JP2005153778A - 自動車の側面窓用ブラインド装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 利便性に優れた側面窓用ブラインド装置を提供する。
【解決手段】 側面窓が分割ピラーによって第一窓部と第二窓部とに分割されているタイプであり、第一窓部と第二窓部をそれぞれ覆う二枚のブラインドシート20,21と、ブラインドシート20,21をそれぞれ巻き取る巻取り軸30,31と、ブラインドシート20,21をそれぞれ展開させる展開手段とを有する自動車の側面窓用ブラインド装置1であって、ブラインドシート20には、第一窓部と第二窓部とを同時に覆うことのできる全面ブラインドシート22が縦方向に継ぎ足されている。そして全面ブラインドシート22の一端が巻取り軸30に取付けられ、ブラインドシート20の一端が補助巻取り軸60に取付けられている。そして補助巻取り軸60が、展開手段によって巻取り軸30側から縦方向に移動し、その移動位置にてブラインドシート20を巻き取ることで、全面ブラインドシート22を展開させる構成になっている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、自動車の側面窓用ブラインド装置に関する。とりわけ側面窓が分割ピラーによって車両前後方向に第一窓部と第二窓部とに分割されたタイプであり、その側面窓を覆うために第一窓部と第二窓部をそれぞれ覆う二枚のブラインドシートと、二枚のブラインドシートをそれぞれ巻き取る巻取り軸と、二枚のブラインドシートをそれぞれ巻取り軸から第一窓部または第二窓部に展開させる展開手段とを有する自動車の側面窓用ブラインド装置に関する。
車両用側面窓は、種々のタイプがあり、例えば分割ピラーによって車両前後方向に第一窓部と第二窓部とに分割されるものがある。そしてこのタイプの側面窓を覆うためのブラインド装置も従来知られている。例えば、特許文献1に記載のブラインド装置が知られている。特許文献1に係るブラインド装置は、第一窓部と第二窓部をそれぞれ覆うための二枚のブラインドシートと、二枚のブラインドシートをそれぞれ巻き取る巻取り軸と、二枚のブラインドシートをそれぞれ巻取り軸から第一窓部または第二窓部に展開する展開手段とを有している。
特開2003−182358号公報
しかし二枚のブラインドシートは、別々に第一窓部と第二窓部を覆う構成であった。そのために利便性に優れない場合があった。
そこで本発明は、利便性に優れた側面窓用ブラインド装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために本発明は、各請求項に記載の通りの構成を備える自動車の側面窓用ブラインド装置であることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によると、第一窓部と第二窓部をそれぞれ覆うための二枚のブラインドシートを備え、二枚のブラインドシートのうちの一のブラインドシートには、第一窓部と第二窓部とを同時に覆うことのできる全面ブラインドシートが縦方向に継ぎ足されている。そして一のブラインドシートの一端または全面ブラインドシートの一端のいずれか一方の一端が巻取り軸に取付けられ、いずれか他方の一端が補助巻取り軸に取付けられている。そして補助巻取り軸が、展開手段によって巻取り軸側から縦方向に移動し、その移動位置にて一のブラインドシートまたは全面ブラインドシートのいずれか一方のシートを巻き取ることで、巻取り軸に巻き取られていたいずれか他方シートを展開させる構成になっている。
すなわちブラインド装置が全面ブラインドシートを有し、全面ブラインドシートが一のブラインドシートに対して縦方向に継ぎ足されている。そして一端側が巻取り軸に取付けられ、他端側が補助巻取り軸に取付けられている。そして補助巻取り軸は、巻取り軸から縦方向に移動し、一のブラインドシートまたは全面ブラインドシートを巻き取る。
したがって本発明によるとブラインド装置は、様々な態様に変態できる。例えば第一窓部と第二窓部を別々のブラインドシートによって覆うことができる。そして第一窓部と第二窓部を全面ブラインドシートによって一度に覆うこともできる。したがってブラインド装置は、様々な態様に変態でき、利便性に優れた構成になっている。また全面ブラインドシートは、一のブラインドシートを展開するための構成部材を利用することで展開する。したがってブラインド装置は、合理的な構成によって様々な態様に変態できる。
請求項2に記載の発明によると、全面ブラインドシートが継ぎ足された一のブラインドシートと、全面ブラインドシートとが、異なる遮光率を有している。
したがって第一窓部における遮光率を変えることができる。例えば、第一窓部を一のブラインドシートによって覆う場合と、全面ブラインドシートによって覆う場合とに切り替えることで、第一窓部における遮光率を変えることができる。
さらに第二窓部における遮光率も変えることができる。例えば、第二窓部を他のブラインドシートによって覆う場合と、全面ブラインドシートによって覆う場合と、他のブラインドシートと全面ブラインドシートとの二層によって覆う場合とに切り替えることで、第二窓部における遮光率を変えることができる。
かくして本発明によると、遮光率の選択幅が高くなり、ブラインド装置の利便性が高くなる。
請求項3に記載の発明によると、分割ピラーよりも車両前方に形成される第一窓部は、分割ピラーと、分割ピラーに対して略平行に設けられたピラー間に形成されている。また分割ピラーよりも車両後方に形成される第二窓部は、車両後方に向けて徐々に高さが低くなる傾斜部を有している。そして全面ブラインドシートは、第一窓部を覆うための一のブラインドシートの下端縁に継ぎ足されており、巻取り軸は、第一窓部の下端縁と第二窓部の下端縁とに跨いで設置され、かつ全面ブラインドシートを巻き取る構成である。そして補助巻取り軸は、一のブラインドシートを巻き取る構成になっている。
すなわち巻取り軸は、第一窓部と第二窓部の下端縁に沿って設けられており、全面ブラインドシートを巻き取る。一方、補助巻取り軸は、第一窓部の上端縁側へ移動して、一のブラインドシートを巻き取る。
したがって補助巻取り軸は、全面ブラインドシートを巻き取る必要がないために、長さを短くすることができる。また補助巻取り軸は、第一窓部に対して移動する構成であり、第一窓部は、第二窓部に比べて形状が比較的単純な構成になっている。そのため補助巻取り軸の形状を単純化したり、あるいは補助巻取り軸の移動方向を単純化することができる。
本発明によると、側面窓用ブラインド装置を利便性に優れた構成にすることができる。
本発明の実施の形態を図1〜6にしたがって説明する。
ドアパネル10は、図1に示すように上側約半分の領域に側面窓11を有している。そしてドアパネル10の下側約半分の内側面には、内側面を覆うトリム13が取付けられている。そして側面窓11を覆うためのブラインド装置1がトリム13とドアパネル10の間に取付けられている。
側面窓11は、分割ピラー(ディビジョンフレーム)12によって車両前後方向に第一窓部11aと第二窓部11bとに分割されている。
第一窓部11aは、図1に示すように分割ピラー12よりも車両前方に形成されている。第一窓部11aは、分割ピラー12と、分割ピラー12に対して略平行に延出するピラー10aとの間に形成されている。そして第一窓部11aの上端縁は、下端縁に対して略平行に延出している。かくして第一窓部11aは、平行四辺形状に形成されている。そして第一窓部11aには、ガラス板が縦方向に移動可能に取付けられている。
一方、第二窓部11bは、分割ピラー12よりも車両後方に形成されている。そして第二窓部11bは、車両後方に向けて徐々に高さが低くなる傾斜部を有した構成になっており、略三角形状に形成されている。そして第二窓部11bには、ガラス板が移動不能に嵌め込まれている。
ブラインド装置1は、図1に示すように第一窓部11aを覆うブラインドシート20と、ブラインドシート20を巻き取る補助巻取り軸60と、ブラインドシート20を展開する展開手段(40)を有している。さらにブラインド装置1は、第二窓部11bを覆うブラインドシート21と、ブラインドシート21を巻き取る巻取り軸31と、ブラインドシート21を展開する展開手段(41)をも有している。
そしてブラインドシート20には、図3に示すように全面ブラインドシート22が縦方向に継ぎ足されている。全面ブラインドシート22は、第一窓部(11a)を覆う第一シート部22aと、第二窓部(11b)を覆う第二シート部22bとを有しており、ブラインドシート20の下端に第一シート部22aの上端が接続されている。
全面ブラインドシート20は、巻取り軸30に巻き取られる。
そして第二シート部22bには、複数の補強部22cが形成されている。補強部22cは、車両前後方向に延出する構成であって、例えば全面ブラインドシート22の一部を熱溶融(ウェルド)させることで形成されている。したがって第二シート部22bは、補強部22cによって車両前後方向たるむことが防止されている。
ブラインドシート20と全面ブラインドシート22は、図3に示すように下端側が巻取り軸30に取付けられ、上端側が補助巻取り軸60に取付けられている。すなわち全面ブラインドシート22の下端が巻取り軸30に取付けられ、ブラインドシート20の上端が補助巻取り軸60に取付けられている。そのため巻取り軸30は、全面ブラインドシート22を巻き取る構成になっている。一方、補助巻取り軸60は、ブラインドシート20のみを巻き取る構成になっている。
補助巻取り軸60は、図2に示すように車両前後両端から側方に突出するガイド部60aを有している。そしてブラインド装置1は、ガイド部60aを案内支持するために一対のレール50を有している。
一対のレール50は、それぞれ図1に示すようにピラー10aと分割ピラー12に取付けられている。そしてこれらレール50は、ピラー10aまたは分割ピラー12に沿って延出し、ガイド部60aを上下方向に案内支持する。かくして補助巻取り軸60は、レール50に沿って上下動し、第一窓部(11a)を縦断する。
ブラインドシート20を展開するための展開手段は、図2に示すように補助巻取り軸60をレール50に沿って持上げることでブラインドシート20を持上げることのできる手段である。そしてこの展開手段は、二本のケーブルCと、二本のケーブルガイド42と、一つの繰出装置40を有している。
ケーブルガイド42は、パイプ状であって、レール50の下端部に接続されている。そしてケーブルガイド42とレール50内にケーブルCが移動可能に設置されている。
繰出装置40は、二本のケーブルガイド42の途中に設けられており、モータ40aとギヤボックス40bを有している。ギヤボックス40bは、モータ40aの回転を二本のケーブルCに伝え、二本のケーブルCを同期した状態で繰出す。そして二本のケーブルCは、一対のガイド部60aを持上げ、補助巻取り軸60を平行に持上げる。
また補助巻取り軸60は、図2に示すように付勢部材46(例えばコイルバネ)によってブラインドシート20を巻き取る方向に付勢されている。そして付勢部材46は、補助巻取り軸60内、あるいは補助巻取り軸60とレール50との間に設けられている。
一方、巻取り軸30は、軸回転の動きがトルク操作手段45によって制御される。トルク操作手段45は、モータ45aとギヤBOX45bを有している。そしてモータ45aがギヤBOX45b内のギヤを回転させ、ギヤが巻取り軸30の後端部にトルクを付与する。
巻取り軸30は、図1に示すように側面窓11の下端縁とほぼ同じ長さを有している。したがって巻取り軸30は、側面窓11の下方に設置されることで、第一窓部11aの下端縁から第二窓部11bの下端縁に跨がって延出する。
一方、補助巻取り軸60は、第一窓部11aの幅とほぼ同じ長さを有する。そして補助巻取り軸60は、第一窓部11aの下端と上端との間を移動する。
また補助巻取り軸60と巻取り軸30は、厚み方向に対しては図4に示すように設けられている。すなわち補助巻取り軸60は、分割ピラー12の室内面とほぼ面一となるように室内側に寄せられた位置に設けられている。巻取り軸30は、分割ピラー12よりも乗員手前側に設けられている。かくして補助巻取り軸60と巻取り軸30との間に張設される全面ブラインドシート22とブラインドシート20は、分割ピラー12を避けた車室内側において張設される。
ブラインドシート21は、図1に示すように車両前後方向に展開される構成になっている。そして巻取り軸31は、分割ピラー12に取付けられ、ブラインドシート21を分割ピラー12側へ巻き取る。
ブラインドシート21の車両後端縁には、フレーム61が取付けられている。そしてフレーム61の下端には、下方に突出するガイド部61aが設けられている。そして第二窓部11bの下端縁には、下端縁に沿って延出するレール51が配設され、ガイド部61aはレール51に沿って移動する。
ブラインドシート21を展開するための展開手段は、図1に示すようにガイド部61aをレール51に沿って車両後方に押す手段である。そして図2に示すようにケーブルCと、ケーブルガイド44と、ケーブルCを繰出す繰出装置41を有している。そして繰出装置41は、モータ41aとギヤボックス41bを有しており、繰出装置41がケーブルCを繰出す。そしてケーブルCがケーブルガイド44とレール51に沿って移動し、ガイド部61aを車両後方に押す。かくしてブラインドシート21が展開される。
ブラインドシート20,21と全面ブラインドシート22は、車室内に差し込む光を少なくするシート(減光シート)であって、例えば網状のシートあるいは半透明状のシートである。そしてブラインドシート20と全面ブラインドシート22は、異なる遮光率を有する。例えば全面ブラインドシート22がブラインドシート20よりも高い遮光率を有する。そしてブラインドシート21は、ブラインドシート20とほぼ同じ遮光率を有する。
次に、ブラインド装置1の利用態様について説明する。
ブラインド装置1は、図5に示すように第一窓部11aをブラインドシート20によって覆う形態と、覆わない形態とに変態することができる。そしてその方法は、補助巻取り軸60を上下動させることで行うことができる。そして補助巻取り軸60を第一窓部11aの上端へ持上げる際には、トルク操作手段45によって巻取り軸30の回転を制御することでブラインドシート20のみを展開させることができる。
またブラインド装置1は、図6に示すように全面ブラインドシート22によって第一窓部11aと第二窓部11bとを一度に覆う形態にすることもできる。そしてその方法は、図5の状態からブラインドシート20を補助巻取り軸60に巻き取る。すなわちトルク操作手段45を緩め、補助巻取り軸60によってブラインドシート20を巻き取る。
あるいは全面ブラインドシート22を補助巻取り軸60の持上げ時に展開させることも可能である。すなわちブラインドシート20を補助巻取り軸60に巻き付けた状態のまま持上げる。そしてその方法は、トルク操作手段45を緩めた状態のまま補助巻取り軸60を持上げる。
さらにブラインド装置1は、図5に示すように第二窓部11bをブラインドシート21によって覆う形態と覆わない形態にすることもできる。
以上のようにしてブラインド装置1が構成される。
すなわちブラインド装置1が、図2に示すように全面ブラインドシート22を有し、全面ブラインドシート22が、図3に示すようにブラインドシート20に対して縦方向に継ぎ足されている。そして一端側が巻取り軸30に取付けられ、他端側が補助巻取り軸60に取付けられている。そして補助巻取り軸60は、図2に示すように巻取り軸30から縦方向に移動し、ブラインドシート20を巻き取る。
したがって本形態によるとブラインド装置1は、様々な態様に変態できる。例えば第一窓部11aと第二窓部11bを図5に示すように別々のブラインドシート20,21によって覆うことができる。そして第一窓部11aと第二窓部11bを図6に示すように全面ブラインドシート22によって一度に覆うこともできる。したがってブラインド装置1は、様々な態様に変態でき、利便性に優れた構成になっている。また全面ブラインドシート22は、ブラインドシート20を展開するための構成部材(巻取り軸30や展開手段等)を利用することで展開する。したがってブラインド装置1は、合理的な構成によって様々な態様に変態できる。
またブラインドシート20と全面ブラインドシート22は、異なる遮光率を有している。
したがって第一窓部11aにおける遮光率を変えることができる。例えば、第一窓部11aを図5に示すようにブラインドシート20によって覆う場合と、図6に示すように全面ブラインドシート22によって覆う場合とに切り替えることで、第一窓部11aにおける遮光率を変えることができる。
さらに第二窓部11bにおける遮光率も変えることができる。例えば、図5に示すように第二窓部11bをブラインドシート21によって覆う場合と、図6に示すように全面ブラインドシート22によって覆う場合と、ブラインドシート21と全面ブラインドシート22との二層によって覆う場合とに切り替えることで、第二窓部11bにおける遮光率を変えることができる。
かくして本形態によると、遮光率の選択幅が高くなり、ブラインド装置1の利便性が高くなる。
また巻取り軸30は、図1に示すように第一窓部11aと第二窓部11bの下端縁に沿って設けられており、図2に示すように全面ブラインドシート22を巻き取る。一方、補助巻取り軸60は、第一窓部11aの上端縁側へ移動して、ブラインドシート20のみを巻き取る。
したがって補助巻取り軸60は、全面ブラインドシートを巻き取る必要がないために、長さを短くすることができる。また補助巻取り軸60は、第一窓部11aに対して移動する構成であり、第一窓部11aは、第二窓部11bに比べて形状が比較的単純な構成になっている(図1参照)。そのため補助巻取り軸60の形状を単純化したり、あるいは補助巻取り軸60の移動方向を単純化したりすることができる。
(他の実施の形態)
また本発明は、上記の実施の形態に限定されず、以下の形態であってもよい。
(1)すなわち上記の実施の形態は、巻取り軸が側面窓の下端縁側に設けられており、補助巻取り軸が上方に移動する構成であった。しかし巻取り軸が側面窓の上端縁側に設けられ、補助巻取り軸が下方へ移動する構成であっても良い。
(2)また上記の実施の形態は、全面ブラインドシートが第一窓部を覆うブラインドシートに対して縦方向に継ぎ足される形態であった。しかし全面ブラインドシートが第二窓部を覆うブラインドシートに対して縦方向に継ぎ足され、第二窓部を覆うブラインドシートと全面ブラインドシートが縦方向に展開する形態であってもよい。
(3)また上記の実施の形態は、図3に示すようにブラインドシート側が補助巻取り軸に取付けられ、全面ブラインドシート側が巻取り軸に取付けられていた。しかしブラインドシート側が巻取り軸に取付けられ、全面ブラインドシート側が補助巻取り軸に取付けられる形態であっても良い。
自動車のドアパネルの車両内側面からの正面図である。 ブラインド装置の正面図である。 ブラインドシートと全面ブラインドシートの展開図である。 図1のA−A線断面矢視図である。 ドアパネルの正面図である。 ドアパネルの正面図である。
符号の説明
1…ブラインド装置
11…側面窓
11a…第一窓部
11b…第二窓部
12…分割ピラー
20,21…ブラインドシート
22…全面ブラインドシート
30,31…巻取り軸
40,41…繰出装置

Claims (3)

  1. 側面窓が分割ピラーによって車両前後方向に第一窓部と第二窓部とに分割されているタイプであり、その側面窓を覆うために前記第一窓部と前記第二窓部をそれぞれ覆う二枚のブラインドシートと、前記二枚のブラインドシートをそれぞれ巻き取る巻取り軸と、前記二枚のブラインドシートをそれぞれ前記巻取り軸から前記第一窓部または前記第二窓部に展開させる展開手段とを有する自動車の側面窓用ブラインド装置であって、
    前記二枚のブラインドシートのうちの一のブラインドシートには、前記第一窓部と前記第二窓部とを同時に覆うことのできる全面ブラインドシートが縦方向に継ぎ足されており、前記一のブラインドシートの一端または前記全面ブラインドシートの一端のいずれか一方の一端が前記巻取り軸に取付けられ、いずれか他方の一端が補助巻取り軸に取付けられ、その補助巻取り軸が、前記展開手段によって前記巻取り軸側から縦方向に移動し、その移動位置にて前記一のブラインドシートまたは前記全面ブラインドシートのいずれか一方のシートを巻き取ることで、前記巻取り軸に巻き取られていた前記いずれか他方のシートを展開させる構成になっていることを特徴とする自動車の側面窓用ブラインド装置。
  2. 請求項1に記載の自動車の側面窓用ブラインド装置であって、
    全面ブラインドシートが継ぎ足された一のブラインドシートと、前記全面ブラインドシートとが、異なる遮光率を有していることを特徴とする自動車の側面窓用ブラインド装置。
  3. 請求項1または2に記載の自動車の側面窓用ブラインド装置であって、
    分割ピラーよりも車両前方に形成される第一窓部は、前記分割ピラーと、前記分割ピラーに対して略平行に設けられたピラー間に形成されており、前記分割ピラーよりも車両後方に形成される第二窓部は、車両後方に向けて徐々に高さが低くなる傾斜部を有しており、
    全面ブラインドシートは、前記第一窓部を覆うための一のブラインドシートの下端縁に継ぎ足されており、
    巻取り軸は、前記第一窓部の下端縁と前記第二窓部の下端縁とに跨いで設置され、かつ前記全面ブラインドシートを巻取る構成であり、補助巻取り軸は、前記一のブラインドシートを巻き取る構成になっていることを特徴とする自動車の側面窓用ブラインド装置。

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