JP2005153848A - 物体運搬用車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】 タンク内に水滴が発生するのを防止することができる粉体運搬用車両を提供する。
【解決手段】粉体を収納するタンク3を備えているタンクローリー1において、タンク3内の温度を検知するタンク内温度検知センサ9と、タンク3表面の温度を検知する表面温度検知センサと、タンク3表面の温度をタンク3内の温度に調整する温度調整部15とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、タンクローリー、バルク車およびタンク、バルクコンテナ等の物体運搬車両に関する。
技術背景
一般に、小麦粉等の粉体(物体)を運搬する際には、この粉体を袋詰にしたり、或いは、ばらの状態で運搬している。粉体を袋詰にして運搬する場合には、粉体を収納した袋をトラック等に積載して運搬する。一方、粉体をばらの状態で運搬する場合には、粉体をタンクローリーのタンクに収納して運搬することが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−168430号公報
しかしながら、上記タンクローリーでは、タンク内の粉体とタンク表面との温度差が生じるとタンク内に結露が発生してしまうという問題がある。
この場合、タンク内の水滴によりタンク内の粉体が濡れて異物(粉体の塊)が生じたり、水滴に付着した粉体によりタンク内にカビが発生したりしてしまう。このため、タンク内の清掃を頻繁に行なわなければならず、タンクローリーのメンテナンスの手間がかかっていた。また、タンク内の粉体が濡れると、タンク内の粉体をタンク外に排出するために、タンクを傾斜させるための傾斜機構を駆動してタンクを傾かせても、タンク内から粉体がスムーズに排出されず、上記傾斜機構を駆動してタンクを揺動させたり、あるいはタンクの表面をハンマー等で叩いたりするため、騒音が発生する。
一方、タンク内に液体を入れていた場合においては、タンク内に発生した結露がタンク内の液体に混合してしまう。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、タンク内に水滴が発生するのを防止することができる物体運搬用車両を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、物体を収納するタンクを備えている物体運搬用車両において、
タンク内の温度を検知するタンク内温度検知部と、
タンク表面の温度を検知する表面温度検知部と、
タンク表面の温度をタンク内の温度に調整する温度調整部と、
を備えていることを特徴とする。
ここで、物体とは、粉体あるいは液体を含むものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記温度調整部は、液体が収納された液体収納部と、この液体収納部内の液体の熱を交換する熱交換器と、前記タンク表面に設けられ、前記液体収納部からの液体が通過する液体通路と、この液体通路に前記液体収納部内の液体を送り出す送出部とを備えていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記温度調整部は、電熱線ヒーターが組み込まれているシート状の発熱部材を備えていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明において、前記タンク内温度検知部が検知したタンク内の温度と前記表面温度検知部が検知したタンク表面の温度との温度差が予め設定された範囲外であった場合に、前記液体収納部の温度をタンク内の温度に略一致するように前記温度調整部を制御する制御部とを備えていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項2乃至4のいずれかに記載の発明において、前記熱交換器は前記物体運搬用車両のエンジンの冷却を行なう冷却水を使用していることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項3乃至5のいずれかに記載の発明において、前記発熱部材は前記タンクの上側に配置され、前記タンクの上側には前記発熱部材を巻き取る巻き取り部が設けられていることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6のいずれかに記載の発明において、前記タンク内温度検知部が検知したタンク内の温度と、前記表面温度検知部が検知したタンク表面の温度との温度差が予め設定された範囲外であった場合に、その旨を報知する報知部を備えていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明では、タンク内の温度を検知するタンク内温度検知部と、タンク表面の温度を検知する表面温度検知部と、タンク表面の温度をタンク内の温度に調整する温度調整部とを備えているので、タンク内の物体とタンク表面との温度差が生じるのを防止することができ、タンク内に結露が発生するのを防止することができる。したがって、タンク内に水滴が発生しないため、タンク内の水滴によりタンク内の物体が濡れて異物が生じたり、水滴に付着した物体によりタンク内にカビが発生したりするのを防止することができ、タンク内の清掃を頻繁に行なう必要がなく、タンクローリーのメンテナンスの手間を軽減することができる。さらには、タンク内に水滴が発生するのを防止することができるため、タンク内の物体をタンク外にスムーズに排出することができ、従来のようにタンクを傾斜させるための傾斜機構を駆動してタンクを揺動させたり、あるいはタンクの表面をハンマー等で叩いたりすること等に起因する騒音の発生を防止することができる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、温度調整部は、液体が収納された液体収納部と、この液体収納部内の液体の熱を交換する熱交換器と、タンク表面に設けられ、液体収納部からの液体が通過する液体通路と、この液体通路に液体収納部内の液体を送り出す送出部とを備えているので、液体収納部内の水等の液体は熱交換器によりタンク内の温度に調整された後、送出部によりタンク表面に設けられた液体通路内に送り込まれるため、タンク表面の温度をタンク内の温度に効率良く調整することができる。
請求項3に記載の発明では、請求項1又は2に記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、温度調整部は、電熱線セーターが組み込まれているシート状の発熱部材を備えているので、タンク表面の多くの部分を発熱部材で覆うことができるため、タンク表面の温度をタンク内の温度に迅速的かつ効率的に調整することができる。
請求項4に記載の発明では、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、タンク内温度検知部が検知したタンク内の温度と表面温度検知部が検知したタンク表面の温度との温度差が予め設定された範囲外であった場合に、液体収納部の温度をタンク内の温度に略一致するように温度調整部を制御する制御部とを備えているので、タンク表面の温度をタンク内の温度に自動的に調整する(タンク表面の温度とタンク内の温度とを略一致させる)ことができるため、タンク表面の温度とタンク内の温度とを常に略一致させることができ、温度調整の手間がかからない。
請求項5に記載の発明では、請求項2乃至4のいずれかに記載の発明と同様な効果を奏するとともに、熱交換器は物体運搬用車両に搭載されているエンジンの冷却水をそのまま用いるため、別途冷却水等を用意する必要がなく、物体運搬用車両の製造コストの低減を図ることができる。
請求項6に記載の発明では、請求項3乃至5のいずれかに記載の発明と同様な効果を奏するとともに、発熱部材は前記タンクの上側に配置され、前記タンクの上側に発熱部材を巻き取る巻き取り部が設けられているので、必要がある場合には巻き取り部から発熱部材を引き出し、必要が無い場合には巻き取り部により発熱部材を巻き取って収納することができ、必要に応じて発熱部材を用いることができる。
請求項7に記載の発明では、請求項1乃至6のいずれかに記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、タンク内温度検知部が検知したタンク内の温度と、表面温度検知部が検知したタンク表面の温度との温度差が予め設定された範囲外である場合に、その旨を報知する報知部を備えているので、タンク表面の温度とタンク内の温度との温度差を常時確認する必要がなく、物体運搬用車両の運転手等の手間を軽減することができるとともに、温度差がある場合に気付かずにそのまま放置してしまうのを防止することができる。
発明の実施するための最良の形態
以下、添付した図面を参照しながら、本発明の本実施の形態を詳細に説明する。なお、図1は本実施の形態に係るバルク車を概略的に示す側面図であり、図2はバルク車のタンクが傾斜した状態を示す図であり、図3は温水タンクおよびその近傍を拡大して示す図であり、図4は図1のバルク車のタンクの上側を概略的に示す図であり、図5は図1のバルク車のタンクの下側を概略的に示す図であり、図6は本実施の形態の制御系を示すブロック図であり、図7は制御部による制御の流れを概略的に示すフローチャートである。
図1に示すように、本実施の形態に係る物体運搬用車両であるバルク車1は、例えば麺の材料となる粉体である小麦粉(物体)を運搬するものであり、この小麦粉を収納するタンク3を備えている。なお、本実施の形態では粉体として小麦粉を例に挙げて説明するが、粉体としては小麦粉に限定されないことは言うまでもない。
タンク3は、図2に示すように、タンク3の前側に設けられた揺動機構5の駆動により、タンク3の後部に設けられた支点(図示せず)を中心に上下に揺動するようになっており、揺動機構5を駆動してタンク3の前部が上になるように(図2に示す位置)タンク3を傾斜させることによりタンク3内の小麦粉がタンク3の後部に形成された排出口から排出されるようになっている。なお、揺動機構5は、シリンダ7とこのシリンダ7に収納されたシャフト8とを有しており、図示しない油圧機構によりシリンダ7内のシャフト8をシリンダ7内から送り出して、タンク3をその前面が上になるように傾斜させ、シリンダ7内にシャフト8を収納して、タンク3を図1に示す初期位置に復帰させるようになっている。
図1に示すように、タンク3の表面には、タンク3表面の温度を検知するタンク表面温度検知センサ9が設けられ、タンク3内には、タンク3内の温度を検知するタンク内温度検知センサ11が設けられており、タンク3の下側には燃料タンク13が設けられている。また、タンク3には、タンク3表面の温度をタンク3内の温度に調整する温度調整部15が設けられている。
図1及び図3に示すように、温度調整部15は、タンク3の下側でかつ燃料タンク13の近傍に設けられ、温水(液体)が入った温水タンク(液体収納部)17と、この温水タンク17内の温水の温度を検知する温水温度検知センサ19と、熱交換によりバルク車1のエンジンの冷却水や温水タンク17内の温水の温度調整を行なうラジエータ(熱交換器)21と、タンク3表面に設けられ、温水タンク17からの温水が通過する複数の銅管パイプ(液体通路)23と、温水タンク17内の温水を銅管パイプ23に送り出す温水ポンプ(送出部)25と、電熱線ヒーターが組み込まれているシート状のシートシャッター(発熱部材)27とを備えている。
上記銅管パイプ23は、図1、図4および図5に示すように、タンク3表面の前側、後側、上側および下側にそれぞれ設けられている。各銅管パイプ23の温水の流入側は、温水ポンプ25およびこの温水ポンプ25の下流側に設けられた分配器(図示せず)を介して温水タンク17の流出側に接続され、各銅管パイプ23の流出側は、これらの各流出側を1つにまとめる集管器(図示せず)を介して温水タンク17の流入側に接続されている。すなわち、温水タンク17内の温水は温水ポンプ25の作用により、各銅管パイプ23の流入側に流入し、各銅管パイプ23を通った後、各銅管パイプ23の流出側から温水タンク17に流入して循環するようになっている。
また、タンク3の前部の上側には、上記シートシャッター27を巻き取る巻き取り部29が設けられている。巻き取り部29は、シャッターボックス30と、このシャッターボックス30内に配置され、シートシャッター27の巻き取りおよび送出を行なうための巻き取りシャフト31と、この巻き取りシャフト31を正逆回転させる駆動部33(図6参照)とを備えている。なお、本実施の形態では、巻き取りシャフト31を正回転させると、シートシャッター27がシャッターボックス30内に収納され、巻き取りシャフト31を逆回転させると、シートシャッター27がシャッターボックス30から送り出されるようになっている。
図6に示すように、バルク車1には、温度調整部15および巻き取り部29の駆動を制御する制御部35が設けられている。この制御部35には、タンク表面温度検知センサ9と、タンク内温度検知センサ11と、温度調整部15の温水温度検知センサ19、ラジエータ21および温水ポンプ25と、巻き取り部29の駆動部33と、バルク車1の運転席に設けられた操作部37とが電気的に接続されている。制御部35は、各温度検知センサ9,11,19から送られる検知値(温度情報)により、タンク3表面の温度とタンク3内の温度との温度差が予め設定された範囲外であった場合に、ラジエータ21および温水ポンプ25を制御するようになっている。また、制御部35は、操作部37からの信号により、ラジエータ21、温水ポンプ25、巻き取り部29の駆動部33を制御するようになっている。
なお、本実施の形態では、上記温度差の範囲は±5℃に設定されているが、これに限定されず、適宜変更可能であることは言うまでもない。
次に、図7に示すフローチャートおよび上記構成に基づいて本実施の形態の作用を説明する。
バルク車1の走行中において、タンク表面温度センサ9およびタンク内温度センサ11は、検知した温度情報を制御部35に送信している。制御部35は、外気によりバルク車1のタンク3表面の熱が奪われてタンク3内の温度とタンク3表面との温度差が大きくなり、各温度センサ9,11からの検知値が予め設定された範囲である±5℃を越えていた場合(ステップS1)には、シートシャッター27を発熱させるとともに、ラジエータ21を駆動して温水タンク17内の温水を加熱し、温水ポンプ25を駆動して温水タンク17内の温水を各銅管パイプ23内に送り出す(ステップS2)。
そして、シートシャッター27からの熱および各銅管パイプ23内を流れる温水の熱により、タンク3表面が加熱されていき、タンク3表面の温度とタンク3内の温度とが略一致したら(ステップS3)、温水ポンプ25の駆動を停止する。
一方、夏等、外気の温度が高いとき、あるいは停車している等において、タンク3表面の加熱をさほど行なう必要が内場合には、操作部37を操作して駆動部33を駆動してシートシャッター27をシャッターボックス30内に収納する。
このように、本実施の形態においては、タンク3内の温度とタンク3表面の温度との温度差が所定値になると、これらの温度を略一致させるようにしているので、タンク3内に結露が発生するのを防止することができる。したがって、タンク3内に水滴が発生しないため、タンク3内の水滴によりタンク3内の小麦粉が濡れて小麦粉の塊といった異物が生じたり、水滴に付着した小麦粉によりタンク3内にカビが発生したりするのを防止することができ、タンク3内の清掃を頻繁に行なう必要がなく、バルク車1のメンテナンスの手間を軽減することができる。さらには、タンク3内に水滴が発生するのを防止することができるため、タンク3内の小麦粉をタンク3外にスムーズに排出することができ、従来のように揺動機構(傾斜機構)5を駆動してタンク3を揺動させたり、あるいはタンク3の表面をハンマー等で叩いたりすること等に起因する騒音の発生を防止することができる。
また、シートシャッター27により、タンク3表面の上側の多くの部分を覆うことができるため、タンク3表面の温度をタンク3内の温度に迅速的かつ効率的に調整することができる。
また、制御部35を設けることにより、タンク3表面の温度をタンク3内の温度に自動的に調整する(タンク3表面の温度とタンク3内の温度とを略一致させる)ことができるため、タンク3表面の温度とタンク3内の温度とを常に略一致させることができ、温度調整の手間がかからない。
また、熱交換器としてバルク車1に搭載されているエンジンの冷却水をそのまま用いるため、別途冷却水等を用意する必要がなく、バルク車1の製造コストの低減を図ることができる。
また、シートシャッター27を巻き取る巻き取り部29が設けられているので、必要がある場合には巻き取り部29のシャッターボックス30からシートシャッター27を引き出し、必要が無い場合にはシートシャッター27をシャッターボックス30に収納することができ、必要に応じてシートシャッター30を用いることができる。
本発明は、上記実施の形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形が可能である。
例えば、上記実施の形態ではタンク3表面の温度調整は制御部35により、自動的に行なわれていたが、これに代えて、操作部37を操作する手動により、タンク3表面の温度調整を行なうようにしても良い。この場合、運転席に、温度差がある旨を光りによる報知を行なう報知部である警告ランプ(図示せず)を設け、タンク3表面の温度とタンク3内の温度との温度差が予め設定された設定値外であった場合に、警告ランプによる報知を行なうようにしても良い。そうすると、温度調整を手動で行なう場合において、タンク3表面の温度とタンク内の温度との温度差を常時確認する必要がなく、物体運搬用車両の運転手等の手間を軽減することができるとともに、温度差がある場合に気付かずにそのまま放置してしまうのを防止することができる。なお、報知部としては、警告ランプの他に、音による報知を行なう警告ブザーなどを用いるようにしても良い。
また、本実施の形態では、制御部35が各温度検知センサ9,11からの温度情報によりタンク3表面の温度を自動的に調整したが、これに代えて、タンク3表面の温度を検知する温度計、タンク3内の温度を検知する温度計を運転席に設けて、運転手に監視させるようにし、運転手が運転席の操作部を操作37をすることにより、ラジエータ21や温水ポンプ25を駆動して、タンク3表面の温度を調整するようにしても良い。
さらには、上記操作部37は運転席のみならず、例えばタンク3の側面に設けて、バルク車1の外側から操作可能にするようにしても良い。この場合、上記各温度計もタンク3の側面に設けるのが望ましい。
また、本実施の形態では、物体として、粉体である小麦粉を例にとって説明したが、物体としては、液体であっても良い。この場合、液体にタンク3内の結露により生じた水が、タンク3内の液体と混合するのを防止することができる。
本実施の形態に係るバルク車を概略的に示す側面図である。 バルク車のタンクが傾斜した状態を示す図である。 温水タンクおよびその近傍を拡大して示す図である。 図1のバルク車のタンクの下側を概略的に示す図である。 図1のバルク車のタンクの上側を概略的に示す図である。 は本実施の形態の制御系を示すブロック図である。 制御部による制御の流れを概略的に示すフローチャートである。
符号の説明
1 バルク車(物体運搬用車両)
3 タンク
9 表面温度検知センサ(表面温度検知部)
11 タンク内温度検知センサ(タンク内温度検知部)
15 温度調整部
17 温水タンク(液体収納部)
21 ラジエータ(熱交換器)
23 銅管パイプ(液体通路)
25 温水ポンプ(送出部)
27 シートシャッター(発熱部材)
35 制御部

Claims (7)

  1. 物体を収納するタンクを備えている物体運搬用車両において、
    タンク内の温度を検知するタンク内温度検知部と、
    タンク表面の温度を検知する表面温度検知部と、
    タンク表面の温度をタンク内の温度に調整する温度調整部と、
    を備えていることを特徴とする物体運搬用車両。
  2. 前記温度調整部は、液体が収納された液体収納部と、この液体収納部内の液体の熱を交換する熱交換器と、前記タンク表面に設けられ、前記液体収納部からの液体が通過する液体通路と、この液体通路に前記液体収納部内の液体を送り出す送出部とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の物体運搬用車両。
  3. 前記温度調整部は、電熱線ヒーターが組み込まれているシート状の発熱部材を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の物体運搬用車両。
  4. 前記タンク内温度検知部が検知したタンク内の温度と前記表面温度検知部が検知したタンク表面の温度との温度差が予め設定された範囲外であった場合に、前記液体収納部の温度をタンク内の温度に略一致するように前記温度調整部を制御する制御部とを備えていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の物体運搬用車両。
  5. 前記熱交換器は前記物体運搬用車両のエンジンの冷却を行なう冷却水を使用していることを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の物体運搬用車両。
  6. 前記発熱部材は前記タンクの上側に配置され、前記タンクの上側には前記発熱部材を巻き取る巻き取り部が設けられていることを特徴とする請求項3乃至5のいずれかに記載の物体運搬用車両。
  7. 前記タンク内温度検知部が検知したタンク内の温度と、前記表面温度検知部が検知したタンク表面の温度との温度差が予め設定された範囲外であった場合に、その旨を報知する報知部を備えていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の物体運搬用車両。
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