JP2005148839A - 商品販売管理装置及び商品販売管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】正確なチャンスロス商品を誰もが簡単に把握できるようにする。
【解決手段】商品販売管理対象の店舗内で販売された各商品の売上を商品別に集計する。そして、商品別に集計された売上データに基づいて商品毎に売上に応じたランクを設定する。また、外部から通信手段を介して配信された各商品の売上ランク情報を取得する。そして、外部から取得した各商品の売上ランク情報のランクと、店舗内において商品別に集計された売上データから商品毎に設定されたランクとに基づいて販売機会損失度合いの高い商品を抽出し、この販売機会損失商品として抽出された商品のリストを出力する。
【選択図】 図6
【解決手段】商品販売管理対象の店舗内で販売された各商品の売上を商品別に集計する。そして、商品別に集計された売上データに基づいて商品毎に売上に応じたランクを設定する。また、外部から通信手段を介して配信された各商品の売上ランク情報を取得する。そして、外部から取得した各商品の売上ランク情報のランクと、店舗内において商品別に集計された売上データから商品毎に設定されたランクとに基づいて販売機会損失度合いの高い商品を抽出し、この販売機会損失商品として抽出された商品のリストを出力する。
【選択図】 図6
Description
本発明は、店舗での商品販売に関するデータを管理する商品販売管理装置及びこの装置をセンタで一元管理するようにした商品販売管理システムに関する。
コンビニエンスストアやスーパーマーケット等のようにチェーン展開された複数の店舗を本部で統轄する形態の小売企業体では、一般に、本部にセンタコンピュータを設置するとともに各店舗にストアコンピュータを設置し、各コンピュータ間をネットワークで接続して、各ストアコンピュータをセンタコンピュータが一元管理するようにした商品販売管理システムが構築されている。この商品販売管理システムを構築することにより、各ストアコンピュータでそれぞれ店舗毎に集計された各商品の売上データをセンタコンピュータが収集し加工して、統轄する店舗全体の売上分析等を行ったり、各ストアコンピュータでそれぞれ入力された商品発注データをセンタコンピュータが収集し加工して、卸業者等にまとめて発注したりすることが可能となる。
ところで店舗では、品切れによって販売機会を失うこと、いわゆるチャンスロス商品を少なくすることが収益を確保する上で重要課題となっている。そこで従来、本部側で立てる企画と、店舗毎の発注実績,販売実績とを一覧できる販売実績表を作成して、本部企画の検証をするための判断材料を提供できるようにし、発注や品出しのタイミングを調整することによって、チャンスロス商品の低減を図るようにした商品販売管理システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−6412公報
しかしながら、従来提案されている商品販売管理システムにおいては、本部の企画を検証しチャンスロス商品の有無を判断するのは店舗の発注担当者であったので、人的負荷が大きかった上、チャンスロス商品を正確に見極めるには発注担当者としての豊富な経験と知識が要求されるという問題があった。
本発明はこのような事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、正確なチャンスロス商品を誰もが簡単に把握することができ、チャンスロス商品の低減を容易に図り得る商品販売管理装置及び商品販売管理システムを提供しようとするものである。
本発明の商品販売管理装置は、商品販売管理対象の店舗内で販売された各商品の売上を商品別に集計する商品売上集計手段と、商品別に集計された売上データに基づいて商品毎に売上に応じたランクを設定する商品売上分析手段と、外部から通信手段を介して配信された各商品の売上ランク情報を取得する売上ランク取得手段と、外部から取得した各商品の売上ランク情報のランクと、店舗内において商品別に集計された売上データから商品毎に設定されたランクとに基づいて販売機会損失度合いの高い商品を抽出する販売機会損失商品抽出手段と、販売機会損失商品として抽出された商品のリストを出力する販売機会損失商品出力手段とを備えたものである。
また、本発明の商品販売管理システムは、センタコンピュータと複数のストアコンピュータとを通信手段を介して接続してなるもので、センタコンピュータは、各ストアコンピュータがそれぞれ商品販売管理対象とする複数店舗の売上データを通信手段を介して各ストアコンピュータから収集する店舗売上収集手段と、各店舗のストアコンピュータから収集した売上データを商品別に集計して商品毎に売上に応じたセンタ側ランクを設定するセンタ側商品売上分析手段と、商品毎に設定されたセンタ側ランクの情報を通信手段を介して各ストアコンピュータに配信する分析結果配信手段とを備え、各ストアコンピュータは、商品販売管理対象の店舗内で販売された各商品の売上を商品別に集計する商品売上集計手段と、商品別に集計された売上データに基づいて商品毎に売上に応じた店舗側のランクを設定する店舗側商品売上分析手段と、センタコンピュータから通信手段を介して配信された各商品のセンタ側ランクを取得する売上ランク取得手段と、センタ側ランクと店舗側ランクとに基づいて販売機会損失度合いの高い商品を抽出する販売機会損失商品抽出手段と、販売機会損失商品として抽出された商品のリストを出力する販売機会損失商品出力手段とをそれぞれ備えたものである。
かかる手段を講じた本発明によれば、正確なチャンスロス商品を誰もが簡単に把握することができ、チャンスロス商品の低減を容易に図り得る商品販売管理装置及び商品販売管理システムを提供できる。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
なお、この実施の形態は、チェーン展開された複数の店舗を本部で統轄する形態の小売企業体で構築されている商品販売管理システムに本発明を適用した場合である。
なお、この実施の形態は、チェーン展開された複数の店舗を本部で統轄する形態の小売企業体で構築されている商品販売管理システムに本発明を適用した場合である。
図1は、本実施の形態における商品販売管理システムの全体構成を示す模式図である。本部に設置された1台のセンタコンピュータ1に、この本部が統轄する店舗毎に設置された複数台(図では3台)のストアコンピュータ2A,2B,2Cを、ISDN(Integrated Services Digital Network),電話網等のネットワーク3を介して接続して、本実施の形態の商品販売管理システムが構築されている。
各ストアコンピュータ2A,2B,2Cには、それぞれ自店舗内に設置されている複数台のPOS(Point Of Sales)端末4が、LAN(Local Area Network)5を介して接続されている。そして、各ストアコンピュータ2A,2B,2Cは、商品売上集計部21、商品売上分析部22、分析結果記憶部23及び発注処理部24としての機能を特に有している(ストアコンピュータ2B,2Cについては図示せず)。
商品売上集計部21は、例えば毎営業日の予め決められた時刻になると、LAN5に接続された各POS端末4でそれぞれ登録された各商品の販売データから自店舗内で販売された商品の売上点数及び売上金額を商品別に集計して、1営業日の商品別売上データを集計するものである(商品売上集計手段)。
商品売上分析部22は、商品売上集計部21により集計された最新の1営業日若しくは複数営業日の商品別売上データに基づいて商品毎に売上に応じたランク(店舗側ランク)を店舗ランクとして設定するものである(商品売上分析手段,店舗側商品売上分析手段)。因みに、本実施の形態では、図2(a)の店舗ランク設定テーブルT1に示すように、1営業日若しくは複数営業日の売上点数xが0の商品の店舗ランクを“Z”とし、1≦x<m1(m1>1)の商品の店舗ランクを“C”とし、m1≦x<m2(m2>m1)の商品の店舗ランクを“B”とし、m2≦xの商品の店舗ランクを“A”とする。
分析結果記憶部23は、商品売上分析部22によって商品毎に設定された最新の店舗ランク情報を記憶するものである(分析結果記憶手段)。
発注処理部24は、発注対象商品のコード,発注数,納品予定日等の発注データの入力を受付け、入力された発注データをネットワーク3を介して外部、例えばセンタコンピュータ1に送信するものである。なお、ネットワーク3に発注専門のコンピュータを接続し、このコンピュータに発注データを送信してもよい。
センタコンピュータ1は、特に、店舗売上収集部11、商品売上分析部12及び分析結果配信部13としての機能を有している。店舗売上収集部11は、例えば毎営業日の予め決められた時刻になると、各ストアコンピュータ2A,2B,2Cの商品売上集計部21によって集計された商品別売上データをネットワーク3を介して収集し、商品別に売上点数と売上金額の合計を算出するものである(店舗売上収集手段)。
商品売上分析部12は、店舗売上収集部11により集計された最新の1営業日若しくは複数営業日の商品別売上合計データに基づいて商品毎に売上に応じたランクを本部ランク(センタ側ランク)として設定するものである(センタ側商品売上分析手段)。因みに、本実施の形態では、図2(b)の本部ランク設定テーブルT2に示すように、1営業日若しくは複数営業日の売上点数xが0の商品の本部ランクを“Z”とし、1≦x<n1(n1>1)の商品の本部ランクを“C”とし、n1≦x<n2(n2>n1)の商品の本部ランクを“B”とし、n2≦xの商品の本部ランクを“A”とする。
分析結果配信部13は、商品売上分析部12により商品毎に設定された最新の本部ランク情報をネットワーク3を介して各店舗のストアコンピュータ2A,2B,2Cに配信するものである(分析結果配信手段)。
各ストアコンピュータ2A,2B,2Cは、同一構成を有しており、その要部を図3のブロック図にて示す。すなわちストアコンピュータ2A,2B,2Cは、CPU(Central Processing Unit)31、ROM(Read Only Memory)32、RAM(Random Access Memory)33及びHDD(Hard Disk Drive)装置34の他、現在の日時を計時する時計部35、キーボード36のキー入力を検知するキーボードコントローラ37、ディスプレイ38への画面表示を制御する表示コントローラ39、LAN5を通じて行うデータ通信を制御するLANコントローラ40、プリンタが接続されるプリンタインターフェイス41、マウスが接続されるマウスインターフェイス42及びネットワーク3に接続される通信インターフェイス43等を備えている。そして、CPU31と、ROM32,RAM33,HDD装置34,時計部35,キーボードコントローラ37,表示コントローラ39,LANコントローラ40,プリンタインターフェイス41,マウスインターフェイス42及び通信インターフェイス43とは、アドレスバス,データバス等のバスライン44で接続されている。
かかる構成において、RAM33には、LANコントローラ40の作用により各POS端末4から受信した商品販売データを蓄積するためのメモリエリアが形成されている。しかして、CPU31は、時計部35にて計時されている時刻が予め設定された時刻になると、RAM33に蓄積された各商品販売データに基づいて商品売上集計部21としての機能を実行する。そして、最新1営業日の商品別売上データを格納した売上集計ファイルをHDD装置34に書込み保存するものとなっている。
またCPU31は、商品売上集計部21としての機能を実行したならば、続いて商品売上分析部22としての機能を実行する。そして、図4に示すように、各商品を識別する商品コードに対応してその商品の商品名とともに店舗ランクを格納した店舗ランクファイル50を作成して、HDD装置34に上書き保存するものとなっている。ここに、HDD装置34は、分析結果記憶部23として機能する。なお、店舗ランクファイル50をRAM33に格納して、RAM33を分析結果記憶部23として機能させてもよい。
店舗ランクファイル50には、各商品コードにそれぞれ対応して、商品名及び店舗ランクの各データとともにチャンスロスフラグCLFが記憶されている。チャンスロスフラグCLFは、対応する商品が品切れによって販売機会を失っているチャンスロス商品であるとき“1”にセットされる。
CPU31は、通信インターフェイス43を介してセンタコンピュータ1から売上集計ファイルの収集コマンドを受信すると、HDD装置34に保存されている未収集の売上集計ファイルを呼出し、通信インターフェイス43を介してセンタコンピュータ1に送信する。また、CPU31は、センタコンピュータ1の分析結果配信部13によりネットワーク3上に配信された各商品の本部ランク情報を通信インターフェイス43を介して受信すると、図5に示すように、各商品の商品コードに対応して本部ランクを格納した本部ランクファイル52を作成し、HDD装置34に上書き保存する。このとき、本部ランクファイル52の更新日付を時計部35にて計時されている現在日付に更新するものとなっている。
CPU31は、キーボード36のキー操作により発注業務の開始が指令されると、発注処理部24としての機能を実行する。
図6は発注処理部24としての機能のうち、本発明に関わるチャンスロス商品検索処理の要部を示す流れ図である。すなわちCPU31は、発注業務の開始が指令されたことに応じて、ST(ステップ)1として所定の発注業務メニュー画面をディスプレイ38に表示させる。ここで、ST2としてキー操作またはマウス操作によりチャンスロス商品検索処理の実行が指令されると、CPU31は、ST3として最新の本部ランクファイル52を受信しているか否かを判断する。例えば、HDD装置34に保存されている本部ランクファイル52の更新日付が現在日付から1週間前以内であれば最新の本部ランクファイル52を受信していると判断し、1週間以上前であれば最新の本部ランクファイル52を受信していないと判断する。最新の本部ランクファイル52を受信していないと判断した場合には、この処理をエラーとして終了する。
図6は発注処理部24としての機能のうち、本発明に関わるチャンスロス商品検索処理の要部を示す流れ図である。すなわちCPU31は、発注業務の開始が指令されたことに応じて、ST(ステップ)1として所定の発注業務メニュー画面をディスプレイ38に表示させる。ここで、ST2としてキー操作またはマウス操作によりチャンスロス商品検索処理の実行が指令されると、CPU31は、ST3として最新の本部ランクファイル52を受信しているか否かを判断する。例えば、HDD装置34に保存されている本部ランクファイル52の更新日付が現在日付から1週間前以内であれば最新の本部ランクファイル52を受信していると判断し、1週間以上前であれば最新の本部ランクファイル52を受信していないと判断する。最新の本部ランクファイル52を受信していないと判断した場合には、この処理をエラーとして終了する。
ST3にて、最新の本部ランクファイル52を受信していると判断した場合には、CPU31は、ST4としてHDD装置34からこの本部ランクファイル52と店舗ランクファイル51とを読出し、RAM33に格納する。次に、CPU31は、ST5として店舗ランクファイル51から1レコードずつ順番に商品コードと店舗ランクを取得する。そして、1商品の商品コードと店舗ランクを取得する毎に、CPU31は、ST6として本部ランクファイル52を検索して当該商品コードに対応した本部ランクを取得する(売上ランク取得手段)。ここで、ST7として本部ランクが売上上位のランクである“A”であり、かつ、ST8として店舗ランクが売上零のランクである“Z”であるとき、CPU31は、当該商品コードの商品は販売機械損失度合いの高いチャンスロス商品であると判断する。そして、ST9として店舗ランクファイル51の当該商品コードに対応したチャンスロスフラグCLFを“1”にセットする(販売機会損失商品抽出手段)。これに対し、本部ランクが“A“以外若しくは店舗ランクが“Z“以外の場合には、チャンスロス商品でないと判断して、ST10として同チャンスロスフラグCLFを“0”にリセットする。
以下、ST5〜ST10の各処理を店舗ランクファイル51に設定されている各商品について順次実行し、ST11として全商品対して実行完了を判定したならば、CPU31は、ST12として店舗ランクファイル51を検索してチャンスロスフラグCLFが“1”にセットされているチャンスロス商品の有無を判断する。その結果、チャンスロス商品無しを判断したならば、CPU31は、このチャンスロス検索処理を終了する。
これに対し、チャンスロス商品有りを判断した場合には、CPU31は、ST13としてそのチャンスロス商品の商品名を店舗ランクファイル51から読み出してチャンスロス商品リストを作成する。そして、このチャンスロス商品リストの画面をディスプレイ38に表示させる(販売機会損失商品出力手段)。
図7は、チャンスロス商品リスト画面の一例である。この画面には、チャンスロス商品の品名に対応して発注数と納品予定日との入力欄が形成されたチャンスロス商品リスト61と、発注ボタン62と、キャンセルボタン63とが表示されている。この画面において、チャンスロス商品リスト61の入力欄を選択しデータをキー入力することにより、所望する発注数と納品予定日をセットすることができる。
そこで、CPU31は、ST14,ST15として発注ボタン62またはキャンセルボタン63が入力されるのを待機し、マウス操作によってキャンセルボタン63が入力された場合には、このチャンスロス検索処理を終了する。
一方、マウス操作によって発注ボタン62が入力された場合には、CPU31は、ST16として各チャンスロス商品の発注数及び納品予定日がセットされているか否かを判断する。そして、セットされていない場合には、発注ボタン62かキャンセルボタン63が入力されるのを再度待機する。
これに対し、セットされている場合には、CPU31は、ST17としてこの各チャンスロス商品の商品コード,発注数及び納品予定日からなる発注データをネットワーク3を介して外部、例えばセンタコンピュータ1に送信する(商品発注支援手段)。以上で、このチャンスロス検索処理を終了する。
このように本実施の形態においては、各店舗では、営業日毎にストアコンピュータ2A,2B,2Cによって商品の売上分析が行われて、売上に応じた店舗ランクが設定される。また本部でも、センタコンピュータ1によって各店舗の売上分析が行われて、売上に応じた本部ランクが設定される。そして、各商品の本部ランク情報は、ネットワーク3を介して各店舗のストアコンピュータ2A,2B,2Cに配信される。
ここで、店舗の発注担当者がストアコンピュータ2A,2B,2Cを操作し、発注業務の中のチャンスロス商品検索処理を実行させると、本部の売上分析では上位のランク“A”に属する商品であるが、自店舗の売上分析では売上零のランク“Z”に属する商品がチャンスロス商品として抽出される。そして、チャンスロス商品のリスト画面がストアコンピュータ2A,2B,2Cのディスプレイ38に表示される。
このリスト画面に表示された商品は、市場では売れているが、自店舗では品切れや発注漏れ等のため店頭に置かれておらず販売機会のない商品、つまりはチャンスロス商品であると認められる。したがって、本実施の形態によれば、正確なチャンスロス商品を誰もが簡単に把握することができるので、即座にチャンスロス商品を発注して店頭に並べることでチャンスロス商品の低減を図り得、店の収益を上げることができる。
また、本実施の形態においては、チャンスロス商品のリスト画面からチャンスロス商品の発注数、納品予定日等の発注データを入力して外部に発注することができるので、チャンスロス商品を簡単にかつ漏れなく発注することができる利点もある。
なお、前記実施の形態では、本部ランクが“A”で店舗ランクが売上零のランク“Z”の商品をチャンスロス商品として抽出したが、店舗ランクが売上下位のランク“C”の商品も在庫数が少なくて品切れとなり販売機会を失った商品であると考えられるので、チャンスロス商品として抽出するようにしてもよい。
また、前記実施の形態では、本部に設けられたセンタコンピュータ1で分析されたセンタ側ランクを使用して各店舗のストアコンピュータ2A,2B,2Cがチャンスロス商品検索処理を実行するようにしたが、本部以外の施設、例えば市場の売上分析を専用に行うサービスセンタから取得した売上ランクをセンタ側ランクとして使用してチャンスロス商品検索処理を実行してもよい。この場合、ストアコンピュータ(商品販売管理装置)は、例えば記憶媒体に記憶されたセンタ側ランク情報を読取る機能を有することによって、他のコンピュータとオンラインで接続されていなくてもよい。
また、前記実施の形態では、店舗ランクファイル51を作成し記憶した状態でチャンスロス商品検索処理を実行したが、チャンスロス商品検索処理の中で各商品毎に店舗ランクを求め、売上零を示すランク“Z”または下位を示すランク“C”であるとき、本部ランクファイル52を検索して、同一商品の本部ランクが上位を示すランク“A”であるときチャンスロス商品として抽出するようにしてもよい。こうすることにより、店舗ランクファイル51を不要にできる。また逆に、店舗ランクファイル51を設けることによって、チャンスロス商品検索処理の中で各商品毎に店舗ランクを求める必要がなくなるので、チャンスロス商品検索処理の効率化を図ることができる。
また、前記実施の形態では、チャンスロス商品リストの出力手段として表示手段を示したが、印字出力,音声出力などの手段を適用してもよいのは言うまでもないことである。この他、ランクとしてA,B,C,Zの4段階以外のランクを設定する等、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能であるのは勿論である。
1…センタコンピュータ、2A,2B,2C…ストアコンピュータ、3…ネットワーク、4…POS端末、5…LAN、11…店舗売上収集部、12…商品売上分析部、13…分析結果配信部、21…商品売上集計部、22…商品売上分析部、23…分析結果記憶部、24…発注処理部、51…店舗ランクファイル、52…本部ランクファイル。
Claims (8)
- 商品販売管理対象の店舗内で販売された各商品の売上を商品別に集計する商品売上集計手段と、
この商品売上集計手段により商品別に集計された売上データに基づいて商品毎に売上に応じたランクを設定する商品売上分析手段と、
外部から通信手段を介して配信された各商品の売上ランク情報を取得する売上ランク取得手段と、
この売上ランク取得手段により取得した各商品の売上ランク情報のランクと前記商品売上分析手段により商品毎に設定されたランクとに基づいて販売機会損失度合いの高い商品を抽出する販売機会損失商品抽出手段と、
この販売機会損失商品抽出手段により抽出された商品のリストを出力する販売機会損失商品出力手段と、
を具備したことを特徴とする商品販売管理装置。 - 商品販売管理対象の店舗内で販売された各商品の売上を商品別に集計する商品売上集計手段と、
この商品売上集計手段により商品別に集計された売上データに基づいて商品毎に売上に応じたランクを設定する商品売上分析手段と、
外部から通信手段を介して配信された各商品の売上ランク情報を取得する売上ランク取得手段と、
この売上ランク取得手段により取得した各商品の売上ランク情報のランクと前記商品売上分析手段により商品毎に設定されたランクとに基づいて販売機会損失度合いの高い商品を抽出する販売機会損失商品抽出手段と、
この販売機会損失商品抽出手段により抽出された商品の発注を支援する商品発注支援手段と、
を具備したことを特徴とする商品販売管理装置。 - 前記販売機会損失商品抽出手段は、前記売上ランク取得手段により取得した売上ランク情報のランクが上位に属し、前記商品売上分析手段により設定されたランクが下位に属する商品を販売機会損失度合いの高い商品として抽出することを特徴とする請求項1または2記載の商品販売管理装置。
- 前記販売機会損失商品抽出手段は、前記売上ランク取得手段により取得した売上ランク情報のランクが上位に属し、前記商品売上分析手段により設定されたランクが売上零のランクに属する商品を販売機会損失度合いの高い商品として抽出することを特徴とする請求項1または2記載の商品販売管理装置。
- センタコンピュータと複数のストアコンピュータとを通信手段を介して接続し、
前記センタコンピュータは、各ストアコンピュータがそれぞれ商品販売管理対象とする複数店舗の売上データを前記通信手段を介して各ストアコンピュータから収集する店舗売上収集手段と、この店舗売上収集手段により各店舗のストアコンピュータから収集した売上データを商品別に集計して商品毎に売上に応じたセンタ側ランクを設定するセンタ側商品売上分析手段と、このセンタ側商品売上分析手段により商品毎に設定されたセンタ側ランクの情報を前記通信手段を介して各ストアコンピュータに配信する分析結果配信手段とを具備し、
前記各ストアコンピュータは、商品販売管理対象の店舗内で販売された各商品の売上を商品別に集計する商品売上集計手段と、この商品売上集計手段により商品別に集計された売上データに基づいて商品毎に売上に応じた店舗側ランクを設定する店舗側商品売上分析手段と、前記センタコンピュータから通信手段を介して配信された各商品のセンタ側ランクを取得する売上ランク取得手段と、この売上ランク取得手段により取得したセンタ側ランクと前記店舗側商品売上分析手段により設定された店舗側ランクとに基づいて販売機会損失度合いの高い商品を抽出する販売機会損失商品抽出手段と、この販売機会損失商品抽出手段により抽出された商品のリストを出力する販売機会損失商品出力手段とをそれぞれ具備したことを特徴とする商品販売管理システム。 - センタコンピュータと複数のストアコンピュータとを通信手段を介して接続し、
前記センタコンピュータは、各ストアコンピュータがそれぞれ商品販売管理対象とする複数店舗の売上データを前記通信手段を介して各ストアコンピュータから収集する店舗売上収集手段と、この店舗売上収集手段により各店舗のストアコンピュータから収集した売上データを商品別に集計して商品毎に売上に応じたセンタ側ランクを設定するセンタ側商品売上分析手段と、このセンタ側商品売上分析手段により商品毎に設定されたセンタ側ランクの情報を前記通信手段を介して各ストアコンピュータに配信する分析結果配信手段とを具備し、
前記各ストアコンピュータは、商品販売管理対象の店舗内で販売された各商品の売上を商品別に集計する商品売上集計手段と、この商品売上集計手段により商品別に集計された売上データに基づいて商品毎に売上に応じた店舗側のランクを設定する店舗側商品売上分析手段と、前記センタコンピュータから通信手段を介して配信された各商品のセンタ側ランクを取得する売上ランク取得手段と、この売上ランク取得手段により取得したセンタ側ランクと前記店舗側商品売上分析手段により設定された店舗側ランクとに基づいて販売機会損失度合いの高い商品を抽出する販売機会損失商品抽出手段と、この販売機会損失商品抽出手段により抽出された商品の発注を支援する商品発注支援手段とをそれぞれ具備したことを特徴とする商品販売管理システム。 - 前記販売機会損失商品抽出手段は、前記売上ランク取得手段により取得したセンタ側ランクと前記店舗側商品売上分析手段により設定された店舗側ランクとを商品毎に比較し、センタ側ランクが上位に属し店舗側ランクが下位に属する商品を販売機会損失度合いの高い商品として抽出することを特徴とする請求項5または6記載の商品販売管理装置。
- 前記販売機会損失商品抽出手段は、前記売上ランク取得手段により取得したセンタ側ランクと前記商品売上分析手段により設定された店舗側ランクとを商品毎に比較し、センタ側ランクが上位に属し店舗側ランクが売上零のランクに属する商品を販売機会損失度合いの高い商品として抽出することを特徴とする請求項5または6記載の商品販売管理装置。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011134043A (ja) * | 2009-12-24 | 2011-07-07 | Hitachi Ltd | 発注計画最適化装置、発注計画最適化方法及び発注計画最適化プログラム |
US10600198B2 (en) | 2017-12-12 | 2020-03-24 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Information processing apparatus |
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2003
- 2003-11-11 JP JP2003381423A patent/JP2005148839A/ja active Pending
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