JP2005147539A - 給湯器の設定温度制御装置 - Google Patents

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Chie Naganuma
千枝 永沼
Ryushi Iwamoto
龍志 岩本
Hideo Kada
秀夫 加田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】湯を使用中でも設定温度の変更範囲に上限を設けた優先権移動を可能とし、安全で使い勝手のよい設定温度変更装置を提供する。
【解決手段】複数のリモコン3、4により温度設定を行う給湯器1であって、前記リモコン3、4のうち少なくとも1つには設定温度を優先的に変更できる優先権を持たせ、湯を使用中に他のリモコンより優先権の移動要求があったとき、移動前の設定温度を上限温度として優先権の移動を行い、設定温度の変更を可能とし、安全性を高めた使い易い給湯器の設定温度制御装置を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、給湯器の優先権移動による設定温度の制御に関するものである。
従来、この種の給湯器の設定温度制御は、湯の使用中は優先権移動しないようにしている(例えば、特許文献1参照)。
図8は、従来の給湯器の設定温度制御のフローチャートで、優先移動操作が有ったときに湯を使用中であれば優先権移動をしないようにしてある。
特開平7−260250号公報
しかしながら、前記従来の構成では、優先権のないリモコン側にて優先権を移動して設定温度を下げることが出来ないという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、湯を使用中でも設定温度に上限温度を設けて優先権の移動を可能にし、安全性を高め、使い勝手のよい給湯器の設定温度制御を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の給湯器の設定温度制御装置は、湯を使用中に他のリモコンより優先権の移動要求があったとき、移動前の設定温度を上限温度として優先権の移動を行い、設定温度の変更を可能としたものである。
これによって、湯を使用中でも優先権の移動が可能となって、設定温度を移動前の設定温度を上限温度として低温側への温度変更が可能となり、使い勝手の向上が図れる。
本発明の給湯器の設定温度制御装置は、湯の使用中に優先権移動時に高温側への温度変化がなくなり、優先権を移動させて優先移動前の設定温度を上限とした温度制限範囲内にて温度変更が可能となるため、安全性を高めた使い易い給湯器の設定温度制御装置を提供することができる。
第1の発明は、複数のリモコンにより温度設定を行う給湯器であって、前記リモコンのうち少なくとも1つには設定温度を優先的に変更できる優先権を持たせ、湯を使用中に他のリモコンより優先権の移動要求があったとき、移動前の設定温度を上限温度として優先権の移動を行い、設定温度の変更を可能としたことを特徴とするもので、優先権移動による高温側への温度変化が無くなり、安全性を高めることができる。
第2の発明は、特に、第1の発明における優先権移動後の温度設定範囲を優先移動前の設定温度+ΔTを上限温度としたもので、これにより、ΔTまでの温度上昇は有りえるが、急激な変化は無くなるため高温への変化量を少なくし、安全性を高めながらも使い易くすることができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明において、設定温度の上限温度を制限した制御中であることを表示手段に表示することにより、設定温度範囲が制限されていることを使用者への呼びかけることでより使い易くすることができる。
第4の発明は、特に、第1または第2の発明において、設定温度の上限温度を制限した制御中にすでに上限温度に設定されている状態で温度アップ操作が行われると報知手段にてお知らせすることにより、設定温度範囲が制限されていることを使用者への呼びかけることでより使い易くすることができる。
第5の発明は、特に、第2の発明において、設定温度上限値算出用のΔTをリモコン操作にて変更することができることにより、使い勝手に合わせた設定が可能となりより使い易くすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における給湯器の設定温度制御装置のシステム構成図である。
図1において、リモコン3およびリモコン4は設定温度や運転切入、優先権の移動などの遠隔制御できる操作手段5を備え、操作内容や現在の給湯器運転状況を表示手段6に表示する。そして必要により報知手段7により操作確定音や警告音、注意音を報知するものである。
前記リモコン3およびリモコン4は、通信信号線を介して本体制御装置2に接続されており、設定温度変更や運転切入、優先権の移動などの操作を前記2の本体制御装置へ指示するものである。給湯器本体1は本体制御装置2の通信信号に基づいて燃焼し、出湯するものである。
以上のように構成された給湯器の設定温度制御について、以下その動作、作用を説明する。
図2は、本発明の実施の形態1における給湯器の設定温度制御装置の動作フローチャートである。優先移動操作時は優先移動し、湯を使用していないときは前回設定温度となる。湯を使用しているときには上限温度以下とする本発明の設定温度制御を行う。
図3は、本発明の実施の形態1における給湯器の設定温度の変化状態を示す図である。リモコン3に優先権があり設定温度T1で、燃焼停止中にリモコン4に優先移動すると移動後の設定温度T3はリモコン4に前回優先があったときの前回設定温度T2となる。しかし、リモコン3に優先権があり設定温度T1にて湯を使用中にリモコン4にて優先移動すると設定温度T3はリモコン4に前回優先があったときの前回設定温度T2と優先移動前の設定温度T1により決定する。(移動前の設定温度T1) > (移動後の前回設定温度T2) であれば、移動後の設定温度T3=T2とし上限温度をT1とする。また、(移動前の設定温度T1) ≦ (移動後の前回設定温度T2) であれば、移動後の設定温度T3=T1とし同様に上限温度をT1とする。上限温度の制限は湯の使用が停止されるまで継続し、湯を使用中の設定温度変更操作は設定温度ダウン操作は有効、設定温度アップ操作は上限温度までは有効とし、上限温度を超える設定は出来ない。湯の使用が停止すると上限温度の制限は解除される。
また、湯の使用を開始してから停止するまでの間に複数回優先移動がある場合は、移動の度に上限温度を更新する。
以上のように、本実施の形態においては、湯の使用中に優先権移動時に高温への温度変化が無くなり、優先権を移動させて優先移動前の設定温度を上限とした温度制限範囲内にて温度変更が可能となるため、安全性を高めて、使いやすくすることができる。
(実施の形態2)
図4は、本発明の第2の実施の形態における給湯器の設定温度の変化状態を示す図である。リモコン3に優先権があり設定温度T1で、燃焼停止中にリモコン4に優先移動すると移動後の設定温度T3はリモコン4に前回優先があったときの前回設定温度T2となる。しかし、リモコン3に優先権があり設定温度T1にて湯を使用中にリモコン4にて優先移動すると設定温度T3はリモコン4に前回優先があったときの前回設定温度T2と優先移動前の設定温度T1と温度上昇を許可するΔTにより決定する。(移動前の設定温度T1+ΔT) > (移動後の前回設定温度T2) であれば、移動後の設定温度T3=T2とし上限温度T1+ΔTとする。また、(移動前の設定温度T1+ΔT) ≦ (移動後の前回設定温度T2) であれば、移動後の設定温度T3=T1+ΔTとし同様に上限温度T1+ΔTとする。上限温度の制限は湯の使用が停止されるまで継続し、湯を使用中の設定温度変更操作は設定温度ダウン操作は有効、設定温度アップ操作は上限温度までは有効とし、上限温度を超える設定は出来ない。
以上のように、本実施の形態においては湯の使用中に優先権移動時にΔTまでの温度上昇はあるが、高温への温度変化量を少なくし、優先権を移動させて優先移動前の設定温度+ΔTを上限とした温度制限範囲内にて温度変更が可能となるため、安全性を高めた使い易い給湯器の設定温度制御を提供することができる。
(実施の形態3)
図5は、本発明の実施の形態3におけるリモコン表示手段の一例を示す図である。実施の形態1または2の給湯器の設定温度制御装置において、湯の使用中に優先権を移動して設定温度の上限温度が制限されている間に、リモコンの表示手段6に上限温度制限中であることを表示する。
この表示は少なくとも優先移動後のリモコン、すなわち優先権があり温度変更操作が可能なリモコンに表示する。また、移動前の設定温度、移動後の前回設定温度に関係なく上限温度を制限した制御中に表示する。
以上のように、本実施の形態においては設定温度の上限温度を制限した制御中であることを表示手段に表示することにより、設定温度範囲が制限されていることを使用者へ呼びかけることでより使い易くすることができる。
(実施の形態4)
図6は、本発明の実施の形態4における給湯器の設定温度制御装置の動作フローチャートである。実施の形態1または2の給湯器の設定温度制御において、湯の使用中に優先権を移動し設定温度の上限温度を制限した制御中に、すでに上限温度に設定されている状態、すなわち現在の設定温度T4が上限温度T5と同じである状態で、設定温度アップ操作されると、報知手段7にて上限設定温度に達しているためアップ変更を受け付けない事を報知する。報知手段がブザーの場合は無効音のパターンを報知し、音声出力可能な場合は、受け付けないことを音声でアナウンスし、併せて上限温度制限解除方法を音声にてアナウンスすることもできる。
以上のように、本実施の形態においては設定温度の上限温度を制限した制御中にすでに上限温度に設定されている状態で温度アップ操作が行われると報知手段にてお知らせすることにより、設定温度範囲が制限されていることを使用者への呼びかけることでより使い易くすることができる。
(実施の形態5)
図7は、本発明の実施の形態5における給湯器の設定温度制御装置の動作フローチャートである。実施の形態2の給湯器の設定温度制御において、リモコンの操作手段5にて専用スイッチや複数のスイッチの同時押しなどあらかじめ決めてられた操作をすると設定温度上限値算出用のΔTを変更するモードとなる。変更モード中のアップ操作にてΔTを+1し、ダウン操作にてΔTを−1する。アップまたはダウン操作を行い所望の値まで変更すると、以降は変更後のΔTより算出した設定温度上限値で動作する。
以上のように、本実施の形態においては実施の形態2の給湯器の設定温度制御において、設定温度上限値算出用のΔTをリモコン操作にて変更することができ、給湯器を使用する環境やリモコンの設置場所、接続リモコン数や使用者の使い方に応じ設定することができる。例えば湯を使用する人数が多く、また浴室やシャワー使用が多い場合にはΔTをできるだけ小さくしておき安全性を重視するなどの使い方ができる。そしてリモコンの操作で変更できるため設置以降であっても、設定値を変更することが可能であり、使い勝手に合わせた設定が可能となりより使い易くすることができる。
以上のように、本発明にかかる給湯器の設定温度制御は、湯の使用中に優先権移動時に高温への温度変化が無くなり、優先権を移動させて優先移動前の設定温度を上限とした温度制限範囲内にて温度変更が可能となり、安全性を高めた使い易い給湯器の設定温度制御を提供することが可能となるので、優先権移動による設定温度の制御等の用途に適用できる。
本発明の実施の形態1における給湯器の設定温度制御装置のシステム構成図 同給湯器の設定温度制御装置の動作フローチャート 同給湯器の設定温度制御装置における設定温度の変化状態を示す図 本発明の実施の形態2における設定温度の変化状態を示す図 本発明の実施の形態3におけるリモコン表示手段を示す図 本発明の実施の形態4における給湯器の設定温度制御装置のフローチャート 本発明の実施の形態5における給湯器の設定温度制御装置のフローチャート 従来の給湯器の設定温度制御装置のフローチャート
符号の説明
1 給湯器本体
2 本体制御装置
3 リモコン
4 リモコン
5 操作手段
6 表示手段
7 報知手段

Claims (5)

  1. 複数のリモコンにより温度設定を行う給湯器であって、前記リモコンのうち少なくとも1つには設定温度を優先的に変更できる優先権を持たせ、湯を使用中に他のリモコンより優先権の移動要求があったとき、移動前の設定温度を上限温度として優先権の移動を行い、設定温度の変更を可能とした給湯器の設定温度制御装置。
  2. 優先権の移動を行うときは、優先移動前の設定温度+ΔTを上限温度とした請求項1に記載の給湯器の設定温度制御装置。
  3. 優先権の移動を行ったときは、設定温度の上限温度を制限した制御中であることを表示手段に表示する請求項1または2に記載の給湯器の設定温度制御装置。
  4. 設定温度の上限温度を制限した制御中にすでに上限温度に設定されている状態で温度アップ操作が行われると報知手段にてお知らせする請求項1または2に記載の給湯器の設定温度制御装置。
  5. 設定温度上限値算出用のΔTをリモコン操作にて変更することができる請求項2に記載の給湯器の設定温度制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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TWI486541B (zh) * 2012-04-09 2015-06-01 Grand Mate Co Ltd Water heater remote control optimal setting method

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