JP2005157237A - 携帯用電子機器及びプロジェクタ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、発熱源を有するモバイル用途に適した電子機器において、装置表面に手で触れた場合の、熱による不快感を低減するものであり、装置本体を大型化することなく、また外観上もデザイン性を損なうことなく熱対策を行うことを目的としている。
【解決手段】本発明は、請求項1に記載するように、発熱源となる装置と、この発熱源となる装置から発生する熱を廃棄する放熱装置とをケース内に収納する電子機器において、前記ケースには前記放熱装置からの排気風を導出する開口部と、少なくとも前記発熱源となる装置に隣接する部分の外表面に植毛塗装膜を有することを特徴としている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、消費電力が比較的大きな電子機器、例えば投影形の高精細度テレビジョン(HDTV)システムやビデオプロジェクタ等に関し、特に小型で携帯型の電子機器に関するものである。
出願人は、先に、特願2001−71937号に示される画像表示装置を出願した。この画像表示装置は、白色光源と、白色光源からの光線を2次光源として集光する集光ミラーと、2次光源の位置に配置され、白色光を時間的に光の3原色に分鮮するカラーフィルタと、コンデンサレンズと、第1及び第2の折り返しミラーと、2次元に配列された各ピクセルの微小ミラーの傾きを変化させることにより反射光の角度を変化させてオン/オフ状態を作る反射表示手段と、この反射表示手段によって表された画像をスクリーンに拡大して投影する投影レンズとを備えるものである。
図5は、上記従来技術の構造図であり、10は白色光源のアーク(発光点)、11は集光ミラーとしての楕円ミラー、15は輪帯部分が光の三原色(赤、緑、青)に分割された回転可能なカラーフィルタ、13は光学部品であるライトトンネル、16はコンデンサレンズ、17は折り返しミラーとしての平面ミラー、18は第2の折り返しミラーとしての球面ミラー、19は反射表示手段としてのDMD(ディジタルマイクロミラーデバイス)、3は第2のコンデンサレンズ、20は投影レンズである。
ここで、DMD19は、「光学」(vol.25,No.6,p.313〜314,1996年)に記載されているように、2次元的に配列した各ピクセルが微小なミラーから構成され、各ピクセルごとにその直下に配置されたメモリー素子による静電界作用によって上記微小ミラーの傾きを制御し、反射光の反射角度を変化させることによってオン/オフ状態を作る反射形表示素子である。そして、ピクセルがオフの状態では、当該ピクセルの微小ミラーによる反射光が投影レンズに入射せず、ピクセルがオンの状態では、当該ピクセルの微小ミラーによる反射光が投影レンズ20に入射してスクリーンに画像を形成するように光学系部品を配置する必要がある。なお、各ピクセルの微小ミラーのオン時の傾き角は、DMD19の光線の入射面に対して10度から12度程度と決められている。
このようなプロジェクタ装置は、高出力の光源を用いているため、光源の周りに高熱が発生する。この熱は内臓された電子回路基板に悪影響を与え、プロジェクタ装置の誤動作を誘発することになる。
このため、熱を除去する目的でファンなどが用いられる。
例えば、下記特許文献に熱対策の技術を示す。
この特許文献は、排気熱の低減技術として、本体ケースに別体で外気と排気とを混合して廃熱の温度を低下させることが記載されている。この従来例では、ランプの冷却効率を落とすことなく、排気熱の温度を低減できるものであるが、プロジェクタ本体とは別体でファンを設けるため、プロジェクタ装置全体としては大型化してしまうという問題がある。
この問題に対して、先に特願平2003−291012号を出願した。
これは図3、図4に示すように、光源の周囲に導風フード体120を設け、冷却風をAとBに分岐させ、排気の際、過熱された排気風Aに過熱されていない冷却風Bを混合することで、排気風の温度を低減するものである。
特開平11−87963号
出願人は、例えば幅18センチ、高さ4.5センチ、奥行き16.3センチメートルの小型プロジェクタを製造販売している。
このプロジェクタ装置は現在最も小さいプロジェクタであるが、このような小型になると、誤動作や高温排気風などの問題以外にケース自体の加熱の問題が生じてくる。
すなわち、操作者が本体に設けられたスイッチを操作する際、あるいは装置を持ち運びする際、操作者あるいは携帯者の手に高い温度を感じさせ不快感を与えることがあった。
通常、プロジェクタに限らず、発熱源を有する電子機器例えばパソコンなどにおいても、熱の問題が発生し、この熱対策としてファンなどで機器内部の熱を廃棄する手法が取られている。
しかしながら、このようなファンなどによる排気で電子機器の動作不良は発生しないものの、持ち運び時の熱による不快感は依然として解決されなかった。
尚、この問題は、手で触れたら火傷を負うというような深刻な問題ではないが、製品の品質イメージに関わる問題として検討が必要となったものである。
上記課題を解決するため、本発明は、請求項1に記載するように、発熱源となる装置と、この発熱源となる装置から発生する熱を廃棄する放熱装置とをケース内に収納する電子機器において、前記ケースには前記放熱装置からの排気風を導出する開口部と、少なくとも前記発熱源となる装置に隣接する部分の外表面に植毛塗装膜を有することを特徴としている。
本発明では、装置表面に手で触れた場合の、熱による不快感を塗装層を用いて低減するものであり、装置本体を大型化することなく、また外観上もやわらかい感じを生じさせることが可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、プロジェクタを例にして図面を参照して詳細に説明する。
図2にプロジェクタの全体構成を示す。
10は光源であり、この光源10の周囲には反射鏡(リフレクタ)11が設けられている。
この光源10の光放出開口にはレンズ12が設けられており、このレンズ12の焦点にライトトンネル13の光入力面が配置されている。
尚、ライトトンネル13は光を均一化するためのものである。
本プロジェクタは、より小型化を実現するために、光源10は光軸が、投影方向に平行になるように設けられており、このため、光源10からの光を直角に導くようにミラー14が設けられている。
ライトトンネル13の光出力端にはカラーホイール15が設けられており、このカラーホイール15は、赤、青、緑の光を透過させるフィルタからなり、このフィルタが回転可能に配置されている。
カラーホイール15の光出力面には、第1のコンデンサレンズ16が設けられており、この第1のコンデンサレンズ16から連続して出力される赤、青、緑の均一光は、第1の折り返しミラー17、第2の折り返しミラー18により光軸を調節され、第2のコンデンサレンズ3を介してDMD19に入射される。
第2のコンデンサレンズ3は、折り返しミラーとの対向面が凸形状面であり、凸レンズの球面の一部を矩形状に削り取った形状を成している。
尚、その曲率は表面反射によるハレーションが少なくなるように設計されている。
DMD19は複数の微小なミラーから成り、各入射光の色の画像を形成させるため、各ミラーの内で画像を形成するミラーをオンとすることで、オン状態のミラーの光を投影レンズ側へ反射する。
22は冷却ファンであり、光源10、リフレクタ11、ライトトンネル13などを冷却する。
冷却後の排気風は図示しない側面に設けられた排気口から外部に排気される。
21はメイン基板であり、画像処理用の集積回路が配置されている。
また図示しないが、電源基板が内蔵されている。
尚、投影レンズは複数のレンズから構成されている。
本実施例のプロジェクタ1の外観を図1に示す。
2は本体ケース、3はこのケースに設けられた排気用の開口、4は投影レンズ、5はレンズ保護カバーである。
本体ケースの前端部6は使用時に上方に移動し、非使用時には図示しないが下方に移動する。
尚、この前端部6には冷却風の吸気口7が設けられている。
光源はケース前部に収納されているが、ケース前端部6は、使用時に図示するように上方に移動するため比較的温度は低い。
本実施例で最も高温となる部位は、図1(b)の8に示す部分である。
この部位8を含む本体ケース2の外表面全面に厚さ1ミリメートル程度の短毛繊維層が接着材層を介して設けられている。
この短毛繊維層は接着剤層に静電塗布により設けられるが、この塗装技術は、例えば特開2001−250646号、特開2002−93873号に記載されている。
従来、この塗装は植毛塗装と呼ばれ、自動車の室内や建築用の建材などに用いられている。
この構成のプロジェクタ1においては、ケースの部位8が最も加熱され、手で触って最も熱く感じられるため、この部位8付近のみに植毛塗装を行ってもよい。
また、本体側面に設けられた排気口3の付近にのみに植毛塗装を行ってもよい。
また、短毛繊維をファンが吸込むことを防止すると共に、短毛繊維が吸気開口を塞ぐことを防止するため、吸気口7の周辺を除いた部分に植毛塗装を行ってもよい。
また、手に触れやすい部分、例えば操作ボタンの配置部や側面のみに植毛塗装を行ってもよい。
また、図示しないが光源はユニット化されているが、このユニットやユニットの取出し口等、光源周辺のみに植毛塗装を行ってもよい。
尚、これらの植毛途装における短毛繊維は手で触れた場合の感覚の改善の他に、例えば搬送時に装置本体を落下させたり物にぶつけるなどして衝撃を与えた場合において、ケース内の精密機器に対しての衝撃を緩和する効果も有している。
更に、ケース内の冷却装置としては、ファンではなく、水冷式の冷却装置を用いてもよい。
尚、本実施例では、画像形成用のデバイスとしてDMDを用いたプロジェクタを示したが、本発明のプロジェクタは、DMDプロジェクタに限定されるものではなく、例えば液晶ライトバルブを用いた液晶プロジェクタであってもよい。
また、携帯型ノートパソコンのような電子機器でもよい。
ノートパソコンの場合は、キーボードの前方の手を乗せる部位に植毛塗装を行う。
ノートパソコンの場合、手を乗せる部位に配置する厚手の保護具が市販されているが、パソコンのデザイン性を損なうものとなっている。
本発明の装置では、このような保護具を用いる必要がなくなる。
尚、ノートパソコンの場合、ひざの上に乗せて使用する場合が想定されるため、ノートパソコンの底部にも植毛塗装を行うとよい。
また、植毛塗装の材料としては、短毛繊維に限定されるものではなく、セラミックビースやプラスチックビーズ、顔料などを用いても良い。
本発明では、携帯型の電子機器であって発熱源を有するものに利用でき、デザイン性を損なうことなく、手で触った場合の熱による不快感を低減し、また手の触感をよくすることが可能となる。
図1は、本発明の実施例の形態に係るプロジェクタの構造を示す斜視図である。 図2は、本発明の実施例の形態に係るプロジェクタの構成を示す構成図である。 従来の光源を示す斜視図である。 従来の冷却動作を示す概念図である。 従来のプロジェクタの構成を示す概念図である。
符号の説明
1:プロジェクタ
2:ケース体
3:通風口

Claims (2)

  1. 発熱源となる装置と、この発熱源となる装置から発生する熱を廃棄する放熱装置とをケース内に収納する電子機器において、前記ケースには前記放熱装置からの排気風を導出する開口部と、少なくとも前記発熱源となる装置により加熱される部分の外表面に植毛塗装膜を有することを特徴とする携帯用電子機器。
  2. 画像処理回路が配置された第1の回路基板と、電源回路が配置された第2の回路基板と、光源と、この光源からの光を変調して画像を形成する画像形成装置と、この画像形成装置から生成された画像を拡大して投影する投影レンズとをケース内に収納するプロジェクタ装置において、前記ケースには前記放熱装置からの排気風を導出する開口部と、少なくとも光源により加熱される部分の外表面に植毛塗装膜を有することを特徴とするプロジェクタ装置。
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