JP2005142060A - 補助信号灯具 - Google Patents

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Masao Tomaru
正夫 登丸
Yuji Shimizu
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Abstract

【課題】 補助信号灯具において、製造コストおよび管理コストを低減する。
【解決手段】 方向指示灯として発光する発光手段10と、この発光手段10が内部に配設されるハウジング20と、ハウジング20内部へのゴミの侵入を防止する薄板透明樹脂製のカバー40と、リヤガラス210の被貼着面に貼着される両面粘着テープ50とからなり、ハウジング20は、リヤガラス210の被貼着面形状に倣う可撓性材料の一種であるEPDMゴム材によって形成され、発光手段10の薄型基板11およびカバー40も可撓性を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、補助信号灯具に関し、詳細には、車両のリヤガラスに、その車室内側から取り付けられる補助信号灯具の改良に関する。
従来より、車両には、ブレーキランプやターンシグナルランプ等各種の信号灯具が取り付けられており、これら信号灯具のランプの点消灯によって、車両の状況、挙動や運転者の意図を他車や歩行者等に知らしめるようにしている。
また、近年は、外部への注意をさらに喚起することを目的として、信号灯具に連動して点消灯する補助信号灯具が装着されることもある。
このような補助信号灯具の代表的なものには、ハイマウントストップランプやセンターストップランプと称されるものがあり、これはブレーキランプに連動して点消灯する。そして、このハイマウントストップランプ等の補助信号灯具は、開口した一面にレンズやリフレクタが設置された中空略直方体状の樹脂製ハウジングの内部にランプが設けられた構成であり、このレンズ等を車両後方に向けて、ハウジングを車室天井部やリヤパーセルトレイ、あるいはリヤガラスに取り付けられる等して、車室内に設置される(特許文献1)。
特開平8−192677号
ところで、上述した従来の補助信号灯具をリヤガラスの内面に貼着して取り付ける場合、ハウジングの貼着面を、リヤガラスの内面形状に合致した形状とする必要がある。一方、リヤガラスの内面形状は複雑な3次元形状に形成されているため、車種ごとに異なるとともに、1つのリヤガラスにおいても部位ごとに異なるものとなっている。
このため、特にカーショップ等において後付け部品として供給される補助信号灯具は、車種ごと、および部位ごとに異なる形状の貼着面を有するハウジングを、その車種の数および貼着部位の数に応じて膨大な種類、準備しなければならず、製造コストおよび管理コストが非常に大きなものとなる。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、製造コストおよび管理コストを低減することができる補助信号灯具を提供することを目的とするものである。
本発明に係る補助信号灯具は、車両に予め設置された信号灯具の点消灯に連動して点消灯する発光手段と、該発光手段が内部に配設されるハウジングとを少なくとも備え、前記ハウジングが、前記車両のリヤガラスの車室内側の面に貼着される補助信号灯具であって、前記ハウジングは、前記リヤガラスの被貼着面形状に倣う可撓性材料によって形成され、前記発光手段は、可撓性を有する基板と、この基板上に配列された複数のLEDとを備えたことを特徴とする。
ここで、補助信号灯具には、ブレーキランプやターンシグナルランプ等、車両の状況や挙動あるいは運転者の意図を外部に知らしめる目的で車両に設けられている各種信号灯具に対応して、補助的に用いられる各種のものを含む。
なお、ブレーキランプには、ブレーキペダル操作に応じて点消灯する通常のブレーキランプの他、例えば中大型車等に用いられる排気ブレーキの作動に応じて点消灯するブレーキランプなども含む。
また、可撓性材料としては、ゴム材を始めとした弾性材料や軟質樹脂などを適用することができる。
本発明に係る補助信号灯具によれば、発光手段が内部に配設され、車両のリヤガラスの車室内側の面に貼着されるハウジングが、このリヤガラスの被貼着面形状に倣う可撓性材料によって形成されていることにより、ハウジングがこの被貼着面に倣って変形するため、車両の車種や部位ごとに異なる曲面形状のリヤガラスに対しても貼着することができる。
しかも、発光手段を構成する基板も可撓性を有するため、ハウジングの撓み変形に従動して基板も撓む。したがって、基板がハウジングの撓み変形を阻害することがなく、補助信号灯具全体として優れた可撓性を有するものとなる。
したがって、車種等ごとに専用のハウジングを用意する必要がなく、単一のハウジングによって、膨大な種類の車種等に対応することができ、汎用性を有するものとすることができる。よって、製造コストおよび管理コストを低減することができる。
このように、補助信号灯具が汎用性を有することは、使用者によって貼着部位が選択されるような後付け部品として供給される場合に、より有用である。
以下、本発明の補助信号灯具に係る最良の実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、本発明に係る補助信号灯具の一実施形態であるターンシグナルランプを示す斜視図である。
図示のターンシグナルランプ100(補助信号灯具)は、図2に示すように、車両200のリヤガラス210の下部右寄り部分に、その車室内側から貼着され、車両200に予め設けられている固定の右用のターンシグナルランプ230(信号灯具)の点消灯に連動して点消灯するように、車両200の右側部に配索されている右用のターンシグナルランプ230の信号線220に接続されている。
ここで、車両200の後部右側には右用のターンシグナルランプ230が予め固定的に組み付けられており、車両200の後部左側には、図示を省略した左用のターンシグナルランプが予め固定的に組み付けられており、右用のターンシグナルランプ230への信号線220は車両200の右側部に配索され、左用のターンシグナルランプへの信号線(図示省略)は、車両200の左側に配索されている。
なお、以下に詳説するターンシグナルランプ100は、右折または車両右方RHへの車線変更に対応した右用のものであるが、図2に示した左用のターンシグナルランプ100′も右用のターンシグナルランプ100と同様の構成であり、右用のターンシグナルランプ100を上下反対にして、リヤガラス210の下部左寄り部分に貼着され、車両200の左側部の信号線に結線されることにより、左用のターンシグナルランプ100′として使用される。
このターンシグナルランプ100は、図1に示すように、方向指示灯として発光する発光手段10と、この発光手段10が内部に配設されるハウジング20と、ハウジング20内部へのゴミの侵入を防止する薄板透明樹脂製のカバー40と、リヤガラス210の被貼着面に貼着される両面粘着テープ50とからなる。
発光手段10は、図3の分解斜視図に示すように、ガラス入りエポキシ製の可撓性を有する長尺の薄板基板11(基板)と、この薄板基板11上に、長尺方向に沿って一列にマウントされたLED12と、薄板基板11の長尺方向の一方の端部側に纏めて配置された電子回路13と、薄板基板11の長尺方向の他方の端部側に接続されたハーネス14と、このハーネス14を通過させ、後述するハウジング20の出入口25に密着してこの出入口25を塞ぐゴム製または軟質樹脂製のキャップ15とを備えている。
ハーネス14は、薄板基板11に接続されている側の端部とは反対側の端部が、車両200の右用の信号線220に接続される。なお、左用のターンシグナルランプ100′については、外部ハーネス14は、車両200に固定の左用のターンシグナルランプの信号線に接続される。
LED12は、12個のLED12A,12B,…,12Lからなり、電子回路13は、ハーネス14が信号線220に接続された状態において、車両固定のターンシグナルランプ230の点消灯に連動して、LED12A,…,12Lをこの配列順にしたがって順次点消灯させる制御を行うものである。
この具体的な点消灯のパターンは、例えば、車両固定のターンシグナルランプ230の点消灯1サイクルの間に、LED12A,…,12Lが、電子回路13に近い側から、2個ずつ順次追加的に点灯されて、すべてのLED12A,…,12Lが点灯した後に、全てのLED12A,…,12Lを一括的に消灯させる点消灯パターンであり、このように12個のLED12が順次追加的に点灯することにより、LED12の発光光が電子回路13に近い側からハーネス14に近い側の方に伸びるように点灯する。
なお、薄板基板11の裏面11b(図4参照)には、電子回路13、各LED12A,…,12Lおよびハーネス14を接続する結線回路が形成されており、図4の縦断面図に示すように、各LED12A,…,12L等は半田16によってこの結線回路に電気的に接続されている。また、薄型基板11の表面11aは黒色等の暗色に塗装されており、薄型基板11の存在を外部から視認しにくいものとしている。
ハウジング20は、リヤガラス210の被貼着面形状に倣う可撓性材料の一種であるEPDMゴム材によって形成されている。そして、このハウジング20は、長尺中空の略直方体形状に形成され、長尺矩形の4つの周面のうちリヤガラス210に貼着される前面21(貼着面)に、発光手段10による発光光(信号光)を通過させる開口21aが形成され、この前面21のうち開口21aの領域を除いた残存領域に、両面粘着テープ50が貼付されている。
また、このハウジング20の前面21には、前面21とハウジング20の内部に配設された発光手段10との間に装着されるカバー40の脱落を防止するリップ21b,21bが形成されている。
さらに、ハウジング20の両端面23,24のうち一方の端面24には、発光手段10がハウジング20の内部に挿入される出入口25が形成されており、この出入口25から、発光手段10の電子回路13側の端部が挿入され、薄型基板11の全体がハウジング11内に挿入されると、発光手段10のキャップ15がこの出入口25に嵌挿されて、出入口25が塞がれる。
カバー40は、非常に薄く形成されており可撓性を有している。また、このカバー40は、テクスチャ(模様)がシルク印刷されている領域である目隠し部42と、透明な素通し領域である窓部41とからなり、目隠し部42は、このカバー40がハウジング20に装着された状態で、ハウジング20の内部に配設された発光手段10の電子回路13に対向する領域に対応しており、印刷されたテクスチャが電子回路13を隠蔽している。
また、窓部41の縁部近傍には、略相似形の矩形環41aがシルク印刷されているが、この矩形環41aもLED12以外の基板部分を隠蔽する機能を果たしている。なお、目隠し部42は、テクスチャの印刷に代えて、濃色を塗りつぶし印刷してもよい。
両面粘着テープ50は、ハウジング20の前面21に予め貼付されているが、この両面粘着テープ50の、リヤガラス210に貼付される面には、図示しない離型紙が貼り付けられており、実際にこのターンシグナルランプ100がリヤガラス210に貼着される際に、離型紙が剥離されて、リヤガラス210に貼着される。
また、ハウジング20は、図4の縦断面図に示すように、その内部に、薄型基板11を案内する基板溝27,27(案内溝)と、カバー40を保持するカバー溝26,26とが形成されている。
基板溝27,27は、薄型基板11の厚さL2よりも広い溝幅L1に形成されており、薄型基板11は、この溝幅L1の範囲内で、前後方向に相対移動可能となっている。なお、基板溝27,27の溝底間の長さW1は、基板11の幅と略同一に形成されており、薄型基板11は基板溝27,27間に挿し入れられて、この薄型基板11の厚さ方向に沿った端面が基板溝27,27の各溝底に接触した摩擦力のみによってハウジング20に保持されている。
そして、ハウジング20の端面24に形成された出入口25から基板溝27,27に、薄型基板11を挿入させる構成により、発光手段10をハウジング20に挿入する際は、薄型基板11の厚さ方向に沿った端面と基板溝27,27の溝底との僅かな接触面による摩擦力のみが挿入反力として作用するだけであり、組立作業性を向上させることができる。
カバー溝26,26の溝幅L3も、カバー40の厚さL4より広く形成されており、またカバー溝26,26の溝底間の長さW2は、カバー40の幅と略同一に形成されており、カバー40は、カバー溝26,26間に挿し入れられて、このカバー40の厚さ方向に沿った端面がカバー溝26,26の溝底に接触した摩擦力およびリップ21b,21bによってハウジング20に保持されている。
なお、この基板溝27と薄型基板11との位置関係およびカバー溝26とカバー40との位置関係は、ハウジング20の長手方向について曲げ応力が作用していない状態では、図5の横断面図に示す配置となっている。
次に、本実施形態に係るターンシグナルランプ100の作用について説明する。
まず、ハウジング20の前面21に貼付された両面粘着テープ50の図示しない離型紙が剥離され、この両面粘着テープ50が貼付された前面21が、車両200のリヤガラス210の車室内面下部右寄り部分(車室内から後方を見たときの下部左寄り部分)等、所望の設置位置に押圧される。
ここで、ハウジング20は可撓性材料によって形成されているため、貼着面である前面21がリヤガラス210の被貼着面に倣うようにハウジング20全体が変形し、ターンシグナルランプ100は、この変形した状態のまま、両面粘着テープ50の粘着力によってリヤガラス210に貼着される。
なお、リヤガラス210の下部右寄り部分に貼着されるターンシグナルランプ100の向きは、発光手段10のハーネス14が車両200の右外側方向、発光手段10の電子回路13が車両200の車幅方向の中央方向となる略水平向きである。
一方、リヤガラス210の下部左寄り部分に貼着されるターンシグナルランプ100′の向きは、発光手段10のハーネス14が車両200の左外側方向、発光手段10の電子回路13が車両200の車幅方向の中央方向となる略水平向きである。
このように、本実施形態に係るターンシグナルランプ100によれば、ハウジング20が被貼着面に倣って変形するため、車両の車種や部位ごとに異なる曲面形状のリヤガラスに対しても貼付することができ、したがって、車種等ごとに専用のハウジングを用意する必要がなく、単一のハウジングによって、膨大な種類の車種等に対応することができ、汎用性を有するものとすることができる。よって、製造コストおよび管理コストを低減することができる。
また、薄型基板11はハウジング20の基板溝27,27に対して挿し入れられているに過ぎず、ハウジング20に固着されているものではないため、ハウジング20がリヤガラス210の曲面形状に応じて長手方向について撓んだときも、薄型基板11は長手方向について基板溝27,27に対して相対的に摺動し、ハウジング20の撓み変形を阻害することがない。
カバー40についても、ハウジング20に固着されているものではないため、ハウジング20が撓んだときも、カバー40は長手方向についてカバー溝26,26に対して相対的に摺動し、ハウジング20の撓み変形を阻害することがない。
また、薄型基板11自体およびカバー40自体も可撓性を有するため、ハウジング20の撓み変形に従動して撓むため、ターンシグナルランプ100全体としても優れた可撓性を有する。
さらに、リヤガラス210が、ターンシグナルランプ100の長手方向について、例えば図6に示すような曲率半径R1の曲面形状である場合、このリヤガラス210に貼付されたハウジング10の基板溝27は、このリヤガラス210の曲率半径R1に応じた曲率半径R2の弧状に変形するが、基板溝27の溝幅L1は、薄型基板11の厚さL2よりも大きいため、基板溝27の両端部(図6におけるC−C線断面部およびE−E線断面部)では、図7(b)に示すように、薄型基板11は基板溝27の前壁27aに当接し、基板溝27の中央部(図6におけるD−D線断面部)では、図7(a)に示すように、薄型基板11は基板溝27の後壁27bに当接する。
この結果、薄型基板11の曲率半径R3は、基板溝27の曲率半径R2よりも大きくなり、基板溝27の曲率半径R2と同一の曲率半径で曲げられる場合よりも、この薄型基板11に作用する曲げモーメントを小さくすることができる。したがって、薄型基板11の長手方向について、負荷を低減させることができる。
さらにまた、リヤガラス210が、その高さ方向についても、例えば図8に示すように曲率を有する場合、このリヤガラス210に貼付されたハウジング20は、基板溝27,27間の方向について反るように弧状に変形するが、基板溝27の溝幅L1は、薄型基板11の厚さL2よりも大きいため、薄型基板11の上端側(または下端側)は、基板溝27の前壁27aに当接し、薄型基板11の下端側(または上端側)は、基板溝27の後壁27bに当接する。
この結果、薄型基板11の幅方向の曲率半径は、基板溝27,27間の曲率半径よりも大きくなり、基板溝27,27間の曲率半径と同一の曲率半径で曲げられる場合よりも、この薄型基板11に作用する曲げモーメントを小さくすることができる。したがって、薄型基板11の幅方向についても、負荷を低減させることができる。
以上のように、各ターンシグナルランプ100,100′がリヤガラス210に貼着された後、ハーネス14が、車両固定の各ターンシグナルランプの信号線に接続される。すなわち、右用のターンシグナルランプ100のハーネス14は、車両200の左側に配索されている信号線220に接続され、左用のターンシグナルランプ100′のハーネス14は、車両200に左側に配索されている信号線に接続される。
そして、車両固定の右ターンシグナルランプの信号線に接続された後は、車両固定のターンシグナルランプの点消灯1サイクルの間に、右または左の対応するターンシグナルランプ100または100′の各LED12A,…,12Lが、電子回路13に近い側からハーネス14に近い側に向けて2個ずつ順次追加的に点灯し、全LED12A,…,12Lが点灯すると、全LED12A,…,12Lが一括的に消灯する。
この結果、方向指示しようとする方向に向けてLED12の発光光が伸びるように視認され、外部に対する合図として、よりインパクトの強い印象を与えることができ、注意喚起性能を高めることができる。なお、電子回路13の制御によるLED12の点消灯パターンはこの形態に限るものではなく、複数のLED12を他の点消灯パターンによって順次点消灯させるようにしてもよい。さらにLED12の配列も、1列に限るものではなく、2列以上の配列としてもよく、この場合、長手方向に沿った配列方向について、順次点消灯させる点消灯パターンを採用するのが、注意喚起性能を高めるうえで好ましい。
また、ハウジング20の前面21のうち、開口21aを除いた残存領域に、両面粘着テープ50が予め貼付されていることによって、使用者はこの両面粘着テープ50の離型紙を剥離するだけで、直ぐに貼着作業を行うことができ、使用者の便宜を図ることができる。
なお、本実施形態に係るターンシグナルランプ100は、ハウジング20がEPDMゴム材によって形成されているが、本発明に係る補助信号灯具は、このようなゴム材に限定されるものではなく、リヤガラスの被貼着面形状に倣って変形する可撓性材料によるものであればよい。ただし、ゴム材は弾性材料であるため、わずかな寸法誤差を弾性変形によって吸収することができ、例えば薄型基板11の幅と基板溝27,27間の溝底間隔W1との間にある程度の寸法誤差があっても、この寸法誤差はゴム材の弾性変形によって吸収され、両者を容易に組み立てることができ、製造効率を向上させるうえで、ゴム材を適用するのが好ましい。
また、発光手段10の発光体として複数のLED12A,…,12Lを用いることによって、消費電力を低減することができるとともに、発光体の寿命を大幅に延ばすことができる。
さらに、本実施形態は、本発明に係る補助信号灯具としてターンシグナルランプ100に適用したものであるが、本発明に係る補助信号灯具はこの形態に限定されるものではなく、車両固定のブレーキランプに対応するハイマウントストップランプ等として適用することもできる。ただし、ターンシグナルランプとして適用した場合には、リヤガラスの両側に近い部分に貼着されることとなるが、このリヤガラスの両側に近い部分は、中央部分よりも曲率半径が小さいため、リヤガラスの被貼着面形状に倣う可撓性材料によってハウジングが形成されている本発明の補助信号灯具を、より効果的に機能させることができる。
なお、ハウジング20の前面21以外の周面には、図9の斜視図に示すように、長手方向に直交する方向に延びる切込み28を形成するのが好ましい。このような切込み28を形成することによって、ハウジング20の長手方向に直交する方向の剛性を低下させることができ、ハウジング20の可撓性をさらに高めることができる。
また、ハウジング20の背面22には、凹部30を設けてもよい。ハウジング20の背面22は、車室内側から視認される部分であるため、このように形成された凹部30に、剛性の低い塩ビ製のステッカー等を貼付することによって、外観品質を向上させることができるととともに、そのようなステッカー等は背面22の表面よりも陥凹した位置に貼付されるため、剥離しにくいものとすることができる。
さらに、この背面22に、発光手段10が配設されるハウジング20の内部と外部とを連通させる通気孔29を形成してもよい。ターンシグナルランプ100が貼付されるリヤガラス210等は車室内と車室外とを画するため、このリヤガラス210等の内面近傍部分は、外気の温度の影響を最も受けやすく、車室内の温度および湿度との関係に応じて、ハウジング20の内部に結露等を生じる虞があるが、このような通気孔29を形成することによって、そのような結露等の発生を抑制することができる。
また、本実施形態に係るターンシグナルランプ100のハウジング20は、前面21が背面22よりも長い中空の断面略台形形状を呈しているが、このように背面22の幅が前面21の幅よりも狭く形成されていることによって、前面21と背面22とを繋ぐ他の長尺周面が傾斜面となり、後続車からは、リヤガラス210に接する前面21のみが視認され、傾斜面は視認されないため、平面的で輪郭が明瞭な印象を与え、外観品質を向上させることができる。
一方、車室内側からは、背面22の占有面積が小さく視認されるため、コンパクトな印象を与えることができる。
本発明に係る補助信号灯具の一実施形態であるターンシグナルランプを示す斜視図である。 図1に示したターンシグナルランプが車両に取り付けられた状態を示す模式図である。 図1に示したターンシグナルランプの分解斜視図である。 図1におけるA−A線に沿った面による断面図である。 図4におけるB−B線に沿った断面図である。 リヤガラスの車幅方向の曲面に沿って貼付された状態における図5相当の断面図である。 (a)は、図5におけるC−C線、D−D線およびE−E線並びに図6におけるD−D線に沿った断面図、(b)は、図6におけるC−C線およびE−E線に沿った断面図である。 リヤガラスが、その高さ方向について曲率を有する場合の断面図である。 ハウジングの背面側の詳細を示す斜視図である。
符号の説明
10 発光手段
11 薄型基板(基板)
11a 表面
11b 裏面
12 LED
12A〜12L LED
13 電子回路
14 ハーネス
15 キャップ
16 半田
20 ハウジング
21 前面(貼着面)
21a 開口
21b リップ
22 背面
23,24 端面
25 出入口
26 カバー溝
26a,27a 前壁
26b,27b 後壁
27 基板溝(案内溝)
28 切込み
29 通気孔
30 凹部
40 カバー
41 窓部
42 目隠し部
50 両面粘着テープ
100 ターンシグナルランプ(補助信号灯具)
200 車両
210 リヤガラス
Up 車両上方
Fr 車両前方
Rr 車両後方
LH 車両左方
RH 車両右方

Claims (6)

  1. 車両に予め設置された信号灯具の点消灯に連動して点消灯する発光手段と、該発光手段が内部に配設されるハウジングとを少なくとも備え、前記ハウジングが、前記車両のリヤガラスの車室内側の面に貼着される補助信号灯具であって、
    前記ハウジングは、前記リヤガラスの被貼着面形状に倣う可撓性材料によって形成され、前記発光手段は、可撓性を有する基板と、この基板上に配列された複数のLEDとを備えたことを特徴とする補助信号灯具。
  2. 前記信号灯具は、ターンシグナルランプであることを特徴とする請求項1に記載の補助信号灯具。
  3. 前記複数個のLEDは1列または2列以上で配列され、前記発光手段は、前記複数のLEDを長手方向の配列順にしたがって順次点消灯させる電子回路を備え、該電子回路は前記基板上に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の補助信号灯具。
  4. 前記リヤガラスに貼着される前記ハウジングの貼着面と、このハウジングの内部に配設された前記発光手段との間に、カバーが設けられ、このカバーの、前記電子回路に対向する領域は、この電子回路を隠蔽する模様が描かれ、あるいはこの電子回路を隠蔽する色が着色されていることを特徴とする請求項3に記載の補助信号灯具。
  5. 前記ハウジングは、長尺中空の略直方体形状に形成され、長尺矩形の4つの周面のうち前記リヤガラスに貼着される貼着面に、前記発光手段による信号光を通過させる開口が形成され、前記貼着面のうち前記開口領域を除いた残存領域に、前記リヤガラスの被貼着面に貼着される両面粘着テープが貼付されていることを特徴とする請求項1から4のうちいずれか1項に記載の補助信号灯具。
  6. 前記ハウジングの両端面のうち一方の端面に、前記発光手段が前記ハウジングの内部に挿入される出入口が形成されているとともに、前記ハウジングの内部には、前記発光手段の挿入方向に沿って、前記基板を案内する案内溝が形成され、この案内溝の溝幅が、前記基板の厚さよりも広く形成されていることを特徴とする請求項5に記載の補助信号灯具。

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