JP4170859B2 - 畦塗り機 - Google Patents

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本発明は、走行車の走行により移動しながら土作業部で畦塗り作業を行う畦塗り機に関するものである。
従来、例えば図6に示す後退作業可能な畦塗り機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この図6に示す従来の畦塗り機は、固定機枠aを備え、固定機枠aには連結体bの一端側が第1縦軸線Y1を中心として回動可能に連結され、連結体bの他端側には土作業部cを支持する可動機枠dが第2縦軸線Y2を中心として回動可能に連結されている。
そして、可動機枠dは、固定機枠aに対する連結体bの第1縦軸線Y1を中心とする回動および連結体bに対する可動機枠dの第2縦軸線Y2を中心とする回動により、土作業部cがトラクタTの前進走行に基づいて畦塗り作業をする前進作業位置、土作業部cがトラクタTの後退走行に基づいて畦塗り作業をする後退作業位置および土作業部cがトラクタTの後方に位置する格納非作業位置にそれぞれ移動可能となっている。また、可動機枠dは、作業深さ設定手段eのハンドル部fの操作により、横軸線Zを中心として回動調節可能となっている。
特開2002−78403号公報
しかしながら、上記図6に示す従来の畦塗り機では、例えば特殊3点リンクのトラクタTに装着された場合、後退作業(リターン作業)をする際に、その都度、土作業部cを所望姿勢にするために、作業深さ設定手段eのハンドル部fを操作して可動機枠dを横軸線Zを中心として回動調節しなければならない、という問題がある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、後退作業をする際に可動機枠を横軸線を中心として回動調節する必要がない畦塗り機を提供することを目的とする。
請求項1記載の畦塗り機は、走行車の走行により移動しながら土作業部で畦塗り作業を行う畦塗り機であって、走行車連結部を有する固定機枠と、前記土作業部が前記走行車の前進走行に基づいて畦塗り作業をする前進作業位置、前記土作業部が前記走行車の後退走行に基づいて畦塗り作業をする後退作業位置および前記土作業部が前記走行車の後方に位置する格納非作業位置に移動可能なもので、前記土作業部を支持する可動機枠と、前記固定機枠と前記可動機枠とを連結する連結体とを具備し、前記可動機枠は、前記連結体に縦軸線を中心として回動可能に連結されているとともに、横軸線を中心として回動調節可能となっており、前記可動機枠の前記横軸線を中心とする回動調節時には、前記縦軸線が前記可動機枠とともに前記横軸線を中心として回動するものである。
そして、可動機枠の横軸線を中心とする回動調節時には、縦軸線が可動機枠とともに横軸線を中心として回動するため、従来の畦塗り機とは異なり、後退作業をする際に可動機枠を横軸線を中心として回動調節する必要がない。
請求項2記載の畦塗り機は、走行車の走行により移動しながら土作業部で畦塗り作業を行う畦塗り機であって、走行車連結部を有する固定機枠と、前記土作業部が前記走行車の前進走行に基づいて畦塗り作業をする前進作業位置、前記土作業部が前記走行車の後退走行に基づいて畦塗り作業をする後退作業位置および前記土作業部が前記走行車の後方に位置する格納非作業位置に移動可能なもので、前記土作業部を支持する可動機枠と、前記固定機枠と前記可動機枠とを連結する1本状の回動アーム体とを具備し、前記可動機枠は、前記固定機枠に一端側が第1縦軸線を中心として回動可能に連結された前記回動アーム体の他端側に第2縦軸線を中心として回動可能に連結されているとともに、横軸線を中心として回動調節可能となっており、前記可動機枠の前記横軸線を中心とする回動調節時には、前記第2縦軸線が前記可動機枠とともに前記横軸線を中心として回動するものである。
そして、可動機枠の横軸線を中心とする回動調節時には、第2縦軸線が可動機枠とともに横軸線を中心として回動するため、従来の畦塗り機とは異なり、後退作業をする際に可動機枠を横軸線を中心として回動調節する必要がない。
請求項1記載の畦塗り機によれば、可動機枠の横軸線を中心とする回動調節時には、縦軸線が可動機枠とともに横軸線を中心として回動するため、従来の畦塗り機とは異なり、後退作業をする際に可動機枠を横軸線を中心として回動調節する必要がない。
請求項2記載の畦塗り機によれば、可動機枠の横軸線を中心とする回動調節時には、第2縦軸線が可動機枠とともに横軸線を中心として回動するため、従来の畦塗り機とは異なり、後退作業をする際に可動機枠を横軸線を中心として回動調節する必要がない。
本発明の畦塗り機の一実施の形態を図面を参照して説明する。
図1ないし図5において、1は畦塗り機で、この畦塗り機1は、走行車であるトラクタTの後部に装着して使用する牽引式のものである。そして、畦塗り機1は、作業時にトラクタTの走行により圃場を進行方向(図示X方向)に移動しながら、片側の土作業部2で畦塗り作業(土作業)を行う後退作業可能な小型の畦塗り機である。
なお、図5に示すトラクタTは後部に作業機装着装置である3点支持装置として特殊3点リンクT1を備えたものであり、図5に示す畦塗り機1は特殊3点リンクT1に装着されてやや前傾したために後述の第2縦軸線Y2を垂直にした後のもので、図1ないし図4に示す畦塗り機1はその第2縦軸線Y2を垂直にする前のものである。
畦塗り機1は、トラクタTに固定的に連結された固定機枠4を具備している。固定機枠4には、連結体である1本状の回動アーム体5の一端側が第1縦軸線Y1を中心として回動可能に連結されている。回動アーム体5の他端側には、土作業部2を支持する可動機枠6が第2縦軸線Y2を中心として回動可能に連結されている。
そして、可動機枠6は、固定機枠4に対する回動アーム体5の第1縦軸線Y1を中心とする回動および回動アーム体5に対する可動機枠6の第2縦軸線Y2を中心とする回動により、土作業部2がトラクタTの前進走行に基づいて畦塗り作業(土作業)をする前進作業位置(図1および図2参照)、土作業部2がトラクタTの後退走行に基づいて畦塗り作業(土作業)をする後退作業位置(図4参照)および土作業部2がトラクタTの後方に位置する格納非作業位置(図3参照)にそれぞれ選択的に移動可能となっている。
例えば、可動機枠6は、固定機枠4に対する回動アーム体5の第1縦軸線Y1を中心とする回動のみにより前進作業位置から格納非作業位置に略水平方向に沿って移動し、固定機枠4に対する回動アーム体5の第1縦軸線Y1を中心とする回動と回動アーム体5に対する可動機枠6の第2縦軸線Y2を中心とする回動との両方により格納非作業位置から後退作業位置に略水平方向に沿って移動する。
ここで、固定機枠4は、トラクタTの後部の特殊3点リンクT1に連結された走行車連結部である3点連結部11を有している。3点連結部11は、トップピン12が先端部に取着された1本のトップマスト13と、ロワピン14が先端部に取着された2本のロワアーム15とにて構成されている。
また、固定機枠4は、ボス等の入力軸保持部16を有している。入力軸保持部16には、トラクタT側からの動力を入力する入力軸17がベアリング(図示せず)を介して回転可能に設けられている。なお、この固定機枠4側の入力軸17には、トラクタTのPTO軸がユニバーサルジョイントおよび伝動シャフト等を介して接続されている。
固定機枠4と可動機枠6とを連結する回動アーム体5は、長手状のアーム本体部21と、このアーム本体部21の可動機枠6側の端部に水平方向の軸部22を介して回動可能に設けられた略箱状の中間入力軸保持部23とを有している。
そして、このギアボックスを兼ねた略箱状の中間入力軸保持部23の側面部には、可動機枠6側の中間入力軸24がベアリング(図示せず)を介して回転可能に設けられている。なお、中間入力軸24には、土作業部2まで動力を伝達する伝動手段25が接続され、この伝動手段25は複数のべベルギア26およびシャフト27等にて構成されている。
そして、回動アーム体5の他端側の中間入力軸保持部23の下面部に縦軸線である第2縦軸線Y2を中心として回動可能に連結された可動機枠6にて、畦塗り作業を行う土作業部2が支持されている。
すなわち、回動アーム体5の後端部に回動可能に連結された可動機枠6には、進行方向前側で畦塗り用の土を耕耘して盛り上げる盛土体(ロータリ)31が回転可能に設けられているとともに、進行方向後側で盛土体31にて盛り上げられた畦塗り用の土を元畦に押し込むように締め固めて傾斜状の畦内側面および水平状の畦上面を形成する畦形成体(ディスク)32が回転可能に設けられ、かつ、盛土体31より進行方向前方の位置で畦上面を前処理する畦上面処理体33が回転可能に設けられている。つまり、畦上面処理体33、盛土体31および畦形成体32にて構成された土作業部2が可動機枠6によって支持されており、この土作業部2は可動機枠6とともに各位置に移動する。
畦上面処理体33は、回転軸34およびこの回転軸34の外周側から放射状に突出した複数の処理用爪35等にて構成されている。盛土体31は、畦上面処理体33の回転軸34と略平行に位置する回転軸36およびこの回転軸36の外周側から放射状に突出した複数の耕耘爪37等にて構成されている。なお、盛土体31の回転軸36と畦上面処理体33の回転軸34とは図示しない伝動手段を介して接続されている。また、畦形成体32は、盛土体31の回転軸36と略直交して位置する回転軸38、この回転軸38に取着された略円錐台状の側面形成部材39および回転軸38に取着された略円筒状の上面形成部材40等にて構成されている。
また、可動機枠6には、回転自在の接地輪41が高さ調節可能に設けられている。
さらに、可動機枠6は、可動機枠6および回動アーム体5間にわたって位置するねじ方式の作業深さ設定手段42のハンドル部43の操作により、回動アーム体5の水平方向の軸部22つまり軸部22の軸芯を通る横軸線Zを中心として上下方向に回動調節可能となっている。すなわち、ハンドル部43の操作に基づく可動機枠6の横軸線Zを中心とする回動調節により、盛土体31の作業深さが調節可能となっている。なお、通常は、盛土体31の回転軸36の軸方向が水平方向に一致するように盛土体31の作業深さを設定する。
そして、ハンドル部43の操作による可動機枠6の横軸線Zを中心とする回動調節時には、横軸線Zと直交した第2縦軸線Y2は、可動機枠6、中間入力軸保持部23および土作業部2とともに、横軸線Zを中心として回動する。
このため、図5から明らかなように、畦塗り機1を特殊3点リンクT1のトラクタTに装着した場合において、ハンドル部43を操作して土作業部2の盛土体31の回転軸36の軸方向を水平方向に一致させたときには、第2縦軸線Y2は、回転軸36の軸方向と直交した状態で、垂直方向に沿って位置する。それゆえ、可動機枠6が後退作業位置に移動しても回転軸36の軸方向は略水平に維持され、後退作業をする際に可動機枠6を横軸線Zを中心として回動調節する必要がない。
また一方、畦塗り機1は、固定機枠4側に位置する入力軸17からの動力を可動機枠6側に位置する中間入力軸24に伝達する1本の動力伝達軸体45を具備している。
そして、図1に示す標準作業姿勢状態(2本の縦軸線Y1,Y2が垂直方向に沿って位置しかつ盛土体31の回転軸36の軸方向が水平方向に一致した状態時)では、入力軸17、動力伝達軸体45および中間入力軸24は、それぞれの回転中心軸線が側面視で一致するように、いずれも略同一平面上に位置する。また、図2等から明らかなように、回動アーム体5のアーム本体部21の長手方向は、回動アーム体5の中間入力軸保持部23から突出した中間入力軸24の軸方向と平面視で常に略一致するようになっている。
ここで、動力伝達軸体45は、軸方向両端側が屈曲自在のもので、一端側が入力軸17に接続され、他端側が中間入力軸24に接続されている。
そして、動力伝達軸体45は、例えば軸方向に伸縮可能な伝動軸部46と、伝動軸部46の一端部(入力軸17側の端部)に設けられた広角等速ジョイント部(広角CVジョイント)47と、伝動軸部46の他端部(中間入力軸24側の端部)に設けられたシングルジョイント部48とを備えている。
伝動軸部46は、インナーシャフト51およびアウターシャフト52等にて構成されている。広角等速ジョイント部47は、十字状をなす2個のクロスピン(スパイダ)53、入力軸側ヨーク54、中間ヨーク(CVヨーク)55および伝動軸部側ヨーク56等にて構成されている。シングルジョイント部48は、十字状をなす1個のクロスピン(スパイダ)57、中間入力軸側ヨーク58および伝動軸部側ヨーク59等にて構成されている。
なお、広角等速ジョイント部47の入力軸側ヨーク54には入力軸17がそのヨーク54と一体に形成されることにより接続され、シングルジョイント部48の中間入力軸側ヨーク58には中間入力軸24がスプライン嵌合により接続されている。また、動力伝達軸体45は、略円筒状の軸体カバー60にて覆われている。
また、畦塗り機1は、可動機枠6を前進作業位置、格納非作業位置および後退作業位置に解除可能に固定(ロック)する第1固定手段61および第2固定手段62を具備している。
第1固定手段61は、所定位置に孔が形成された略円筒状のシリンダ本体63と、シリンダ本体63内に摺動可能に挿入された孔付きのロッド64と、互いに一致したシリンダ本体63の孔およびロッド64の孔に対して差し込まれたピン(図示せず)とを備えている。第1固定手段61のシリンダ本体63は、回動アーム体5のアーム本体部21の中間部に回動可能に取り付けられている。第1固定手段61のロッド64は、固定機枠4に回動可能に取り付けられている。
また、第2固定手段62は、第1固定手段61と同様、所定位置に孔が形成された略円筒状のシリンダ本体65と、シリンダ本体65内に摺動可能に挿入された孔付きのロッド66と、互いに一致したシリンダ本体65の孔およびロッド66の孔に対して差し込まれたピン(図示せず)とを備えている。第2固定手段62のシリンダ本体65は、回動アーム体5のアーム本体部21の中間部に回動可能に取り付けられている。第2固定手段62のロッド66は、可動機枠6に回動可能に取り付けられている。
次に、上記畦塗り機1の作用等を説明する。
トラクタTの前進走行により土作業部2で畦塗り作業を行う前進作業時には、図5に示すように、土作業部2を支持した可動機枠6を前進作業位置に固定するとともに、盛土体31の回転軸36の軸方向が水平方向に一致するように盛土体31の作業深さを設定し、盛土体31、畦形成体32および畦上面処理体33を所定の前進作業状態に設定する。
そして、盛土体31、畦形成体32および畦上面処理体33が所定の前進作業状態に設定された状態で、トラクタTを前進走行させると、畦塗り機1が進行方向(前方)に移動し、トラクタT側からの動力が入力軸17、動力伝達軸体45、中間入力軸24および伝動手段25を経て土作業部2まで伝達される。
トラクタT側からの動力が土作業部2に伝わると、盛土体31、畦形成体32および畦上面処理体33の各々は、所定方向に回転する。すると、旧畦の上面が畦上面処理体33にて前処理され、畦塗り用の土が盛土体31にて耕耘されて元畦に盛り上げられ、この元畦に盛り上げられた土が畦形成体32にて締め固められ、新畦が形成される。
また、塗り残しがないよう圃場の端部等において、トラクタTの後退走行により土作業部2で畦塗り作業を行う後退作業時(リターン作業時)には、土作業部2を支持した可動機枠6を後退作業位置に固定し、その土作業部2を構成した盛土体31、畦形成体32および畦上面処理体33を所定の後退作業状態に設定する。すなわち、図5に示す前進作業状態から、土作業部2を右側位置から左側位置に位置変更しつつ略180度回動させる。このとき、第2縦軸線Y2は垂直方向に沿って位置するため、可動機枠6が後退作業位置に移動しても、盛土体31の回転軸36の軸方向は略水平に維持される。
そして、この状態でトラクタTを後退走行させると、畦塗り機1が進行方向(後方)に移動し、前進作業時の場合と同様、旧畦の上面が畦上面処理体33にて前処理され、畦塗り用の土が盛土体31にて耕耘されて元畦に盛り上げられ、この元畦に盛り上げられた土が畦形成体32にて締め固められ、新畦が形成される。
さらに、畦塗り機1を倉庫等の保管場所まで運搬する運搬時等の非作業時には、可動機枠6を格納非作業位置に固定し、盛土体31、畦形成体32および畦上面処理体33を所定の格納非作業状態に設定する。このとき、盛土体31、畦形成体32および畦上面処理体33は、トラクタT側方に突出することなく、トラクタTの後方領域内に格納される。
そして、上記畦塗り機1によれば、ハンドル部43の操作による可動機枠6の横軸線Zを中心とする回動調節時には第2縦軸線Y2が可動機枠4とともに横軸線Zを中心として回動するため、ハンドル部43を操作して盛土体31の回転軸36の軸方向を水平方向に一致させれば、第2縦軸線Y2が必然的に垂直になる。したがって、可動機枠6が後退作業位置に移動しても回転軸36の軸方向は略水平に維持されるため、後退作業をする際に、その都度、可動機枠6を横軸線Zを中心として回動調節する必要がなく、効率よく畦塗り作業ができる。
また、固定機枠4に回転可能に設けられた固定機枠4側の入力軸17に一端側が接続され、回動アーム体5の後端部に回転可能に設けられた可動機枠6側の中間入力軸24に他端側が接続された動力伝達軸体45を備え、これら入力軸17、動力伝達軸体45および中間入力軸24がいずれも略同一平面上に位置するため、入力軸17からの動力を中間入力軸24に伝達する動力伝達軸体45の両端側を大きい折れ角度で折る必要がなく、耐久性の向上、コスト低減等を図ることができる。例えば動力伝達軸体45の伝動軸部46の中間入力軸24側の端部にシングルジョイント部48を設けることでコスト低減を図ることができる。また例えば伝動軸部の両端部に広角等速ジョイント部を設ける場合であっても、折れ角度が小さいため、耐久性の向上を図ることができる。特に、回動アーム体5のアーム本体部21の長手方向が中間入力軸24の軸方向と平面視で略一致する構成としたため、動力伝達軸体45の中間入力軸24側の端部を容易にシングルジョイント部48にでき、よって両端部を広角等速ジョイント部にする場合に比べて、動力伝達軸体45のコストを確実に安くできる。
なお、前進作業状態の土作業部2の左右方向位置をオフセット調節できるようにしてもよい。
さらに、畦塗り機1は、手動操作で可動機枠6を移動させるものには限定されず、油圧シリンダ、モータ等の駆動手段からの動力で可動機枠6を移動させるようにしてもよい。
また、固定機枠4と可動機枠6とを連結する連結体は、異なる長さのアーム、或いは平行リンク等を有するもの等でもよい。
本発明の畦塗り機の一実施の形態の前進作業時の側面図である。 同上畦塗り機の平面図である。 同上畦塗り機の格納非作業時の平面図である。 同上畦塗り機の後退作業時の平面図である。 同上畦塗り機の第2縦軸線を垂直にした後の側面図である。 従来の畦塗り機を示す側面図である。
符号の説明
畦塗り機
2 土作業部
4 固定機枠
5 連結体である回動アーム体
6 可動機枠
11 走行車連結部である3点連結部
T 走行車であるトラクタ
Y1 第1縦軸線
Y2 縦軸線である第2縦軸線
Z 横軸線

Claims (2)

  1. 走行車の走行により移動しながら土作業部で畦塗り作業を行う畦塗り機であって、
    走行車連結部を有する固定機枠と、
    前記土作業部が前記走行車の前進走行に基づいて畦塗り作業をする前進作業位置、前記土作業部が前記走行車の後退走行に基づいて畦塗り作業をする後退作業位置および前記土作業部が前記走行車の後方に位置する格納非作業位置に移動可能なもので、前記土作業部を支持する可動機枠と、
    前記固定機枠と前記可動機枠とを連結する連結体とを具備し、
    前記可動機枠は、前記連結体に縦軸線を中心として回動可能に連結されているとともに、横軸線を中心として回動調節可能となっており、
    前記可動機枠の前記横軸線を中心とする回動調節時には、前記縦軸線が前記可動機枠とともに前記横軸線を中心として回動する
    ことを特徴とする畦塗り機
  2. 走行車の走行により移動しながら土作業部で畦塗り作業を行う畦塗り機であって、
    走行車連結部を有する固定機枠と、
    前記土作業部が前記走行車の前進走行に基づいて畦塗り作業をする前進作業位置、前記土作業部が前記走行車の後退走行に基づいて畦塗り作業をする後退作業位置および前記土作業部が前記走行車の後方に位置する格納非作業位置に移動可能なもので、前記土作業部を支持する可動機枠と、
    前記固定機枠と前記可動機枠とを連結する1本状の回動アーム体とを具備し、
    前記可動機枠は、前記固定機枠に一端側が第1縦軸線を中心として回動可能に連結された前記回動アーム体の他端側に第2縦軸線を中心として回動可能に連結されているとともに、横軸線を中心として回動調節可能となっており、
    前記可動機枠の前記横軸線を中心とする回動調節時には、前記第2縦軸線が前記可動機枠とともに前記横軸線を中心として回動する
    ことを特徴とする畦塗り機
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