されることになり、結果的に
全体の状態情報更新の間隔が短くなる。
【0049】このように、状態問い合わせを複数起点か
ら実施すると、特に計算機の台数が多い場合には、各計
算機の状態情報104の更新処理が早くなるので、全計
算機106のそれぞれが持つ状態情報104の内容の均
一化に要する時間をさらに短縮できる。
【0050】なお、この実施の形態において、状態問合
せを行う複数の計算機106は、規則性をもって選択し
てもよいし、ランダムに選択してもよい。また、ネット
ワークで結ばれた計算機106をいくつかのグループに
分けた後、グループごとに一以上の計算機106を選択
してもよい。そして、いくつかのグループに分けた場合
には、異常検知の状態問合せを、グループごとに完結す
ることも可能である。つまり、たとえば、全計算機を4
で割って4グループを作った場合を考える。この場合、
上記の異常検知の処理を各グループ内だけで、連鎖的に
処理させることにより、全体として、同時に4つの処理
ループが作られ、全計算機を一つの処理ループとして、
連鎖的に処理させた場合と比べて、状態情報104の更
新時間が1/4に短縮できる。もちろん、全計算機を一
つの処理ループとして、4起点から連鎖的に処理をさせ
た場合にも、更新時間を短縮できる。ただし、前述のよ
うに4グループ構成にして、連鎖的に各グループ内だけ
で完結した処理を行えば、各計算機が持つリング型順序
リスト103と状態情報104とを各グループ内の計算
機だけで構成することができるため、グループ分けして
いない場合に比べ、これらを1/4の情報量で済ませる
ことができる。ただし、この場合には、全計算機で状態
情報104を共有するためには、各グループ間の状態情
報104の交換が必要となる。
【0051】以上、上記の各実施の形態で示すように、
記録部、状態問合せ部、状態回答部、異常復旧問合せ部
の各動作は、お互いに関連しており、各部の動作は、上
記の各実施の形態に示された動作の関連を考慮しなが
ら、一連の動作として置き換えることができる。そし
て、このこのように置き換えることにより、方法の発明
の実施の形態とすることができる。また、上記各部の動
作を、記録処理、状態問合せ処理、状態回答処理、異常
復旧問合せ処理と置き換えることにより、プログラムの
発明の実施の形態およびプログラムを記録したコンピュ
ータ読取り可能な記録媒体の発明の実施の形態とするこ
とができる。また、プログラムの実施の形態およびプロ
グラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体の
実施の形態では、記録処理、状態問合せ処理、状態回答
処理、異常復旧問合せ処理はプログラムで実行される
が、このプログラムは、記録装置に記録されていて、記
録装置から中央処理装置(CPU)に読み込まれ、中央
処理装置によって、図4〜図7に書かれたフローチャー
トが実行されることになる。なお、記録装置、中央処理
装置は図示していない。
【0052】以上、ネットワークにつながれた計算機に
基づいて各実施の形態を説明したが、これは、近年、計
算機が高性能かつ安価になったことを考慮して、上記実
施の形態によれば、計算機の性能を効果的に利用するこ
とができるためである。しかし、電子機器は、計算機に
限られず、ファクシミリ、プリンタ、携帯端末機等、電
子的に機器同士がつながるものであればよい。また、記
録部、状態問合せ部、状態回答部、異常復旧問合せ部
は、ハードウエアでも、ソフトウエアでも、ファームウ
エアでも、これらの組み合わせで構成されていてもよ
い。
【0053】
【発明の効果】以上のように、本発明は、電子機器が監
視対象電子機器の異常を検知することができる。
【0054】また、状態情報は、監視対象電子機器の稼
働状態を持つことができる。
【0055】また、状態情報が監視対象電子機器の稼働
状態を持つことにより、状態問合せ部は、監視対象電子
機器の稼働状態を判断することができる。
【0056】また、状態情報により異常と判断された監
視対象電子機器が復旧していたら、状態情報を更新する
ことで、状態情報は、監視対象電子機器の稼働状態を保
存することができる。
【0057】また、複数の監視対象電子機器に問い合わ
せることにより、単独の監視対象電子機器に問い合わせ
る場合より、異常検知の処理スピードを向上することが
できる。
【0058】また、回答を受けた状態問合せ部が、回答
した電子機器に対して、異常検知の開始指示を送信する
ことにより、異常検知の処理を連鎖的に行うきっかけを
他の電子機器に与えることができる。
【0059】また、異常検知の開始指示を受けた電子機
器の状態問合せ部が、他の電子機器に対して異常検知を
開始することで、異常検知の処理を連鎖的に行うことが
できる。
【0060】また、電子機器が監視対象電子機器の異常
を検知する方法により、電子機器は、監視対象電子機器
の異常を検知することができる。
【0061】また、上記異常検知処理をコンピュータに
実行させるための異常検知プログラムにより、電子機器
が監視対象電子機器の異常を検知する処理を、コンピュ
ータ上で実行することができる。
【0062】また、上記異常検知処理をコンピュータに
実行させるための異常検知プログラムを記録したコンピ
ュータ読取り可能な記録媒体を媒体として、上記記録媒
体からコンピュータが読み取ったプログラムにより、上
記異常検知処理を、コンピュータ上で実行することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示すブロック図。
【図2】 この発明の実施の形態1〜7のリング型順序
リストのデータ構造図。
【図3】 この発明の実施の形態1〜7の状態情報のデ
ータ構造図。
【図4】 この発明の実施の形態1の状態問合せ部の処
理を示すブロック図。
【図5】 この発明の実施の形態1の状態回答部の処理
を示すブロック図。
【図6】 この発明の実施の形態2を示すブロック図。
【図7】 この発明の実施の形態3を示すブロック図。
【図8】 この発明の実施の形態4を示すブロック図。
【図9】 この発明の実施の形態5を示すブロック図。
【図10】 この発明の実施の形態6を示すブロック
図。
【図11】 この発明の実施の形態7を示すブロック
図。
【図12】 従来例の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
101 状態問合せ部、102 状態回答部、103
リング型順序リスト、104 状態情報、105 ネッ
トワーク、106a 計算機#I、 106b計算機#
I+1、106z 計算機#I−1、106d 計算機
#I+1、106e 計算機#I+2、106i 計算
機#I+J、106j 計算機#I+J−1、106k
計算機#I−2、106l 計算機#K、106m
計算機#K+1、106n 計算機#K−1、106p
計算機#K−2、109 異常復旧問合せ部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B042 GA12 JJ04 JJ13 JJ21 JJ23 KK09 5B089 GB02 JA35 JB16 KA11 KA12 KB04 MC01 MC03 5H223 AA20 CC08 DD03 EE17

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視対象とする監視対象電子機器を識別
    するための監視対象識別情報と状態情報とを記録する記
    録部と、 上記記録部が記録した監視対象識別情報から識別した監
    視対象電子機器に対して、上記記録部が記録した状態情
    報を送信し、監視対象電子機器の異常検知のために監視
    対象電子機器の状態情報を問い合わせ、監視対象電子機
    器からの回答を受信し、受信した回答に基づいて上記記
    録部の状態情報を更新する状態問合せ部と、 監視対象電子機器が送信する状態情報を受信し、受信し
    た状態情報を記録部に記録し、監視対象電子機器からの
    状態情報に関する問い合わせに対して、記録部に記録し
    た状態情報を回答する状態回答部とを備えることを特徴
    とする異常検知電子機器。
  2. 【請求項2】 上記記録部は、状態情報に監視対象電子
    機器の稼働の状態を記録することを特徴とする請求項1
    記載の異常検知電子機器。
  3. 【請求項3】 上記記録部は、状態情報に監視対象電子
    機器の稼働の状態を記録するとともに、 上記問合せ部は、上記記録部に記録された状態情報を送
    信する前に、上記記録部に記録された状態情報から監視
    対象電子機器が稼働しているかどうかを判断することを
    特徴とする請求項1記載の異常検知電子機器。
  4. 【請求項4】 上記記録部が状態情報に監視対象電子機
    器の稼働の状態を記録するとともに、 さらに、上記異常検知電子機器は、上記記録部が記録し
    た状態情報から異常と判断された監視対象電子機器に状
    態情報を問い合わせ、監視対象電子機器からの回答を受
    信し、受信した回答に基づいて上記記録部の監視対象電
    子機器の状態情報を更新する異常復旧問合せ部を備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の異常検知電子機器。
  5. 【請求項5】 上記記録部は、監視対象識別情報に監視
    対象とする監視対象電子機器を複数記録し、上記状態問
    合せ部は、上記記録部に記録した監視対象識別情報から
    識別した複数の監視対象電子機器に対して問い合わせる
    ことを特徴とする請求項1記載の異常検知電子機器。
  6. 【請求項6】 上記状態問合せ部は、回答を受信した監
    視対象電子機器に対して、他の電子機器に異常検知の開
    始指示を送信することを特徴とする請求項1記載の異常
    検知電子機器。
  7. 【請求項7】 上記状態回答部は、監視対象電子機器か
    ら異常検知の開始指示を受信した場合、受信した異常検
    知の開始を状態問合せ部に伝えて、他の電子機器に対し
    て異常検知の処理を開始させることを特徴とする請求項
    6記載の異常検知電子機器システム。
  8. 【請求項8】 監視対象とする監視対象電子機器を識別
    するための監視対象識別情報と状態情報とを記録し、 上記記録した監視対象識別情報から識別した監視対象電
    子機器に対して、上記記録した状態情報を送信し、監視
    対象電子機器の状態情報を問い合わせ、監視対象電子機
    器からの回答を受信し、受信した回答に基づいて状態情
    報を更新し、 監視対象電子機器が送信した状態情報を受信し、受信し
    た状態情報を記録し、監視対象電子機器からの状態情報
    に関する問い合わせに対して、記録した状態情報を回答
    することを特徴とする異常検知方法。
  9. 【請求項9】 監視対象とする監視対象電子機器を識別
    するための監視対象識別情報と状態情報とを記録する処
    理、 上記記録した監視対象識別情報から識別した監視対象電
    子機器に対して、上記記録した状態情報を送信し、監視
    対象電子機器の状態情報を問い合わせ、監視対象電子機
    器からの回答を受信し、受信した回答に基づいて状態情
    報を更新する処理、 監視対象電子機器が送信した状態情報を受信し、受信し
    た状態情報を記録し、監視対象電子機器からの状態情報
    に関する問い合わせに対して、記録した状態情報を回答
    する処理、をコンピュータに実行させるための異常検知
    プログラム。
  10. 【請求項10】 監視対象とする監視対象電子機器を識
    別するための監視対象識別情報と状態情報とを記録する
    処理、 上記記録した監視対象識別情報から識別した監視対象電
    子機器に対して、上記記録した状態情報を送信し、監視
    対象電子機器の状態情報を問い合わせ、監視対象電子機
    器からの回答を受信し、受信した回答に基づいて状態情
    報を更新する処理、 監視対象電子機器が送信する状態情報を受信し、受信し
    た状態情報を記録し、監視対象電子機器からの状態情報
    に関する問い合わせに対して、記録した状態情報を回答
    する処理、をコンピュータに実行させるための異常検知
    プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
    媒体。
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