JP2005152593A - 洗濯機の脱水運転制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 洗濯機のドラムを低速に回転させてドラムの初期基準偏心位置及び初期偏心量を検出し、洗濯機のドラムを高速に回転させた後、再び低速に回転させてドラムの現在の偏心位置及び現在の偏心量を検出し、該検出された初期基準偏心位置、初期偏心量、現在の偏心位置及び現在の偏心量に基づいて脱水運転を制御することで、脱水過程中に発生する過度な振動及び騷音を減少し得る洗濯機の脱水運転制御方法を提供しようとする。
【解決手段】 洗濯機のモードが脱水モードであるとき、ドラムを低速に回転させて前記ドラムの初期偏心量及び初期基準偏心位置を検出する段階と、前記ドラムを高速に回転させた後、再び低速に回転させて現在の偏心位置及び現在の偏心量を検出する段階と、該検出された初期偏心量、前記初期基準偏心位置、前記現在の偏心位置及び前記現在の偏心量に基づいて脱水運転を制御する段階と、を行って洗濯機の脱水運転を制御する。
【選択図】 図1
【解決手段】 洗濯機のモードが脱水モードであるとき、ドラムを低速に回転させて前記ドラムの初期偏心量及び初期基準偏心位置を検出する段階と、前記ドラムを高速に回転させた後、再び低速に回転させて現在の偏心位置及び現在の偏心量を検出する段階と、該検出された初期偏心量、前記初期基準偏心位置、前記現在の偏心位置及び前記現在の偏心量に基づいて脱水運転を制御する段階と、を行って洗濯機の脱水運転を制御する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、洗濯機に係るもので、詳しくは、洗濯機の脱水運転制御方法に関するものである。
一般に、洗濯機は、洗濯、濯ぎ及び脱水過程を行って洗濯物を洗濯する機械装置であって、洗濯方式に従って、パルセータ型、撹拌型及びドラム型に大別される。以下、従来のドラム型洗濯機に対し、図4に基づいて説明する。
図4は従来のドラム型洗濯機を示した断面図で、図示されたように、前記ドラム型洗濯機は、ケーシング12と、該ケーシング12の内部に装着されたタブ17と、該タブ17の内部に回転自在に装着されたドラム15と、を含んで構成されている。
図4は従来のドラム型洗濯機を示した断面図で、図示されたように、前記ドラム型洗濯機は、ケーシング12と、該ケーシング12の内部に装着されたタブ17と、該タブ17の内部に回転自在に装着されたドラム15と、を含んで構成されている。
以下、従来ドラム型洗濯機を詳しく説明すると、前記ケーシング12は中空直六面体形状であって、前記ケーシング12の前面には洗濯物が出入される開口22が穿孔形成され、該開口22の側面には該開口22を開閉するドア23が装着される。又、前記ケーシング12の内部には洗濯水を収容するタブ17が装着され、該タブ17の上方側及び下方側には、該タブ17を緩衝支持する支持スプリング11及びダンパー18がそれぞれ装着される。
又、前記タブ17の後方には、前記ドラム15を回転自在に支持するスパイダー13が結合され、該スパイダー13の後方側面には、前記ドラム15を回転させるドラム駆動モータ14が一体に結合される。
一方、前記タブ17の上部領域には、該タブ17の内部に洗濯水を供給する給水管(図示せず)及び給水バルブ(図示せず)が装着され、前記タブ17の底部領域には、排水管16を通して洗濯水を排出させる排水ポンプ19が装着される。
一方、前記タブ17の上部領域には、該タブ17の内部に洗濯水を供給する給水管(図示せず)及び給水バルブ(図示せず)が装着され、前記タブ17の底部領域には、排水管16を通して洗濯水を排出させる排水ポンプ19が装着される。
又、前記排水管16の一方側には、前記タブ17の内部の洗濯水を引き出し、該引き出された洗濯水を前記タブ17の上部領域に循環させる循環水管20が装着され、該循環水管20には、洗濯水をポンピングする循環ポンプ21が装着される。
よって、前記ドラム15の内部に洗濯物が収容されて、洗剤及び洗濯水が供給されると、制御部(図示せず)は、前記ドラム駆動モータ14を制御して前記ドラム15を回転させ、前記循環ポンプ21を駆動させて洗濯水を循環させることで洗濯過程を行う。
よって、前記ドラム15の内部に洗濯物が収容されて、洗剤及び洗濯水が供給されると、制御部(図示せず)は、前記ドラム駆動モータ14を制御して前記ドラム15を回転させ、前記循環ポンプ21を駆動させて洗濯水を循環させることで洗濯過程を行う。
その後、前記制御部は、洗濯過程が終了されると、前記排水ポンプ19及び前記ドラム駆動モータ14を制御して排水過程及び脱水過程を順次行い、前記タブ17の内部に洗濯水を供給して濯ぎ過程を数回行う。このとき、前記濯ぎ過程が1回行われる度毎に排水過程及び脱水過程もそれぞれ1回ずつ行われる。
以下、前記洗濯機の脱水運転制御方法に対し、図5及び図6に基づいて説明する。
図5は従来のドラム型洗濯機の脱水運転制御方法を示したフローチャートで、図6は低速に偏心量を検出した後、脱水を行う過程を示したグラフである。
以下、前記洗濯機の脱水運転制御方法に対し、図5及び図6に基づいて説明する。
図5は従来のドラム型洗濯機の脱水運転制御方法を示したフローチャートで、図6は低速に偏心量を検出した後、脱水を行う過程を示したグラフである。
まず、ドラム型洗濯機のモードが脱水モードに転換されると(S1)、ドラム型洗濯機の内部のドラム15の偏心量を検出する。即ち、前記ドラム15の内部に洗濯物が偏重配置された状態で脱水過程を行うと、洗濯物の偏重により前記ドラム15、前記タブ17及び前記ドラム15の支持要素(図示せず)が損傷されるか又は強制に摩耗される。よって、前記損傷及び強制な摩耗を防止するために、脱水過程を行う前にドラム15の偏心量を検出する(S2)。
次いで、前記ドラム15の偏心量を検出した後、該検出された偏心量が予め設定された基準値以下であるとき、前記ドラム15を高速に回転させて脱水運転を行う(S3、S5、S6)。
次いで、前記ドラム15の偏心量を検出した後、該検出された偏心量が予め設定された基準値以下であるとき、前記ドラム15を高速に回転させて脱水運転を行う(S3、S5、S6)。
併し、前記脱水過程前に検出されたドラム15の偏心量が前記予め設定された基準値を超過する場合は、前記ドラム15を停止させて前記脱水運転を停止させる。即ち、前記検出された偏心量が前記予め設定された基準値(ドラムの偏心量の標準値)を超過するとき、前記ドラム15を停止させた後、再び駆動させる動作を数回乃至数十回反復的に行った後、前記偏心量を検出する段階に復帰する(S3、S4)。
一方、従来の洗濯機に対しては、米国で登録された米国特許出願第6,615,619号及び6,612,138号明細書にも記載されている。
一方、従来の洗濯機に対しては、米国で登録された米国特許出願第6,615,619号及び6,612,138号明細書にも記載されている。
然るに、従来のドラム型洗濯機においては、ドラム型洗濯機のモードが脱水モードに転換され、前記ドラム15の偏心量が予め設定された基準値以下であるとき、前記ドラム15を高速に回転させて脱水運転を行うと、ドラム内の洗濯物の種類に従って脱水量が変化され、よって、低含水率及び高含水率の洗濯物が収容されたドラム15が高速(例えば600rpm)に回転する間、偏心量が増加されるため、洗濯機の振動及び騷音が増加されるという不都合な点があった。
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたもので、洗濯機のドラムを低速に回転させてドラムの初期基準偏心位置及び初期偏心量を検出し、洗濯機のドラムを高速に回転させた後、再び低速に回転させてドラムの現在の偏心位置及び現在の偏心量を検出し、該検出された初期基準偏心位置、初期偏心量、現在の偏心位置及び現在の偏心量に基づいて脱水運転を制御することで、脱水過程中に発生する過度な振動及び騷音を減少し得る洗濯機の脱水運転制御方法を提供することを目的とする。
このような目的を達成するため、本発明に係る洗濯機の脱水運転制御方法は、洗濯機のモードが脱水モードであるとき、ドラムを低速に回転させて前記ドラムの初期偏心量及び初期基準偏心位置を検出する段階と、前記ドラムを高速に回転させた後、再び低速に回転させて現在の偏心位置及び現在の偏心量を検出する段階と、該検出された初期偏心量、前記初期基準偏心位置、前記現在の偏心位置及び前記現在の偏心量に基づいて脱水運転を制御する段階と、を行うことを特徴とする。
又、本発明に係る洗濯機の脱水運転制御方法は、洗濯機のドラムを低速に回転させる間、ドラムの初期偏心量を検出する段階と、前記洗濯機のドラムを低速に回転させる間、前記ドラムが最大速度である時のドラム偏心位置を初期基準偏心位置に決定する段階と、予め設定された時間の間前記ドラムを高速に回転させた後、前記ドラムを低速に回転させる間、現在の偏心量を検出し、前記ドラムが最大速度である時のドラム偏心位置を現在の偏心位置に決定する段階と、前記初期偏心量、前記初期基準偏心位置、前記現在の偏心量及び前記現在の偏心位置に基づいて洗濯機の脱水運転を制御する段階と、を行うことを特徴とする。
本発明に係る洗濯機の脱水運転制御方法は、洗濯機のモードが脱水モードに転換されるとき、ドラムを低速に回転させて初期偏心量及び初期基準偏心位置を検出し、前記ドラムを高速に回転させた後、再び低速に回転させて現在の偏心位置及び現在の偏心量を検出し、該検出された初期偏心量、初期基準偏心位置、現在の偏心量及び現在の偏心位置に基づいて脱水運転を制御することで、脱水運転中に発生される振動及び騷音を減少し得るという効果がある。
以下、本発明の実施の形態に対し、図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る洗濯機の脱水運転制御方法を示したフローチャートで、図示されたように、本発明に係る洗濯機の脱水運転制御方法は、洗濯機のモードが脱水モードに転換されると、洗濯機のドラムを低速に回転させる間、ドラムの初期偏心量を検出する段階と、前記洗濯機のドラムを低速に回転させる間、前記ドラムが最大速度である時のドラム偏心位置を初期基準偏心位置に決定する段階と、予め決定された時間の間洗濯機のドラムを高速に回転させた後、前記ドラムを低速に再び回転させて現在の偏心量を検出し、前記ドラムが最大速度である時のドラム偏心位置を現在の偏心位置に決定する段階と、前記現在の偏心量と初期偏心量との差値が第1予め設定された基準値以上であるかを判断する段階と、前記差値が前記第1予め設定された基準値以下であると、洗濯機の脱水運転を行い、前記差値が前記第1予め設定された基準値以上であると、前記現在の偏心位置と前記初期基準偏心位置との差値である位相差を検出し、該位相差が第2予め設定された値以上であるかを判断する段階と、前記位相差が前記第2予め設定された値以下であると、洗濯機の脱水運転を行い、前記位相差が前記第2予め設定された値以上であると、前記ドラムを停止して回転させる動作を予め決定された回数だけ行った後、前記ドラムの初期偏心量を検出する段階に復帰する段階と、を行う。
図1は本発明に係る洗濯機の脱水運転制御方法を示したフローチャートで、図示されたように、本発明に係る洗濯機の脱水運転制御方法は、洗濯機のモードが脱水モードに転換されると、洗濯機のドラムを低速に回転させる間、ドラムの初期偏心量を検出する段階と、前記洗濯機のドラムを低速に回転させる間、前記ドラムが最大速度である時のドラム偏心位置を初期基準偏心位置に決定する段階と、予め決定された時間の間洗濯機のドラムを高速に回転させた後、前記ドラムを低速に再び回転させて現在の偏心量を検出し、前記ドラムが最大速度である時のドラム偏心位置を現在の偏心位置に決定する段階と、前記現在の偏心量と初期偏心量との差値が第1予め設定された基準値以上であるかを判断する段階と、前記差値が前記第1予め設定された基準値以下であると、洗濯機の脱水運転を行い、前記差値が前記第1予め設定された基準値以上であると、前記現在の偏心位置と前記初期基準偏心位置との差値である位相差を検出し、該位相差が第2予め設定された値以上であるかを判断する段階と、前記位相差が前記第2予め設定された値以下であると、洗濯機の脱水運転を行い、前記位相差が前記第2予め設定された値以上であると、前記ドラムを停止して回転させる動作を予め決定された回数だけ行った後、前記ドラムの初期偏心量を検出する段階に復帰する段階と、を行う。
以下、本発明に係る洗濯機の脱水運転制御方法に対し、図2に基づいて説明する。
図2は初期偏心量、初期基準偏心位置、現在の偏心量及び現在の偏心位置を検出して脱水を行う過程を示したグラフである。即ち、低速で偏心量及び初期基準偏心位置を検出した後、前記ドラムを予め設定された時間の間高速に回転させた後、前記ドラムを再び低速に回転させることで、現在の偏心量を及び現在の偏心位置を検出して脱水を行う過程を示したグラフである。
まず、洗濯機のモードが洗濯モードから脱水モードに転換されると(S11)、図2に示したように、洗濯機のドラムを低速(例えば、200rpm)に回転させることで、ドラムの初期偏心量を検出する(S12)。
図2は初期偏心量、初期基準偏心位置、現在の偏心量及び現在の偏心位置を検出して脱水を行う過程を示したグラフである。即ち、低速で偏心量及び初期基準偏心位置を検出した後、前記ドラムを予め設定された時間の間高速に回転させた後、前記ドラムを再び低速に回転させることで、現在の偏心量を及び現在の偏心位置を検出して脱水を行う過程を示したグラフである。
まず、洗濯機のモードが洗濯モードから脱水モードに転換されると(S11)、図2に示したように、洗濯機のドラムを低速(例えば、200rpm)に回転させることで、ドラムの初期偏心量を検出する(S12)。
次いで、前記洗濯機のドラムを低速(例えば、200rpm)に回転させることで、ドラムが最大速度である時のドラム偏心位置を初期基準偏心位置に設定する。即ち、図2に示したように、ドラムの速度を低速に回転させながらドラムの偏心量を検出するとき、該ドラムの偏心量によりドラムの速度が変化される。このとき、ドラムが最大速度である時のドラム偏心位置を初期基準偏心位置に設定する。例えば、ドラムの偏心量によりドラムの速度が変化されるとき、前記設定された初期基準偏心位置が地面から最も近いとき、重力によりドラムの速度が最大になり、前記設定された初期基準偏心位置が地面を基準に180°回転した位置であるとき、ドラムの速度は最低速度になる(S13)。
次いで、予め設定された時間(例えば、20〜30秒)の間、洗濯機のドラムを高速(例えば、400rpm以上)に回転させる。即ち、洗濯機のドラムを低速から高速に回転させることで、20秒〜30秒間洗濯物の水分を脱水する。
次いで、図2に示したように、前記予め設定された時間(例えば、20〜30秒)の間高速に洗濯機のドラムを回転させた後、低速に洗濯機のドラムを再び回転させて現在の偏心量を検出する(S14、S15)。次いで、前記予め設定された時間(例えば、20〜30秒)の間高速に洗濯機のドラムを回転させた後、低速に洗濯機のドラムを再び回転させる間、ドラムが最大速度である時のドラム偏心位置を現在の偏心位置に決定する(S16)。
次いで、図2に示したように、前記予め設定された時間(例えば、20〜30秒)の間高速に洗濯機のドラムを回転させた後、低速に洗濯機のドラムを再び回転させて現在の偏心量を検出する(S14、S15)。次いで、前記予め設定された時間(例えば、20〜30秒)の間高速に洗濯機のドラムを回転させた後、低速に洗濯機のドラムを再び回転させる間、ドラムが最大速度である時のドラム偏心位置を現在の偏心位置に決定する(S16)。
次いで、前記検出された現在の偏心量と前記初期偏心量との差値を検出し、該検出された差値が予め設定された値(α)以上であるかを判断する(S17)。このとき、前記予め設定された値(α)は実験により予め設定される。
次いで、前記差値が前記予め設定された値(α)以下であると、洗濯機のドラムを高速(例えば、600rpm)に回転させて脱水運転を行う(S20)。併し、前記差値が前記予め設定された値(α)以上であると、前記現在の偏心位置と前記初期基準偏心位置との差値である位相差を検出し、該検出された位相差が予め設定された値(β)以上であるかを判断する(S18)。このとき、前記予め設定された値(β)は実験により予め設定される。
次いで、前記差値が前記予め設定された値(α)以下であると、洗濯機のドラムを高速(例えば、600rpm)に回転させて脱水運転を行う(S20)。併し、前記差値が前記予め設定された値(α)以上であると、前記現在の偏心位置と前記初期基準偏心位置との差値である位相差を検出し、該検出された位相差が予め設定された値(β)以上であるかを判断する(S18)。このとき、前記予め設定された値(β)は実験により予め設定される。
以下、前記位相差を検出する過程を図3に基づいて説明する。
図3は低含水率及び高含水率の洗濯物により初期基準偏心位置が変動され、該変動された偏心位置を位相差により検出する過程を示したグラフである。即ち、低含水率及び高含水率の洗濯物が収容されたドラムを低速から高速に20〜30秒間回転させた後、再び低速に回転させるとき、偏心位置が変動すると、該変動された偏心位置を検出する過程を示したグラフである。
図3は低含水率及び高含水率の洗濯物により初期基準偏心位置が変動され、該変動された偏心位置を位相差により検出する過程を示したグラフである。即ち、低含水率及び高含水率の洗濯物が収容されたドラムを低速から高速に20〜30秒間回転させた後、再び低速に回転させるとき、偏心位置が変動すると、該変動された偏心位置を検出する過程を示したグラフである。
図3に示したように、前記位相差を検出することで、偏心の位置変化を知ることができる。例えば、初期基準偏心位置から回転角度を測定したとき、該測定された回転角度が1000°(2.7回の回転)であると、偏心位置は280°移動したものと決定する(1000°−360°×2=280°)。即ち、現在の偏心位置が初期偏心位置から280°移動したことが分かる。
次いで、前記現在の偏心位置と初期偏心位置との差値である位相差が前記予め設定された値(β)以下であると、洗濯機のドラムを高速に回転させて脱水運転をそのまま行う。その反面、前記現在の偏心位置と前記初期偏心位置との差値である位相差が前記予め設定された値(β)以上であると、前記位相差が前記予め設定された値(β)以下になるように、“ドラムを停止させた後再び駆動させる動作”を予め設定された回数(例えば、3回)だけ行った後、前記初期偏心量を検出する過程(S12)に復帰する(S19)。
11…支持スプリング
12…ケーシング
13…スパイダー
14…ドラム駆動モータ
15…ドラム
16…配水管
17…タブ
18…ダンパー
19…排水ポンプ
20…循環水路
21…循環ポンプ
22…開口
23…ドア
12…ケーシング
13…スパイダー
14…ドラム駆動モータ
15…ドラム
16…配水管
17…タブ
18…ダンパー
19…排水ポンプ
20…循環水路
21…循環ポンプ
22…開口
23…ドア
Claims (7)
- 洗濯機のモードが脱水モードであるとき、ドラムを低速に回転させて前記ドラムの初期偏心量及び初期基準偏心位置を検出する段階と、
前記ドラムを高速に回転させた後、再び低速に回転させて現在の偏心位置及び現在の偏心量を検出する段階と、
該検出された初期偏心量、前記初期基準偏心位置、前記現在の偏心位置及び前記現在の偏心量に基づいて脱水運転を制御する段階と、を行うことを特徴とする洗濯機の脱水運転制御方法。 - 前記ドラムの初期偏心量及び初期基準偏心位置を検出する段階は、
前記洗濯機のドラムを低速に回転させる間、前記ドラムの初期偏心量を検出する段階と、
前記洗濯機のドラムを低速に回転させる間、前記ドラムが最大速度である時のドラム偏心位置を前記初期基準偏心位置に決定する段階と、を行うことを特徴とする請求項1記載の洗濯機の脱水運転制御方法。 - 前記ドラムを高速に回転させた後、再び低速に回転させて現在の偏心位置及び現在の偏心量を検出する段階は、
予め設定された時間の間前記ドラムを高速に回転させた後、前記ドラムを低速に回転させる間、現在の偏心量を検出する段階と、
前記予め設定された時間の間前記ドラムを高速に回転させた後、前記ドラムを低速に回転させる間、前記ドラムが最大速度である時のドラム偏心位置を前記現在の偏心位置に決定する段階と、を行うことを特徴とする請求項1記載の洗濯機の脱水運転制御方法。 - 前記検出された初期偏心量、前記初期基準偏心位置、前記現在の偏心位置及び前記現在の偏心量に基づいて脱水運転を制御する段階は、
前記現在の偏心量と前記初期偏心量との差値を検出し、該検出された差値が第1予め設定された基準値以上であるかを判断する段階と、
前記検出された差値が前記第1予め設定された基準値以下であると、前記洗濯機の脱水運転を行い、前記検出された差値が前記第1予め設定された基準値以上であると、前記現在の偏心位置と前記初期基準偏心位置との差値を検出し、前記現在の偏心位置と前記初期基準偏心位置との差値が第2予め設定された値以上であるかを判断する段階と、
前記現在の偏心位置と前記初期基準偏心位置との差値が前記第2予め設定された値以下であると、前記洗濯機の脱水運転を行い、前記現在の偏心位置と前記初期基準偏心位置との差値が前記第2予め設定された値以上であると、前記ドラムを停止させた後、前記ドラムの初期偏心量を検出する段階に復帰する段階と、を行うことを特徴とする請求項1記載の洗濯機の脱水運転制御方法。 - 洗濯機のドラムを低速に回転させる間、ドラムの初期偏心量を検出する段階と、
前記洗濯機のドラムを低速に回転させる間、前記ドラムが最大速度である時のドラム偏心位置を初期基準偏心位置に決定する段階と、
予め設定された時間の間前記ドラムを高速に回転させた後、前記ドラムを低速に回転させる間、現在の偏心量を検出し、前記ドラムが最大速度である時のドラム偏心位置を現在の偏心位置に決定する段階と、
前記初期偏心量、前記初期基準偏心位置、前記現在の偏心量及び前記現在の偏心位置に基づいて洗濯機の脱水運転を制御する段階と、を行うことを特徴とする洗濯機の脱水運転制御方法。 - 前記洗濯機の脱水運転を制御する段階は、
前記現在の偏心量と前記初期偏心量との差値を検出し、該検出された差値が第1予め設定された基準値以上であるかを判断する段階と、
前記検出された差値が前記第1予め設定された基準値以下であると、前記洗濯機の脱水運転を行い、前記検出された差値が前記予め設定された基準値以上であると、前記現在の偏心位置と前記初期基準偏心位置との差値である位相差を検出し、該検出された位相差が第2予め設定された値以上であるかを判断する段階と、
前記検出された位相差が前記第2予め設定された値以下であると、前記洗濯機の脱水運転を行い、前記検出された位相差が前記第2予め設定された値以上であると、前記ドラムを停止させた後、前記ドラムの初期偏心量を検出する段階に復帰する段階と、を行うことを特徴とする請求項5記載の洗濯機の脱水運転制御方法。 - 前記ドラムを停止させた後、前記ドラムの初期偏心量を検出する段階に復帰する段階は、
前記検出された位相差が前記第2予め設定された値以上であると、前記ドラムを停止させた後、再び駆動させる動作を予め設定された回数だけ行った後、前記ドラムの初期偏心量を検出する段階に復帰することを特徴とする請求項6記載の洗濯機の脱水運転制御方法。
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