JP2005150363A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 基板処理前に反応炉内の熱取りを効果的に行うことによって、生産性を向上する。
【解決手段】 主制御部249によりウェハ搬送ロボット112を次のように制御する。製品ウェハを処理する前に、矢印dに示すように、CS1に予め保管したCSダミー基板を搬出し、PM1内に搬入する。PM1内の熱を取るために、化学的処理を施すことなく、所定時間CSダミー基板をPM1内に滞在させる。PM1の熱取りを終了したCSダミー基板を、矢印eに示すように、PM1から搬出して、CS1に戻す。CM1のカセットから二枚の製品ウェハを搬出し、TMを介してPM1内に搬入する。PM1のガス制御系と真空排気系とを制御して、PM1内に反応性ガスを供給しつつ排気して、製品ウェハ上に薄膜を形成する。成膜後の製品ウェハをPM1から搬出して、TMを介してCS1に搬入する。冷却した後、製品ウェハをCS1からCM1のカセットに収納する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、反応炉で基板を処理して半導体装置を製造する方法に係り、特に反応炉温度の安定化を図る半導体装置の製造方法に関する。
一般に、所定の温度に加熱された反応炉において、一枚もしくは複数枚の基板を、連続的に搬送してバッチ処理することが行われている。反応炉は基板によって冷却されるため、基板を短い間隔で連続処理する場合、反応炉の温度が回復しないうちに、次のバッチ処理が行なわれることになる。したがって、基板処理が進むにつれ、反応炉温度は待機状態(アイドル時)より低い温度になる。その結果、一バッチ目の処理と数バッチ目の処理とでは、基板処理時の膜厚が異なっていた。
これを枚葉CVD装置について具体的に説明する。図6は、一枚もしくは二枚のウェハを処理するホットウォール式枚葉CVD装置の概略構成と、ウェハ処理するためのウェハ搬送経路とを示している。
カセットにセットされたウェハは、矢印aに示すように、第1のカセットモジュール(以下、単にCM1という)からトランスファーモジュール(以下、単にTMという)を経て、第1のプロセスモジュール(以下、単にPM1という)へ搬送される。PM1にてウェハ上に薄膜、例えばTa25膜が成膜処理される。ウェハは、成膜後矢印bに示すように、PM1から第1のクーリングステージ(以下、単にCS1)へ搬送される。ウェハはCS1で冷却された後、矢印cに示すように、CS1からCM1へ搬送される。
このような一連の搬送(a)→成膜処理→搬送(b、c)を繰り返すことにより、一枚もしくは二枚のウェハが連続処理される。
上記成膜処理において、ウェハがPM1へ搬送されると、PM1はウェハによって冷却される。このため、PM1の温度が低下するが、PM1の温度回復には時間がかかる。ウェハを10分程度の短い間隔で連続処理する場合、PM1の温度が回復しないうちに、次のバッチ処理が行なわれることになる。したがって、ウェハ処理が進むにつれ、PM1の温度はアイドル時より低い温度に推移しながら安定化していく。その結果、一バッチ目の処理と数バッチ目の処理とでは、PM1の温度が異なり、ウェハ処理時のTa25膜の膜厚が異なる。特に反応炉がホットウォール式反応炉であると、炉内温度がウェハの影響を受けやすいため、バッチ間の膜厚差が大きい。
そこで、バッチ間の膜厚差を解消する必要があるが、そのためには、まず、ホットウォール式の反応炉内の温度が、ウェハ処理が進むにつれ、どのようにアイドル時より低い温度に推移していくのかを監視する必要がある。図7は、そのための反応炉の温度を監視するプロファイルTC(熱電対)211を挿入したPM1を例にとったホットウォール式の反応炉の構成図である。なお、プロファイルTCは、プロセス評価時、ハード評価時、メンテナンス時に挿入するものであり、実機の成膜時等では、通常挿入しない。
ホットウォール式の反応炉は、反応室201を内部に構成する石英反応管203、反応管203を加熱する抵抗加熱ヒータ207で構成されている。抵抗加熱ヒータ207には、プロファイルTC211とは別にヒータ制御用のTC(図示せず)が設けられ、このヒータ制御用のTCで検出されたヒータ温度をフィードバック制御することによって、反応室201内は一定温度に保たれている。
反応管203の右側に配置されたTMから搬送されたウェハは石英製のウェハ支持板217上にセッティングされ、ウェハは主にヒータ207や、ヒータ207によって加熱された石英反応管203からの輻射で加熱される。反応室201の温度変化は反応室201に挿入されたプロファイルTC211の温度推移から予想できる。
プロファイルTC211の温度は、ウェハ挿入時には反応管203とウェハの温度を反映した温度を示す。ウェハをPMlへ連続的に搬送したときの反応炉内温度推移を図8に示す。基板昇温パターンとしての温度リカバリ特性は、1バッチ目から6バッチ目にわたってアイドル時より低い温度に推移していき、6バッチ目あたりからを除いて、一致することはない。なお、タクトタイム、すなわち、先バッチ目のウェハ処理開始から後バッチ目のウェハ処理開始までの時間間隔は12分である。
プロファイルTC211の温度は、アイドル時には設定温度450℃で安定しているが、常温のウェハが搬送された直後(2分前後)は、約13℃低下(約437℃)していることがわかる。その後、ウェハが加熱されるに従い、プロファイルTC211による検出温度も回復し、3分付近以降から反応炉内温度(プロファイルTC温度)は徐々に設定温度450℃に近づく。5分以降はプロファイルTC温度の変化が約1℃/分と小さく、ウェハ温度も比較的安定している。
そこで、反応炉内温度が設定温度に回復しない5分以降から気相化学的処理(CVD処理)による成膜を開始している。しかし、10分後もプロファイルTC温度は回復しない。これは反応管203の熱容量が大きいため、ヒータ制御用のTCの熱応答性が悪く、反応管内面の温度回復に時間がかかるためである。このような傾向は、ホットウォール式のようにチャンバ(反応管)の熱容量が大きく、熱応答性が鈍い場合に起こりやすい。
したがって、アイドル時の温度が回復しないまま、次ウェハを反応室201に搬送することになる。このような状態でウェハの連続処理を行った場合、ウェハを搬送するにしたがい、反応管温度は低下する。そして、図8に示すように、3〜4バッチ目のウェハを処理したところで、反応炉温度はアイドル時の温度よりもやや低い温度で安定する。このように反応炉内温度を監視することにより、反応炉内温度は、ウェハ処理が進むにつれ、アイドル時より低い温度に推移して、安定することがわかる。
このときの膜厚推移を図9に示す。1バッチ目の膜厚が103.1Åであるが、バッチ処理が進むにつれ反応炉の温度が低下するため膜厚が薄くなる。そして、3〜4バッチ目以降から膜厚が96〜97Åで安定になる。
このため、ウェハを連続処理する場合、バッチ間の膜厚差を解消するためには、連続処理前に、反応炉内の温度を安定化させる必要がある。そこで、従来は、最初の2〜3バッチは、先行ウェハを使用し、その後、はじめて製品ウェハを処理するようにしていた。すなわち、最初の2〜3バッチは、ダミーウェハを使って製品ウェハと全く同じ条件で化学的処理を施し、反応炉温度がアイドル時の温度よりもやや低い温度で安定したところで、初めて製品ウェハを連続処理するようにしていた。
また、ダミーウェハのウェハ搬送経路は、図6に示す製品ウェハと同様に、CM1からPM1へ搬送し、成膜処理した後、CS1を経てCM1へ搬送していた。さらに、ダミーウェハによる最初の2〜3バッチのタクトタイムも、製品ウェハと同じとしていた。
上述したように、従来の半導体装置の製造方法では、被処理基板の処理前に、反応炉温度を安定化させるために、ダミー基板を使って被処理基板と全く同じ条件で処理しているので、生産性が悪かった。
本発明の課題は、上述した従来技術の問題点を解消し、ダミー基板を使っていながら、生産性の向上を図ることが可能な半導体装置の製造方法を提供することにある。
第1の発明は、反応炉にダミー基板を搬入する工程と、前記ダミー基板を化学的な処理を施すことなく前記反応炉に滞在させる工程と、前記ダミー基板を反応炉から搬出する工程と、前記ダミー基板を搬出した後に反応炉に被処理基板を搬入する工程と、前記被処理基板を反応炉で処理する工程と、処理後の被処理基板を反応炉から搬出する工程と、を有することを特徴とする半導体装置の製造方法である。
第1の発明では、被処理基板を反応炉内で処理する前に、ダミー基板を反応炉に入れて滞在させるので、アイドル時の反応炉の温度が設定温度であり、ダミー基板温度が反応炉温度よりも温度が低いと、ダミー基板による反応炉の熱取りが行なわれる。反応炉の熱取り量は、反応炉に滞在させるダミー基板の温度に応じて変わってくる。ダミー基板が適切な温度になっていれば、この熱取りにより反応炉温度が低下して安定する。なお、ダミー基板を反応炉内に滞在させる場合の反応炉内の圧力は特に限定されない。反応炉の熱取りを行い、反応炉温度を所望する温度にすることが可能であれば、いずれの圧力、雰囲気であってもよい。このように第1の発明によれば、温度の安定した反応炉で被処理基板を安定に処理することができる。
また、第1の発明において、ダミー基板を反応炉に滞在させる工程では、ダミー基板に化学的な処理を施さない。ここで化学的な処理とは、反応性ガスを流して被処理基板に成膜等を行なうことである。ダミー基板に化学的な処理を施さなくても、反応炉の熱取りを有効に行うことができる。化学的な処理は、反応炉温度を所望する温度にすることには影響しないと考えられる。もし、化学的な処理により極端な発熱反応が起きるのであれば、被処理基板を連続処理したときに、バッチが進むに従い反応炉温度が低下するというような現象は起きないはずだからである。
第1の発明のようにダミー基板に化学的な処理を施さないで済むと、化学的な処理を施す場合に比して、生産性が向上する。特に、ダミー基板を1バッチだけ滞在させて反応炉の熱取りを行う場合には、従来のように被処理基板に先行して2〜3バッチ処理する場合に比して、生産性がより向上する。
第2の発明は、第1の発明において、前記ダミー基板は冷却室にて保管され、使用する際は冷却室から搬送室を介して反応炉へ搬送され、使用後は反応炉から搬送室を介して冷却室に搬送されることを特徴とする半導体装置の製造方法である。
処理後の被処理基板を冷却する冷却室を使って、ダミー基板を保管し、使用の際は、冷却室から搬送室へ搬送するようにするので、外部からダミー基板を搬入するものと比べて、ダミー基板の冷却、ダミー基板の反応炉に対する搬出入が容易である。また、ダミー基板は、化学的処理を施さず、しかも使用後も外部に搬出することなく冷却室に保管するので、必要に応じて、また何回でも繰り返し再利用することができ、生産性がより向上する。
第3の発明は、第1の発明において、前記ダミー基板を反応炉に滞在させる工程では、反応炉温度が待機状態(アイドル時)における反応炉温度よりも低い温度となるよう滞在させることを特徴とする半導体装置の製造方法である。
ダミー基板を反応炉に滞在させる工程で、反応炉温度が待機状態における反応炉温度よりも低い温度となるよう滞在させると、反応炉の熱取りを有効に行うことができ、ダミー基板搬出後の被処理基板の処理工程を安定に行うことができる。
この場合、反応炉温度よりも温度の低いダミー基板を使えば、反応炉温度が待機状態における反応炉温度よりも低い温度となるよう滞在させることができる。
第4の発明は、第1の発明において、前記ダミー基板を反応炉に滞在させる工程では、被処理基板を連続処理したときに毎回略同じ基板昇温パターンとなるような温度となるまで滞在させることを特徴とする半導体装置の製造方法である。ここで、基板昇温パターンとは、反応炉に被処理基板を搬入したのち、反応炉で被処理基板が加熱されて処理温度にまで上昇していく温度パターンをいう。
反応炉の温度は被処理基板の搬入出で変化する。被処理基板を連続処理した場合に、バッチが進むに従い、反応炉温度が低下して安定する。これは、反応炉を構成する加熱機構の熱容量や加熱方式等が関係すると考えられる。第4の発明のように、被処理基板を処理する前に、ダミー基板を反応炉に滞在させる工程で、被処理基板を連続処理したときに毎回略同じ基板昇温パターンとなるような温度となるまで滞在させるようにすると、被処理基板を連続処理しても、反応炉温度が毎回安定しているので、バッチ間膜厚のようなバッチ間処理量の均一性が向上する。
この場合、ダミー基板を反応炉に1回滞在させる工程で、被処理基板を2〜3バッチ処理する場合と等価な熱取りを行うように滞在させることにより、被処理基板を連続処理したときに毎回略同じ基板昇温パターンとなるような温度となるまで滞在させるようにすることができる。
第5の発明は、第1の発明において、前記処理とは有機原料を用いて、被処理基板上に金属酸化膜を形成する処理であることを特徴とする半導体装置の製造方法である。
バッチ間膜厚均一性が向上するので、有機原料を用いて、被処理基板上に金属酸化膜を形成する処理に適用すると、膜厚の安定した金属酸化膜を形成することができる。
第6の発明は、第1の発明において、前記処理とはペンタエトキシタンタル(Ta(OC255:略称PETa)を用いて、被処理基板上に酸化タンタル膜(Ta25)を形成する処理であることを特徴とする半導体装置の製造方法である。
バッチ間膜厚均一性が向上するので、Ta(OC255を用いて、被処理基板上にTa25膜を形成する処理に適用すると、膜厚の安定したTa25膜が形成された半導体装置を製造することができる。
第7の発明は、第1の発明において、前記反応炉は、被処理基板を反応炉に搬入する前から反応炉温度を処理時と同等の温度となるよう維持するタイプの炉であることを特徴とする半導体装置の製造方法である。
本発明は、特にこのようなタイプの炉、すなわち被処理基板を反応炉に搬入する前から反応炉温度を処理時と同等の温度となるよう維持するタイプの反応炉を用いて基板を連続処理する場合に、特に有効となる。
第8の発明は、第1の発明において、前記反応炉はホットウォール式の炉であることを特徴とする半導体装置の製造方法である。
コールドウォール式に比べて、特に反応炉の温度低下が生じやすいホットウォール式の反応炉を用いて処理する場合に、温度の安定した反応炉で被処理基板を安定に処理することができるので、特に有効となる。
第9の発明は、反応ガスを供給可能な反応炉と、反応炉に対してダミー基板又は被処理基板を搬送する基板搬送手段と、前記反応炉に反応ガスを供給するガス制御系と、前記基板搬送手段及び前記ガス制御系を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、反応炉にダミー基板を搬入する工程と、ダミー基板を化学的な処理を施すことなく反応炉に滞在させる工程と、ダミー基板を反応炉から搬出する工程と、ダミー基板を搬出した後に反応炉に被処理基板を搬入する工程と、被処理基板を反応炉で処理する工程と、処理後の被処理基板を反応炉から取り出す工程と、を実行するよう前記基板搬送手段及び前記ガス制御系を制御するものであることを特徴とする基板処理装置である。
このような制御手段を設けると、第1の発明の半導体装置の製造方法を容易に実施できる。
本発明によれば、反応炉の熱取りにダミー基板を使っていながら、化学的処理を施さないので、生産性が向上する。
基板バッチ処理間の膜厚均一性を向上して生産性を向上するという目的を、反応炉内における被処理基板である製品ウェハの処理前に、冷却室内に用意したダミー基板を反応炉内へ搬送し、反応炉内の熱取りを行って反応炉内の温度の安定化を図ることにより、実現した。
以下に本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図5は、本発明の半導体装置の製造方法を実施するための二枚葉基板処理装置を構成する反応炉の概略縦断面図である。この反応炉は、図1のPM1、PM2に対応したホットウォール式の反応炉であって、所定の温度に加熱されて、ウェハを連続処理する。
石英製の反応容器としての反応管203は水平方向に扁平な空間を有しており、内部に基板としての半導体ウェハ(図示せず)を収容する。なお、反応容器は炭化珪素製、又はアルミナ製でもよい。反応管203内部には半導体ウェハを支持する支持具としてのウェハ支持板217が設けられ、反応管203の両端にはマニホールドとしてのガス導入フランジ209a、ガス導入フランジ209bが気密に設けられ、一方のガス導入フランジ209aには更に仕切弁としてのゲートバルブ244を介して搬送室(図示せず)が連接されている。ガス導入フランジ209a、ガス導入フランジ209bにはそれぞれ供給管としてのガス導入ライン232a,232b、排気管としての排気ライン231a、231bが連通される。ガス導入ライン232a、232bには、反応管203内に導入するガスの流量を制御する流量制御手段241a,241bがそれぞれ設けられている。また、排気ライン231a、231bには、反応管203内の圧力を制御する圧力制御手段248a,248bがそれぞれ設けられている。
上述したガス導入フランジ209a,209b、ガス導入ライン232a,232b、及び流量制御手段241a,241bからガス制御系が構成される。
反応管203の上下にはそれぞれ加熱手段としての上ヒータ207a、下ヒータ207bが設けられ、反応管203内部を均一にもしくは所定の温度勾配を生じさせて加熱するようになっている。また、上ヒータ207a、下ヒータ207bには、それぞれのヒータ温度を制御する温度制御手段247が接続されている。また上ヒータ207a、下ヒータ207bおよび反応管203を覆うように断熱部材としての断熱材208が設けられている。反応管203内の温度、反応管203内の圧力、反応管203内に供給するガスの流量は、それぞれ温度制御手段247、圧力制御手段248a、248b、流量制御手段241a、241bにより、所定の温度、圧力、流量となるよう制御される。また、温度制御手段247、圧力制御手段248a、248b、流量制御手段241a,241bは、主制御部249により制御される。
上述した反応管203、ヒータ207a,207b、ガス導入ライン232a,232b、ガス導入フランジ209a、209b、排気ライン231a、231b等のうち、少なくとも反応管203、ヒータ207a、207bを含むものから、ウェハを処理する反応炉が構成される。
次に、半導体デバイスの製造工程の一工程として、上述した基板処理装置の反応炉を用いて半導体ウェハを処理する方法について説明する。
反応管203内の温度がヒータ207a,207bにより処理温度に維持された状態で、ゲートバルブ244が開かれ、ウェハ搬送ロボット(図示せず)によリ図中左方より反応管203内に半導体ウェハが搬入され、ウェハ支持板217に載置される。本例ではウェハ支持板217には二枚のウェハ(図示せず)が載置され、二枚のウェハが同時に処理される。なお、同時に処理する二枚のウェハの熱履歴を等しくするためにウェハは二枚同時に反応管203内に搬送される。ウェハが反応管203内に搬入されると同時にウェハの処理温度までの昇温が開始される。
ウェハ搬送ロボットが後退してゲートバルブ244が閉じられた後、反応管203内の圧力は処理圧力となるよう圧力制御手段248a,248bにより制御され(圧力安定化)、反応管203内の温度はウェハ温度が処理温度となるよう温度制御手段247により制御される(温度安定化)。この反応管203内の圧力安定化、ウェハの温度安定化の際、反応管203内にはガス導入ライン232a,232bより不活性ガスが導入されつつ排気ライン231a,231bより排気され、反応管203内は、不活性ガス雰囲気とされる。
反応管203内の圧力が処理圧力に安定化し、ウェハの温度が処理温度に安定化した後、反応管203内にガス導入ライン232a,232bより処理ガスが導入され、排気ライン231a,231bより排気されることにより、ウェハが処理される。この際、処理の均一性を確保するため、処理ガスは対角に向かって交互に流すのが好ましい。すなわち、例えば、まず処理ガスをガス導入ライン232aから排気ライン231bに向かってウェハの表面に対して略水平な方向に流し、その後、それとは反対向きに、すなわちガス導入ライン232bから排気ライン231aに向かってウェハの表面に対して略水平な方向に流し、所要時間毎に流れの向きを変更するのが好ましい。なお、処理の均一性が処理ガスの流れの向きに依存しないような場合は、処理ガスは一方向に向かって流れるようにしてもよい。すなわち、例えばガス導入ライン232aから排気ライン231bに向かってウェハの表面に対して略水平な方向に、或はガス導入ライン232bから排気ライン231aに向かってウェハの表面に対して略水平な方向に流れるようにしてもよい。
なお、本実施の形態の基板処理装置の反応炉にて基板を処理する際の処理条件としては、例えば、Ta25膜を成膜する場合、処理温度420〜470℃、処理圧力20〜50Pa、成膜原料PETa流量2.6〜17.2sccm、O2流量0〜1000sccmが例示される。
ウェハの処理が完了すると、反応管203内の残留ガスを除去するために、反応管203内には、ガス導入ライン232a、232bより不活性ガスが導入されつつ、排気ライン231a,231bより排気され、反応管内がパージされる。なお、ウェハ処理時の処理ガスの供給流量、ウェハ処理前または後の不活性ガスの供給流量は流量制御手段241a、241bにより制御される。
反応管203内のパージ後、反応管203内の圧力を圧力制御手段248a、248bにより、ウェハ搬送圧力となるよう調整する。反応管203内の圧力が搬送圧力となった後、ゲートバルブ244が開かれ、ウェハは、ウェハ搬送ロボットにより反応管203より搬送室へ搬出される。
なお、上述の圧力制御手段248a、248bによる反応管203内の圧力制御、温度制御手段247による反応管203内の温度制御、流量制御手段241a,241bによる反応管203内へのガス流量制御は、主制御部249が各制御手段を制御することにより行われる。
ところで、ホットウォール式の反応炉にあっては、前述したように、ウェハを処理する場合、3〜4バッチのウェハを成膜処理したところで、反応炉温度が安定するため、製品ウェハ処理前に、ダミー基板を用いて、製品ウェハと同様に、前述した処理条件で、2〜3バッチ成膜処理する必要がある。この場合、ダミー基板は、図6に示したウェハ搬送経路を取らなければならない上、反応炉でCVD処理による成膜を施されるので、生産性が悪かった。
そこで、実施の形態では、図1に示すように、CS1に予め用意されたダミー基板をPM1へ搬送して、化学的処理を施すことなく、所定の時間、PM1に滞在させる。これによりPM1の熱取りを行い、PM1温度を所望する温度にすることで、ウェハを1バッチ目から所望の温度にて所望の膜厚を成膜することができるようにしている。以下、詳細に説明する。
図1は基板処理装置の概略平面構成図である。中央に配置されたTMは、ウェハなどの基板を搬送するためのチャンバである。TMの外周には、ウェハをセットするためのカセットを収納するカセットモジュールCM1,CM2、ウェハを冷却する冷却室としてのクーリングステージCS1、及び図5で説明したホットウォール式反応炉としてのPM1、PM2が配置されている。PM1、PM2はそれぞれ一枚または二枚のウェハ200を処理可能な反応炉である。CS1は、ウェハ三枚を保管可能に構成されている。三枚のうち、二枚は成膜対象となる製品ウェハであり、残りの一枚は熱取り用のダミー基板である。TMの内部には、基板搬送装置としてのウェハ搬送ロボット112が、二枚のツィーザ113を有して、二枚のウェハ200を同時に搬送することが可能なように設けられる。ウェハ搬送ロボット112はダミー基板、製品ウェハのいずれも搬送可能である。このウェハ搬送ロボット112により、ウェハ200をTMを経由して、CM1からPM1(あるいはPM2)へ、PM1(あるいはPM2)からCS1、さらにCM1(あるいはCM2)へ搬送するようになっている。
TMはゲートバルブを介してPM1に接続されている。TMとゲートバルブを介さないで接続されているCS1は、PM1で加熱された基板の冷却、およびダミー基板の保管を目的として設けられている。
ここでPM1又はPM2は、図5で説明したように、反応ガスを供給可能且つ排気可能な反応炉で構成されている。また、PM1又はPM2は、図1では省略しているが、反応室201の外周から反応室201内を加熱するヒータ(図5の207a、208a)が設けられる。また、PM1又はPM2には、PM1又はPM2へ導入する反応ガスの流量を制御する流量制御手段(図5の241a,241b)と、PM1又はPM2内の圧力を制御する圧力制御手段(図5の248a,248b)が設けられている。主制御部249は、TMとその周囲に設けられたチャンバとの間に設けたゲートバルブ(例えば図5の244)、ウェハ搬送ロボット112及びヒータ、流量制御手段、圧力制御手段を制御して、ダミー基板の搬入、搬出、製品基板の搬入、処理、搬出などの成膜を行うための一連の工程を実行する。
図1にダミー基板の搬送経路を矢印で示している。ウェハを三枚保管可能なCS1にダミー基板(以下、CSダミー基板という)を一枚用意して、何回でも再利用可能なように保管しておく。CSダミー基板は、熱容量が大きい材料から構成され、例えば製品と同じシリコンウェハでもよいし、セラミックス基板又は石英基板、さらにはSiC基板でもよい。この場合、熱容量が大きすぎると、熱取りのための昇温に時間がかかりスループットが低下してしまう。CSダミー基板の熱容量は、PM1の熱容量、設定温度、ゲートバルブの開時間、基板搬送スピード等の種々の要因で決定される。
また、CSダミー基板の形状は、任意であるが、基板を大型化すると、昇温、降温に時間がかかるから余り好ましくなく、また搬送手段にも工夫を要することとなる。このためCSダミー基板の形状は製品ウェハと同じ形状であることが好ましい。
以下、ダミー基板による熱取り、及びその後に行うウェハへの成膜工程を説明する。
(1)主制御部249は、PM1とTMとの間に設けたゲートバルブ(図5の244)を開放し、ウェハ搬送ロボット112を制御して、CS1に予め保管されている1枚の常温のCSダミー基板を、CS1から搬出する。そして、図1の矢印dに示す搬送経路で、CS1からTMを経由し、アイドル時設定温度(420〜470℃)にあるPM1内にCSダミーウェハを搬入する。
(2)主制御部249は、ウェハ搬送ロボットを待機位置に戻し、ゲートバルブ(図5の244)を閉じる。CSダミー基板をPM1内に所定時間滞在させて、PM1内の熱取りを行う。ここでは、CSダミー基板に対して化学的な処理は施さず、単にPM1内にCSダミー基板を放置するだけにする。この放置によって、PM1温度はアイドル時の設定温度より低い、所望する温度になる。なお、PM1には、反応ガスは流さないが、不活性ガスN2を1000sccm流している。
CSダミー基板の滞在時のPM1圧力は、成膜時の圧力(20〜50Pa)と同じにしている。しかし、PM1の熱取りを行ない、PM1温度を所望する温度にすることが可能であれば、特に圧力は成膜時の圧力に限定されない。
また、PM1でのCSダミー基板滞在時間は、ここでは5分とした。これは、ウェハを連続処理したときに、PM1の温度が安定になるように調整した時間である。CSダミー基板の滞在時間は、PM1の熱容量、設定温度、ゲートバルブの開時間、基板搬送スピード等の種々の要因により決まる。滞在時間は、生産効率を考えた場合、熱取りをしない改善前よりも、生産効率がダウンするような長さになると、現実的ではない。例えば、滞在時間が約24分以上となると、生産効率が悪化するので好ましくない。ただし、例外的に、ダミー基板をCM1に用意できない場合や、他の温度調整方法がない場合には、CSダミー基板のPM1での滞在時間が24分以上となっても、本発明は有用である。
(3)PM1の熱取りを終了した後、主制御部249はゲートバルブを開き、ウェハ搬送ロボット112を制御して、CSダミー基板を、矢印eの搬送経路で、PM1から搬出して、CS1に搬入する。CSダミー基板の温度は、CSダミー基板をPM1から搬出し、CS1へ搬入直後は経時変化し(少しずつ低下し)、数分後、所定の温度、例えば常温で安定になる。
具体的には、CS1でのCSダミー基板は約200℃から常温まで冷却される。CSダミー基板は、PM1→CS1の搬送過程で降温するが、その後さらにCS1で放置することで常温となる。CSダミー基板の温度が常温まで降温する時間(冷却効率)は、CSダミー基板熱容量と、TMとCS1の圧力およびガス流量、CS1の冷却システムないし冷却方法等の要因で決まると考えられる。例えば、PM1からCS1への搬送過時間を1分とすると、その間CSダミー基板の温度は450℃から300〜200℃に降温する。CS1でCSダミー基板を4〜8分放置すると、CSダミー基板温度は300〜200℃ から常温に降温すると考えられる。
(4)ダミー基板をCS1に搬入して保管した後、主制御部249は、ウェハ搬送ロボット112を制御してCM1のカセットから未処理の二枚の製品ウェハを搬出し、TMを介してPM1内に搬入する。
(5)そして、図5で説明したように、主制御部249は、ゲートバルブ244を閉じた後、PM1の流量制御手段と圧力制御手段とを制御して、PM1内に反応性ガスを供給しつつ排気させる。これにより製品ウェハ上に薄膜、例えばTa25膜を形成する。
(6)主制御部249は、ゲートバルブを開き、ウェハ搬送ロボット112を制御して、成膜後の製品ウェハをPM1から搬出して、TMを介してCS1に搬入する。常温までに冷却した後、ウェハ搬送ロボット112を制御して、製品ウェハをCS1からCM1のカセットに収納する。
上記(4)から(6)を繰り返してウェハの連続処理を行う。この場合の製品ウェハの連続処理枚数は、クリーニングやメンテナンスを必要とするまでの処理枚数まで可能である。一連の成膜処理に要する時間は6分〜9分であり、そのうち、成膜時間は2分〜3分である。残りの4〜5分は、成膜後の後処理時間と基板の搬入出時間となる。なお、成膜時間が長くなる場合、ウェハ処理の時間間隔が長くなる。
上述した実施の形態による一連の処理における反応炉内の温度推移を図2に示す。この温度推移は、図7と同様に、PM1にプロファイルTC211を挿入して測定することによって得ている。
図2に示すように、CSダミー基板を挿入したときの反応炉内温度は、図8に示した従来例における1バッチ目の炉内プロファイル温度と略同じ昇温パターンとなっている。従来例と異なる点は、ダミー基板によるPM1の熱取りを5分行い、5分経過後にダミー基板をPM1から取り出している点である。また、ダミー基板を搬出した後、PM1でウェハを連続処理したときの温度リカバリ特性は、図8の従来例と異なり、1バッチ目から5バッチ目にわたってほとんど一致していることがわかる。このことから、PM1温度は、CSダミー基板で熱取りをすることによって、製品ウェハ1バッチ目から安定させることができることが分かる。
また、このときの膜厚推移を図3に示す。CSダミー基板を使用した場合、1バッチ目から膜厚が安定しており、5バッチの平均膜厚、バッチ間膜厚均一性は、それぞれ97.2Å、±0.48%となった。このときの面内膜厚均一性は約2%でCSダミー基板なしのとき(従来例)と同等の結果である。また、CSダミー基板を使用した場合と使用しない場合(従来例)のバッチ間膜厚均一性を図4に示す。CSダミーありとはCSダミーを使用した場合、CSダミーなしとはCSダミーを使用しない場合(従来例)を示している。CSダミー基板ありのときは、バッチ間膜厚均一性は±0.48%となり、CSダミー基板なしのときよりも大幅に改善されている。
以上述べたように、実施の形態によれば、冷却されたCSダミー基板で反応炉の熱取りを行うことにより、ウェハを連続処理した場合に、バッチが進むにしたがい、反応炉温度が低下することで起きる膜厚低下によるバッチ間膜厚均一性の悪化を、解決している。その結果、1バッチ目から反応炉の温度および基板膜厚を安定させることができる。
また、従来行なっていた手法では、連続処理前に製品ウェハと同じ搬送経路でダミー基板を反応炉に搬送し、ダミー基板に対して、製品ウェハと同様な成膜処理を行うようにしている(ダミー成膜)。すなわち、基板は、製品と同様に、カセットにセッティングしたうえで、CM1からTMを経てPM1へ搬送し、ダミー成膜を行った後、PM1から搬出してCM1から装置外へ搬出していた。そして、これを2〜3バッチ繰り返す必要があった。このため、搬送やダミー成膜に時間がかかり、生産性が悪かった。この点で、実施の形態では、PM1と隣接したCS1に予めCSダミー基板を保管しておき、1回の処理で反応炉の熱取りを行うことができ、さらにCSダミー基板を最短の搬送経路で搬送するようにしている。これによりCSダミー基板をカセットヘセッティングする必要もなく、搬送に時間がかからないので、従来例のものと比べて、生産性が格段に向上する。また、CSダミー基板に化学的処理を施すことなくCSダミー基板を不活性ガス雰囲気の反応炉内に滞在させるだけなので、従来のように2〜3バッチも要して無駄にダミー基板を廃棄するものと異なり、CSダミー基板はCS1に保管して、何回でも使用できる。この点からも実施の形態では、生産性が向上し、生産管理も容易になる。
なお、実施の形態では、1枚のCSダミー基板を用いて1回の処理で熱取りを行う場合を説明したが、複数枚のCSダミー基板を同時に、あるいは、最初の2〜3バッチを要する従来よりは少ないバッチ回数で、連続的に反応炉の熱取りを行うようにしてもよい。
本発明の半導体装置の製造方法を実施するための基板処理装置におけるウェハ搬送経路を示す説明図である。 実施の形態によるウェハ連続処理時の炉内温度の推移を示す特性図である。 実施の形態によるウェハ連続処理時の平均膜厚とウェハ面内均一性の推移を示す特性図である。 実施の形態と従来例とのバッチ間膜厚均一性を比較説明図である。 実施の形態による二枚葉基板処理装置を構成する反応炉の概略縦断面図である。 従来例の基板処理装置におけるウェハ搬送経路を示す説明図である。 従来と実施例とに共通したホットウォール式の反応炉の構成とプロファイルTC挿入位置を示す概略縦断面図である。 従来例によるウェハ連続処理時の炉内温度の推移を示す特性図である。 従来例のウェハ連続処理時の平均膜厚とウェハ面内均一性の推移を示す特性図である。
符号の説明
112 ウェハ搬送ロボット(基板搬送手段)
200 CSダミー基板
249 主制御部
CS1 クーリングステージ(冷却室)
CM1 カセットモジュール
PM1 プロセスモジュール(反応炉)
TM 基板搬送室

Claims (1)

  1. 反応炉にダミー基板を搬入する工程と、
    前記ダミー基板を化学的な処理を施すことなく前記反応炉に滞在させる工程と、
    前記ダミー基板を反応炉から搬出する工程と、
    前記ダミー基板を搬出した後に反応炉に被処理基板を搬入する工程と、
    前記被処理基板を反応炉で処理する工程と、
    処理後の被処理基板を反応炉から搬出する工程と、
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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