JP2005146714A - 変位増幅機構を備えた制振装置 - Google Patents

変位増幅機構を備えた制振装置 Download PDF

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【課題】ブレース部材及びダンパーの枠体への連結構造を改良することにより、性能の向上を図ることができる変位増幅機構を備えた制振装置を提供する。
【解決手段】枠体1と、枠体1の内方に配置され、端部どうしが互いに回動自在に連結された1対のブレース部材2aからなり、各ブレース部材2aの他端部が枠体1の互いに対角位置にある上下部のコーナー部4に回動自在にそれぞれ連結されてなる変位増幅機構2と、端部がブレース部材2aどうしの連結部に回動自在に連結され、他端部が枠体1の他の2つのコーナー部の一方5に回動自在に連結されてなるダンパー3とを備えた制振装置において、ブレース部材2a及びダンパー3の各他端部をコーナー部4,5に内蔵して、これらブレース部材及びダンパーのコーナー部4,5に対する回動中心を、縦枠部1a及び横枠部1bの各中心線のなす交点に一致させた。
【選択図】 図1

Description

この発明は、変位増幅機構を備えた制振装置に関し、さらに詳細には、建物の架構に組み込まれ、地震などの際に層間に生じる変位を増幅してダンパーに伝達する変位増幅機構を備えた制振装置に関する。
制振技術の1つとして、建物の架構に組み込まれ、地震などの際に層間に生じる変位を増幅してダンパーに伝達する変位増幅機構を備えた制振装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この公知の制振装置は、図8に示されるような形態で実施化されている。すなわち、制振装置は四角形の枠体50と、その内方に配置されるトグル機構51と、油圧によるダンパー52とで構成されている。このような制振装置によれば、地震などの際に建物に層間変位が生じると、これに伴って枠体50が変形し、その変形はトグル機構51を介してダンパー52に入力される。その際、層間変位はトグル機構51により増幅されるので、地震エネルギーを効率よく吸収することができる。
しかし、図8に示される従来装置は、次のような問題点がある。トグル機構51を構成する1対のトグルアーム51a,51aは、枠体50のコーナー部54に溶接された鉄板53に連結されている。このため、トグルアーム51a,51aの枠体50に対する回動中心すなわちピン55の軸線が、縦枠部50a及び横枠部50bの各中心線のなす交点(以下、単に枠交点という)から枠体50の内方側にずれることになる。
このようなことから、従来装置では2つのピン55,55間の距離が短くなり、ダンパー52に伝達される変位のロスが大きくなる。また、ピン55の軸線が枠交点上にないと、制振装置が稼働した場合、枠体50に不要な曲げモーメントが発生する。さらに、従来装置は、設計上はピン55の軸線が枠交点上にあると仮定しているが、実際に作用する力は交点からずれることとなるため、作用する力の方向性が不明確となる。さらに、建物の架構の形状によって鉄板の形状が異なることとなり、採光の妨げとなる。なお、ダンパー52も同様にコーナー部54に溶接した鉄板53に連結され、不要な曲げモーメントの発生や採光上の問題の原因となっている。
また、ダンパー52は1対のトグルアーム51a,51aどうしの連結端部に回動自在に連結される。しかし、従来装置では、ダンパー52はトグルアーム51a,51aどうしを連結するピン56とは別個のピン57に連結されている。これは3つの連結端部を1つのピンで連結する場合、ピン穴の遊びを大きくしないとピンの挿入が難しいからである。このため、トグルアーム51a,51a及びダンパー52間に作用する力の方向性が不明確であり、また連結端部に不要な曲げモーメントが発生する。
特開平10−169244号公報
この発明は上記のような技術的背景に基づいてなされたものであって、次の目的を達成するものである。
この発明の目的は、ブレース部材及びダンパーの枠体への連結構造を改良することにより、性能の向上を図ることができる変位増幅機構を備えた制振装置を提供することにある。 この発明の別の目的は、ブレース部材どうしの連結部へのダンパーの連結構造を改良することにより、性能の向上を図ることができる変位増幅機構を備えた制振装置を提供することにある。
この発明は上記課題を達成するために、次のような手段を採用している。
すなわち、この発明は、縦枠部、横枠部及びコーナー部からなる四角形の枠体と、この枠体の内方に配置され、端部どうしが互いに回動自在に連結された1対のブレース部材からなり、各ブレース部材の他端部が前記枠体の互いに対角位置にある上下部のコーナー部に回動自在にそれぞれ連結されてなる変位増幅機構と、端部が前記ブレース部材どうしの連結部に回動自在に連結され、他端部が前記枠体の他の2つのコーナー部の一方に回動自在に連結されてなるダンパーとを備えた制振装置において、
前記ブレース部材及び前記ダンパーの各他端部を前記コーナー部に内蔵して、これらブレース部材及びダンパーの前記コーナー部に対する回動中心を、前記縦枠部及び前記横枠部の各中心線のなす交点に一致させたことを特徴とする変位増幅機構を備えた制振装置にある。
また、この発明は、縦枠部、横枠部及びコーナー部からなる四角形の枠体と、この枠体の内方に配置され、端部どうしが互いに回動自在に連結されたそれぞれ1対のブレース部材からなる2つの変位増幅機構であって、各変位増幅機構における一方のブレース部材の他端部が、前記コーナー部に回動自在に連結され、他方のブレース部材の他端部が当該コーナー部と反対側にある前記横枠部に回動自在に連結されてなる2つの変位増幅機構と、各変位増幅機構における前記ブレース部材どうしの連結部に端部が回動自在に連結され、他端部が当該連結部と対向して至近位置にある前記コーナー部に回動自在に連結されてなる2つのダンパーとを備えた制振装置において、
前記ブレース部材及び前記ダンパーの各他端部を前記コーナー部に内蔵して、これらブレース部材及びダンパーの前記コーナー部に対する回動中心を、前記縦枠部及び前記横枠部の各中心線のなす交点に一致させたことを特徴とする変位増幅機構を備えた制振装置にある。
より具体的には、前記ブレース部材及び前記ダンパーの各他端部が連結される前記コーナー部は、前記枠体の内方に開口する空洞を有し、この空洞の内部にピンが収容されて該空洞の相対する側板部に支持され、前記ブレース部材及び前記ダンパーの各他端部は、前記開口を通して前記空洞に収容されて前記ピンに支持されている。
また、前記ブレース部材及び前記ダンパーの各他端部が連結される前記コーナー部は、前記縦枠部及び前記横枠部と別部材として作られ、前記枠体の組み立て時に前記縦枠部及び横枠部に一体化される。前記コーナー部は、例えば鋳鋼で作られる。
前記ブレース部材及び前記ダンパーの各端部は、同一のピンに支持されている。前記ブレース部材及び前記ダンパーの各端部は、外側に位置する外側二又部と、その内側に位置する内側二又部と、その内側に位置する単板部のいずれかを有し、前記外側二又部に形成されたピン穴は、前記内側二又部及び前記単板部に形成されたピン穴よりも大径となっている。
この発明によれば、ブレース部材及びダンパーの枠体への連結構造において、それらの各他端部はコーナー部に内蔵され、その回動中心は縦枠部の中心線と横枠部の中心線とのなす交点(以下、単に、枠交点という)と一致している。これにより、2つのブレース部材の枠体への取付けピン間の距離を最大限長くすることができるので、ダンパーに増幅して伝達される変位のロスを最小に抑えることができる。また、枠体に不要な曲げモーメントが発生することもない。
また、各取付けピンの設計上の軸心位置と、実際の枠交点位置とが同じであるので、設計どおりの性能を発揮し、作用する力の方向性も明確となる。さらに、建物の架構の形状が異なってもコーナー部のピン位置は常に同じ位置となるので、採光への影響もほとんど生じない。さらに、従来の溶接鉄板に取り付ける方法と比べ、製作が容易なため、製作精度を向上させることができ、加えてデザインがすっきりとし、圧迫感を与えることがない。
さらに、この発明によれば、1対のブレース部材及びダンパーを連結する各端部は、同一のピンで連結されている。これにより、1対のブレース部材及びダンパー間に作用する力の方向性が明確となり、設計どおりの性能を発揮し、また連結端部に不要な曲げモーメントが発生することもない。
図1は、この発明の実施形態を示す正面図、図2はブレース部材の枠体への連結部を示す拡大図、図3は図2の鉛直方向断面図、図4は図3のA−A線断面図である。制振装置は、建物の架構に組み込まれる四角形の枠体1と、枠体1の内方に配置される変位増幅機構2と、オイルなどの粘性流体を利用したダンパー3とで構成される。
枠体1を構成する左右1対の縦枠部1a,1a及び上下1対の横枠部1b,1bは、H形鋼などの鋼材で作られている。4つのコーナー部のうち3つのコーナー部4,4,5は、縦横枠部1a,1bとは別部材として作られ、その材料も例えば鋳鋼が使用されている。
変位増幅機構2は端部6,6どうしがピン7により回動自在に互いに連結された1対のブレース部材2a,2aからなる。そして、この発明によれば、各ブレース部材2aの他端部8は、上述の別部材として作られた互いに対角位置にあるコーナー部4に内蔵されている。また、ダンパー3の端部9は、ブレース部材2a,2aどうしを連結する端部6,6に連結され、他端部10はブレース部材2aの他端部8と同様に、他のコーナー部5に内蔵されている。
コーナー部4には、図3及び図4に示すように、枠体1の内方側に開口15を持つ空洞11が形成されている。この空洞11を規定する相対する側板部12,12にピン13を取り付けるためのピン穴14が設けられている。各ブレース部材2aの他端部8は、開口15を通して空洞11内に収容され、ピン穴14に挿入されるピン13に回動自在に支持されている。コーナー部5の構造もコーナー部4と同様であり、ダンパー3の他端部10もブレース部材2aの場合と同様に、コーナー部5に取り付けられたピン16に回動自在に支持されている(図1参照)。
このようなブレース部材2a及びダンパー3の枠体1への連結構造において、それらの各他端部8,10の回動中心すなわちピン13,16の軸心は、縦枠部1aの中心線と横枠部1bの中心線とのなす交点である枠交点Cと一致している(図3参照)。これにより、2つのブレース部材2a,2aの各ピン13,13間の距離を最大限長くすることができるので、上階と下階に層間変位が生じた際に、ダンパー3に増幅して伝達される変位のロスを最小に抑えることができる。この結果、ダンパー3を効率よく稼働させることができる。また、枠体1に不要な曲げモーメントが発生することもない。
また、各ピン13,16の設計上の軸心位置と、実際の枠交点位置とが同じであるので、設計どおりの性能を発揮し、作用する力の方向性も明確となる。さらに、建物の架構の形状が異なってもコーナー部のピン位置は常に同じ位置となるので、採光への影響もほとんど生じない。さらに、従来の溶接鉄板に取り付ける方法と比べ、製作が容易なため、製作精度を向上させることができ、加えてデザインがすっきりとし、圧迫感を与えることがない。
ところで、図1に示すように、この発明ではダンパー3の端部9はブレース部材2a,2aの端部6,6どうしを連結するピン7に支持されている。図5はブレース部材2a,2aへのダンパー3の連結構造を示す正面図、図6は軸線に沿った断面図である。
ダンパー3の端部9は外側二又部9a,9aを有している。また、一方のブレース部材2aの端部6は外側二又部9a,9aの内側に位置する内側二又部で6a,6aを有し、他方のブレース部材2aの端部6は内側二又部6a,6aの内側に位置する単板部6bを有している。これら外側二又部9a,9a、内側二又部6a,6a及び単板部6bには、ピン7を取り付けるためのピン穴が形成され、外側二又部9a,9aに形成されたピン穴17は、内側二又部6a,6a及び単板部6bにそれぞれ形成されたピン穴18,19よりも大径となっている。なお、ピン穴18,19は同径である。
ピン7は、本体胴部7aと、それよりも小径の先端ねじ部7bと、本体胴部7aよりも大径の頭部7cと、先端ねじ部7bに螺着される蓋付きナット7dとで構成されている。ここに、本体胴部7aはピン穴18,19と同径であり、頭部7c及び蓋付きナット7dはピン穴17と同径である。
1対のブレース部材2a,2a及びダンパー3の連結時には、ピン7をその先端ねじ部7b側から一方のピン穴17,18、ピン穴19及び他方のピン穴18,17の順で各ピン穴に挿入し、先端ねじ部7bに蓋付きナット7dを螺着して固定する。このようなピン7の挿入作業の際、本体胴部7aの挿入時は外側のピン穴17が大径であるため、挿入の妨げにならず、内側二又部6a,6aと単板部6bとの連結がほぼ完了してから、外側二又部9aのピンの挿入に集中できる。このため、ピンの遊びが少なくても容易にピン穴への挿入が可能である。
以上のように、この発明では3つの連結端部6,6,9を1つのピン7で連結している。これにより、ブレース部材2a,2a及びダンパー3間に作用する力の方向性が明確となり、設計どおりの性能を発揮し、また連結端部6,6,9に不要な曲げモーメントが発生することもない。
図7は別の実施形態を示す正面図である。この実施形態は1つの枠体1に2つの変位増幅機構2,2と、それに対応して2つのダンパー3,3を設けた例であり、例えば水平方向の寸法が大きい開口部をもつ架構に適用される。
この実施形態では、2つの変位増幅機構2,2を配置するため、各変位増幅機構2における他方のブレース部材2aの他端部8をコーナー部に連結することができない。そこで、この実施形態では、上部の横枠部1bに中間支持部20を設け、この中間支持部20に他方のブレース部材2aの他端部8を連結するようにしたものである。その他、各変位増幅機構2及びダンパー3に関する構造は、上記実施形態と全く同様である。なお、中間支持部20は、コーナー部4,5と同様に、横枠部1bとは別部材として鋳鋼で作られ、ブレース部材2aの他端部を内蔵する空洞を有している。
上記各実施形態は例示にすぎず、この発明は種々の形態を採ることができる。例えば、図1及び図7に示した実施形態とも、変位増幅機構2及びダンパー3の配置形態に関して図示とは天地を逆にしたものとすることができる。また、変位増幅機構を構成する1対のブレース部材は、それらの連結部において屈曲して配置されるが、その屈曲方向は上記実施形態と逆方向の場合もあり得る。
この発明の実施形態を示す正面図である。 ブレース部材の枠体への連結部を示す拡大図である。 図2に示した連結部の鉛直方向断面図である。 図3のA−A線断面図である。 1対のブレース部材及びダンパーを連結する端部を示す正面図である。 図5に示した連結端部の断面図である。 別の実施形態を示す正面図である。 従来例を示す正面図である。
符号の説明
1 枠体
1a 縦枠部
1b 横枠部
2 変位増幅機構
2a ブレース部材
3 ダンパー
4,5 コーナー部
6 端部
6a 内側二又部
6b 単板部
7 ピン
7a 本体胴部
7b ねじ部
7c 頭部
7d 蓋付きナット
8 他端部
9 端部
9a 外側二又部
10 他端部
11 空洞
12 対向壁
13 ピン
14 ピン穴
15 開口
16 ピン
17 ピン穴
20 中間支持部

Claims (7)

  1. 縦枠部、横枠部及びコーナー部からなる四角形の枠体と、この枠体の内方に配置され、端部どうしが互いに回動自在に連結された1対のブレース部材からなり、各ブレース部材の他端部が前記枠体の互いに対角位置にある上下部のコーナー部に回動自在にそれぞれ連結されてなる変位増幅機構と、端部が前記ブレース部材どうしの連結部に回動自在に連結され、他端部が前記枠体の他の2つのコーナー部の一方に回動自在に連結されてなるダンパーとを備えた制振装置において、
    前記ブレース部材及び前記ダンパーの各他端部を前記コーナー部に内蔵して、これらブレース部材及びダンパーの前記コーナー部に対する回動中心を、前記縦枠部及び前記横枠部の各中心線のなす交点に一致させたことを特徴とする変位増幅機構を備えた制振装置。
  2. 縦枠部、横枠部及びコーナー部からなる四角形の枠体と、この枠体の内方に配置され、端部どうしが互いに回動自在に連結されたそれぞれ1対のブレース部材からなる2つの変位増幅機構であって、各変位増幅機構における一方のブレース部材の他端部が、前記コーナー部に回動自在に連結され、他方のブレース部材の他端部が当該コーナー部と反対側にある前記横枠部に回動自在に連結されてなる2つの変位増幅機構と、各変位増幅機構における前記ブレース部材どうしの連結部に端部が回動自在に連結され、他端部が当該連結部と対向して至近位置にある前記コーナー部に回動自在に連結されてなる2つのダンパーとを備えた制振装置において、
    前記ブレース部材及び前記ダンパーの各他端部を前記コーナー部に内蔵して、これらブレース部材及びダンパーの前記コーナー部に対する回動中心を、前記縦枠部及び前記横枠部の各中心線のなす交点に一致させたことを特徴とする変位増幅機構を備えた制振装置。
  3. 前記ブレース部材及び前記ダンパーの各他端部が連結される前記コーナー部は、前記枠体の内方に開口する空洞を有し、この空洞の内部にピンが収容されて該空洞の相対する側板部に支持され、前記ブレース部材及び前記ダンパーの各他端部は、前記開口を通して前記空洞に収容されて前記ピンに支持されていることを特徴とする請求項1又は2記載の変位増幅機構を備えた制振装置。
  4. 前記ブレース部材及び前記ダンパーの各他端部が連結される前記コーナー部は、前記縦枠部及び前記横枠部と別部材として作られ、前記枠体の組み立て時に前記縦枠部及び横枠部に一体化されることを特徴とする請求項3記載の変位増幅機構を備えた制振装置。
  5. 前記コーナー部は鋳鋼で作られていることを特徴とする請求項4記載の変位増幅機構を備えた制振装置。
  6. 前記ブレース部材及び前記ダンパーの各端部は、同一のピンに支持されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1記載の変位増幅機構を備えた制振装置。
  7. 前記ブレース部材及び前記ダンパーの各端部は、外側に位置する外側二又部と、その内側に位置する内側二又部と、その内側に位置する単板部のいずれかを有し、前記外側二又部に形成されたピン穴は、前記内側二又部及び前記単板部に形成されたピン穴よりも大径となっていることを特徴とする請求項6記載の変位増幅機構を備えた制振装置。
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