JP2005145329A - 革張りパッドカバー - Google Patents

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Abstract

【課題】エアバッグの展開膨張時に、破断予定部を円滑に破断させることができ、かつ、カバー表面の意匠性を良好とすることが可能な革張りパッドカバーを、提供すること。
【解決手段】ステアリングホイールのボス部Bに、折り畳まれて収納されたエアバッグ10を覆うように配設されて、膨張時のエアバッグ10に押された際、破断予定部29を破断させて、エアバッグ10を突出させるための開口28aを形成するとともに、カバー本体32と、カバー本体32の表面に配設されるシート状の皮革44と、を備えて構成される革張りパッドカバー28。破断予定部29が、カバー本体32の裏面側から、皮革44にかけて凹む溝30によって、構成されている。溝30が、皮革44をカバー本体32側に貼着させてカバー本体32と一体化させた後に、形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、ステアリングホイールのボス部に、折り畳まれて収納されたエアバッグを覆うように配設されて、カバー本体と、カバー本体の表面に配設されるシート状の皮革と、を備えて構成される革張りパッドカバーに関する。
従来、上記構成の革張りパッドカバーでは、予め、破断予定部を構成する凹溝状の脆弱部を形成した皮革を、カバー本体の表面に貼着させて、革張りパッドカバーを製造する構成であった(例えば、特許文献1参照)。
また、破断予定部を構成する脆弱部として、ミシン目状のスリットを予め配設させた皮革を、カバー本体の表面に貼着させた革張りパッドカバーも製造されている(特許文献2参照)。
特開平9−183372号公報 特開平9−183375号公報
通常、カバー本体の表面に皮革を貼着させる構成の革張りパッドカバーでは、貼着作業時に、皮革を、カバー本体の貼着面に対して沿わせるように、引っ張りつつ、貼着させている。
しかし、従来の革張りパッドカバーでは、皮革に、予め、破断予定部を構成する脆弱部を配設させていることから、皮革が、脆弱部の部位を必要以上に引っ張られて部分的に伸びた状態でカバー本体に貼着されて、カバー表面の意匠性が良好でない場合があった。さらに、皮革の貼着時に、必要以上に強く引っ張られると、脆弱部が部分的に破断して不良品となり、歩留まりが低下する虞れも生じていた。
特に、ステアリングホイールのボス部に配設されるパッドカバーは、ステアリングホイールのスポーク部に奇麗に連なるように、外周縁では、三次元の曲面としている。そのため、シート状の皮革を曲面状のカバー本体の表面に貼着させる際には、皮革が部分的に伸び易く、そのような状態で、皮革の脆弱部をカバー本体の所定位置に配置させつつ貼着させれば、いっそう、皮革の部分的な伸びが助長されて、意匠性を低下させ易かった。
本発明は、上述の課題を解決するものであり、エアバッグの展開膨張時に、破断予定部を円滑に破断させることができ、かつ、カバー表面の意匠性を良好とすることが可能な革張りパッドカバーを、提供することを目的とする。
本発明に係る革張りパッドカバーは、ステアリングホイールのボス部に、折り畳まれて収納されたエアバッグを覆うように配設されて、膨張時のエアバッグに押された際、破断予定部を破断させて、エアバッグを突出させるための開口を形成するとともに、
カバー本体と、カバー本体の表面に配設されるシート状の皮革と、を備えて構成される革張りパッドカバーであって、
破断予定部が、カバー本体の裏面側から、皮革にかけて凹む溝によって、構成されるとともに、
溝が、皮革をカバー本体側に貼着させてカバー本体と一体化させた後に、形成されていることを特徴とする。
本発明の革張りパッドカバーでは、破断予定部を、皮革をカバー本体側に貼着させた後に、形成している。そのため、従来の革張りパッドカバーのごとく、皮革に形成された脆弱部をカバー本体の破断予定部に対応させるようにして、皮革を、カバー本体側に貼着させなくともよいことから、皮革を部分的に伸ばしたりすることを極力抑えることができ、カバー表面の意匠性を良好として、皮革をカバー本体表面に貼着させることができる。勿論、本発明の革張りパッドカバーでは、破断予定部を、カバー本体の裏面側から皮革にかけて凹む溝により、構成していることから、エアバッグの展開膨張時に、皮革の貼着後に所定位置に形成した凹溝により、円滑に破断させることができる。
従って、本発明の革張りパッドカバーでは、エアバッグの展開膨張時に、破断予定部を円滑に破断させることができ、かつ、カバー表面の意匠性を良好とすることができる。
また、上記構成の革張りパッドカバーにおいて、皮革を、真空成形により、カバー本体表面の形状に追従するように、カバー本体側への貼着前に予め賦形させる構成とすることが好ましい。
革張りパッドカバーを上記構成とした場合、予めカバー本体表面の形状に追従するように賦形させた皮革を、カバー本体に貼着させればよいこととなる。そのため、皮革を、平板状のまま、直接、カバー本体の貼着面に沿わせるように、引っ張りつつ、カバー本体表面に貼着させる場合に比較して、貼着作業時の作業性が良好となる。また、皮革の部分的な引張りを極力抑えることができるため、カバー表面の意匠性を、一層、良好にすることができる。
さらに、革張りパッドカバーを、皮革をカバー本体の表面側に真空引きして貼着させるとともに、皮革の表面側にオーナメントを配設させる構成とし、
皮革の貼着工程における真空引き時に使用される真空吸引用の孔を、皮革におけるオーナメント配置位置に、形成させる構成とすることが好ましい。
革張りパッドカバーを上記構成とした場合、真空吸引用の孔が、オーナメントにより隠れることから、革張りパッドカバーの見栄えを低下させず、意匠性を良好に保つことができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。第1実施形態の革張りパッドカバー28は、図1〜3に示すように、革張りステアリングホイールWに搭載されるエアバッグ装置M1に使用されるものである。このステアリングホイールWは、操舵時に把持する円環状のリング部Rと、リング部Rの中央に配置されるボス部Bと、リング部Rとボス部Bとを連結する4本のスポーク部Sと、を備えて構成され、エアバッグ装置M1は、ボス部Bの上部に配置されている。なお、ステアリングホイールWは、エアバッグ装置M1とそれ以外のステアリングホイール本体1とから構成されている。
そして、ステアリングホイール本体1は、図1〜3に示すように、リング部R・ボス部B・スポーク部Sの各部に配置される芯金2と、芯金2におけるリング部芯金3及びスポーク部芯金4のリング部R側の部位を被覆するウレタン等の合成樹脂製の被覆層6と、被覆層6の表面側を覆うように被覆層6に貼着された皮革7と、本体1の下面側を覆うポリプロピレン等の合成樹脂製のロアカバー8と、を備えて構成されている。さらに、芯金2は、リング部Rに配置されるリング部芯金3や各スポーク部Sに配置されるスポーク部芯金4の他、ボス部Bに配置されるボス部芯金5を備えて構成され、ボス部芯金5は、ステアリングシャフトSSと連結されるボス5aと、ボス5aの周囲を覆う被覆部5bと、を備えて構成されている。そして、芯金2は、ボス5aを鋼製として、被覆部5b、スポーク部芯金4、及び、リング部芯金3を、一体的に鋳造されるアルミニウム等の軽合金等からなるダイカスト製としている。
皮革7は、実施形態の場合、天然皮革から形成されて、被覆部6に貼着されている。なお、皮革7は、円環状のリング部Rを奇麗に覆えるように、実施形態の場合、リング部Rの前部側に配置される皮革7Aと、左右のリング部Rから前部側のスポーク部Sにかけて配置される皮革7B・7Cと、後部側のリング部Rから後部側の左右のスポーク部Sにかけて配置される皮革7Dと、の円環状に連結された4ピースから、形成されている(図1参照)。
エアバッグ装置M1は、図2・3に示すように、折り畳んで収納される袋状のエアバッグ10と、エアバッグ10に膨張用のガスを供給するインフレーター14と、折り畳まれたエアバッグ10を覆う革張りパッドカバー28と、エアバッグ10・インフレーター14・パッドカバー28を保持するバッグホルダ16と、ホーンスイッチ22を介在させてバッグホルダ16に連結されるとともにエアバッグ装置M1をステアリングホイール本体1に連結させるための2つの連結板26と、を備えて構成されている。なお、パッドカバー28は、ホーン作動時に押圧するホーンパッドとしての役割も有する。
エアバッグ10は、下部に円形に開口した開口部10aを備え、円環状のリテーナ11を利用してバッグホルダ16に保持されている。リテーナ11には、開口部10aの周縁・バッグホルダ16の貫通孔18b・インフレーター14におけるフランジ部14cの貫通孔14dを貫通してナット12止めされる複数のボルト11aが配設され、これらのボルト11a・ナット12を利用して、インフレーター14とともに、エアバッグ10が、バッグホルダ16に保持されている。
インフレーター14は、上部にガス吐出口14bを備えた略円柱状の本体部14aと、本体部14aの外周に設けられるフランジ部14cと、を備えて構成され、フランジ部14cには、既述のリテーナ11のボルト11aを挿通させる貫通孔14dが、形成されている。
バッグホルダ16は、図2・3に示すように、それぞれ板金製とするホルダ本体17と2つの保持プレート20とを備えて構成されている。2つの保持プレート20は、ホルダ本体17の前後両側に固着されている。
ホルダ本体17は、略四角形板状の底壁部18と、底壁部18の周縁から上方に延びる側壁部19と、を備えて構成されている。底壁部18には、中央に、円形に開口してインフレーター本体部14aを下方から上方へ挿入可能な挿通孔18aが形成されて、挿通孔18aの周縁には、リテーナ11の各ボルト11aを挿通可能な4つの貫通孔18bが、形成されている。
ホルダ本体17の側壁部19は、前後の部位の上端に、外方の下方へ延びる係止爪19aを備え、これらの係止爪19aは、エアバッグカバー28の側壁部41における前後の位置の上縁段部41aに係止されることとなる。
ホルダ本体17に固着された前後2つの保持プレート20は、それぞれ、左右両側のスポーク部Sにおけるリング部R近傍の被覆層6の部位付近まで延びる保持部20aを備え、各保持部20aには、ホーンスイッチ22が取り付けられている。各保持プレート20は、リベット52を挿通させる保持孔20aを備えている。
2つの連結板26は、エアバッグ装置M1の左右両側の下面で、それぞれ、前後方向に沿うような帯状に配設され、前後方向の略中間部位を、ステアリングホイール本体1の芯金2に固定させるように構成され、また、前後両端を、それぞれ、保持プレート20の左右両端の保持部20aの下方に配設させるとともに、スポーク部芯金4に支持させるように、構成されている。そして、連結板26の前後両端と保持部20aとは、ホーンスイッチ22を介在させて連結されている。すなわち、エアバッグ装置M1は、ホーンスイッチ22を介在させた状態で、左右の連結板26に支持され、連結板26が芯金2に固定されることにより、ステアリングホイール本体1のボス部Bの上部に装着されることとなる。
なお、左右の連結板26が固定される芯金2の部位は、左右の両側のそれぞれの前後のスポーク部芯金4を連結させるように配設された図示しない取付座であり、各連結板26は、前後方向の略中央に図示しないナットを固着させており、このナットに螺合するボルトを利用して、芯金2の各取付座に固定されている。
また、ホーンスイッチ22は、バッグホルダ16側となるホーン作動回路の正極側と導通する接点部(図符号省略)と、芯金2側となるホーン作動回路の負極側と導通する接点部(図符号省略)と、を備えて構成され、ホーンパッドとしてのパッドカバー28の押圧操作により、接点部相互が接触して、ホーンを作動するように構成されている。さらに、ホーンスイッチ22は、接点部相互を離隔させるためのコイルばね23を備えており、通常時は、接点部相互を離隔させて、エアバッグ装置M1のバッグホルダ16側が、連結板26から上方に浮いている状態としている。なお、この上方へ付勢された際の上限の位置決めは、連結板26の下方から保持部20aに締め付けられているボルト24によって、行なわれており、ボルト24は、ホーンスイッチ22を介在させて、連結板26と保持部20aとを連結する役割も有する。
革張りパッドカバー28は、図2・3に示すように、オレフィン系・ウレタン系等の熱可塑性エラストマー等の合成樹脂から形成されるカバー本体32と、カバー本体32の表面側に貼着された皮革44と、から構成されている。そして、パッドカバー28は、図1〜3に示すように、膨張するエアバッグ10に押されて破断して、エアバッグ10を突出可能な開口28aを形成するための破断予定部29が、形成されている。実施形態の場合、破断予定部29は、長方形形状の開口28aを形成可能に、エアバッグカバー28の上方から見て、略H字形状の線状に配設されている。また、破断予定部29は、カバー本体32の裏面側から、皮革44にかけて凹む溝30によって、構成されている。実施形態の場合、破断予定部29を構成する凹溝30は、連続的に配設されており、断面形状を略逆V字形状としている(図2・5参照)。また、パッドカバー28の表面側には、オーナメント47が、配設されている。
カバー本体32は、天井壁部33と、天井壁部33の外周縁から下方へ延びる略四角筒形状の側壁部41と、を備えて構成されている。天井壁部33における側壁部41の内側部位は、折り畳まれたエアバッグ10を覆う部位として構成され、その部位には、エアバッグ10の膨張時に開く2つの扉部35・39が、配設されている。そして、各扉部35・39の周囲には、扉部35・39が円滑に開くように、ヒンジ部35a・39aを残して溝状の切欠部33aが、形成されている。この切欠部33aは、破断予定部29の凹溝30における元部側の部位を構成するもので、天井壁部33を貫通するように、天井壁部33の裏面側から表面側にかけて開口幅寸法を狭めてテーパ状に切り欠くようにして、H字形状に連続的に、形成されている。そして、エアバッグ10の膨張時、扉部35は、前縁側をヒンジ部35aとして前方に開き、扉部39は、後縁側をヒンジ部39aとして、後方側に開いて、長方形状の開口28aを形成することとなる。
また、扉部35には、オーナメント47を収納させるための収納凹部36が、表面側を凹ませて、配設されている(図5参照)。この収納凹部36は、オーナメント47の外形形状にあわせて、略楕円形状とされている。そして、収納凹部36における所定位置には、オーナメント47の後述する取付脚部50を挿通可能な複数(実施形態では17個)の略円形に開口した取付孔37が、形成されている。また、収納凹部36には、オーナメント47の後述する装飾部48の空間部49を埋めて、表面を天井壁部33表面と略面一とするように、突出部36aが、形成されている(図4・5参照)。
また、天井壁部33における側壁部41の外側部位には、ホーンスイッチ22を取り付けたバッグホルダ16の保持部20aに当接する筒状の押圧リブ40が、配設されている。
側壁部41には、水平方向に貫通する複数の保持孔42が、形成されている。これらの保持孔42には、パッドカバー28をバッグホルダ16に保持させるための固着手段としてのブラインドリベット52が、挿入されている。
皮革44は、実施形態の場合、皮革7と同質の天然皮革から形成されて、カバー本体32における天井壁部33の表面側を略全面にわたって覆うように、カバー本体32に、貼着されている。そして、皮革44には、扉部35・39が開く際に円滑に破断可能なように、天井壁部33の切欠部33aと連続して、裏面側から断面略逆V字形状に切り欠いて構成される強度低下部45が、配設されている(図5参照)。この強度低下部45は、破断予定部29の凹溝30における先端側(凹んだ底部側)の部位を構成するものである。実施形態の場合、破断予定部29を構成する凹溝30は、皮革44をカバー本体32側に貼着させてカバー本体32と一体化させた後に、形成されている。また、皮革44の所定箇所には、カバー本体32に形成される取付孔37に連通して、オーナメント47の取付脚部50を挿通させるための挿通孔44aが、形成されている。
実施形態のパッドカバーカバー28では、図5に示すように、本体32の厚さ寸法t1が2.5mmに、皮革44の厚さ寸法t2が1.5mmに設定されている。そして、皮革44における強度低下部45配設部位の残りの厚さ寸法t3(図5参照)は、エアバッグ10の展開膨張時に円滑に破断可能なように、0.5〜0.7mmの範囲内に、設定されている。
オーナメント47は、合成樹脂製とされて、図4・5に示すように、扉部35の表面側に配設される装飾部48と、装飾部48の裏面側から下方へ延びる複数の取付脚部50と、を備えて構成されている。実施形態の場合、装飾部48は、略楕円形状の枠体部48aと、枠体部内にT字状に配置された本体部48bと、を備えて構成されている。そして、パッドカバー28に取り付けた状態のオーナメント47において、枠体部48aと本体部48bとに囲まれた空間の部位49には、この空間部49を埋めるように、収納凹部36に形成される突出部36aが、配設されている。
オーナメント47は、各取付脚部50を取付孔37に挿通させるようにして、装飾部48を収納凹部36内に収納し、天井壁部33の裏面側から下方に突出している各取付脚部50の先端50aを、取付孔37からの抜けを不能とするように熱カシメして、パッドカバー28に取り付けられている。
次に、実施形態のパッドカバー28の製造方法について説明する。カバー本体32は、予め、射出成形等により製造しておく。また、皮革素材を所定形状にカットし、皮革44を製造する。
その後、皮革44を、真空引きしつつ、カバー本体32の表面に貼着させる。この貼着作業では、まず、図6のAに示すように、皮革44の周縁をクランプ55で挟持して、ヒータ56により皮革44を加熱軟化させる。次いで、図6のBに示すように、カバー本体32を真空引き用の金型58にセットし、皮革44を、接着剤を塗布させたカバー本体32の表面に配置させて、真空引きしつつ、皮革44をカバー本体32表面に貼着させる。この真空引き時において、実施形態のパッドカバー28では、カバー本体32の収納凹部36に形成されるオーナメント47取付用の取付孔37を、真空吸引用の孔として、利用している。
次いで、皮革44の周縁を、天井壁部33の形状にあわせてトリミングする。その後、図7に示すように、レーザーカッター59等を利用して、所定位置に凹溝30を連続的に形成して、破断予定部29を形成する。そして、皮革44における各取付孔37と対応した位置に、挿通孔44aを形成するとともに、各取付脚部50を取付孔37及び挿通孔44aに挿通させるようにして、装飾部48を収納凹部36内に収納し、天井壁部33の裏面側から下方に突出している各取付脚部50の先端を、取付孔37からの抜けを不能とするように熱カシメして、オーナメント47をパッドカバー28に取り付ければ、革張りパッドカバー28を形成することができる。なお、凹溝30の形成は、レーザーカッター59の他に、加熱したカッターや、高周波を利用したカッター等により、行なってもよい。
次に、エアバッグ装置M1の組み立てについて述べる。皮革素材から裁断した皮革7A・7B・7C・7Dを、円環状に連結した後、リング部Rやスポーク部Sの被覆層6に接着剤を利用して貼着させるとともに、リング部Rの内周側となる部位やスポーク部Sの側面部位で、皮革7A・7B・7C・7Dの縁相互を縫合するようにして、革張りのステアリングホイール本体1を、予め、製造しておく。そして、各ボルト11aを開口部10aの周縁から外側に突出させるように、リテーナ11をエアバッグ10内に入れて、エアバッグ10を折り畳む。次いで、各ボルト11aを貫通孔18bから突出させるように、折り畳んだエアバッグ10をバッグホルダ16の底壁部18上に配置させ、さらに、インフレーター14の本体部14aを下方から底壁部18の挿通孔18a内に挿入させて、各ボルト11aをフランジ部14cの貫通孔14dから突出させる。そして、各ボルト11aにナット12を螺合させて、バッグホルダ16にエアバッグ10とインフレーター14とを保持させる。
その後、エアバッグ10にパッドカバー28を被せて、側壁部41の上縁段部41aにバッグホルダ16の係止爪19aを係止させるとともに、バッグホルダ16と側壁部41との保持孔20b・42相互を一致させ、リベット52を挿通させて、バッグホルダ16と側壁部41とを、リベット52により締結する。
そして、バッグホルダ16の各保持プレート20における保持部20aに、ボルト24を利用して、ホーンスイッチ22を介在させて、連結板26を取り付ければ、エアバッグ装置M1を組み立てることができる。
このように組み立てたエアバッグ装置M1は、車両に取付済みのステアリングホイール本体1の図示しない取付座に対し、所定のボルトを使用して、連結板26を連結させれば、ステアリングホイール本体1に組み付けることができ、このとき、ステアリングホイールWの組立てと、車両へのステアリングホイールWの搭載と、が、完了することとなる。
ステアリングホイールWの車両への搭載後、インフレーター本体部14aのガス吐出口14bから膨張用ガスが吐出されれば、折り畳まれたエアバッグ10が、膨張して、パッドカバー28におけるカバー本体32の天井壁部33を押し上げ、破断予定部29(皮革44における強度低下部45)が破断して、扉部35・39の開いた開口28aから、エアバッグ10が、大きく突出することとなる。
そして、実施形態の革張りパッドカバー28では、皮革44に形成される破断予定部29としての強度底下部45を、皮革44をカバー本体32側に貼着させた後に、形成している。そのため、従来の革張りパッドカバーのごとく、皮革に形成された脆弱部をカバー本体の破断予定部に対応させるようにして、皮革を、カバー本体側に貼着させなくともよいことから、皮革44を部分的に伸ばしたりすることを極力抑えることができ、カバー28表面の意匠性を良好として、皮革44をカバー本体32表面に貼着させることができる。勿論、実施形態の革張りパッドカバー28においても、破断予定部29を、カバー本体32の裏面側から皮革44にかけて凹む溝30により、構成していることから、エアバッグ10の展開膨張時に、皮革44の貼着後に所定位置に形成した凹溝30により、円滑に破断させることができる。
従って、実施形態の革張りパッドカバー28では、エアバッグ10の展開膨張時に、破断予定部29を円滑に破断させることができ、かつ、カバー28表面の意匠性を良好とすることができる。
また、実施形態の革張りパッドカバー28では、皮革44をカバー本体32の表面側に真空引きして貼着させるとともに、皮革44の表面側にオーナメント47を備える構成としている。そして、皮革44の貼着工程における真空引き時に使用される真空吸引用の孔として、オーナメント47をパッドカバー28に取り付けるための取付孔37を利用している。そのため、真空吸引用の孔が、オーナメント47により隠れることから、革張りパッドカバー28の見栄えを低下させず、意匠性を良好に保つことができる。なお、実施形態の場合、オーナメント47の取付脚部50を挿通させるための取付孔37を、真空吸引用の孔として利用しているが、例えば、オーナメントを、リベット等を用いてカバー本体に取り付ける構成としてもよく、リベット止めするための取付孔を、真空吸引用の孔として利用してもよい。また、オーナメントを、接着剤等を用いてカバー本体に貼着させる構成としてもよく、この場合、カバー本体におけるオーナメントにより隠れる位置に、別途、真空吸引用の孔を設けることとなる。このような点を考慮しなければ、パッドカバーとして、オーナメントを備えない構成としてもよい。
次に、第2実施形態である革張りパッドカバー62について、説明をする。第2実施形態の革張りパッドカバー62は、図8に示すように、革張りステアリングホイールに搭載されるエアバッグ装置M2に使用されるものである。エアバッグ装置M2は、パッドカバー62以外を、前述のエアバッグ装置M1と同様の構成としており、同一の図符号を付して説明を省略する。
パッドカバー62は、カバー本体32表面に、合成皮革からなる皮革63が、配設される構成である。カバー本体32は、前述のパッドカバー28におけるカバー本体32と同様の構成であり、同一の図符号を付して説明を省略する。また、第2実施形態のパッドカバー62において、破断予定部29Aを構成する凹溝30Aは、前述のパッドカバー28と同様に、カバー本体32の裏面側から、皮革63にかけて凹む断面略V字状とされている。すなわち、凹溝30Aは、それぞれ、連続的に配設されて、カバー本体33側の切欠部33aと、皮革63に形成される強度低下部66と、から構成されている(図9参照)。
皮革63は、オレフィン系・ウレタン系等の熱可塑性エラストマー等の合成樹脂から構成されており、カバー62表面側の表皮64と、カバー本体32側の発泡層65と、からなる2層構造とされている。皮革63には、前述のパッドカバー28における皮革44と同様に、破断予定部29Aを構成するとともに、裏面側から断面略逆V字形状に切り欠いて構成される強度低下部66が、配設されている。この強度低下部66は、発泡層65から表皮64にかけて、表皮64の部位まで到達するように、形成されている(図9参照)。そして、実施形態のパッドカバー62においても、破断予定部29Aを構成する凹溝30Aは、皮革63を、カバー本体32側に貼着させてカバー本体32と一体化させた後に、形成されている。また、図示しないが、皮革63における表皮64の表面には、シボ模様が賦形されている。さらに、皮革63の所定箇所には、カバー本体32に形成される取付孔37に連通して、オーナメント47の取付脚部50を挿通させるための挿通孔63aが、形成されている。
次に、第2実施形態のパッドカバー62の製造方法について説明する。カバー本体32は、予め、射出成形等により製造しておく。また、皮革素材を所定形状にカットし、皮革63を製造する。
その後、皮革63をカバー本体32に対応するように、真空成形する。この真空成形では、図10のAに示すように、まず、皮革63の周縁をクランプ55で挟持して、ヒータ56により、皮革63を加熱軟化させる。
次いで、図10のBに示すように、真空成形型67の下型67bの上に皮革63を配置させ、さらに、図10のCに示すように、上型67aを移動させて真空成形型67を型締めし、図11のAに示すように、上型67aでは、皮革63側からエアを吸引し、下型67bでは、皮革63側へエアを吐出させて、皮革63表面にシボを形成するとともに、皮革63を所定形状に賦形させる。
そして、図11のBに示すように、型開き後、離型させてトリミングすれば、所定形状に賦形させた皮革63を形成できる。
その後、所定形状に賦形させた皮革63を、表面に接着剤を塗布したカバー本体32の表面側に配置させて、皮革63をカバー本体32表面に貼着させる。次いで、図12に示すように、レーザーカッター59等を利用して、前述のパッドカバー28と同様に、所定位置に凹溝30Aを連続的に形成して、破断予定部29Aを形成する。そして、皮革63における各取付孔37と対応した位置に、挿通孔63aを形成するとともに、各取付脚部50を取付孔37及び挿通孔63aに挿通させるようにして、装飾部48を収納凹部36内に収納し、天井壁部33の裏面側から下方に突出している各取付脚部50の先端を、取付孔37からの抜けを不能とするように熱カシメして、オーナメント47をパッドカバー62に取り付ければ、革張りパッドカバー62を形成することができる。
上記のごとく形成した革張りパッドカバー62を用いたエアバッグ装置M2は、前述のエアバッグ装置M1と同様にして、組み立てることができる。
そして、第2実施形態のパッドカバー62においても、皮革63に形成される破断予定部29Aとしての強度底下部66を、皮革63をカバー本体32側に貼着させた後に、形成している。そのため、従来の革張りパッドカバーのごとく、皮革に形成された脆弱部をカバー本体の破断予定部に対応させるようにして、皮革を、カバー本体側に貼着させなくともよいことから、皮革63を部分的に伸ばしたりすることを極力抑えることができ、カバー62表面の意匠性を良好として、皮革63をカバー本体32表面に貼着させることができる。勿論、第2実施形態の革張りパッドカバー62においても、破断予定部29Aを、カバー本体32の裏面側から皮革63にかけて凹む溝30Aにより、構成していることから、エアバッグ10の展開膨張時に、皮革63の貼着後に所定位置に形成した凹溝30Aにより、円滑に破断させることができる。
従って、第2実施形態の革張りパッドカバー62においても、エアバッグ10の展開膨張時に、破断予定部29Aを円滑に破断させることができ、かつ、カバー62表面の意匠性を良好とすることができる。
また、第2実施形態の革張りパッドカバー62では、皮革63を、真空成形により、カバー本体32表面の形状に追従するように、カバー本体32側への貼着前に予め賦形させている。すなわち、第2実施形態のパッドカバー62では、予めカバー本体32表面の形状に追従するように賦形させた皮革63を、カバー本体32に貼着させればよいこととなる。そのため、皮革63を、平板状のまま、直接、カバー本体32の貼着面に沿わせるように、引っ張りつつ、カバー本体32表面に貼着させる場合に比較して、貼着作業時の作業性が良好となる。また、皮革63の部分的な引張りを極力抑えることができるため、カバー62表面の意匠性を、一層、良好にすることができる。また、真空成形時に、同時に、皮革63表面にシボを形成することもできることから、別途シボ加工を施す必要がなく、パッドカバーの製造工数を低減することができる。勿論、これらの点を考慮しなければ、皮革63を、真空吸引により、カバー本体32表面の形状に追従するように、予め賦形しなくともよい。
本発明の第1実施形態である革張りパッドカバーが使用されるステアリングホイールの平面図である。 第1実施形態のパッドカバーが使用されるステアリングホイールの概略断面図であり、図1のII−II部位に対応する。 第1実施形態のパッドカバーが使用されるステアリングホイールの概略断面図である、図1のIII−III部位に対応する。 第1実施形態のパッドカバーにおけるオーナメント配設部位を示す拡大平面図である。 第1実施形態のパッドカバーにおけるオーナメント配設部位を示す拡大断面図であり、図4のV−V部位に対応する。 第1実施形態のパッドカバーの製造工程を説明する図である。 第1実施形態のパッドカバーにおいて、破断予定部を形成する工程を説明する図である。 本発明の第2実施形態であるパッドカバーが使用されるステアリングホイールの概略断面図である。 第2実施形態のパッドカバーにおけるオーナメント配設部位を示す拡大断面図である。 第2実施形態のパッドカバーの製造工程において、皮革の真空成形工程を説明する図である。 第2実施形態のパッドカバーの製造工程において、皮革の真空成形工程を説明する図であり、図10の後工程を示す図である。 第2実施形態のパッドカバーにおいて、破断予定部を形成する工程を説明する図である。
符号の説明
1…ステアリングホイール本体、
10…エアバッグ、
14…インフレーター、
28・62…革張りパッドカバー、
29・29A…破断予定部、
30・30A…凹溝、
32…カバー本体、
36…収納凹部、
37…取付孔、
44…皮革、
45…強度低下部、
47…オーナメント、
50…取付脚部、
63…皮革、
63a…挿通孔、
64…表皮、
65…発泡層、
66…強度低下部、
B…ボス部、
M1・M2…エアバッグ装置、
W…ステアリングホイール。

Claims (3)

  1. ステアリングホイールのボス部に、折り畳まれて収納されたエアバッグを覆うように配設されて、膨張時の前記エアバッグに押された際、破断予定部を破断させて、前記エアバッグを突出させるための開口を形成するとともに、
    カバー本体と、該カバー本体の表面に配設されるシート状の皮革と、を備えて構成される革張りパッドカバーであって、
    前記破断予定部が、前記カバー本体の裏面側から、前記皮革にかけて凹む溝によって、構成されるとともに、
    前記溝が、前記皮革を前記カバー本体側に貼着させて前記カバー本体と一体化させた後に、形成されていることを特徴とする革張りパッドカバー。
  2. 前記皮革が、真空成形により、前記カバー本体表面の形状に追従するように、前記カバー本体側への貼着前に予め賦形されていることを特徴とする請求項1に記載の革張りパッドカバー。
  3. 前記革張りパッドカバーが、前記皮革を前記カバー本体の表面側に真空引きして貼着させるとともに、前記皮革の表面側にオーナメントを配設させる構成とされ、
    前記皮革の貼着工程における真空引き時に使用される真空吸引用の孔が、前記皮革におけるオーナメント配置位置に、形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の革張りパッドカバー。
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