JP2005151814A - 農作業機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 サイドカバーにて土の飛散を適切に防止できる農作業機を提供する。
【解決手段】農作業機1は、回動可能なリンク挿通部36を有する機枠3を備える。機枠3には土を盛り上げるロータリ11を回転可能に設ける。機枠3には土を締め固めて畦を形成する畦塗り体16を回転可能に設ける。機枠3には、互いに略平行な一対の前側リンク31および後側リンク32を介して、ロータリ11の側方位置で畦上面に追従しながら土の飛散を防止するサイドカバー30を設ける。後側リンク32の一端側はサイドカバー30に回動可能に連結し、後側リンク32の他端側はリンク挿通部36内にスライド可能に挿通する。
【選択図】図1

Description

本発明は、サイドカバーにて土の飛散を適切に防止できる農作業機に関するものである。
従来、例えば機枠に設けられ土を盛り上げる盛土手段と、機枠に設けられ盛土手段にて盛り上げられた土を締め固めて畦を形成する畦形成手段と、機枠に互いに平行な3本のリンクを介して設けられた土の飛散を防止する車輪付サイドカバーとを備えた農作業機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
実開昭62−128709号公報
しかしながら、上記従来の農作業機では、例えばサイドカバーの追従性が不足し、サイドカバーと畦上面との間から土が側方に飛散するおそれがある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、サイドカバーにて土の飛散を適切に防止できる農作業機を提供することを目的とする。
請求項1記載の農作業機は、回動可能なリンク挿通部を有する機枠と、この機枠に設けられ、土を盛り上げる盛土手段と、前記機枠に設けられ、前記盛土手段にて盛り上げられた土を締め固めて畦を形成する畦形成手段と、前記機枠に一対のリンクを介して設けられ、前記盛土手段の側方位置で畦上面に追従しながら土の飛散を防止するサイドカバーとを備え、前記一対のリンクのうちのいずれか一方のリンクの一端側は前記サイドカバーに回動可能に連結され、その一方のリンクの他端側は前記リンク挿通部内にスライド可能に挿通されているものである。
そして、一対のリンクのうちのいずれか一方のリンクの一端側はサイドカバーに回動可能に連結され、その一方のリンクの他端側はリンク挿通部内にスライド可能に挿通されているため、サイドカバーの追従性が向上する。
請求項2記載の農作業機は、機枠と、この機枠に設けられ、土を盛り上げる盛土手段と、前記機枠に設けられ、前記盛土手段にて盛り上げられた土を締め固めて畦を形成する畦形成手段と、前記機枠に一対のリンクを介して設けられ、前記盛土手段の側方位置で畦上面に追従しながら土の飛散を防止するサイドカバーとを備え、前記一対のリンクのうちのいずれか一方のリンクは、長手方向に伸縮可能な長手状の伸縮体にて構成されているものである。
そして、一対のリンクのうちのいずれか一方のリンクは、長手方向に伸縮可能な長手状の伸縮体にて構成されているため、サイドカバーの追従性が向上する。
請求項3記載の農作業機は、機枠と、この機枠に設けられ、土を盛り上げる盛土手段と、前記機枠に設けられ、前記盛土手段にて盛り上げられた土を締め固めて畦を形成する畦形成手段と、前記機枠に一対のリンクを介して設けられ、前記盛土手段の側方位置で畦上面に追従しながら土の飛散を防止するサイドカバーとを備え、前記一対のリンクのうちのいずれか一方のリンクの一端側および前記サイドカバーのいずれか一方には、長孔部が設けられ、前記一対のリンクのうちのいずれか一方のリンクの一端側および前記サイドカバーのいずれか他方には、前記長孔部内にこの長孔部の長手方向に沿ってスライド可能に挿通された軸部が設けられ、前記一対のリンクのうちのいずれか一方のリンクの他端側は、前記機枠に回動可能に連結されているものである。
そして、一対のリンクのうちのいずれか一方のリンクの一端側およびサイドカバーのいずれか一方には長孔部が設けられ、一対のリンクのうちのいずれか一方のリンクの一端側およびサイドカバーのいずれか他方には長孔部内にこの長孔部の長手方向に沿ってスライド可能に挿通された軸部が設けられ、一対のリンクのうちのいずれか一方のリンクの他端側は機枠に回動可能に連結されているため、サイドカバーの追従性が向上する。
請求項4記載の農作業機は、機枠と、この機枠に設けられ、土を盛り上げる盛土手段と、前記機枠に設けられ、前記盛土手段にて盛り上げられた土を締め固めて畦を形成する畦形成手段と、前記機枠に一対のリンクを介して設けられ、前記盛土手段の側方位置で畦上面に追従しながら土の飛散を防止するサイドカバーとを備え、前記一対のリンクのうちのいずれか一方のリンクの一端側および前記サイドカバーのいずれか一方には、略円形状の孔部が設けられ、前記一対のリンクのうちのいずれか一方のリンクの一端側および前記サイドカバーのいずれか他方には、前記孔部内に遊通された軸部が設けられ、前記一対のリンクのうちのいずれか一方のリンクの他端側は、前記機枠に回動可能に連結されているものである。
そして、一対のリンクのうちのいずれか一方のリンクの一端側およびサイドカバーのいずれか一方には略円形状の孔部が設けられ、一対のリンクのうちのいずれか一方のリンクの一端側およびサイドカバーのいずれか他方には孔部内に遊通された軸部が設けられ、一対のリンクのうちのいずれか一方のリンクの他端側は機枠に回動可能に連結されているため、サイドカバーの追従性が向上する。
請求項5記載の農作業機は、請求項1ないし4のいずれか一記載の農作業機において、一対のリンクは、互いに略平行に位置するものである。
そして、一対のリンクが互いに略平行に位置するため、サイドカバーの追従性が適切に向上する。
請求項1記載の農作業機によれば、一対のリンクのうちのいずれか一方のリンクの一端側はサイドカバーに回動可能に連結され、その一方のリンクの他端側はリンク挿通部内にスライド可能に挿通されているため、サイドカバーの追従性が向上し、サイドカバーにて土の飛散を適切に防止できる。
請求項2記載の農作業機によれば、一対のリンクのうちのいずれか一方のリンクは、長手方向に伸縮可能な長手状の伸縮体にて構成されているため、サイドカバーの追従性が向上し、サイドカバーにて土の飛散を適切に防止できる。
請求項3記載の農作業機によれば、一対のリンクのうちのいずれか一方のリンクの一端側およびサイドカバーのいずれか一方には長孔部が設けられ、一対のリンクのうちのいずれか一方のリンクの一端側およびサイドカバーのいずれか他方には長孔部内にこの長孔部の長手方向に沿ってスライド可能に挿通された軸部が設けられ、一対のリンクのうちのいずれか一方のリンクの他端側は機枠に回動可能に連結されているため、サイドカバーの追従性が向上し、サイドカバーにて土の飛散を適切に防止できる。
請求項4記載の農作業機によれば、一対のリンクのうちのいずれか一方のリンクの一端側およびサイドカバーのいずれか一方には略円形状の孔部が設けられ、一対のリンクのうちのいずれか一方のリンクの一端側およびサイドカバーのいずれか他方には孔部内に遊通された軸部が設けられ、一対のリンクのうちのいずれか一方のリンクの他端側は機枠に回動可能に連結されているため、サイドカバーの追従性が向上し、サイドカバーにて土の飛散を適切に防止できる。
請求項5記載の農作業機によれば、一対のリンクが互いに略平行に位置するため、サイドカバーの追従性が適切に向上する。
本発明の農作業機の一実施の形態を図面を参照して説明する。
図1および図2において、1は農作業機で、この農作業機1は、走行車であるトラクタ(図示せず)に連結して使用する牽引式のものである。
そして、農作業機1は、トラクタの走行により圃場を畦に沿って進行方向に移動しながら、片側の土作業部2で土作業である畦塗り作業(畦修復作業)を行う畦塗り機である。なお、農作業機1は、土作業部2を前後反転させた状態でトラクタを後退走行させることにより圃場の端部でも畦塗り作業を行えるリターン作業(後退作業)可能なものである。
農作業機1は、図示しないトラクタの3点リンク部(作業機昇降支持装置)に連結された機枠3を備えている。
機枠3は、トップピンを先端部に有するトップマストとロワピンを先端部に有する左右のロワアームとにて構成された3点連結部(走行車連結部)を有し、この3点連結部にはトラクタの3点リンク部が連結されている。
また、機枠3は、ギアボックス等の入力軸支持部を有し、この入力軸支持部には前後方向の入力軸が回転可能に設けられている。入力軸には、トラクタのPTO軸がユニバーサルジョイントおよび伝動シャフト等を介して接続されている。
さらに、機枠3は、土作業部2がトラクタの前進走行に基づいて畦塗り作業をする前進作業位置、土作業部2がトラクタの後退走行に基づいて畦塗り作業をする後退作業位置、および土作業部2がトラクタの後方に位置する格納非作業位置に移動する可動枠部5を有し、この可動枠部5は固定手段6によって各位置に固定されるようになっている。
ここで、機枠3の可動枠部5には、所定方向に駆動回転しながら土を耕耘して盛り上げる盛土手段であるロータリ11が回転可能に設けられている。ロータリ11は、入力軸からの動力を動力伝達手段を介して受けて所定方向に駆動回転する回転軸12と、この回転軸12の外周面側から放射状に突出した複数のロータリ爪13とを有している。なお、ロータリ11は、ロータリ爪13の回転時である作業時に土が上方および前方等へ飛散しないように可動枠部5のロータリカバー部14にて覆われている。
また、機枠3の可動枠部5には、所定方向に駆動回転しながら進行方向前方のロータリ11にて盛り上げられた土を締め固めて新たな畦を形成する略筒状の畦形成手段である畦塗り体(ディスク)16が回転可能に設けられている。畦塗り体16は、入力軸からの動力を動力伝達手段を介して受けて所定方向に駆動回転する回転軸17と、回転軸17に取着され傾斜面状の畦側面を形成する略円錐台状の畦側面形成部材18と、回転軸17に取着され水平面状の畦上面を形成する略円筒状の畦上面形成部材19とを有している。
さらに、機枠3の可動枠部5には、ロータリ11より進行方向前方の位置で畦上面を前処理する前処理ロータリ20が回転可能に設けられている。なお、前処理ロータリ20、盛土用のロータリ11および畦塗り体16等にて、畦塗り作業をする土作業部2が構成されている。
また一方、機枠3の可動枠部5には、ロータリ11の側方位置、すなわち例えばロータリ11の進行方向右側方の位置で修復前の畦上面に追従しながら進行方向側方への土の飛散を防止する略板状のサイドカバー30が互いに略平行に位置する前後一対で2本の細長状のリンクである前側リンク31および後側リンク32を介して設けられ、このサイドカバー30は畦上面に追従するように可動枠部5に対して上下動自在でかつ傾動自在となっている。
サイドカバー30は、例えば前後方向にやや長手状で垂直面に沿った略板状をなすもので、このサイドカバー30の進行方向前側下部は湾曲状に形成されている。
また、図3および図4に示すように、前後一対の前側リンク31および後側リンク32のうちのいずれか一方のリンクである後側リンク32の一端側は、サイドカバー30の進行方向後側上部に左右方向の軸34を中心として回動可能に連結されている。後側リンク32の他端側は、可動枠部5に左右方向の軸35を中心として回動可能に設けられた略円筒状で両端面開口状のリンク挿通部36内にこのリンク挿通部36に沿ってスライド可能に挿通されている。
なお、後側リンク32の他端部は、リンク挿通部36の上側開口面から突出した突出端部37となっており、この突出端部37には抜止め体である抜止めピン40が着脱可能に装着されている。そして、この抜止めピン40とリンク挿通部36の上側開口面に臨んだ端縁部との当接により、後側リンク32がリンク挿通部36内から抜け出ることが防止され、サイドカバー30がその自重で所定の下限位置より下方へ下動することが規制される。
一方、前後一対の前側リンク31および後側リンク32のうちのいずれか他方のリンクである前側リンク31の一端側は、サイドカバー30の進行方向前側下部に左右方向の軸41を中心として回動可能に連結されている。前側リンク31の他端側は、可動枠部5に左右方向の軸42を中心として回動可能に連結されている。
次に、上記農作業機1の作用等について説明する。
トラクタの前進走行により土作業部2で畦塗り作業を行う場合、図1および図2に示すように、土作業部2を支持する可動枠部5を前進作業位置に固定し、その土作業部2を構成する前処理ロータリ20、盛土用のロータリ11および畦塗り体16を所望の前進作業状態に設定し、サイドカバー30をその自重により畦上面に接地させる。
そして、トラクタを前進走行させると、農作業機1が進行方向前方に移動し、トラクタ側からの動力が入力軸および動力伝達手段を経て土作業部2まで伝達される。
トラクタ側からの動力が土作業部2に伝わると、前処理ロータリ20、盛土用のロータリ11および畦塗り体16の各々が所定方向に駆動回転する。すると、畦上面が前処理ロータリ20にて前処理され、畦塗り用の土がロータリ11にて耕耘されて畦に盛り上げられ、この畦に盛り上げられた土が畦塗り体16にて締め固められ、強固な新畦が形成される。
このような畦塗り作業の際、サイドカバー30は、ロータリ11の外側方に位置した状態で、前側リンク31の上下回動、後側リンク32の上下回動および後側リンク32のリンク挿通部36に対するスライドにより、畦上面に追従して畦上面上を進行方向前方に向って摺動しながら、ロータリ11からの土の進行方向側方への飛散を防止する。
例えば図5および図6に示すように、圃場の畦上面に凹凸があっても、サイドカバー30は、その凹凸に応じて機枠3に対して傾動するため畦上面から離間することなく、畦上面の凹凸に追従しながら土の側方への飛散を防止する。
なお、圃場の端部では、土作業部2を支持した可動枠部5を後退作業位置に固定してリターン作業を行う。このリターン作業の際においても、サイドカバー30は、前側リンク31および後側リンク32の動きによりロータリ11の側方位置で畦上面に追従しながら土の飛散を防止する。また、作業終了後、農作業機1を倉庫等の保管場所まで運搬する場合には、土作業部2を支持した可動枠部5を格納非作業位置に固定する。
そして、上記農作業機1によれば、互いに略平行に位置する前後一対の前側リンク31および後側リンク32のうちの後側リンク32の一端側がサイドカバー30に回動可能に連結され、後側リンク32の他端側が機枠3のリンク挿通部36内にスライド可能に挿通されているため、構成が簡単であるばかりでなく、畦上面に対するサイドカバー30の追従性が向上し、サイドカバー30にて土の飛散を適切に防止でき、畦上面の仕上りを良好にできる。
なお、農作業機1は、後側リンク32の一端側(下端側)がサイドカバー30に回動可能に連結され後側リンク32の他端側(上端側)が回動可能なリンク挿通部36内にスライド可能に挿通されたものには限定されず、例えば図7に示すように、互いに略平行に位置する前後一対の前側リンク31および後側リンク32のうちのいずれか一方のリンクである後側リンク32が、長手方向に伸縮可能な長手状の伸縮体51にて構成されたものでも、この伸縮体51の伸縮によりサイドカバー30が機枠3に対して傾動するため、同様の作用効果を奏し得る。
この伸縮体51は、細長筒状の筒状部材52と、この筒状部材52内にこの筒状部材52に沿ってスライド可能に下側開口面から挿入された細長棒状のロッド部材53とを有している。そして、筒状部材52の上端部が可動枠部5に左右方向の軸54を中心として回動可能に連結され、ロッド部材53の下端部がサイドカバー30の進行方向後側上部に左右方向の軸55を中心として回動可能に連結されている。
なお、図7に示す農作業機1の可動枠部5には、抜止めピン40の代わりに、筒状部材52と当接する抜止め突部56が突設されている。また、他方のリンクである前側リンク31の一端側(下端側)はサイドカバー30の進行方向前側下部に左右方向の軸41を中心として回動可能に連結され、前側リンク31の他端側(上端側)は可動枠部5に左右方向の軸42を中心として回動可能に連結されている。
また、農作業機1は、図8に示すように、互いに略平行に位置する前後一対の前側リンク31および後側リンク32のうちのいずれか一方のリンクである後側リンク32の一端側(下端側)に長孔部61が後側リンク32の長手方向に沿って設けられ、サイドカバー30の進行方向後側上部に長孔部61内にこの長孔部61の長手方向に沿ってスライド可能に挿通された左右方向の軸部62が設けられ、かつ、後側リンク32の他端側(上端側)が機枠3の可動枠部5に左右方向の軸63を中心として回動可能に連結された構成でも、サイドカバー30が機枠3に対して傾動するため、同様の作用効果を奏し得る。
なお、図8から明らかなように、他方のリンクである前側リンク31の一端側(下端側)はサイドカバー30の進行方向前側下部に左右方向の軸41を中心として回動可能に連結され、前側リンク31の他端側(上端側)は可動枠部5に左右方向の軸42を中心として回動可能に連結されている。なお、図示しないが、長孔部61をサイドカバー30の進行方向後側上部に設け、長孔部61内にスライド可能に挿通する軸部62を後側リンク32の他端側に設けた構成としてもよい。
さらに、農作業機1は、図9に示すように、サイドカバー30の進行方向後側上部に略円形状の孔部66が設けられ、互いに略平行に位置する前後一対の前側リンク31および後側リンク32のうちのいずれか一方のリンクである後側リンク32の一端側(下端側)に孔部66内に遊通された左右方向の軸部67が設けられ、かつ、後側リンク32の他端側(上端側)が機枠3の可動枠部5に左右方向の軸68を中心として回動可能に連結された構成でも、サイドカバー30が機枠3に対して傾動するため、同様の作用効果を奏し得る。
なお、図9から明らかなように、他方のリンクである前側リンク31の一端側(下端側)はサイドカバー30の進行方向前側下部に左右方向の軸41を中心として回動可能に連結され、前側リンク31の他端側(上端側)は可動枠部5に左右方向の軸42を中心として回動可能に連結されている。なお、図示しないが、孔部66を後側リンク32の他端側に設け、孔部66内に遊挿する軸部67をサイドカバー30の進行方向後側上部に設けた構成としてもよい。
また、農作業機1は、図10(a)および(b)に示すように、一方のリンクである前側リンク31の一端側(下端側)をサイドカバー30に左右方向の軸34を中心として回動可能に連結し、前側リンク31の他端側(上端側)を左右方向の軸35を中心として回動可能なリンク挿通部36内にスライド可能に挿通するようにしてもよい。この場合、他方のリンクである後側リンク32の一端側(下端側)はサイドカバー30に左右方向の軸41を中心として回動可能に連結され、後側リンク32の他端側(上端側)は可動枠部5に左右方向の軸42を中心として回動可能に連結されている。
なお、図7ないし図9に示す農作業機1においても、同様に前側リンク31の構成と後側リンク32の構成とを入れ替えるようにしてもよい。
また、農作業機1は、機枠3が可動枠部5を有しないリターン作業できないものでもよく、また土作業部2を左右方向にオフセット可能としたもの等でもよい。
本発明の農作業機の一実施の形態の側面図である。 同上農作業機の平面図である。 同上農作業機の一部側面図である。 図3におけるA矢視図である。 同上農作業機のサイドカバーの動作説明図である。 同上農作業機のサイドカバーの動作説明図である。 本発明の農作業機の他の実施の形態を示す一部側面図である。 本発明の農作業機のさらに他の実施の形態を示す一部側面図である。 本発明の農作業機のさらに他の実施の形態を示す一部側面図である。 本発明の農作業機のさらに他の実施の形態を示す図である。
符号の説明
1 農作業機
3 機枠
11 盛土手段であるロータリ
16 畦形成手段である畦塗り体
30 サイドカバー
31 リンクである前側リンク
32 リンクである後側リンク
36 リンク挿通部
51 伸縮体
61 長孔部
62 軸部
66 孔部
67 軸部

Claims (5)

  1. 回動可能なリンク挿通部を有する機枠と、
    この機枠に設けられ、土を盛り上げる盛土手段と、
    前記機枠に設けられ、前記盛土手段にて盛り上げられた土を締め固めて畦を形成する畦形成手段と、
    前記機枠に一対のリンクを介して設けられ、前記盛土手段の側方位置で畦上面に追従しながら土の飛散を防止するサイドカバーとを備え、
    前記一対のリンクのうちのいずれか一方のリンクの一端側は前記サイドカバーに回動可能に連結され、その一方のリンクの他端側は前記リンク挿通部内にスライド可能に挿通されている
    ことを特徴とする農作業機。
  2. 機枠と、
    この機枠に設けられ、土を盛り上げる盛土手段と、
    前記機枠に設けられ、前記盛土手段にて盛り上げられた土を締め固めて畦を形成する畦形成手段と、
    前記機枠に一対のリンクを介して設けられ、前記盛土手段の側方位置で畦上面に追従しながら土の飛散を防止するサイドカバーとを備え、
    前記一対のリンクのうちのいずれか一方のリンクは、長手方向に伸縮可能な長手状の伸縮体にて構成されている
    ことを特徴とする農作業機。
  3. 機枠と、
    この機枠に設けられ、土を盛り上げる盛土手段と、
    前記機枠に設けられ、前記盛土手段にて盛り上げられた土を締め固めて畦を形成する畦形成手段と、
    前記機枠に一対のリンクを介して設けられ、前記盛土手段の側方位置で畦上面に追従しながら土の飛散を防止するサイドカバーとを備え、
    前記一対のリンクのうちのいずれか一方のリンクの一端側および前記サイドカバーのいずれか一方には、長孔部が設けられ、
    前記一対のリンクのうちのいずれか一方のリンクの一端側および前記サイドカバーのいずれか他方には、前記長孔部内にこの長孔部の長手方向に沿ってスライド可能に挿通された軸部が設けられ、
    前記一対のリンクのうちのいずれか一方のリンクの他端側は、前記機枠に回動可能に連結されている
    ことを特徴とする農作業機。
  4. 機枠と、
    この機枠に設けられ、土を盛り上げる盛土手段と、
    前記機枠に設けられ、前記盛土手段にて盛り上げられた土を締め固めて畦を形成する畦形成手段と、
    前記機枠に一対のリンクを介して設けられ、前記盛土手段の側方位置で畦上面に追従しながら土の飛散を防止するサイドカバーとを備え、
    前記一対のリンクのうちのいずれか一方のリンクの一端側および前記サイドカバーのいずれか一方には、略円形状の孔部が設けられ、
    前記一対のリンクのうちのいずれか一方のリンクの一端側および前記サイドカバーのいずれか他方には、前記孔部内に遊通された軸部が設けられ、
    前記一対のリンクのうちのいずれか一方のリンクの他端側は、前記機枠に回動可能に連結されている
    ことを特徴とする農作業機。
  5. 一対のリンクは、互いに略平行に位置する
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一記載の農作業機。
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