JP2005146695A - 高架橋構造及びその施工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】構造物をできる限り並行して構築できるようにして、工期を短縮する。
【解決手段】3径間連続桁構造を有する立体交差高架橋20の架橋部Hの連続桁15を中程で分割し、両連続桁15は、それぞれ取付部Sの地盤上に設けたピット14内で橋脚4と一体製作する。ピット14の介在により桁の製作位置が低くなり、工事による周辺環境への影響を少なくし得る。また、両連続桁15は、それぞれ橋脚4とともに架橋部Hへと送り込まれるので、途中の地盤上に橋脚が突出しておらずその送り出し作業が簡素化できる。取付部Sは、土盛部31とトラス桁構造の緩衝部21とからなり、その土盛部31の擁壁32内側でトラス桁を製作し、前記ピット14に送り込んで路床版部23を載せてピット14内に据付け、その後擁壁32内側を盛土する。緩衝部21の構造物は、下方の部分の幅を狭くできるので、擁壁32内側の狭いスペースで製作可能として工期を短縮し得る。
【選択図】図2

Description

この発明は、道路に平面交差する他の道路や鉄道等との交差部を跨ぐ高架橋構造、及びその高架橋を構築する施工方法に関するものである。
交差点や踏切等では道路の渋滞緩和を目的として、その道路に平面交差する他の道路や鉄道等を跨いで立体的に交差する高架橋が設けられることが多い。この種の高架橋は、本発明の実施形態の説明図である図1(b)に示すように、その道路の中央寄りの車線部分に構築されて前記交差道路等との交差部Cをオーバーパスし、その高架橋の両側にはオーバーパスしない通行者のために歩道と側道とを確保するようになっている。
従来構造の高架橋は、例えば、図13(d)に示すように、交差部C前後において交差道路を跨ぐように構築される高架橋1の架橋部H、及び地平部Fからその架橋部Hへの取り付けスロープ2が構築される取付部Sからなる。その架橋部Hに構築される構造物は、杭3などの基礎によって地盤Gに支持された橋脚4と、その上に架設される桁5を有しており、また、取付部Sに構築される構造物は、その両側を擁壁12で、また、架橋部H側の端面は橋脚4を兼ねた橋台状擁壁13で留めた盛土形式のスロープ2である。取付部Sは、図示するように、桁5の受部となる前記橋台状擁壁13(橋脚4)の深い基礎を除けば、おおむね浅い基礎が用いられる。
この高架橋を施工する期間は、交通を遮断することなく工事を施工することが求められるので、その高架橋1が構築される中央寄りの車線部分を遮断して工事用ヤードを確保し、道路交通はそのヤードを避けて両側側道部分に誘導することになる。
その施工は、図13(a)に示すように、まず前記架橋部Hのヤード内に杭3を多数打設して基礎を構築し、各杭3の地表近く周囲に土留めを行って地盤を掘り下げる。その掘り下げた地盤の前記杭3の上端部付近に鉄筋、型枠を組み、その型枠内にコンクリートを打ち込んでフーチング3’を構築する。そのフーチング3’が出来上がって所定の強度になった後、図13(b)に示すように、その上に橋脚4を構築する。
また、取付部Sのヤード内では、前記架橋部Hでの基礎、橋脚4の構築と時期を同じくして上部工となる桁5の製作、組立てが行われる。そして、前記架橋部Hの橋脚4が完成後、その桁5を、図13(b)に矢印で示すように、順次交差点側へと送り出して橋脚4上に架設していく。
交差部Cを跨ぐ径間に架設する桁5は、同じく図13(c)に示すように、既に架設した桁5上のスペースにおいて製作して、その後、交差道路の通行止め措置のもと、図中の矢印のように交差部C上に送り出して、橋脚4上にその桁5を架設する。なお、高架橋1の取付距離が長く、何連もの桁5を橋軸方向へ連続して架設する場合には、この桁5の製作及び送り出し作業を繰り返す場合もある。
この桁5の製作、架設の間に、前記取付部Sの擁壁12構築を並行して行い、前記架橋部Hのすべての桁5が架設され、その取付部Sの両側擁壁12及びその対の擁壁12内側を埋める盛土を構築すれば、路床版、路面舗装等を全区間に施工することにより高架橋が完成する。
また、上記高架橋施工に要する工期を短縮するために、桁の直下で基礎、橋脚等を施工することにより、工期短縮を実現した技術も開示されている。例えば、図14(a)に示すように、高架橋10の架橋部Hにおいて杭3等の基礎や橋脚4等を施工する前に、その箇所に架かる桁5の製作、組立てを先に行い、その完成した桁5を昇降装置7を介して上方へジャッキアップして仮に固定する。その仮固定した桁5下方のスペースなどで、図14(b)に示すように、杭3等の基礎を施工するとともに、続いて図14(c)に示す橋脚4を施工する。橋脚4が完成すれば、その仮固定中の桁5を橋脚4上に本固定する。
桁5上方のスペースでは、前記橋脚4の構築と並行して、図14(d)に示すように、交差部Cに架設する次なる桁5を製作し、別途、取付部Sの擁壁12上方で製作した端部桁6とともに、図14(d)に矢印に示すように残る径間部分に送り出して架設する。なお、高架橋10を構築する地形的条件によっては、図14に示す端部桁6を介在させずに、図13に示すように桁5を直接に取付部Sに繋ぐ場合もある。
この手法によれば、図14(b)(c)(d)に示す工程中の作業を並行して施工して、ある程度工期が短縮できるという利点がある。(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−193405号公報
上記取付部Sの工事用ヤードはプラントなど他の用途にも使用され、桁製作に使用できるエリアは広くないので、取付部Sにおいて桁の製作等を行う図13に示す施工方法では、架設するすべての桁5を同時に製作できない。このため、取付部Sのヤードでは、一の桁5が架設場所に移動した後、順次次なる桁5の製作にとりかかるといった手法を採用しなければならず、すべての桁5を製作、架設するのに必要な工期が長くなる問題がある。
この点、図14に示す施工方法によれば、架橋部Hの仮設桁5上スペースを有効活用できるので工期短縮に寄与するが、この手法は、交差部Cを跨ぐ桁5を含むすべての桁を同時に製作できない点では、前記と同様の問題を有するので充分でない。また、高所において桁5あるいは端部桁6の製作を行う必要があるため作業能率が悪く、また、高所で行う溶接、型枠作業やコンクリート打設作業等は、騒音、粉塵、圧迫感など周辺環境に及ぼす影響が大きくなるので好ましくない。
また、前記取付部Sにおいて構築する対の擁壁12は、地平部Fから架橋部Hへと繋ぐ盛土によるスロープ2の幅員方向両端を止めるものであり、高架橋1,10の道路幅員とほぼ同じ間隔をもって構築する必要がある。このため、この擁壁12を早期に構築してしまうと後の桁の製作の邪魔になるので、特に、図14(d)に示すように、その擁壁12上端のさらに上方において作業場所を確保するなど特別な方法によらない限り、すべての桁製作が終了した後でなければ擁壁12等を構築できない。これは、全体の工期を長引かせる一因ともなっている。
そこで、この発明は、高所での作業量増大を伴わずにヤード内で一度に製作できる桁の数を増やすとともに、架橋部、取付部の構造物をできる限り並行して構築できるようにして、工期を短縮することを課題とする。
上記の課題を解決するために、この発明は、架橋部の両端からスロープ状に路面を形成して地平部に繋げた、道路や鉄道と立体交差する高架橋構造において、架橋部は3径間以上の桁を有するものとして、その3径間以上の桁を連続桁構造として中程で分割して製作するとともに、その分割した両桁を連結する構造としたのである。このようにすれば、前記連続桁中程に位置する径間に架かる桁を、それに隣接する他の桁と同時に製作し、また、同時に架設できるので、径間毎に段階施工することなく全径間一斉に施工して工期を短縮し得る。
また、上記スロープ状の路面を、架橋部の端に接続された緩衝部と、その緩衝部と上記地平部との間に設けられた土盛部とから構成し、前記緩衝部は、路床版部とそれを地盤に支える桁構造部とからなるようにしたのである。緩衝部の構造物を、地盤に直接固定される桁構造とその上面に載置される路床版とを併用した構造としたので、土盛部のように地盤から立ち上がる擁壁を構築する必要がなく、また、路面高さが比較的高い箇所でありながらその構造物を支持する橋脚を構築する必要ないので、その基礎を浅い基礎とし得て経済的である。
また、前記路床版部は、高架橋の道路幅員を確保するために、その幅員とほぼ同幅以上必要であるが、それを支える桁構造部以下の部分は、その路床版部より幅を狭くしてその路床版部の幅員方向両端が桁構造部よりも外側にオーバーハングしたいわゆるキャンチレバー構造とし得る。このため、その緩衝部構造物の製作時、及び据え付け時には、地盤近くに広いスペースを要さず、その地盤近くの前記オーバーハング部分直下のスペースの有効活用が可能である。
上記の高架橋構造の施工をする際の施工方法としては、上記分割連続桁の製作を、上記架橋部の両端から地平部へのスロープ状の路面部分の地盤上において行い、その分割連続桁を上記架橋部の連結する中程に送り込んで橋脚に載せて固定して、両分割連続桁の突き当たり部を連結するとともに、その後、前記スロープ状の路面部分を構築して、その両者、連続桁とスロープ状の路面部分とを繋ぐようにした方法を採用し得る。このようにすれば、その道路や鉄道との交差部を挟んで両側でそれぞれ桁製作できるので、その交差部上での作業をできる限り避けることにより、作業の能率を向上させることができる。また、地平部へのスロープ状の路面部分の地盤上で桁製作を行うことにより、例えば、前記分割連続桁の全長が、架橋部の全長に亘る場合やその大部分を占める場合などにおいても、前記交差部を避けて連続桁を製作するためのスペースを確保し得る。
また、上記スロープ状の路面部分の地盤上において、分割連続桁に橋脚を取付けて、その橋脚付きの分割連続桁を上記架橋部の連結する中程に送り込んで、その橋脚を基礎に固定するようにしてもよい。前記分割連続桁を、前記橋脚と一体に製作すれば、桁の送り出しの際に地盤上に橋脚が据え付けられていないので、その桁の送り出し作業の際に障害物がなく作業を簡素化し得る。また、橋脚の据え付け位置を避けて桁製作する必要がなく、前記交差部分に近い位置で桁製作できるので、その送り出し距離を短縮し得る。さらに、従来のように橋脚の完成を待つことなく、桁と橋脚とを同時に製作して一斉に送り出しできるので工期が短縮できる。
さらに、前記分割して製作された両分割連続桁及び橋脚は、桁製作後その送り出し前の状態で交差部から後退した位置にあり、その交差部を跨ぐ径間途中で分割された桁が、片持ち状態でそれぞれ交差部分に向かって張り出すことになる。その張り出し部直下には橋脚がないので、橋脚を本来の設置位置に固定するまでの工事期間中、その交差部分に近い部分において広い幅員の側道を確保し得る。このため、例えば、側道の右折レーンスペースなども充分に広く確保し得る。
また、上記スロープ状の路面部分の地盤にピットを形成し、そのピット内で、上記橋脚付き分割連続桁を製作するようにすれば、橋脚の下端位置が下がって、連続桁全体の製作を低い位置で行うことができる。このため、工事中の騒音、粉塵など周辺環境に及ぼす影響を少なくし得る。
上記施工方法により、上記スロープ状の路面を緩衝部と土盛部とから構成した高架橋構造を施工する場合において、まず、上記土盛部となる地盤上で緩衝部の桁構造部を製作し、その緩衝部となる地盤上で上記分割連続桁を製作し、その分割連続桁を上記架橋部の連結する中程に送り込む。その後、前記緩衝部となる地盤上に前記桁構造部を送り込み、前記両分割連続桁同士を連結するとともに、その両分割連続桁に緩衝部を繋ぎ、その緩衝部から地平部への土盛部の形成を行うようにした施工方法を採用し得る。
このようにすれば、その緩衝部の地盤上のスペースを隣接する架橋部の桁製作に利用することができる。また、その緩衝部の構造物の下方の部分は幅が狭いので、地盤上の幅の狭いスペースで製作できる。このため、土盛部の構造物を先行構築し、その構造物内側のスペースで緩衝部の構造物を製作すれば、架橋部の構造物製作と並行して取付部(前記緩衝部と土盛部とからなる、前記架橋部と地平部とを繋ぐスロープ状路面区間)の構造物を製作できる。
つまり、架橋部の構造物を、前記取付部の地盤上のスペースを使って製作することにより、その取付部の構造物を製作する工程は、ずれを生じざるを得ないが、その取付部の地盤上のスペースのうち、架橋部の構造物製作に使用しない残りの部分において取付部全体(前記緩衝部と土盛部)の構造物を並行して製作できるので、そのずれを最小限にできるのである。また、ずれが生じても、そのずれはクリティカルではなく全体の工期へ及ぼす影響がない。
また、その連続桁製作時のピットは、その後、緩衝部の構造物の基礎を据え付けるためのピットを兼用できるので、掘削作業を減らしてさらに工期を短縮し得る。
この発明は、高所での作業量増大を伴わずに、架橋部、取付部双方の構造物を並行して構築できて工期を短縮し得る。
一実施形態を図1乃至図10に示し、この実施形態の高架橋20の施工方法は、図1(a)(b)に示すように、交差点前後において、その道路に平面交差する他の道路を跨いで立体交差する構造物を、道路を供用しながら構築するものである。高架橋20は、道路の中央寄りの車線部分に構築されて、この交差点の通過車両はその中央寄りの車線部分で交差部Cをオーバーパスし、交差点に進入する車両、人などは、その高架橋両側に設けた歩道または側道を通行するようになっている。
高架橋20は、図5(e)に示すように、交差点内の交差部Cにおいて、平面交差する他の道路を跨ぐように構築される高架橋20の架橋部H、及び地平部Fからその架橋部H両端へ繋ぐ取り付けスロープ2が構築される取付部Sからなる。
架橋部Hは3径間からなり、図8に示すように、その3径間に亘って架かる連続桁15とそれを支える4本の橋脚4と、その基礎である杭3等からなる。連続桁15は、その橋脚4とともに鋼床版箱桁ラーメンの一部を構成し、その桁部分は、鋼箱桁16上の路床版17により路面19を形成したものである。その連続桁15は、交差部Cを跨ぐその中央径間の中程で分割して製作され、その分割して別々に製作された両分割連続桁15,15の突き当たり部15a,15aを交差部C上で連結する構造としたものである。
取付部Sは、前記スロープ状の路面を成し、架橋部Hの端、つまり連続桁15の端15bに繋がるトラス構造からなる緩衝部21と、その緩衝部21と地平部Fとの間に設けられた擁壁構造からなる土盛部31とから構成されている。
前記緩衝部21は、桁構造部22とその上面に載置される路床版部23から構成される。その桁構造部22は、図7に示すように、交差部C側へ近づくほど桁高の高くなるトラス桁構造であり、そのトラス桁は2本の主構22aとそれを繋ぐ横桁22b、対傾構22c等を有する。その下方には芯材24aが設けられ、その芯材24aには周囲にコンクリートが打設されて地中梁24を構成するようになっている。前記路床版部23上には、路面19が設けられて、前記スロープ2の一部を形成している。この緩衝部21の構造は、幅の狭いトラス桁からなる桁構造部22と幅の広い路床版部23とを併用した構造なので、高架橋20の道路幅員とほぼ同幅に張り出したその路床版部23を除けば、それを支える桁構造部22以下の幅は、主構22a,22a間隔幅程度に留まり、高架橋20の道路幅員よりも相対的に狭いものとなっている。
土盛部31は、図6に示すように、その両側を交差部C側へ近づくほど高くなるプレキャスト式のL型擁壁32で、また、架橋部H側の端面は同じくL型擁壁33で留められている。その3方擁壁32,32,33内には盛土による路面19が設けられてスロープ2の一部を形成している。
この高架橋20を施工する際には、まず、構造物が据え付けられる架橋部H、取付部Sの地盤上の中央寄りの車線部分を、例えば、図4(a)に示すように、壁W等によって遮断して工事用ヤードを確保し、道路交通はそのヤードを避けて両側側道部分に誘導する。
その施工は、施工順序の概略を示す図5に基づいて説明すると、図5(a)及び(b)に示すように、まず前記架橋部Hのヤード内の所定の位置に杭3を打設して基礎を構築し、各杭3の地表近く周囲に土留め(図示せず)を行って地盤を掘り下げる。その掘り下げた地盤の前記杭3の上端部付近に鉄筋、アンカーフレーム、型枠等を組み、その型枠内にコンクリートを打ち込んでフーチング3’を構築する。この杭3には大口径RC杭を採用し、1本の橋脚4を1本の杭3で支える構造としているので、フーチング3’の構造を小型化、簡略化し得るとともに、その杭3及びフーチング3’の構築範囲が狭くなり施工時の道路の占用範囲も小さくし得る。
また、取付部Sのヤード内では、前記架橋部Hでの基礎の構築と時期を同じくして、図5(c)に示すように、土盛部31の擁壁32が構築される。擁壁32は、L型のプレキャスト製のものを、図3(a)に示すように、側道部分を避けて中央車線部分に対向して設けられ、交差部C側へ向かうほどその高さは高くなっている。また、その架橋部H側の端面は、同じくL型のプレキャスト製擁壁33で留められるが、内側の盛土による路面19とともに、この段階では、まだ形成されていない。
次に、緩衝部21の地盤に、図5(d)に示すピット14を形成し、そのピット14内には、図4(b)に示す耐圧板41、軌条設備42、覆工板43を載置する。覆工板43の設置により、ピット14上をトラッククレーンや桁を積載したトレーラが進入できる。なお、図5(d)に示すように、そのピット14内において、次に説明する橋脚4を組み上げる箇所には、そのピット14底面よりもさらに下方に掘り下げた穴14aを形成している。
そして、図5(d)に示すように、緩衝部21のピット14上及び架橋部Hの地盤G上において、連続桁15及びそれを支える橋脚4を組み上げる作業を行い、その作業と並行して、土盛部31の地盤G上では、緩衝部21のトラス桁等の上部工製作に取り掛かる。その後、組み上がった各上部工を、図中に矢印で示すように順次交差部Cに向かって送り込んでいき、図5(e)の高架橋20が完成することになる。
この上部工製作の詳細は、施工順序の詳細を示す図2乃至図4に基づいて説明すると、まず、図2(b)及び(c)に示すように、ピット14内の前記穴14a上に橋脚4が立ち上がるように連続桁15を位置させてその地組を行い、その桁15を支えるサンドル44を各部に設けて地盤Gに支持する。この穴14aを設けることにより、前記地組の際の橋脚4の下端位置が前記ピット14底面よりもさらに下がるので、連続桁15を組み上げる作業位置をさらに低くし得る。連続桁15及び橋脚4が組み上がれば、図2(c)に示すように、前記サンドル44とは別に、本来の桁15の支持点に近い2本の橋脚4付近に、それぞれ交差部Cへの送り込みに使用する移動用手段を設けていく。
まず、交差部Cから遠い側の橋脚4付近には、図4(c)に示すように、桁15下にサンドル45b等を介してロングストロークジャッキ45aを取付け、そのジャッキ45aによって、桁15をジャッキアップする。この位置で桁15は橋脚4とともにジャッキアップされ、図4(d)に示すように、その桁15下にサンドル45cと台車45dを取付け、軌条設備42上に載置されて、その軌条設備42上のレール42bに沿って移動可能となる。
一方、交差部Cに近い側の橋脚4のさらに交差部C側前方には、図2(c)に示すように、桁15下にサンドル48b等を介してユニットジャッキ48aを取付け、そのジャッキ48aを自走台車48c上に載置して、前記ユニットジャッキ48bにより桁15をジャッキアップする。この位置で桁15は、前記後方の橋脚4付近の場合と同じく、橋脚4とともに図2(d)に示すようにジャッキアップされ、路面に載置された前記自走台車48cによって路面上を移動可能となる。
このジャッキ45a,48aによる桁15の昇降には、その桁下空間高さや作用する荷重の違いから、それぞれ異なる仕様のジャッキを使用するので、完全にその昇降度合を連動させるのは難しいが、事前に作動調整等を行いできる限り連動して昇降させることが望ましい。仮に連動が不可能な場合には、片側づつ一定のストローク、例えば150mm前後で交互に昇降させる方式としてもよい。
桁15及び橋脚4は前記自走台車48cに牽引されて、桁15の後方はサンドル45cや台車45dに支持されて前記軌条設備42上を、前方はサンドル48bや自走台車48cに支持されて路面上を走行し、交差部Cに向かって、図2(d)に矢印で示すように、所定の架設位置まで移動する(図5(f)(g)参照)。このとき、交差部C内においては、自走台車48cが進入するので、橋軸直角方向の道路の通行止を行うとともに、交差部Cを挟んで両側で製作された桁15,15が連結できる最終架設地点まで両桁15,15が移動し、突き当たり部15a,15aが対向する。また、交差部Cに近い側の杭3上は、前記自走台車48cが通過するので、その上面を覆工板等で覆工しておき、自走台車48c通過後その覆工を撤去するようにする。
次に、交差部に近い側、遠い側の各橋脚4,4と基礎との接合箇所の平面方向(橋軸方向及び橋軸直角方向)の位置合わせを行った後、図2(e)に矢印で示すように、桁15及び橋脚4を降下させる。その降下は、交差部Cに近い側では、保持したユニットジャッキ48aを降下させ、また、交差部Cから遠い側では、図4(e)に示すように、ロングストロークジャッキ45a、サンドル45bでもって桁15及び橋脚4を保持して台車45d等の移動手段を退出させ、その後、桁15を所定の高さに降下させて小型ベント46でその高さを保持する。
その状態で、交差部Cに近い側の橋脚4と基礎とをまず接合する。この接合方法を図9に基づいて説明すると、図9(a)に示す地中の杭3の上端部に、同図(b)に示すように、架台51を載置する。その架台51には、上下方向の支軸55と、水平な対の支持版52a,52bを有するアンカーフレーム52が設けられており、同図(c)に示すように橋脚4下端の据付高さ近くまでコンクリート3aを打設して、アンカーフレーム52を基礎に固定する。
その打設したコンクリート3a上面に、図9(d)に示すベースプレート53を配置して、前記支軸55に設けた対のナット55aを介してそのベースプレート53の高さ、水準調整を行う。その調整後のベースプレート53とコンクリート3aとの間隙には、図9(e)に示すモルタル3bを注入する。
次に、図9(f)に示すように、橋脚4を所定の据え付け高さまで降下させ、橋脚4下端にフランジ状に設けたスカート部4aの穴に、前記ベースプレート53からさらに上方に突出した前記支軸55を通す。その後、図9(g)に示すように、支軸55の上端にナット54をねじ込んで、橋脚4を基礎に固定する。
交差部Cを挟んで対側の橋脚4においても同様の固定を行った後、両側に分割して製作された両連続桁15,15の高さ、前記平面方向の位置合わせを行って、その突き当たり部15a,15aを接合する。接合後は、桁15,15を支える自走台車48c等の移動手段を退出させる。
両連続桁15,15の接合後、交差部C側から遠い方の橋脚4と基礎とを接合する。この接合方法を図10に基づいて説明すると、図10(a)に示す地中の杭3の上端部に架台61を載置する。架台61は、上下方向の支軸61aを有しており、その支軸61aの下端が基礎の杭3内に埋め込まれて固定されており、その支軸61aの上端に水平なベースプレート63を設けている。
このベースプレート63上には、図10(b)に示すように、上下方向のアンカーボルト65と、水平な対の支持版62a,62bを有するアンカーフレーム62が載せられ、図10(g)に示すように、そのベースプレート63外周に沿って等分位に設けた穴63aに前記アンカーボルト65が挿通される。この穴63aは、アンカーボルト65に対して充分大きいので、アンカーフレーム62は、ベースプレート63上を平面方向に横移動可能となっている。また、アンカーボルト65の上端は、アイボルト態様になっており、その上端を引けばアンカーボルト65が引き上げ可能になっている。
同10(c)に示すように、前記交差部Cから遠い側の橋脚4を据え付け高さ近くまで降下させ、同図(d)に示すようにアンカーボルト65を上方に引き上げて、橋脚4下端にフランジ状に設けたスカート部4aの穴に通し、ボルト65の上端にナット66をねじ込んで、橋脚4を基礎に固定する。この状態で、図10(e)に示すように、橋脚4下端の据付高さ近くまでコンクリート3cを打設して、そのベースプレート63とコンクリート3cとの間隙には、図10(f)に示すモルタル3dを注入する。
なお、この固定の際に、前記交差部Cに近い側の橋脚4と基礎、及び前記突き当たり部15a,15aは既に接合されてその位置で動かないように固定されているので、この交差部Cから遠い側の橋脚4と基礎との位置合わせの精度が問題となる。この橋脚4と基礎の位置との間に若干のずれがある場合には、前記アンカーフレーム62をそのずれに合わせてベースプレート63に対して横移動させ、アンカーボルト65が前記橋脚4の穴4aに挿通できるよう位置合わせすればよい。
このように、橋脚4を地盤の基礎に完全に固定した後にベント46を開放し、連続桁15の路面19や高欄18等の付帯工事を除いて、図4(f)に示す高架橋20の架橋部Hの構築が完了する。
一方、取付部Sにおいても、前記架橋部Hの構造物構築作業と並行して作業を進める。前記取付部Sの緩衝部21のピット14内での連続桁15及び橋脚4の製作と同時に、同じく取付部Sの土盛部31では、その緩衝部21を構成する構造物を製作する。
図3(b)に示すように、土盛部31に既に構築した対の擁壁32,32の内側において、緩衝部21の桁構造部22を組み上げる。この組み上げ時には、図3(c)に示す門型クレーン47が適宜使用される。桁構造部22を構成するトラス桁には、その橋軸方向の対の主構22a,22aに沿って、その下方に、地中梁24の芯材24aとなる箱型断面を有する中空の鋼材が接続されており、その橋軸方向の鋼材同士を繋ぐ橋軸直角方向の鋼材が前記トラス桁の下方に張り巡らされて地盤に支持できるようになっている。この芯材24aの周囲に型枠を組み、コンクリートを打設することにより、地中梁24を形成する。このとき、前記芯材24aには、適宜の位置に穴が設けられており、その中空の芯材24a内部にもコンクリートが充填されるので、緩衝部21の構造物全体が安定して載置されるようになる。
次に、前記ピット14から架橋部Hへ、前記連続桁15及び橋脚4を送り込んだ後、そのピット14の地盤上に、完成した桁構造部22を送り込む(図5(f)(g)参照)。その送り込みは、図3(c)に示すように、地盤上に設けた軌条設備42上の台車49にその桁構造部22を載せて行う。なお、あらかじめ、この軌条設備42上で桁構造部22を組み立ててもよい。
この軌条設備42は土盛部31の地盤G上にのみ設けられ、前述のピット14上に設けた軌条設備42はあらかじめ撤去しておく。桁構造部22を所定の据え付け位置に向かって送り込むと、その桁の交差部C側前端が徐々にピット14上に張り出すので、その張り出した桁の直下にピット14底面を走行する台車を取り付ける。桁構造部22を所定の据え付け位置まで転動させた後に台車を取り外し、ピット14底面の耐圧板41上にとり卸しする。
ピット14内の耐圧板41上に降ろされた桁構造部22は、高さ調整治具(図示せず)等を介して高さ調整を行い所定の位置に固定した後、ピット14を埋め戻しする。このようにして所定位置に固定された桁構造部22上には、図3(e)に示すように、路床版部23が載置される。
この桁構造部22のトラス桁を構成する対の主構22a、22aは図示するようにL型擁壁32,32の内面よりも狭い幅となっており、その上の路床版部23は、擁壁32,32間よりも広い幅となっているが、その路床版部23高さが前記擁壁32上端に支障しない位置であれば、桁構造部22製作時に路床版部23を同時に取り付けておいてもよい。
上記のように桁構造部22を所定の据え付け位置に送り込んだ後、土盛部31の擁壁32を構築するとともに、その擁壁32,32の内側に、図3(d)に示すように、スロープ状に盛土を施工する。また、その取付部Sの緩衝部21と土盛部31の構造物、及び前記架橋部Hの構造物とを繋ぐように、それぞれの上面に舗装等を行って路面19、高欄18等の付帯工事を完成し、地平部Fから取付部Sのスロープ状の路面を介して架橋部Hが繋がることになる。
なお、施工区域の道路の占用幅が狭い場合には、図11に示すように、連続桁15の路床版17の橋軸直角方向両側への張り出し部17bを蝶番17a等を介して、図中に破線で示すように折りたたみ可能として、連続桁15を所定の位置に据え付けた後に、その張り出し部17bを図中に実線で示すように広げるようにすれば、工事中の側道部分において、道路の建築限界を支障しないように桁の製作ができる。
この実施形態では、架橋部Hは3径間として、その3径間すべてを1本の連続桁15としたがこの実施形態には限定されず、その径間は4径間以上であってもよい。また、その各径間のうち分割面15a,15aが設けられる径間は、中央径間には限定されないが、分割面15a,15aは、交差部Cのある径間に設けることが望ましい。その交差部Cを橋軸直角方向に通過する交通の通路を確保しやすいからである。その交差部Cは、この実施形態のように平面交差する道路との交差部Cであってもよいし、あるいは、鉄道との交差部Cであっても同じ工法が採用できる。
この連続桁15は、この実施形態の鋼床版箱桁には限定されず、橋脚4と一体でいわゆるラーメン構造の一部を成し、且つその桁は、分割製作したものを連結して一体化できる構造のものであれば、特にその桁の構成は限定されない。
また、高架橋が設けられる場所の地形的条件に応じて、架橋部Hには、この連続桁15と取付部Sとの間に端部桁6を介在させてもよい。端部桁6は、従来例の図14に示すように、連続桁15の前記突き当たり部15aと反対側の端15bを支える橋脚4と、前記取付部S側の擁壁と一体に設けた橋脚4との間に渡されて、この端部桁6を介して取付部Sと連続桁15とを繋ぐものである。
さらに、取付部Sは、この実施形態では、緩衝部21と土盛部31に分割したが、工程上の制約をクリアできるならば、緩衝部21を設けずに土盛部31のみで取付部Sを構成してもよい。緩衝部21を設けない場合は、土盛部31の架橋部H側の端面擁壁33は、その連続桁15の端15bを受ける橋脚4と隣接することになるので、その橋脚4を兼ねた橋台状擁壁33としてもよい(例えば、図14参照)。
なお、緩衝部21の桁構造部22の構造物は、この実施形態のトラス桁には限定されず、その桁の構造は、例えば図12に示すようなアーチ桁を使用してもよい。また、所定の強度、与えられたスペースで製作できる所定の寸法を有する限りにおいて、トラス桁以外の桁、例えば、I型桁、箱桁、フィーレンディール桁等に置換しても同様の効果を発揮し得る。また、架橋部Hの杭3やフーチング3’の形態は、この実施形態で用いた1柱1杭式のものに限定されない。
一実施形態を示し、(a)は側面図、(b)は平面図 同実施形態の施工内容を示す説明図 取付部の施工内容を示す断面図 架橋部の施工内容を示す断面図 全体の施工順序を示す模式図 全体の施工順序を示す模式図 土盛部の詳細図で、(a)は平面図、(b)は側面図 緩衝部の詳細図で、(a)は側面図、(b)は断面図 架橋部の詳細図で、(a)は側面図、(b)は断面図 交差部に近い側の橋脚と基礎との接合方法を示す説明図 交差部に遠い側の橋脚と基礎との接合方法を示す説明図 他の実施形態の連続桁を示す断面図 他の実施形態の緩衝部を示す側面図 従来例の全体の施工順序を示す模式図 従来例の全体の施工順序を示す模式図
符号の説明
1,10,20 高架橋
2 スロープ
3 杭
4 橋脚
5 桁
6 端部桁
7 昇降装置
12,13,32,33 擁壁
14 ピット
14a 穴
15 連続桁
16 箱桁
17,23 路床版
18 高欄
19 路面
21 緩衝部
22 桁構造部
24 地中梁
31 土盛部
41 耐圧板
42 軌条設備
44 サンドル

Claims (6)

  1. 架橋部Hの両端からスロープ状に路面を形成して地平部Fに繋げた、道路や鉄道と立体交差する高架橋構造において、
    上記架橋部Hは3径間以上の桁を有し、その3径間以上の桁は、中程で分割連結された連続桁15,15となっていることを特徴とする高架橋構造。
  2. 上記スロープ状の路面を、架橋部Hの端に接続された緩衝部21と、その緩衝部21と上記地平部Fとの間に設けられた土盛部31とから構成し、前記緩衝部21は、路床版部23とそれを地盤に支える桁構造部22とからなることを特徴とする請求項1に記載の高架橋構造。
  3. 請求項1に記載の高架橋構造の施工をする際、上記架橋部Hの両端から地平部Fへのスロープ状の路面部分の地盤上において上記分割連続桁15を製作し、その分割連続桁15を上記架橋部Hの連結する中程に送り込んで橋脚4に載せて固定して、両分割連続桁15,15の突き当たり部15a,15aを連結するとともに、その後、前記スロープ状の路面部分を構築して連続桁15と繋ぐことを特徴とする高架橋の施工方法。
  4. 上記スロープ状の路面部分の地盤上において、分割連続桁15に橋脚4を取付けて、その橋脚4付きの分割連続桁15を上記架橋部Hの連結する中程に送り込んで、その橋脚4を基礎に固定することを特徴とする請求項3に記載の高架橋の施工方法。
  5. 上記スロープ状の路面部分の地盤にピット14を形成し、そのピット14内で、上記橋脚4付き分割連続桁15を製作することを特徴とする請求項4に記載の高架橋の施工方法。
  6. 請求項3乃至5のいずれかに記載の高架橋の施工方法により請求項2記載の高架橋構造を施工する際、上記土盛部31となる地盤上で上記緩衝部21の桁構造部22を製作し、その緩衝部21となる地盤上で上記分割連続桁15を製作し、その分割連続桁15を上記架橋部Hの連結する中程に送り込んだ後、その緩衝部21となる地盤上に前記桁構造部22を送り込み、前記両分割連続桁15、15同士を連結するとともに、その両分割連続桁15、15と緩衝部21とを繋ぎ、その緩衝部21から地平部Fへの土盛部31の形成を行うことを特徴とする高架橋の施工方法。
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