JP2005146035A - 接着方法および接着構造 - Google Patents

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豊生 川瀬
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Abstract

【課題】所望の接着性能を確保しつつ、被着体の位置ズレを確実に防止でき、しかも作業が容易であり、作業効率も向上する接着技術を提供する。
【解決手段】第1の被着体に対し、接着剤層を介して第2の被着体2を接着した後、第2の被着体2を第1の被着体に対して固定せずに接着剤を硬化させるにあたり、接着に際し、所望の接着性能を確保するための本接着剤3と、この本接着剤3による接着性能が発揮されるまでの間、第2の被着体2を第1の被着体に固定する仮接着剤4とを併用して接着を行うようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、第1の被着体に対し、接着剤層を介して第2の被着体を接着した後、第2の被着体を第1の被着体に対して固定せずに接着剤を硬化させる技術に関するものである。
例えば自動車ガラスの製造においては、自動車用ガラスに対し、接着剤層を介してインナーミラー取付用ブラケットや、モール、プロテクター、位置決め用基準ピン、ヒンジ等の各部材を取り付けている(例えば特許文献1参照)。特に、フロントガラスにインナーミラー取付け用のブラケットを接着させる場合、この接着部位は、接着後、直射日光の照射、ガラス面の結露、運転中の振動等に曝されるだけでなく、運転手等がインナーミラーを動かす毎に力が加わるため、接着剤としては、ガラスに対する強固な接着力と共に、耐振動性、耐候性、耐衝撃性、耐水性、耐熱性等の各種特性が要求され、通常、エポキシ系、ウレタン系、シリコーン系、変性シリコーン系等の接着剤が使用されている。
かかる接着に際して、特にフロントガラスにブラケットを取り付ける工程においては、まず、ガラスを略水平に置いてブラケットを取付け、その後、ガラスを垂直に立てた状態で次の工程へ搬送することが行われている。この際、ブラケットを接着したフロントガラスはパレット等に立てかけられ、フォークリフトなどによって運搬される。しかし、接着剤は未硬化であるため、また金属製のブラケットの場合は数十gの重さがあるため、運搬の際の振動等により、ブラケットが取付け位置よりも下方へ位置ズレすることがあった。かかる位置ズレは不良品となるため、何らかの対策が要望されている。
この要望に鑑み、本発明者らは現在一般に使用されている接着剤について鋭意研究を行った。その結果、先ずウレタン系接着剤は、ガラスと金属との接着特性に比較的優れているといわれているものであるが、硬化反応中に、空気中の水分とウレタン樹脂に含まれるイソシアネート基との反応によって二酸化炭素が発生するため、接着剤層の中に気泡が混入し、接着力が低下してしまうことや、硬化時間が長く、それを短縮する為にある一定環境下に設定した乾燥室を必要とし、いずれにしても広大な養生スペースを確保する必要があるといった問題点があり、位置ズレ防止を図るのは困難であることが判明した。
また、エポキシ系接着剤は−40℃から90℃の環境下を繰り返される冷熱サイクル試験において、被着体の線膨張係数より発生する歪みを吸収できずガラスに割れを生じてしまう為、使用できなかった。近年、エポキシ系接着剤に可とう性を付与したものが各社から製造及び販売されているが、これのみで位置ズレ防止を図るのは困難であり、また自動車用ガラスに要求される上記の各種特性を満たすものはなかった。
また、近年、硬化の早さ、接着力、弾性という観点から注目されている、SGA接着剤と呼ばれる構造用2液アクリル接着剤についても研究を行った。しかし、この接着剤も、その粘度の低さゆえに、数十gの重さがあるブラケットへの適用を考慮すると、位置ズレを防止できるものではなかった。また、この接着剤自体の粘度を上げる事も試みたが、2液であるため高粘度にすると混合が困難となる、2液混合塗布カートリッジを用いて吐出することができないといった諸問題が発生した。
さらにまた、予め被着体に両面テープ等を貼り、接着剤でガラスに接着するなどという手法も考えられたが、両面テープを貼るという手作業を伴うため作業性が悪くなり、作業効率の低下という致命的な問題点が発生することが懸念された。
特開平11−92735号公報
そこで本発明では、所望の接着性能を確保しつつ、被着体の位置ズレを確実に防止でき、しかも作業が容易であり、作業効率も向上する接着技術を提供することにある。
上記課題を解決した本発明は、第1の被着体に対し、接着剤層を介して第2の被着体を接着した後、第2の被着体を第1の被着体に対して固定せずに接着剤を硬化させる方法において、
前記接着に際し、所望の接着性能を確保するための本接着剤と、この本接着剤による接着性能が発揮されるまでの間、第2の被着体を第1の被着体に固定する仮接着剤とを併用して接着を行うようにする、ことを特徴とするものである。
つまり、本発明は、一種類の接着剤を用いるとの従来の考え方を捨て、仮接着剤と本接着剤とを併用し、仮接着剤により位置ズレを防止しつつ本接着剤により所望の接着性能を得ることをポイントとするものである。
本発明は、前記第1の被着体は自動車用ガラスであり、第2の被着体は自動車用ガラスに取り付けられる部材である場合に特に適しており、接着後に直ちに運搬等に供しても第2の被着対の位置ずれは発生せず、容易且つ高効率での自動車用ガラスの製造が可能となる。
自動車用ガラスに対して各種部材を取り付ける場合、本接着剤は、1または2以上のアクリレート、もしくはメタクリレートモノマーまたはアクリル化もしくはメタクリル化オリゴマーと、0〜15重量パーセントの量で存在するアクリル酸またはメタクリル酸とを含有する接着剤第1液部分と、アクリル酸およびメタクリル酸化合物の重合を引き起こすフリーラジカル発生剤を含有する活性剤第2液部分とからなる2液型構造用アクリル接着剤組成物とし、前記仮接着剤は、常温で100Pa・s以上の粘度を有する1液湿気硬化型接着剤とするのが好ましい。
この場合、仮接着剤により、接着後すぐに垂直状態に置かれても、位置ズレを起こすことなく、数時間で実仕様上問題のない接着強度が発揮されるとともに、本接着剤により、耐候性、耐熱性、耐衝撃性、耐水性に優れた接着が可能となる。
また、本発明では、第1の被着体に対し、接着剤層を介して第2の被着体を接着してなる接着構造において、
前記接着剤層として、所望の接着性能を確保するための本接着剤からなる部分と、この本接着剤による接着性能が発揮されるまでの間、第2の被着体を第1の被着体に固定する仮接着剤からなる部分とが並設されている、ことを特徴とする接着構造も提案される。
以上のとおり、本発明によれば、所望の接着性能を確保しつつ、被着体の位置ズレを確実に防止でき、しかも作業が容易であり、作業効率も向上するようになる。
以下、本発明の実施形態について添付図面を用いて詳説する。
(主接着剤について)
本発明の主接着剤としては、被着体の種類や用途に応じて適宜選択でき、特に限定されるものではないが、自動車用ガラスに対しインナーミラー取付用ブラケット等の各種部材を取り付ける場合、1または2以上のアクリレート、もしくはメタクリレートモノマーまたはアクリル化もしくはメタクリル化オリゴマーと、0〜15重量パーセントの量で存在するアクリル酸またはメタクリル酸とを含有する接着剤第1液部分と、アクリル酸およびメタクリル酸化合物の重合を引き起こすフリーラジカル発生剤を含有する活性剤第2液部分とからなる2液型構造用アクリル接着剤組成物が好適である。
この場合において第1液部分における好適なアクリレートまたはメタクリレートモノマーとしては、アクリル酸及びメタクリル酸のテトラエチレングリコール、イソデシル、ヒドロキシエチル並びにヒドロキシプロピルエステル、アクリル酸及びメタクリル酸のブチル、イソデシル、メチル、テトラヒドロフルフリル、イソボルニル並びに2−エリルヘキシルエステル、ブチレングリコール、テトラエチレングリコール、ポリエチレングリコール、ビスフェノールA、エトキシ化ビスフェノールA、ペンタエリトリトール及びその他のジアクリレート、ジメタクリレート、トリアクリレート、トレメタクリレート、テトラアクリレート、並びにテトラメタクリレートを挙げることができる。
好適なアクリル化またはメタクリル化オリゴマーはそれらが所望の最終用途の適切な接着性を有し、アクリレートまたはメタクリレート官能基を有する限りにおいては広範囲の物質から製造できる。このようなオリゴマーは既知であり、当分野において用いられている。特に好適なアクリル化またはメタクリル化オリゴマーは、アクリレート官能基によりキャップされたポリウレタン主鎖を有するもの、たとえば、ポリエステルポリオールまたはポリ(アルキレンオキシド)ポリオールと過剰のジイソシアネートとの反応により形成され、次いでさらにヒドロキシ基含有アクリレートまたはメタクリレート、例えばヒドロキシエチルアクリレートと反応したものである。このようなオリゴマーを、この後、ウレタン/アクリレートオリゴマーまたはアクリル化もしくはメタクリル化オリゴマーという。
好適なジイソシアネートとしては、トルエン−2,4−ジイソシアネート、4,4'−メチレン−ビス(シクロヘキシルイソシアネート)、ヘキサメチレン−1,6−ジイソシアネート、ジフェニルメタン−4,4'−ジイソシアネート及びイソホロンジイソシアネート等を挙げることができる。好適なポリエステルポリオールとしては、当分野で既知の、ラクトンまたはカルボン酸と多価ヒドロキシ化合物の反応により形成されたものを挙げることができる。この反応に用いる好適なラクトンの例としてはカプロラクトンを挙げることができ、好適なカルボン酸の例としては、コハク酸、アジピン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、フタル酸、イソフタル酸及びテレフタル酸を挙げることができる。またこの反応に用いる好適なヒドロキシ化合物の例としては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,3−プロパンジオール、1,6−ヘキサンジオール、トリメチロールプロパン、グリセロール、エリトリトール、ペンタエリトリトール、ポリ(エチレンオキシド)ジオール、ポリ(エチレンオキシド/プロピレンオキシド)ジオール、ポリ(テトラメチレンオキシド)ジオール、1,6−ヘキサンジオール−イソフタレート ジオール、1,6−ヘキサンジオール−アジペート ジオール及び1,6−ヘキサンジオール−エチレングリコール−アジペートジオールを挙げることができる。
上記アクリル化またはメタクリル化オリゴマーを得るための反応に用いるポリ(アルキレンオキシド)ポリオールは、通常、環式エーテル、たとえばアルキレンオキシド、ジオキソラン及びテトラヒドロフランのブロック共重合を含む重合、グリコールの縮合または環式エーテルとグリコールの縮合から得られるものを用いることができる。それらは周知のものであり、また市販もされており、ポリアルキレンエーテルグリコール、ポリアルキレングリコール、ポリアルキレンオキシドグリコール、ポリグリコール及びポリオキシアルキレングリコールとも呼ばれるものである。これらの化合物は、式HO(RO)nH(式中、Rはアルキレン基、nは少なくとも2である)で表される。アルキレン基は、単一の鎖または互いにエーテル酸素原子により分離している2またはそれよりも多いアルキレン鎖からなることもできる。好ましいポリ(アルキレンオキシド)ポリオールは、各々、対の酸素原子で分離しているアルキレン鎖において1〜9、好ましくは1〜6炭素原子を有し、約100〜約4000、好ましくは約100〜約2500の範囲の数平均分子量を有する。すべてのアルキレン単位が同じである必要はない。
また、上記アクリル化またはメタクリル化オリゴマーを得るための反応に用いる好適なヒドロキシ基含有アクリルモノマーとしては、ヒドロキシエチルメタクリレート及びヒドロキシプロピルメタクリレートを挙げることができ、これは接着剤液部分において20〜50重量パーセントの量で存在することになる。アクリル酸またはメタクリル酸は任意に存在してもよく、もし存在するとすれば、組成物の接着剤第1液部の1〜20重量パーセントが好ましい。
本発明の活性剤第2液成分は、触媒の反応性を向上させる他の成分を含む、または含まない重合触媒であり、アクリル酸およびメタクリル酸化合物の重合を引き起こすフリーラジカル発生剤である。そのような触媒としては、過酸化物、ヒドロペルオキシド、ペルエステル、過酸、たとえば紫外線などの放射エネルギー、および熱によりフリーラジカルを発生させるものを用いることができる。これらの触媒の具体例としては、過酸化ベンゾイル、クメンヒドロペルオキシド、第三級ブチルヒドロペルオキシド、過酸化ジクミル、過酸化第三級ブチルアセテート、過安息香酸第三級ブチル、ジ第三級ブチルアゾジイソブチロニトリルなどを挙げることができる。これらのフリーラジカル生成触媒は、接着剤組成物の重量に基づいて約0.01〜約10重量パーセントの量で使用される。好ましくは触媒は、約0.05〜約3重量パーセントの量で使用される。
触媒の反応性を向上させる他の成分は開始剤または活性剤および助触媒である。開始剤および活性剤としては、第三級アミンおよびアルデヒド−アミン反応生成物等を用いることができる。有用な第三級アミンは、N,N−ジメチルアニリン、N,N−ジメチルトルイジン、N,N−ジエチルアニリン、N,N−ジエチルトルイジンなどを挙げることができる。アルデヒド−アミン反応生成物としては、ブチルアルデヒド−アニリンおよびブチルアルデヒド−ブチルアミン組成物などの組成物を挙げることができる。助触媒としては、ナフテン酸コバルト、ニッケル、マンガンまたは鉄、オクチル酸銅、アセチルアセトン酸銅、ヘキシル酸鉄、またはプロピオン酸鉄などの、遷移金属の有機塩を用いることができる。
開始剤または活性剤は使用する場合、接着剤の重量に基づいて最大約15重量パーセントの量で添加するのが好ましい。特に好ましい量は0.01〜約5重量パーセントである。助触媒は好ましくは最大約0.5重量パーセント、特に好ましくは約1ppm〜約0.5重量パーセントの量で使用される。
活性剤第2液成分にはエポキシ樹脂等の重合助剤等も使用できる。このエポキシ樹脂としては、平均して1分子当り2個以上のエポキシ基を有するものが好適に使用できる。エポキシ樹脂の例としては、ビスフェノールA、ビスフェノールF、ビスフェノールAD、カテコール、レゾルシノール等の多価フェノール、グリセリンやポリエチレングリコール等の多価アルコールとエピクロルヒドリンを反応させて得られるポリグリシジルエーテル:p−ヒドロキシ安息香酸、β−ヒドロキシナフトエ酸のようなヒドロキシカルボン酸とエピクロルヒドリンを反応させて得られるグリシジルエーテルエステル:フタル酸、テレフタル酸のようなポリカルボン酸とエピクロルヒドリンを反応させて得られるポリグリシジルエステル:さらにはエポキシ化フェノールノボラック樹脂、エポキシ化クレゾールノボラック樹脂、エポキシ化ポリオレフィン、環式脂肪族エポキシ樹脂、その他ウレタン変性エポキシ樹脂等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
エポキシ樹脂等の重合助剤を使用する場合、接着剤の重量に基づいて最大約10重量パーセントの量で添加するのが好ましい。特に好ましい量は0.1〜約4重量パーセントである。
また、活性剤第2液成分には可塑剤等も使用できる。
可塑剤としては、例えば、ジオクチルフタレート(DOP)、ジブチルフタレート(DBP)、ジラウリルフタレート(DLP)、ジブチルベンジルフタレート(BBP)、ジオクチルアジペート、ジイソデシルアジペート、トリオクチルフォスフェート、トリス(クロロエチル)フォスフェート、トリス(ジクロロプロピル)フォスフェート、アジピン酸プロピレングリコールポリエステル、アジピン酸ブチレングリコールポリエステル、エポキシステアリン酸アルキル、エポキシ化大豆油等を挙げることができ、これらは単独、あるいは混合して使用することができる。可塑剤を使用する場合、接着剤の重量に基づいて最大約5重量パーセントの量で添加するのが好ましい。特に好ましい使用量は0.5〜約3重量パーセントである。
本発明の活性剤第2液成分には顔料及び染料等も使用できる。顔料には、無機顔料と有機顔料とがあるが、本発明ではいずれも使用できる。無機顔料としては、カーボンブラック、酸化チタン、酸化亜鉛、群青、ベンガラ等の金属酸化物、リトポン、鉛、カドミウム、鉄、コバルト、アルミニウム等の硫黄物、塩酸塩、硫酸塩等を挙げることができ、有機顔料としては、アゾ顔料、銅フタロシアニン顔料等を挙げることができる。
本発明の組成物は通常2つの部分として調製され、使用する直前に、2つの部分を混合し、これを被着体の少なくとも一方の接着面に塗布する。あるいは、触媒を含む部分を一方の被着体の接着面に塗布し、活性剤を含む部分をもう一方の被着体の接着面に塗布することもできる。これらの被着体の接着面相互を押し付けると、触媒を含む部分および活性剤を含む部分はともに混合して、結果として接着が行われる。塗布のし易さの観点では、前者が好ましく、2液混合塗布カートリッジシステム(例えば、MIX PAC社のカートリッジシステム200、400シリーズ、Ratio-Pak社からカートリッジシステム)に用いることもできる。この場合、混合させるノズルも内径や、全長、エレメントの数により、種々のものが選択できる。
(仮接着剤について)
他方、本発明では、上記本接着剤とともに仮接着剤を使用する。この仮接着剤としては、被着体の種類(特に重さ)や用途に応じて、適宜選択することができ、特に限定されるものではないが、自動車用ガラスに各種部材を接着する場合を想定すると、常温の粘度が100Pa・s以上の接着剤が好適である。粘度が100Pa・sを下回ると、接着面積にもよるが、仮止めとしての硬化が薄れてくる。特に、ペースト状のシーリング剤と呼ばれる1液湿気硬化型接着剤が好ましい。
仮接着剤の具体例としては、シリコーン系接着剤、変性シリコーン系接着剤、ポリサルファイド系接着剤、ポリウレタン系接着剤、弾性エポキシ系接着剤等を挙げることができる。中でも末端にイソシアネート基を有する1液湿気硬化型ウレタンプレポリマー系接着剤は自動車用ガラス接着剤として実績が古くからあり、特に好ましい。
末端にイソシアネート基を有するウレタンプレポリマーとは、水の存在によりイソシアネート基部分がウレタン結合を形成しながら、架橋、硬化して高分子となる化合物であり、ポリヒドロキシル化合物とポリイソシアネート化合物との反応生成物である。末端にイソシアネート基を有するウレタンポリマーとしては、一般に一液型ウレタン組成物に用いられるものであればいかなるものでもよく、特に限定されていない。
ウレタンプレポリマーの一方の製造原料であるポリヒドロキシル化合物としては、一般にウレタン化合物の製造に用いられる種々のポリエーテルポリオール、もしくはポリエステルポリオール、またはポリマーポリオールが挙げられる。ポリエーテルポリオールとは、例えばエチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド、テトラヒドロフラン等のアキレンオキサイドの1種または2種以上を、2個以上の活性水素を有する化合物に付加重合させた生成物である。ここで、2個以上の活性水素を有する化合物としては、例えば、多価アルコール類、アミン類、アルカノールアミン類、多価フェノール類等が挙げられる。多価アルコール類としては、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブタンジオール、ジエチレングリコール、グリセリン、ヘキサントリオール、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール等が、また、アミン類としては、エチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン等が、アルカノールアミン類としては、エタノールアミン、プロパノールアミン等が、そして多価フェノール類としては、レゾルシン、ビスフェノール類等を挙げることができる。また、ポリエステルポリオールとは、多価アルコールと多塩基性カルボン酸の縮合物、多価アルコールとヒドロキシカルボン酸の縮合物、ラクトンの重合物等であり、これらに使用される多価アルコール類としては、先にポリエーテルポリオールの項で例示した化合物等が挙げられる。多塩基性カルボン酸類としては、例えば、アジピン酸、グルタール酸、アゼライン酸、フマール酸、マレイン酸、フタル酸、テレフタル酸、ダイマー酸、ピロメリット酸等が挙げられる。さらに、多価アルコールとヒドロキシカルボン酸の縮合物としては、ヒマシ油、ヒマシ油とエチレングリコールの反応生成物、ヒマシ油とプロピレングリコールの反応生成物等も有用である。また、ラクトンの重合物とは、ε−カプロラクタム、α−メチル−ε−カプロラクタム、ε−メチル−ε−カプロラクタム等を適当な重合開始剤で開環重合させた物をいう。ポリマーポリオールとは、例えば、前記ポリエーテルポリオールまたはポリエステルポリオールに、アクリロニトリル、スチレン、メチル(メタ)アクリレート等のエチレン性不飽和化合物をグラフト重合させたものや、1,2−ポリブタンジオールまたは1,4−ポリブタンジオール、またはこれらの水素添加物等をいう。これらのヒドロキシル化合物としては上記の物があり、単独あるいは2種以上を併用してもよいが、重量平均分子量は100〜10,000程度のものが好ましく、500〜5,000程度のものがさらに好ましい。
ウレタンプレポリマーの他方の原料であるポリイソシアネート化合物としては、通常のポリウレタン樹脂の製造に用いられている種々のものがある。具体的には、2,4−トリレンジイソシアナートまたは2,6−トリレンジイソシアナート、フェニレンジイソシアナート、キシレンジイソシアナート、ジフェニルメタン−4,4−ジイソシアナート、ナフチレン−1,5−ジイソシアナート、およびこれらに水素添加した化合物、エチレンジイソシアナート、プロピレンジイソシアナート、テトラメチレンジイソシアナート、ヘキサメチレンジイソシアナート、イソホロンジイソシアナート、1−メチル−2、4−ジイソシアナートシクロヘキサン、1−メチル−2、6−ジイソシアナートシクロヘキサン、ジシクロヘキシルメタンジイソシアナート、トリフェニルメタントリイソシアナート等が挙げられる。これらのポリイソシアナート化合物は単独でも2種以上を併用してもよい。
末端にイソシアネート基を有するウレタンプレポリマー製造の際のポリヒドロキシル化合物とポリイソシアネート化合物の量比は、ポリイソシアネート化合物中のイソシアネート基1個あたり、ポリヒドロキシル化合物中のヒドロキシル基が1個以下となる量比とするが、好ましくは0.95〜0.75個である。また、ウレタンポリマーの製造条件は、通常のウレタンポリマーの製造条件でよい。すなわち、前述のヒドロキシル化合物とポリイソシアネート化合物を反応温度50〜100℃程度で、常圧下で反応させればよい。
本発明の仮接着剤には、充填剤、可塑剤、酸化防止剤、顔料、シランカップリング剤、分散剤、溶剤等を配合してもよい。なお、可塑剤および顔料については本接着剤の項で説明したものと同様のものを用いることができるため、以下では説明を省略する。
充填剤としては炭酸カルシウム、シリカ等が挙げられる。炭酸カルシウムは重質炭酸カルシウムと沈降性炭酸カルシウムに大別されるが、イソシアネート基と水分との反応を妨げ貯蔵安定性を向上させるために、脂肪酸エステルで表面を処理してなる沈降性炭酸カルシウムであることが好ましい。
炭酸カルシウムの表面処理を行う脂肪酸エステルは、これを構成する脂肪酸、エステル共に限定されない。この例としては、ステアリン酸ステアレート、ステアリン酸ラウレート、パルミチン酸ステアレート、パルミチン酸ラウレートを挙げることができる。また、一価アルコールから得られるエステルも有用である。表面処理に使用する脂肪酸エステルの量は、特に限定されないが、炭酸カルシウムの粒度に応じて増減することが好ましい。一般的には、炭酸カルシウム重量の1〜20%程度を使用するのが好ましい。
上記の脂肪酸エステルで表面処理した沈降性炭酸カルシウムの添加量は、ウレタンプレポリマー100重量部に対して50〜150重量部の範囲であることが好ましい。シリカは親水性グレードのものと疎水性グレードのものとがあるが、いずれのグレードのものを用いてもよい。
酸化防止剤は種々の自動酸化性物質に対し、光や熱などの条件下における酸素の作用を防止ないし抑制する性質をもつ有機化合物をいい、ラジカル連鎖禁止剤としては、ブチルヒドロキシトルエン(BHT)、ブチルヒドロキシアニソール(BHA)等のフェノール誘導体、ジフェニルアミン、フェニレンジアミン等の芳香族アミン、亜リン酸トリフェニル等の亜リン酸エステルなどを挙げることができる。
シランカップリング剤としては、一般に、相互になじみの悪いガラス、シリカ、金属、粘土等の無機材料と高分子等の有機材料とを化学結合できる官能基を有する下記式(1)で表される有機ケイ素化合物をいう。
Y〜CH2SiX3 ・・・(1)
(式中のXはアルコキシ基やアセトキシ基、イソプロペノキシ基、アミノ基、ハロゲン等の加水分解性の置換基で、無機と反応し、Yは有機質と反応しやすいビニル基、エポキシ基、アミノ基、メタクリル基、メルカプト基などである。)
分散剤は、固体を微細な粒子にして液中に分散させる物質をいい、ヘキサメタリン酸ナトリウム、縮合ナフタレンスルホン酸ナトリウム、界面活性剤を挙げることができる。
本発明の仮接着剤には溶剤を用いてもよく、好ましくは芳香族系炭化水素溶媒を用いる。芳香族系溶剤とはキシレン、トルエン等をいう。
上記仮接着剤組成物の製造方法は、特に限定されないが、好ましくは各成分を減圧下または不活性雰囲気下に十分混練、均一に分散させて組成物とするのがよい。
(接着形態について)
さて本発明は、上記仮接着剤と本接着剤とを併用することをポイントとするものであり、両接着剤がそれぞれ両被着体に直に接触し、仮接着剤により位置ズレを防止しつつ本接着剤により所望の接着性能を得ることができる限り、両接着剤を被着体間にどのように配置しても良いものである。
図1は好適な接着剤配置を示しており、被着体2の接着面における中央部に本接着剤3を塗布するとともに、本接着剤3の拡がりを考慮し、本接着剤3の塗布部分に対してある程度の間隔を空けて、周縁部四隅に仮接着剤4を塗布したものである。また図2に示すように、被着体2の接着面の中央部に本接着剤3を塗布するとともに、本接着剤3の塗布部分に対してある程度の間隔を空けて、周縁に沿って(すなわち本接着剤の周囲を取り囲むように)環状に仮接着剤4を塗布するのも好ましい形態である。
本接着剤及び仮接着剤の総塗布量は、ガラスに付着させる部材の質量や形状等に応じて適宜変更可能であるが、通常は0.01〜0.1g/cm2の範囲にあるのが好ましい。また、本接着剤と仮接着剤との塗布量比率もガラスに付着させる部材の質量や形状等に応じて適宜変更可能であり、特に限定されないが、9:1〜3:7が好ましい。9:1以下だと仮止めの作用が不足し、3:7以上だと、構造用2液アクリル接着剤の塗布量が少なくなるため、接着強度等の低下が発生する。また、接着剤塗布手順としては、特に限定されないが、1液湿気硬化型は硬化が遅いため、予め被着体に塗布し、次に構造用2液アクリル接着剤を塗布し、しかる後に被着体相互を接着するのが好ましい。
(被着体について)
本発明では、接着対象の被着体により限定されるものではないが、一方の被着体(第2の被着体)が重く、硬化するまで他方の被着体(第1の被着体)に固定しておかないと位置ズレしてしまうような場合、すなわち接着剤が粘性により形状を維持する力よりも、一方の被着体が他方の被着体に対して移動する力の方が大きい場合に特に好適なものである。
したがって、本発明は、例えば自動車用ガラスに対し、インナーミラー取付用ブラケット等の各種部材を接着する場合、特に取付部材の重さが10g以上である場合に好適なものである。自動車用ガラスとしては、自動車用の強化ガラス、黒色セラミックプリントガラス、中間層にポリビニルブチラールを使用した合せガラス等を指し、特に限定されない。
また、本発明は第2の被着体により制限されるものではなく、第2の被着体が鋼鉄、ステンレス、アルミニウムなどの金属である場合や、PBT、PET、POM、ポリアミド樹脂などのエンジニアリングプラスティックなどである場合にも適用できる。第1の被着体が自動車用ガラスである場合の第2の被着体としては、インナーミラー取付樹脂製ブラケット、モール、プロテクター、位置決め基準ピン等の各部材を挙げることができるが、これに限定されるものではない。
本発明では、接着に先立って、ポリイソシアネート組成物やシランカップリング剤(仮接着剤の項で説明したのと同様である)などの、一般的にプライマーと呼ばれるものを被着体に塗布することもできる。
また本発明では、接着に先立って、埃や油分を除去する為に、被着体の脱脂を行っても良い。脱脂は通常、有機溶剤で行い、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール等の低級アルコールや、アセトンやメチルエチルケトン等のケトン類が代表的であるが、これらに限定されるものではない。
(本接着剤の準備)
本接着剤として、構造用アクリル接着剤を2液混合塗布カートリッジ(第1液:活性剤第2液、10:1/MIX PAC社製)に充填し、先端にはスタチックミキサーノズル(商品名MC08−24/MIX PAC社製)を装着した。
(仮接着剤)
仮接着剤として、ペースト状の1液湿気硬化型ウレタン接着剤(商品名:ハマタイトWS292/横浜ゴム(株)製)を用いた。
(実施例1)
25℃、60%相対湿度の雰囲気下で、図1に示すように本接着剤3及び仮接着剤4をインナーミラー取付け用ブラケット(市光工業(株)製、重さ80g)2に塗布した後、これを接着剤層の厚みが500μmになるように、水平配置した自動車用ガラス上面に接着し、接着直後に自動車用ガラスを垂直に起こし、垂直にしてから30分後のブラケットのズレを測定し、また、1時間後の引張強度を測定した。なお、本接着剤の塗布量は0.25gとし、仮接着剤の塗布量は四隅各0.05gとした。
(実施例2)
本接着剤3及び仮接着剤4の塗布形態を図2に示すようにした以外は、実施例1と同様にして測定を行なった。なお、本接着剤の塗布量は0.25gとし、仮接着剤の塗布量は0.20gとした。
(比較例1)
仮接着剤4の代わりに本接着剤を用いた(すなわち本接着剤のみ使用)以外は、実施例1と同様にして測定を行なった。
(比較例2)
仮接着剤4の代わりに本接着剤を用いた(すなわち本接着剤のみ使用)以外は、実施例2と同様にして測定を行なった。
(比較例3)
図3に示すように接着面の略全体に本接着剤3のみを塗布した以外は、実施例1と同様にして測定を行った。なお、本接着剤3の塗布量は0.40gとした。
(比較例4)
本接着剤3に代えて仮接着剤を用いた以外は、比較例3と同様にして測定を行った。
(実験結果)
測定結果を表1に示した。本結果から明らかなように、本発明に係る実施例1及び実施例2は、接着後の仮止め作用を発揮する接着剤と、最終的にガラスに対して強固に接着する接着剤を被着体の同一接着面に存在させたことで、耐候性、耐熱性、耐衝撃性、耐水性に優れ、接着後すぐに垂直状態に置かれても、位置ズレを起こすことのなく、数時間で実仕様上問題のない接着強度が発揮された。
Figure 2005146035
本発明は、動車用ガラスに対し、インナーミラー取付用ブラケット、モール、プロテクター、位置決め用基準ピン、ヒンジ等の各部材を取り付ける場合のみならず、他の一般的または特殊な接着用途にも適用できるものである。
本発明に係る接着剤の塗布形態を示した説明図である。 本発明に係る接着剤の塗布形態を示した説明図である。 従来の接着剤の塗布形態を示した説明図である。
符号の説明
2…被着体(第2の被着体)、3…本接着剤、4…仮接着剤。

Claims (4)

  1. 第1の被着体に対し、接着剤層を介して第2の被着体を接着した後、第2の被着体を第1の被着体に対して固定せずに接着剤を硬化させる方法において、
    前記接着に際し、所望の接着性能を確保するための本接着剤と、この本接着剤による接着性能が発揮されるまでの間、第2の被着体を第1の被着体に固定する仮接着剤とを併用して接着を行うようにする、ことを特徴とする接着方法。
  2. 前記第1の被着体は自動車用ガラスであり、第2の被着体は自動車用ガラスに取り付けられる部材である、請求項1記載の接着方法。
  3. 前記本接着剤は、1または2以上のアクリレート、もしくはメタクリレートモノマーまたはアクリル化もしくはメタクリル化オリゴマーと、0〜15重量パーセントの量で存在するアクリル酸またはメタクリル酸とを含有する接着剤第1液部分と、アクリル酸およびメタクリル酸化合物の重合を引き起こすフリーラジカル発生剤を含有する活性剤第2液部分とからなる2液型構造用アクリル接着剤組成物であり、
    前記仮接着剤は、常温で100Pa・s以上の粘度を有する1液湿気硬化型接着剤である、請求項2記載の接着方法。
  4. 第1の被着体に対し、接着剤層を介して第2の被着体を接着してなる接着構造において、
    前記接着剤層として、所望の接着性能を確保するための本接着剤からなる部分と、この本接着剤による接着性能が発揮されるまでの間、第2の被着体を第1の被着体に固定する仮接着剤からなる部分とが並設されている、ことを特徴とする接着構造。
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