JP2010116122A - エンジンの排気消音装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】排気管の表面に手等を誤って接触させた場合でも、火傷事故を発生させる危険を有効に防止する。
【解決手段】エンジンルーム11内に設置したエンジン13の排気系に消音器18が設けられ、且つ、消音器18の下流側に排気管19が接続されたエンジン13の排気消音装置において、排気管19は内パイプ20と外パイプ21から成る2重パイプ構造に形成されていると共に、内パイプ20と外パイプ21との間には大気と連通する空間部22が設けられ、空間部22は、外気を連続的に流入させるための吸気口23を有し、空間部22を流れる外気により外パイプ21の表面温度の上昇を抑制できるように構成されている。又、空間部22に流入する外気は、冷却ファン16によって導入され、且つ、エンジン13を冷却するために使用した冷風である。
【選択図】図2

Description

本発明はエンジンの排気消音装置に関するものであり、特に、排気消音装置下流側の排気管の表面温度の上昇を抑制するエンジンの排気消音装置に関するものである。
従来、アスファルトフィニッシャ等の舗装機械に搭載されたエンジンの排気系には、騒音を低減させるための消音器本体が設けられている。そして、消音器本体の流出口には、排気ガスを外部に排出するための排気管(又はテールパイプ)が接続され、該排気管はエンジンルームを被蔽するボンネットの外部に延出するように構成されている。
図3は此種エンジンの排気消音装置を示す。同時において、エンジンルーム31に内設した消音器32の消音器本体33に設けた排気流入管34は、内燃機関の排気管に接続し、排気吐出管5はエンジンルーム31の外に突出する。
又、消音器本体33の外周にカバー40をステイ41を介して装着し、空気室42を形成する。更に排気吐出管35の外周に外筒43を装着し、環状空気室44を形成する。そして、吐出口36の周囲に環状出口45を形成し、空気室42と環状空気室44とは連通せしめ、カバー40の端面に空気流入穴46を設ける。
而して、内燃機関を作動すると、排気は消音器本体33を通り、吐出口36から噴出し、エジェクタとなって環状出口45から空気を吸い出す。従って、空気Aは空気流入口46から空気室42を流れ、消音器本体33を冷却してカバーの表面温度を低下させる(例えば特許文献1の図1参照)。
実開平6−18619号公報

上記従来の排気消音装置では、消音器本体部はエンジンルーム内の空気により冷却されるため、消音器本体部のカバーの表面温度の上昇が一定値以下に抑制される。しかし、消音器の排気管の内筒と外筒の間には、ある温度以上まで上昇した後の空気(消音器本体部と熱交換して温度上昇した後の空気)が流れるので、排気管(外筒)における表面温度の上昇を効率良く抑制する効果は期待し難い。
特に、前記内筒と外筒間に流れる空気は、エンジンルーム内にある時間滞留した内気、即ち、エンジンルーム外部の外気よりも温度の高い空気であるので、所定時間経過すると、排気管(外筒)の表面温度はある温度まで上昇することが多い。
従って、前記排気管外側の表面温度がある温度以上になるので、作業者等が該排気管外側の表面に手等の身体の一部を誤って接触させた場合には、火傷事故を起こす危険がある。
そこで、前記排気管の表面に手等を誤って接触させても火傷事故が発生しないようにするために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1記載の発明は、舗装機械のエンジンルーム内に設置したエンジンの排気系に消音器が設けられ、且つ、該消音器の下流側に排気管が接続されたエンジンの排気消音装置において、前記排気管は内パイプと外パイプから成る2重パイプ構造に形成されていると共に、該内パイプと外パイプとの間にはエンジンルームと外気を連通する空間部が設けられ、該空間部は、冷却ファンで取り入れたエンジンルーム内の空気を連続的に流入させることにより、前記外パイプの表面温度の上昇を抑制できるように構成したことを特徴とするエンジンの排気消音装置を提供する。
この構成によれば、排気管は内パイプと外パイプから成り、該内パイプと外パイプとの間に設けた空間部にはエンジンルーム内の空気が流入する。その結果、内パイプの内部を高温の排気ガスが流れても、前記エンジンルーム内の空気により外パイプの表面温度の上昇が抑制される。この場合、内パイプと外パイプ間の空間部にはエンジンルーム内の空気が連続的に流れるので、外パイプの表面温度は、所定時間経過しても高温になることはない。
請求項2記載の発明は、上記排気管の空間部に流入する空気が、前記エンジンで駆動される冷却ファンによって発生し、且つ、上記エンジンを冷却するために使用した外気であることを特徴とする請求項1記載のエンジンの排気消音装置を提供する。
この構成によれば、排気管の空間部に流入する空気が、エンジンを冷却するために使用した外気(冷却風)であるので、排気管の外パイプの表面温度は、エンジンルーム内の室温レベルまで抑制される。
請求項1記載の発明は、排気管の外パイプの表面温度は、長時間経過しても高温になることはないので、排気管の外パイプ表面に手等を誤って接触させても、火傷事故を発生させる虞は無くなる。
請求項2記載の発明は、排気管の外パイプの表面温度は、エンジンルーム内の室温レベル以下に抑制されるので、請求項1記載の発明の効果に加えて、エンジンを長時間運転しても、外パイプの表面温度抑制効果を一層効率良く安定して維持することができる。又、排気管の空間部への外気(冷却風)の供給は、エンジンに付設されている冷却ファンを利用するので、冷風供給用の装置を別途必要としないメリットがある。
本発明は、排気管の表面に手等を誤って接触させても、火傷事故が発生しないようにするという目的を達成するために、舗装機械のエンジンルーム内に設置したエンジンの排気系に消音器が設けられ、且つ、該消音器の下流側に排気管が接続されたエンジンの排気消音装置において、前記排気管は内パイプと外パイプから成る2重パイプ構造に形成されていると共に、該内パイプと外パイプとの間にはエンジンルームと外気を連通する空間部が設けられ、該空間部は、冷却ファンで取り入れたエンジンルーム内の空気(冷却風)を連続的に流入させることにより、前記外パイプの表面温度の上昇を抑制できるように構成したことにより実現した。
以下、本発明の好適な一実施例を図1及び図2に基づいて説明する。図1は、排気消音装置付きのエンジンが搭載された舗装機械としてアスファルトフィニッシャ1を示す。同図に示すように、車輪2,3を備えた車体4の前部には、舗装材を収容するホッパー5が配置されていると共に、該車体4の後部にスクリード装置6が連結されている。
ホッパー5内の舗装材は、バーコンベヤ(図示せず)により車体4後方に搬送されて路面に投下され、スクリュースプレッダ(図示せず)により車幅方向に拡散された後に、スクリード装置6により平坦に敷き均される。又、車体4の後部一側には運転席8が設けられていると共に、運転席8の前方にステアリングホイール9及び計器盤10などが設置されている。
更に、車体4の中央部には箱型のエンジンルーム11が設けられている。そして、エンジンルーム11内にはエンジン、油圧ポンプ、ラジエータ、オイルクーラ及びその他各種補機類等が設置されている。
図2は、ボンネット12により被蔽されたエンジンルーム11内の構成例を示す。同図に示すように、エンジンルーム11内にはエンジン13が設置されていると共に、エンジン13の前方(図2の左方)には冷却ファン14が配設されている。冷却ファン14はエンジン13の出力軸により回転駆動して、エンジンルーム11外側の大気、即ち、外気Aを開口部15からエンジンルーム11内に導入して、冷風(冷却風)Cを強制的に発生させる。
又、冷却ファン14と開口部15との間にはラジエータ16が設けられ、該ラジエータ16は冷却ファン14の前面と対峙するように配置されている。該ラジエータ16の内部には、エンジン冷却水やエンジンオイルが流動する循環パイプを含む熱交換ユニットが配設され、前記冷却ファン14で生じた冷風Cにより、エンジン冷却水やエンジンオイルが冷却される。
一方、エンジン13の排気口にはエキゾーストマニホルド17が接続され、該エキゾーストマニホルド17の下流側は消音器18の吸気口に接続されている。更に、消音器18の流出口には排気管19が接続され、該排気管19の下流側部分は前記ボンネット12の外部に延出している。
前記排気管19は内パイプ20と外パイプ21から成る二重パイプ構造に形成されている。なお、外パイプ21はボンネット12側に設けられていても良い。即ち、排気管19と、その外側に同芯で一定の間隔を設けられた、ボンネット12側の外パイプ21とで二重管に構成してもよい。
又、該内パイプ20と外パイプ21との間には、横断面円環状の空気路(空間部)22が設けられている。該空気路22は吸気口23及び排気口24を有し、吸気口23及び排気口24はそれぞれ、排気管19の下端側(ボンネット12側)及び上端側に形成されている。
そして、空気室22の吸気口23は、又、空気路22の排気口24は大気に開放されている。従って、冷却ファン14により発生した冷風Cは、そのため、排気管19の外パイプ21の表面温度は冷風Cにより所定値以下の温度、本実施例では、エンジンルーム11の室温レベル以下に抑制される。
叙上の如く本発明によると、排気管19は内パイプ20と外パイプ21から成る2重パイプ構造に形成され、内パイプ20と外パイプ21との間の空気路22を冷風Cが流れるように構成されている。これにより、内パイプ20の内部を高温の排気ガスGが流れても、冷風Cにより外パイプ21の表面温度の上昇を確実に抑制できる。
この場合、冷風Cは空気路22を連続的に流れるので、外パイプ21の表面温度は、長時間経過しても所定温度以下に抑制できる。斯くして、作業者が外パイプ21表面に手等の身体の一部を誤って接触させても、火傷事故から免れることができ、以って、作業安全性が著しく向上する。
又、排気管19の空気路22に流入する外気は、エンジン13を冷却するために使用した冷風Cであるので、外パイプ21の表面温度は、エンジンルーム11の室温レベル以下に効率良く抑制される。従って、エンジン13を長時間に及んで運転しても、外パイプ21表面を安全な温度に常に保持することができる。
更に、前記空気路22への冷風Cの供給は、エンジンルーム11に設置されている既存の冷却ファン16を駆動して行うので、空気供給用の装置を新規に設ける必要がなくコスト的に有利になる。
なお、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
本発明の一実施例を示し、排気消音装置付きエンジンを搭載したアスファルトフィニッシャの全体側面図。 一実施例に係る排気消音装置を説明する一部断面構成図。 排気消音装置の従来例を説明する要部構成図。
符号の説明
1 アスファルトフィニッシャ(舗装機械)
11 エンジンルーム
12 ボンネット
13 エンジン
14 冷却ファン
16 ラジエータ
18 消音器
19 排気管(テールパイプ)
20 内パイプ
21 外パイプ
22 空気路(空間部)
23 吸気口
24 排気口

Claims (2)

  1. 舗装機械のエンジンルーム内に設置したエンジンの排気系に消音器が設けられ、且つ、該消音器の下流側に排気管が接続されたエンジンの排気消音装置において、前記排気管は内パイプと外パイプから成る2重パイプ構造に形成されていると共に、該内パイプと外パイプとの間にはエンジンルームと外気を連通する空間部が設けられ、該空間部は、冷却ファンで取り入れたエンジンルーム内の空気を連続的に流入させることにより、前記外パイプの表面温度の上昇を抑制できるように構成したことを特徴とするエンジンの排気消音装置。
  2. 上記排気管の空間部に流入する空気が、前記エンジンで駆動される冷却ファンによって発生し、且つ、上記エンジンを冷却するために使用した外気であることを特徴とする請求項1記載のエンジンの排気消音装置。
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