JP2004302598A - スケジュール表示方法、スケジュール表示システム及びプログラム - Google Patents

スケジュール表示方法、スケジュール表示システム及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の商談の進捗度を容易に確認できるようにする。
【解決手段】マネージャ用端末3の表示装置に商談案件のスケジュールを表示させる場合に、表示するスケジュールのグループといった範囲と表示方式との情報がマネージャ用端末3に入力されると、マネージャ用端末3は、入力された情報をSFAサーバ1に送る。SFAサーバ1は、指定された範囲の対象群を記憶部1Bから取り出す。また、表示方式として進捗率表示方式による進捗状況の表示(スケジュール表示)が指定されると、SFAサーバ1は、指定された範囲のすべての商談案件についての各対象の進捗率を求め、商談の開始日から受注日までの長さが同一になるようにして、マネージャ用端末3の表示装置に表示させる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スケジュール表示方法、スケジュール表示システム及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
商品を供給する商取引には、商取引の開始から、受注という商取引の目標に向けて、様々な段階がある。その複数の段階を進捗度に応じて分類し、商取引がどの段階まで進んでいるかを評価するシステムがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−207859号公報(第5−18頁、図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、商取引の開始日、開始日から受注日までの商取引期間は、一件毎に異なるため、多くの商談の進捗度を一括して確認することは困難である。
【0005】
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたもので、複数のスケジュールの進捗状況を容易に確認することが可能なスケジュール表示方法、スケジュール表示システム及びプログラムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本発明の第1の観点に係るスケジュール表示方法は、
複数のスケジュールの開始日と終了日との間に、それぞれ、複数の段階を設定するステップと、
前記各スケジュールの開始日から前記各スケジュールが実行された段階までの期間を、前記スケジュールの開始日から終了日までの期間で除して前記各スケジュールの進捗率を求めるステップと、
前記各スケジュールの開始日から終了日までの長さを同一として前記各スケジュールの進捗率を長さで一覧表示するステップと、を備えたものである。
【0007】
前記各スケジュールの進捗率を長さで一覧表示するステップは、前記スケジュールの活動段階の項目数が供給されて、供給された項目数の前記各スケジュールの進捗率を長さで一覧表示するステップであってもよい。
【0008】
前記複数のスケジュールの開始日と終了日との間に、それぞれ、複数の段階を設定するステップは、複数のスケジュールの中から、表示対象として特定の複数のスケジュールを選択し、特定の複数のスケジュールの開始日と終了日との間に複数の段階を設定するステップであってもよい。
【0009】
前記各スケジュールの進捗率を求めるステップは、前記分類した各段階のステップ差を均等に設定して、前記各スケジュールの進捗率を求めるステップであってもよい。
【0010】
前記各スケジュールの進捗率を求めるステップは、前記分類した各段階のステップ差を各段階間毎に設定して、前記各スケジュールの進捗率を求めるステップであってもよい。
【0011】
本発明の第2の観点に係るスケジュール表示システムは、
複数の端末からサーバが取得した複数のスケジュールを前記複数の端末の表示装置に表示させるスケジュール表示システムにおいて、
前記サーバは、
各スケジュールの開始日と終了日とを記憶する記憶手段と、
前記各スケジュールの開始日から前記各スケジュールが実行された段階までの期間を前記開始日から終了日までの期間で除して前記各スケジュールの進捗率を求める進捗率取得手段と、
前記各スケジュールの開始日から終了日までの長さを同一として前記各スケジュールの進捗率が長さで前記表示装置に一覧表示されるように表示制御する表示制御手段と、を備えたものである。
【0012】
本発明の第3の観点に係るプログラムは、
コンピュータに、
前記複数のスケジュールの開始日と終了日との間に、それぞれ、複数の段階を設定する手順、
前記各スケジュールの開始日から前記各スケジュールが実行された段階までの期間を、前記スケジュールの開始日から終了日までの期間で除して前記各スケジュールの進捗率を求める手順、
前記各スケジュールの開始日から終了日までの長さを同一として前記各スケジュールの進捗率を長さで一覧表示する手順、
を実行させるためのものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態にかかるスケジュール表示システムを、商品の販売活動及び製造活動を管理するためのSFA(Sales Force Automation)システムを例として説明する。
【0014】
図1は、この発明の実施の形態にかかるSFAシステムの構成を示す図である。図示するように、このSFAシステムは、SFAサーバ1と、営業スタッフ用端末2−1〜2−n(nは営業スタッフ用端末の総数)と、マネージャ用端末3とから構成されている。
営業スタッフ用端末2−1〜2−n及びマネージャ用端末3は、外部のネットワーク(たとえば、インターネットなど)を介してSFAサーバ1に接続されている。
【0015】
SFAサーバ1は、処理部1Aと、記憶部1Bと、水晶発振器等からなるタイマ1Cとより構成されている。記憶部1B及びタイマ1Cは処理部1Aに接続されている。処理部1Aは、CPU(中央処理装置)等より構成されており、後述する処理を実行する。また、タイマ1Cは、現在日時を表す日時情報を連続的に発生する。
【0016】
記憶部1Bは、ハードディスク装置やRAM(Random Access Memory)等より構成されており、図2に示すように、顧客データベース10と、WWW(World Wide Web)サーバプログラム11と、SFAツール用CGI(Common Gate Interface)12とを格納する。
【0017】
顧客データベース10は、このSFAシステムにより管理される商談活動の対象である顧客に関する情報の集合であり、記憶部1Bに予め記憶され、更新もされる。
顧客データベース10は、たとえば、顧客が団体であるものとして、(A)この顧客(団体)の名称と、(B)この団体に含まれる部署の名称と、(C)この部署に所属する担当者の氏名と、(D)この担当者の電話番号やファクシミリ番号や電子メールアドレスと、(E)この担当者の肩書とを、互いに対応付けられた形で格納するものである。
【0018】
また、顧客データベース10は更に、顧客及びこの顧客との間で進行している案件に対応付けた形で、この案件に関して行われた販売活動の計画及び実績を表す情報を格納する。具体的には、たとえば、上述の(B)の情報に対応付けて、(F)この顧客との間での取引の案件を識別する情報(この顧客に販売しようとする製品に付された製品コード、及びその製品が属する製品群に付された製品群コード等)を格納し、更に、案件を識別する(F)の情報に対応付けて、(G)この案件に関して行われた販売活動の計画及び実績(熟度計画)を表す情報、を格納する。
【0019】
上述の(G)の情報が示す熟度計画は、取引の完了に向けて達成すべき中間的な目標(以下、この目標を「熟度」と呼ぶ)に応じて、たとえば以下(1)〜(9)として示す9段階に分類されている。すなわち、熟度計画は、
(1) 接点確保(すなわち、新規の顧客への初めての訪問等、新規の顧客との接触を図る活動)を行う段階と、
(2) リレーション確立(すなわち、顧客の主要部署や営業現場のスタッフと顔見知りになるよう努める等、顧客との付き合いの確立を図る活動)を行う段階と、
(3) 状況精査(すなわち、顧客の現有設備や競合相手等、契約の成否や条件に影響することが予想される事柄を調査する活動)を行う段階と、
(4) 興味付け(すなわち、顧客の欲求を喚起する活動)を行う段階と、
(5) ニーズ把握(すなわち、顧客が求めている商品等の内容を把握する活動)を行う段階と、
(6) 課題抽出(すなわち、顧客が求めている商品等の提供を実現するために解決すべき課題を探る活動)を行う段階と、
(7) 本格提案(すなわち、顧客が求めている商品等を提供する契約を提案する活動)を行う段階と、
(8) 購買阻害要因除去(すなわち、契約の締結を阻む要因を解消する活動)を行う段階と、
(9) 受注、すなわち取引にかかる契約が成約する段階と、
からなる9段階の熟度のいずれかに対応付けられており、(1)から(9)へと進むにつれ、熟度が高い(すなわち、取引の完了に近い)ものとする。
【0020】
そして、各々の熟度に対応付けられている熟度計画を示す(G)の情報は、この熟度を達成するための具体的な活動内容及びこの活動内容の実行予定日を表す情報(活動リスト)と、この熟度の達成予定日を示す情報(熟度フォーム)と、この熟度を達成したか否かを判定する観点(熟度項目)を記述する情報と、これら各熟度項目が示す観点を達成したか否かを示す情報(チェックフラグ)とを含んでいる。ただし、熟度計画が対応付けられていない熟度があってもよい。
【0021】
また、顧客データベース10は、信用度に問題があると営業スタッフ等が判断した顧客に対応付けて、(H)この顧客の信用度を示す情報を格納する。(H)の情報としては、たとえば、この顧客との間の取引の可否を示す情報や、取引可能であっても取り引きしないことを勧める情報などからなる。
また、顧客データベース10は、各々の案件について、(I)このSFAシステムの運営者等と取引上競合する者(競合者)に関する情報(たとえば、競合者の名称)も、この案件に対応付けて格納する。
【0022】
また、顧客データベース10は、(J)特定の顧客に関係しない活動の実行担当者、計画内容及び実績を表す情報を格納し、また、(K)特定の顧客に関係するものの特定の案件には関係しない活動の計画及び実績を表す情報や、(L)この顧客との間の取引の熟度を高めるための方策を記述する攻略シナリオの作成予定日を、この顧客を示す(A)の情報に対応付けて格納する。そして更に、当該(L)及び(A)の情報に対応付けて、(M)当該攻略シナリオ及び当該攻略シナリオの作成日付の組み合わせを格納する。
【0023】
WWWサーバプログラム11は、SFAサーバ1にWWWサーバの処理を行わせるためのプログラムである。WWWサーバプログラム11を実行するSFAサーバ1は、データの論理的位置を示すURL(ユニフォームリソースロケータ)が自己に供給されると、記憶部1Bやその他処理部1Aがアクセス可能な記憶装置の記憶領域のうち、このURLが示す論理的位置にあるデータを読み出し、読み出したデータを、このURLの供給元に返送する。
【0024】
SFAツール用CGI12は、SFAサーバ1及び営業スタッフ用端末2−1〜2−nに後述する動作を行わせるためのプログラムであり、SFAツール用CGI12を示すURLが営業スタッフ用端末2−1〜2−nからSFAサーバ1に供給されたとき、WWWサーバプログラム11の制御に従って、SFAサーバ1により実行される。
【0025】
営業スタッフ用端末2−1〜2−nは、いずれもクライアントの機能を行うコンピュータ等より構成されており、また、キーボード及びマウス等からなる入力装置と、液晶ディスプレイ等からなる表示装置と、入力されたデータを一時記憶するためのメモリと、を備える。
営業スタッフ用端末2−1〜2−nは、各自、WWWブラウザの処理を実行する。すなわち、営業スタッフ用端末2−1〜2−nは、各自が操作者の操作に従ってURLを入力すると、SFAサーバ1にアクセスして、このURLが示す論理的位置にあるデータの送信を要求する。そして、この要求に従ってSFAサーバ1が送信したデータを受信し、受信したデータが表す画像を表示する。
【0026】
営業スタッフ用端末2−k(kは1以上n以下の任意の整数)がSFAサーバ1に供給したURLがSFAツール用CGI12のURLである場合、SFAサーバ1はSFAツール用CGI12を実行する。
【0027】
マネージャ用端末3は、たとえば、営業スタッフ用端末2−kと実質的に同一の構成を有するコンピュータ等より構成されている。
マネージャ用端末3は、WWWブラウザの処理を実行することにより、営業スタッフ用端末2−kと実質的に同一の動作を行う。しかし、上述の(A)〜(M)の情報の書き込みを行える必要はなく、SFAサーバ1が作成して供給するデータが表す画像の表示を実行すれば十分である。
【0028】
次に本実施の形態に係るSFAシステムの動作を説明する。
営業スタッフ用端末2−k(kは1以上n以下の任意の整数)はSFAサーバ1にSFAツール用CGI12のURLを供給する。
SFAサーバ1はSFAツール用CGI12を実行する。
【0029】
SFAツール用CGI12を起動すると、SFAサーバ1はまず、表示画面を決定するための選択用画面を、営業スタッフ用端末2−kに表示させる。すなわち、SFAサーバ1は、選択用画面を表すデータを作成して営業スタッフ用端末2−kに供給し、営業スタッフ用端末2−kは、SFAサーバ1がこのデータを供給したことに応答して、自己に供給されたこのデータが表す選択用画面を、自己が備える表示装置の表示画面上に表示する。
【0030】
選択用画面は、「商談案件入力」及び「商談進捗一覧」に1対1に対応付けられたタブを備えている。
「商談案件入力」のタブは、商談案件の入力画面を表示するためのタブである。
「商談進捗一覧」のタブは、商談の進捗状況を表示するためのタブである。
【0031】
尚、選択用画面に表示される各タブには、対応する画像を営業スタッフ用端末2−kに表示させるためのハイパーリンクが施されている。このため、スタッフが営業スタッフ用端末2−kの入力装置を操作していずれかのタブをクリックすると、営業スタッフ用端末2−kは、クリックされたタブを示す情報をSFAサーバ1に供給する。SFAサーバ1は、クリックされたタブに対応付けられた画像データを営業スタッフ用端末2−kに送信する。営業スタッフ用端末2−kは、この画像データを受信して表示装置に表示する。
【0032】
「商談案件入力」のタブがクリックされると、営業スタッフ用端末2−kは、このタブを選択した旨の情報をSFAサーバ1に送信し、SFAサーバ1は、「商談案件入力」に関する画像データを営業スタッフ用端末2−kに送信する。営業スタッフ用端末2−kは、図3に示すような「商談案件入力」の画面を表示装置の表示画面上に表示する。
【0033】
図3に示すように、この画面は、社員(販売担当者)コード、所属コード、商談の管理情報の各入力欄を含む。
尚、顧客データベース10は、社員コードと社員名、所属コードと所属名を対応付けて記憶している。営業スタッフ用端末2−kの入力装置に社員コード、所属コードが入力されると、営業スタッフ用端末2−kは、この入力に応答して社員コード、所属コードをSFAサーバ1に送信する。SFAサーバ1は、それぞれ対応する社員名、所属名を顧客データベース10から取り出して営業スタッフ用端末2−kに返送する。営業スタッフ用端末2−kは、返送された社員名、所属名を、それぞれ、社員コード、所属コードと対応付けて表示装置に表示する。
【0034】
商談の管理情報の欄には、さらに、熟度ステップ毎に入力欄がある。各熟度ステップの入力欄は、完了日、計画日の入力欄を含む。完了日は、実際にその熟度ステップの活動が完了した日を示し、計画日は、熟度ステップの活動が完了する予定日を示す。
【0035】
スタッフが、各入力欄にデータを入力すると、営業スタッフ用端末2−kは、この入力に応答して、入力されたデータをメモリに一時記憶する。
【0036】
図3に示す画面には、「保存」、「キャンセル」のボタンが配置されている。「保存」ボタンは、メモリに一時記憶したデータを確定させるためのボタンであり、「キャンセル」ボタンは、各入力欄に入力したデータを一括してキャンセルするためのボタンである。
【0037】
「保存」ボタンには、入力データを保存するためのハイパーリンクが施されている。このため、スタッフが営業スタッフ用端末2−kの入力装置を操作して「保存」ボタンをクリックすると、営業スタッフ用端末2−kは、この操作情報に応答し、メモリに一時記憶したデータは確定したものとして、このデータをSFAサーバ1に供給する。SFAサーバ1は、供給されたデータを顧客データベース10に追加する。
【0038】
商談案件の進捗状況は、営業スタッフ用端末2−1〜2−n又はマネージャ用端末3を用いて参照される。
【0039】
マネージャ用端末3を用いて商談の進捗状況を参照する場合、マネージャ用端末3の入力装置に、前述の選択用画面を表示する旨の情報を入力する。マネージャ用端末3は、この入力に応答して選択用画面を表示する旨の通知をSFAサーバ1に行い、SFAサーバ1は、この通知に従って、マネージャ用端末3の表示装置に選択用画面を表示させる。
【0040】
表示された選択用画面において、「商談進捗一覧」のタブが選択されると、マネージャ用端末3は、クリックされたタブを示す情報をSFAサーバ1に供給する。SFAサーバ1は、クリックされたタブに対応付けられた画像データとして、図4〜図6に示すような画像データをマネージャ用端末3に送信する。マネージャ用端末3は、この画像データを受信して表示装置に表示する。
【0041】
まず、マネージャ用端末3は、図4(a)に示すような範囲を指定するための画像を表示装置に表示する。
この範囲は、グループ、課、事業部といったスケジュール表示させる範囲を示す。この範囲を指定するには、指定する範囲の入力欄にチェックを入れる。
【0042】
この表示に従ってグループが範囲として指定されると、マネージャ用端末3は、この選択情報に応答して、表示装置に図4(b)に示すようなグループ名を指定する選択用画面を表示する。マネージャがこの選択用画面に従ってグループ名として第1販売部を指定すると、マネージャ用端末3は、第1販売部を選択する旨の選択情報を取得する。
【0043】
この選択情報を取得すると、マネージャ用端末3は、次に、図5に示すような表示項目を指定するための画像を表示装置に表示する。この表示項目は、表示すべき熟度ステップを示すものである。表示項目を指定するには、表示項目の欄にチェックを入れる。尚、この表示項目は、複数選択されることができる。
【0044】
この表示に従って表示項目が指定されると、マネージャ用端末3は、図6に示すような表示方式を選択するための画面を表示装置に表示する。この表示方式は、商談進捗一覧を表示するための方式であり、期間表示方式と進捗率表示方式とがある。期間表示方式は、図7に示すように、各案件情報の進捗状況を一定期間の中で表示する方式である。
【0045】
進捗率表示方式は、図8に示すように、各商談案件の開始日から受注日までの長さをすべて同一として、商談の進捗状況としての各商談の進捗率を比較表示する方式である。表示方式を選択するには、いずれか一方の表示方式の欄にチェックを入れる。
表示方式が選択されると、マネージャ用端末3は、この操作情報に応答して、範囲の選択情報、表示項目、表示方式の指定情報をSFAサーバ1に送信する。
【0046】
SFAサーバ1は、これらの情報を受信して、グループ名「第1販売部」の範囲に含まれる案件情報を顧客データベース10から取り出す。
【0047】
例として、SFAサーバ1は、図9に示すようなグループ名「第1販売部」に含まれる担当者A〜Dの案件情報を顧客データベース10から取り出すものとする。
【0048】
SFAサーバ1は、図9に示すように、各案件、各熟度ステップ毎に、完了日、計画日の進捗率を求める。この進捗率は、商談の開始日から完了日又は計画日の日数を、商談の開始日から受注日までの日数で除したデータである。但し、開始日は、不算入とする。
【0049】
尚、ここでは、SFAサーバ1は、各熟度ステップ間を均等として、進捗率を求める。しかし、各熟度ステップの難易度、重要度等に従って各熟度ステップの重み付けを行い、SFAサーバ1がこの重み付けを考慮して進捗度を求めるようにしてもよい。
【0050】
表示方式として期間表示方式が指定されると、SFAサーバ1は、図7に示すように指定された期間表示方式による画面設定を行い、顧客データベース10から取り出した図9に示す案件情報の進捗状況をマネージャ用端末3の表示装置に表示させる。尚、マネージャ端末3は、この進捗状況を参照した日を10月25日として、参照日の日付バーも表示装置に表示する。
【0051】
一方、表示方式として進捗率表示方式が指定されると、SFAサーバ1は、図8に示すように指定された進捗率表示方式による画面設定を行う。即ち、SFAサーバ1は、各商談案件の開始日から受注日までの長さをすべて同一として、商談の進捗状況としての各商談の進捗率を比較できるような画面設定を行う。そして、SFAサーバ1は、顧客データベース10から取り出した図9に示す案件情報の進捗状況を、この設定画面となるように、マネージャ用端末3の表示装置に表示させる。尚、マネージャ端末3は、この進捗状況を参照した日を10月25日として、参照日の日付バーも表示装置に表示する。
【0052】
図7に示すような期間表示方式による表示では、進捗状況は一定期間の中で表示されるため、期間単位で表示されるものの、商談の開始日、終了日が案件によって異なり、どの案件がどの程度進捗しているのかを確認することが困難である。
【0053】
一方、表示方式が図8に示すような進捗率表示方式であれば、商談の進捗状況が進捗率で表示されるため、各商談案件の進捗率が分かり易くなる。
例えば、図9に示すように、担当者AとBとの商談案件を比較すると、2つの商談案件の接点確保の完了日、計画日は同じであるものの、2つの商談案件で商談開始日は異なり、商談終了日も異なっている。このため、進捗状況を比較することは難しい。
【0054】
図7に示す期間表示方式による進捗一覧を参照しても、その進捗状況を比較することは難しい。しかし、図8に示す進捗率表示方式による進捗一覧を参照すれば、担当者Bの進捗率が高いことが確認される。
【0055】
また、図9に示す担当者Cの進捗状況を参照すると、担当者A〜Dの商談案件の中で、商談開始日は最も遅く、商談期間も短い。担当者Cの進捗状況を、図7に示すような期間表示方式による進捗一覧で参照すると、商談終了日と比較した進捗状況を確認することは難しい。しかし、図8に示す担当者Cの進捗状況を参照すると、担当者Cの商談は、順調に進んでいることが分かる。
【0056】
また、図9に示す担当者Dの進捗状況を、図7に示す期間表示方式による進捗一覧で参照すると、各熟度ステップの完了日、計画日が暦通りに表示されるため、進捗率を確認することは難しい。しかし、担当者Cの進捗状況を図8に示す進捗率表示方式による進捗一覧で参照すると、状況精査、ニーズ把握の計画日に対して完了日がかなり遅れていることが確認される。従って、この図8の進捗状況を参照して、担当者Dに商品dの受注に向けての活動応援が必要であることが判断される。
【0057】
以上説明したように、本実施の形態によれば、SFAサーバ1が、入力された商談担当者情報、顧客情報、商談予定期間情報に基づいて、グループ、課、事業部等、所定の範囲で識別される対象群(担当者、顧客、商品等)を顧客データベース10から取り出す。そして、SFAサーバ1が、取り出した各商談案件の進捗率を、商談期間、開始日にかかわらず、同一の長さで同一のスケールで表示するように画面設定し、マネージャ用端末3等の表示装置に表示させるようにした。
【0058】
従って、表示方式として進捗率表示方式が指定されると、進捗結果として進捗状況が各案件毎に進捗率で表示されるため、マネージャ用端末3又は営業スタッフ用端末2−1〜2−nの利用者は、計画スケジュールに対しての進捗率をイメージで読み取ることができる。このため、全体スケジュールに対する各案件の進捗状況がプロセス毎に明確に表示され、容易に進捗状況の確認を行うことができる。また、多くの商談案件の進捗率を一元化して読み取ることもできる。
【0059】
尚、本発明を実施するにあたっては、種々の形態が考えられ、上記実施の形態に限られるものではない。
例えば、上記実施の形態では、項目(熟度ステップ)の入力数を3つとした。しかし、項目の入力数は4つ以上としてもよい。また、項目の入力数を商談案堅固とに異ならせることもできる。
【0060】
本実施の形態では、SFAサーバ1が進捗率を求めた。しかし、これに限らず、営業スタッフ用端末2−1〜2−n又はマネージャ用端末3が進捗率を求めるようにしてもよい。
【0061】
本実施の形態では、スケジュール表示システムをSFAシステムを例として説明した。しかし、このような専用のシステムによらず、通常のコンピュータシステムを用いてこのスケジュール表示システムを実現することも可能である。
【0062】
例えば、各々がDSUやターミナルアダプタを備え、互いにネットワークを介して接続される複数のコンピュータに、上述のSFAサーバ1、営業スタッフ用端末2−1〜2−n及びマネージャ用端末3の動作を実行するためのプログラムを格納した媒体(CD−ROM、磁気テープ等)から該プログラムをインストールすることにより、上述の処理を実行するSFAシステムを構成することができる。
【0063】
また、スタンドアロンの単一のコンピュータに、SFAサーバ1、営業スタッフ用端末2−1〜2−n及びマネージャ用端末3の動作を実行するためのプログラムを格納した媒体から該プログラムをインストールすることにより、上述の処理を実行するSFAシステムを構成することもできる。
【0064】
また、例えば、通信回線の掲示板(BBS)に該プログラムを掲示し、これを通信回線を介して配信してもよく、また、該プログラムを表す信号により搬送波を変調し、得られた変調波を伝送し、この変調波を受信した装置が変調波を復調して該プログラムを復元するようにしてもよい。
そして、このプログラムを起動し、OSの制御下に、他のアプリケーションプログラムと同様に実行することにより、上述の処理を実行することができる。
【0065】
なお、OSが処理の一部を分担する場合、あるいは、OSが本願発明の1つの構成要素の一部を構成するような場合には、記録媒体には、その部分をのぞいたプログラムを格納してもよい。この場合も、この発明では、その記録媒体には、コンピュータが実行する各機能又はステップを実行するためのプログラムが格納されているものとする。
【0066】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、複数のスケジュールの進捗状況を容易に確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の本実施の形態に係るSFAシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1のSFAシステムのSFAサーバの記憶部が記憶するデータを示す図である。
【図3】図1の営業スタッフ用端末の表示装置に表示された入力画面の一例を示す説明図である。
【図4】図1のマネージャ端末の表示装置に表示された範囲選択画面の一例を示す説明図である。
【図5】図1のマネージャ端末の表示装置に表示された項目指定画面の一例を示す説明図である。
【図6】図1のマネージャ端末の表示装置に表示された表示方式指定画面の一例を示す説明図である。
【図7】図1のマネージャ端末の表示装置に表示された期間表示方式によるスケジュール表示画面の一例を示す説明図である。
【図8】図1のマネージャ端末の表示装置に表示された進捗率表示方式によるスケジュール表示画面の一例を示す説明図である。
【図9】図1のSFAサーバが記憶部から取り出した案件情報とその計算した進捗率の一例を説明するための説明図である。
【符号の説明】
1 SFAサーバ
1A 処理部
1B 記憶部
1C タイマ
2−1〜2−n 営業スタッフ用端末
3 マネージャ用端末
10 顧客データベース

Claims (7)

  1. 複数のスケジュールの開始日と終了日との間に、それぞれ、複数の段階を設定するステップと、
    前記各スケジュールの開始日から前記各スケジュールが実行された段階までの期間を、前記スケジュールの開始日から終了日までの期間で除して前記各スケジュールの進捗率を求めるステップと、
    前記各スケジュールの開始日から終了日までの長さを同一として前記各スケジュールの進捗率を長さで一覧表示するステップと、を備えた、
    ことを特徴とするスケジュール表示方法。
  2. 前記各スケジュールの進捗率を長さで一覧表示するステップは、前記スケジュールの活動段階の項目数が供給されて、供給された項目数の前記各スケジュールの進捗率を長さで一覧表示するステップである、
    ことを特徴とする請求項1に記載のスケジュール表示方法。
  3. 前記複数のスケジュールの開始日と終了日との間に、それぞれ、複数の段階を設定するステップは、複数のスケジュールの中から、表示対象として特定の複数のスケジュールを選択し、特定の複数のスケジュールの開始日と終了日との間に複数の段階を設定するステップである、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のスケジュール表示方法。
  4. 前記各スケジュールの進捗率を求めるステップは、前記分類した各段階のステップ差を均等に設定して、前記各スケジュールの進捗率を求めるステップである、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のスケジュール表示方法。
  5. 前記各スケジュールの進捗率を求めるステップは、前記分類した各段階のステップ差を各段階間毎に設定して、前記各スケジュールの進捗率を求めるステップである、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のスケジュール表示方法。
  6. 複数の端末からサーバが取得した複数のスケジュールを前記複数の端末の表示装置に表示させるスケジュール表示システムにおいて、
    前記サーバは、
    各スケジュールの開始日と終了日とを記憶する記憶手段と、
    前記各スケジュールの開始日から前記各スケジュールが実行された段階までの期間を前記開始日から終了日までの期間で除して前記各スケジュールの進捗率を求める進捗率取得手段と、
    前記各スケジュールの開始日から終了日までの長さを同一として前記各スケジュールの進捗率が長さで前記表示装置に一覧表示されるように表示制御する表示制御手段と、を備えた、
    ことを特徴とするスケジュール表示システム。
  7. コンピュータに、
    前記複数のスケジュールの開始日と終了日との間に、それぞれ、複数の段階を設定する手順、
    前記各スケジュールの開始日から前記各スケジュールが実行された段階までの期間を、前記スケジュールの開始日から終了日までの期間で除して前記各スケジュールの進捗率を求める手順、
    前記各スケジュールの開始日から終了日までの長さを同一として前記各スケジュールの進捗率を長さで一覧表示する手順、
    を実行させるためのプログラム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008123191A (ja) * 2006-11-10 2008-05-29 Ricoh Co Ltd 業務管理サーバ、業務管理方法及びコンピュータプログラム
JP2009054021A (ja) * 2007-08-28 2009-03-12 Toshiba Corp 商談支援装置および商談支援プログラム
JP2021068035A (ja) * 2019-10-18 2021-04-30 株式会社マーケットヴィヴィッド 営業支援装置

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