JP2005143046A - 無線マルチホップネットワークにおけるパケット伝送方法 - Google Patents

無線マルチホップネットワークにおけるパケット伝送方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005143046A
JP2005143046A JP2003380303A JP2003380303A JP2005143046A JP 2005143046 A JP2005143046 A JP 2005143046A JP 2003380303 A JP2003380303 A JP 2003380303A JP 2003380303 A JP2003380303 A JP 2003380303A JP 2005143046 A JP2005143046 A JP 2005143046A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
node
transmission
relay
packet
packet transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003380303A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4496336B2 (ja
Inventor
Hiroshi Furukawa
浩 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyushu TLO Co Ltd
Original Assignee
Kyushu TLO Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyushu TLO Co Ltd filed Critical Kyushu TLO Co Ltd
Priority to JP2003380303A priority Critical patent/JP4496336B2/ja
Publication of JP2005143046A publication Critical patent/JP2005143046A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4496336B2 publication Critical patent/JP4496336B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】本発明の課題は、中継伝送効率を最大化するとともに、終点ノードにおいて観測されるスループットを中継段数によらず一定に保つことができることである。
【解決手段】本発明は、終点ノードN_Eと、終点ノードN_Eへ向けてパケット送信を行う始点ノードN_Sと、中継ノードN_i(中継ノード番号i=1,2,・・,n)とから構成される中継経路で、_始点ノードN_Sが有する複数の送信パケットを各中継ノードN_i経由で多段中継により終点ノードN_Eへ向けて中継伝送する無線マルチホップネットワークにおけるパケット伝送方法であって、始点ノードN_Sは周波数リユース間隔と対応した送信周期P_Sで間欠的にパケットを送信し、中継ノードN_iのそれぞれにおいてはパケットを受信して、周波数リユース間隔と対応した送信待機時間P_i後に該パケットを次の中継ノードN_i+1または_終点ノードN_Eへ中継伝送することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線ノードが存在し、各無線ノードが無線により互いにパケットの中継を行う無線マルチホップネットワークにおけるパケット中継伝送方法に関し、特に無線インターフェースとして無線LANが適用された場合に有効なパケット中継伝送方法に関する。
数10Mbpsクラスのブロードバンドを収容する次世代の移動通信システムではセル半径の狭小化は必須であるとされる。しかし、セルを狭小化する場合、面的に広いエリアをサービスエリアとするためには極めて多数の基地局を設置しなくてはならない。最大の問題は、各基地局を基幹ネットワークに接続するための有線回線敷設に膨大な投資が必要となることである。そこで、有線ネットワークに接続された基地局(コアノード)を所々に設置し、このコアノード群でカバーしきれないエリアを無線マルチホップ中継で接続した中継ノードによりカバーするセルラーネットワーク(以下、無線基地局中継網)が検討されている。この無線基地局中継網を用いると、有線回線の敷設はコアノードのみでよいため投資を抑制することが可能となる。ここでの課題は、無線マルチホップネットワークにおいて如何にして伝送効率の高いパケット中継伝送を実現するかにある。
そこで、従来の無線マルチホップネットワークにける第1のパケット伝送方法について説明する。図10は従来の無線マルチホップネットワークにおける第1のパケット伝送方法によるパケット中継伝送の様子を示すシーケンス図である。図10に示すように、始点ノードN_Sから周波数f1を用いて送信された送信パケットは周波数f2が割り当てられた中継ノードN_1で受信され、この中継ノードN_1では周波数f2を用いて中継ノードN_2へパケットを更に中継する。同様の中継処理を中継ノードN_2、N_3・・、N_7と行い、最終的には終点ノードN_Eにおいて始点ノードN_Sから送信された送信パケットが到達する。
しかし従来の第1のパケット伝送方法では、図10に示すように中継ノードN_1では始点ノードN_Sから送信された周波数f1のパケットを受信すると同時に、周波数f2を用いて中継ノードN_2へ向けたパケットの送信を行わねばならない。すなわち、無線機が2台必要となってしまう問題があった。
次に、従来の無線マルチホップネットワークにける第2のパケット伝送方法について説明する(特許文献1参照)。図11は従来の無線マルチホップネットワークにおける第2のパケット伝送方法によるパケット中継伝送の様子を示すシーケンス図である。図11に示すように、図10と同様、始点ノードN_Sから周波数f1を用いて送信された送信パケットは周波数f2が割り当てられた中継ノードN_1で受信され、当該ノードでは周波数f2を用いて中継ノードN_2へパケットを更に中継し、同様の処理を引き続く中継ノードN_2、N_3・・、N_7と行い、終点ノードN_Eへと送信パケットの伝送を行う。
この従来の第2のパケット伝送方法は、各中継ノードN_i(i=1〜6)において、このノードの中継先中継ノードN_i+1でのパケット送信が完了するまで、一時送信を見合わせることを特徴とする。これにより、各中継ノードでは送信処理と受信処理とを時間的に棲み分けて実行することが可能となり、従来の第1のパケット伝送方法で問題であった無線機を2台持つ必要がなくなるという効果が期待できるものであった。
特開2001−358797号公報
複数の無線ノードが配置された無線マルチホップネットワークでは、同一周波数が割り当てられた無線ノード間の電波干渉が発生する。伝搬干渉によりパケット受信誤りが発生すればスループットが低下する。
この問題を解決するため従来の第1,2のパケット伝送方法は、いずれも、同一周波数干渉の回避のため隣接するノード間で異なる周波数割り当てを行うことで対処している。しかし、全てのノード間で全て異なる周波数を割り当てる必要はなく、ある程度の距離が離れたノード同士は互いに干渉を及ぼす量が小さいため、同一の周波数を利用することが可能である。この距離は周波数リユース間隔と呼ばれている。距離に対する伝搬損失が低い電波電波環境では、周波数リユース間隔はより長い距離が必要となる。そして周波数リユース間隔が長くなればなるほど、必要な周波数は多くなる。
各ノードに適用する無線インターフェースとして無線LANを用いた場合、無線インターフェースには高々数チャネルしか利用できるチャネルがない。従って、従来の第1,2のパケット伝送方法のいずれの方法においても周波数リユース間隔が長く必要な場合にはノード間干渉を回避することができずスループットが劣化するという問題があった。
また一方で、従来の第1,2のパケット伝送方法では共に固定的に周波数割り当てが行われるため周辺の電波伝搬環境が変化し、より短い周波数リユース間隔が適用可能となった場合、すなわち、より少ない周波数を繰り返して利用できる状況となった場合には周波数の無駄遣いが発生する問題もあった。
そこで、本発明は、中継伝送効率を最大化するとともに、終点ノードにおいて観測されるスループットを中継段数によらず一定に保つことができる無線マルチホップネットワークにおけるパケット伝送方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、終点ノードと、該終点ノードへ向けてパケット送信を行う始点ノードと、終点ノードと始点ノードの間に配置された中継ノードN_i(中継ノード番号i=1,2,・・,n)とから構成される中継経路で、始点ノードが有する複数の送信パケットを各中継ノードN_i経由で終点ノードへ向けて中継伝送する無線マルチホップネットワークにおけるパケット伝送方法であって、始点ノードは周波数リユース間隔と対応した送信周期P_Sで間欠的にパケットを送信し、中継ノードN_iのそれぞれにおいてはパケットを受信して、周波数リユース間隔と対応した送信待機時間P_i後に該パケットを次の中継ノードN_i+1または終点ノードへ中継伝送することを主要な特徴とする。
本発明によれば、始点ノードの送信周期と中継ノードの送信待機時間を、周波数リユース間隔と対応させて同一周波数を再利用できるように設定することができ、同一周波数を再利用できる周波数リユース間隔を最適な間隔に制御することが可能となり、所要の周波数リユース間隔となる適当な送信周期と送信待機時間を与えることでスループットの最大化、言い換えれば中継伝送効率の最大化を達成することが可能となる。また、ノード間干渉が発生しないような周波数リユース間隔が達成されることにより、単一周波数のみを用いても終点ノードにおいて観測されるスループットを中継段数によらず一定に保つことができる。
図1は本発明の最良の形態における周波数リユース距離が3の場合の中継伝送を示すシーケンス図である。図1では各ノードは一次元等間隔で配列している場合を想定し、周波数リユース距離3とは、例えば始点ノードN_Sと中継ノードN_4とで(すなわちノード間隔が3間隔)同一の周波数を繰り返して利用可能であることを意味する。
本発明の最良の形態によると、始点ノードN_Sにおいて一定の送信周期P_S_3でパケットを伝送し、一方中継ノードN_iではパケットを受信後即座に中継先ノードへ中継伝送することを特徴とする。図1のように送信周期P_S_3を与えることにより、例えば時刻T1における同一周波数を再利用するノードはN_SとN_4であり、周波数リユース距離3を満足していることが分かる。
同様に、図2は本発明の最良の形態における周波数リユース距離が5の場合の中継伝送を示すシーケンス図である。図1の場合との違いは、周波数リユース距離(ノード間隔が5間隔)が長くなったことにより、始点ノードN_Sにおける送信周期をP_S_5とすることである。P_S_5はP_S_3よりも長く設定する。時刻T1における同一周波数を利用するノードはN_SとN_5であり、同一周波数リユース距離5が得られていることが分かる。
以上のように本発明では始点ノードにおいて周期的に、そして間欠的にパケットを送信し、一方中継ノードでは即パケットを中継伝送することにより周波数リユース間隔を制御する事が可能となるのである。所要の周波数リユース間隔となる適当な送信周期を与えることでスループットの最大化を達成することが可能となる。また、図1,図2より明らかなように終点ノードN_Eにおいて観測されるスループットは中継段数によらず一定に保つことができる。さらに図1、図2より明らかなように単一周波数f1のみを用いても干渉の影響を回避した中継伝送が可能となる。
(実施の形態)
本発明の実施の形態における第1の発明は、終点ノードと、該終点ノードへ向けてパケット送信を行う始点ノードと、終点ノードと始点ノードの間に配置された中継ノードN_i(中継ノード番号i=1,2,・・,n)とから構成される中継経路で、始点ノードが有する複数の送信パケットを各中継ノードN_i経由で終点ノードへ向けて中継伝送する無線マルチホップネットワークにおけるパケット伝送方法であって、始点ノードは周波数リユース間隔と対応した送信周期P_Sで間欠的にパケットを送信し、中継ノードN_iのそれぞれにおいてはパケットを受信して、周波数リユース間隔と対応した送信待機時間P_i後に該パケットを次の中継ノードN_i+1または終点ノードへ中継伝送するパケット伝送方法であり、始点ノードの送信周期と中継ノードの送信待機時間を、周波数リユース間隔と対応させて同一周波数を再利用できるように設定することができ、同一周波数を再利用できる周波数リユース間隔を最適な間隔に制御することが可能となり、所要の周波数リユース間隔となる適当な送信周期と送信待機時間を与えることでスループットの最大化、言い換えれば中継伝送効率の最大化を達成することが可能となる。また、ノード間干渉が発生しないような周波数リユース間隔が達成されることにより、単一周波数のみを用いても終点ノードにおいて観測されるスループットを中継段数によらず一定に保つことができる。
第2発明は、第1の発明に従属する発明であって、パケットが複数の連続する部分パケットからなるパケット伝送方法であり、部分パケット数を調整することにより終点ノードにおけるスループットを調整することが可能となり、部分パケット数1の場合よりも高いスループットを達成できる場合がある。
第3の発明は、第1または2の発明に従属する発明であって、始点ノードにおいては、パケットの送信に成功した場合送信周期P_Sを短くするとともに、パケットの送信に失敗した場合には送信周期P_Sを長くし、各中継ノードN_iにおいては、それぞれでパケットの送信に成功した場合送信待機時間間隔P_iを短くするとともに、パケットの送信に失敗した場合には送信待機時間間隔P_iを長くするパケット伝送方法であり、最適な送信周期ならびに送信待機時間設定を周辺電波環境に適応的に自動調整することが可能となる。
第4の発明は、第1または2の発明に従属する発明であって、全ての中継ノードN_iに対して送信待機時間P_iを0とし、周波数リユース間隔が長ければ送信周期P_Sを大きく、周波数リユース間隔が短ければ小さく設定するパケット伝送方法であり、始点ノードから放出されたパケットバーストの最初のパケットが終点ノードに到着するまでの遅延時間を最小化することが可能となる。
第5の発明は、第4の発明に従属する発明であって、始点ノードにおいて、パケットの送信に成功した場合送信周期P_Sを短くし、パケットの送信に失敗した場合は送信周期P_Sを長くするパケット伝送方法であり、始点ノードから放出されたパケットバーストの最初のパケットが終点ノードに到着するまでの遅延時間を最小化すると同時に、始点ノードにおける最適な送信時間間隔を適応的に自動調整することが可能となる。
第6の発明は、第4または5の発明に従属する発明であって、始点ノードにおいて送信周期P_Sを所定時間周期毎に小さくし、ある中継ノードにおいてパケット送信に失敗した場合に、該中継ノードは送信元である始点ノードへ向けて衝突検出パケットを送信し、始点ノードにおいて衝突検出パケットを受信したときは送信周期P_Sを大きくするパケット伝送方法であり、干渉等により中継途中で発生したパケットの衝突をいち早く始点ノードへ伝え、適切な送信時間間隔を高速に自動調整することが可能となる。
第7の発明は、第1〜6のいずれかの発明に従属する発明であって、終点ノードを共通とする無線マルチホップネットワークが複数存在し、各無線マルチホップネットワークにおいては、それぞれで終点ノードを除く内部の全てのノードが同一の周波数を割り当てられるとともに、各無線マルチホップネットワーク間では該周波数が異なるように割り当てられ、異なった周波数が割り当てられた無線マルチホップネットワークを渦巻状に重畳配置するパケット伝送方法であり、2次元的に広がったサービスエリアにおいても周期的間欠送信による中継伝送効率最大化を達成することが可能となる。特に終点ノードへ向かう方向の干渉を抑制する事が可能な中継経路が提供され、高いスループットを維持することが可能となる。
第8の発明は、第1〜6のいずれかの発明に従属する発明であって、始点ノードと終点ノードを含む環状の中継経路を形成し、該中継経路を複数に分断して部分中継グループを形成し、該部分中継グループ内においては全てのノードに等しい周波数を割り当て、別の部分中継グループ間では異なる周波数を割り当てるパケット伝送方法であり、上下回線方向に依らず常に同一方向の中継伝送が行われ、同一中継系路上で上下回線トラフィックが混在する場合でも中継伝送の方向を常に一方向に保つことが可能となる。
第9の発明は、第7または8の発明に従属する発明であって、現在伝送中である始点ノードAとは別の新たな始点ノードBが出現し、かつ該始点ノードA,Bが属する無線マルチホップネットワークが同一である場合に、始点ノードAの伝送が完了してから新たな始点ノードBによる伝送を開始するパケット伝送方法であり、始点ノードの変更や中継伝送方向の変更に際しても周期的間欠送信による中継伝送効率最大化を達成することが可能となる。
本発明の実施例1を図3,図4、図5及び図6を用いて説明する。図3は本発明の実施例1におけるノードの構成を示す図、図4は本発明の実施例1における始点ノードにおけるパケット送受信制御器の動作を示すフローチャート、図5は本発明の実施例1における中継ノードiにおけるパケット送受信制御器の動作を示すフローチャート、図6は本発明の実施例1における中継経路の設定を説明する説明図である。
図3おいて、送信パケットはパケット送受信制御器502に入力され、このパケット送受信制御器の出力は無線インターフェース(以下、無線IF)501に入力され無線信号に変換された後、アンテナ503を経由して送信される。一方、アンテナ503に入力された受信信号は無線IF501に入力され、復調後、受信パケットが出力される。この受信パケットはさらにパケット送受信制御器502に入力され中継処理等が行われる。
図3におけるパケット送受信制御器502の動作を図4及び図5を用いて説明する。図4のフローチャートで、ステップ601において送信バッファに送信パケットがもはや存在しない場合にはステップ609へ進み処理を終了する。ステップ601において送信バッファに送信パケットが存在する場合、ステップ602に進みタイマTMを0に設定し、ステップ603においてタイマTMが送信周期P_Sを超えるまで待機する。タイマTMが送信周期P_Sを超えれば、ステップ604においてこのパケットの送信を行う。ステップ605において送信成功の可否を判断し、失敗したならばステップ606へ進み送信周期P_SをΔP_upだけ増大させ、さらに送信タイムアウトであるか否かをステップ608で判断し、タイムアウトでなければステップ604へ進みパケットの再送を行う。ステップ608で送信タイムアウトとなった場合にはこのパケットを廃棄してステップ601へ戻り、次のパケット送信処理を行う。ステップ605においてパケットの送信に成功した場合にはステップ607へ進み、送信周期P_SをΔP_downだけ減じた後、ステップ601へ戻り、次のパケット伝送処理を開始する。なお、送信成功の可否は、無線LANでは受信相手からのACK信号の有無により検出する。ステップ604において複数のパケットを連続して伝送する場合もある。
図5のフローチャートで、ステップ701において送信バッファに中継パケットがもはや存在しない場合にはステップ709へ進み処理を終了する。ステップ701において送信バッファに中継パケットが存在する場合、ステップ702に進みタイマTMを0に設定し、ステップ703においてタイマTMが送信待機時間P_iを超えるまで待機する。タイマTMが送信待機時間P_Sを超えれば、ステップ704においてこのパケットの送信を行う。ステップ705において送信成功の可否を判断し、失敗したならばステップ706へ進み送信周期P_iをΔPi_upだけ増大させ、さらに送信タイムアウトであるか否かをステップ708で判断し、タイムアウトでなければステップ704へ進みパケットの再送を行う。ステップ708で送信タイムアウトとなった場合にはこの中継パケットを廃棄してステップ701へ戻り、次のパケット送信処理を行う。ステップ705においてパケットの送信に成功した場合にはステップ707へ進み、送信周期P_iをΔPi_downだけ減じた後、ステップ701へ戻り、次のパケット伝送処理を開始する。なお、送信成功の可否は、無線LANでは受信相手からのACK信号の有無により検出する。
送信待機時間P_i、 ΔPi_up、ΔPi_down、 ΔP_upおよびΔP_downをいずれも0に設定し、送信周期P_Sのみを周波数リユースに応じて、すなわち、周波数リユースが長ければ長いほどP_Sを大きく設定することにより、始点ノードから放出されたパケットバーストの最初のパケットが終点ノードに到着するまでの遅延時間を最小化することが可能となる。なお、ステップ704において複数のパケットを連続して伝送する場合もある。
図1、図2では等間隔の一次元ノード配置モデルにより本発明の原理ならびに効果を説明したが、現実の無線マルチホップネットワークは面的なエリアをカバーする必要がある。図6は面的なエリアを構成する場合の中継経路の設定を説明する図である。図6には、上り回線の場合始点ノードA06ならびにA07の2つが存在し、それぞれが同一の終点ノードA03へ向けてパケットを中継伝送する。このとき、始点ノードA06から終点ノードA03へ至る点線A04で示した中継経路と始点ノードA07から終点ノードA03へ至る実線A05で示した中継経路ではそれぞれ異なる周波数F1及びF2を割り当てる。本発明のパケット伝送方法で周期的間欠パケットを送信すると、中継段数に依らずに一定のスループットを達成できるため、中継段数が増大することは問題ではない。2つの中継経路を図6のように渦巻状(螺旋状)に重畳させることにより同一中継経路内での中心方向へ向かう干渉を軽減可能となる。
終点ノードでは複数の無線機が必要となるが、本発明を実施する無線基地局中継システムでは有線ネットワークに接続されたコアノードを終点ノードとみなせるため、複数無線機が必要なノードの数は高々全ノード数に占めるコアノードの数程度である。
下り回線パケット伝送、すなわち図6の下り回線の場合、終点ノードA03から始点ノードA06もしくはA07へ向かう方向のパケット伝送や、始点ノードA07もしくはA06以外のノードが新たなノード、例えばA02が始点ノードとなる場合がある。これらの場合、本実施例1では、現在送信中の始点ノードのパケット伝送が終了するのを待って、新たな始点ノードにおける中継伝送を同様に行う。
ただし、始点ノードと終点ノードを結ぶ所定の中継経路ですでに中継伝送が行われている場合に、当該中継経路上にさらに新たな始点ノードならびに終点ノードが発生した場合には、この中継経路上に新たな始点ノードの送信パケットおよび中継パケットを混入させることが可能である。具体的には各中継ノードの送信バッファに新たな始点ノードからの中継パケットを登録する。仮に送信バッファに複数の異なる始点ノードからのパケットが混在する場合には、同一始点ノードからのパケットの送信順を維持しつつ、異なる始点ノード間ではパケットの送信順をランダムに入れ替える。これにより、始点ノードに依存しない伝送の公平性が達成される。
続いて本発明の実施例2におけるパケット送受信制御器の動作を図7,図8を用いて説明する。実施例2においても、ノードの構成は図3に示したもの、中継経路は図6に示したものと同様である。図7は本発明の実施例2における中継ノードiにおけるパケット送受信制御器の動作を示すフローチャート、図8は本発明の実施例2における始点ノードにおける衝突検出パケット受信時の動作を説明する機能構成図である。
図7に示すステップ801において、中継パケットが存在する場合、ステップ804へ進みこの中継パケットの中継伝送を行う。ステップ801において中継パケットが存在しない場合にはステップ809へ進み処理を終了する。ステップ804において中継パケットを送信後、ステップ805において受信成功の可否を判断する。送信成功の可否は、無線LANでは受信相手からのACK信号の有無により検出する。ステップ805においてパケットの送信に失敗したならばステップ806へ進み衝突検出パケットを始点ノードへ向けて伝送する。この衝突検出パケットは中継パケットとは逆方向に中継伝送され、始点ノードへと伝達される。ステップ806において衝突検出パケットを送信後、ステップ808へ進み、中継パケットの送信がタイムアウトであればこの中継パケットを廃棄した後、ステップ801へ戻り次の中継パケットの伝送処理を開始する。ステップ808において送信タイムアウトでなければ、同一パケットの再送をステップ804にて行う。ステップ805において中継パケットの送信が成功すれば、ステップ801へ戻り、次の中継パケットの伝送を開始する。なお、ステップ804において複数のパケットを連続して伝送する場合もある。
図8に示すように、衝突検出パケットを受信した場合、ステップ901において制御周期P_SをΔP_up_exだけ増大させる。これによって、干渉等により中継途中で発生したパケットの衝突をいち早く始点ノードへ伝え、適切な送信時間間隔を高速に自動調整することが可能となる。
本発明の実施例3における中継経路の設定を図9に基づいて説明する。実施例3において、中継経路の設定以外の事項は実施例1,2と共通である。図9は本発明の実施例3における中継経路の設定を説明する説明図である。
実施例3の中継経路は図9に示すように環状に連なった中継経路である。ここでノードB04からノードB03に至る点線で示した方向の中継経路B05(本発明の部分中継グループ)は周波数F2を割り当て、ノードB03からB04に至る実線で示した方向の中継経路B02(本発明の別の部分中継グループ)では周波数F1を用いる。これにより同一周波数が割り当てられた部分中継経路における中心方向へ向かう干渉が抑制される。
始点ノードをノードB01、終点ノードをノードB06とした場合、パケットは図中に示した矢印方向、すなわちノードB03を経由する方向に中継伝送される。一方、始点ノードをノードB06、終点ノードをノードB01とした場合、ノードB04を経由する方向にパケットは中継伝送される。
このように本発明の実施例3によれば、上下回線方向に依らず常に同一方向の中継伝送が行われ、同一中継系路上で上下回線トラフィックが混在する場合でも中継伝送の方向を常に一方向に保つことが可能となる。
本発明のパケット中継伝送方法は、各無線ノードが無線により互いにパケットの中継を行う無線マルチホップネットワークに、特に無線インターフェースとして無線LANが適用された無線マルチホップネットワークに適用できる。
本発明の最良の形態における周波数リユース距離が3の場合の中継伝送を示すシーケンス図 本発明の最良の形態における周波数リユース距離が5の場合の中継伝送を示すシーケンス図 本発明の実施例1におけるノードの構成を示す図 本発明の実施例1における始点ノードにおけるパケット送受信制御器の動作を示すフローチャート 本発明の実施例1における中継ノードiにおけるパケット送受信制御器の動作を示すフローチャート 本発明の実施例1における中継経路の設定を説明する説明図 本発明の実施例2における中継ノードiにおけるパケット送受信制御器の動作を示すフローチャート 本発明の実施例2における始点ノードにおける衝突検出パケット受信時の動作を説明する機能構成図 本発明の実施例3における中継経路の設定を説明する説明図 従来の無線マルチホップネットワークにおける第1のパケット伝送方法によるパケット中継伝送の様子を示すシーケンス図 従来の無線マルチホップネットワークにおける第2のパケット伝送方法によるパケット中継伝送の様子を示すシーケンス図
符号の説明
i(i=1,2,・・,n) 中継ノード番号
N_i 中継ノードiの中継ノード
N_S 始点ノード
N_E 終点ノード
f1,f2・・,F1,F2・・ 周波数
P_S 始点ノードにおける送信周期
P_i 中継ノードiにおける送信待機時間
P_S_3,P_S_5 周波数リユース距離3,5の場合の送信周期
TM タイマの経過時間
ΔP_up 始点ノードにおける送信周期の増大量
ΔP_down 始点ノードにおける送信周期の減少量
ΔPi_up 中継ノードiにおける送信周期の増大量
ΔPi_down 中継ノードiにおける送信周期の減少量
ΔP_up_ex 衝突検出パケットを受信した場合に適用する始点ノードにおける送信周期の増大量
ΔP_down_ex 衝突検出パケットを受信した場合に適用する始点ノードにおける送信周期の減少量
T1 時間

Claims (9)

  1. 終点ノードと、該終点ノードへ向けてパケット送信を行う始点ノードと、前記終点ノードと前記始点ノードの間に配置された中継ノードN_i(中継ノード番号i=1,2,・・,n)とから構成される中継経路で、前記始点ノードが有する複数の送信パケットを各中継ノードN_i経由で前記終点ノードへ向けて中継伝送する無線マルチホップネットワークにおけるパケット伝送方法であって、
    前記始点ノードは周波数リユース間隔と対応した送信周期P_Sで間欠的にパケットを送信し、前記中継ノードN_iのそれぞれにおいては前記パケットを受信して、前記周波数リユース間隔と対応した送信待機時間P_i後に該パケットを次の中継ノードN_i+1または前記終点ノードへ中継伝送することを特徴とするパケット伝送方法。
  2. 前記パケットが複数の連続する部分パケットからなることを特徴とする請求項1に記載のパケット伝送方法。
  3. 前記始点ノードにおいては、パケットの送信に成功した場合前記送信周期P_Sを短くするとともに、パケットの送信に失敗した場合には前記送信周期P_Sを長くし、各中継ノードN_iにおいては、それぞれでパケットの送信に成功した場合前記送信待機時間間隔P_iを短くするとともに、パケットの送信に失敗した場合には前記送信待機時間間隔P_iを長くすることを特徴とする請求項1または2に記載のパケット伝送方法。
  4. 全ての中継ノードN_iに対して前記送信待機時間P_iを0とし、周波数リユース間隔が長ければ前記送信周期P_Sを大きく、周波数リユース間隔が短ければ小さく設定することを特徴とする請求項1または2に記載のパケット伝送方法。
  5. 前記始点ノードにおいて、パケットの送信に成功した場合前記送信周期P_Sを短くし、パケットの送信に失敗した場合は前記送信周期P_Sを長くすることを特徴とする請求項4に記載のパケット伝送方法。
  6. 前記始点ノードにおいて前記送信周期P_Sを所定時間周期毎に小さくし、ある中継ノードにおいてパケット送信に失敗した場合に、該中継ノードは送信元である前記始点ノードへ向けて衝突検出パケットを送信し、前記始点ノードにおいて前記衝突検出パケットを受信したときは前記送信周期P_Sを大きくすることを特徴とする請求項4または5に記載のパケット伝送方法。
  7. 終点ノードを共通とする無線マルチホップネットワークが複数存在し、各無線マルチホップネットワークにおいては、それぞれで前記終点ノードを除く内部の全てのノードが同一の周波数を割り当てられるとともに、各無線マルチホップネットワーク間では該周波数が異なるように割り当てられ、異なった周波数が割り当てられた無線マルチホップネットワークを渦巻状に重畳配置することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のパケット伝送方法。
  8. 前記始点ノードと前記終点ノードを含む環状の中継経路を形成し、該中継経路を複数に分断して部分中継グループを形成し、該部分中継グループ内においては全てのノードに等しい周波数を割り当て、別の部分中継グループ間では異なる周波数を割り当てることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のパケット伝送方法。
  9. 現在伝送中である始点ノードAとは別の新たな始点ノードBが出現し、かつ該始点ノードA,Bが属する無線マルチホップネットワークが同一である場合に、前記始点ノードAの伝送が完了してから新たな始点ノードBによる伝送を開始することを特徴とする請求項7または8に記載のパケット伝送方法。
JP2003380303A 2003-11-10 2003-11-10 無線マルチホップネットワークにおけるパケット伝送方法 Expired - Lifetime JP4496336B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003380303A JP4496336B2 (ja) 2003-11-10 2003-11-10 無線マルチホップネットワークにおけるパケット伝送方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003380303A JP4496336B2 (ja) 2003-11-10 2003-11-10 無線マルチホップネットワークにおけるパケット伝送方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005143046A true JP2005143046A (ja) 2005-06-02
JP4496336B2 JP4496336B2 (ja) 2010-07-07

Family

ID=34690084

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003380303A Expired - Lifetime JP4496336B2 (ja) 2003-11-10 2003-11-10 無線マルチホップネットワークにおけるパケット伝送方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4496336B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007053588A (ja) * 2005-08-18 2007-03-01 Nec Corp パケット再送方式、パケット再送システム、パケット再送プログラム及びプログラム記録媒体
WO2008007418A1 (fr) 2006-07-10 2008-01-17 Mitsubishi Electric Corporation Système et procédé de répétition de données
WO2009096423A1 (ja) 2008-01-29 2009-08-06 Kyushu University, National University Corporation ネットワークシステム、ノード、パケットフォワーディング方法、プログラム及び記録媒体
WO2009123112A1 (ja) 2008-03-31 2009-10-08 国立大学法人九州大学 ネットワークシステム、ノード、パケットフォワーディング方法、プログラム及び記録媒体
US8149760B2 (en) 2008-01-14 2012-04-03 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and mobile system for path management in multi-hop cellular network and data frame used for the method and the mobile system
EP3565314A1 (en) 2018-05-02 2019-11-06 Picocela Inc. Wireless route control method, wireless communication system, and wireless node
WO2019211907A1 (ja) 2018-05-02 2019-11-07 PicoCELA株式会社 無線経路制御方法、無線通信システム、無線ノード、及び、無線経路制御プログラム
WO2020170374A1 (ja) * 2019-02-20 2020-08-27 三菱電機株式会社 無線局、データ集約局、無線システム、無線局の伝送制御方法およびデータ集約局の伝送制御方法

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI520629B (zh) 2011-02-18 2016-02-01 Univ Kyushu Nat Univ Corp A transmission cycle determining method, a transmission cycle determining means, and a computer-readable recording medium
JP6580462B2 (ja) 2015-11-02 2019-09-25 PicoCELA株式会社 ネットワークシステム、ノード、フレーム通信方法及びプログラム

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007053588A (ja) * 2005-08-18 2007-03-01 Nec Corp パケット再送方式、パケット再送システム、パケット再送プログラム及びプログラム記録媒体
WO2008007418A1 (fr) 2006-07-10 2008-01-17 Mitsubishi Electric Corporation Système et procédé de répétition de données
US8149760B2 (en) 2008-01-14 2012-04-03 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and mobile system for path management in multi-hop cellular network and data frame used for the method and the mobile system
WO2009096423A1 (ja) 2008-01-29 2009-08-06 Kyushu University, National University Corporation ネットワークシステム、ノード、パケットフォワーディング方法、プログラム及び記録媒体
WO2009123112A1 (ja) 2008-03-31 2009-10-08 国立大学法人九州大学 ネットワークシステム、ノード、パケットフォワーディング方法、プログラム及び記録媒体
JP5388137B2 (ja) * 2008-03-31 2014-01-15 国立大学法人九州大学 ネットワークシステム、ノード、パケットフォワーディング方法、プログラム及び記録媒体
WO2019211907A1 (ja) 2018-05-02 2019-11-07 PicoCELA株式会社 無線経路制御方法、無線通信システム、無線ノード、及び、無線経路制御プログラム
JP2019195140A (ja) * 2018-05-02 2019-11-07 PicoCELA株式会社 無線経路制御方法、無線通信システム、無線ノード、及び、無線経路制御プログラム
EP3565314A1 (en) 2018-05-02 2019-11-06 Picocela Inc. Wireless route control method, wireless communication system, and wireless node
US11019550B2 (en) 2018-05-02 2021-05-25 Picocela Inc. Controlling tree topology over mesh topology based on autonomous decentralized control
US11483757B2 (en) 2018-05-02 2022-10-25 Picocela Inc. Wireless route control method, wireless communication system, and wireless node
JP7218852B2 (ja) 2018-05-02 2023-02-07 PicoCELA株式会社 無線経路制御方法、無線通信システム、無線ノード、及び、無線経路制御プログラム
US11765639B2 (en) 2018-05-02 2023-09-19 Picocela Inc. Controlling tree topology over mesh topology based on autonomous decentralized control
US11838847B2 (en) 2018-05-02 2023-12-05 Picocela Inc. Wireless route control method, wireless communication system, and wireless node
WO2020170374A1 (ja) * 2019-02-20 2020-08-27 三菱電機株式会社 無線局、データ集約局、無線システム、無線局の伝送制御方法およびデータ集約局の伝送制御方法
JPWO2020170374A1 (ja) * 2019-02-20 2021-04-01 三菱電機株式会社 無線局、データ集約局、無線システム、無線局の伝送制御方法、データ集約局の伝送制御方法、制御回路および記憶媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP4496336B2 (ja) 2010-07-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3186901B1 (en) Sudac, user equipment, base station and sudac system
Kuran et al. A survey on emerging broadband wireless access technologies
JP4921492B2 (ja) 多重ホップ中継方式の広帯域無線アクセス通信システムにおける中継サービスを支援するための装置及び方法
US20060198337A1 (en) Method and apparatus for operating a node in an ad-hoc communication system
JP2004187297A (ja) Ieee802.11準拠の無線lanのための、スケジューリング情報パラメータセットを使用した集中制御役の受け渡し方法
JP2006074325A (ja) 無線通信システム、中継局装置および基地局装置
JP4534807B2 (ja) 通信装置及びマルチホップによる基地局への接続方法
JP2007266697A (ja) 無線通信方法、無線通信装置、および無線通信プログラム
US20080043747A1 (en) Apparatus, method, system and software product for a scheduling synchronization mechanism in a multi-hop environment
JP4496336B2 (ja) 無線マルチホップネットワークにおけるパケット伝送方法
JP4897653B2 (ja) 無線通信システム、無線中継方法、基地局装置および中継局装置
JP2007068092A (ja) 無線通信方法および中継局
JP2007006199A (ja) 高速無線アクセスシステムにおける中継局のメディアアクセス制御方法及びプログラム
WO2023202534A1 (zh) 多跳传输方法及通信装置
JPWO2010146625A1 (ja) 通信装置
US20150271801A1 (en) Wireless communication apparatus and method, wireless terminal, memory card, and integrated circuit
JP5558258B2 (ja) 無線通信システムおよび無線通信方法
US10862707B2 (en) Network system, node, frame communication method, and program
JP4863950B2 (ja) 無線通信システム、無線中継方法、基地局装置、中継局装置および無線中継プログラム
WO2016027395A1 (ja) 無線通信システム、及び、無線基地局
WO2011085515A1 (zh) 中继传输方法及其设备
JP2007060366A (ja) 無線通信装置および無線通信方法
JP2006157637A (ja) 無線通信方法及び無線通信システム
JP5133282B2 (ja) 無線中継装置および無線中継方法
WO2022168393A1 (ja) 通信装置、通信装置の制御方法、およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061109

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090312

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090430

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091222

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100208

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100303

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100311

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4496336

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140423

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term