JP2005156504A - 計器装置 - Google Patents

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Koji Toyama
耕治 遠山
Masaharu Watanabe
政晴 渡辺
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Abstract

【課題】 反射光を抑えるとともに、その表面に映る影をぼかすことで良好な視認性を得ることが可能な計器装置を提供するものである。
【解決手段】 背後に表示部11を設けた第1の表示部材である平板状導光体3と、平板状導光体3の背後に設けられる第2の表示部材4とを備えた計器装置において、平板状導光体3の表面に凹凸部3cを形成し、この凹凸部3cを設けた側の前記第1の表示部材に反射防止膜3eを形成したものである。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えば自動車に搭載される計器装置に関し、特に、透過して背後を視認することが可能な表示部材を備えた計器装置に関する。
従来の計器装置は、平板状導光板の裏面に文字板意匠を施すと共に、その裏面側に、平板状導光体に隔離させて遮光板を対向配置して文字板を構成し、遮光板にウォーニング意匠を施すと共に、ウォーニング意匠に対向させてウォーニング用光源を設けた。ウォーニング意匠は隔離距離により文字板意匠の後方に視認することができるものであった(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−28399号公報(図1参照)
しかし、従来の計器装置は、平板状導光板表面での反射光による視認性の低下を抑えるために、平板状導光体の表面にフッ化マグネシウムなどを真空蒸着させて透明な薄膜を作り、光の干渉を利用して照明などによる外光を打ち消すARコーティングなどの反射防止膜を施してある。しかし、このようなARコーティングを施した平板状導光板であっても、その表面に映る影(例えば、運転者の影など)をはっきりと視認することができ、視認性を低下させるものであった。特に、自動車などの計器装置においては、車両の移動に伴いその環境が様々に変化するため、外光の影響を受けやすかった。
そこで、本発明は、この点に鑑みてなされたもので、その主な目的は、反射光を抑えるとともに、その表面に映る影をぼかすことで良好な視認性を得ることが可能な計器装置を提供するものである。
本発明は前記目的を達成するため、背後に表示部を設けた第1の表示部材と、前記第1の表示部材の背後に設けられる第2の表示部材とを備えた計器装置において、前記第1の表示部材の表面に凹凸部を形成し、この凹凸部を設けた側の前記第1の表示部材に反射防止膜を形成したものである。
また、指針と、この指針の背後に設けられるとともにその背面に表示部を設けた第1の表示部材と、前記第1の表示部材の背後に設けられる第2の表示部材とを備えた計器装置において、前記第1の表示部材の表面に凹凸部を形成し、この凹凸部を設けた側の前記第1の表示部材に反射防止膜を形成したものである。
また、前記反射防止膜に撥水層を設けたものである。
以上、本発明によれば、初期の目的を達成することができ、反射光を抑えるとともに、その表面に映る影をぼかすことで良好な視認性を得ることが可能な計器装置を提供することができる。
本発明の計器装置は、背後に表示部11を設けた第1の表示部材である平板状導光体3と、平板状導光体3の背後に設けられる第2の表示部材4とを備えた計器装置において、平板状導光体3の表面に凹凸部3cを形成し、この凹凸部3cを設けた側の前記第1の表示部材に反射防止膜3eを形成したものである。このように構成したことによって、反射光を抑えるとともに、その表面に映る影をぼかすことで良好な視認性を得ることが可能な計器装置を提供することができる。
また、指針2と、この指針2の背後に設けられるとともにその背面に表示部11を設けた第1の表示部材である平板状導光体3と、平板状導光体3の背後に設けられる第2の表示部材4とを備えた計器装置において、平板状導光体3の表面に凹凸部3cを形成し、この凹凸部3cを設けた側の前記第1の表示部材に反射防止膜3eを形成したものである。このように構成したことによって、反射光を抑えるとともに、その表面に映る影をぼかすことで良好な視認性を得ることが可能な計器装置を提供することができる。
また、反射防止膜3eに撥水層3fを設けたものである。このように構成したことによって、反射光を抑えるとともに、その表面に映る影をぼかすことで良好な視認性を得ることが可能な計器装置を提供することができる。また、撥水層を設けたことにより、第1の表示部材の取り扱いの容易な計器装置を提供することができる。
図1から図3は本発明の一実施例を示すものである。
本実施例の計器装置1は、本実施例では、車両に搭載したエンジンの回転数を表すエンジン回転計であり、図1に示すように、指針2と第1の表示部材である平板状導光体3と第2の表示部材4を備えている。なお、5は見返しであり、6は見返し5の前面を覆うカバーガラスであり、7は平板状導光体3や第2の表示部材4を保持するフレームであり、8は指針2を駆動する計器本体であり、9は回路基板である。
指針2は後述する指針用光源によって発光するものであり、計器本体8と指針軸10によって連結されており、計器本体8によって平板状導光体3上を回転する。
平板状導光体3は光が透過する合成樹脂であり、指針2の背後に設けられ、その背面に表示部11である回転計の数字や目盛りなどを備えている。この表示部11は白色で印刷によって形成されている。また、平板状導光体3は、その中央に貫通孔3aを備えたリング形状である。
第2の表示部材4は平板状導光体3の背後に離間して設けられている。本実施例では、この第2の表示部材4はその表面前面を図示しない暗色(黒色)の着色層を備えており、その前面に白色のインクにて、第2の表示部4aが印刷形成されている。この第2の表示部4aは回転計の単位である。また、この第2の表示部材4も平板状導光体3と同様にその中央に貫通孔4bを備えたリング形状である。
見返し5は遮光性の合成樹脂にて形成されており、平板状導光体3が露出する開口5aを備えている。また、この見返し5には、図示しない運転者側に伸びる庇5bを備えており、さらにこの庇5bにはカバーガラス6が固定されており、このカバーガラス6は透明な合成樹脂製で、指針2や平板状導光体3を埃などから保護するものである。
フレーム7は遮光性の白色の合成樹脂からなり、このフレーム7は遮光壁7aと外周壁7cとを備えており、遮光壁7aと外周壁7cは平板状の連結部7bにて接続されている。遮光壁7aはほぼ円筒形である。遮光壁7aの先端部が平板状導光体3の貫通孔3aに挿入した状態で、平板状導光体3がフレーム7に固定されている。また、遮光壁7aは第2の表示部材4の貫通孔4bを貫通し、第2の表示部材4が連結部7b上に設けられている。また、遮光壁7aの背後には、回路基板9が固定されている。
回路基板9には、指針2を駆動する計器本体8と指針2を照明する指針用光源12が取り付けられている。光源12は指針軸10を中心とした円上に複数個設けられている。また、回路基板9には、平板状導光体3を照明する光源13を実装した可撓性の配線基板14と接続するコネクタ15が設けられている。
計器本体8は交叉コイル式計器本体やステッピングモータなどが好適である。また、光源12,13は発光ダイオードなどである。本実施例では、指針用光源12の発光色は赤色で、光源13の発光色は白色であり、互いの発光色が異なっている。そして、指針用光源12は遮光壁7aにて囲まれた空間内に収納されており、光源13は平板状導光体3の外周部周囲に設けられており、光源12,13の光は混じり合わないようになっている。
16は遮光性の黒色の合成樹脂からなる遮蔽部材で、その形状はリング状であり、平板状導光体3と第2の表示部材4との間からフレーム7や配線基板14が見えないように覆い隠すものである。
平板状導光体3の表面には、太陽光などの外光などの映り込み(グレア)を少なくして表示を見やすくするために、微細な凹凸部3cが設けられている。なお、この凹凸部3cを、平板状導光体3の表面に二酸化ケイ素(シリカ)などの粉末をコーティング処理して凹凸を作るシリカコーティングなどを施すことによって設けてもよい。また、凹凸部3c上には、平板状導光体3の凹凸部3cを保護する硬質の保護層3dが形成されている。また、凹凸部3cを設けた平板状導光体3の保護層3d上には、前記ARコーティングなどの反射防止膜3eが形成されている。また、この反射防止膜3eは、平板状導光体3の背面側にも形成されている。また、反射防止膜3eに撥水層3fを設けてある。このように、撥水層3fを設けたことにより、計器装置の生産工程中などで反射防止膜3eにふれたとしても、撥水層3fによって、汚れを除去することが容易で、平板状導光体3の取り扱いが容易となる。
平板状導光体3は、光源13から出た光によって、平板状導光体3内を通過して表示部11を照明する。また、表示部11と第2の表示部がそれぞれ同一平面上ではなく、それぞれ異なる面で視認されるので、奥行き感のある立体的な表示が可能となる
以上のように、反射防止膜3e設けたことによって、平板状導光板3表面での反射光による視認性の低下を抑えることができ、また、平板状導光体3の表面に形成した微細な凹凸部3cを設けたことによって光が拡散し、その表面に映る影をぼかすことができ、視認性を低下を抑制し、良好な視認性を得ることができる。
また、凹凸部3cによって、通常であれば、平板状導光体3の背後の第2の表示部4aがぼやけてしまうが、凹凸部3c上に反射防止膜3eを形成したことで、表示部11や第2の表示部4aをくっきりと視認することができる。特に、本実施例にように、平板状導光体3と第2の表示部材4とを離間して配置し、平板状導光体3を通して表示部材4を視認する場合においては有効である。
また、本実施例では、凹凸部3cと反射防止膜3eとの間に保護層3dを設けてあったが、前記実施例に限定されるものではなく、凹凸部3cに直接反射防止膜3eを設けてもよい。
本発明の一実施例の計器装置の正面図。 図1中A−A線の断面図。 同実施例の平板状導光体(第1の表示部材)の拡大断面図。
符号の説明
1 計器装置
2 指針
3 第1の表示部材(平板状導光体)
3c 凹凸部
3d 保護層
3e 反射防止膜
3f 撥水層
4 第2の表示部材
11 表示部

Claims (3)

  1. 背面に表示部を設けた第1の表示部材と、前記第1の表示部材の背後に設けられる第2の表示部材とを備えた計器装置において、前記第1の表示部材の表面に凹凸部を形成し、この凹凸部を設けた側の前記第1の表示部材に反射防止膜を形成したことを特徴とする計器装置。
  2. 指針と、この指針の背後に設けられるとともにその背面に表示部を設けた第1の表示部材と、前記第1の表示部材の背後に設けられる第2の表示部材とを備えた計器装置において、前記第1の表示部材の表面に凹凸部を形成し、この凹凸部を設けた側の前記第1の表示部材に反射防止膜を形成したことを特徴とする計器装置。
  3. 前記反射防止膜に撥水層を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の計器装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010190599A (ja) * 2009-02-16 2010-09-02 Nippon Seiki Co Ltd 表示板と、この表示板を用いた計器装置
JP2011242144A (ja) * 2010-05-14 2011-12-01 Nippon Seiki Co Ltd 表示装置
CN106486017A (zh) * 2015-08-27 2017-03-08 威斯通全球技术公司 无缝仪表板
JP2018144514A (ja) * 2017-03-01 2018-09-20 株式会社デンソー 車両用表示装置及びその製造方法

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